JP2005068628A - 頭部生え際形成体及び頭部生え際形成体製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】薬の副作用や手術等によって毛髪を失った人が、帽子等の内側に着用して自然な生え際をもたらす、安価で手軽に着脱することができ、固定用具による圧迫や摩擦が少ない生え際形成体を提供する。
【解決手段】
複数の毛髪状繊維が纏め部材によって纏められてなる毛髪状部材と、伸縮性のある帯状の素材が輪状に形成されてなる頭部着用部材2とを有し、前記毛髪状部材は前記頭部着用部材2により挟まれて固定されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は抗癌剤治療の副作用、その他の病気、怪我等により頭髪がすべて脱毛、あるいは極度のうす毛状態の頭部に着用することにより、自然な生え際をもたらし、軽量で簡単に着用できる頭部生え際形成体に関するものである。
従来の頭部全体に着用する一般的な鬘(以下、これらを「鬘」と言う)や、髷、つけ毛用の部分的なヘアーピース(以下、これらを「ヘアーピース」という)は、着用することにより本来の髪型を変化させ、毛髪量の補助の役割を果たし、ヘア―スタイルを楽しむことを可能ならしめているが、生え際の不自然さは解決できなかった。また、「生え際があるように見える鬘」(特許文献1参照)においては、生え際に似せた毛を鬘につける方法であり、「生え際用鬘」(特許文献2参照)においては、襟足部分の毛髪が不充分で、後方から見ると不自然さは否めない課題を残している。
特平開11−189907公報(第2頁、第2図) 特平開8−246217号公報(第4頁、第3図)
抗癌剤治療の副作用、その他の病気、怪我等の原因から、頭髪がすべて脱毛、あるいは極度のうす毛状態になることがある。このような場合、羞恥心から上記従来の鬘、ヘアーピースを着用することが多いが、まったくの脱毛状態あるいは極度のうす毛状態では、鬘やヘアーピースを固定する毛髪がないため不安定で、強風等に煽られた時や、歩行時の体の振動により脱落し易く、安心度が得られない課題があった。
また、生え際のおくれ毛もすべて脱毛してしまうので、鬘を着用しても生え際が不自然で、鬘を着用していることが明らかとなり、羞恥心を解決できない課題があった。
上記従来の鬘は頭皮に密着させて固定するため頭皮が蒸れ、また、頭皮に密着させるための固定用具による頭部への圧迫と摩擦から、抗癌剤等の全身的副作用も影響して、皮膚疾患が起き易いという課題があった。
鬘と同様に帽子(以下、おしゃれ用、日よけ用、防寒用の一般的な帽子を「帽子」という )、スカーフ等を着用することが多いが、頭髪がすべて脱毛してしまうので前記鬘着用時同様、生え際の不自然さは解決できない課題があった。
以上説明したように、本発明の頭部生え際形成体は、抗癌剤治療の副作用、その他の病気や怪我等により頭髪がすべて脱毛、あるいは極度のうす毛状態の頭部に、自然な生え際をもたらすことができる。また、軽量で簡単に着用でき、頭部の負担が軽く、羞恥心を排除して外出や通院等が負担とならず、しかも好みの帽子、スカーフ等で楽しむこともできる。さらに本発明は使用者の精神面の負担を軽減し、積極的な生き方を援護、補助する可能性を有する。
また、生え際を形成する毛髪状部材は、特に前髪部分、鬢(以下、揉上げを含む、頭の左右側面の毛髪を「鬢」という)部分と襟足部分が自然に見えるよう、生え際の毛髪にふさわしい分量の毛髪素材の毛先をうすくそいだものを、伸縮性のある糸で帯状に縫製したものであり、頭部着用部材に固着して頭部生え際をもたらす。
本発明の請求項1に記載の発明の要旨は、頭部周囲に着用する頭部生え際形成体であって、複数の毛髪状繊維が纏め部材によって纏められてなる毛髪状部材と、伸縮性のある帯状の素材が輪状に形成されてなる頭部着用部材とを有し、前記毛髪状部材は前記頭部着用部材により挟まれて固定されていることを特徴とする頭部生え際形成体に存する。
