JPH0549629A - 医用放射線画像読影装置 - Google Patents
医用放射線画像読影装置Info
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- JPH0549629A JPH0549629A JP3235745A JP23574591A JPH0549629A JP H0549629 A JPH0549629 A JP H0549629A JP 3235745 A JP3235745 A JP 3235745A JP 23574591 A JP23574591 A JP 23574591A JP H0549629 A JPH0549629 A JP H0549629A
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- 238000011976 chest X-ray Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 読影者に関する検索、統計処理、傾向分析が
容易になり、効率的な読影や統計処理を行うことができ
る医用放射線画像読影装置を提供することにある。 【構成】 画像記憶手段と、画像表示手段と、読影者識
別符号入力手段と、読影者識別符号記憶手段と、前記画
像記憶手段に記憶されている医用放射線画像情報を前記
画像表示手段で順次表示し、前記読影者識別符号入力手
段により入力された読影者識別符号を前記読影者識別符
号記憶手段に記憶するように制御する制御手段とを備え
てなることを特徴とする。
容易になり、効率的な読影や統計処理を行うことができ
る医用放射線画像読影装置を提供することにある。 【構成】 画像記憶手段と、画像表示手段と、読影者識
別符号入力手段と、読影者識別符号記憶手段と、前記画
像記憶手段に記憶されている医用放射線画像情報を前記
画像表示手段で順次表示し、前記読影者識別符号入力手
段により入力された読影者識別符号を前記読影者識別符
号記憶手段に記憶するように制御する制御手段とを備え
てなることを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、医用放射線画像読影装
置に関し、特に、大量の医用放射線画像を順次表示させ
ながら読影するのに好適な医用放射線画像読影装置に関
する。
置に関し、特に、大量の医用放射線画像を順次表示させ
ながら読影するのに好適な医用放射線画像読影装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】胸部Ｘ線画像を用いた集団検診において
は、間接撮影によって得られたロールフィルムを用いて
診断を行うのが一般的である。例えば集団検診において
は、１次読影時に病気の疑いがあると判断された画像に
ついては再度読影（２次読影）を行い、さらに精密な検
査を必要とするか否かの決定を行うようにしている。２
次読影では、通常、１次読影時の診断結果、過去に撮影
された画像とその診断結果を参照することが有効であ
り、特に，肺癌検診や結核検診における２次読影では、
過去の画像を参照することが義務付けられている。一
方、集団検診における読影は何人かの医師が分担して行
っているが、どの画像をどの医師が診断したかという情
報は重要である。例えば各医師が何枚の画像を読影した
かを調べる統計処理を行い、不公平がないように分担を
割り振ることが必要な場合もある。また、万が一見落と
しや誤診があった場合にも責任の所在が明らかになるば
かりでなく、その医師はどういう場合に誤りやすいかと
いう傾向分析を行い、その後の診断に役立てることがで
きる。現在の集団検診では、診断結果は、通常、図１０
に示すような所見用紙に、疑わしい疾患とその位置を書
き込むことにより記録されている。読影者は所見用紙に
署名し、自分が診断したことを示すようにしている。
は、間接撮影によって得られたロールフィルムを用いて
診断を行うのが一般的である。例えば集団検診において
は、１次読影時に病気の疑いがあると判断された画像に
ついては再度読影（２次読影）を行い、さらに精密な検
査を必要とするか否かの決定を行うようにしている。２
次読影では、通常、１次読影時の診断結果、過去に撮影
された画像とその診断結果を参照することが有効であ
り、特に，肺癌検診や結核検診における２次読影では、
過去の画像を参照することが義務付けられている。一
方、集団検診における読影は何人かの医師が分担して行
っているが、どの画像をどの医師が診断したかという情
報は重要である。例えば各医師が何枚の画像を読影した
かを調べる統計処理を行い、不公平がないように分担を
割り振ることが必要な場合もある。また、万が一見落と
しや誤診があった場合にも責任の所在が明らかになるば
かりでなく、その医師はどういう場合に誤りやすいかと
