JP3234018U - 飛沫防止具 - Google Patents

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年計 佐野
年計 佐野
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【課題】常時顔面に装着しておく必要がなく、必要の都度簡単に使え、かつ不用時には手をはなせ、周囲の人に名前等を分かってもらえやすくする飛沫防止具を提供する。【解決手段】飛沫防止具は、マスク部11と一対の耳かけ紐12、13とからなるマスク1と、マスク1を人の手で顔面に保持するための保持具2と、保持具2を人の首から吊下げる吊り紐とからなり、保持具2は、人を表示するカードを保持するカード保持部を備える。握り部21があるので手で持ちやすく、左マスク保持片22と右マスク保持片23で耳かけ紐12、13を使ってマスク部11を保持できるので、手で持って顔面にマスク1を保持する使い方が容易に行える。【選択図】図4

Description

本考案は、飛沫防止具に関する。
ウイルスの感染予防には人の口から飛散する呼気を妨ぐマスクまたはフェイスシールドの装着が効果的とされている。
特許文献1の従来技術は、使用者の口及び外鼻孔を被覆できるとともに、取外さずに飲食することができるマスク型シールドであって、マスク型シールドは、使用者の口と外鼻孔を覆うシールド本体をフレームに取付け、フレームの両端に接続された一対の線状体を使用者の耳に掛けるよう構成されている。
しかるに、マスク型シールドは重く装着者は不自由を感じやすい。
特許文献2の従来技術は、装着者の口から飛散される呼気を他人に正面から直接放射せず、また他人からの呼気を直接正面から受けず、更にマスク本体を上に動かすことで、マスクを着けたまま飲食、会話することを可能にするフェイスシールドに似たマスクであって、透明のポリプロビレン又は塩化ビニール製のシートを型紙に沿って切り抜き、マスク本体及び額抑え、マスク支えを一体のものとして作成し、自分の口や相手の口から飛散される呼気が装着者のマスク本体に当たるよう構成されている。
しかるに、このマスクは顔面における眼の周り以外を覆うものであるため、装着や取り外しに手間がかかりわずらわしいものである。
そこで本考案者は、特許文献3の飛沫防止具を提案した。この飛沫防止具は、マスク部と一対の耳かけ紐とからなるマスクと、該マスクを人の手で顔面に保持するための保持具とからなることを特徴とする。
ゆえに、保持具を手に持ってマスクを顔面に保持できるので、必要の都度簡単に使え、常時顔面に装着しておくわずらわしさから解放されるという利点がある。
しかし、飛沫防止具をいつも手に持っておくのは片手がふさがり、会話も食事もしにくい。また、顔を覆うので人を判別しがたい。
実用新案登録第3228348号公報 実用新案登録第3228943号公報 実用新案登録第3230836号公報
本考案は上記事情に鑑み、常時顔面に装着しておく必要がなく、必要の都度簡単に使え、かつ不用時には手をはなせ周囲の人に名前等を分かってもらえやすくする飛沫防止具を提供することを目的とする。
第1考案の飛沫防止具は、マスク部と一対の耳かけ紐とからなるマスクと、該マスクを人の手で顔面に保持するための保持具と、該保持具を人の首から吊下げる吊り紐とからなり、前記保持具は、人を表示する識別カードを保持するカード保持部を備えることを特徴とする。
第2考案の飛沫防止具は、第1考案において、前記保持具は、人の手で持つ握り部と、前記マスクを広げた状態で前記マスク部を保持するマスク保持部とを備えることを特徴とする。
第3考案の飛沫防止具は、第2考案において、前記マスク保持部は、左右一対となる左マスク保持片および右マスク保持片とからなり、該左マスク保持片および右マスク保持片は前記握り部に連続して形成されていることを特徴とする。
第4考案の飛沫防止具は、第2および第3考案において、前記カード保持部は、前記マスク保持部の中央部分に形成された識別カードの左右両縁を挟む左挟持片および右挟持片と名詞の底縁を挟む底挟持片とからなることを特徴とする。
第1考案によれば、保持具を手で持ってマスクを顔面に保持できるので、必要の都度簡単に使え、常時顔面に装着しておくわずらわしさから解放される。吊り紐で首から飛沫防止具を吊り下げることができるので、両手を自由に使え、かつカード保持部に名刺などの識別カードを取付けておけば周囲の人に名前を知らせることができる。
