JP3227612B2 - コネクタ装置 - Google Patents
コネクタ装置Info
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- JP3227612B2 JP3227612B2 JP00861292A JP861292A JP3227612B2 JP 3227612 B2 JP3227612 B2 JP 3227612B2 JP 00861292 A JP00861292 A JP 00861292A JP 861292 A JP861292 A JP 861292A JP 3227612 B2 JP3227612 B2 JP 3227612B2
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- JP
- Japan
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- cable
- winding
- case
- winding member
- connector device
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/023—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
- B60R16/027—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems between relatively movable parts of the vehicle, e.g. between steering wheel and column
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R35/00—Flexible or turnable line connectors, i.e. the rotation angle being limited
- H01R35/02—Flexible line connectors without frictional contact members
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G11/00—Arrangements of electric cables or lines between relatively-movable parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気回路を接続するコネ
クタ装置に係わり、特に回転軸と固定側との間を接続す
るためのコネクタ装置に関する。
クタ装置に係わり、特に回転軸と固定側との間を接続す
るためのコネクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から回転軸に搭載された電気機器と
固定側の電気機器とを電気的に接続する装置としていわ
ゆるスリップリングが知られている。即ち回転軸の円周
に沿って設置されたリングを固定側に設置されたブラシ
が摺動して電気的接続を確保するものである。
固定側の電気機器とを電気的に接続する装置としていわ
ゆるスリップリングが知られている。即ち回転軸の円周
に沿って設置されたリングを固定側に設置されたブラシ
が摺動して電気的接続を確保するものである。
【0003】しかしながらこのスリップリングは機械的
に摺動するものであるため、摺動によって生じる金属粉
による短絡、塵埃による接触不良をさけることはできな
い。従って自動車のハンドル内に設置されるエアバッグ
用起動指令の様に確実な接触が必要な箇所に適用するに
は信頼性の点で問題があった。この問題点を解決するた
めに、回転軸の周囲に電気導体を緩く卷回させ、この電
気導体の一端を回転軸に固定し他の一端を固定側に固定
して接続を維持する機構を一体に組み込んだコネクタ装
置が提案されている(特開昭57−165982公報参
照)。
に摺動するものであるため、摺動によって生じる金属粉
による短絡、塵埃による接触不良をさけることはできな
い。従って自動車のハンドル内に設置されるエアバッグ
用起動指令の様に確実な接触が必要な箇所に適用するに
は信頼性の点で問題があった。この問題点を解決するた
めに、回転軸の周囲に電気導体を緩く卷回させ、この電
気導体の一端を回転軸に固定し他の一端を固定側に固定
