JP3228532B2 - 医用放射線画像読影装置 - Google Patents

医用放射線画像読影装置

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JP3228532B2
JP3228532B2 JP23574691A JP23574691A JP3228532B2 JP 3228532 B2 JP3228532 B2 JP 3228532B2 JP 23574691 A JP23574691 A JP 23574691A JP 23574691 A JP23574691 A JP 23574691A JP 3228532 B2 JP3228532 B2 JP 3228532B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医用放射線画像読影装
置に関し、特に、大量の医用放射線画像を順次表示させ
ながら読影するのに好適な医用放射線画像読影装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】胸部X線画像を用いた集団検診において
は、間接撮影によって得られたロールフィルムを用いて
診断を行うのが一般的である。例えば肺癌検診や結核検
診などの集団検診においては、1次読影時に病気の疑い
があると判断された画像について再度読影(2次読影)
を行い、さらに精密な検査を必要とするか否かの決定を
行うようにしている。診断結果は、通常、図16に示す
ような所見用紙に、疑われる疾患とその位置を書き込む
ことが一般に行われている。2次読影では、通常、対象
となる被検者について過去に撮影された画像が記録され
ている場合には、当該過去の画像と比較しながら読影を
行う、いわゆる比較読影が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように2次読影
では1次読影での診断結果、過去に撮影した画像とその
診断結果を参照することが有効であり、特に、肺癌検診
や結核検診における2次読影では過去の画像を参照する
ことが義務付けられている。このため、過去に撮影した
フィルムの中から必要な画像だけを抜き出したり、過去
の所見用紙をファイルから抜き出すといった作業が必要
となる。しかし、大量の画像を読影、診断する集団検診
において、このような作業には莫大な手間と時間がかか
り、診断が遅延するという問題が生じている。また、集
団検診においては、例えば疾病ごとの発見率を調べる統
計処理がしばしば行われているが、そのような場合に台
帳を1つ1つ調べるといった作業も必要になり、多くの
時間を要している。
【0004】また、特に肺癌検診における1次読影で
は、見落としを少なくするために、通常は2人の医師に
より読影を行っている。この場合、2人の医師が1本の
ロールフィルムの画像を同時に読影することもあるし、
それぞれの医師が1人ずつ順番に読影することもある。
また、2人の医師による診断結果が必ずしも一致しない
場合もあるので、どちらか一方でも病気の疑いがあると
判断した場合には2次読影を行うのが一般的である。こ
の場合、2人の医師による診断結果をまとめ直し、2次
読影に必要な画像をロールフィルムから抜き出す作業が
必要となる。しかし、大量の画像を読影、診断する集団
検診において、このような作業には莫大な手間と時間が
かかり、診断が遅延するという問題が生じている。
【0005】本発明の目的は、過去の診断結果の検索が
容易になり、効率的な読影や統計処理を行うことができ
る医用放射線画像読影装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の医用放射線画像読影装置は、医用放射線画
像情報を記憶する画像記憶手段と、医用放射線画像情報
を表示する画像表示手段と、診断結果を入力する診断結
果入力手段と、1つの画像に関して複数の医師による複
数の診断結果を記憶できる複数診断結果記憶手段と、前
記画像記憶手段に記憶されている医用放射線画像情報を
前記画像表示手段により順次表示し、前記診断結果入力
