JP3230502B2 - 電圧検出回路 - Google Patents

電圧検出回路

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JP3230502B2 JP33179298A JP33179298A JP3230502B2 JP 3230502 B2 JP3230502 B2 JP 3230502B2 JP 33179298 A JP33179298 A JP 33179298A JP 33179298 A JP33179298 A JP 33179298A JP 3230502 B2 JP3230502 B2 JP 3230502B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電圧検出回路に
関し、特に、シングルチップのマイクロコンピュータ、
ROMやRAM等の半導体メモリ、あるいはデジタル・
シグナル・プロセッサ(DSP)等の各種電子回路に内
蔵して好適な電圧検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】シングルチップのマイクロコンピュータ
に内蔵された低電圧検出回路は、従来より、マイクロコ
ンピュータに印加されている電源電圧が基準電圧より低
い電圧に低下したことを検出していた。このため、ほと
んどの回路構成を共通にして電源電圧のみを異ならせた
マイクロコンピュータを設計し、例えば、基準電圧を4
Vに設定した場合、上記低電圧検出回路は、電源電圧が
5Vに設定されたマイクロコンピュータでは、電源電圧
が4Vより低下した時にだけそのことを検出するが、電
源電圧が3Vに設定されたマイクロコンピュータでは、
マイクロコンピュータ内部の他の回路が正常に動作して
いる場合であっても、常時低電圧であることを検出する
ので、CPU(中央処理装置)コアが電源電圧が低下し
たことを認識して、リセット処理等の誤動作防止のため
の処置を施してしまい、マイクロコンピュータ内部の他
の回路の動作も不能になってしまう。
【0003】そこで、このような不都合を回避するため
に、以下に示す2つの手法が考えられる。 (1) マイクロコンピュータの電源電圧に応じて、低
電圧検出回路を動作可能状態に設定するか、常時動作停
止状態に設定するかをマスクオプションとし、製造の際
にいずれかを選択する。上記の例では、電源電圧が5V
に設定されたマイクロコンピュータの製造時には、マス
クオプションとして低電圧検出回路を動作可能状態に設
定し、電源電圧が3Vに設定されたマイクロコンピュー
タの製造時には、マスクオプションとして低電圧検出回
路を常時動作停止状態に設定する。 (2) 低電圧検出回路の初期状態を常時動作停止状態
に設定してマイクロコンピュータを製造し、マイクロコ
ンピュータを使用する際に、その電源電圧に応じて、C
PUコアからの命令により低電圧検出回路の動作を許可
したり、不許可のままにする。上記の例では、低電圧検
出回路は、電源電圧が5Vに設定されたマイクロコンピ
ュータの使用時には、CPUコアからの命令により動作
が許可され、動作可能状態となり、電源電圧が3Vに設
定されたマイクロコンピュータの使用時には、CPUコ
アからの命令により動作が許可されないので、常時動作
停止状態のままとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の(1)の手法は、プログラム等がマスクROMの形
で書き込まれるマスクROMタイプのマイクロコンピュ
ータなど、マスクオプションの指定が可能なマイクロコ
ンピュータの場合には、有効に使用できるが、汎用性が
高く、プログラム等は個々のユーザが使用時にEPRO
Mに書き込むEPROMタイプのマイクロコンピュータ
など、マスクオプションの指定が不可能なマイクロコン
ピュータの場合には、有効に使用できないという欠点が
あった。一方、上記した従来の(2)の手法は、マイク
ロコンピュータの電源電圧に応じて、CPUコアの命令
により低電圧検出回路の動作許可/不許可がなされるの
で、電源電圧に応じてプログラムを変更しなければなら
ず、プログラムの共通化ができないという欠点があっ
た。
【0005】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、マイクロコンピュータ等の本体の製造後であっ
ても、設定される電源電圧に応じて、低電圧検出回路の
動作状態を制御することができ、プログラムの共通化を
図ることができる電圧検出回路を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明に係る電圧検出回路は、電源電
圧が予め設定された第1の基準低電圧以下になったこと
