JP2009211118A - 医用画像管理装置、印刷画像順設定方法及びプログラム - Google Patents

医用画像管理装置、印刷画像順設定方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷対象として連続撮影により取得された一連の医用画像群の中から複数の医用画像が選択された場合に、撮影順を崩すことなくひとまとまりで印刷できるようにする。
【解決手段】本発明に係る医用画像管理装置3によれば、タイル表示が設定されている場合、操作部34の操作により印刷画面(イメージャ印刷画面354、汎用印刷画面355)の出力画像選択欄に表示されている印刷候補の中から選択された医用画像がマルチスライス画像の一つであって既に同一のマルチスライス画像に属する他の医用画像が印刷対象として選択されている場合、当該選択された医用画像と前記既に選択されている他の医用画像とが撮影順(スライス番号順)に連続するように選択された医用画像の画像順を設定する。
【選択図】図22

Description

本発明は、医用画像管理装置、印刷画像順設定方法及びプログラムに関するものである。
従来、プリンタ等に出力する画像及び出力順をユーザが指定するための各種技術が提案されている。例えば、特許文献1には、複写機等において、画像読取装置により読み取られた一連の画像のサムネイル画像を表示手段に表示し、ユーザによる表示されたサムネイル画像の所定位置へのドラッグアンドドロップにより、出力対象の画像の選択、出力順の指定、出力レイアウトの指定等を可能とする技術が記載されている。
特開平11−252326号公報
ところで、医療の分野では、CR(Computed Radiography)、CT(Computed Tomography)、MRI(magnetic resonance imaging)、内視鏡撮影装置等の画像生成装置を用いて患者の診断対象部位を撮影し、得られた医用画像を医師が読影する読影診断が行われている。近年では、モニタでの読影作業も一般的となっており、読影のための診断用画面では、医師はマウスやキーボード等の操作手段により、撮影された医用画像の中から診断に必要な医用画像を指定し、適宜並び替えを行って、診断に用いる画像を診断しやすい表示順で表示して読影診断を行っている。
読影診断に用いられた医用画像は、他の医療施設に渡すため、イメージャによりフィルムに印刷されたり、患者へのインフォームドコンセントのため、プリンタにより紙などに印刷されたりする。従来、イメージャやプリンタ等により医用画像を印刷する場合には、印刷画面において印刷対象の画像が選択され、レイアウト等が指定されている。印刷画面には、例えば、撮影された医用画像のサムネイル画像が時系列で並べて表示されており、表示されたサムネイル画像の中からマウス等の操作手段により印刷対象の医用画像を選択するのが一般的である。
ここで、開業医等の小規模な医療施設においては、フィルムコストの削減等の目的から、1枚のフィルムに複数種類の画像生成装置で撮影された医用画像を混在させたいという要望がある。このとき、CTやMRI等により被写体の或る範囲(例えば、胸部から腹部にかけて)を連続撮影することにより得られる一連の医用画像群の扱いが問題となる。
即ち、上記の一連の医用画像群は、ひとまとまりで撮影順に並んで印刷される必要がある。しかしながら、操作手段により印刷対象の医用画像を選択していくこととなると、選択順によっては、撮影順が入れ替わってしまったり、一連の医用画像群に属する画像間に他の画像生成装置で撮影された医用画像が入ってしまったりする場合がある。これでは効率的な診断を行うことはできない。
本発明の課題は、印刷対象として連続撮影により取得された一連の医用画像群の中から複数の医用画像が選択された場合に、撮影順を崩すことなくひとまとまりで印刷できるようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の医用画像管理装置は、
連続撮影により取得された一連の医用画像群を含む複数の医用画像を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された複数の医用画像を表示する表示手段と、
前記表示手段に表示された複数の医用画像の中から印刷対象となる医用画像を選択するための操作手段と、
前記操作手段により印刷対象として選択された医用画像に、連続撮影により取得された一連の医用画像群に属する何れか複数の医用画像が含まれている場合に、前記一連の医用画像群に属する複数の医用画像が撮影順に連続するように前記印刷対象として選択された医用画像の印刷時の画像順を設定する制御手段と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記制御手段は、前記操作手段により新たに選択された医用画像が連続撮影により取得された一連の医用画像群に属するものではない場合、又は、前記操作手段により新たに選択された医用画像が連続撮影により取得された一連の医用画像群に属するが、前記一連の医用画像群に属する他の医用画像が印刷対象として選択されていない場合、当該新たに選択された医用画像を画像順の最後尾に設定し、前記操作手段により新たに選択された医用画像が連続撮影により取得された一連の医用画像群に属しており、前記一連の医用画像群に属する他の医用画像が既に印刷対象として選択されている場合、当該選択された医用画像と前記一連の医用画像群に属する他の医用画像とが撮影順に連続する位置に当該新たに選択された医用画像の画像順を設定する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記制御手段は、前記印刷対象として選択された医用画像を前記設定した画像順で印刷レイアウトに基づき配置したページ毎の印刷イメージを前記表示手段に表示させる。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、
前記制御手段は、前記表示手段に表示された複数の医用画像のうち前記操作手段により印刷対象として選択された医用画像を他の選択されていない医用画像と区別して表示させる。
請求項5に記載の発明の印刷画像順設定方法は、
連続撮影により取得された一連の医用画像群を含む複数の医用画像を記憶する記憶手段に記憶された複数の医用画像を表示手段に表示する表示工程と、
前記表示された複数の医用画像の中から印刷対象となる医用画像を操作手段により選択する印刷対象選択工程と、
前記操作手段により印刷対象として選択された医用画像に、連続撮影により取得された一連の医用画像群に属する何れか複数の医用画像が含まれている場合に、前記一連の医用画像群に属する複数の医用画像が撮影順に連続するように前記印刷対象として選択された医用画像の印刷時の画像順を設定する画像順設定工程と、
を含む。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、
前記画像順設定工程は、前記操作手段により新たに選択された医用画像が連続撮影により取得された一連の医用画像群に属するものではない場合、又は、前記操作手段により新たに選択された医用画像が連続撮影により取得された一連の医用画像群に属するが、前記一連の医用画像群に属する他の医用画像が印刷対象として選択されていない場合、当該新たに選択された医用画像を画像順の最後尾に設定し、前記操作手段により新たに選択された医用画像が連続撮影により取得された一連の医用画像群に属しており、前記一連の医用画像群に属する他の医用画像が既に印刷対象として選択されている場合、当該選択された医用画像と前記一連の医用画像群に属する他の医用画像とが撮影順に連続する位置に当該新たに選択された医用画像の画像順を設定する。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の発明において、
前記印刷対象として選択された医用画像を前記設定した画像順で印刷レイアウトに基づき配置したページ毎の印刷イメージを前記表示手段に表示する印刷イメージ表示工程を更に含む。
請求項8に記載の発明は、請求項5〜7の何れか一項に記載の発明において、
前記表示工程は、前記表示手段に表示された複数の医用画像のうち前記操作手段により印刷対象として選択された医用画像を他の選択されていない医用画像と区別して表示する。
請求項9に記載の発明のプログラムは、
コンピュータを、
連続撮影により取得された一連の医用画像群を含む複数の医用画像を記憶する記憶手段、
前記記憶手段に記憶された複数の医用画像を表示する表示手段、
前記表示手段に表示された複数の医用画像の中から印刷対象となる医用画像を選択するための操作手段、
前記操作手段により印刷対象として選択された医用画像に、連続撮影により取得された一連の医用画像群に属する何れか複数の医用画像が含まれている場合に、前記一連の医用画像群に属する複数の医用画像が撮影順に連続するように前記印刷対象として選択された医用画像の印刷時の画像順を設定する制御手段、
として機能させる。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、
前記制御手段は、前記操作手段により新たに選択された医用画像が連続撮影により取得された一連の医用画像群に属するものではない場合、又は、前記操作手段により新たに選択された医用画像が連続撮影により取得された一連の医用画像群に属するが、前記一連の医用画像群に属する他の医用画像が印刷対象として選択されていない場合、当該新たに選択された医用画像を画像順の最後尾に設定し、前記操作手段により新たに選択された医用画像が連続撮影により取得された一連の医用画像群に属しており、前記一連の医用画像群に属する他の医用画像が既に印刷対象として選択されている場合、当該選択された医用画像と前記一連の医用画像群に属する他の医用画像とが撮影順に連続する位置に当該新たに選択された医用画像の画像順を設定する。
請求項11に記載の発明は、請求項9又は10に記載の発明において、
前記制御手段は、前記印刷対象として選択された医用画像を前記設定した画像順で印刷レイアウトに基づき配置したページ毎の印刷イメージを前記表示手段に表示させる。
請求項12に記載の発明は、請求項9〜11の何れか一項に記載の発明において、
前記制御手段は、前記表示手段に表示された複数の医用画像のうち前記操作手段により印刷対象として選択された医用画像を他の選択されていない医用画像と区別して表示させる。
本発明によれば、印刷対象として選択された医用画像に、連続撮影により取得された一連の医用画像群に属する何れか複数の医用画像が含まれている場合に、当該連続撮影された一連の医用画像群に属する医用画像間に当該医用画像群に属していない医用画像が入ってしまったり、当該連続撮影された一連の医用画像群に属する医用画像間の撮影順が崩れてしまったりすることを防止し、連続撮影により取得された一連の医用画像群に属する複数の医用画像を撮影順を崩すことなくひとまとまりで印刷することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
〔小規模診断システム1の構成〕
図1は、本実施の形態における小規模診断システム1のシステム構成を示すブロック図であり、図2は、小規模診断システム1を適用した場合の各装置の医療施設における配置例を示すものである。
小規模診断システム1は、開業医やクリニック等の比較的小規模の医療施設に適用されるシステムであり、図1に示すように、画像生成装置2である超音波診断装置(US:ultrasonography)2a、CT装置2b、CR読取装置2cと、医用画像管理装置3と、受付装置4と、イメージャ5と、汎用プリンタ6と、クライアントPC(Personal Computer)7と、から構成されている。小規模診断システム1を構成する各装置は、例えば図示しないスイッチングハブ等を介してLAN(Local Area Network)等の通信ネットワーク(以下単に「ネットワーク」という)8に接続されている。医用画像管理装置3は、医師の常駐場所である診察室に設けられたWS(ワークステーション)であることが好ましい。なお、この医用画像管理装置3として作動するWSが各画像生成装置2の起動や処理条件等を制御する構成としてもよい。
病院内の通信方式としては、一般的に、DICOM(Digital Image and Communications in Medicine)規格が用いられており、LAN接続された各装置間の通信では、DICOM MWM(Modality Worklist Management)やDICOM MPPS(Modality Performed Procedure Step)が用いられる。なお、本実施の形態に適用可能な通信方式はこれに限定されない。
開業医やクリニック等のような小規模の医療施設においては、各装置は、例えば図2に示すように配置される。