いう傾向分析を行い、その後の診断に役立てることがで
きる。現在の集団検診では、診断結果は、通常、図１０
に示すような所見用紙に、疑わしい疾患とその位置を書
き込むことにより記録されている。読影者は所見用紙に
署名し、自分が診断したことを示すようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】過去の診断結果の検索
や、統計処理、傾向分析を行うためには過去の所見用紙
や台帳を１つ１つ調べるといった作業が必要となる。し
かし、大量の画像を読影、診断する集団検診において、
このような作業には莫大な手間と時間がかかる。本発明
の目的は、読影者に関する検索、統計処理、傾向分析が
容易になり、効率的な読影や統計処理を行うことができ
る医用放射線画像読影装置を提供することにある。
や、統計処理、傾向分析を行うためには過去の所見用紙
や台帳を１つ１つ調べるといった作業が必要となる。し
かし、大量の画像を読影、診断する集団検診において、
このような作業には莫大な手間と時間がかかる。本発明
の目的は、読影者に関する検索、統計処理、傾向分析が
容易になり、効率的な読影や統計処理を行うことができ
る医用放射線画像読影装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の医用放射線画像読影装置は、医用放射線画
像情報を記憶する画像記憶手段と、医用放射線画像情報
を表示する画像表示手段と、読影者識別符号を入力する
読影者識別符号入力手段と、読影者識別符号を記憶する
読影者識別符号記憶手段と、前記画像記憶手段に記憶さ
れている医用放射線画像情報を前記画像表示手段で順次
表示し、前記読影者識別符号入力手段により入力された
読影者識別符号を前記読影者識別符号記憶手段に記憶す
るように制御する制御手段とを備えてなることを特徴と
する。また、医用放射線画像情報を記憶する画像記憶手
段と、医用放射線画像情報を表示する画像表示手段と、
診断結果を入力する診断結果入力手段と、診断結果を記
憶する診断結果記憶手段と、読影者識別符号を入力する
読影者識別符号入力手段と、読影者識別符号を記憶する
読影者識別符号記憶手段と、前記画像記憶手段に記憶さ
れている医用放射線画像情報を前記画像表示手段で順次
表示し、前記読影者識別符号入力手段により入力された
読影者識別符号を前記読影者識別符号記憶手段に記憶す
るように制御する制御手段とを備えてなることを特徴と
する。
め、本発明の医用放射線画像読影装置は、医用放射線画
像情報を記憶する画像記憶手段と、医用放射線画像情報
を表示する画像表示手段と、読影者識別符号を入力する
読影者識別符号入力手段と、読影者識別符号を記憶する
読影者識別符号記憶手段と、前記画像記憶手段に記憶さ
れている医用放射線画像情報を前記画像表示手段で順次
表示し、前記読影者識別符号入力手段により入力された
読影者識別符号を前記読影者識別符号記憶手段に記憶す
るように制御する制御手段とを備えてなることを特徴と
する。また、医用放射線画像情報を記憶する画像記憶手
段と、医用放射線画像情報を表示する画像表示手段と、
診断結果を入力する診断結果入力手段と、診断結果を記
憶する診断結果記憶手段と、読影者識別符号を入力する
読影者識別符号入力手段と、読影者識別符号を記憶する
読影者識別符号記憶手段と、前記画像記憶手段に記憶さ
れている医用放射線画像情報を前記画像表示手段で順次
表示し、前記読影者識別符号入力手段により入力された
読影者識別符号を前記読影者識別符号記憶手段に記憶す
るように制御する制御手段とを備えてなることを特徴と
する。
【０００５】
【作用】読影者識別符号入力手段と、読影者識別符号記
憶手段とを有し、読影者識別符号入力手段により入力さ
れた読影者識別符号が、制御手段により読影者識別符号
記憶手段に記憶されるので、読影者に関する検索、統計
処理、傾向分析が容易になり、効率的な読影や統計処理
を行うことができる。
憶手段とを有し、読影者識別符号入力手段により入力さ
れた読影者識別符号が、制御手段により読影者識別符号
記憶手段に記憶されるので、読影者に関する検索、統計
処理、傾向分析が容易になり、効率的な読影や統計処理
を行うことができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
する。 〔実施例１〕図１は、本実施例を示すブロック図であ
る。１は画像記憶手段、２は画像表示手段、３は読影者
識別符号入力手段、４は読影者識別符号記憶手段、５は
制御手段である。画像記憶手段１は、医用放射線画像情
報を記憶するものである。例えばこの装置を集団検診に
利用する場合には、この画像記憶手段１には、集団検診
により大量に撮影された胸部Ｘ線画像等がディジタル化
されて記憶される。ディジタル化されたＸ線画像を得る
方法としては、増感紙／フィルムを用いた直接撮影やミ