して接続を維持する機構を一体に組み込んだコネクタ装
置が提案されている(特開昭57−165982公報参
照)。
【0004】図9は上記提案に係る緩く卷回させた電気
導体によるコネクタ機構のみの概念図の水平断面図
(イ)および垂直断面図(ロ)である。即ち回転軸71
の外側に円筒形をなす固定側72が設置され回転軸71
と固定側との間に形成される空間に可撓性を有するケー
ブル73が回転軸71を緩く卷回して構成されている。
導体によるコネクタ機構のみの概念図の水平断面図
(イ)および垂直断面図(ロ)である。即ち回転軸71
の外側に円筒形をなす固定側72が設置され回転軸71
と固定側との間に形成される空間に可撓性を有するケー
ブル73が回転軸71を緩く卷回して構成されている。
【0005】このケーブル73の一端は回転軸71に固
定され、回転軸71と共に回転する部分に搭載された電
気機器に接続するための第1の接続端子74に接続さて
いる。一方他の一端は固定側72に固定され、固定側に
設置される電気機器に接続するための第2の接続端子7
5に接続されている。
定され、回転軸71と共に回転する部分に搭載された電
気機器に接続するための第1の接続端子74に接続さて
いる。一方他の一端は固定側72に固定され、固定側に
設置される電気機器に接続するための第2の接続端子7
5に接続されている。
【0006】回転軸71を反時計方向に回転すればケー
ブル73は回転軸71の周囲に巻き締まり、逆に時計方
向に回転すればケーブル73は回転軸71の周囲に巻き
緩んで回転軸71のある限度回転数以内での回転を可能
としている。
ブル73は回転軸71の周囲に巻き締まり、逆に時計方
向に回転すればケーブル73は回転軸71の周囲に巻き
緩んで回転軸71のある限度回転数以内での回転を可能
としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このコネクタ機構のケ
ーブル長は回転軸の直径と回転軸の限度回転数とから定
まるので、回転軸直径が大きい場合には、ケーブル長が
長くなることおよびケーブルを収納する固定側の体格が
大きくなることは避けることはできない。本発明はかか
る問題点に鑑みなされたものであって、回転軸直径が大
きい場合であっても体格が大きくなることおよびケーブ
ル長が長くなることのないコネクタ装置を提供すること
を目的とする。
ーブル長は回転軸の直径と回転軸の限度回転数とから定
まるので、回転軸直径が大きい場合には、ケーブル長が
長くなることおよびケーブルを収納する固定側の体格が
大きくなることは避けることはできない。本発明はかか
る問題点に鑑みなされたものであって、回転軸直径が大
きい場合であっても体格が大きくなることおよびケーブ
ル長が長くなることのないコネクタ装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るコネク
タ装置は、巻き取り部材と、巻き取り部材を相対的に回
転可能に支持する第1のケースと、中心にケーブル巻き
取り芯を有する第2のケースと、一端が巻き取り部材に
他端が該ケーブル巻き取り芯に固定されると共に巻き取
り部材及び巻き取り芯に巻回される可撓性ケーブルとを
具備し、巻き取り部材が可撓性ケーブルを巻き取る方向
に回転したときは可撓性ケーブルがケーブル巻き取り芯
回りに巻き締められ、巻き取り部材が可撓性ケーブルを
巻き戻す方向に回転したときは可撓性ケーブルがケーブ
ル巻き取り芯回りにおいて巻き緩められるコネクタ装置
であって、可撓性ケーブルが該巻き取り部材に一方向に
のみ巻回可能であり、巻き取り部材が可撓性ケーブルの
巻き取り方向及び巻き戻し方向のいずれの方向に回転し
ても、巻き取り部材に対する該可撓性ケーブルの巻回方
向が、変化することなく一方向を維持する。
タ装置は、巻き取り部材と、巻き取り部材を相対的に回
転可能に支持する第1のケースと、中心にケーブル巻き
取り芯を有する第2のケースと、一端が巻き取り部材に
他端が該ケーブル巻き取り芯に固定されると共に巻き取
り部材及び巻き取り芯に巻回される可撓性ケーブルとを
具備し、巻き取り部材が可撓性ケーブルを巻き取る方向
に回転したときは可撓性ケーブルがケーブル巻き取り芯
回りに巻き締められ、巻き取り部材が可撓性ケーブルを
巻き戻す方向に回転したときは可撓性ケーブルがケーブ
ル巻き取り芯回りにおいて巻き緩められるコネクタ装置
であって、可撓性ケーブルが該巻き取り部材に一方向に