すなわち、入口10を入ると患者の受付けを行う受付11と待合室12がある。受付11には窓口担当が配置され、当該担当は、来院した患者に対して、例えば、受付順に個々の患者を区別するための受付番号が印刷された受付番号札を付与する。また、受付11には、受付装置4が設けられており、窓口担当は、患者の氏名を聞き取り、受付装置4に受付番号と患者氏名との対応付けを入力する。
待合室12の隣には、ドア等を隔てて医師が患者の診察、診断等を行う診察室13が設けられている。例えば診察室13内の診察用のデスク(図示せず)の上には、医師による診断のために、患者の診断対象部位を撮影した医用画像等を表示させる医用画像管理装置3が配置されている。診察室13内にはまた、医用画像を印刷するためのイメージャ5や汎用プリンタ6、プライバシー等の観点から隔離された空間で行う必要性の低い超音波診断装置2a等が設置されている。
また、廊下14を隔てて診察室13の向かい側には放射線撮影を行う放射線撮影室15が設けられている。放射線撮影室15内には、CRカセッテを用いて画像を撮影する放射線撮影装置22と、画像が記録されたCRカセッテから画像を読み取るCR読取装置2cと、クライアントPC7とが配設されている。さらに、放射線撮影室15の隣には検査室16が設けられており、検査室16内にはCT装置2bとクライアントPC7とが配設されている。
〔小規模診断システム1の各装置の装置構成〕
以下、小規模診断システム1を構成する各装置について説明する。
画像生成装置2は、患者の診断対象部位(検査部位)を被写体として撮影を行い、撮影した画像をデジタル変換して医用画像を生成する画像生成手段(モダリティ)である。医用画像は、医療の分野で読影診断に用いられる画像である。
画像生成装置2においては、シングル画像又はマルチスライス画像が生成される。シングル画像とは、1回の撮影により生成された1枚の医用画像を指す。例えば、放射線撮影装置22により撮影され、CR読取装置2cにより読み取られた医用画像がシングル画像に相当する。マルチスライス画像とは、被写体の或る範囲(例えば、胸部から腹部にかけて)を複数連続撮影することによって生成された一連の医用画像群を指す。例えば、CT装置2bにより胸部から腹部にかけて連続撮影して生成された医用画像群がマルチスライス画像に相当する。マルチスライス画像に属する個々の医用画像をスライス画像という。
図1に示すように、本実施の形態では、画像生成装置2として、超音波診断装置(US)2a、CT装置2b、CR読取装置2cを備えている。なお、画像生成装置2はこれに限定されず、例えば、内視鏡、MRI等を画像生成装置2として設けてもよい。また、皮膚等の身体の外観を撮影するデジタルカメラ等を画像生成装置2としてもよい。
さらに、例えばCR読取装置2cを2台備える等、同種の画像生成装置2を複数備える構成としてもよい。また、小規模診断システム1に設けられる画像生成装置2の組合せはここに例示したものに限定されない。
超音波診断装置2aは、超音波を出力する超音波プローブと、超音波プローブに接続され、超音波プローブで受信された音波(エコー信号)を内部組織の撮影画像の画像データに変換する電子装置とから構成されている(いずれも図示せず)。超音波診断装置2aは、超音波プローブから体内に超音波を送り、体内組織に反射した音波(エコー信号)を再び超音波プローブで受信して、このエコー信号に応じた撮影画像を電子装置によって生成するようになっている。
超音波診断装置2aには、アナログ信号からデジタル信号への変換等を行う変換手段(コンバータ)である変換装置21が接続されており、超音波診断装置2aは、変換装置21を介してネットワーク8に接続されている。このように変換装置21を介することにより、ネットワーク8に接続された他の外部機器の規格(例えば、通信プロトコル)等に合わない形式のデータが超音波診断装置2aから出力される場合でも適宜変換してネットワーク8に接続された外部機器との間でデータの送受信を行うことができる。
本実施の形態において、変換装置21は、DICOM規格に準じた形式で、UID、スライス番号、総スライス数、代表画像のスライス番号、撮影日時、検査ID、検査部位等の画像属性情報を各医用画像に付与する機能を備えている。
UIDは、小規模診断システム1内の医用画像又は一連の医用画像群を特定するためのユニークなIDであり、シングル画像であれば1枚の医用画像に対して1つ、マルチスライス画像であれば一連の医用画像群に対して1つ付与される。即ち、マルチスライス画像に属する各スライス画像には、同じUIDが付与される。本実施の形態において、UIDは、画像生成装置2の種類を示す情報を含んで構成されるものとする。
スライス番号は、同じUIDが付与された医用画像群の中で個々の医用画像を識別するために付与される番号である。本実施の形態においては、マルチスライス画像に属する個々のスライス画像に対し、撮影順に1〜n(nは総スライス画像数)の番号が付与される。シングル画像の場合は1が付与される。
総スライス数は、同じUIDが付与された医用画像群に含まれる医用画像の総数を示す値である。マルチスライス画像の場合は、マルチスライス画像に属するスライス画像の総数が付与される。シングル画像の場合は1が付与される。
代表画像のスライス番号は、同じUIDが付与された医用画像群の中で代表となるスライス画像(代表画像という)のスライス番号である。代表画像は、例えば、一連のスライス画像群の中でスライス番号が中央に位置する画像であり、画像生成装置2により予め定められている。
また、変換装置21は、文字入力キー、数字入力キー等を備えたキーボード等の入力部(図示せず)を備えており、撮影対象である患者を特定する患者情報を入力する入力手段を兼ねている。
ここで、患者情報とは、患者ID、患者氏名(漢字・カナ・ASCII)、性別、生年月日、年齢等の他、診療日、撮影時間、受付番号、担当医等、患者を特定する情報を広く含むが、変換装置21において入力される患者情報は、このうち、例えば患者ID、患者氏名、性別、生年月日である。なお、変換装置21においてこれらすべてを入力する必要はなく、患者情報を何ら入力しないとすることもできる。変換装置21が患者情報として患者IDのみを入力する仕様である場合には、変換装置21の入力部は、例えばテンキー等でもよい。
変換装置21により付与された画像属性情報及び患者情報は、超音波診断装置2aにより生成された医用画像に付帯する付帯情報となる。
CT装置2bは、被写体の周囲を回転可能な放射線(X線)源、被写体を挟んで放射線源の反対側に位置する放射線検出器、被写体を放射線源に対して平行移動させるスライド台、画像処理を行うコンピュータ等を備える。CT装置2bは、放射線源を被写体の周囲に回転させるとともに被写体をスライドさせて被写体に連続的に放射線を照射し、被写体を透過した放射線を放射線検出器で検出して被写体の画像データを取得する。そして、コンピュータを用いて放射線検出器により検出された画像データの画像再構成を行い、被写体の断層画像を生成する。
CR読取装置2cは、被写体を撮影した放射線画像情報が記録された放射線画像変換媒体であるCRカセッテ(図示せず)から画像データを読み取るものである。
CRカセッテは、例えば放射線エネルギーを蓄積する輝尽性蛍光体シートを備える放射線画像変換プレートを内蔵しており、撮影時には放射線撮影装置22の放射線源(図示せず)から照射される放射線の照射領域内に配置される。CRカセッテは、放射線が照射されると被写体の放射線透過率分布に従った量の放射線を輝尽性蛍光体シートの輝尽性蛍光体層に蓄積させ、この輝尽性蛍光体層に被写体の放射線画像情報を記録する。
CR読取装置2cは、被写体の放射線画像情報が記録されたCRカセッテが装填されると、装置内に装填されたCRカセッテ内の輝尽性蛍光体シートに励起光を照射し、これによりシートから発光される輝尽光を光電変換し、得られた画像信号をA/D変換して画像データを生成するようになっている。
なお、CR読取装置2cは、放射線撮影装置22と一体となった一体型の装置であってもよい。
CT装置2b、CR読取装置2cには、生成された医用画像に上述の画像属性情報を付与する機能が備えられている。
また、CT装置2b、CR読取装置2cは、文字入力キー、数字入力キー等を備えたキーボード等の入力部(図示せず)を備えており、撮影対象である患者を特定する患者情報を入力可能となっている。
なお、各装置の入力部において入力される患者情報は特に限定されず、患者情報を何ら入力しないとすることもできる。当該装置が患者情報として患者IDのみを入力する仕様である場合には、入力部は、例えばテンキーでもよい。
上記画像属性情報及び患者情報は、各画像生成装置2で生成された医用画像に付帯する付帯情報となる。本実施の形態においては、ネットワーク8に接続された各画像生成装置2は、DICOM規格に則ったDICOMファイル形式で医用画像を医用画像管理装置3に送信する。DICOMファイルは、画像部とヘッダ部とから構成される。画像部には医用画像の画像データ、ヘッダ部に当該医用画像に関する付帯情報が書き込まれている。
なお、画像生成装置2がデジタルカメラ等のDICOM規格に準じていない機器である場合、その画像生成装置2は、JPEG形式で医用画像を医用画像管理装置3に送信する。この場合、UIDは、医用画像管理装置3において、医用画像の撮影日時等に基づいて医用画像に付与される。
医用画像管理装置3は、例えば診察室13に設置され、画像生成装置2により生成された医用画像を患者情報と対応付けて画像DB(Data Base)331に保存したり、医師が画像等を表示させて読影診断等を行ったりするための装置であり、一般的なPC(Personal Computer)に用いられるモニタ(表示部)よりも高精細のモニタを備えるものであってもよい。
医用画像管理装置3は、図3に示すように、制御部31、RAM32、記憶部33、操作部34、表示部35、通信部36、メディアドライブ37等を備えて構成されており、各部はバス38により接続されている。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)等により構成され、記憶部33に記憶されているシステムプログラムや処理プログラム等の各種プログラムを読み出してRAM32に展開し、展開されたプログラムに従って後述する表示出力制御処理(図6参照)をはじめとする各種処理を実行する。
RAM32は、制御部31により実行制御される各種処理において、記憶部33から読み出された制御部31で実行可能な各種プログラム、入力若しくは出力データ、及びパラメータ等の一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部33は、HDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリ等により構成さ
れる。記憶部33には、前述のように各種プログラムが記憶されているほか、医用画像を診断に適した画質に調整するための画像処理パラメータ(階調処理に用いる階調曲線を定義したルックアップテーブル、周波数処理の強調度等)等が記憶されている。
また、記憶部33は、画像生成装置2から送信された医用画像(オリジナル画像という)、オリジナル画像から生成された診断用画像(詳細後述)及びサムネイル画像を格納する画像DB(Data Base)331を有している。
画像DB331は、当該画像DB331に格納されている医用画像に関する情報を格納する画像情報テーブル331aを有している。図4に、画像情報テーブル331aの一例を示す。図4に示すように、画像情報テーブル331aは、「レコード番号」フィールド、「UID」フィールド、「スライス番号」フィールド、「総スライス数」フィールド、「代表画像」フィールド、「撮影日時」フィールド、「検査ID」フィールド、「検査部位」フィールド、「患者ID」フィールド、・・・「オリジナル画像」フィールド、「診断用画像」フィールド、「サムネイル画像」フィールド等を有し、画像生成装置2から送信された1枚の医用画像(シングル画像、各スライス画像)に関する画像関連情報、患者情報、ファイル格納場所等を1レコードとして格納する。
なお、「オリジナル画像」フィールドは、オリジナル画像のファイル格納場所を示す情報を格納するフィールドである。「診断用画像」フィールドは、診断用画像のファイル格納場所を示す情報を格納するフィールドである。「サムネイル画像」フィールドは、サムネイル画像のファイル格納場所を示す情報を格納するフィールドである。
画像情報テーブル331aに格納される情報により、オリジナル画像、オリジナル画像から作成された診断用画像及びサムネイル画像は、患者情報や画像を識別するためのUIDやスライス番号と対応付けられ、患者情報、画像生成装置2の種別、撮影日付等をキー情報として検索可能に記憶される。
操作部34は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードで押下操作されたキーの押下信号とマウスによる操作信号とを、入力信号として制御部31に出力する。