手段より入力された1つの画像に関する複数の医師によ
る複数の診断結果を前記複数診断結果記憶手段に記憶す
るように制御する制御手段とを備えてなり、1次読影の
診断結果に基づく複数の2次読影の要否のうち、少なく
とも1つが要である画像が検索されて順次表示され、あ
るいは、1次読影の診断結果に基づく複数の2次読影の
要否のうち、少なくとも1つが要である場合に2次読影
が要である旨が記憶されることを特徴とする。
【0007】
【作用】画像記憶手段から転送されて画像表示手段によ
り表示された医用放射線画像情報を読影して、その診断
結果を診断結果入力手段に入力すると、制御手段により
診断結果が診断結果記憶手段に記憶される。従って、過
去の画像や診断結果の検索が容易になり、効率的な読影
や統計処理を行うことができる。また、複数診断結果記
憶手段によれば、1つの画像に関して複数の医師による
診断結果を記憶させることができるので、2次読影の要
否の検索が容易となり、効率的な読影を行うことができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
する。 〔実施例1〕図1は、本実施例のブロック図であり、1
は画像記憶手段、2は画像表示手段、3は診断結果入力
手段、4Aは診断結果記憶手段、5Aは制御手段であ
る。画像記憶手段1は、医用放射線画像情報を記憶する
ものである。例えばこの装置を集団検診に利用する場合
には、この画像記憶手段1には、集団検診により大量に
撮影された胸部X線画像等がディジタル化されて記憶さ
れる。ディジタル化されたX線画像を得る方法として
は、増感紙/フィルムを用いた直接撮影やミラーカメラ
等を用いた間接撮影によって得られたフィルムをスキャ
ナー等の画像読取装置で読り取ってもよいし、特開昭6
2−2769号公報に記載されているような、輝尽性蛍
光体層を有する放射線画像変換パネルを用いてX線画像
をフィルムを介さずに直接ディジタル信号として取り込
む装置を用いてもよい。後者の場合には、フィルムの現
像やスキャナー等による読取の手間がかからないので、
大量の画像を扱うときには特に好ましい。この画像記憶
手段1は、例えば光ディスク、磁気ディスク、光磁気デ
ィスクなどにより構成することができ、特に、複数の光
磁気ディスクを有する光磁気ディスクライブラリを好ま
しく用いることができる。なお、各医用放射線画像情報
は、画像識別符号などの情報と対応付けて記憶するのが
好ましい。
【0009】画像表示手段2は、医用放射線画像情報を
表示するものである。この画像表示手段2は、例えばC
RT、液晶ディスプレー、プラズマディスプレーなどに
より構成することができる。画像記憶手段1に記憶され
ていた医用放射線画像は、制御手段5Aにより画像表示
手段2に転送されて表示される。
【0010】診断結果入力手段3は、診断結果を入力す
るものである。入力手段としては、ワープロなどで文章
として入力する方法、病名などをあらかじめ符号化して
符号を選択するなどの方法を採用することができる。ま
た、キーボードなどから文字や符号を入力してもよい
し、マウスやジョイスティック、ボタンなどで文字や符
号を選択してもよい。
【0011】診断結果記憶手段4Aは、診断結果を記憶
するものであり、例えば磁気ディスク、光ディスク、光
磁気ディスクなどにより構成することができる。この診
断結果記憶手段4Aは、画像記憶手段1と同一の媒体を
用いて構成してもよいし、別個に設けてもよい。どちら
の場合でも診断結果が画像情報と対応付けて記憶される
ことが好ましい。
【0012】診断結果入力手段3には、診断に際して注
目した画像中の領域の位置情報を入力する機能を付加す
ることが好ましい。位置情報の入力は、図2に示すよう
に、あらかじめ画像をいくつかの領域に分割しておき、
その中から選択して行うようにしてもよい。また、図3
に示すように、画像上の点の座標(x,y)を用いて位
置情報を入力してもよく、この場合は、少ないデータ量
で正確な位置を指定できるので好ましい。また、図4に
示すように、診断中の画像上に矢印や円、多角形などの