を検出して、第1の低電圧検出信号を出力する第1の低
電圧検出回路と、上記電源電圧が予め設定された、上記
第1の基準低電圧より低い少なくとも1個の第2の基準
低電圧以下になったことを検出して、少なくとも1個の
第2の低電圧検出信号を出力する少なくとも1個の第2
の低電圧検出回路と、上記電源電圧が予め設定された、
上記第1の基準低電圧より高い少なくとも1個の基準高
電圧以上になったことを検出して、少なくとも1個の高
電圧検出信号を出力する少なくとも1個の高電圧検出回
路と、上記少なくとも1個の高電圧検出信号に基づい
て、上記第1の低電圧検出回路及び上記少なくとも1個
の第2の低電圧検出回路をそれぞれ、動作可能状態及び
動作停止状態又は動作停止状態及び動作可能状態に設定
する動作状態設定手段とを備えてなることを特徴として
いる。
【0007】請求項2記載の発明に係る電圧検出回路
は、電源電圧が予め設定された第1の基準低電圧以下に
なったことを検出して、第1の低電圧検出信号を出力す
る第1の低電圧検出回路と、上記電源電圧が予め設定さ
れた、上記第1の基準低電圧より低い第2の基準低電圧
以下になったことを検出して、第2の低電圧検出信号を
出力する第2の低電圧検出回路と、上記電源電圧が予め
設定された、上記第1の基準低電圧より高い基準高電圧
以上になったことを検出して、高電圧検出信号を出力す
る高電圧検出回路と、上記高電圧検出信号に基づいて、
上記第1及び第2の低電圧検出回路をそれぞれ、動作可
能状態及び動作停止状態又は動作停止状態及び動作可能
状態に設定する動作状態設定手段とを備えてなることを
特徴としている。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の電圧検出回路に係り、上記第1の低電圧検出信号又
は上記少なくとも1個の第2の低電圧検出信号に基づい
て、リセット処理を促すためのリセット信号を生成する
リセット信号生成回路を備えてなることを特徴としてい
る。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1又は2記
載の電圧検出回路に係り、上記第1の低電圧検出信号又
は上記少なくとも1個の第2の低電圧検出信号に基づい
て、割込処理を促すための割込要求信号を生成する割込
要求信号生成回路を備えてなることを特徴としている。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1又は2記
載の電圧検出回路に係り、上記第1の低電圧検出信号又
は上記少なくとも1個の第2の低電圧検出信号に基づい
てセットされる、命令により読み取り可能なフラグを備
えてなることを特徴としている。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1又は2記
載の電圧検出回路に係り、上記第1の低電圧検出信号又
は上記少なくとも1個の第2の低電圧検出信号に基づい
て、リセット処理を促すためのリセット信号を生成する
リセット信号生成回路と、上記第1の低電圧検出信号又
は上記少なくとも1個の第2の低電圧検出信号に基づい
てセットされる、命令により読み取り可能なフラグとを
備え、上記リセット信号生成回路又は上記フラグのいず
れか一方の使用が命令により選択可能に構成されている
ことを特徴としている。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項1又は2記
載の電圧検出回路に係り、上記第1の低電圧検出信号又
は上記少なくとも1個の第2の低電圧検出信号に基づい
て、割込処理を促すための割込要求信号を生成する割込
要求信号生成回路と、上記第1の低電圧検出信号又は上
記少なくとも1個の第2の低電圧検出信号に基づいてセ
ットされる、命令により読み取り可能なフラグとを備
え、上記割込要求信号生成回路又は上記フラグのいずれ
か一方の使用が命令により選択可能に構成されているこ
とを特徴としている。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項1乃至7の
いずれか1に記載の電圧検出回路に係り、マイクロコン
ピュータ、半導体メモリや電子回路に内蔵されているこ
とを特徴としている。
【0014】
【0015】
【作用】この発明の構成によれば、本体の製造後であっ
ても、設定される電源電圧に応じて、第1の低電圧検出
回路及び少なくとも1個の第2の低電圧検出回路の動作
状態を制御することができ、プログラムの共通化を図る
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、参考例及び実
施例を用いて具体的に行う。 A.参考例 まず、参考例について説明する。図1は、この発明の参
