JP5468948B2 - カツラ - Google Patents

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本発明は、カツラに関し、詳しくは、装着者の頭部にフィットさせるために複数のピースから構成したカツラに関する。
従来の一般的なカツラは、装着者に合わせてオーダーメイドされた一体的な構成となっており、頭部に被冠されるネット状のベースに頭髪を植毛して形成されている。
しかし、このような一体的なカツラは、これを装着した状態ではその下の頭皮がかゆくてもかけないなどの問題点があるとして、頭皮もしくは頭髪へ固定する下カツラと、これへ重ねる上カツラとを、一部もしくは全部が分離できるように連結し、前記下カツラの上カツラに隠れる部分に孔を設けた構成のカツラが提案された(例えば、特許文献1を参照。)。
特開平07−109607号公報
しかし、上記特許文献1のカツラは、同一構成の部分カツラを用いてイージーオーダーとしながら、どのような頭部形状にもフィットさせられ、かつ自然な装着状態を維持するといった視点は全く欠けている。また、同一構成の部分カツラでありながら、単に薄毛の人がボリュームアップするために用いることもできるようにするといった視点もない。
すなわち、下カツラの孔部を介して頭部を指で掻いたりできればよいだけなので、一体に形成されていた従来のカツラを、単に、孔部を形成した下カツラと、この孔部を覆う上カツラの二つに分割形成しただけに止まっている。
本発明は、かかる課題を解決し、誰にでもフィットして自然な装着状態を維持することのできる複数の部分カツラからなるカツラを提供することを目的としている。
(1)本発明では、相対的に下側に配置される第1部分カツラと、この第1部分カツラの上側に着脱自在に装着される第2部分カツラと、前記第1部分カツラと前記第2部分カツラとの相対的な配置を自在に変更可能な可変連結手段と、を備えるカツラとした。
(2)本発明は、上記(1)に記載のカツラにおいて、前記第2部分カツラに人工つむじを形成したことを特徴とする。
(3)本発明は、上記(1)又は(2)に記載のカツラにおいて、前記第1部分カツラを複数個備え、前記第1部分カツラのそれぞれは前記第2部分カツラに対する配置が可変であることを特徴とする。
(4)本発明は、上記(1)〜(3)のいずれかに記載のカツラにおいて、前記第1部分カツラは、当該第1部分カツラを頭部へ保持するための保持手段を備え、この保持手段を配設する基体部を、樹脂を担持させた織物の生地としたことを特徴とする。
(5)本発明は、上記(1)〜(4)のいずれかに記載のカツラにおいて、前記可変連結手段を中心に、前記第1部分カツラが首振り自在に連結されていることを特徴とする。
(6)本発明は、上記(1)〜(5)に記載のカツラにおいて、前記可変連結手段は、前記第1部分カツラを首振り自在に連結する第1連結部と、当該第1部分カツラの配置姿勢を保持する第2連結部とを備えることを特徴とする。
(7)本発明は、上記(1)又は(2)に記載のカツラにおいて、前記第1部分カツラの中央に、装着者の自毛を引出可能とした孔部を形成するとともに、前記第2部分カツラで前記孔部を被覆可能とし、前記可変連結手段は、前記第1部分カツラの前記孔部の周縁の一部に設けた第1係止部と、前記第2部分カツラに設けられ、前記第1係止部と係止可能な第2係止部と、を具備することを特徴とする。
(8)本発明は、上記(7)に記載のカツラにおいて、前記孔部を装着者の頭部に対して前後方向に長い矩形孔部とし、前記第1係止部を前記矩形孔部の短辺部の少なくとも一方に設けたスリットとするとともに、前記第2係止部を、前記第2部分カツラに設けられ、前記スリットに係止可能なクリップとしたことを特徴とする。
(9)本発明は、上記(7)又は(8)に記載のカツラにおいて、前記第1部分カツラよりもさらに下側に配置され、かつ、当該1部分カツラに対して取付位置を可変とした第3部分カツラを着脱自在に装着したことを特徴とする。
本発明によれば、誰にでもフィットして自然な装着状態を維持することのできる複数の部分カツラからなるカツラを低価格でかつ即納することが可能となる。また、自毛が伸びた場合、その伸びに合わせて第1部分カツラの位置を変えることで、不自然さをなくすことも可能となる。