表示部35は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等のモニタを備えて構成されており、制御部31から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
通信部36は、ネットワークインターフェース等により構成され、スイッチングハブを介してネットワーク8に接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。
メディアドライブ37は、CD−R(Compact Disk Recordable)やDVD−R(Digital Versatile Disk Recordable)、MO(Magnet Optical)ディスク等の可搬型の記録メディアMが着脱可能に構成され、装着された記録メディアMに対しデータの読み出し又は書き込みを行う装置である。
受付装置4は、来院した患者の受付登録、会計計算、保険点数計算等を行うためのコンピュータ装置であり、CPU、ROM、RAM等により構成される記憶部、キーボードやマウス等により構成される入力部、CRTやLCD等により構成される表示部、ネットワーク8に接続された各装置との通信を制御する通信部(いずれも図示せず)等を備えて構成されている。受付装置4は、入力部より受付入力画面の表示が指示されると、CPUと記憶部に記憶されたプログラムとの協働によるソフトウエア処理により、表示部に図示しない受付入力画面を表示する。この受付入力画面を介して入力部により受付情報(受付番号+患者氏名等)が入力されると、受付された患者の患者情報リストを作成(更新)して記憶部に記憶し、通信部により適宜医用画像管理装置3に対して送信する。
イメージャ5は、医用画像管理装置3から送信された医用画像に基づいて、透過型記録媒体(フィルム)にレーザ露光することによって潜像を記録し、熱現象処理により潜像を可視化する光熱銀塩方式のプリンタである。
汎用プリンタ6は、インクジェット方式或いはレーザ方式で反射型記録媒体(紙媒体、シール等)に画像を記録するプリンタである。
クライアントPC7は、例えば、医用画像管理装置3から送信された医用画像を表示するコンピュータ装置である。
〔診察の流れ〕
次に、小規模診断システム1が適用された小規模な医療施設における、一の患者についての診察の流れについて説明する。
患者が来院すると、受付11において、患者に対し受付番号札が付与され、受付装置4において、入力部の操作により受付された患者の受付番号及び患者氏名等、患者情報リストを構成する各種の患者情報の入力(受付入力)が行われる。受付装置4においては、患者の受付番号及び患者情報等が入力されると、患者情報のリスト(患者情報リスト)が生成(更新)され、受付装置4内の記憶部の所定領域に格納される。患者情報リストは、例えば、その日の最初の患者が受付入力されると生成され、次の患者が受付入力される毎に新しい患者情報リストに更新される。患者情報リストは、受付装置4内の記憶部から適宜医用画像管理装置3に送信され、医用画像管理装置3のRAM32に記憶される。
受付番号が付与された患者が診察室13に移動すると、医師は、患者に問診等を行い、撮影を行うか否か、どの画像生成装置2で撮影を行うか等を判断する。撮影が必要であると判断した場合、医師は、医用画像管理装置3において、操作部34の所定の操作により、受付装置4から送信された患者情報リストを表示する患者情報リスト画面(図示せず)を表示部35に表示し、表示された患者情報リストの中から診断対象の患者の患者情報を選択することにより、表示部35に当該患者についてのビューア画面351を表示する。
図5に、ビューア画面351の一例を示す。ビューア画面とは、診断に用いる医用画像を表示し、医師が読影診断を行うための診断用画面である。図5に示すように、ビューア画面351には、診断対象として選択された患者の患者ID及び患者氏名を表示する患者表示欄71があり、現在どの患者のビューア画面351が表示されているかが視認できるようになっている。なお、リスト画面ボタン72を操作すると、患者情報リスト画面に戻ることができる。
ビューア画面351には、診断対象患者の医用画像のうち、診断に用いる医用画像を表示する画像表示欄73と、診断対象の患者の医用画像のサムネイル画像を一覧表示するサムネイル画像表示欄74とが設けられている。サムネイル画像の生成については後述する。
また、ビューア画面351には、タイル/スタック設定ボタン80が設けられている。タイル/スタック設定ボタン80は、画像表示欄73にマルチスライス画像を表示する際の表示方法(タイル表示又はスタック表示)を設定するためのボタンである。スタック表示とは、マルチスライス画像に属する全てのスライス画像を重ねて表示する表示方法である。スタック表示では、1つのスライス画像のみが画像表示欄73に表示される。表示する画像は、操作部34の操作により切り替えることが可能である。タイル表示とは、マルチスライス画像に属する全ての画像を画像表示欄73に展開して表示する表示方法である。
また、ビューア画面351には、画像取込みボタン81aと、画像取込みボタン81bとが設けられている。
画像取込みボタン81aは、ネットワーク8に接続されている各種画像生成装置2から送信される医用画像を現在診断対象となっている患者(患者表示欄71に表示されている患者)の画像として取り込むことを指示するためのボタンである。本実施の形態において、画像取込みボタン81aは、ネットワーク8に接続されている画像生成装置2の種別(超音波診断装置(US)2a、CT装置2b、CR読取装置2c)に対応して、「US」「CT」「CR」の3種類がビューア画面351上に配置されるようになっている。なお、その他の種別(例えば、内視鏡やMRI等)の画像生成装置2がネットワーク8に接続されている場合には、それに対応した画像取込みボタン81aが設けられる。
画像取込みボタン81bは図示しないUSB等のインターフェースを介してデジタルカメラ等の画像生成装置2から送信される医用画像を現在診断対象となっている患者(患者表示欄71に表示されている患者)の画像として取り込むことを指示するためのボタンである。
ビューア画面351において、操作部34により、何れかの画像取込みボタン81a又は81bが押される(クリックされる)と、当該診断対象患者のビューア画面351が閉じられる、若しくは画像取込みボタンが解除されるまでの間に、押下された画像取り込みボタン81a又は81bに対応する種別の画像生成装置2から送信された医用画像が当該診断対象患者の医用画像として取り込まれ、取り込まれた医用画像がオリジナル画像として当該患者の患者情報と対応付けて画像DB331に記憶される。また、取り込まれた医用画像は、診断に用いる医用画像として画像表示欄73に表示されるとともに、そのサムネイル画像が生成されてサムネイル画像表示欄74に表示される(図10参照)。
なお、画像取込みボタン81a又は81bが押下されていない種別の画像生成装置2から医用画像が送信されてきた場合には、記憶部33に設けられた未確定画像記憶部(図示せず)に記憶される。
また、ビューア画面351には、日付ボタン75が設けられている。日付ボタンのいずれかが押下されると、画像DB331から診断対象患者の押下された日付ボタンが示す日付に撮影された医用画像のサムネイル画像が読み出され、読み出されたサムネイル画像がサムネイル画像表示欄74に追加表示される。
また、ビューア画面351には、画像表示欄73に表示された画像を見やすく表示するための各種ツールボタン83が設けられている。ツールボタン83としては、例えば、表示された診断用画像に濃度コントラスト調整処理、白黒反転処理、拡大縮小処理等の画像処理を施すための各種画像処理ボタン、診断用画像の病変部に重畳するアノテーションの形状を選択するためのボタン等がある。
更に、ビューア画面351には、医用画像の出力先としてイメージャ5を指定するための画像出力ボタン82a、医用画像の出力先として汎用プリンタ6を指定するための画像出力ボタン82b、医用画像の出力先として記録メディアを指定するための画像出力ボタン82c、医用画像の出力先として外部機器(ここでは、クライアントPC7等)指定するための画像出力ボタン82dが設けられている。
医師は、上記のビューア画面351が表示されると、操作部34により、患者の撮影を行う画像生成装置2に対応する画像取込みボタン81a又は82bを押下する。撮影技師又は看護士等の撮影を行う撮影実施者は、患者を、撮影を行う画像生成装置2(超音波診断装置2a、CT装置2b)や放射線撮影装置22の前に連れて行き、その患者の診断対象部位を被写体として撮影を行う。例えば、撮影実施者は、放射線撮影装置22において撮影を行い、放射線撮影装置22において撮影済みのカセッテをCR読取装置2cにセットし、カセッテに記録された放射線画像の読み取りを行う。画像生成装置2においては、撮影に基づいて医用画像が生成され、医用画像管理装置3へ送信される。
医用画像管理装置3においては、画像生成装置2から送信された医用画像が受信されると、受信された医用画像に付帯されているUIDの参照や受信経路等により、医用画像の送信元の画像生成装置2の種別に対応する画像取込みボタン81a又は81bが予め押下されたか否かが判断される。送信元の画像生成装置2の種別に対応する画像取込みボタン81a又は81bが予め押下されている場合、受信された医用画像がビューア画面351の患者表示欄71に表示されている患者の医用画像として取り込まれ、画像表示欄73に表示される。
撮影が終了すると、患者は診察室13に戻り、医師は、ビューア画面351に表示されている診断用画像に基づいて、患者の画像診断を行う。
〔医用画像管理装置3の動作〕
次に、医用画像管理装置3の動作について詳細に説明する。
図6に、操作部34により表示部35に表示された患者情報リスト画面から診断対象となる患者の患者情報が選択された際に、制御部31により実行される表示出力制御処理のフローを示す。当該処理は、制御部31と記憶部33に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される。
まず、表示部35に、患者情報リスト画面において選択された患者についてのビューア画面351が表示される(ステップS1)。次いで、画像取込み処理が実行される(ステップS2)。
図7に、図6のステップS2において実行される画像取込み処理のフローを示す。当該処理は、制御部31と記憶部33に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される。
操作部34により画像取込みボタン81a又は81bが押下され、押下された画像取込みボタン81a又は81bに応じた画像生成装置2から送信された医用画像が通信部36又は図示しないインターフェースを介して受信されると(ステップS100)、RAM32に表示画像配列が生成され、表示画像配列の初期値として、受信された医用画像の画像ID及び受信順番が格納される(ステップS101)。
図12(a)、図15(a)に、ステップS101において作成される表示画像配列の一例を示す。表示画像配列は、ビューア画面351の画像表示欄73における医用画像の表示情報(画像ID、順番)を格納するための配列である。図12(a)、図15(a)に示すように、表示画像配列は、配列NO.、表示順を示す番号(順番)、画像を識別するための画像ID、出力対象(印刷対象)の画像としての選択状態を示す情報、が対応付けて格納されるようになっている。ステップS101では、まず、受信された(取り込まれた)医用画像枚数分の配列が生成され、「選択状態」に初期値として「No」が設定される。次いで、各医用画像について、配列の「順番」にその医用画像の受信順を示す番号が順番に格納され、「画像ID」に画像IDが格納される。例えば、ステップS100で受信された医用画像が画像ID=A1、A2、A3の3枚であり、A1、A2、A3の順で受信された場合、表示画像配列は、図12(a)、図15(a)に示す配列となる。なお、本例示では、便宜上、画像IDをA1、A2、A3としたが、本実施の形態においては、画像IDとしてUID(マルチスライス画像の各スライス画像においてはUID+スライス番号)を使用するものとする。
次いで、受信された医用画像が前記患者情報リスト画面において選択された患者の患者情報と対応付けられ、オリジナル画像として画像DB331に登録(記憶)される(ステップS102)。
次いで、オリジナル画像に基づいて診断用画像が生成され(ステップS103)、上記選択された患者の患者情報及びオリジナル画像と対応付けて画像DB331に登録(記憶)される(ステップS104)。ここで、診断用画像は、ビューア画面351において画像表示欄73に表示する際に使用される画像であり、オリジナル画像が受信したままの状態で画像DB331に保存されるのに対し、診断用画像は、医師の操作に応じて画像処理が施されると、画像処理済みの画像に上書きされて保存される。ステップS103においては、オリジナル画像のファイル名を変更した別ファイルが作成される。