図形を重ねて表示し、キー操作やマウスの動きなどに応
じてその図形を移動させ、所望の位置に来たところで確
定させて入力するようにしてもよい。この場合は、画像
を見ながら位置を指定できるので好ましい。また、画像
表示手段2上にタッチパネルを設け、注目する位置を押
して入力するようにしてもよい。
【0013】診断結果入力手段3に入力された情報は、
診断結果記憶手段4Aに記憶され、この記憶された情報
は、本実施例では画像表示手段2により表示される。こ
の画像表示手段2により、診断に際して注目した画像中
の領域の位置情報を表示する場合には、例えば図5に示
すように、指定された点を囲む一定の大きさの円周また
は多角形の辺を画像に重ね合わせて表示するのが好まし
い。特に、指定された点が図形の重心に一致するように
表示すれば、最も注目すべき指定された点付近に領域表
示線が重ならないので好ましい。また、図6に示すよう
に、さらに、診断に際して注目した画像中の領域の位置
情報の表示をするかしないかの指示を入力する注目領域
表示指示入力手段8を設けて、読影者の必要に応じて当
該位置情報を表示するように構成するのが好ましい。
【0014】診断結果を入力する方法としては、診断結
果を画像読取手段によって画像として入力する方法も採
用することができる。このような方法を用いれば病名な
どの診断結果と注目した領域の位置情報などを同時に入
力できるので好ましい。例えば、レーザースキャナー等
で所見書き込み用紙などに一旦書かれた情報を画像とし
て読み込んでもよいし、ライトペンなどを用いて診断結
果を入力してもよい。
【0015】制御手段5Aは、画像記憶手段1に記憶さ
れている医用放射線画像情報を画像表示手段2により順
次表示し、診断結果入力手段3により入力された診断結
果を診断結果記憶手段4Aに記憶するように制御するも
のである。また、本実施例においては、制御手段5Aに
より、診断結果記憶手段4Aに記憶されていた情報が画
像表示手段2に表示されるようになっている。制御手段
5Aは、例えば汎用コンピュータにより構成することが
できる。
【0016】〔実施例2〕図7は、本実施例を示すブロ
ック図であり、被検者情報記憶手段6を付加したほかは
図1に示した実施例と同様の構成である。被検者情報記
憶手段6は、例えば被検者の氏名、生年月日、性別、住
所、過去の病歴などの個人情報や今までに撮影された画
像の画像識別符号、撮影日、撮影場所、放射線照射条件
などの撮影情報を記憶するものである。被検者情報記憶
手段6に記憶された被検者情報を基に、撮影日、撮影場
所など指定された条件に当てはまる画像を検索し、画像
記憶手段1に記憶されている医用放射線画像情報を画像
表示手段2に順次転送するように構成すれば、大量の画
像の中から所望の画像だけを容易に抽出して診断できる
ので好ましい。また、実施例1と同様に、診断結果入力
手段3に、診断に際して注目した画像中の領域の位置情
報を入力する機能を付加してもよい。さらに、図6と同
様の注目領域表示指示入力手段8を設けてもよい。
【0017】〔実施例3〕図8は、本実施例を示すブロ
ック図であり、専用の診断結果表示手段7を設けたほか
は図1に示した実施例と同様の構成である。この診断結
果表示手段7は、診断結果記憶手段4Aに記憶されてい
る診断結果を表示する専用のものであり、かかる専用の
診断結果表示手段7を設けることにより、例えば一度診
断された画像を参照しながら新たな画像の診断を行うこ
とができ、また、同一画像の再診断を1台の装置で行う
こともできる。例えば、診断結果記憶手段4Aに記憶さ
れていた1次読影の診断結果を診断結果表示手段7によ
り順次表示しながら、2次読影を要する画像を検索して
当該画像を画像表示手段2により順次表示し、その画像
と1次読影の診断結果を見ながら2次読影を行い、2次
読影の診断結果をさらに診断結果入力手段3により入力
するようにすれば大量の画像を効率的に読影することが
できる。また、実施例1と同様に、診断結果入力手段3
に、診断に際して注目した画像中の領域の位置情報を入
力する機能を付加してもよい。さらに、図6と同様の注