第1の実施形態に係る複数のピースからなるカツラの着用状態を示す斜視図である。 同カツラの構成を示す説明図である。 同カツラを分割した状態における背面視による説明図である。 ピースの連結位置が可変であることを示すカツラの背面視による説明図である。 同カツラの変形例を示す説明図である。 同カツラの変形例の背面視による説明図である。 第2の実施形態に係る複数のピースからなるカツラの構成を示す説明図である。 同カツラの可変連結手段の説明図である。 同カツラの可変連結手段を構成するクリップの態様の変化を示す説明図である。 第3の実施形態に係るカツラの説明図である。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係るカツラは、比較的に脱毛が進んだ場合に好適に用いることができるものである。すなわち、特に頭頂部を中心に頭髪がかなり薄くなった場合に好適に用いることができる。また、例えば、医療用カツラとしても利用することができる。
以下、本発明のカツラの一実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態に係るカツラは、相対的に下側に配置される第1部分カツラ1と、この第1部分カツラ1よりも上側に位置する第2部分カツラ2と、両カツラ1,2を、両者の相対的な配置を自在に変更可能に連結できる可変連結手段とを具備している。そして、本実施形態では、第1部分カツラ1を、左右一対のカツラピースから構成している。
すなわち、第1の実施形態に係るカツラは、左右一対の左側カツラピース1L及び右側カツラピース1Rとからなり、装着者の頭部側に被着される第1部分カツラ1と、この第1部分カツラ1(左右側カツラピース1L,1R)の上側に着脱自在に装着される第2部分カツラ2と、左右側カツラピース1L,1Rと第2部分カツラ2との相対的な配置が自在に変更可能な可変連結手段である連結部3とを備えている。
このように、第2部分カツラ2に対し、左右側カツラピース1L,1Rの各被着位置を連結部3を介して変更可能としているので、これまでの全頭用カツラや、単体のヘヤピースに比べ、個体差がある頭部形状にフィットさせやすく、どのような頭部形状にもフィットさせることができる。また、頭部の所望する領域(増毛させたい頭部領域)に第1部分カツラ1を配置することが可能となり、増毛領域や増毛量の自由度が極めて高くなることから、装着者の希望する増毛状態を創出することが容易となる。さらに、人毛は一月に約10mm程度伸びるものであるため、自毛が伸びてもカツラの被着状態が不変であれば外観的に違和感が生じるおそれがある。本実施形態に係るカツラは、自毛が伸びた場合、その伸びに合わせて第1部分カツラ1の位置を変えることができるため、不自然さをなくすことが可能となる。
また、図2に示すように、第2部分カツラ2には、人工つむじ5が形成されている。本実施形態では、人工つむじ5を第2部分カツラ2の長手方向の一側に偏倚させた位置に設けており、装着状態で頭部の後側に位置するようにしている。
このように、他人から視認されやすい頭部の表側に位置する第2部分カツラ2に人工つむじ5を設け、そして、この人工つむじ5を中心にして放射状に植毛している。
したがって、カツラを装着した状態でも極めて自然な頭髪と映るため、他者に違和感を覚えさせることもない。なお、図1及び図2に示す例では装着者を男性としているが、特に装着者の性別は限定されるものではない。
なお、図3及び図4に示すように、第1部分カツラ1と第2部分カツラ2とは、ネット布からなるベース10,20に、多数の人毛あるいは人工毛の基部を結びつて植毛している。すなわち、図1や図3〜図6では省略したが、図2に想像線で示すように、第1部分カツラ1(左右側カツラピース1L,1R)と第2部分カツラ2とには多数の人毛あるいは人工毛からなる毛髪が植設されているのである。
以下、第1部分カツラ1と第2部分カツラ2の構成について、さらに説明を加える。
本実施形態における第1部分カツラ1を構成する左側カツラピース1Lと右側に位置する右側カツラピース1Rとは、図3に示すように、互いに線対称形状に形成されている。
また、図示するように、左右側カツラピース1L,1Rのベース10は、所定幅になるまで漸次拡幅しつつ湾曲形成された基端部11と、この基端部11に連続して所定幅のまま直線的に伸延する中央部12と、この中央部12の先端側に形成された矩形形状の調整代部13とから形成されている。この調整代部13は、図1に示すように、装着者の頭部形状などに合わせた適宜形状となるように、あるいは所望の増毛形態が得られるように、所定のカッティングラインCLに沿って適宜カットすることができる。
そして、左右側カツラピース1L,1Rの各端端部11の先端側に、雄又は雌の点ファスナ31を設けている。この点ファスナ31は後述する第2部分カツラ2に設けた点ファスナ32と協働して可変連結手段である連結部3を構成することになる。