次いで、オリジナル画像が縮小されてサムネイル画像が生成され(ステップS105)、上記選択された患者の患者情報、オリジナル画像、診断用画像と対応付けて画像DB331に登録(記憶)され(ステップS106)、処理は図6のステップS3に移行する。
画像DB331は、図4に示したように、画像生成装置2から送信された医用画像のUIDを始めとする画像関連情報、患者情報、オリジナル画像のファイル格納場所、診断用画像のファイル格納場所、サムネイル画像のファイル格納場所等を格納する画像情報テーブル331aを有し、画像DB331に各画像を登録する際には、当該画像情報テーブル331aへの情報の登録も行われる。この画像情報テーブル331aにより、オリジナル画像、オリジナル画像から作成された診断用画像及びサムネイル画像は、患者情報や画像を識別するためのUIDやスライス番号と対応付けられ、患者情報、画像生成装置2の種別、撮影日付により検索可能に保存される。
画像取込み処理が終了すると、診断用画像指定処理が実行される(ステップS3)。
図8〜図9に、図6のステップS3において実行される診断用画像指定処理のフローを示す。当該処理は、制御部31と記憶部33に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される。
まず、取り込まれた医用画像がビューア画面351に表示される(ステップS201)。即ち、RAM32に記憶されている表示画像配列に基づいて、画像取込み処理により取り込まれた医用画像の診断用画像が画像DB331から読み出されて画像表示欄73に表示されるとともに、対応するサムネイル画像が読み出されて撮影日時順にサムネイル画像表示欄74に表示される。図10(a)に、ステップS201において表示されるビューア画面351の一例を示す。
ビューア画面351において、操作部34により画像表示欄73に表示する診断用画像を変更する指示が入力されると(ステップS202;YES)、当該指示が画像表示欄73に表示する診断用画像を追加する指示であるか否かが判断され、診断用画像を追加する指示ではないと判断されると(ステップS203;NO)、処理はステップS211に移行する。なお、画像表示欄73に表示する診断用画像を追加する指示は、例えば、サムネイル画像表示欄74の追加対象のサムネイル画像を操作部34によりダブルクリックして選択する等により行うことができる。なお、サムネイル画像表示欄74に表示するサムネイル画像は、同一患者の他の医用画像が画像DB331に記憶されていれば、追加することができる。例えば、操作部34により日付ボタン75により所望の日付を押下すると、サムネイル画像表示欄74に、当該日付に撮影された診断対象患者のサムネイル画像が表示される。マルチスライス画像の場合、サムネイル画像表示欄74に表示される画像は、代表画像の一つのみとなる。
当該指示が診断用画像を追加する指示であると判断されると(ステップS203;YES)、画像DB331画像情報テーブル331aが参照され、追加表示が指示された画像がマルチスライス画像に属するスライス画像であるか否かが判断される(ステップS204)。追加指示された画像がマルチスライス画像に属するスライス画像ではないと判断されると(ステップS204;NO)、追加指示された画像が表示対象として決定される(ステップS208)。或る画像がマルチスライス画像に属するスライス画像であるか否かの判断は、画像情報テーブル331aの対象画像のレコードの総スライス数が2以上であるか否かにより判断される。
一方、追加表示が指示された画像がマルチスライス画像に属するスライス画像であると判断されると(ステップS204;YES)、マルチスライス画像の表示方法としてタイル表示が設定されているか否かが判断され、タイル表示が設定されていると判断されると(ステップS205;YES)、追加指示されたスライス画像を含むマルチスライス画像の全スライス画像が表示対象として決定される(ステップS206)。マルチスライス画像の表示方法としてタイル表示が設定されていない(即ち、スタック表示が設定されている)と判断されると(ステップS205;NO)、追加指示されたスライス画像を含むマルチスライス画像の先頭のスライス画像が表示対象として決定される(ステップS207)。
表示対象の画像が決定されると、RAM32の表示画像配列に表示対象として決定された画像の情報が追加書き込みされ(ステップS209)、表示対象として決定された画像の診断用画像が画像DB331から読み出されて画像表示欄73の最後尾に表示される(ステップS210)。なお、タイル表示が設定されている場合、表示対象として決定されたマルチスライス画像内の各スライス画像の表示順序は、スライス番号順、即ち、撮影順とされる。
ステップS211においては、操作部34により入力された指示が画像表示欄73に表示された診断用画像の何れかを画像表示欄73から削除する指示であるか否かが判断され、画像表示欄73から診断用画像の何れかを削除する指示ではないと判断されると(ステップS211;NO)、処理はステップS218に移行する。ここで、画像表示欄73に表示されている診断用画像を画像表示欄73から削除する指示は、例えば、画像表示欄73の削除対象の診断用画像を操作部34によりクリックして選択し、ツールボタン83の「選択して表示クリア」ボタンを押下する等により行うことができる。
当該指示が診断用画像を画像表示欄73から削除(クリア)する指示であると判断されると(ステップS211;YES)、画像DB331の画像情報テーブル331aが参照され、削除が指示された画像がマルチスライス画像に属するスライス画像であるか否かが判断される(ステップS212)。削除指示された画像がマルチスライス画像に属するスライス画像ではないと判断されると(ステップS212;NO)、削除指示された画像が削除対象として決定される(ステップS215)。
一方、削除指示された画像がマルチスライス画像に属するスライス画像であると判断されると(ステップS212;YES)、マルチスライス画像の表示方法としてタイル表示が設定されているか否かが判断され、タイル表示が設定されていると判断されると(ステップS213;YES)、削除指示されたスライス画像を含むマルチスライス画像の全スライス画像が削除対象として決定される(ステップS214)。マルチスライス画像の表示方法としてタイル表示が設定されていない(即ち、スタック表示が設定されている)と判断されると(ステップS213;NO)、削除指示された画像が削除対象として決定される(ステップS215)。
削除対象の画像が決定されると、RAM32の表示画像配列から削除対象として決定された画像の情報が削除され(ステップS216)、削除対象として決定された診断用画像が画像表示欄73から削除される(ステップS217)。
ステップS218においては、操作部34により入力された指示が画像表示欄73に表示された診断用画像の表示順の変更の指示であるか否かが判断され、当該指示が診断用画像の表示順の変更指示ではないと判断されると(ステップS218;NO)、処理はステップS202に戻る。ここで、画像表示欄73に表示されている診断用画像の表示順の変更指示は、例えば、操作部34により画像表示欄73の一つの画像を選択し、表示順を入れ替える他の画像にドラッグアンドドロップする、操作部34により画像表示欄73の画像表示欄73の一つの画像を、挿入先となる画像間の境界ラインにドラッグアンドドロップする等により行うことができる。
当該指示が診断用画像の表示順の変更指示であると判断されると(ステップS218;YES)、画像順変更処理が実行される(ステップS219)。
図11に、図9のステップS219により実行される画像順変更処理のフローを示す。当該処理は、制御部31と記憶部33に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される。
まず、操作部34により入力された画像表示順変更の指示が、画像表示欄73に表示されている或る画像間への画像挿入指示であるか否かが判断され(ステップS2001)、画像間への画像挿入指示ではないと判断されると(ステップS2001;NO)、処理はステップS2009に移行する。
操作部34により入力された画像表示順変更の指示が、画像表示欄73に表示されている或る画像間への画像挿入指示であると判断されると(ステップS2001;YES)、マルチスライス画像の表示方法としてタイル表示が設定されているか否かが判断され、タイル表示が設定されていると判断されると(ステップS2002;YES)、指示された画像挿入先がマルチスライス画像に属するスライス画像間であるか否かが判断され、マルチスライス画像に属するスライス画像間であると判断されると(ステップS2003;YES)、画像の移動処理がキャンセルされ(ステップS2004)、処理は図8のステップS202に戻る。
一方、指示された画像挿入先がマルチスライス画像に属するスライス画像間ではないと判断されると(ステップS2003;NO)、挿入指示された画像がマルチスライス画像に属するスライス画像であるか否かが判断され、マルチスライス画像に属するスライス画像であると判断されると(ステップS2005;YES)、挿入指示されたスライス画像を含むマルチスライス画像の全スライス画像が移動対象として決定される(ステップS2006)。マルチスライス画像の表示方法としてタイル表示が設定されていない、即ち、スタック表示が設定されていると判断された場合(ステップS2002;NO)、又は、挿入指示された画像がマルチスライス画像に属するスライス画像ではないと判断された場合(ステップS2005;NO)、挿入指示された画像が移動対象として決定される(ステップS2007)。
移動対象の画像が決定されると、移動対象として決定された画像の画像順が画像挿入先となるように表示画像配列の「順番」が変更され(ステップS2008)、処理はステップS2009に移行する。
ステップS2009においては、操作部34により入力された画像表示順変更の指示が、画像表示欄73に表示されている画像の入れ替え指示であるか否かが判断され、画像の入れ替え指示ではないと判断されると(ステップS2009;NO)、処理はステップS2017に移行する。
操作部34により入力された画像表示順変更の指示が、画像表示欄73に表示されている画像の入れ替え指示であると判断されると(ステップS2009;YES)、マルチスライス画像の表示方法としてタイル表示が設定されているか否かが判断され、タイル表示が設定されていると判断されると(ステップS2010;YES)、入れ替え指示された画像が同一のマルチスライス画像内のスライス画像同士であるか否かが判断され、同一のマルチスライス画像内のスライス画像同士であると判断されると(ステップS2011;YES)、画像の移動処理がキャンセルされ(ステップS2012)、処理は図8のステップS202に移行する。
入れ替え指示された画像が同一のマルチスライス画像内のスライス画像同士ではないと判断された場合(ステップS2011;NO)、入れ替え指示された画像の何れかがマルチスライス画像に属するスライス画像であるか否かが判断され、入れ替え指示された画像の何れかがマルチスライス画像に属するスライス画像であると判断されると(ステップS2013;YES)、入れ替え指示されたスライス画像を含むマルチスライス画像の全スライス画像がひとまとまりで移動対象として決定される(ステップS2014)。
マルチスライス画像の表示方法としてタイル表示が設定されていない、即ち、スタック表示が設定されていると判断された場合(ステップS2010;NO)、又は、入れ替え指示された画像の何れもマルチスライス画像に属するスライス画像ではないと判断された場合(ステップS2013;NO)、入れ替え指示された画像が移動対象として決定される(ステップS2015)。
移動対象の画像が決定されると、入れ替え指示された移動対象の画像同士の画像順が入れ替えられ、表示画像配列の「順番」が変更される(ステップS2016)。そして、RAM32の表示画像配列により指定された表示順で画像表示欄73の診断用画像が表示され(ステップS2017)、処理は図8のステップS202に戻る。
図8のステップS202において、操作部34によりビューア画面351に表示する診断用画像を変更する指示が入力されない場合は(ステップS202;NO)、処理は図6のステップS4に移行する。
上記の診断用画像指定処理によって、操作部34の操作に応じて診断に用いる医用画像及び表示順を指定することができる。
ここで、ビューア画面351において操作部34により画像表示欄73に表示する画像の追加、削除、画像順変更が指示された場合の、上述の診断用画像指定処理による表示画像配列の変化及び画像表示欄73の表示の変化をスタック表示の場合とタイル表示の場合とに分けて例示する。
(スタック表示の場合)
図12〜図13に、スタック表示が設定されている場合の表示画像配列の変化の一例を示す。図14に、図12〜図13で示す表示画像配列に基づく画像表示欄73の表示の変化を示す。なお、図12〜図13において、A1、A2・・・は、シングル画像の画像IDを示し、M1−1、M1−2・・・は、マルチスライス画像の各スライス画像の画像IDを示す。M1−1の「M1」は、マルチスライス画像を識別するIDを示し、「−1」は、マルチスライス画像M1の1スライス目(スライス番号=1)であることを示す。また、説明の便宜上、マルチスライス画像のスライス数は5であることとする。