のみ巻回可能であり、巻き取り部材が可撓性ケーブルの
巻き取り方向及び巻き戻し方向のいずれの方向に回転し
ても、巻き取り部材に対する該可撓性ケーブルの巻回方
向が、変化することなく一方向を維持する。
【0009】第2の発明にかかるコネクタ装置は、第2
のケース中に設置されたケーブル巻取り芯の直径が、巻
き取り部材の直径より小であることを特徴とする。
のケース中に設置されたケーブル巻取り芯の直径が、巻
き取り部材の直径より小であることを特徴とする。
【0010】
【作用】第1の発明にあっては、回転軸が例えば反時計
方向に回転するとケーブル巻取り芯まわりに緩く複数回
巻回されたケーブルの一部が第2のケースから引き出さ
れ巻き取り部材に巻き取られるとともに、残りのケーブ
ルが巻き締められる。巻き取り部材が逆方向に回転する
とケーブルは第1のケース内周面に巻き広がりを拘束さ
れ巻き取り部材から第2のケースに送り込まれるととも
に巻取り芯に巻き締められていたケーブルは巻き緩めら
れる。
方向に回転するとケーブル巻取り芯まわりに緩く複数回
巻回されたケーブルの一部が第2のケースから引き出さ
れ巻き取り部材に巻き取られるとともに、残りのケーブ
ルが巻き締められる。巻き取り部材が逆方向に回転する
とケーブルは第1のケース内周面に巻き広がりを拘束さ
れ巻き取り部材から第2のケースに送り込まれるととも
に巻取り芯に巻き締められていたケーブルは巻き緩めら
れる。
【0011】第2の発明にあっては、第2のケース中に
設置された巻取り芯の直径が巻き取り部材の直径より小
であるため第2のケースを小型化できるとともにケーブ
ル長を小とできる。
設置された巻取り芯の直径が巻き取り部材の直径より小
であるため第2のケースを小型化できるとともにケーブ
ル長を小とできる。
【0012】
【実施例】図1は本発明にかかるコネクタ装置の実施例
を示す断面図であって、エアバッグの組み込まれたステ
アリングを示す。回転軸105は固定された筐体120
内に収められている。回転軸105にはステアリング1
30が取り付けられ、ステアリング130が操作される
と巻き取り部材110は回転する。
を示す断面図であって、エアバッグの組み込まれたステ
アリングを示す。回転軸105は固定された筐体120
内に収められている。回転軸105にはステアリング1
30が取り付けられ、ステアリング130が操作される
と巻き取り部材110は回転する。
【0013】固定された筐体120とステアリング13
0との間には本発明に係るコネクタ装置140が設置さ
れる。コネクタ装置140から回転軸と一体で回転する
巻き取り部材110上に引き出されたケーブル141
は、第1の接続端子143を介し、ステアリング130
内に収納されたインフレータ131に接続されている。
0との間には本発明に係るコネクタ装置140が設置さ
れる。コネクタ装置140から回転軸と一体で回転する
巻き取り部材110上に引き出されたケーブル141
は、第1の接続端子143を介し、ステアリング130
内に収納されたインフレータ131に接続されている。
【0014】コネクタ装置140から固定された筐体1
20に引き出されたケーブル142は第2の接続端子1
44を介し衝突検出装置(図示せず)に接続されてい
る。ステアリング130内にはインフレータ131の他
にエアバッグ132がパッド133の下に格納されてい
る。衝突検出装置で衝突が検出されると衝突信号がケー
ブル142、コネクタ装置140およびケーブル141
を介してインフレータ131に供給される。
20に引き出されたケーブル142は第2の接続端子1
44を介し衝突検出装置(図示せず)に接続されてい
る。ステアリング130内にはインフレータ131の他
にエアバッグ132がパッド133の下に格納されてい
る。衝突検出装置で衝突が検出されると衝突信号がケー
ブル142、コネクタ装置140およびケーブル141
を介してインフレータ131に供給される。
【0015】するとインフレータ131からガスが発生
し、パッド133を突き破ってエアバッグ132が膨ら
み、運転者を保護する。図2は本発明に係るコネクタ装
置の第1の実施例の構成図であって、水平断面図(イ)
と垂直断面図(ロ)とを示す。即ちコネクタ装置140
は円筒形状の巻き取り部材110の周囲に空間46を隔
てて設けられ内周面が平滑である第1のケース41と、
同じく内周面が平滑である第2のケース42と、第1の
固定ケース41のケーブル引出し口と第2の固定ケース