一方、第2部分カツラ2は、略矩形形状若しくは略長円形状としており、図3において下側となる先端側に第2調整代部26が形成され、その直上部左右には張出植毛部25,25を連接している。この張出植毛部25,25から延在する毛髪によって、鬢付近の増毛も極めて自然に行える。なお、図1に示すように、第2調整代部26についても、第1部分カツラ1の調整代部13と同様に、装着者の頭部形状などに合わせた適宜形状となるようにカッティングラインCLに沿ってカットすることができるが、先端近傍は植毛作業を容易にするための摘み代部として非植毛領域としておくことが好ましい。なお、第2調整代部26については、その全体を非植毛領域とした摘み代部として、使用時には切除する構成としてもよい。
また、第2調整代部26と反対側をなす基端側(図3において上側)には、左右側カツラピース1L,1Rの各点ファスナ31にそれぞれ対応する左右一対の雌又は雄の点ファスナ32,32が所定間隔をあけて並設されている。
このように、本実施形態では、上述した第1部分カツラ1の点ファスナ31と、左右側カツラピース1L,1R(第2部分カツラ2)の点ファスナ32により連結部3が構成される。そして、かかる連結部3により、第1部分カツラ1を構成する左右側カツラピース1L,1Rは、図4に示すように、連結部3を中心にそれぞれ首振り自在となる。すなわち、左右側カツラピース1L,1Rは、それぞれ連結部3を中心に略同一平面上を回動するのである。
また、本実施形態における可変連結手段は、連結部3を装着者の頭部の後側に位置する第1連結部とすれば、この第1連結部3よりも前側に位置する第2連結部4をさらに備えた構成としている(図1参照)。
この第2連結部4は、ベース10,20の外縁部分や横断状態に設けたコーティング部14,24の適宜位置に設けられている。本実施形態に係る第2連結部4は、図3に示すように、左右側カツラピース1L,1Rの点ファスナ31から内側の長手方向に延在するコーティング部14の略中央位置に取付けた第1連結体41と、第2部分カツラ2の略中央を横断するように設けたコーティング部24の左右端部にそれぞれ設けた第2連結体42,42とから構成されている。ところで、本実施形態では、第2連結部4を構成する第1連結体41と第2連結体42,42とは面ファスナを用いているが、両面テープなどの粘着テープなども好適に用いることができる。
このように、第1部分カツラ1を構成する左右側カツラピース1L,1Rは、第1連結部3を中心にそれぞれ首振り自在に連結されているため(図4参照)、頭部への被着位置を、装着者の所望する位置となるように適宜変化させることができる。しかも、第2連結部4を設けているために、これを用いて左右側カツラピース1L,1Rを所望した位置で連結保持させることができる。
ところで、本実施形態に係るカツラは、基本的には装着者の頭頂部近傍を前後方向に被着できるように設計されており、図2及び図3における上側が装着者の後頭部側に位置する。したがって、カツラ装着時においては、第1連結部3は、人工つむじ5よりも後方であって、装着者の頭頂部よりもやや後方へ位置するようになり、たとえ点ファスナ31,32同士が連結される第1連結部3の厚みが他の部分よりも増したとしても、他者からは直接視認し難いため、不自然に映ることがない。
このように、第1連結部3を、装着者の頭頂部よりもやや後方へ位置させることが好ましいが、その位置は何ら限定されるものではない。例えば、第1連結部3を頭頂部に位置させたり、やや左右側に偏倚させて位置させたりしても構わない。
こうして、左右側カツラピース1L,1Rと第2部分カツラ2とを、所望する位置関係を維持するようにして一旦連結し、第2連結部4によってその連結位置を保持すれば、その後は、第1部分カツラ1及び第2部分カツラ2とは略一体として取り扱えるため、使い勝手としても損なわれることがない。
なお、上述したように、本実施形態では、可変連結手段として第2連結部4が含まれる構成としたが、第2連結部4の概念としては、あくまでも可変連結手段としての連結部3を補助する構成要素とするものであってもよい。つまり、第2連結部4が必須の要件となるものではない。
また、ベース10,20の外縁部分や横断状態に設けた上述のコーティング部14,24は、第2連結部4を構成する両面テープや面ファスナを貼着可能とする位置にはポリウレタンによるコーティングが施されており、滑り止め効果を狙う位置についてはシリコンなどによるコーティングが施されている。なお、コーティング部14,24の表面は、第2部分カツラ2から伸びる毛髪で覆われるとはいえ、透けて見える虞があるため、黒色として目立たないようにしておくことが望ましい。