ラーカメラ等を用いた間接撮影によって得られたフィル
ムをスキャナー等の画像読取装置で読み取ってもよい
し、特開昭６２−２７６９号公報に記載されているよう
な、輝尽性蛍光体層を有する放射線画像変換パネルを用
いてＸ線画像をフィルムを介さずに直接ディジタル信号
として取り込む装置を用いてもよい。後者の場合には、
フィルムの現像やスキャナー等による読取の手間がかか
らないので、大量の画像を扱うときには特に好ましい。
この画像記憶手段１は、例えば光ディスク、磁気ディス
ク、光磁気ディスクなどにより構成することができ、特
に、複数の光磁気ディスクを有する光磁気ディスクライ
ブラリを好ましく用いることができる。なお、各医用放
射線画像は、画像識別符号などの情報と対応付けて記憶
するのが好ましい。
する。 〔実施例１〕図１は、本実施例を示すブロック図であ
る。１は画像記憶手段、２は画像表示手段、３は読影者
識別符号入力手段、４は読影者識別符号記憶手段、５は
制御手段である。画像記憶手段１は、医用放射線画像情
報を記憶するものである。例えばこの装置を集団検診に
利用する場合には、この画像記憶手段１には、集団検診
により大量に撮影された胸部Ｘ線画像等がディジタル化
されて記憶される。ディジタル化されたＸ線画像を得る
方法としては、増感紙／フィルムを用いた直接撮影やミ
ラーカメラ等を用いた間接撮影によって得られたフィル
ムをスキャナー等の画像読取装置で読み取ってもよい
し、特開昭６２−２７６９号公報に記載されているよう
な、輝尽性蛍光体層を有する放射線画像変換パネルを用
いてＸ線画像をフィルムを介さずに直接ディジタル信号
として取り込む装置を用いてもよい。後者の場合には、
フィルムの現像やスキャナー等による読取の手間がかか
らないので、大量の画像を扱うときには特に好ましい。
この画像記憶手段１は、例えば光ディスク、磁気ディス
ク、光磁気ディスクなどにより構成することができ、特
に、複数の光磁気ディスクを有する光磁気ディスクライ
ブラリを好ましく用いることができる。なお、各医用放
射線画像は、画像識別符号などの情報と対応付けて記憶
するのが好ましい。
【０００７】画像表示手段２は、医用放射線画像情報を
表示するものである。この画像表示手段２は、例えばＣ
ＲＴ、液晶ディスプレー、プラズマディスプレーなどに
より構成することができる。画像記憶手段１に記憶され
ていた医用放射線画像は、制御手段５により画像表示手
段２に転送されて表示される。
表示するものである。この画像表示手段２は、例えばＣ
ＲＴ、液晶ディスプレー、プラズマディスプレーなどに
より構成することができる。画像記憶手段１に記憶され
ていた医用放射線画像は、制御手段５により画像表示手
段２に転送されて表示される。
【０００８】読影者識別符号入力手段３は、読影者識別
符号を入力するものである。この読影者識別符号は読影
者の１人１人に固有な符号であればよく、例えば読影者
の氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、所属などの
読影者に関する情報そのものやそれらの組合せ、単なる
数字および／または文字などの組合せなどにより構成し
てもよい。また、例えば通し番号でもよい。コンピュー
タなどを容易に利用できる観点からは、読影者識別符号
が数字および／またはアルファベットの組合せで構成さ
れていることが好ましい。読影者識別符号は、キーボー
ドなどから文字や符号を直接入力してもよいし、表示さ
れた選択肢の中から選択してもよい。
符号を入力するものである。この読影者識別符号は読影
者の１人１人に固有な符号であればよく、例えば読影者
の氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、所属などの
読影者に関する情報そのものやそれらの組合せ、単なる
数字および／または文字などの組合せなどにより構成し
てもよい。また、例えば通し番号でもよい。コンピュー
タなどを容易に利用できる観点からは、読影者識別符号
が数字および／またはアルファベットの組合せで構成さ
れていることが好ましい。読影者識別符号は、キーボー
ドなどから文字や符号を直接入力してもよいし、表示さ
れた選択肢の中から選択してもよい。
【０００９】読影者識別符号記憶手段４は、読影者識別
符号入力手段３により入力された読影者の識別符号を記
憶するものである。この読影者識別符号記憶手段４は、
例えば光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスクなど
により構成することができる。読影者識別符号は、画像
情報と対応付けて記憶されることが好ましい。
符号入力手段３により入力された読影者の識別符号を記
憶するものである。この読影者識別符号記憶手段４は、