42のケーブル引出し口とを接続するケーブル通路43
と、から構成される。
し、パッド133を突き破ってエアバッグ132が膨ら
み、運転者を保護する。図2は本発明に係るコネクタ装
置の第1の実施例の構成図であって、水平断面図(イ)
と垂直断面図(ロ)とを示す。即ちコネクタ装置140
は円筒形状の巻き取り部材110の周囲に空間46を隔
てて設けられ内周面が平滑である第1のケース41と、
同じく内周面が平滑である第2のケース42と、第1の
固定ケース41のケーブル引出し口と第2の固定ケース
42のケーブル引出し口とを接続するケーブル通路43
と、から構成される。
【0016】第2のケース42には空洞47があり、そ
の空洞47の中心にはケーブル巻き取り芯44が設置さ
れている。このコネクタ装置140の内部にはケーブル
45が以下のように収納されている。 (1)巻き取り部材110の外周の一箇所にケーブル4
5の一端が固定される。 (2)ケーブル45は巻き取り部材110と第1のケー
ス41との間に設けられた空間46を一周してケーブル
通路43を介して第2のケース42に導かれる。 (3)第2のケース42に導かれたケーブル45はケー
ブル巻き取り芯44の回りを緩く反時計まわりに複数回
卷回して、他の一端がケーブル巻き取り芯44に固定さ
れる。 (4)巻き取り部材110上のケーブル固定点からはケ
ーブル45と電気的に接続されたケーブル141が引き
出される。 (5)ケーブル巻き取り芯44の固定点からはケーブル
45と電気的に接続されたケーブル142が引出され
る。 (6)ケーブル45は巻き取り部材110又はケーブル
巻き取り芯44から、直接外に引き出されてもよい。 (7)ケーブル巻き取り芯44は、第2のケース42と
嵌合または一体で形成されている。 (8)巻き取り部材110の外周面と第1のケース41
の内周面との半径方向の距離は、巻き取り部材110に
巻きつけたケーブルを、巻き戻し時において巻き広がっ
たりせず確実に第2のケース42側に送り出されるよう
比較的小さいのに対し、巻き取り芯44の外周面と第2
のケース42の内周面との半径方向の距離は巻き取り芯
44に複数巻きつけたケーブルが巻き緩み、巻き締りで
きるよう比較的大きくしている。
の空洞47の中心にはケーブル巻き取り芯44が設置さ
れている。このコネクタ装置140の内部にはケーブル
45が以下のように収納されている。 (1)巻き取り部材110の外周の一箇所にケーブル4
5の一端が固定される。 (2)ケーブル45は巻き取り部材110と第1のケー
ス41との間に設けられた空間46を一周してケーブル
通路43を介して第2のケース42に導かれる。 (3)第2のケース42に導かれたケーブル45はケー
ブル巻き取り芯44の回りを緩く反時計まわりに複数回
卷回して、他の一端がケーブル巻き取り芯44に固定さ
れる。 (4)巻き取り部材110上のケーブル固定点からはケ
ーブル45と電気的に接続されたケーブル141が引き
出される。 (5)ケーブル巻き取り芯44の固定点からはケーブル
45と電気的に接続されたケーブル142が引出され
る。 (6)ケーブル45は巻き取り部材110又はケーブル
巻き取り芯44から、直接外に引き出されてもよい。 (7)ケーブル巻き取り芯44は、第2のケース42と
嵌合または一体で形成されている。 (8)巻き取り部材110の外周面と第1のケース41
の内周面との半径方向の距離は、巻き取り部材110に
巻きつけたケーブルを、巻き戻し時において巻き広がっ
たりせず確実に第2のケース42側に送り出されるよう
比較的小さいのに対し、巻き取り芯44の外周面と第2
のケース42の内周面との半径方向の距離は巻き取り芯
44に複数巻きつけたケーブルが巻き緩み、巻き締りで
きるよう比較的大きくしている。
【0017】この構成によれば、ステアリング130が
反時計方向に回転された場合は、ケーブル45は第2の
ケース42からケーブル通路43を介して引き出され巻
き取り部材110の周囲に卷回する。逆にステアリング
130が時計方向に回転された場合は、ケーブル45は
巻き取り部材110から巻き緩められて、ケーブル通路
43を介して第2のケース42に回収される。
反時計方向に回転された場合は、ケーブル45は第2の
ケース42からケーブル通路43を介して引き出され巻
き取り部材110の周囲に卷回する。逆にステアリング
130が時計方向に回転された場合は、ケーブル45は
巻き取り部材110から巻き緩められて、ケーブル通路
43を介して第2のケース42に回収される。