考例である電圧検出回路の電気的構成を示す回路図であ
る。この例の電圧検出回路は、シングルチップのマイク
ロコンピュータに内蔵されており、低電圧検出回路1
と、高電圧検出回路2と、ラッチ3と、レジスタ4と、
ゲート5と、アンドゲート6と、フラグ7と、内部デー
タバス8とから概略構成されている。
【0017】低電圧検出回路1は、一端に電源電圧VD
Dが印加され、他端が接地され、電源電圧VDDが予め
設定された第1の基準電圧VREF1以下になったこと
を検出して、"H"レベルの検出信号SD1を出力する。
高電圧検出回路2は、一端に電源電圧VDDが印加さ
れ、他端が接地され、電源電圧VDDが予め設定され
た、第1の基準電圧VREF1より高い第2の基準電圧
VREF2以上になったことを検出して、"H"レベルの
検出信号SD2を出力する。
【0018】ラッチ3は、検出信号SD2を一時保持し
てデータDT2として低電圧検出回路1に供給するが、
検出信号SD2が一旦"H"レベルになると、それを保持
し続ける。低電圧検出回路1は、データDT2が"H"レ
ベルの場合には動作可能状態に設定され、データDT2
が"L"レベルの場合には動作停止状態に設定される。レ
ジスタ4は、入力端が内部データバス8に接続され、内
部データバス8を介して供給された図示せぬCPUコア
からの命令により、その内容が"H"レベル又は"L"レベ
ルのいずれか一方に設定される。
【0019】ゲート5は、第1の入力端に検出信号SD
1が入力され、第2の入力端にレジスタ4の出力信号が
反転入力され、検出信号SD1とレジスタ4の出力信号
の反転信号との論理積をとって、その結果が"H"レベル
の場合にフラグ7を"H"レベルにセットする。アンドゲ
ート6は、第1の入力端に検出信号SD1が入力され、
第2の入力端にレジスタ4の出力信号が入力され、検出
信号SD1とレジスタ4の出力信号との論理積をとっ
て、その結果を内部リセット信号SRとして出力する。
【0020】フラグ7は、例えば、セット・リセット型
のフリップフロップ等からなり、ゲート5の"H"レベル
の出力信号によって"H"レベルにセットされ、内部デー
タバス8を介して供給される図示せぬCPUコアからの
命令によって"L"レベルにリセットされる。また、フラ
グ7の内容は、内部データバス8を介して供給される図
示せぬCPUコアからの命令により読み出すことができ
る。
【0021】次に、上記構成の電圧検出回路の動作につ
いて説明する。以下の説明では、動作モードを、初期の
電源電圧VDDBが第2の基準電圧VREF2以上に設
定される第1のモードと、初期の電源電圧VDDBが第
2の基準電圧VREF2以下に設定される第2のモード
とに分けて説明する。
【0022】(a)第1のモード 第1の初期状態 まず、初期状態として、ラッチ3のデータDT2が"L"
レベルに設定されていて低電圧検出回路1は動作停止状
態であり、また、内部データバス8を介して供給された
図示せぬCPUコアからの命令により、フラグ7が"L"
レベルにリセットされていると共に、レジスタ4の内容
が"L"レベルに設定されている場合について、説明す
る。まず、初期の電源電圧VDDBが第2の基準電圧V
REF2以上に設定されると、高電圧検出回路2がその
ことを検出して"H"レベルの検出信号SD2を出力する
ので、ラッチ3は、"H"レベルの検出信号SD2を一時
保持して"H"レベルのデータDT2として低電圧検出回
路1に供給する。これにより、低電圧検出回路1は、動
作可能状態に設定される。
【0023】次に、電源電圧VDDが初期の電源電圧V
DDBより下降し、第2の基準電圧VREF2以下にな
ると、高電圧検出回路2がそのことを検出して"L"レベ
ルの検出信号SD2を出力するが、ラッチ3は、検出信
号SD2が一旦"H"レベルになっているので、それを保
持し続けて、"H"レベルのデータDT2を低電圧検出回
路1に供給し続ける。さらに、電源電圧VDDが下降
し、第1の基準電圧VREF1以下になると、低電圧検
出回路1がそのことを検出して"H"レベルの検出信号S
D1を出力するので、"H"レベルの検出信号SD1がゲ
ート5を通過し、フラグ7が"H"レベルにセットされ
る。したがって、図示せぬCPUコアは、内部データバ
ス8を介して命令によりフラグ7の内容を読み出し、電
源電圧VDDの低下を認識することができる。これによ
り、図示せぬCPUコアは、リセット処理等の誤動作を
防止するための処置を施すことができる。なお、初期状
態として、レジスタ4の内容が"L"レベルに設定されて
いるので、"H"レベルの検出信号SD1はアンドゲート
6を通過せず、内部リセット信号SRは"L"レベルのま
まである。