例えば光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスクなど
により構成することができる。読影者識別符号は、画像
情報と対応付けて記憶されることが好ましい。
【００１０】制御手段５は、画像記憶手段１に記憶され
ている医用放射線画像情報を画像表示手段２により順次
表示し、読影者識別符号入力手段３により入力された読
影者識別符号を記憶するように制御するものである。こ
の制御手段５は、例えば汎用コンピュータにより構成す
ることができる。
ている医用放射線画像情報を画像表示手段２により順次
表示し、読影者識別符号入力手段３により入力された読
影者識別符号を記憶するように制御するものである。こ
の制御手段５は、例えば汎用コンピュータにより構成す
ることができる。
【００１１】本実施例の装置によれば、画像記憶手段１
に記憶されている医用放射線画像情報が画像表示手段２
に順次転送されて表示される。読影者は、画像表示手段
２に表示された画像を読影しながら、自分自身の読影者
識別符号を読影者識別符号入力手段３により入力し、こ
れを読影者識別符号記憶手段４に記憶することにより、
読影者に関する検索、統計処理、傾向分析が容易にな
り、効率的な読影や統計処理を行うことができる。読影
開始時に一度だけ読影者識別符号を入力すると、後は自
動的に読影者識別符号を読影者識別符号記憶手段４に記
憶するようにすれば、読影者は読影に専念できるので好
ましい。なお、本実施例において、図５に示した被検者
情報記憶手段８、図７に示した読影者情報記憶手段１０
のいずれか一方または両方を付加する構成としてもよ
い。
に記憶されている医用放射線画像情報が画像表示手段２
に順次転送されて表示される。読影者は、画像表示手段
２に表示された画像を読影しながら、自分自身の読影者
識別符号を読影者識別符号入力手段３により入力し、こ
れを読影者識別符号記憶手段４に記憶することにより、
読影者に関する検索、統計処理、傾向分析が容易にな
り、効率的な読影や統計処理を行うことができる。読影
開始時に一度だけ読影者識別符号を入力すると、後は自
動的に読影者識別符号を読影者識別符号記憶手段４に記
憶するようにすれば、読影者は読影に専念できるので好
ましい。なお、本実施例において、図５に示した被検者
情報記憶手段８、図７に示した読影者情報記憶手段１０
のいずれか一方または両方を付加する構成としてもよ
い。
【００１２】〔実施例２〕図２は、本実施例を示すブロ
ック図であり、診断結果入力手段６と、診断結果記憶手
段７を付加したほかは図１の実施例と同様の構成であ
る。診断結果入力手段６は、診断結果を入力するもので
ある。入力手段としては、ワープロなどで文章として入
力する方法、病名などをあらかじめ符号化して符号を選
択するなどの方法を採用することができる。また、キー
ボードなどから文字や符号を入力してもよいし、マウス
やジョイスティック、ボタンなどで文字や符号を選択し
てもよい。診断結果記憶手段７は、診断結果を記憶する
ものであり、例えば磁気ディスク、光ディスク、光磁気
ディスクなどにより構成することができる。診断結果
は、画像情報と対応付けて記憶されることが好ましい。
ック図であり、診断結果入力手段６と、診断結果記憶手
段７を付加したほかは図１の実施例と同様の構成であ
る。診断結果入力手段６は、診断結果を入力するもので
ある。入力手段としては、ワープロなどで文章として入
力する方法、病名などをあらかじめ符号化して符号を選
択するなどの方法を採用することができる。また、キー
ボードなどから文字や符号を入力してもよいし、マウス
やジョイスティック、ボタンなどで文字や符号を選択し
てもよい。診断結果記憶手段７は、診断結果を記憶する
ものであり、例えば磁気ディスク、光ディスク、光磁気
ディスクなどにより構成することができる。診断結果
は、画像情報と対応付けて記憶されることが好ましい。
【００１３】診断結果は文字情報だけでなく、所見を入
力するに当たって最も注目した画像中の領域の位置情報
をも入力することが好ましい。図３に示すように、注目
領域の位置情報は、あらかじめ画像をいくつかの領域に
分割しておき、その中から選択することによって指定し
てもよい。また、図４に示すように、画像上の点の座標
（ｘ，ｙ）を用いて位置情報を入力してもよく、この場
合は、少ないデータ量で正確な位置を指定できるので好
ましい。診断結果を入力する方法としては、診断結果を
画像読取手段によって画像として入力する方法も採用す
ることができる。このような方法を用いれば、病名など
の診断結果と注目した領域の位置などを同時に入力でき
るので好ましい。例えば、レーザースキャナー等で所見
書き込み用紙などに一旦書かれた情報を画像として読み
込んでもよいし、ライトペンなどを用いて診断結果を直
接画像として入力してもよい。
力するに当たって最も注目した画像中の領域の位置情報
