JP3227497U - マスク - Google Patents

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喜一 加藤
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Abstract

【課題】装着に際して、上下若しくは左右の向きや、表裏の向きを正しく認識することができるマスクを提供する。
【解決手段】鼻及び口を覆う大きさを備えたマスク本体11と、マスク本体の左右両側に位置する紐状部材12とを備えてマスクが形成され、マスク本体の正面には、文字、図形等からなる装飾が施された表示面を有する装飾部材13が取り付けられている。装飾部材は、面ファスナーを介してマスク本体に着脱自在に設けられる。
【選択図】図1

Description

本考案はマスクに係り、更に詳しくは、装着する際に上下若しくは左右、或いは表裏の向きを正しく認識することができるとともに、反復継続的な使用を期待することができるマスクに関する。
ウイルス、細菌等の飛沫による感染防止や、花粉症対策としてマスクが広く利用されている。このようなマスクは、不織布等を材料として全体が薄い平坦となる略方形のものや、特許文献1に記載されるように、人の鼻先に対応して中央部が前方に膨出する立体的形状部分を備えたものが知られている。
特開2007−21032号公報
中央部が前方に膨出する立体的形状部分を備えたマスクにあっては、その形状によって表裏を正しく認識できるものの、マスクの上縁と下縁の輪郭が上下対称若しくはこれに近い場合が多いので、上下位置を間違って装着してしまう場合を生じる、という不都合がある。
また、全体が平坦なマスクは、装着する際に上端側となる縁に沿ってノーズワイヤが内包されているものが多く、このタイプであればマスクの上下を正しく認識することができる。しかしながら、表裏を識別できる表示等がない場合には、装着する際に、何れの面を表側にして用いてよいかどうかが分からないことが多い。この点、マスク本体に対するゴム紐の連結部が見える部分を目安として表裏を区別しているが、マスクメーカーによって異なる場合もあり、統一されているわけではない。
更に、マスクの需要が飛躍的に増大した今日にあっては、マスクを使い捨てとすることなく、繰り返して利用できるようにする要請も高まっている。
[考案の目的]
本考案は、このような不都合や需要者の要請に着目して案出されたものであり、その目的は、マスクの装着に際して、上下若しくは左右の向きや、表裏の向きを正しく認識することができ、適正な向き若しくは姿勢にて装着することがでるマスクを提供することにある。
また、本考案の他の目的は、反復継続的に利用することを可能として費用対効果を高めることが期待できるマスクを提供することにある。
前記目的を達成するため、本考案は、実用新案登録請求の範囲記載の構成を採用したものである。具体的には、鼻及び口を覆う大きさを備えたマスク本体と、このマスク本体の左右両側に位置する紐状部材とを備えたマスクにおいて、
前記マスク本体の正面特定位置に、所定の表示面を有する装飾部材が着脱自在に設けられる、という構成を採っている。
本考案において、前記装飾部材は、雄側となる第1シート片と雌側となる第2シート片とからなる面ファスナーを介して前記マスク本体に着脱自在に設けられ、
前記第1シート片及び第2シート片の何れか一方のシート片が、前記マスク本体に取り付けられている一方、何れか他方のシート片が前記装飾部材の裏面に取り付けられる、という構成を採ることが好ましい。
また、前記マスク本体は、皮革と、当該皮革の裏面側に位置する布地との二層構造とされ、この布地は、マスク本体に着脱可能に設けられる、という構成を採ることもできる。
本考案によれば、マスク本体の正面特定位置に装飾部材を着脱自在に設けたから、当該装飾部材の位置によって、マスクの上下若しくは左右又は表裏を認識することができ、常に、正しい向き、姿勢でマスクを装着することができる。
ここで、装飾部材としては、文字、記号若しくは図形又はこれらの組み合わせを例示することができる。
また、装飾部材が面ファスナーを介して着脱自在に設けられているため、表示面の記号や模様等、デザインが多種類となる装飾部材を準備しておけば、マスクを装着する者の好みに応じてそれらを任意に選択して装着することができる。
また、装飾部材の表示が、例えば、マスクを装着する者が勤務する会社の社章や、自治体、団体等のマーク等である場合には、その者の帰属先が装飾部材によって判断できるので、オフィスビル等の出入りに際して視覚的なセキュリティーチェックの一助とすることができる。
更に、マスク本体が皮革と、これに着脱可能な布地との二層構造である構成では、布地だけを外して洗濯することができる。但し、本考案によるマスク本体は、布地と共に皮革も洗うことを妨げない。
実施形態に係るマスクの正面図。 図1の左側面図。 図2のA部拡大図。
以下、本考案の好ましい実施の形態について図面を参照しながら説明する。
なお、本明細書における位置若しくは方向を示す用語は、特に明示しない限り、マスクを正面側から見た図1の状態を基準として用いられる。ここで、「正面」とは、マスクを装着したときに見える側の面について用いられ、「裏面」とはその反対側の面すなわちマスクを装着している者の顔面側の面について用いられる。
図1において、マスク10は、マスク本体11と、当該マスク本体11の左右両側に配置された紐状部材12と、マスク本体11の図1中左上端部を特定位置として配置された装飾部材13とを備えて構成されている。
前記マスク本体11は、上下寸法に対して左右寸法が相対的に長い横長形状に設けられている。このマスク本体11は、正面側が皮革で、裏面側に布地をあてがった二重構造とされ、人の鼻、口先を含む顔面に無理なく添うことができる十分な柔らかさを備えて構成されている。布地は、その外縁側を皮革の外縁側に縫い付ける構造の他、適宜な面ファスナー等を介して皮革の裏面側に着脱できるようにしてもよい。皮革は天然皮革(本革)、人造皮革の何れであってもよく、布地は綿等の天然繊維の他、化学繊維を含む。