特に、左右側カツラピース1L,1Rのコーティング部14のうち、図3及び図4に示すように、第1連結体41が取付けられたコーティング部14とは反対側の外側の縁部に設けられたコーティング部14の裏面には、ポリウレタンなどの樹脂を担持させた生地を貼着している。なお、本実施形態では、ポリウレタン樹脂を生地に含浸させているが、表面に薄くコーティングしても構わない。
これは、第1部分カツラ1の頭部への保持手段を配設するための基体部14aであり、例えば、自毛がある装着者であれば、基体部14aに、保持手段としてヘアピンなどを縫い付け、ヘアピンで自毛に固定するとよい。また、自毛が極めて少ない場合や無い場合は、担持させた樹脂により平滑になっている表面に両面テープなどの粘着テープや面ファスナなどを保持手段として取付けて頭皮に接着するか、あるいは、接着剤などで頭皮に直接接着すればよい。
このように、本実施形態に係るカツラは、第1部分カツラ1を頭部へ保持するための保持手段を備え、しかも、この保持手段を配設する基体部14aを、樹脂を担持させた織織物の生地としている。したがって、織物の生地を基体部14aに用いているので、ヘアピンなど縫着するために、針などを通しても合成樹脂フィルムなどとは異なり生地を破損することがなく、確実に取付けることができる。さらに、生地の表面はポリウレタン樹脂により凹凸がなく平滑になっているため、織物などの表面に粘着テープや面ファスナなどを直接貼着するのとは異なり、確実に貼着することができる。また、基体部14aは、第1部分カツラ1を自在に屈曲させたりできる程度の薄さとすることが望ましい。なお、基体部14aの長さなどは適宜設定して構わない。
(第1の実施形態の変形例)
ここで、第1実施形態に係るカツラの変形例について、図5及び図6を参照しながら説明する。
図5に示した例は、輪郭が曲線的に形成された左右側カツラピース1AL,1ARとするとともに、第2部分カツラ2に設けた左右の点ファスナ32,32の間隔を、上述してきた例よりも広くしている。これにより、左右側カツラピース1AL,1ARのそれぞれの先端側の広がりを大きくすることができる。
また、第1部分カツラ1となる左側カツラピース1L,1AL及び右側カツラピース1R,1ARは、上述してきたように必ずしも左右対称の構成とする必要はない。すなわち、図6に示すように、左右非対称形の左右側カツラピース1BL,1CRにより第1部分カツラ1を構成しても構わない。
このように、第1部分カツラ1を構成するカツラピースの形状は、適宜設定して構わないが、連結部3を構成する点ファスナ31を設ける基端部11については、点ファスナ31を中心に回動する際に、左右のカツラピース同士が干渉しないように、他の部分よりも窄めた形状とすることが好ましい。
また、上述してきた例では、第1部分カツラ1は左側カツラピース1L,1AL,1BL及び右側カツラピース1R,1AR,1CRの2個1組で構成しているが、3個以上のカツラピースを用い、それぞれ第2部分カツラ2に対して相対的に連結位置が可変となるように可変連結手段を介して連結してもよい。
(第2の実施形態)
次に、図7〜図9を参照しながら、第2の実施形態に係るカツラについて説明する。この第2実施形態に係るカツラは、頭頂部に有る程度自毛が残っている者に好適に用いられるもので、図7に示すように女性に適してはいるが、これも特に装着者の性別は限定されるものではない。
この第2実施形態に係るカツラは、図7に示すように、第1の実施形態に係るカツラ同様に、相対的に下側に配置される第1部分カツラ6と、この第1部分カツラ6の上側に着脱自在に装着される第2部分カツラ7と、第1部分カツラ6と第2部分カツラ7との相対的な配置を自在に変更した状態で連結可能な可変連結手段としての連結部8を備えている。しかし、ここでの第1部分カツラ6(第1の実施形態の第1部分カツラ1に相当)は、複数のピースからなるものではなく単一の構成となっており、しかも、当該第1部分カツラ6の中央には、前後方向に長い矩形孔部60が形成されている。
装着者は、頭部側に被着される第1部分カツラ6に設けられた矩形孔部60から自毛を引き出して、当該第1部分カツラ6及び矩形孔部60を上から覆うように配置される第2部分カツラ7の毛髪と混在させることにより、あたかも全て自毛であるかのような自然な趣を残しながら増毛することができるようになっている。