図12(a)に、診断用画像指定処理開始時の表示画像配列の一例を示す。図14(a)に、図12(a)に基づき表示される画像表示欄73を模式的に示す。
例えば、図12(a)に示す表示画像配列に基づいて診断用画像を表示している状態(図14(a)の表示)において、操作部34により画像ID=M1−1の診断用画像の追加表示が指示された場合、表示画像配列は、図12(b)に示す配列に変更され、画像表示欄73の表示は、図14(b)に示す表示に変更される。
図12(b)に示す表示画像配列に基づいて診断用画像を表示している状態(図14(b)の表示)において、操作部34により画像ID=A4〜A7の診断用画像の追加表示が指示された場合、表示画像配列は、図12(c)に示す配列に変更され、画像表示欄73の表示は、図14(c)に示す表示に変更される。
図12(c)に示す表示画像配列に基づいて診断用画像を表示している状態(図14(c)の表示)において、操作部34により画像ID=A3の診断用画像の削除が指示された場合、表示画像配列は、図12(d)に示す配列に変更され、画像表示欄73の表示は、図14(d)に示す表示に変更される。
図12(d)に示す表示画像配列に基づいて診断用画像を表示している状態(図14(d)の表示)において、操作部34により画像ID=A2と画像ID=A6の診断用画像の入れ替えが指示された場合、表示画像配列は、図12(e)に示す配列に変更され、画像表示欄73の表示は、図14(e)に示す表示に変更される。
図12(e)に示す表示画像配列に基づいて診断用画像を表示している状態(図14(e)の表示)において、操作部34により画像ID=A7の診断用画像を画像ID=A6の診断用画像の後ろに挿入する指示が入力された場合、表示画像配列は、図13(a)に示す配列に変更され、画像表示欄73の表示は、図14(f)に示す表示に変更される。
図13(a)に示す表示画像配列に基づいて診断用画像を表示している状態(図14(f)の表示)において、操作部34により画像ID=M1−1と画像ID=A2の診断用画像の入れ替えが指示された場合、表示画像配列は、図13(b)に示す配列に変更され、画像表示欄73の表示は、図14(g)に示す表示に変更される。
図13(b)に示す表示画像配列に基づいて診断用画像を表示している状態(図14(g)の表示)において、操作部34により画像ID=M1−1の診断用画像を画像ID=A6の後ろに挿入する指示が入力された場合、表示画像配列は、図13(c)に示す配列に変更され、画像表示欄73の表示は、図14(h)に示す表示に変更される。
図13(c)に示す表示画像配列に基づいて診断用画像を表示している状態(図14(h)の表示)において、操作部34により画像ID=M1−1の診断用画像の削除が指示された場合、表示画像配列は、図13(d)に示す配列に変更され、画像表示欄73の表示は、図14(i)に示す表示に変更される。
このように、スタック表示においてはマルチスライス画像は1画像のみ表示されるので、マルチスライス画像の追加、削除、画像順変更は、シングル画像のときと同じ扱いとなる。
(タイル表示の場合)
図15〜図16に、タイル表示が設定されている場合の表示画像配列の変化の一例を示す。図17に、図15〜図16で示す表示画像配列に基づく画像表示欄73の表示の変化を示す。なお、図15〜図16において、A1、A2・・・は、シングル画像の画像IDを示し、M1−1、M1−2・・・は、マルチスライス画像の各スライス画像の画像IDを示す。M1−1の「M1」は、マルチスライス画像を識別するIDを示し、「−1」は、マルチスライス画像M1の1スライス目(スライス番号=1)であることを示す。また、説明の便宜上、マルチスライス画像のスライス数は5であることとする。
図15(a)に、診断用画像指定処理開始時の表示画像配列の一例を示す。図17(a)に、図15(a)に基づき表示される画像表示欄73を模式的に示す。
例えば、図15(a)に示す表示画像配列に基づいて診断用画像を表示している状態(図17(a)の表示)において、操作部34により画像ID=M1−1の診断用画像の追加表示が指示された場合、表示画像配列は、図15(b)に示す配列に変更され、画像表示欄73の表示は、図17(b)に示す表示に変更される。タイル表示の場合、マルチスライス画像M1のうちの1つのスライス画像が追加指示されると、図17(b)に示すように、マルチスライス画像M1の全てのスライス画像M1−1〜M1−5が追加表示される。
図15(b)に示す表示画像配列に基づいて診断用画像を表示している状態(図17(b)の表示)において、操作部34により画像ID=A4〜A7の診断用画像の追加表示が指示された場合、表示画像配列は、図15(c)に示す配列に変更され、画像表示欄73の表示は、図17(c)に示す表示に変更される。
図15(c)に示す表示画像配列に基づいて診断用画像を表示している状態(図17(c)の表示)において、操作部34により画像ID=A3の診断用画像の削除が指示された場合、表示画像配列は、図15(d)に示す配列に変更され、画像表示欄73の表示は、図17(d)に示す表示に変更される。
図15(d)に示す表示画像配列に基づいて診断用画像を表示している状態(図17(d)の表示)において、操作部34により画像ID=A2と画像ID=A6の診断用画像の入れ替えが指示された場合、表示画像配列は、図15(e)に示す配列に変更され、画像表示欄73の表示は、図17(e)に示す表示に変更される。
図15(e)に示す表示画像配列に基づいて診断用画像を表示している状態(図17(e)の表示)において、操作部34により画像ID=A7の診断用画像を画像ID=A6の診断用画像の後ろに挿入する指示が入力された場合、表示画像配列は、図16(a)に示す配列に変更され、画像表示欄73の表示は、図17(f)に示す表示に変更される。
図16(a)に示す表示画像配列に基づいて診断用画像を表示している状態(図17(f)の表示)において、操作部34により画像ID=M1−1と画像ID=A2の診断用画像の入れ替えが指示された場合、表示画像配列は、図16(b)に示す配列に変更され、画像表示欄73の表示は、図17(g)に示す表示に変更される。タイル表示の場合、マルチスライス画像M1のうちの1つのスライス画像と他の画像との入れ替えが指示されると、図17(g)に示すように、マルチスライス画像M1の全てのスライス画像M1−1〜M1−5が、スライス番号順の並びを崩さずに入れ替え先の画像の位置に移動される。
図16(b)に示す表示画像配列に基づいて診断用画像を表示している状態(図17(g)の表示)において、操作部34により画像ID=M1−1の診断用画像を画像ID=A6の後ろに挿入する指示が入力された場合、表示画像配列は、図16(c)に示す配列に変更され、画像表示欄73の表示は、図17(h)に示す表示に変更される。タイル表示の場合、マルチスライス画像M1のうちの1つのスライス画像を他の画像の後ろに挿入する指示がされると、図17(h)に示すように、マルチスライス画像M1の全てのスライス画像M1−1〜M1−5が、ひとまとまりで他の画像の後ろの位置に移動される。
図16(c)に示す表示画像配列に基づいて診断用画像を表示している状態(図17(h)の表示)において、操作部34により画像ID=M1−1の診断用画像の削除が指示された場合、表示画像配列は、図16(d)に示す配列に変更され、画像表示欄73の表示は、図17(i)に示す表示に変更される。タイル表示の場合、マルチスライス画像M1のうちの1つのスライス画像の削除が指示されると、図17(i)に示すように、マルチスライス画像M1の全てのスライス画像M1−1〜M1−5が削除される。
このように、タイル表示においては、マルチスライス画像のうちの1つのスライス画像の追加、削除、又は画像順変更が指示されると、全てのスライス画像がスライス番号順の並びを崩さずに一体的に追加、削除又は画像順変更される。
図6に戻り、ステップS4においては、ビューア画面351に表示されている診断用画像に対し、操作部34の入力に応じて、診断のための各種処理(画像処理やアノテーション表示)等が行われる。画像処理が施された診断用画像のファイルは、画像処理後の画像に上書きされて画像DB331に記憶される。なお、画像処理が施されたファイルにおいて、画像そのものを上書きしてもよいし、付帯情報に画像処理パラメータを上書きするようにしてもよい。
ビューア画面351において、操作部34により、画像表示欄73に表示されている診断用画像のうち何れか一以上の画像が出力対象(印刷対象)の画像(出力画像という)として選択されると(ステップS5;YES)、表示画像配列の「選択状態」が、選択された画像について「No」から「Yes」に変更される(ステップS6)。画像表示欄73に表示されている診断用画像の選択は、例えば、操作部34によりクリックする、またはShiftキーを押下したままクリックして複数画像を選択する等して行うことができる。また、図10(b)に示すように、画像表示欄73に表示されている診断用画像のうち選択された画像が太い色枠で囲まれる等、他の選択されていない画像と区別して表示される。
操作部34により、画像出力ボタン82a〜82dの何れかが押下されると(ステップS7)、表示/配列引継ぎ処理が実行される(ステップS8)。
図18に、図6のステップS8において実行される表示/配列引継ぎ処理のフローを示す。当該処理は、制御部31と記憶部33に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される。
まず、押下された画像出力ボタンに基づいて、画像出力先が判断される。画像出力先が外部機器又は記録メディアであると判断されると(ステップS301;ホスト出力、メディア出力)、マルチスライス画像の表示方法としてタイル表示が設定されているか否かが判断され、タイル表示が設定されていると判断されると(ステップS302;YES)、RAM32に記憶されている表示画像配列の中にマルチスライス画像があるか否かが判断される。画像表示配列の中にマルチスライス画像があると判断されると(ステップS303;YES)、表示画像配列において、同一マルチスライス画像内のスライス画像が1つにまとめられ(ステップS304)、処理はステップS305に移行する。
本実施の形態において、画像出力先が外部機器又は記録メディアであって表示設定がタイル表示の場合、マルチスライス画像の出力時には、一連のスライス画像の全てが出力される。そのため、出力画像の候補としては、マルチスライス画像のうちの代表画像のみを選択可能に表示すればよい。そこで、ステップS304においては、表示画像配列において、同一マルチスライス画像内のスライス画像が1つにまとめられる。具体的には、代表画像以外のスライス情報が表示画像配列から削除され、削除した以降の画像の順番が繰り上げられる。「選択状態」は、マルチスライス画像の何れか1つのスライス画像が「Yes」の場合は「Yes」とされる。このステップS304の処理により、後述するホスト出力画面352、メディア出力画面353において、出力画像を選択するための出力画像選択欄92、95においては代表画像のみが表示される。
画像出力先がイメージャ5又は汎用プリンタ6であると判断された場合(ステップS301;イメージャ出力、汎用印刷)、スタック表示が設定されている場合(ステップS302;NO)、又は表示画像配列にマルチスライス画像が含まれていない場合(ステップS303;NO)、処理はステップS305に移行する。
ステップS305においては、RAM32に、出力画像を設定するための出力画像配列が生成され(ステップS305)、表示画像配列における「選択状態」が「Yes」の配列の情報が出力画像配列に設定され(ステップS306)、処理は図6のステップS9に移行する。
出力画像配列は、出力画像及びその出力順を設定するための配列であり、配列NO.、出力順番(順番)、画像IDが格納されるようになっている(図25参照)。出力順とは、医用画像出力時(印刷時)の画像順であり、具体的に、イメージャ5又は汎用プリンタ6で医用画像を印刷する場合には、印刷レイアウトへの画像の並び順をさす。出力順番は、個々の医用画像の出力順を示す番号である。ステップS306では、表示画像配列において「選択状態」がYesの配列の画像IDが「画像ID」に、ビューア画面351における選択された画像間での表示順を示す番号が出力順番として「順番」に格納される。例えば、表示画像配列が図24(a)に示す状態である場合において、ステップS306で生成される出力画像配列は、図25(a)に示す配列となる。このように、ビューア画面351で操作部34の操作により出力画像として選択された画像は、出力画像配列において出力画像として設定される。