マスク本体11は、中央部に向かうに従って上下幅寸法が大きくなるように、上下の各縁が緩やかに傾斜した外縁形状とされている。そして、その中央部が上下方向において最大幅となるように形成されて、当該中央部が正面から前方(マスク装着者の前方)に向かって膨出する膨出部11Aを備えた立体形状とされている。これにより、マスク10を装着した時に、マスク本体11の中央部の裏面側に鼻先を受容する空間が形成され、呼気及び吸気がマスク本体11の左右両端側を通じて無理なく行えるようになっている。
なお、マスク本体11の平面形状は、特に限定されるものではないが、本実施形態では、正面視で左右対称形状である一方、上下非対称に設けられている。すなわち、マスク本体11の下縁側の傾斜は上縁側の傾斜よりも緩やかとされ、これにより、下縁側中央部が上縁側中央部よりも下方への突出量が小さく設けられている。
マスク本体11の左右両側は、裏面側に折り返して縫い合わせることで(図1中点線位置参照)、上下方向に貫通する通路15が形成されている。この通路15には紐状部材12が挿通され、当該紐状部材12の両端を結んで閉ループを形成するようになっている。紐状部材12は、好ましくはゴム紐が用いられるが、ゴム紐以外の紐を用いてもよい。また、紐状部材12を閉ループに形成することなく、通路15の上端と下端からそれぞれ紐状部材を導出し、それらの端部をマスク装着者の耳の後ろで結ぶようにしてもよい。
前記装飾部材13は、図2及び図3に示されるように、上面(正面)を表示面とする片部材13Aと、この片部材13Aの正面に、文字、図形、記号又はこれらと色彩との組み合わせからなる表示13B(本実施形態では図2中記号「M」)とにより構成されている。片部材13Aは、ここでは円形のものを示してしているが、平面視多角形その他の形状、例えば楕円形状等であってもよい。また、表示13Bは、例えば、会社等を表す社章、記号や、国旗、地方公共団体等を表す標識、その他各種キャラクター等であってもよい。本実施形態における装飾部材13は、マスク10を装着したときに、装着者から見て上部右側に位置するように構成されているが、マスク10の上下装着向きが装飾部材13の位置を参照して瞬時に分かる位置である限り、装着位置は任意の位置を特定位置として設定することができる。
前記装飾部材13は、面ファスナー17を介して着脱自在に設けられている。この面ファスナー17は市販されている公知の構造を備えたもので、フック状の表面を有する雄型となる第1シート片17Aとループ状の表面を有する雌型となる第2シート片17Bとにより構成されている。本実施形態における各シート片17A、17Bは、装飾部材13の平面形状と同様に円形とされている。また、本実施形態では、第1シート片17Aがマスク本体11に縫合、接着等の手段で取り付けられている一方、第2シート片17Bは装飾部材13の裏面側に接着により取り付けられている。なお、第1シート片17Aを装飾部材13に取り付ける一方、第2シート片17Bをマスク本体11側に取り付けるようにしてもよい。
以上の構成において、マスク11を装着するときは、マスク使用者からみて装飾部材13が右側上部に位置するようにすれば正しい向きで装着されることになる。
なお、装飾部材13はマスク本体11に対して着脱自在であるから、表示を変えたいときは、異なる表示面を表出する複数種の装飾部材から任意に選んで装着すれば足りる。
従って、このような実施形態によれば、マスク10を装着する際に、マスクの正しい装着向きが分かり難い形状であっても、装飾部材13の位置を参照することで、常に正しい向き若しくは姿勢でマスク10を装着することができる、という効果を得る。
また、マスク10は皮革と布地との層構造であるから、耐久性に富み、必要に応じて洗うこともできるので、衛生状態を維持しつつ反復継続的な長期使用が可能となる。
更に、布地が皮革から着脱自在であれば、布地のみを洗濯することができる他、皮革に比べて廉価となる布地のみを交換することも可能となる。
本考案を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本考案は、これに限定されるものではない。
すなわち、本考案は、特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本考案の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施形態に対し、形状、位置若しくは方向、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記記載は、本考案の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本考案を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部を他の形状等に変更しても、本考案と実質的に同一であって、本考案の思想に含まれるものとなる。
例えば、前記実施形態では、装飾部材13が円形である場合を示したが、これに限定されるものではなく、四角、三角等の多角形や、楕円形状、その他の平面形状であってもよい。
また、装飾部材13の取付位置は、図示構成例に限らず、マスク10を装着する者から見て左側上部等に変更することを妨げない。この場合には、面ファスナー17の第1シート片17Aの取付位置を変更しておけばよい。要するに、本考案における装飾部材13の取付位置は、マスク10の上下若しくは左右又は表裏の向きを間違うことなく装着することに資するものであれば足りる。
更に、前記実施形態では、正面側の中央部が前方に膨出するタイプについて図示、説明したが、本考案はこれに限定されるもではなく、マスク10の全体が平坦なタイプであっても適用することができる。
10 マスク
11 マスク本体
12 紐状部材
13 装飾部材
17 面ファスナー
17A 第1シート片
17B 第2シート片