第2考案によれば、握り部があるので手で持ちやすく、マスク保持部で耳かけ紐を使ってマスク部を保持できるので、手で持って顔面にマスクを保持する使い方が容易に行える。
第3考案によれば、左右一対のマスク保持片と握り部が一連に続いた部材なので、紙を素材として簡単に製作できる。
第4考案によれば、左右の挟持片と底挟持片に名刺などの識別カードを差し込めば、自分の名前を周囲の人に知らせることができ、社交上便利である。
本考案の第1実施形態に係る飛沫防止具Aの使用状態を示す説明図である。 図1の飛沫防止具Aで縦刷り名刺を保持し首から下げている状態の説明図である。 図1の飛沫防止具Aで横刷り名刺を保持し首から下げている状態の説明図である。 飛沫防止具Aにおけるマスク1と保持具2を分けて示す平面図である。 飛沫防止具Aの裏面図である。 飛沫防止具Aの正面図である。 本考案の第2実施形態に係る飛沫防止具Bの正面図である。
つぎに、本考案の実施形態を図面に基づき説明する。
(第1実施形態)
図5は使用時には顔側になる裏面を示し、図4および図6は使用時には非顔側となる正面を示している。本明細書で左右は図5を基準として用いる。なお、保持具2の正面はドットを付しており、裏面はドットを付さないで形状線のみを示している。
本実施形態の飛沫防止具Aは、図4および図5に示すようにマスク1と保持具2とから構成される。
マスク1は市販のマスクをとくに制限なく用いることができる。図示のマスク1は四角形のマスク部11と、その両端にそれぞれ取り付けられた耳かけ紐12,13とからなる。マスク1の素材は、不織布や綿布など任意のものであってよい。
保持具2は、上記したマスク1を顔面で保持するための手段である。
保持具2は、人の手で持つ握り部21と、マスク1を広げた状態でマスク部11を保持し、かつ耳かけ紐12,13を引掛けてマスク部11を保持するマスク保持部とを備える。
マスク保持部は、左右一対となる左マスク保持片22および右マスク保持片23とからなり、左マスク保持片22および右マスク保持片23は連結部24を介して握り部21に連続するように形成されている。
保持具2は、上記のように一体に連なった部材であり、素材は紙や樹脂シートなどが利用できる。
保持具2は手で持った状態で、その形状を維持できる程度の剛性をもつことが望ましく、そのため、紙や樹脂シートは多少とも厚みのある厚紙か厚手のシートとすることが好ましい。
以下、図5に基づき説明する。なお、図4および図6での左右は、図5の左右と反対となる。
左マスク保持片22の上端には引掛け孔31が形成され、下端には引掛け孔32が形成されている。この引掛け孔31,32にはマスク1の耳かけ紐12が通される。
右マスク保持片23の上端には引掛け孔33が形成され、下端には引掛け孔34が形成されている。この引掛け孔33,34にはマスク1の耳かけ紐13が通される。
図4および図6に示すように、握り部21と連結部24の境界部分には、引掛け片36,37が形成されている。また連結部24の中央上端部には引掛け片35が形成されている。
引掛け片35にはマスク1のマスク部11の下縁が保持される。
図5に示すように、引掛け片36,37には耳かけ紐12,13の末端部が引掛けられる。
右マスク保持片23の上端には紐通し孔41が形成され、左マスク保持片22の上端には紐通し孔43が形成されている。この両紐通し孔41,43には吊り紐40が通されて、くくり付けられる。
保持具2の中央部分、すなわち、握り部21から連結部24にかけては、カード保持部が形成されている。
このカード保持部は、人を表示する識別カードを保持するものである。本明細書にいう識別カードの代表的なものは名刺であるが、これ以外にも、特定企画の参加証、入室許可証、聴講者証など様々なものが特に制限なく含まれる。
本考案のカード保持部には、縦形カードの保持部と横形カードの保持部の両方がある。
縦形カードの保持部は、カードの左右両縁を挟む左挟持片51および右挟持片52と名詞の底縁を挟む底挟持片55とからなる。
横形カードの保持部は、カードの左右両縁を挟む左挟持片53および右挟持片54と名詞の底縁を挟む底挟持片55とからなる。
本実施形態の飛沫防止具Aは、不使用時には、図4に示すようにマスク1と保持具2とを分離しておいて、保管したり携帯することが可能であり、販売時に販売用商品袋に別々に収納しておくこともできる。