【0018】なおケーブル45自体をケーブル巻き取り
芯44の周囲を複数回渦巻き状に卷回するように復帰す
る弾性体としてもよく、この場合は第2のケースへの回
収はより容易となる。図3はケーブル45の1例の断面
図であって、平板形状をした2本の電導体45aを同じ
く平板形状の合成樹脂製の絶縁体45bで覆われてい
る。
芯44の周囲を複数回渦巻き状に卷回するように復帰す
る弾性体としてもよく、この場合は第2のケースへの回
収はより容易となる。図3はケーブル45の1例の断面
図であって、平板形状をした2本の電導体45aを同じ
く平板形状の合成樹脂製の絶縁体45bで覆われてい
る。
【0019】なお電導体は2本に制限されることはな
い。また第1および第2ケースの内周面の形状は、円筒
形状に限定されず、四角形などの多角形状でもよく、こ
の場合、ケーブルとケース内周面との摺動面が減少し、
第2ケースへの回収は、より容易となる。あるいは、図
4の第2の実施例に示されるように第1および第2ケー
スの内周面に凸形状151,152を設けてもよく、こ
れによってもケーブルとケース内周面との摺動面が減少
され、第2ケースへのケーブルの回収は、より容易とな
る。
い。また第1および第2ケースの内周面の形状は、円筒
形状に限定されず、四角形などの多角形状でもよく、こ
の場合、ケーブルとケース内周面との摺動面が減少し、
第2ケースへの回収は、より容易となる。あるいは、図
4の第2の実施例に示されるように第1および第2ケー
スの内周面に凸形状151,152を設けてもよく、こ
れによってもケーブルとケース内周面との摺動面が減少
され、第2ケースへのケーブルの回収は、より容易とな
る。
【0020】あるいは、図5の第3の実施例に示される
ように第1および第2ケース内にケーブルを外寄りから
巻き取り部材あるいは、ケーブル巻き取り芯に向かって
押圧する板状の弾性体153,154を設けてもよく、
これによってもケーブルとケース内周面との摺動面が減
少され、第2ケースへのケーブルの回収は、より容易と
なる。
ように第1および第2ケース内にケーブルを外寄りから
巻き取り部材あるいは、ケーブル巻き取り芯に向かって
押圧する板状の弾性体153,154を設けてもよく、
これによってもケーブルとケース内周面との摺動面が減
少され、第2ケースへのケーブルの回収は、より容易と
なる。
【0021】また電導体45aも平板形状に限定される
ことはないが、コネクタ装置全体を小型化するうえでは
平板形状とすることが有利である。さらにケーブル巻取
り芯44の直径を巻き取り部材110の直径より小とす
ることにより、第1および第2のケース41,42の大
きさを小とするとともにケーブル長を短縮することが可
能となる。
ことはないが、コネクタ装置全体を小型化するうえでは
平板形状とすることが有利である。さらにケーブル巻取
り芯44の直径を巻き取り部材110の直径より小とす
ることにより、第1および第2のケース41,42の大
きさを小とするとともにケーブル長を短縮することが可
能となる。
【0022】図6は第4の実施例の構成図であって、水
平断面図(イ)と垂直断面図(ロ)とを示す。即ちケー
ブル通路43を長くして第1のケース41と第2のケー
ス42とを分離して設置することを可能としたものであ
る。このケーブル通路43は例えばゴムのような可撓性
の材質で製造することが可能であるばかりでなく、ケー
ブル通路43自体を省略することも可能である。
平断面図(イ)と垂直断面図(ロ)とを示す。即ちケー
ブル通路43を長くして第1のケース41と第2のケー
ス42とを分離して設置することを可能としたものであ
る。このケーブル通路43は例えばゴムのような可撓性
の材質で製造することが可能であるばかりでなく、ケー
ブル通路43自体を省略することも可能である。
【0023】即ち第2のケース42は回転軸の周囲の設
置スペースに捕らわれずに第1のケース41と分離して
設置場所を選定することが可能となる。さらにケーブル
通路43の長さは任意に定めることが可能であり第2の
ケース42の設置場所を第1のケース41の設置場所に
とらわれずに自由に選択することが可能となる。
置スペースに捕らわれずに第1のケース41と分離して
設置場所を選定することが可能となる。さらにケーブル
通路43の長さは任意に定めることが可能であり第2の
ケース42の設置場所を第1のケース41の設置場所に
とらわれずに自由に選択することが可能となる。