【0024】第2の初期状態 次に、初期状態として、ラッチ3のデータDT2が"L"
レベルに設定されていて低電圧検出回路1は動作停止状
態であり、また、内部データバス8を介して供給された
図示せぬCPUコアからの命令により、フラグ7が"L"
レベルにリセットされていると共に、レジスタ4の内容
が"H"レベルに設定されている場合について、説明す
る。なお、初期の電源電圧VDDBが設定されてから電
源電圧VDDが第2の基準電圧VREF2以下になる場
合の動作については、上記した第1の初期状態の場合
と略同様であるので、その説明を省略する。
【0025】そして、電源電圧VDDがさらに下降し、
第1の基準電圧VREF1以下になると、低電圧検出回
路1がそのことを検出して"H"レベルの検出信号SD1
を出力するので、"H"レベルの検出信号SD1がアンド
ゲート6を通過し、"H"レベルの内部リセット信号SR
として出力される。したがって、図示せぬCPUコアや
マイクロコンピュータ内部の他の回路は、"H"レベルの
内部リセット信号SRに基づいて、電源電圧VDDの低
下を認識することができ、リセット処理等の誤動作を防
止するための処置を施すことができる。なお、初期状態
として、レジスタ4の内容が"H"レベルに設定されてい
るので、"H"レベルの検出信号SD1はゲート5を通過
せず、フラグ7は"L"レベルにリセットされたままであ
る。
【0026】(b)第2のモード 初期状態として、ラッチ3のデータDT2が"L"レベル
に設定されていて低電圧検出回路1は動作停止状態であ
り、また、内部データバス8を介して供給された図示せ
ぬCPUコアからの命令により、フラグ7が"L"レベル
にリセットされているものとする。まず、初期の電源電
圧VDDBが第2の基準電圧VREF2以下に設定され
ると、高電圧検出回路2がそのことを検出して常時"L"
レベルの検出信号SD2を出力するので、ラッチ3は、
初期状態のまま"L"レベルのデータDT2を低電圧検出
回路1に供給し続ける。これにより、低電圧検出回路1
は、動作停止状態に設定されたままである。
【0027】このような状態において、電源電圧VDD
が下降し、第1の基準電圧VREF1以下になっても、
低電圧検出回路1は、動作停止状態に設定されたままで
あるので、電源電圧VDDが第1の基準電圧VREF1
以下になったことを検出しない。したがって、レジスタ
4にどのような内容が設定されているかに関わらず、フ
ラグ7は"L"レベルにリセットされたままであり、内部
リセット信号SRは"L"レベルのままであるので、図示
せぬCPUコアは、ハードウェア的にもソフトウェア的
にも電源電圧VDDの低下を認識することはなく、マイ
クロコンピュータ内部の他の回路も、電源電圧VDDの
低下を認識することはなく、リセット処理等の処置を施
すことはない。これにより、マイクロコンピュータ内部
の他の回路は正常に動作し続ける。
【0028】このように、この例の構成によれば、初期
の電源電圧VDDBを第2の基準電圧VREF2以上又
は以下に設定することにより、低電圧検出回路1を動作
可能状態又は動作停止状態に設定することができる。こ
のため、マイクロコンピュータを製造した後であっても
低電圧検出回路1を動作可能状態又は動作停止状態に設
定することができるので、マスクROMタイプのマイク
ロコンピュータなど、マスクオプションの指定が可能な
マイクロコンピュータの場合だけでなく、EPROMタ
イプのマイクロコンピュータなど、マスクオプションの
指定が不可能なマイクロコンピュータの場合であって
も、この回路を有効に使用できる。また、この例の構成
によれば、低電圧検出回路1の動作可能状態又は動作停
止状態の設定にプログラムが関与しないため、電源電圧
が異なるマイクロコンピュータにおいて、プログラムの
共通化を図ることができる。
【0029】B.実施例 次に、一実施例について説明する。図2は、この発明の
一実施例である電圧検出回路の電気的構成を示す回路図
である。この例の電圧検出回路は、シングルチップのマ
イクロコンピュータに内蔵されており、低電圧検出回路
11及び12と、高電圧検出回路13と、ラッチ14
と、セレクタ15と、レジスタ16と、ゲート17と、
アンドゲート18と、フラグ19と、内部データバス2
0とから概略構成されている。
【0030】低電圧検出回路11は、一端に電源電圧V
DDが印加され、他端が接地され、電源電圧VDDが予
め設定された第1の基準電圧VREF1以下になったこ
とを検出して、"H"レベルの検出信号SD1を出力す
る。低電圧検出回路12は、一端に電源電圧VDDが印
加され、他端が接地され、電源電圧VDDが予め設定さ
れた、第1の基準電圧VREF1より低い第2の基準電