矩形孔部70を被覆する第2部分カツラ7には、本実施形態においても人工つむじ5が形成されている。そして、やはりこの人工つむじ5を中心にして放射状に植毛している。したがって、カツラを装着した状態でも極めて自然な頭髪と映るため、他者に違和感を覚えさせることがない。
図7及び図8に示すように、第1部分カツラ6と第2部分カツラ7とは本実施形態においてもネット布からなるベース65,75を具備しており、これに多数の人毛あるいは人工毛の基部を結びつて植毛している。つまり、想像線で示すように、第1部分カツラ6と第2部分カツラ7とには多数の人毛あるいは人工毛からなる毛髪が植設されているのである。
第1部分カツラ6と第2部分カツラ7とについてさらに具体的に説明する。図7及び図8に示すように、第1部分カツラ6は、略矩形形状のとした略5mm程度の細幅の枠帯66の4辺に、所定幅(略15mm〜30mm)のベース65の外側縁を連接し、かかる4辺のベース65で囲繞される矩形孔部60が形成されている。枠帯66のサイズは適宜設定して構わないが、好ましくは幅が80〜100mm、長さが110〜130mmの範囲に収まるサイズとするとよい。
そして、この矩形孔部60に、短辺60aの方向に所定の間隔をあけて、2本の植毛帯62,62を長辺60bの方向に架け渡している。この植毛帯62,62により、矩形孔部60の形状が変形することを防止するとともに、これら植毛帯62,62にも十分な植毛がなされているため、増毛効果を向上させることができる。
そして、ベース65の頭皮側の面には、その適宜位置(例えば、4辺それぞれ)に滑り止め用のコーティング部67を設けている。そして、この第1部分カツラ6の矩形孔部60の2つの短辺60aのうち、カツラ装着状態で後側に位置する短辺60a側に設けたベース部65に、1〜2mm幅で短辺60aと略同長さのスリット61を第1係止部として形成している。このスリット61と、後述する第2係止部として第2部分カツラ7に設けられたクリップ71とにより連結部8が形成されることになる。
また、図示するように、ベース65には所定のカッティングラインCLが設けられており、装着者の頭部形状に合わせた適宜形状となるように、また所望の増毛形態が得られるように、適宜にカットすることができる。つまり、本第2の実施形態における第1部分カツラ6のベース65には、第1の実施形態で説明した調整代部が含まれていることになる。
第2部分カツラ7は、図7〜図9に示すように、略矩形形状とした略5mm程度の細幅の枠帯76に、その枠の空間を被覆するようにベース75を連接し、図7に示すように、第2部分カツラ2の長手方向の一側に偏倚させた位置に人工つむじ5を形成している。したがって、本実施形態においても、人工つむじ5は、カツラ装着状態で頭部の後側に位置することになる。なお、図示しないが、この第2部分カツラ7にも、調整代部としての機能を付与しておくことができる。すなわち、ベース75に所定のカッティングラインを設けておき、所望の増毛形態が得られるように、適宜にカットすることができる。
また、枠帯76は、第1部分カツラ6の枠帯66の幅の約1/2程度で、長さは第1部分カツラ6の枠帯66よりも短くしている。そして、その長手方向の両端部に、周知構造からなる櫛歯状のクリップ71,71を第2係止部として取り付けている。すなわち、クリップ71は枠帯76の短辺よりも短いサイズであり、図9(a),(b)に示すように、弾性を有する枠体71aに、複数のクリップ体71bを櫛歯状に並設して構成されており、枠体71aの湾曲方向に応じてクリップ体71bと枠体71aとが接離するようになっている。
このように、2つのクリップ71,71をのうち、人工つむじ5側のクリップ71を第1部分カツラ6に設けたスリット61に係止させることで第1部分カツラ6と第2部分カツラ7とを連結することができる(図7参照。)。なお、他方のクリップ71は、自毛、あるいは第1部分カツラ6の毛髪に係止させることにより、第2部分カツラ7を確実に保持することができる。
すなわち、本実施形態における第1部分カツラ6と第2部分カツラ7とを連結する可変連結手段としての連結部8は、第1部分カツラ6の矩形孔部60の一方の短辺60aに設けたスリット61と、第2部分カツラ7に設けられ、前記スリット61に係止可能なクリップ71を具備する構成となっている。
また、連結部8を、第1実施形態どうように第1連結部と第2連結部とで構成するとした場合、本実施形態では、スリット61と、これに係止するクリップ71とが第1連結部を構成し、他のクリップ71が第2連結部に相当することになる。