【0024】図7は、第5の実施例の構成図である。第
1の実施例と異なり、巻き取り部材110を車体と固定
し、第1と第2のケース41,42をステアリングと一
体で回転可能としたものである。図8は、第6の実施例
の構成図である。即ち、1つの第1のケース41と複数
の空間を隔てて、複数の第2のケース42,42′…が
設けられている。各第2のケース42,42′…の中心
部にはそれぞれ巻き取り芯が設けてあり、複数本の可撓
性ケーブルの一端は、巻き取り部材110に他端は各々
の巻取り芯に固定され、各々の巻取り芯の周囲に緩く複
数巻きつけている。
1の実施例と異なり、巻き取り部材110を車体と固定
し、第1と第2のケース41,42をステアリングと一
体で回転可能としたものである。図8は、第6の実施例
の構成図である。即ち、1つの第1のケース41と複数
の空間を隔てて、複数の第2のケース42,42′…が
設けられている。各第2のケース42,42′…の中心
部にはそれぞれ巻き取り芯が設けてあり、複数本の可撓
性ケーブルの一端は、巻き取り部材110に他端は各々
の巻取り芯に固定され、各々の巻取り芯の周囲に緩く複
数巻きつけている。
【0025】このような構成とすることで、ケースの高
さを高くすることなく信号線の本数を増加することがで
きる。
さを高くすることなく信号線の本数を増加することがで
きる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、コネクタ装置の大きさ
を小とすることが可能となるばかりでなくケーブル長も
短くすることが可能となる。さらにケーブルを巻き取る
ための第2の固定ケースを分離して設置することも可能
であるため設置位置選択の自由度が大である。
を小とすることが可能となるばかりでなくケーブル長も
短くすることが可能となる。さらにケーブルを巻き取る
ための第2の固定ケースを分離して設置することも可能
であるため設置位置選択の自由度が大である。
【図1】図1は本発明にかかるコネクタ装置の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】図2は本発明に係るコネクタ装置の第1の実施
例の構成図である。
例の構成図である。
【図3】図3はケーブルの1例の断面図である。
【図4】図4は第2の実施例の構成図である。
【図5】図5は第3の実施例の構成図である。
【図6】図6は第4の実施例の構成図である。
【図7】図7は第5の実施例の構成図である。
【図8】図8は第6の実施例の構成図である。
【図9】図9は従来のコネクタ装置の構成図である。
110…巻き取り部材 140…コネクタ装置 41…第1の固定ケース 42…第2の固定ケース 43…ケーブル通路 44…ケーブル巻取り芯 45…ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 35/04 B60R 16/02 675
Claims (2)
- 【請求項1】 巻き取り部材と、 該巻き取り部材を相対的に回転可能に支持する第1のケ
ースと、 中心にケーブル巻き取り芯を有する第2のケースと、一端が該巻き取り部材に、他端が該ケーブル巻き取り芯
に固定されると共に、該巻き取り部材及び該巻き取り芯
に巻回される可撓性ケーブルとを具備し、 該巻き取り部材が該可撓性ケーブルを巻き取る方向に回
転したときは該可撓性ケーブルが該ケーブル巻き取り芯
回りに巻き締められ、該巻き取り部材が該可撓性ケーブ
ルを巻き戻す方向に回転したときは該可撓性ケーブルが
該ケーブル巻き取り芯回りにおいて巻き緩められるコネ
クタ装置であって、 該可撓性ケーブルが該巻き取り部材に一方向にのみ巻回
可能であり、 該巻き取り部材が該可撓性ケーブルの巻き取り方向及び
巻き戻し方向のいずれの方向に回転しても、該巻き取り
部材に対する該可撓性ケーブルの巻回方向が、変化する
ことなく該一方向を維持する コネクタ装置。 - 【請求項2】 前記第2のケース中に設置されたケーブ
ル巻取り芯の直径が、前記巻き取り部材の直径より小で
あることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00861292A JP3227612B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | コネクタ装置 |
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