目領域表示指示入力手段8を設けてもよい。
【0018】〔実施例4〕図9は、本実施例を示すブロ
ック図であり、被検者情報記憶手段6および診断結果表
示手段7を付加したほかは図1に示した実施例と同様の
構成である。被検者情報記憶手段6および診断結果表示
手段7の両者を付加して、2次読影時に同一被検者の過
去の画像とその診断結果を検索して表示するように構成
すれば集団検診には最適となる。この場合、診断結果記
憶手段4Aと被検者情報記憶手段6は同一媒体を用いる
ことが好ましく、診断結果を被検者情報の一部として記
憶するのが好ましい。また、診断結果表示手段7により
被検者情報記憶手段6に記憶されている被検者情報を表
示させるようにしてもよい。また、実施例1と同様に、
診断結果入力手段3に、診断に際して注目した画像中の
領域の位置情報を入力する機能を付加してもよい。さら
に、図6と同様の注目領域表示指示入力手段8を設けて
もよい。
【0019】〔実施例5〕図10は、本実施例を示すブ
ロック図であり、1は画像記憶手段、2は画像表示手
段、3は診断結果入力手段、4Bは複数診断結果記憶手
段、5Bは制御手段である。複数診断結果記憶手段4B
は、1つの画像に関して複数の医師による診断結果を記
憶できるものである。制御手段5Bは、画像記憶手段1
に記憶されている医用放射線画像情報を画像表示手段2
により順次表示し、診断結果入力手段3より入力された
1つの画像に関する複数の医師による診断結果を複数診
断結果記憶手段4Bに記憶するように制御するものであ
る。また、複数の1次読影の診断結果に基づく2次読影
の要否のうち、少なくとも1つが要である画像を検索し
て順次表示し、2次読影を行うように構成すれば大量の
画像を効率的に読影することができて好ましい。また、
複数の1次読影の診断結果とともに2次読影の要否を記
憶でき、複数の1次読影の診断結果に基づく2次読影の
要否のうち、少なくとも1つが要である場合に2次読影
が要と判断してその旨を記憶するように構成すれば、2
次読影時の検索時間が短くできて好ましい。また、実施
例1と同様に、診断結果入力手段3に、診断に際して注
目した画像中の領域の位置情報を入力する機能を付加し
てもよい。さらに、図6と同様の注目領域表示指示入力
手段8を設けてもよい。
【0020】〔実施例6〕図11は、本実施例を示すブ
ロック図であり、診断結果表示手段7を付加したほかは
図10に示した実施例と同様の構成である。この構成に
よれば、1次読影の診断結果を見ながら2次読影を行う
ことができる。このような構成によれば、一度診断した
画像を参照しながら新たな画像の診断や、同一画像の再
診断を1台の装置で行うことができるので好ましい。ま
た、実施例1と同様に、診断結果入力手段3に、診断に
際して注目した画像中の領域の位置情報を入力する機能
を付加してもよい。さらに、図6と同様の注目領域表示
指示入力手段8を設けてもよい。
【0021】〔実施例7〕図12は、本実施例を示すブ
ロック図であり、被検者情報記憶手段6を付加したほか
は図10に示した実施例と同様の構成である。被検者情
報記憶手段6に記憶された被検者情報を基に、撮影日、
撮影場所など指定された条件に当てはまる画像を検索
し、画像記憶手段1に記憶されている医用放射線画像情
報を画像表示手段2に順次転送するように構成すれば、
大量の画像の中から所望の画像だけを容易に抽出して診
断できるので好ましい。また、実施例1と同様に、診断
結果入力手段3に、診断に際して注目した画像中の領域
の位置情報を入力する機能を付加してもよい。さらに、
図6と同様の注目領域表示指示入力手段8を設けてもよ
い。
【0022】〔実施例8〕図13は、本実施例を示すブ
ロック図であり、被検者情報記憶手段6および診断結果
表示手段7の両者を付加したほかは図10に示した実施
例と同様の構成である。被検者情報記憶手段6に記憶さ
れた被検者情報を基に、撮影日、撮影場所など指定され
た条件に当てはまる画像を検索し、画像記憶手段1に記
憶されている医用放射線画像情報を画像表示手段2に順
次転送して1次読影を行い、その診断結果を入力して複