をも入力することが好ましい。図３に示すように、注目
領域の位置情報は、あらかじめ画像をいくつかの領域に
分割しておき、その中から選択することによって指定し
てもよい。また、図４に示すように、画像上の点の座標
（ｘ，ｙ）を用いて位置情報を入力してもよく、この場
合は、少ないデータ量で正確な位置を指定できるので好
ましい。診断結果を入力する方法としては、診断結果を
画像読取手段によって画像として入力する方法も採用す
ることができる。このような方法を用いれば、病名など
の診断結果と注目した領域の位置などを同時に入力でき
るので好ましい。例えば、レーザースキャナー等で所見
書き込み用紙などに一旦書かれた情報を画像として読み
込んでもよいし、ライトペンなどを用いて診断結果を直
接画像として入力してもよい。
【００１４】〔実施例３〕図５は、本実施例を示すブロ
ック図であり、被検者情報記憶手段８を付加したほか
は、図２に示した実施例と同様の構成である。被検者情
報記憶手段８は、被検者の氏名、生年月日、性別、住
所、過去の病歴などの個人情報や今までに撮影された画
像の画像識別符号、撮影日、撮影場所、放射線照射条件
などの撮影情報を記憶するものである。被検者情報記憶
手段８に記憶された被検者情報を基に、撮影日、撮影場
所など指定された条件に当てはまる画像を検索し、画像
記憶手段１に記憶されている医用放射線画像情報を画像
表示手段２に順次転送するように構成すれば、大量の画
像の中から所望の画像だけを容易に抽出して診断できる
ので好ましい。診断結果記憶手段７と被検者情報記憶手
段８とは同一媒体を用いるのが好ましく、診断結果を被
検者情報の一部として記憶するのが好ましい。
ック図であり、被検者情報記憶手段８を付加したほか
は、図２に示した実施例と同様の構成である。被検者情
報記憶手段８は、被検者の氏名、生年月日、性別、住
所、過去の病歴などの個人情報や今までに撮影された画
像の画像識別符号、撮影日、撮影場所、放射線照射条件
などの撮影情報を記憶するものである。被検者情報記憶
手段８に記憶された被検者情報を基に、撮影日、撮影場
所など指定された条件に当てはまる画像を検索し、画像
記憶手段１に記憶されている医用放射線画像情報を画像
表示手段２に順次転送するように構成すれば、大量の画
像の中から所望の画像だけを容易に抽出して診断できる
ので好ましい。診断結果記憶手段７と被検者情報記憶手
段８とは同一媒体を用いるのが好ましく、診断結果を被
検者情報の一部として記憶するのが好ましい。
【００１５】〔実施例４〕図６は、本実施例を示すブロ
ック図であり、診断結果表示手段９を付加したほかは、
図２に示した実施例と同様の構成である。診断結果表示
手段９は、診断結果記憶手段７に記憶されている診断結
果を表示するものである。このような構成によれば、一
度診断された画像を参照しながら新たな画像の診断や、
同一画像の再診断を１台の装置で行うことが可能とな
る。例えば１次読影の診断結果を基に２次読影を要する
画像を検索して順次表示し、その画像と１次読影の診断
結果を見ながら２次読影を行い、２次読影の診断結果を
入力するように構成すれば大量の画像を効率的に読影す
ることができる。なお、本実施例において、図５に示し
た被検者情報記憶手段８を付加する構成としてもよい。
ック図であり、診断結果表示手段９を付加したほかは、
図２に示した実施例と同様の構成である。診断結果表示
手段９は、診断結果記憶手段７に記憶されている診断結
果を表示するものである。このような構成によれば、一
度診断された画像を参照しながら新たな画像の診断や、
同一画像の再診断を１台の装置で行うことが可能とな
る。例えば１次読影の診断結果を基に２次読影を要する
画像を検索して順次表示し、その画像と１次読影の診断
結果を見ながら２次読影を行い、２次読影の診断結果を
入力するように構成すれば大量の画像を効率的に読影す
ることができる。なお、本実施例において、図５に示し
た被検者情報記憶手段８を付加する構成としてもよい。
【００１６】〔実施例５〕図７は、本実施例を示すブロ
ック図であり、読影者情報が記憶された読影者情報記憶
手段１０を付加したほかは図２に示した実施例と同様の
構成である。読影者情報記憶手段１０は、読影者の氏
名、所属、性別、年月日、住所などの個人情報や今まで
に読影した画像の枚数や担当地区などの読影情報などの
読影者情報を記憶するものである。読影者情報は読影者
識別符号と対応付けて記憶されていることが好ましい。
この場合、読影者識別符号入力手段３に入力された読影
者識別符号を基に、読影者情報記憶手段１０に記憶され
ている対応する読影者情報を検索して、これを読影者識
別符号とともに読影者識別符号記憶手段４または診断結
果記憶手段７に記憶するよう構成すると好ましい。な
お、本実施例において、図５に示した被検者情報記憶手