圧VREF2以下になったことを検出して、"H"レベル
の検出信号SD2を出力する。高電圧検出回路13は、
一端に電源電圧VDDが印加され、他端が接地され、電
源電圧VDDが予め設定された、第1の基準電圧VRE
F2より高い第3の基準電圧VREF3以上になったこ
とを検出して、"H"レベルの検出信号SD3を出力す
る。
【0031】ラッチ14は、検出信号SD3を一時保持
してデータDT3として低電圧検出回路11及び12並
びにセレクタ15に供給するが、検出信号SD3が一
旦"H"レベルになると、それを保持し続ける。低電圧検
出回路11は、データDT3が"H"レベルの場合には動
作可能状態に設定され、データDT3が"L"レベルの場
合には動作停止状態に設定される。一方、低電圧検出回
路12は、データDT3が反転入力されるため、データ
DT3が"H"レベルの場合には動作停止状態に設定さ
れ、データDT3が"L"レベルの場合には動作可能状態
に設定される。セレクタ15は、第1の入力端に検出信
号SD1が入力され、第2の入力端に検出信号SD2が
入力され、制御端に供給されたデータDT3が"H"レベ
ルの場合に検出信号SD1を選択して出力し、データD
T3が"L"レベルの場合に検出信号SD2を選択して出
力する。
【0032】レジスタ16は、入力端が内部データバス
20に接続され、内部データバス20を介して供給され
た図示せぬCPUコアからの命令により、その内容が"
H"レベル又は"L"レベルのいずれか一方に設定され
る。ゲート17は、第1の入力端にセレクタ15の出力
信号が入力され、第2の入力端にレジスタ16の出力信
号が反転入力され、セレクタ15の出力信号とレジスタ
16の出力信号の反転信号との論理積をとって、その結
果が"H"レベルの場合にフラグ19を"H"レベルにセッ
トする。
【0033】アンドゲート18は、第1の入力端にセレ
クタ15の出力信号が入力され、第2の入力端にレジス
タ16の出力信号が入力され、セレクタ15の出力信号
とレジスタ16の出力信号との論理積をとって、その結
果を内部リセット信号SRとして出力する。フラグ19
は、例えば、セット・リセット型のフリップフロップ等
からなり、ゲート17の"H"レベルの出力信号によっ
て"H"レベルにセットされ、内部データバス20を介し
て供給される図示せぬCPUコアからの命令によって"
L"レベルにリセットされる。また、フラグ19の内容
は、内部データバス20を介して供給される図示せぬC
PUコアからの命令により読み出すことができる。
【0034】次に、上記構成の電圧検出回路の動作につ
いて説明する。以下の説明では、動作モードを、初期の
電源電圧VDDBが第3の基準電圧VREF3以上に設
定される第1のモードと、初期の電源電圧VDDBが第
3の基準電圧VREF3以下に設定される第2のモード
とに分けて説明する。
【0035】(a)第1のモード 第1の初期状態 まず、初期状態として、ラッチ14のデータDT3が"
L"レベルに設定されていて低電圧検出回路11は動作
停止状態である一方、低電圧検出回路12は動作可能状
態であり、また、内部データバス20を介して供給され
た図示せぬCPUコアからの命令により、フラグ19
が"L"レベルにリセットされていると共に、レジスタ1
6の内容が"L"レベルに設定されている場合について、
説明する。まず、初期の電源電圧VDDBが第3の基準
電圧VREF3以上に設定されると、高電圧検出回路1
3がそのことを検出して"H"レベルの検出信号SD3を
出力するので、ラッチ14は、"H"レベルの検出信号S
D3を一時保持して"H"レベルのデータDT3として低
電圧検出回路11及び12並びにセレクタ15に供給す
る。これにより、低電圧検出回路11は、動作可能状態
に設定される一方、低電圧検出回路12は、動作停止状
態に設定される。また、セレクタ15は、"H"レベルの
データDT3に基づいて、検出信号SD1を選択して出
力する状態となる。
【0036】次に、電源電圧VDDが初期の電源電圧V
DDBより下降し、第3の基準電圧VREF3以下にな
ると、高電圧検出回路13がそのことを検出して"L"レ
ベルの検出信号SD3を出力するが、ラッチ14は、検
出信号SD3が一旦"H"レベルになっているので、それ
を保持し続けて、"H"レベルのデータDT3を低電圧検
出回路11及び12並びにセレクタ15に供給し続け
る。さらに、電源電圧VDDが下降し、第1の基準電圧
VREF1以下になると、低電圧検出回路11がそのこ
とを検出して"H"レベルの検出信号SD1を出力するの
で、"H"レベルの検出信号SD1がセレクタ15及びゲ
ート17を通過し、フラグ19が"H"レベルにセットさ
れる。したがって、図示せぬCPUコアは、内部データ