数診断結果記憶手段4Bに記憶し、複数の医師による1
次読影が終了した時点で、複数の1次読影の診断結果に
基づく2次読影の要否のうち、少なくとも1つが要であ
る場合に2次読影が要と判断してその旨を記憶し、2次
読影が要である画像を検索して連続的に表示するととも
に、診断結果表示手段7に1次読影の診断結果を表示し
て2次読影を行うように構成すれば、大量の画像を効率
的に読影することができるので好ましい。また、診断結
果表示手段7により被検者情報記憶手段6に記憶されて
いる被検者情報を表示させるようにしてもよい。また、
実施例1と同様に、診断結果入力手段3に、診断に際し
て注目した画像中の領域の位置情報を入力する機能を付
加してもよい。さらに、図6と同様の注目領域表示指示
入力手段8を設けてもよい。
【0023】〔実施例9〕本実施例では、図14に示す
ように、制御手段5Aとして汎用のワークステーション
を用い、付属のキャラクタディスプレイを診断結果表示
手段7および被検者情報表示手段として用いた。画像記
憶手段1としては、複数の光磁気ディスクを有し、それ
らを自動的に交換することができる光磁気ディスクライ
ブラリを用いた。診断結果記憶手段4Aおよび被検者情
報記憶手段6としては、固定磁気ディスクを用いた。画
像表示手段2としては、走査線1000本以上の高精細
CRT2台を用い、それぞれにマウスを付けた。診断結
果入力手段3としては、ワークステーションのキーボー
ドとCRTに付けたマウスを併用した。画像記憶手段1
には、表1に示すように、画像情報が画像識別符号と対
応付けて記憶されている。被検者情報記憶手段6には、
表2に示すように、被検者の氏名、生年月日などの個人
情報や画像の撮影日や撮影場所などの撮影情報が画像識
別符号と対応付けて記憶されている。
【0024】1次読影時において、制御手段5Aは、例
えば画像の撮影日等をキーとして該当する画像識別符号
を被検者情報から検索し、その画像識別符号をキーとし
て、目的の画像情報を画像表示用CRTに順次転送して
表示させる。キャラクタディスプレイには被検者の情報
が同時に表示される。読影者は、その画像で1次読影を
行い、その診断結果をキーボードから入力する。診断結
果は、例えば表3のようにあらかじめ符号化しておき、
記号を入力するように構成した。また、その診断結果を
下すに当たって、特に注目した位置の座標を入力する。
方法は、図4に示したように、マウスの操作により画像
上を矢印が移動し、所望の位置に矢印が来たときにクリ
ックすることによって確定するようにした。入力された
符号と座標は画像識別符号および被検者情報と対応付け
て記憶される。
【0025】2次読影時には、1次読影で精密検査が必
要と判断された画像(本実施例では符号D、Eのもの)
を検索し、一方のCRTに順次表示する。それと同時に
同一被検者の過去の画像識別符号を検索し、該当する画
像識別符号があればその旨キャラクタディスプレイに表
示し、読影者の指示により、画像記憶部に記憶されてい
る過去の画像をもう1台のCRTに表示する。読影者
は、2次読影の結果を1次読影と同様の方法で入力し、
その結果は1次読影と同様に記憶される。2次読影終了
後に2次読影で精密検査が必要と判断された画像とその
被検者をプリンタ(図示省略)などに打ち出す。以上の
ような構成にすれば、大量の画像を扱う集団検診で効率
的な読影が可能になる。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】〔実施例10〕本実施例では、図14と同
様に、制御手段5Bとして汎用のワークステーションを
用い、付属のキャラクタディスプレイを診断結果表示手
段7および被検者情報表示手段として用いた。画像記憶
手段1としては、複数の光磁気ディスクを有し、それら
を自動的に交換することができる光磁気ディスクライブ
ラリを用いた。複数診断結果記憶手段4Bおよび被検者
情報記憶手段6としては、固定磁気ディスクを用いた。
画像表示手段2としては、走査線1000本以上の高精
細CRT2台を用い、それぞれにマウスを付けた。診断