Claims (3)

  1. 鼻及び口を覆う大きさを備えたマスク本体と、このマスク本体の左右両側に位置する紐状部材とを備えたマスクにおいて、
    前記マスク本体の正面特定位置に、所定の表示面を有する装飾部材が着脱自在に設けられていることを特徴とするマスク。
  2. 前記装飾部材は、雄側となる第1シート片と雌側となる第2シート片とからなる面ファスナーを介して前記マスク本体に着脱自在に設けられ、
    前記第1シート片及び第2シート片の何れか一方のシート片が、前記マスク本体に取り付けられている一方、何れか他方のシート片が前記装飾部材の裏面に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のマスク。
  3. 前記マスク本体は、皮革と、当該皮革の裏面側に位置する布地との二層構造とされ、この布地は、マスク本体に着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のマスク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112568521A (zh) * 2020-12-22 2021-03-30 仙桃市兴荣防护用品有限公司 口罩机及其制得的口罩
CN112602971A (zh) * 2020-12-22 2021-04-06 仙桃市兴荣防护用品有限公司 无纺布平面口罩
KR102249388B1 (ko) * 2020-11-17 2021-05-07 허근회 식별부가 구비된 마스크
CN112841770A (zh) * 2020-12-22 2021-05-28 仙桃市兴荣防护用品有限公司 口罩的生产方法

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