また、本発明の請求項2に記載の発明の要旨は、前記頭部着用部材は吸水性のある材料により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の頭部生え際形成体に存する。
また、本発明の請求項3に記載の発明の要旨は、前記頭部着用部材の皮膚に当着する面には吸水性のある部材が取り外し可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の頭部生え際形成体に存する。
また、本発明の請求項4に記載の発明の要旨は、前記毛髪状部材は伸縮性のある糸により縫製されることにより、前記頭部着用部材に固定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の頭部生え際形成体に存する。
また、本発明の請求項5に記載の発明の要旨は、前記毛髪状部材は、生え際にふさわしい分量の毛髪状繊維により構成され、前記毛髪状繊維の毛先はうすくそがれていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の頭部生え際形成体に存する。
また、本発明の請求項6に記載の発明の要旨は、前記毛髪状部材は、前記複数の毛髪状繊維の長さ方向中央部が前記纏め部材を介して纏められ、前記毛髪状繊維は折り返され、両端が一方向に揃えられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の頭部生え際形成体に存する。
また、本発明の請求項7に記載の発明の要旨は、前記毛髪状部材は、前記複数の毛髪状繊維の長さ方向中央から離れた部分で前記纏め部材を介して纏められ、前記毛髪状繊維は折り返され、両端が一方向に揃えられているていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の頭部生え際形成体に存する。
また、本発明の請求項8に記載の発明の要旨は、複数の前記毛髪状部材が前記頭部着用部材に固定され、前記複数の毛髪状部材の固定位置は互いにずらされていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の頭部生え際形成体に存する。
また、本発明の請求項9に記載の発明の要旨は、帽子の内側に着用する被り物が前記頭部着用部材に取りはずし可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の頭部生え際形成体に存する。
また、本発明の請求項10に記載の発明の要旨は、複数の毛髪状繊維が纏め部材によって纏められてなる毛髪状部材と、伸縮性のある帯状の素材が輪状に形成されてなる頭部着用部材とを有し、前記毛髪状部材は前記頭部着用部材により挟まれて固定されている頭部生え際形成体の製造方法であって、前記毛髪状部材を輪状に形成し、前記頭部着用部材を輪状に形成し、輪状に形成された前記頭部着用部材の幅方向中央付近から下部に、輪状に形成された前記毛髪状部材を重ね、前記頭部着用部材のうち幅方向中央付近から上部を折り返して前記毛髪状部材に被せ、固定することにより前記頭部着用部材と前記毛髪状部材とを固定することを特徴とする頭部生え際形成体製造方法に存する。
以下、本発明の実施の形態1について図1〜図7に従って説明する。
図1は前記頭部着用部材に前記毛髪状部材を固着した、本発明の頭部生え際形成体の実施図である。
図2は本発明の頭部生え際に着用する前記頭部着用部材2であり、軽量で頭部の負担が少なく、しかも伸縮性があるので多少の頭の大きさの違いに対応できる。
前記頭部着用部材2の素材は頭部の蒸れを防ぐために綿素材、あるいは乾燥の速いバイアス布、伸縮テープ等を用い、着用時の安定を考慮した幅を要する。
図3は本発明の生え際を形成するための前記毛髪状部材である。毛髪状繊維4は一般的な鬘やヘアーピースに使用されているナイロン、ポリエステル材等の毛先をうすくそぎ、伸縮性のある糸で帯状に縫製して、前記頭部着用部材同様伸縮性をもたせる。前髪部分4a、鬢部分4bと襟足部分4cには長めの素材を用いると自然な生え際をもたらし、使用者の耳の位置、額の広さに合わせて適切な長さに切除しても良い。また、毛髪素材の形状は好み、目的に応じて、直毛、あるいはカール状、年令に応じて白髪の混じったもの等、自由に変えることができる。