本実施形態における連結部8は、その構成要素となるクリップ71の幅に対し、スリット61の長さが十分に長いため、このスリット61の長さの範囲内で適宜位置にクリップ71を係止することができ、第2部分カツラ7の取付位置が可変となっている。したがって、本実施形態においても、これまでの全頭用カツラや、単体のヘヤピースに比べ、個体差がある頭部形状にフィットさせやすく、どのような頭部形状にもフィットさせることができる。しかも、クリップ71をスリット61に係止させるだけなので取扱が極めて容易である。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係るカツラについて、図10を参照しながら説明する。なお、この第3の実施形態に係るカツラは、第2の実施形態で示した第1部分カツラ6及び第2部分カツラ7に、さらに第3部分カツラ9を加えて構成したものである。
そして、第3部分カツラ9は、第1部分カツラ6よりも下側に配置され、かつ、当該1部分カツラ6に対して取付位置が可変となっている。
すなわち、図10に示すように、第1部分カツラ6の裏面側に、それぞれ第1部分カツラ6に対して取付位置を可変とした第3部分カツラ9を着脱自在に装着している。このように、本実施形態では、第3部分カツラ9と、第1部分カツラ6と、第2部分カツラ7とを、頭皮側から順に積層した3層構造のカツラとなっている。
第2部分カツラ7は上述してきた第2実施形態の構成と略同じであり、第3部分カツラ9は第1の実施形態で説明した左右側カツラピース1L,1Rと同じ構成としている。したがって、これらのここでの具体的な説明は省略する。なお、本実施形態に係る第1部分カツラ6には、第3部分カツラ9に設けた点ファスナ91に対応する点ファスナ92,92が設けられている。
さらに、点ファスナ91と点ファスナ92とで第1連結部30を構成する他、図示しないが、第1実施形態同様に第1連結部30よりも前側には面ファスナや粘着テープなどからなる第2連結部を設けてもよい。
このように、本実施形態に係るカツラは、第3部分カツラ9を、左右側カツラピース9L,9Rにより構成し、左右側カツラピース9L,9Rそれぞれが第1部分カツラ6に対して連結位置が可変となり、また、第1部分カツラ6の上に装着する第2部分カツラ7も第1部分カツラ6に対して連結位置が可変となるのである。
かかる構成とすれば、自然な装着状態を維持しながら、増毛量をより多くすることが可能となる。また、個体差がある頭部形状への対応自由度も高まる。
なお、本実施形態に係る第3部分カツラ9は、第1部分カツラ6に対して首振り自在に連結できるように、第1連結部30を点ファスナ91や点ファスナ92,92を用いたが、第1の実施形態で説明した第1連結部3同様に、ホック状のものの他、ボタン、糸、磁石、ヘヤピンなど、第3部分カツラ9を首振り自在に一点留めできるものであれば如何なるものであっても構わない。
以上、説明してきた実施形態より、以下のカツラが実現される。
(1)相対的に下側に配置される第1部分カツラ1,6と、この第1部分カツラ1,6の上側に着脱自在に装着される第2部分カツラ2,7と、前記第1部分カツラ1,6と前記第2部分カツラ2,7との相対的な配置を自在に変更可能な連結部3,8(可変連結手段)とを備えるカツラ
かかる構成のカツラによれば、個体差がある頭部形状にフィットさせやすくなるとともに、頭部の所望する領域(増毛させたい頭部領域)に第1部分カツラ1を配置して増毛領域や増毛量の選択自由度を高くすることができる。また、自毛が伸びた場合、その伸びに合わせて第1部分カツラの位置を変えることで、不自然さをなくすことも可能となる。
(2)上記第2部分カツラ2,7に人工つむじ5を形成したカツラ。これにより、カツラを装着した状態でも極めて自然な頭髪と映るため、他者に違和感を覚えさせることもない。
(3)上記第1部分カツラ1を例えば左右側カツラピース1L,1Rというように複数個備え、左右側カツラピース1L,1Rそれぞれ(第1部分カツラ1のそれぞれ)は第2部分カツラ2に対する配置が可変であるカツラ。
かかる構成によれば、増毛の自由度をより高めることができ、装着者の所望する増毛を容易に実現することができる。
(4)上記第1部分カツラ1は、当該第1部分カツラ1を頭部へ保持するための保持手段を備え、この保持手段を配設する基体部14aを、樹脂を担持させた織物の生地としたカツラ。
かかる構成によれば、ヘアピンなど縫着するために、針などを通しても合成樹脂フィルムなどとは異なり生地を破損することがなく、確実に取付けることができるとともに、生地には樹脂が担持されているため表面が平滑面となっており、織物などの表面に粘着テープや面ファスナなどを直接貼着するのとは異なり、確実に貼着することができる。