バス20を介して命令によりフラグ19の内容を読み出
し、電源電圧VDDの低下を認識することができる。こ
れにより、図示せぬCPUコアは、リセット処理等の誤
動作を防止するための処置を施すことができる。なお、
初期状態として、レジスタ16の内容が"L"レベルに設
定されているので、"H"レベルの検出信号SD1はアン
ドゲート18を通過せず、内部リセット信号SRは"L"
レベルのままである。
【0037】第2の初期状態 次に、初期状態として、ラッチ14のデータDT3が"
L"レベルに設定されていて低電圧検出回路11は動作
停止状態である一方、低電圧検出回路12は動作可能状
態であり、また、内部データバス20を介して供給され
た図示せぬCPUコアからの命令により、フラグ19
が"L"レベルにリセットされていると共に、レジスタ1
6の内容が"H"レベルに設定されている場合について、
説明する。なお、初期の電源電圧VDDBが設定されて
から電源電圧VDDが第3の基準電圧VREF3以下に
なる場合の動作については、上記した第1の初期状態
の場合と略同様であるので、その説明を省略する。そし
て、電源電圧VDDがさらに下降し、第1の基準電圧V
REF1以下になると、低電圧検出回路11がそのこと
を検出して"H"レベルの検出信号SD1を出力するの
で、"H"レベルの検出信号SD1がセレクタ15及びア
ンドゲート18を通過し、"H"レベルの内部リセット信
号SRとして出力される。したがって、図示せぬCPU
コアやマイクロコンピュータ内部の他の回路は、"H"レ
ベルの内部リセット信号SRに基づいて、電源電圧VD
Dの低下を認識することができ、リセット処理等の誤動
作を防止するための処置を施すことができる。なお、初
期状態として、レジスタ16の内容が"H"レベルに設定
されているので、"H"レベルの検出信号SD1はゲート
17を通過せず、フラグ19は"L"レベルにリセットさ
れたままである。
【0038】(b)第2のモード 第1の初期状態 まず、初期状態として、ラッチ14のデータDT3が"
L"レベルに設定されていて低電圧検出回路11は動作
停止状態である一方、低電圧検出回路12は動作可能状
態であり、また、内部データバス20を介して供給され
た図示せぬCPUコアからの命令により、フラグ19
が"L"レベルにリセットされていると共に、レジスタ1
6の内容が"L"レベルに設定されている場合について、
説明する。まず、初期の電源電圧VDDBが第3の基準
電圧VREF3以下に設定されると、高電圧検出回路1
3がそのことを検出して常時"L"レベルの検出信号SD
3を出力するので、ラッチ14は、初期状態のまま"L"
レベルのデータDT3を低電圧検出回路11及び12並
びにセレクタ15に供給し続ける。これにより、低電圧
検出回路11は、動作停止状態に設定されたままである
一方、低電圧検出回路12は、動作可能状態に設定され
たままである。また、セレクタ15は、"L"レベルのデ
ータDT3に基づいて、検出信号SD2を選択して出力
する状態となる。
【0039】次に、電源電圧VDDが初期の電源電圧V
DDBより下降し、第1の基準電圧VREF1以下であ
って第2の基準電圧VREF2以上になると、低電圧検
出回路11は、動作停止状態に設定されたままであるの
で、電源電圧VDDが第1の基準電圧VREF1以下に
なったことを検出しない。また、低電圧検出回路12
は、動作可能状態に設定されているが、電源電圧VDD
が第2の基準電圧VREF2以上であるので、"L"レベ
ルの検出信号SD2を出力し続ける。さらに、電源電圧
VDDが下降し、第2の基準電圧VREF2以下になる
と、低電圧検出回路12がそのことを検出して"H"レベ
ルの検出信号SD2を出力するので、"H"レベルの検出
信号SD2がセレクタ15及びゲート17を通過し、フ
ラグ19が"H"レベルにセットされる。したがって、図
示せぬCPUコアは、内部データバス20を介して命令
によりフラグ19の内容を読み出し、電源電圧VDDの
低下を認識することができる。これにより、図示せぬC
PUコアは、リセット処理等の誤動作を防止するための
処置を施すことができる。なお、初期状態として、レジ
スタ16の内容が"L"レベルに設定されているので、"
H"レベルの検出信号SD2はアンドゲート18を通過
せず、内部リセット信号SRは"L"レベルのままであ
る。
【0040】第2の初期状態 次に、初期状態として、ラッチ14のデータDT3が"
L"レベルに設定されていて低電圧検出回路11は動作
停止状態である一方、低電圧検出回路12は動作可能状
態であり、また、内部データバス20を介して供給され
た図示せぬCPUコアからの命令により、フラグ19
が"L"レベルにリセットされていると共に、レジスタ1