図6のステップS9においては、押下された画像出力ボタンに基づいて、画像出力先が判断される。画像出力先が外部機器であると判断されると(ステップS9;ホスト出力)、表示部35にホスト出力画面352が表示される(ステップS10)。
図19に、ホスト出力画面352の一例を示す。図19に示すように、ホスト出力画面352は、送信先選択ボタン91、出力画像選択欄92、送信ボタン93等が設けられている。送信先選択ボタン91は、出力画像の送信先となる外部機器(予め登録されている。例えば、クライアントPC7等)を選択するための操作ボタンである。出力画像選択欄92は、外部機器への出力対象となる画像を選択するための領域であり、外部機器への出力対象候補の画像がサムネイル画像により一覧表示されている。送信ボタン93は、出力画像の送信を指示するための操作ボタンである。
ステップS10においては、RAM32に記憶されている表示画像配列に基づいて、ホスト出力画面352に切り替えられる直前にビューア画面351の画像表示欄73に表示されていた診断用画像のサムネイル画像が表示されていた表示順(マルチスライス画像の場合は代表画像のみ)で出力画像選択欄92に並べて表示される。例えば、ビューア画面351でタイル表示が設定されており画像表示欄73の表示状態が図10(b)に示す状態であった場合、図19に示す出力画像選択欄92が表示される。このように、医師がビューア画面351で診断に用いていた画像が表示順を崩さずに出力対象候補として表示されるので、医師は診断に用いた画像のなかから外部機器に送信する出力画像を容易に選択することが可能となり、出力画像選択時の操作性を向上させることができる。
また、ステップS10においては、RAM32に記憶されている表示画像配列に基づいて、ビューア画面351の出力画像の選択状態がホスト出力画面352に引き継がれ、出力画像選択欄92において、ビューア画面351で選択された出力画像が他の選択されてない画像と区別して表示される。例えば、太い色枠で囲われる等によりに強調表示される。
画像出力先が記録メディアであると判断されると(ステップS9;メディア出力)、表示部35にメディア出力画面353が表示される(ステップS11)。
図20に、メディア出力画面353の一例を示す。図20に示すように、メディア出力画面353は、書き込み先指定欄94、出力画像選択欄95、書き込みボタン96等が設けられている。書き込み先指定欄94は、出力画像の出力(書き込み)先を指定するための領域である。出力画像選択欄95は、記録メディアへの出力対象となる画像を選択するための領域であり、記録メディアへの出力対象候補の画像がサムネイル画像により一覧表示されている。書き込みボタン96は、出力画像の記録メディアへの出力(書き込み)を指示するための操作ボタンである。
ステップS11においては、RAM32に記憶されている表示画像配列に基づいて、メディア出力画面353に切り替えられる直前にビューア画面351の画像表示欄73に表示されていた診断用画像のサムネイル画像が表示されていた表示順(マルチスライス画像の場合は代表画像のみ)で出力画像選択欄95に並べて表示される。例えば、ビューア画面351でタイル表示が設定されており画像表示欄73の表示状態が図10(b)に示す状態であった場合、図20に示す出力画像選択欄95が表示される。このように、医師がビューア画面351で診断に用いていた画像が表示順を崩さずに出力対象候補として表示されるので、医師は診断に用いた画像のなかから記録メディアに出力する出力画像を容易に選択することが可能となり、出力画像選択時の操作性を向上させることができる。
また、ステップS11においては、RAM32に記憶されている表示画像配列に基づいてビューア画面351での出力画像の選択状態がメディア出力画面353に引き継がれ、出力画像選択欄95おいて、ビューア画面351で選択された出力画像が他の選択されていない画像と区別して表示される。例えば、太い色枠で囲われる等により強調表示される。
画像出力先がイメージャ5であると判断されると(ステップS9;イメージャ出力)、表示部35にイメージャ印刷画面354が表示される(ステップS12)。
図21に、イメージャ印刷画面354の一例を示す。図21に示すように、イメージャ印刷画面354には、出力画像選択欄97、印刷イメージ表示欄98、ページ番号表示欄99、印刷レイアウト選択ボタン100、印刷ボタン101、画像クリアボタンC3等が設けられている。出力画像選択欄97は、イメージャ5への出力対象となる画像、即ち、イメージャ5における印刷対象とする画像を選択するための領域であり、印刷対象候補の画像がサムネイル画像により一覧表示されている。印刷イメージ表示欄98は、イメージャ5において印刷されるページ毎の印刷レイアウト及びイメージを表示する領域である。ページ番号表示欄99は、印刷イメージ表示欄98に表示されているページのページ番号を表示するとともにページ送りを指示するための領域である。印刷レイアウト選択ボタン100は、イメージャ5で印刷する画像のレイアウト(印刷レイアウト)を指定するための操作ボタンである。
ステップS12においては、RAM32に記憶されている表示画像配列に基づいて、イメージャ印刷画面354に切り替えられる直前にビューア画面351の画像表示欄73に表示されていた診断用画像のサムネイル画像が表示されていた表示順で出力画像選択欄97に表示される。例えば、ビューア画面351の画像表示欄73の表示状態が図10(b)に示す状態であった場合、図21に示す出力画像選択欄97が表示される。このように、医師がビューア画面351で診断に用いていた画像が表示順を崩さずに印刷対象候補として表示されるので、医師は診断に用いた画像のなかからイメージャ5で印刷する出力画像を容易に選択することが可能となり、出力画像選択時の操作性を向上させることができる。
また、ステップS12においては、RAM32に記憶されている表示画像配列に基づいてビューア画面351での出力画像の選択状態がイメージャ印刷画面354に引き継がれ、出力画像選択欄97において、ビューア画面351で選択された出力画像が他の選択されていない画像と区別して表示される。例えば、ビューア画面351で選択された出力画像が太い色枠で囲われる等により強調表示される。更に、印刷イメージ表示欄98には、ビューア画面351やこの出力画像選択欄97において印刷対象として選択された画像の診断用画像が、印刷レイアウトに基づき出力画像配列に設定された順番で配置されて表示される。なお、ステップS12においては、印刷イメージ表示欄98は、デフォルトで予め定められている印刷レイアウト(例えば、3×3、4×4等)に基づいて表示され、印刷レイアウト情報がRAM32に記憶される。
このように、イメージャ印刷画面354においては、印刷対象の画像である出力画像を選択するための出力画像選択欄97と、選択された出力画像を印刷レイアウトに基づき配置したページ毎の印刷イメージを表示する印刷イメージ表示欄98が設けられているので、医師等のユーザは、印刷対象の画像を選択したら同一の画面上で直ちに印刷対象の画像の診断用画像及び印刷イメージを確認することが可能となり、迅速及び的確な印刷対象の画像の選択及び印刷レイアウトの決定を行うことが可能となる。
画像出力先が汎用プリンタ6であると判断されると(ステップS9;汎用印刷)、表示部35に汎用印刷画面355が表示される(ステップS13)。汎用印刷画面355は、見出しがイメージャ印刷画面354と異なるほかは同じであるので説明及び図示を省略する。
操作部34により押下された画像出力ボタン82a〜82dに応じた出力画面352〜354が表示部35に表示されると、出力画像順設定処理が実行される(ステップS14)。
図22〜図23に、図6のステップS14において実行される出力画像順設定処理のフローを示す。当該処理は、制御部31と記憶部33に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される。なお、以下の説明では、表示部35に表示されている各出力画面352〜355を出力画面と総称する。
まず、画像の出力先が判断され、画像の出力先が外部機器又は記録メディアであると判断されると(ステップS401;ホスト出力、メディア出力)、処理はステップS405に移行する。画像の出力先がイメージャ5又は汎用プリンタ6であると判断されると(ステップS401;イメージャ出力、汎用印刷)、操作部34により印刷レイアウト選択ボタン100の何れかが操作されることにより印刷レイアウトの変更が指示されたか否かが判断される(ステップS402)。操作部34により印刷レイアウト選択ボタン100の何れかが押下されることにより印刷レイアウトの変更が指示されたと判断されると(ステップS402;YES)、操作部34により指示された印刷レイアウトを示す情報がRAM32の印刷レイアウト情報に記憶(上書き)されるとともに(ステップS403)、印刷イメージ表示欄98の画像配置数が指示された印刷レイアウトの画像配置数に変更して表示される(ステップS404)。そして、処理はステップS405に移行する。
操作部34により出力画像を変更する指示が入力されると(ステップS405;YES)、当該指示が出力画像を追加する指示であるか否かが判断され、出力画像を追加する指示ではないと判断されると(ステップS406;NO)、処理はステップS419に移行する。出力画像を追加する指示は、例えば、出力画像選択欄(出力画像選択欄92、95、又は97。以下同じ)に表示されているサムネイル画像を操作部34によりダブルクリックして選択することにより行うことができる。
当該指示が出力画像を追加する指示であると判断されると(ステップS406;YES)、画像の出力先が判断され、画像の出力先がイメージャ5又は汎用プリンタ6であると判断されると(ステップS407;イメージャ出力、汎用印刷)、マルチスライス画像の表示方法としてタイル表示が設定されているか否かが判断される。マルチスライス画像の表示方法としてタイル表示が設定されていると判断されると(ステップS408;YES)、追加の出力画像として選択された(追加指示された)画像がマルチスライス画像に属するスライス画像のうちの1つであるか否かが判断される。追加の出力画像として選択された画像がマルチスライス画像に属するスライス画像であると判断されると(ステップS409;YES)、同一のマルチスライス画像に属するスライス画像が出力画像として既に選択されているか否かが判断され、既に選択されていると判断されると(ステップS410;YES)、追加の出力画像として選択された画像のスライス番号と、既に選択されている画像のスライス番号とが比較される(ステップS411)。
比較の結果、追加の出力画像として選択された画像のスライス番号が既に選択されている同一マルチスライス画像に属する画像のスライス番号の何れよりも小さいと判断されると(ステップS411;小さい)、追加の出力画像として選択された画像の出力順が選択済みの同一マルチスライス画像のうちスライス番号の最も小さい画像の直前に決定され、RAM32の出力画像配列に追加の出力画像として選択された画像の情報が追加書き込みされるとともに、上記決定された出力順に基づいて出力画像配列の「順番」が設定変更される(ステップS412)。そして、処理はステップS416に移行する。
比較の結果、追加の出力画像として選択された画像のスライス番号が既に選択されている同一マルチスライス画像に属する画像のスライス番号に挟まれていると判断されると(ステップS411;挟まれている)、追加の出力画像として選択された画像の出力順が選択済みの同一マルチスライス画像の画像間(選択された画像のスライス番号を挟むスライス番号の画像間)に決定され、RAM32の出力画像配列に、追加の出力画像として選択された画像の情報が追加書き込みされるとともに、上記決定された出力順に基づいて出力画像配列の「順番」が設定変更される(ステップS413)。そして、処理はステップS416に移行する。
比較の結果、追加の出力画像として選択された画像のスライス番号が既に選択されている同一マルチスライス画像に属する画像のスライス番号の何れよりも大きいと判断されると(ステップS411;大きい)、追加の出力画像として選択された画像の出力順が選択済みの同一マルチスライス画像のうちスライス番号の最も大きい画像の直後に決定され、RAM32の出力画像配列に追加の出力画像として選択された画像の情報が追加書き込みされるとともに、上記決定された出力順に基づいて出力画像配列の「順番」が設定変更される(ステップS414)。そして、処理はステップS416に移行する。
一方、出力先が外部機器又は記録メディアである場合(ステップS407;ホスト出力、メディア出力)、マルチスライス画像の表示方法がタイル表示に設定されていない(即ち、スタック表示に設定されている)と判断された場合(ステップS408;NO)、選択された出力画像がマルチスライス画像のうちの1つではないと判断された場合(ステップS409;NO)、又は、選択された画像と同一のマルチスライス画像内のスライス画像が出力画像として未だ選択されていないと判断された場合(ステップS410;NO)、追加の出力画像として選択された画像の出力順が最後尾に決定され、RAM32の出力画像配列に追加の出力画像として選択された画像の情報が追加書き込みされ、「順番」が最後尾に設定され(ステップS415)、処理はステップS416に移行する。