結果入力手段3としては、ワークステーションのキーボ
ードとCRTに付けたマウスを併用した。画像記憶手段
1には、前記表1に示すように、画像情報が画像識別符
号と対応付けて記憶されている。被検者情報記憶手段6
には、後記表4に示すように、被検者の氏名、生年月日
などの個人情報や画像の撮影日や撮影場所などの撮影情
報が画像識別符号と対応付けて記憶されている。
【0030】1次読影時において、制御手段5Bは、例
えば画像の撮影日等をキーとして該当する画像識別符号
を被検者情報から検索し、その画像識別符号をキーとし
て、目的の画像情報を画像表示用CRTに順次転送して
表示させる。キャラクタディスプレイには被検者の情報
が同時に表示される。2人の読影者,は、その画像
で同時に1次読影を行い、その診断結果をキーボードか
ら入力する。診断結果は、例えば前記表3のようにあら
かじめ符号化しておき、記号を入力するように構成し
た。また、その診断結果を下すに当たって、特に注目し
た位置の座標を入力する。方法は、図4に示すように、
マウスの操作により画像上を矢印が移動し、所望の位置
に矢印が来たときにクリックすることによって確定する
ようにした。読影者,によって入力された符号と座
標は、画像識別符号および被検者情報と対応付けて記憶
される。それと同時に、読影者,の少なくとも一方
が精密検査が必要と判断(符号D,E)した画像につい
ては「1」を、そうでない画像については「0」を2次
読影者要否データとして記憶する。
【0031】2次読影時には、1次読影で精密検査が必
要と判断された画像(2次読影要否データとして「1」
が記憶されているもの)を検索し、一方のCRTに順次
表示する。それと同時に同一被検者の過去の画像識別符
号を検索し、該当する画像識別符号があればその旨キャ
ラクタディスプレイに表示し、読影者の指示により、画
像記憶部に記憶されている過去の画像をもう1台のCR
Tに表示する。読影者は、2次読影の結果を1次読影と
同様の方法で入力し、その結果は1次読影と同様に記憶
される。2次読影終了後に2次読影で精密検査が必要と
判断された画像とその被検者をプリンタ(図示省略)な
どに打ち出す。
【0032】
【表4】
【0033】〔実施例11〕本実施例では、図15に示
すように、制御手段5Bとして汎用のワークステーショ
ンを用い、付属のキャラクタディスプレイを診断結果表
示手段7および被検者情報表示手段として用いた。画像
記憶手段1としては、複数の光磁気ディスクを有し、そ
れらを自動的に交換可能な光磁気ディスクライブラリを
用いた。複数診断結果記憶手段4Bおよび被検者情報記
憶手段6としては、固定磁気ディスクを用いた。画像表
示手段2としては、走査線1000本以上の高精細CR
T2台を用いた。診断結果入力手段3としては、ワーク
ステーションのキーボードを用いた。画像記憶手段1に
は、前記表1に示すように、画像情報が画像識別符号と
対応付けて記憶されている。被検者情報記憶手段6に
は、後記表5に示すように、被検者の氏名、生年月日な
どの個人情報や画像の撮影日や撮影場所などの撮影情報
が画像識別符号と対応付けて記憶されている。
【0034】1次読影時において、制御手段5Bは、例
えば画像の撮影日等をキーとして該当する画像識別符号
を被検者情報から検索し、その画像識別符号をキーとし
て、目的の画像情報を画像表示用CRTに順次転送して
表示させる。キャラクタディスプレイには被検者の情報
が同時に表示される。第1の読影者は、その画像で1
次読影を行い、その診断結果をキーボードから入力す
る。診断結果は、精密検査の要否のみとし、精密検査が
必要と判断(符号D,E)した画像については「1」
を、そうでない画像については「0」を入力するように
構成した。第2の読影者も同様にして1次読影を行
い、診断結果を入力する。入力された診断結果は、後記
表5に示すように、画像識別符号および被検者情報と対
応付けて記憶される。
【0035】2次読影時には、読影者,の少なくと
も一方が精密検査が必要と判断した画像(1次読影診断
結果として「1」が記憶されているもの)を検索し、一