6の内容が"H"レベルに設定されている場合について、
説明する。なお、初期の電源電圧VDDBが設定されて
から電源電圧VDDが第1の基準電圧VREF1以下で
あって第2の基準電圧VREF2以上になる場合の動作
については、上記した第1の初期状態の場合と略同様
であるので、その説明を省略する。そして、電源電圧V
DDがさらに下降し、第2の基準電圧VREF2以下に
なると、低電圧検出回路12がそのことを検出して"H"
レベルの検出信号SD2を出力するので、"H"レベルの
検出信号SD2がセレクタ15及びアンドゲート18を
通過し、"H"レベルの内部リセット信号SRとして出力
される。したがって、図示せぬCPUコアやマイクロコ
ンピュータ内部の他の回路は、"H"レベルの内部リセッ
ト信号SRに基づいて、電源電圧VDDの低下を認識す
ることができ、リセット処理等の誤動作を防止するため
の処置を施すことができる。なお、初期状態として、レ
ジスタ16の内容が"H"レベルに設定されているの
で、"H"レベルの検出信号SD2はゲート17を通過せ
ず、フラグ19は"L"レベルにリセットされたままであ
る。
【0041】このように、この例の構成によれば、初期
の電源電圧VDDBを第3の基準電圧VREF3以上又
は以下に設定することにより、低電圧検出回路11及び
12を動作可能状態及び動作停止状態又は動作停止状態
及び動作可能状態に設定することができる。このため、
上記した参考例の効果に加えて、初期の電源電圧VDD
Bを第3の基準電圧VREF3以下に設定した場合であ
っても、電源電圧VDDが第2の基準電圧VREF2以
下に下降したことを検出することができるので、図示せ
ぬCPUコアやマイクロコンピュータ内部の他の回路
は、電源電圧VDDの低下を認識することができ、この
場合も、リセット処理等の誤動作を防止するための処置
を施すことができる。
【0042】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述
の実施例においては、低電圧検出回路11及び12を設
けると共に、高電圧検出回路13を設ける例を示した
が、これに限定されず、低電圧検出回路を3個以上設け
たり、高電圧検出回路を2個以上設けても良い。このよ
うな構成によれば、電源回路以外の回路の共通化やプロ
グラムの共通化を一層図ることができると共に、一方の
高電圧検出回路の検出信号により回路に異常な高電圧が
印加されたことを検出し、その検出信号に基づいて、回
路の破壊を防止する処置を施すように構成すれば、安全
性が向上する。
【0043】さらに、上述の実施例においては、アンド
ゲート6及び18の出力信号を内部リセット信号SRと
して用いる例を示したが、これに限定されず、この信号
を割込要求信号として用い、図示せぬCPUコアに誤動
作防止措置だけでなくその他の割込処理を実行させるよ
うに構成しても良い。また、上述の実施例においては、
この発明に係る電圧検出回路がシングルチップのマイク
ロコンピュータに内蔵される例を示したが、これに限定
されず、RAMやROM等の半導体メモリやデジタル・
シグナル・プロセッサ(DSP)等の電子回路に内蔵し
ても良い。このように構成すれば、これらの回路におい
ても、電源回路以外の回路の共通化やプログラムの共通
化を図ることができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、マイクロコンピュータ等の本体の製造後であっ
ても、設定される電源電圧に応じて、第1の低電圧検出
回路及び少なくとも1個の第2の低電圧検出回路の動作
状態を制御することができ、プログラムの共通化を図る
ことができる。したがって、この発明をEPROMタイ
プのマイクロコンピュータなど、マスクオプションの指
定が不可能なマイクロコンピュータ、半導体メモリや電
子回路にも適用できると共に、電源電圧の異なるマイク
ロコンピュータや電子回路においてプログラムの共通化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の参考例である電圧検出回路の電気的
構成を示す回路図である。
【図2】この発明の一実施例である電圧検出回路の電気
的構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1,11,12 低電圧検出回路 11 低電圧検出回路(第1の低電圧検出回路) 12 低電圧検出回路(第2の低電圧検出回路) 2,13 高電圧検出回路 3,14 ラッチ(動作状態設定手段) 4,16 レジスタ 5,17 ゲート 6,18 アンドゲート(リセット信号生成回路) 7,19 フラグ 15 セレクタ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 19/00 - 19/32 G06F 1/28 H03K 17/00 - 17/70