ステップS416においては、出力画像選択欄(出力画像選択欄92、95、又は97。以下同じ)に表示されている、当該追加指示された画像のサムネイル画像が、例えば太いの色枠で囲われる等により強調表示される。更に、出力先がイメージャ5又は汎用プリンタ6である場合には(ステップS417;イメージャ出力、汎用印刷)、出力画像配列に設定されている順番に基づいて、印刷イメージ表示欄98に追加指示された画像が表示され(ステップS418)、処理はステップS419に移行する。
ステップS419においては、操作部34により入力された指示が出力画像としての選択状態(設定)を解除する指示(即ち、出力画像からの削除指示)であるか否かが判断され、当該指示が出力画像としての選択状態を削除する指示ではないと判断されると(ステップS419;NO)、処理はステップS401に戻る。出力画像としての選択を解除する指示は、例えば、出力画像選択欄の選択解除対象のサムネイル画像を操作部34により1クリックして選択し、「画像クリア」ボタン(画像クリアボタンC3)を押下する等により行うことができる。
当該指示が出力画像としての選択状態を解除する指示であると判断されると(ステップS419;YES)、RAM32の出力画像配列から選択解除が指示された画像の情報が削除されるとともに(ステップS420)、出力画像選択欄における選択解除が指示された画像のサムネイル画像の強調表示が解除される(ステップS421)。更に、出力先がイメージャ5又は汎用プリンタ6である場合には(ステップS422;イメージャ出力、汎用印刷)、印刷イメージ表示欄98から、選択解除が指示された画像が削除され(ステップS423)、処理はステップS401に戻る。
操作部34により出力画像を変更する指示が入力されない場合(ステップS405;NO)、処理は図6のステップS15に移行する。
上記の出力画像順設定処理によって、操作部34により出力対象候補から選択された画像を出力画像として設定するとともに、選択された出力画像の出力順を設定することができる。
ここで、イメージャ印刷画面354、汎用印刷画面355において操作部34により出力画像の追加、削除が指示された場合の、上述の出力画像順設定処理による出力画像配列の変化及び印刷イメージ表示欄98の表示の変化をスタック表示の場合とタイル表示の場合とに分けて例示する。
(スタック表示の場合)
図25に、スタック表示が設定されている場合の出力画像配列の変化の一例を示す。図26に、図25で示す出力画像配列に基づく印刷イメージ表示欄98の表示の変化を示す。なお、図25〜図26において、A1、A2・・・は、シングル画像の画像IDを示し、M1−1、M1−2・・・は、マルチスライス画像の各スライス画像の画像IDを示す。M1−1の「M1」は、マルチスライス画像を識別するIDを示し、「−1」は、マルチスライス画像M1の1スライス目(スライス番号=1)であることを示す。
なお、表示/配列引継ぎ処理のステップS306の実行時点における表示画像配列は図24(a)に示すものとし、イメージャ印刷画面354、汎用印刷画面355の出力画像選択欄97には、図24(a)に示す表示画像配列に格納されている画像IDの画像が出力画像の選択候補として表示されていることとする。また、出力画像配列には、図24(a)に示す表示画像配列に基づき、図25(a)に示す情報が設定されており、イメージャ印刷画面354、汎用印刷画面355の印刷イメージ表示欄98には、図26(a)に示す画像IDの画像が出力画像として表示されていることとする。また、印刷レイアウトは4×4として図示する。
例えば、図25(a)に示す出力画像配列において印刷イメージ表示欄98に示す画像順で出力画像が設定されている状態(図26(a)の表示)において、出力画像選択欄97から操作部34により画像ID=M1−1の画像が出力画像として追加選択された場合、出力画像配列は、図25(b)に示す配列に変更され、印刷イメージ表示欄98の表示は、図26(b)に示す表示に変更される。
図25(b)に示す出力画像配列において印刷イメージ表示欄98に示す画像順で出力画像が設定されている状態(図26(b)の表示)において、操作部34により画像ID=A5、A6、A7、A3の画像がこの順に追加選択された場合、出力画像配列は、図25(c)に示す配列に変更され、印刷イメージ表示欄98の表示は、図26(c)に示す表示に変更される。
図25(c)に示す出力画像配列において印刷イメージ表示欄98に示す画像順で出力画像が設定されている状態(図26(c)の表示)において、操作部34により画像ID=M2−1の画像が追加選択された場合、出力画像配列は、図25(d)に示す配列に変更され、印刷イメージ表示欄98の表示は、図26(d)に示す表示に変更される。
図25(d)に示す出力画像配列において印刷イメージ表示欄98に示す画像順で出力画像が設定されている状態(図26(d)の表示)において、操作部34により画像ID=M1−1の画像の出力画像からの削除が指示された場合、出力画像配列は、図25(e)に示す配列に変更され、印刷イメージ表示欄98の表示は、図26(e)に示す表示に変更される。
このように、スタック表示においてはマルチスライス画像内では1画像のみ出力画像としての選択が可能であるので、マルチスライス画像の出力画像としての追加、削除は、シングル画像のときと同じ扱いとなる。
(タイル表示の場合)
図27〜図28に、スタック表示が設定されている場合の出力画像配列の変化の一例を示す。図29に、図27〜図28で示す出力画像配列に基づく印刷イメージ表示欄98の表示の変化を示す。なお、図27〜図29において、A1、A2・・・は、シングル画像の画像IDを示し、M1−1、M1−2・・・は、マルチスライス画像の各スライス画像の画像IDを示す。M1−1の「M1」は、マルチスライス画像を識別するIDを示し、「−1」は、マルチスライス画像M1の1スライス目(スライス番号=1)であることを示す。
なお、表示/配列引継ぎ処理のステップS306の実行時点における表示画像配列は図24(b)に示すものとし、イメージャ印刷画面354、汎用印刷画面355の出力画像選択欄97には、図24(b)に示す表示画像配列に格納されている画像IDの画像が出力画像の選択候補として表示されていることとする。また、出力画像配列には、図24(b)に示す表示画像配列に基づき、図27(a)に示す情報が設定されており、イメージャ印刷画面354、汎用印刷画面355の印刷イメージ表示欄98には、図29(a)に示す画像IDの画像が出力画像として表示されていることとする。また、印刷レイアウトは4×4として図示する。
図27(a)に示す出力画像配列において印刷イメージ表示欄98に示す画像順で出力画像が設定されている状態(図29(a)の表示)において、出力画像選択欄97から操作部34により画像ID=A3の画像が出力画像として追加選択された場合、出力画像配列は、図27(b)に示す配列に変更され、印刷イメージ表示欄98の表示は、図29(b)に示す表示に変更される。
図27(b)に示す出力画像配列において印刷イメージ表示欄98に示す画像順で出力画像が設定されている状態(図29(b)の表示)において、操作部34により画像ID=M1−2、M1−4の画像がこの順に追加選択された場合、出力画像配列は、図27(c)に示す配列に変更され、印刷イメージ表示欄98の表示は、図29(c)に示す表示に変更される。
図27(c)に示す出力画像配列において印刷イメージ表示欄98に示す画像順で出力画像が設定されている状態(図29(c)の表示)において、出力画像選択欄97から操作部34により画像ID=M2−1の画像が出力画像として追加選択された場合、出力画像配列は、図27(d)に示す配列に変更され、印刷イメージ表示欄98の表示は、図29(d)に示す表示に変更される。ここでは、選択された画像ID=M2−1の画像と同一のマルチスライス画像内の画像(画像ID=M2−2)が既に選択済みであり、追加選択された画像のスライス番号のほうが小さいので、選択された画像ID=M2−1の画像は、M2−2の画像の直前に挿入される。
図27(d)に示す出力画像配列において印刷イメージ表示欄98に示す画像順で出力画像が設定されている状態(図29(d)の表示)において、出力画像選択欄97から操作部34により画像ID=M2−3の画像が出力画像として追加選択された場合、出力画像配列は、図27(e)に示す配列に変更され、印刷イメージ表示欄98の表示は、図29(e)に示す表示に変更される。ここでは、選択された画像ID=M2−3の画像と同一のマルチスライス画像内の画像(画像ID=M2−1、M2−2)が既に選択済みであり、追加選択された画像のスライス番号のほうが選択済みの何れよりも大きいので、選択された画像ID=M2−3の画像は、M2−2の画像の直後に挿入される。
図27(e)に示す出力画像配列において印刷イメージ表示欄98に示す画像順で出力画像が設定されている状態(図29(e)の表示)において、出力画像選択欄97から操作部34により画像ID=M1−3の画像が出力画像として追加選択された場合、出力画像配列は、図28(a)に示す配列に変更され、印刷イメージ表示欄98の表示は、図29(f)に示す表示に変更される。ここでは、選択された画像ID=M1−3の画像と同一のマルチスライス画像内の画像(画像ID=M1−2、M1−4)が既に選択済みであり、追加選択された画像のスライス番号が選択済みの画像のスライス番号に挟まれているので、選択された画像ID=M1−3の画像は、M1−2、M1−4の画像間に挿入される。
図28(a)に示す出力画像配列において印刷イメージ表示欄98に示す画像順で出力画像が設定されている状態(図29(f)の表示)において、操作部34により画像ID=A4の画像の出力画像からの削除が指示された場合、出力画像配列は、図28(b)に示す配列に変更され、印刷イメージ表示欄98の表示は、図29(g)に示す表示に変更される。
図28(b)出力画像配列において印刷イメージ表示欄98に示す画像順で出力画像が設定されている状態(図29(g)の表示)において、操作部34により画像ID=M2−1の画像の出力画像からの削除が指示された場合、出力画像配列は、図28(c)に示す配列に変更され、印刷イメージ表示欄98の表示は、図29(h)に示す表示に変更される。
このように、タイル表示が設定されている場合には、出力画像として選択された画像と同一のマルチスライス画像が既に選択されている場合には、選択された出力画像と既に選択されている画像とが連続してスライス番号順に並ぶように選択された画像の出力順が自動的に設定されるので、同一のマルチスライス画像内のスライス画像間に別のシングル画像やスライス画像が入ってしまったり、マルチスライス画像内のスライス画像の撮影順が崩れてしまったりすることを防止することができる。
図6のステップS15において、操作部34により、表示されている出力画面上の出力ボタン(送信ボタン93、書き込みボタン96、印刷ボタン101)が押下されると(ステップS15)、出力先に出力画像として選択された画像(診断用画像)が設定された出力順で出力される(ステップS16)。
例えば、出力先が外部機器である場合には、出力画像配列において出力画像として設定されている画像(診断用画像のファイル)が設定されている出力順で通信部36を介して指定された外部機器(例えば、クライアントPC7)に送信される。出力画像配列にマルチスライス画像の代表画像が設定されている場合は、当該マルチスライス画像の全スライス画像がスライス番号順に出力される。
出力先が記録メディアである場合には、出力画像配列において出力画像として設定されている画像(診断用画像のファイル)が設定されている出力順で指定されたメディアドライブ37に装填された記録メディアMに書き込まれる。出力画像配列にマルチスライス画像の代表画像が設定されている場合は、当該マルチスライス画像の全スライス画像がスライス番号順に記録メディアMに書き込まれる。
出力先がイメージャ5である場合には、出力画像配列において出力画像として設定されている画像(診断用画像のファイル)が設定されている出力順で印刷レイアウト情報とともに通信部36を介してイメージャ5に送信される。或いは、出力画像配列において設定されている画像(診断用画像)が設定されている出力順で印刷レイアウト上に配置されて合成され、合成画像がイメージャ5に送信される。
出力先が汎用プリンタ6である場合には、出力画像配列において出力画像として設定されている画像(診断用画像のファイル)が設定されている出力順で印刷レイアウト情報とともに通信部36を介して汎用プリンタ6に送信される。或いは、出力画像配列において設定されている画像(診断用画像)が設定されている出力順で印刷レイアウト上に配置されて合成され、合成画像が汎用プリンタ6に送信される。