使用に際しては、図5および図6に示すように、耳かけ紐12,13を保持具2に引掛けてマスク1を装着する。この状態で、マスク1の中央部上端を上に引っ張り上げれば、マスク1は立体的な形となり、口元にゆとりのある空間を確保できる。
そして、図1に示すように、保持具2を手で持ってマスク1を顔面に保持できるので、必要の都度簡単に使え、常時顔面に装着しておくわずらわしさから解放される。
また、握り部21があるので手で持ちやすく、手で持って顔面にマスク1を保持する使い方が容易に行える。しかも、飛沫防止具Aの表面に名刺Ncなどの識別カードを挟み込んでおけるので、顔がマスク1で半分位かくれていても周囲の人に使用者の名前を知ってもらうことができる。
飛沫防止具Aを使用しないときは、吊り紐40で飛沫防止具Aを首から下げておけば、両手を自由に使うことができる。この場合でも、カード保持部に自己の名刺Ncなどの識別カードを差し込んでおけば、飛沫防止具Aの使用時でも不使用時でも、周囲の人の自己の名前を知ってもらうことができ、社交に好都合である。図2は縦形名刺Ncを保持した状態であり、図3は横形名刺Ncを保持した状態を示している。
(第2実施形態)
図7に示す第2実施形態の飛沫防止具Bは、基本構成が第1実施形態の飛沫防止具Aと同じであるが、細部の形状が異なっている。以下では異なっている部分のみ説明する。
図7に示す紐通し孔41,43は三角形の孔とその孔の一つの頂点から延びるスリットからなる。
吊り紐40は三角形の孔に通した後でスリットに挟まるように引き上げると、耳かけ紐13の端末がスリットで止められる。なお、吊り紐40の端末はくくりぼしを付けておけば、紐通し孔41,43から抜け出ることはない。
カード保持部を左右の挟持片51,52および左右の挟持片53,54は、三角形の舌片であってもよい。三角形であると根元が幅広いので、挟持片に充分な強度を与えることができる。
マスク1の耳かけ紐12,13を引掛ける引掛け片36,37は、各片の下縁が傾斜していてもよい。第1実施形態における引掛け片36,37の下縁は水平である(図5参照)が、図7に示すように引掛け片36,37の下縁が傾斜していると各片36,37の根元の両端に耳かけ紐12,13の引張りが均等にかかるので、引掛け片36,37が変形しにくくなる。
(その他の実施形態)
以上に、本考案の第1および第2の実施形態を説明したが、飛沫防止具の各部の形状は、その機能を果たす限りどのように変更してもよい。
したがって、紐通し孔41,43の形状は、上記以外のものも吊り紐40を通して係止できる限り、どのようなものでもよい。
また、カード保持部の挟持片51,52および挟持片53,54もカードを保持できる限り上記と異なる形状であってもよい。
上記各実施形態の飛沫防止具Aは、左右一対のマスク保持片22,23と握り部21が一連に続いた部材なので、紙や樹脂シートを素材として簡単に製作できる。
また、素材を紙とすると安価に製作できる。
1 マスク
2 保持具
11 マスク部
12、13 耳かけ紐
21 握り部
22 左マスク保持片
23 右マスク保持片
40 吊り紐
51 左挟持片
52 右挟持片
53 左挟持片
54 右挟持片
55 底挟持片

Claims (4)

  1. マスク部と一対の耳かけ紐とからなるマスクと、
    該マスクを人の手で顔面に保持するための保持具と、
    該保持具を人の首から吊下げる吊り紐とからなり、
    前記保持具は、人を表示する識別カードを保持するカード保持部を備える
    ことを特徴とする飛沫防止具。
  2. 前記保持具は、人の手で持つ握り部と、
    前記マスクを広げた状態で前記マスク部を保持するマスク保持部とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の飛沫防止具。
  3. 前記マスク保持部は、左右一対となる左マスク保持片および右マスク保持片とからなり、
    該左マスク保持片および右マスク保持片は前記握り部に連続して形成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の飛沫防止具。
  4. 前記カード保持部は、前記マスク保持部の中央部分に形成された識別カードの左右両縁を挟む左挟持片および右挟持片と名詞の底縁を挟む底挟持片とからなる
    ことを特徴とする請求項2または3記載の飛沫防止具。
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