JP3232484U - マスク固定用シール - Google Patents

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【課題】既製品として市販されているマスクを、紐を用いずに装着することができるマスク固定用シールを提供する。【解決手段】紐3を用いて装着されるマスク1に用いられ、紐3を外した状態で装着可能にするためのマスク固定用シール10a、10bであって、マスク1側に取り付けられるマスク固定部20と、利用者の頬部に貼り付けられ、マスク1の装着時に紐3を挿通させる紐挿通用スリット31が形成され、紐挿通用スリット31によって上側シール部30aと下側シール部30bとに分離された肌用シール部30とを備えている。【選択図】図3

Description

本考案は、既製品として市場に流通しているマスクに用いられ、マスクの紐を使用せずに着用するためのマスク固定用シールに関する。
既製品のマスクは、マスクの紐を耳に掛けることで装着するのが一般的である。このような既製品のマスクを装着した状態では、例えば、美容関係の店舗で髪のカラーリング或いはパーマなどの施術をする際に紐が邪魔になり、耳付近での仕上がりが悪くなることがある。
そのため、現状では、マスクの紐を耳から外して、肌に優しい医療用のサージカルテープを用いてマスクを頬部に貼り付ける方法などがとられている。
一方、紐を用いずにマスクを貼り付けて装着可能な、紐無しのマスクも開発されている(例えば、特許文献1参照)。
登録実用新案第3230055号公報
上述したサージカルテープを用いてマスクを固定する場合、テープの幅が狭いため、固定力が弱い。そのため、顔の向きや口元を動かしただけでマスクがずれてしまい、利用者が不安を感じることがある。また、顔を上向きにしたときに紐が耳元にずれて移動してしまい、カラーなどの施術の邪魔になることがある。
一方、利用者に紐のないマスクを装着してもらうことも考えられるが、一般的に流通している既製品のマスクは紐を用いるタイプが大多数であり、紐のないマスクを来店の都度購入してもらうことは、利用者の費用負担が大きくなり現実的ではない。
本考案は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、既製品として市販されているマスクを、紐を用いずに装着することができるマスク固定用シールを提供するためのものである。
上述課題を解決するため、本考案に係るマスク固定用シールは、紐を用いて装着されるマスクに用いられ、前記紐を外した状態で装着可能にするためのものであり、前記マスク側に取り付けられるマスク固定部と、利用者の頬部に貼り付けられ、前記マスクの装着時に前記紐を挿通させる紐挿通用スリットが形成され、前記紐挿通用スリットによって上側シール部と下側シール部とに分離された肌用シール部と、を備えたことを特徴とする。
また、前記マスク固定部の下側には、利用者の顎部に貼り付けられる顎用シール部を設けることもできる。
さらに、前記上側シール部、前記下側シール部、および前記顎用シール部が、利用者の顔の輪郭に合わせて、それぞれ独立して屈曲するようにしてもよい。
本考案のマスク固定用シールによれば、前記マスク側に取り付けられるマスク固定部と、利用者の頬部に貼り付けられ、前記マスクの装着時に前記紐を挿通させる紐挿通用スリットが形成され、前記紐挿通用スリットによって上側シール部と下側シール部とに分離された肌用シール部とを備えているので、紐挿通用スリットに紐を挿通させて、下側シール部で紐の位置を整えて固定することができる。これにより、マスク装着時に紐がずれて利用者の耳元に移動しないようにすることができる。また、紐の固定と、頬部への貼り付けを一手間で同時に行うことができる。
また、上側シール部と下側シール部とを上下に分離して構成しているので、それぞれ異なる利用者の顔の輪郭(曲面)に合わせて、上側シール部と下側シール部を個々に最適な位置で貼り付けることができる。また、髭を生やした利用者であっても、髭の上から十分な接着力で貼り付けることができる。
本考案の実施の形態に係るマスク固定用シールを、一般的なマスクに取り付けた状態を示す正面図である。 マスク固定用シールを単体で示す正面図である。 利用者の顔に装着された状態を示す正面図である。 本実施形態の変型例であって、マスク固定用シールを単体で示す正面図である。
以下、本考案の実施形態に係るマスク固定用シール10aについて、詳細に説明する。なお、以下の説明で使用する、上下、左右の方向は、図1に記載した方向をいうものとする。また、裏側(後側)とは図1の紙面奥側(マスク1が利用者の顔と接する側)をいい、表側(前側)とは紙面手前側をいうものとする。
既製品のマスク1は、図1に示すように、口元を覆う複数層の不織布2と、この不織布2の左右にそれぞれ設けられた紐3、3とで構成されており、この紐3、3を耳に掛けることで装着される。この不織布2の左右のそれぞれには、本考案のマスク固定用シール10a、10aが取り付けられる。