方のCRTに順次表示する。それと同時に同一被検者の
過去の画像識別符号を検索し、該当する画像識別符号が
あればその旨キャラクタディスプレイに表示し、読影者
の指示により、画像記憶部に記憶されている過去の画像
をもう1台のCRTに表示する。読影者は、2次読影の
結果を1次読影と同様の方法で入力し、その結果は1次
読影と同様に記憶される。
【0036】
【表5】
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、過去の画像や診断結果
の検索、診断結果のまとめが容易になり、効率的な読影
や統計処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る装置のブロック図である。
【図2】注目領域の入力方法の一例を示す説明図であ
る。
【図3】注目領域の入力方法の他の例を示す説明図であ
る。
【図4】注目領域の入力方法のさらに他の例を示す説明
図である。
【図5】注目領域の表示方法の例を示す説明図である。
【図6】注目領域表示指示入力手段を付加した例を示す
説明図である。
【図7】実施例2に係る装置のブロック図である。
【図8】実施例3に係る装置のブロック図である。
【図9】実施例4に係る装置のブロック図である。
【図10】実施例5に係る装置のブロック図である。
【図11】実施例6に係る装置のブロック図である。
【図12】実施例7に係る装置のブロック図である。
【図13】実施例8に係る装置のブロック図である。
【図14】実施例9に係る装置のブロック図である。
【図15】実施例11に係る装置のブロック図である。
【図16】診断結果を記録する所見用紙の例を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 画像記憶手段 2 画像表示
手段 3 診断結果入力手段 4A 診断結果
記憶手段 5A 制御手段 6 被検者情
報記憶手段 7 診断結果表示手段 8 注目領域
表示指示入力手段 4B 複数診断結果記憶手段 5B 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 6/00 - 6/14 G03B 42/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医用放射線画像情報を記憶する画像記憶
    手段と、 医用放射線画像情報を表示する画像表示手段と、 診断結果を入力する診断結果入力手段と、1つの画像に関して複数の医師による複数の診断結果を
    記憶できる複数診断結果記憶手段と、 前記画像記憶手段に記憶されている医用放射線画像情報
    を前記画像表示手段により順次表示し、前記診断結果入
    力手段より入力された1つの画像に関する複数の医師に
    よる複数の診断結果を前記複数診断結果記憶手段に記憶
    するように制御する制御手段とを備えてなり、1次読影の診断結果に基づく複数の2次読影の要否のう
    ち、少なくとも1つが要である画像が検索されて順次表
    示され、あるいは、1次読影の診断結果に基づく複数の
    2次読影の要否のうち、少なくとも1つが要である場合
    に2次読影が要である旨が記憶される ことを特徴とする
    医用放射線画像読影装置。
  2. 【請求項2】 専用の診断結果表示手段を付加したこと
    を特徴とする請求項1に記載の医用放射線画像読影装
    置。
  3. 【請求項3】 被検者情報記憶手段を付加したことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の医用放射線画
    像読影装置。
  4. 【請求項4】 診断結果入力手段に、診断に際して注目
    した画像中の領域の位置情報を入力する機能を付加した
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載
    の医用放射線画像読影装置。
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