段８を付加する構成としてもよい。
ック図であり、読影者情報が記憶された読影者情報記憶
手段１０を付加したほかは図２に示した実施例と同様の
構成である。読影者情報記憶手段１０は、読影者の氏
名、所属、性別、年月日、住所などの個人情報や今まで
に読影した画像の枚数や担当地区などの読影情報などの
読影者情報を記憶するものである。読影者情報は読影者
識別符号と対応付けて記憶されていることが好ましい。
この場合、読影者識別符号入力手段３に入力された読影
者識別符号を基に、読影者情報記憶手段１０に記憶され
ている対応する読影者情報を検索して、これを読影者識
別符号とともに読影者識別符号記憶手段４または診断結
果記憶手段７に記憶するよう構成すると好ましい。な
お、本実施例において、図５に示した被検者情報記憶手
段８を付加する構成としてもよい。
【００１７】〔実施例６〕図８は、本実施例を示すブロ
ック図であり、診断結果表示手段９を付加したほかは図
７に示した実施例と同様の構成である。この場合、診断
結果とともに、読影者識別符号記憶手段４に記憶されて
いる読影者識別符号を基にして読影者情報を検索し、診
断結果表示手段９により表示するように構成すると好ま
しい。
ック図であり、診断結果表示手段９を付加したほかは図
７に示した実施例と同様の構成である。この場合、診断
結果とともに、読影者識別符号記憶手段４に記憶されて
いる読影者識別符号を基にして読影者情報を検索し、診
断結果表示手段９により表示するように構成すると好ま
しい。
【００１８】〔実施例７〕図９は、本実施例を示すブロ
ック図であり、被検者情報記憶手段８を付加したほかは
図８に示した実施例と同様の構成である。この場合、２
次読影時に同一被検者の過去の画像とその診断結果を検
索して、診断結果表示手段９に表示するように構成すれ
ば集団検診には最適である。
ック図であり、被検者情報記憶手段８を付加したほかは
図８に示した実施例と同様の構成である。この場合、２
次読影時に同一被検者の過去の画像とその診断結果を検
索して、診断結果表示手段９に表示するように構成すれ
ば集団検診には最適である。
【００１９】以上、本発明を実施例に基づいて説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、画像記憶手段１、診断結果記憶手段７、読影者識
別符号記憶手段３は、異なる媒体で構成してもよいし、
同一の媒体により構成してもよい。具体的には、下記表
１に示す態様を採用することができる。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、画像記憶手段１、診断結果記憶手段７、読影者識
別符号記憶手段３は、異なる媒体で構成してもよいし、
同一の媒体により構成してもよい。具体的には、下記表
１に示す態様を採用することができる。
【００２０】
【表１】
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、診断結果と読影者に関
する検索、統計処理、傾向分析が容易になり、効率的な
読影や統計処理を行うことができる。
する検索、統計処理、傾向分析が容易になり、効率的な
読影や統計処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例１に係る装置のブロック図である。
【図２】実施例２に係る装置のブロック図である。
【図３】診断結果の入力方法の一例を示す説明図であ
る。
る。
【図４】診断結果の入力方法の他の例を示す説明図であ
る。
る。
【図５】実施例３に係る装置のブロック図である。
【図６】実施例４に係る装置のブロック図である。
【図７】実施例５に係る装置のブロック図である。
【図８】実施例６に係る装置のブロック図である。
【図９】実施例７に係る装置のブロック図である。
【図１０】診断結果を記録する所見用紙の例を示す説明
図である。
図である。
１ 画像記憶手段 ２ 画像表示
手段 ３ 読影者識別符号入力手段 ４ 読影者識
別符号記憶手段 ５ 制御手段 ６ 診断結果
入力手段 ７ 診断結果記憶手段 ８ 被検者情
報記憶手段 ９ 診断結果表示手段 １０ 読影者情
報記憶手段
手段 ３ 読影者識別符号入力手段 ４ 読影者識
別符号記憶手段 ５ 制御手段 ６ 診断結果
入力手段 ７ 診断結果記憶手段 ８ 被検者情
報記憶手段 ９ 診断結果表示手段 １０ 読影者情
報記憶手段
Claims (2)
- 【請求項１】 医用放射線画像情報を記憶する画像記憶
手段と、 医用放射線画像情報を表示する画像表示手段と、 読影者識別符号を入力する読影者識別符号入力手段と、 読影者識別符号を記憶する読影者識別符号記憶手段と、 前記画像記憶手段に記憶されている医用放射線画像情報
を前記画像表示手段で順次表示し、前記読影者識別符号
入力手段により入力された読影者識別符号を前記読影者