このマスク固定用シール10aは、左右で同じものが使用されている。また、左側のマスク固定用シール10aは、図1の紙面上で180度回転させることで、右側のマスク固定用シール10aとして使用することができる。以下の説明では、右側に取り付けられるマスク固定用シール10aについて説明する。
図2に示すように、マスク固定用シール10aは、略矩形状に形成されており、正面から見て左側部分を構成するマスク固定部20と、右側部分を構成し、利用者の頬部に貼り付けられる肌用シール部30とを備えている。
マスク固定用シール10aは、図1に示すように、マスク1の紐3の上側の固定部分と下側の固定部との間に亘って長尺に設けられており、上下方向を長尺にすることでマスク1への固定が安定するようにしている。
このマスク固定部20と肌用シール部30の左右方向における長さの比率は、概ね2:1になるように形成されている。
マスク固定部20は、その裏側が粘着性を有しており、マスク1の不織布2の表側から貼り付けることで取り付けられる。この裏側の粘着性は、例えば、両面テープなどのシールを用いることによって得ることができ、この両面テープの剥離紙を剥がすことで粘着性を利用して貼り付けることができる。
また、マスク固定部20には、左側端部から右側に向けて延びる2つのマスク固定用スリット21が、上下方向に間隔を空けて設けられている。このマスク固定用スリット21は、スリット幅を調整して貼り付けることで、マスク1の種類によって異なる不織布2の立体的、曲面的形状に合わせて隙間を生じさせずに広い面積で貼り付けられるようにするためのものである。また、不織布2の表側に歪みが生じたとしても、マスク固定部20が容易に剥がれないようにするための剥がれ防止の機能も奏している。
なお、マスク固定部20は、マスク1への固定をより強固にするために、表裏で二重構造に構成して不織布2を表裏で挟むようにして取り付けるようにしてもよい。また、粘着性を用いずに、不織布2とマスク固定部20をクリップなどで物理的に固定するようにしてもよい。
肌用シール部30には、上下方向の略中央部に位置し、左右方向に延びる紐挿通用スリット31が設けられている。この紐挿通用スリット31は、肌用シール部30を上下に分離しており、紐挿通用スリット31の上側部分には、上側シール部30aが、下側部分には、下側シール部30bがそれぞれ構成されている。これらの上側シール部30a、下側シール部30bは、折り曲げ線Lに沿って、前後方向に自由に折り曲げる(屈曲させる)ことができるとともに、顔の形状や輪郭F(図3参照)に合わせてそれぞれを個々に独立して屈曲させることができる。
これらの上側シール部30a、下側シール部30bには、メッシュ構造の不織布などが用いられており、通気性をよくすることで肌荒れのおそれを最小限に抑えている。また、裏側には、サージカルテープで使用されるような肌に優しい粘着剤が塗布されている。なお、これらの通気性を有する素材や、肌に優しい粘着剤は、従来から使用されている技術を使用するものであるため、その詳細な説明は省略する。
次に、本考案に係るマスク固定用シール10aの使用方法について、図3を用いて説明する。
利用者が美容室などを利用する際には、それぞれの利用者が自分のマスクを装着している。この利用者のマスクをそのまま使用して、耳から紐を外してもマスクが装着できるようにするために、本考案のマスク固定用シール10aが使用される。
マスク1の装着方法としては、まず、マスク1の紐3を耳に掛けたままの状態で、利用者にとってマスク1が最適な位置になるように普通に装着してもらう。そして、マスク固定用シール10aのマスク固定部20をマスク1の不織布2の表側から貼り付ける。このとき、利用者の顔の大きさやマスク1の大きさによって肌用シール部30が利用者のもみあげ部分に被ってしまうような場合には、マスク固定部20の貼り付け位置を左右に調整したり、マスク1の側面を折り返して曲げた状態で貼り付けるようにする。なお、マスク固定部20は、利用者がマスク1を装着する前に、予め貼り付けるようにしてもよい。
次に、マスク固定用シール10aの上側シール部30aの剥離紙を剥がして、利用者の頬部に貼り付ける。このとき、上側シール部30aは、利用者の顔の輪郭F(図3において2点鎖線で示す)に合わせて自由に屈曲するので、頬部に隙間なく広い面積で貼り付けることができる。
上側シール部30aが頬部に貼り付けられた状態で、マスク1の紐3を耳から外してもらい、図3に示すように、紐3を下側に垂らすようにして配置する。この状態では、紐3の上側部分3aは、上側シール部30aの表側を通ることになる。
また、紐3の中央部分3b(紐3の上側部分3aの下側)は、下側シール部30bの裏側を通すようにし、紐3と一緒に下側シール部30bを頬部に貼り付ける。このとき、下側シール部30bについても上側シール部30aと同様に、利用者の顔の輪郭Fに合わせて自由に屈曲するので、頬部に隙間なく貼り付けることができ、マスク1の本来の基本性能である密着性が保たれる。これらの手順によって装着することで、紐3の位置が紐挿通用スリット31および下側シール部30bによって規制される。また、顔を上側に向けたとしても紐3が耳元にずれて移動しないようになるとともに、マスク1が頬部に確実に固定される。