操作部34により、出力画面を閉じる指示が入力されると(ステップS17)、表示部35の画面はビューア画面351に戻り(ステップS18)、ビューア画面351において終了ボタン84がクリックされると(ステップS19)、本処理は終了する。
以上説明したように、本実施の形態における医用画像管理装置3によれば、タイル表示が設定されている場合、操作部34の操作により印刷画面(イメージャ印刷画面354、汎用印刷画面355)の出力画像選択欄97に表示されている印刷候補の中から選択された医用画像がマルチスライス画像の一つであって既に同一のマルチスライス画像に属する他の医用画像が印刷対象として選択されている場合、当該選択された医用画像と前記既に選択されている他の医用画像とが撮影順(スライス番号順)に連続するように選択された医用画像の画像順を設定する。新たに印刷対象として選択された医用画像がマルチスライス画像ではない場合又は未だ同一のマルチスライス画像に属する他の医用画像が印刷対象として選択されていない場合、選択された医用画像の画像順を最後尾に設定する。
従って、同一のマルチスライス画像内の医用画像間にシングル画像や別のマルチスライス画像が入ってしまったり、同一マルチスライス画像内のスライス画像の撮影順が崩れてしまったりすることを防止することができ、マルチスライス画像の撮影順を崩すことなくひとまとまりで印刷することが可能となる。
また、イメージャ印刷画面354及び汎用印刷画面355には、印刷対象候補の画像を表示する出力画像選択欄97と、印刷対象として選択された医用画像を印刷レイアウトに基づき配置したページ毎の印刷イメージを表示する印刷イメージ表示欄98とが設けられているので、医師等のユーザは印刷イメージを確認することが可能となり、迅速及び的確な印刷対象の画像の選択を行うことが可能となる。
また、イメージャ印刷画面354及び汎用印刷画面355において、印刷対象候補として表示された医用画像のうち印刷対象として選択されたサムネイル画像を他の選択されていない画像のサムネイル画像と区別して色枠などで強調表示するので、何れの画像を選択済みであるかを医師等のユーザが容易に認識することが可能となり、出力画像選択時の操作性を向上させることができる。
なお、上述した本実施の形態における記述は、本発明に係る好適な小規模診断システムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、医用画像の出力先となる外部機器を医療施設内のクライアントPC7として説明したが、これに限定されない。例えば、WAN(Wide Area Network)やインターネット等を介して、連携している他の医療施設のシステムに医用画像を送信する構成であってもよい。
また、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてハードディスクや半導体の不揮発性メモリ等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
その他、小規模診断支援システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本実施の形態における小規模診断システムの全体構成例を示す図である。 図1に示す小規模診断システムを適用した場合の各装置の医療施設における配置例を示す図である。 図1に示す医用画像管理装置の機能的構成を示す要部ブロック図である。 図3の画像DBの画像情報テーブルの一例を示す図である。 図3の表示部に表示されるビューア画面の一例を示す図である。 図3の制御部により実行される表示出力制御処理を示すフローチャートである。 図6のステップS2において実行される画像取込み処理を示すフローチャートである。 図6のステップS3において実行される診断用画像指定処理を示すフローチャートである。 図6のステップS3において実行される診断用画像指定処理を示すフローチャートである。 図5に示すビューア画面に取り込んだ医用画像を表示した場合の表示の一例を示す図である。 図9のステップS219において実行される画像順変更処理を示すフローチャートである。 スタック表示が設定されている場合の診断用画像指定処理の実行による表示画像配列の変化の一例を示す図である。 スタック表示が設定されている場合の診断用画像指定処理の実行による表示画像配列の変化の一例を示す図である。 図12−13に示すように表示画像配列が変化したときのビューア画面における診断用画像の表示の変化を示す図である。 タイル表示が設定されている場合の診断用画像指定処理の実行による表示画像配列の変化の一例を示す図である。 タイル表示が設定されている場合の診断用画像指定処理の実行による表示画像配列の変化の一例を示す図である。 図15−16に示すように表示画像配列が変化したときのビューア画面における診断用画像の表示の変化を示す図である。 図6のステップS8において実行される表示/配列引継ぎ処理を示すフローチャートである。 図3の表示部に表示されるホスト出力画面の一例を示す図である。 図3の表示部に表示されるメディア出力画面の一例を示す図である。 図3の表示部に表示されるイメージャ印刷画面の一例を示す図である。 図6のステップS14において実行される出力画像順設定処理を示すフローチャートである。 図6のステップS14において実行される出力画像順設定処理を示すフローチャートである。 図18のステップS306の実行時点における表示画像配列の一例を示す図である。 スタック表示が設定されている場合の出力画像順設定処理の実行による出力画像配列の変化の一例を示す図である。 図24−25に示すように出力画像配列が変化したときの印刷イメージの変化を示す図である。 タイル表示が設定されている場合の出力画像順設定処理の実行による出力画像配列の変化の一例を示す図である。 タイル表示が設定されている場合の出力画像順設定処理の実行による出力画像配列の変化の一例を示す図である。 図27−28に示すように出力画像配列が変化したときの印刷イメージの変化を示す図である。
符号の説明
1 小規模診断システム
2 画像生成装置
2a 超音波診断装置
2b CT装置
2c CR読取装置
3 医用画像管理装置
4 受付装置
5 イメージャ
6 汎用プリンタ
7 クライアントPC
8 ネットワーク
21 変換装置
22 放射線撮影装置
31 制御部
32 RAM
33 記憶部
331 画像DB
34 操作部
35 表示部
351 ビューア画面
352 ホスト出力画面
353 メディア出力画面
354 イメージャ印刷画面
36 通信部
37 メディアドライブ
38 バス
73 画像表示欄
74 サムネイル画像表示欄

Claims (12)

  1. 連続撮影により取得された一連の医用画像群を含む複数の医用画像を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された複数の医用画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された複数の医用画像の中から印刷対象となる医用画像を選択するための操作手段と、
    前記操作手段により印刷対象として選択された医用画像に、連続撮影により取得された一連の医用画像群に属する何れか複数の医用画像が含まれている場合に、前記一連の医用画像群に属する複数の医用画像が撮影順に連続するように前記印刷対象として選択された医用画像の印刷時の画像順を設定する制御手段と、
    を備える医用画像管理装置。
  2. 前記制御手段は、前記操作手段により新たに選択された医用画像が連続撮影により取得された一連の医用画像群に属するものではない場合、又は、前記操作手段により新たに選択された医用画像が連続撮影により取得された一連の医用画像群に属するが、前記一連の医用画像群に属する他の医用画像が印刷対象として選択されていない場合、当該新たに選択された医用画像を画像順の最後尾に設定し、前記操作手段により新たに選択された医用画像が連続撮影により取得された一連の医用画像群に属しており、前記一連の医用画像群に属する他の医用画像が既に印刷対象として選択されている場合、当該選択された医用画像と前記一連の医用画像群に属する他の医用画像とが撮影順に連続する位置に当該新たに選択された医用画像の画像順を設定する請求項1に記載の医用画像管理装置。
  3. 前記制御手段は、前記印刷対象として選択された医用画像を前記設定した画像順で印刷レイアウトに基づき配置したページ毎の印刷イメージを前記表示手段に表示させる請求項1又は2に記載の医用画像管理装置。
  4. 前記制御手段は、前記表示手段に表示された複数の医用画像のうち前記操作手段により印刷対象として選択された医用画像を他の選択されていない医用画像と区別して表示させる請求項1〜3の何れか一項に記載の医用画像管理装置。
  5. 連続撮影により取得された一連の医用画像群を含む複数の医用画像を記憶する記憶手段に記憶された複数の医用画像を表示手段に表示する表示工程と、
    前記表示された複数の医用画像の中から印刷対象となる医用画像を操作手段により選択する印刷対象選択工程と、
    前記操作手段により印刷対象として選択された医用画像に、連続撮影により取得された一連の医用画像群に属する何れか複数の医用画像が含まれている場合に、前記一連の医用画像群に属する複数の医用画像が撮影順に連続するように前記印刷対象として選択された医用画像の印刷時の画像順を設定する画像順設定工程と、
    を含む印刷画像順設定方法。
  6. 前記画像順設定工程は、前記操作手段により新たに選択された医用画像が連続撮影により取得された一連の医用画像群に属するものではない場合、又は、前記操作手段により新たに選択された医用画像が連続撮影により取得された一連の医用画像群に属するが、前記一連の医用画像群に属する他の医用画像が印刷対象として選択されていない場合、当該新たに選択された医用画像を画像順の最後尾に設定し、前記操作手段により新たに選択された医用画像が連続撮影により取得された一連の医用画像群に属しており、前記一連の医用画像群に属する他の医用画像が既に印刷対象として選択されている場合、当該選択された医用画像と前記一連の医用画像群に属する他の医用画像とが撮影順に連続する位置に当該新たに選択された医用画像の画像順を設定する請求項5に記載の印刷画像順設定方法。
  7. 前記印刷対象として選択された医用画像を前記設定した画像順で印刷レイアウトに基づき配置したページ毎の印刷イメージを前記表示手段に表示する印刷イメージ表示工程を更に含む請求項5又は6に記載の印刷画像順設定方法。
  8. 前記表示工程は、前記表示手段に表示された複数の医用画像のうち前記操作手段により印刷対象として選択された医用画像を他の選択されていない医用画像と区別して表示する請求項5〜7の何れか一項に記載の印刷画像順設定方法。
  9. コンピュータを、
    連続撮影により取得された一連の医用画像群を含む複数の医用画像を記憶する記憶手段、
    前記記憶手段に記憶された複数の医用画像を表示する表示手段、
    前記表示手段に表示された複数の医用画像の中から印刷対象となる医用画像を選択するための操作手段、
    前記操作手段により印刷対象として選択された医用画像に、連続撮影により取得された一連の医用画像群に属する何れか複数の医用画像が含まれている場合に、前記一連の医用画像群に属する複数の医用画像が撮影順に連続するように前記印刷対象として選択された医用画像の印刷時の画像順を設定する制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  10. 前記制御手段は、前記操作手段により新たに選択された医用画像が連続撮影により取得された一連の医用画像群に属するものではない場合、又は、前記操作手段により新たに選択された医用画像が連続撮影により取得された一連の医用画像群に属するが、前記一連の医用画像群に属する他の医用画像が印刷対象として選択されていない場合、当該新たに選択された医用画像を画像順の最後尾に設定し、前記操作手段により新たに選択された医用画像が連続撮影により取得された一連の医用画像群に属しており、前記一連の医用画像群に属する他の医用画像が既に印刷対象として選択されている場合、当該選択された医用画像と前記一連の医用画像群に属する他の医用画像とが撮影順に連続する位置に当該新たに選択された医用画像の画像順を設定する請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記制御手段は、前記印刷対象として選択された医用画像を前記設定した画像順で印刷レイアウトに基づき配置したページ毎の印刷イメージを前記表示手段に表示させる請求項9又は10に記載のプログラム。
  12. 前記制御手段は、前記表示手段に表示された複数の医用画像のうち前記操作手段により印刷対象として選択された医用画像を他の選択されていない医用画像と区別して表示させる請求項9〜11の何れか一項に記載のプログラム。
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