(5)上記連結部3(可変連結手段)を中心に、左右側カツラピース1L,1R(第1部分カツラ1)が首振り自在に連結されているカツラ。
かかる構成によれば、左右側カツラピース1L,1R(第1部分カツラ1)は連結部3(可変連結手段)で連結されていながら、この連結部3を中心にして首振りすることでその被着位置を装着者の所望する位置となるように適宜変化させることができる。すなわち、第1部分カツラ1と第2部分カツラ2とが互いに連結した状態で第1部分カツラ1の配置を可変とすることができるため、取扱やすく、ハンドリングが良好となる。
(6)上記可変連結手段は、前記第1部分カツラ1(左右側カツラピース1L,1R)を首振り自在に連結する第1連結部3と、当該第1部分カツラ1(左右側カツラピース1L,1R)の配置姿勢を保持する第2連結部4とを備えているカツラ。
かかる構成によれば、第2連結部4を設けているために、これを用いて左右側カツラピース1L,1R(第1部分カツラ1)を所望した位置で連結保持させることができる。また、左右側カツラピース1L,1Rと第2部分カツラ2とを、所望する位置関係を維持するようにして一旦連結すれば、その後は、第1部分カツラ1及び第2部分カツラ2とは略一体として取り扱えるため、より使い勝手が向上する。
(7)上記第1部分カツラ6の中央に、装着者の自毛を引出可能とした矩形孔部60(孔部)を形成するとともに、第2部分カツラ7で矩形孔部60を被覆可能とし、可変連結手段は、第1部分カツラ6の矩形孔部60の周縁の一部に設けた第1係止部と、第2部分カツラ7に設けられ、前記第1係止部と係止可能な第2係止部とを具備するカツラ。
かかる構成によれば、やはり個体差がある頭部形状にフィットさせやすくなるとともに、増毛領域や増毛量の選択自由度をより高めることができ、装着者の所望する増毛を容易に実現することができる。特に、自毛がある者であれば、矩形孔部60(孔部)から自毛を引き出すことで、より自然な外観を維持した増毛が可能となる。
(8)前記孔部を装着者の頭部に対して前後方向に長い矩形孔部60とし、第1係止部を前記矩形孔部60の短辺部の少なくとも一方に設けたスリット61とするとともに、第2係止部を、第2部分カツラ7に設けられ、スリット61に係止可能なクリップ71としたカツラ。
かかる構成によれば、クリップ71をスリット61に係止させる簡単な操作で第1部分カツラ6と第2部分カツラ7との相対的な配置を自在に変更可能に連結できるため、取り扱いが容易となる。
(9)上記第1部分カツラ6よりもさらに下側に配置され、かつ、当該1部分カツラ6に対して取付位置を可変とした第3部分カツラ9を着脱自在に装着したカツラ。
かかるカツラによれば、個体差がある頭部形状にフィットさせやすくなるとともに、増毛領域や増毛量の選択自由度をより一層高めることができ、自然な装着状態を維持しながら、増毛量をさらに多くすることが可能となる。
(10)少なくとも第1部分カツラ1,6のベース10,65は、適宜個所で切除して植毛領域を調整可能とした調整代部13を備えているカツラ。
かかる構成によれば、少なくとも第1部分カツラ1,6を、装着者の頭部形状に合わせた適宜形状となるように、あるいは所望の増毛形態が得られるように装着できるため、同一の企画製品としながら、誰にでもフィットさせることが可能となる。
以上、本発明を上述した実施形態を通して説明したが、本発明の趣旨を逸脱することのない限り、具体的な構成は適宜変更しても構わない。
例えば、第1の実施形態において、可変連結手段である第1連結部3と第2連結部4との相対的な位置を、第1連結部3よりも前側に第2連結部4を位置させた例で説明したが、前後入れ替えても構わない。また、可変連結手段である第1連結部3を点ファスナを用いたが、これはホック状のものの他、ボタン、糸、磁石、ヘヤピンなど、第1部分カツラ1を首振り自在に一点留めできるものであれば如何なるものであっても構わない。
また、同じく第1の実施形態において、第2連結部4を構成する第1連結体41及び第2連結体42は、それぞれ両面テープなどの粘着テープ、あるいは面ファスナなどで構成するとしたが、左右側カツラピース1L,1Rを、所望する位置に保持できる程度に保持可能であれば、いかなる材料や手段を用いても構わない。