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧が予め設定された第1の基準低
    電圧以下になったことを検出して、第1の低電圧検出信
    号を出力する第1の低電圧検出回路と、 前記電源電圧が予め設定された、前記第1の基準低電圧
    より低い少なくとも1個の第2の基準低電圧以下になっ
    たことを検出して、少なくとも1個の第2の低電圧検出
    信号を出力する少なくとも1個の第2の低電圧検出回路
    と、 前記電源電圧が予め設定された、前記第1の基準低電圧
    より高い少なくとも1個の基準高電圧以上になったこと
    を検出して、少なくとも1個の高電圧検出信号を出力す
    る少なくとも1個の高電圧検出回路と、 前記少なくとも1個の高電圧検出信号に基づいて、前記
    第1の低電圧検出回路及び前記少なくとも1個の第2の
    低電圧検出回路をそれぞれ、動作可能状態及び動作停止
    状態又は動作停止状態及び動作可能状態に設定する動作
    状態設定手段とを備えてなることを特徴とする電圧検出
    回路。
  2. 【請求項2】 電源電圧が予め設定された第1の基準低
    電圧以下になったことを検出して、第1の低電圧検出信
    号を出力する第1の低電圧検出回路と、 前記電源電圧が予め設定された、前記第1の基準低電圧
    より低い第2の基準低電圧以下になったことを検出し
    て、第2の低電圧検出信号を出力する第2の低電圧検出
    回路と、 前記電源電圧が予め設定された、前記第1の基準低電圧
    より高い基準高電圧以上になったことを検出して、高電
    圧検出信号を出力する高電圧検出回路と、 前記高電圧検出信号に基づいて、前記第1及び第2の低
    電圧検出回路をそれぞれ、動作可能状態及び動作停止状
    態又は動作停止状態及び動作可能状態に設定する動作状
    態設定手段とを備えてなることを特徴とする電圧検出回
    路。
  3. 【請求項3】 前記第1の低電圧検出信号又は前記少な
    くとも1個の第2の低電圧検出信号に基づいて、リセッ
    ト処理を促すためのリセット信号を生成するリセット信
    号生成回路を備えてなることを特徴とする請求項1又は
    2記載の電圧検出回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の低電圧検出信号又は前記少な
    くとも1個の第2の低電圧検出信号に基づいて、割込処
    理を促すための割込要求信号を生成する割込要求信号生
    成回路を備えてなることを特徴とする請求項1又は2記
    載の電圧検出回路。
  5. 【請求項5】 前記第1の低電圧検出信号又は前記少な
    くとも1個の第2の低電圧検出信号に基づいてセットさ
    れる、命令により読み取り可能なフラグを備えてなるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の電圧検出回路。
  6. 【請求項6】 前記第1の低電圧検出信号又は前記少な
    くとも1個の第2の低電圧検出信号に基づいて、リセッ
    ト処理を促すためのリセット信号を生成するリセット信
    号生成回路と、 前記第1の低電圧検出信号又は前記少なくとも1個の第
    2の低電圧検出信号に基づいてセットされる、命令によ
    り読み取り可能なフラグとを備え、 前記リセット信号生成回路又は前記フラグのいずれか一
    方の使用が命令により選択可能に構成されていることを
    特徴とする請求項1又は2記載の電圧検出回路。
  7. 【請求項7】 前記第1の低電圧検出信号又は前記少な
    くとも1個の第2の低電圧検出信号に基づいて、割込処
    理を促すための割込要求信号を生成する割込要求信号生
    成回路と、 前記第1の低電圧検出信号又は前記少なくとも1個の第
    2の低電圧検出信号に基づいてセットされる、命令によ
    り読み取り可能なフラグとを備え、 前記割込要求信号生成回路又は前記フラグのいずれか一
    方の使用が命令により選択可能に構成されていることを
    特徴とする請求項1又は2記載の電圧検出回路。
  8. 【請求項8】 マイクロコンピュータ、半導体メモリや
    電子回路に内蔵されていることを特徴とする請求項1乃
    至7のいずれか1に記載の電圧検出回路。
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