本考案の実施の形態に係るマスク固定用シール10aでは、マスク1側に取り付けられるマスク固定部20と、利用者の頬部に貼り付けられ、マスク1の装着時に紐3を挿通させる紐挿通用スリット31が形成され、紐挿通用スリット31によって上側シール部30aと下側シール部30bとに分離された肌用シール部30とを備えているので、紐挿通用スリット31に紐3を挿通させて、下側シール部30bで紐3の位置を固定することができる。これにより、マスク装着時に紐3がずれて利用者の耳元に移動しないようにすることができる。
また、上側シール部30aと下側シール部30bとを分離して構成しているので、それぞれ異なる利用者の顔の輪郭F(曲面)に合わせて、上側シール部30aと下側シール部30bを個々に最適な位置で貼り付けることができる。また、髭を生やした利用者であっても、髭の上から十分な接着力で貼り付けることができる。
さらに、上側シール部30a、下側シール部30bが、利用者の顔の輪郭Fに合わせて、それぞれ独立して屈曲するように構成しているので、様々な顔の輪郭に合わせて、上側シール部30a、下側シール部30bを頬部との隙間を生じさせずに広い面積で貼り付けることができる。そのため、マスク1が頬部から容易にずれることがなく、利用者に不安感を与えることがない。
以上、本考案に係るマスク固定用シール10aについて述べたが、本考案は既述の実施形態に限定されるものではなく、本考案の技術思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、図4に示すマスク固定用シール10bのように、マスク固定部20の下側に、利用者の顎部に貼り付けられる顎用シール部32を設けるようにしてもよい。この顎用シール部32は、上側シール部30a、下側シール部30bと同様に、肌に優しい素材で製作されており、マスク固定部20に対して自由に折り曲げられる(屈曲)できるようになっている。この顎用シール部32を設けることにより、利用者の異なる顔の輪郭Fに合わせて、より確実に貼り付けることができる。
また、本実施の形態では、肌用シール部30に紐挿通用スリット31を設けているが、これに限定されない。例えば、紐挿通用スリット31の代わりに、マスクの紐3を挿通させる紐挿通穴を空けておき、この穴に通すことで紐3の位置を規制するようにしてもよい。この穴の形状は、丸穴、角穴など、デザイン性を考慮して自由に決定することができる。
さらに、本実施の形態では、上下方向の略中央部に1つの紐挿通用スリット31を設けているが、2つ以上の複数の紐挿通用スリット31を設けるようにしてもよい。また、紐挿通用スリット31の方向も左右方向に延びるもの以外に、上下方向や斜め方向に延びるものであってもよい。これによれば、既製品のマスクの種々の形状や構造に対し、いずれかの紐挿通用スリット31を選択して紐3を挿通させることができるので、既製品として流通している種々のマスクに対応することができる。
また、本実施の形態では、マスク固定用シール10a、10bの外形状を略矩形状としたが、例えば、円形、楕円形、台形などの様々な形状にすることもできる。これにより、デザイン性が向上し、利用者がマスク固定用シール10a、10bを貼り付けることに対する嫌悪感を和らげることができる。
1 マスク
2 不織布
3 紐
3a 紐の上側部分
3b 紐の中央部分
10a、10b マスク固定用シール
20 マスク固定部
21 マスク固定部用スリット
30 肌用シール部
30a 上側シール部
30b 下側シール部
31 紐挿通用スリット
32 顎用シール部
L 折り曲げ線
F 顔の輪郭

Claims (3)

  1. 紐を用いて装着されるマスクに用いられ、前記紐を外した状態で装着可能にするためのマスク固定用シールであって、
    前記マスク側に取り付けられるマスク固定部と、
    利用者の頬部に貼り付けられ、前記マスクの装着時に前記紐を挿通させる紐挿通用スリットが形成され、前記紐挿通用スリットによって上側シール部と下側シール部とに分離された肌用シール部と、
    を備えたことを特徴とするマスク固定用シール。
  2. 前記マスク固定部の下側には、利用者の顎部に貼り付けられる顎用シール部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のマスク固定用シール。
  3. 前記上側シール部、前記下側シール部、および前記顎用シール部が、利用者の顔の輪郭に合わせて、それぞれ独立して屈曲することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマスク固定用シール。
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