識別符号記憶手段に記憶するように制御する制御手段と
を備えてなることを特徴とする医用放射線画像読影装
置。 - 【請求項２】 医用放射線画像情報を記憶する画像記憶
手段と、 医用放射線画像情報を表示する画像表示手段と、 診断結果を入力する診断結果入力手段と、 診断結果を記憶する診断結果記憶手段と、 読影者識別符号を入力する読影者識別符号入力手段と、 読影者識別符号を記憶する読影者識別符号記憶手段と、 前記画像記憶手段に記憶されている医用放射線画像情報
を前記画像表示手段で順次表示し、前記読影者識別符号
入力手段により入力された読影者識別符号を前記読影者
識別符号記憶手段に記憶するように制御する制御手段と
を備えてなることを特徴とする医用放射線画像読影装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3235745A JPH0549629A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 医用放射線画像読影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3235745A JPH0549629A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 医用放射線画像読影装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0549629A true JPH0549629A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16990600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3235745A Pending JPH0549629A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 医用放射線画像読影装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0549629A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008159078A (ja) * | 1999-01-22 | 2008-07-10 | Fujifilm Corp | 異常陰影検出処理システム |
| JP2009513165A (ja) * | 2003-06-26 | 2009-04-02 | メディオラニューム ファーマシューティカルス リミテッド | Ｐｌｇａマトリックス中に分散された熱不安定性活性成分を含有する皮下インプラントを製造するための可塑剤としてのエタノールの使用 |
| US7748540B2 (en) | 2002-12-26 | 2010-07-06 | Ricoh Company, Ltd. | Pallet packing tool |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62229474A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-08 | Toshiba Corp | 画像検索・診断装置 |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP3235745A patent/JPH0549629A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62229474A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-08 | Toshiba Corp | 画像検索・診断装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008159078A (ja) * | 1999-01-22 | 2008-07-10 | Fujifilm Corp | 異常陰影検出処理システム |
| US7748540B2 (en) | 2002-12-26 | 2010-07-06 | Ricoh Company, Ltd. | Pallet packing tool |
| JP2009513165A (ja) * | 2003-06-26 | 2009-04-02 | メディオラニューム ファーマシューティカルス リミテッド | Ｐｌｇａマトリックス中に分散された熱不安定性活性成分を含有する皮下インプラントを製造するための可塑剤としてのエタノールの使用 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010522 |