また、やはり第1の実施形態において、連結部3を構成する第2部分カツラ2の点ファスナ32を2つではなく、例えば、雄の点ファスナ32を単一で設けておき、第1部分カツラ1の左側カツラピース1Lの基端部11の表に第2部分カツラ2の点ファスナ32に対応する雌の点ファスナ31を、基端部11の裏に雄の点ファスナ31を設けるとともに、第1部分カツラ1の右側カツラピース1Rの基端部11の表に左側カツラピース1Lの点ファスナ31に対応する雌の点ファスナ31を設けることもできる。勿論、点ファスナ31,32の雄雌は逆にしても構わない。
また、第2の実施形態において、第1部分カツラ6に設けた孔部を矩形孔部60としたが、これは必ずしも矩形には限らず、その形状は適宜設計変更が可能である。また、第1係止部をスリット61とするとともに、第2係止部を第2部分カツラ7に設けられたクリップ71としたが、これも特に限定するものではない。例えば、細長いスリット61に代えて多数の孔を列状に並置してもよい。また、クリップ71に代えてフック状の係止部材などを用いてもよい。さらに、第1係止部及び第2係止部を、点ファスナや面ファスナなどで構成しても構わない。
また、第3の実施形態において、第3部分カツラ9を第1部分カツラ6に対して首振り自在に連結したが、必ずしもそのような構成に限定するものではない。したがって、連結手段としても、例えば、面ファスナなどを用いることもできる。
さらに第3の実施形態においては、第3部分カツラ9を第1の実施形態で説明した左右側カツラピース1L,1Rと同一構成としたが、第1部分カツラ6よりもさらに下側に配置され、かつ、1部分カツラ6に対して取付位置を可変とした構成であれば、その形状や連結手段などは何ら限定されるものではない。
1 第1部分カツラ
1L 左側カツラピース
1R 右側カツラピース
2 第2部分カツラ
3 連結部(第1連結部)
4 第2連結部
5 人工つむじ
6 第1部分カツラ
7 第2部分カツラ
8 連結部8
9 第3部分カツラ
10 ベース
31,32 点ファスナ
41 第1連結体
42 第2連結体
60 矩形孔部
60a 短辺
61 スリット
65 ベース
71 クリップ

Claims (9)

  1. 相対的に下側に配置される第1部分カツラと、
    この第1部分カツラの上側に着脱自在に装着される第2部分カツラと、
    前記第1部分カツラと前記第2部分カツラとの相対的な配置を自在に変更可能な可変連結手段と、
    を備えることを特徴とするカツラ。
  2. 前記第2部分カツラに人工つむじを形成したことを特徴とする請求項1に記載のカツラ。
  3. 前記第1部分カツラを複数個備え、前記第1部分カツラのそれぞれは前記第2部分カツラに対する配置が可変であることを特徴とする請求項1又は2に記載のカツラ。
  4. 前記第1部分カツラは、当該第1部分カツラを頭部へ保持するための保持手段を備え、この保持手段を配設する基体部を、樹脂を担持させた織物の生地としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカツラ。
  5. 前記可変連結手段を中心に、前記第1部分カツラが首振り自在に連結されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のカツラ。
  6. 前記可変連結手段は、
    前記第1部分カツラを首振り自在に連結する第1連結部と、当該第1部分カツラの配置姿勢を保持する第2連結部とを備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のカツラ。
  7. 前記第1部分カツラの中央に、装着者の自毛を引出可能とした孔部を形成するとともに、前記第2部分カツラで前記孔部を被覆可能とし、
    前記可変連結手段は、
    前記第1部分カツラの前記孔部の周縁の一部に設けた第1係止部と、
    前記第2部分カツラに設けられ、前記第1係止部と係止可能な第2係止部と、
    を具備することを特徴とする請求項1又は2に記載のカツラ。
  8. 前記孔部を装着者の頭部に対して前後方向に長い矩形孔部とし、
    前記第1係止部を前記矩形孔部の短辺部の少なくとも一方に設けたスリットとするとともに、前記第2係止部を、前記第2部分カツラに設けられ、前記スリットに係止可能なクリップとしたことを特徴とする請求項7記載のカツラ。
  9. 前記第1部分カツラよりもさらに下側に配置され、かつ、当該1部分カツラに対して取付位置を可変とした第3部分カツラを着脱自在に装着したことを特徴とする請求項7又は8に記載のカツラ。
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