図4は本実施例における前記頭部着用部材2と前記毛髪状部材3の固着方法の拡大図であり、2つの頭部着用部材2で毛髪状部材3を挟み込み、伸縮性のある糸で縫製して固着する。このことによって、前記頭部着用部材2の伸縮性を保ち、さらに頭皮に対して直接毛髪素材が接触しないので、毛髪独特のチクチクする刺激を押さえ、快適な着用感を得ることができる。
図5は本発明の頭部生え際形成体を頭部に着用した場合の側面図である。
本発明の生え際部分にあわせて、帽子を着用すると図6のようになり、自然な生え際をもたらすことが可能である。また、帽子に限らず、使用者の好みや目的に応じてスカーフ等自由に選べ、自宅で過ごしている場合は、図7のようにスカーフ等を着用すると、くつろぐことができる。また、本発明と帽子等の着用時のずれを防ぐために、縫製糸で簡単に仮止めする手段も良い方法である。
次に、本発明の実施の形態2について図9〜図10に従って説明する。
図10は実施の形態2における毛髪状部材の一部の正面図である。
複数の毛髪状繊維4の長さ方向中央付近が纏め部材5により纏められ、折りたたまれ、毛髪状繊維4の両端が一方向に揃えられている。
具体的には、多数の毛髪状繊維4が、同方向に揃えられて、平面的に並べられた繊維の長さ方向中央部分付近が例えば伸縮性のある糸等の纏め部材5により縫製されていることによりひと纏めにされている。
中央部分付近で縫製された繊維は折り返され両端が同方向を向くように束ねられている。
縫製により纏められた部分の両端が留められ、輪状に形成されている。
ここで、毛髪状繊維4は折返され、縫いしろ部分が頭部着用部材によって隠れるため、生え際から見えるように希望する長さの2倍以上あると良い。
図3に示すように前髪、襟足、もみ上げ等の部位によって長さを変えても良い。
長さを変える場合は纏める前に長さを調節しておいても良いし、纏めてから切断して調節しても良い。纏める前に揃えておけば毛髪状繊維4の無駄を防止することができるし、長めに纏めて構成してから調節すれば使用者の好みに合わせたスタイルを提供することができる。
また、毛髪状繊維4を纏め、折り返す位置を、中央より上下どちらかに少し(例えば1cm程度)ずらして両側の長さを異なるようにすることもできる。このような構成によれば毛髪状繊維4の長さを変えなくても、毛先が一直線にならずに自然に見える。
また、纏め部材5や縫製糸はいずれもゴム材等の伸縮性のあるものが好まく、簡単にほどけないように、返し縫等でしっかりと縫製するとよい。
なお、図9〜14においては説明しやすくするために毛髪状繊維4を少なく表しているが、 毛髪状繊維の量としては着用した際に隙間が無く、自然に見える程度あるとよい。
毛髪状繊維4を中央付近で纏め、折り返して両端を一方向に揃えることにより、複数本掴んで引っ張っても、もともと一本につながっている繊維の両側を引っ張ることになるため、意図的に1本づつ抜こうとしない限り、簡単には抜けない。したがって、少量づつ手で結う必要は無く一度に簡単にミシン等で縫製しただけであっても、安心して着用することができる。
次に、本実施例における製造方法を図9〜13に従って説明する。
図9に示されるように、まず複数の毛髪状繊維4を同方向に揃え、平面的に並べておいて長さ方向における中央部分付近を縫製する。次に図10に示されるように、縫製した部分を中心にして各毛髪状繊維4が二つに折りたたまれるように折り返す。各毛髪状繊維4の折りたたむ前の両側を同方向に揃えて束ねる。このようにして毛髪状部材3が完成する。次に図11に示されるように、毛髪状部材の纏め部分を輪状にして両端をとめる。次に図12に示されるように輪状に構成された毛髪状部材を同じく輪状に構成された頭部着用部材2に重ねる。この時、頭部着用部材2の淵付近に纏め部材が位置するように重ねるとよい。重ね合わせたまま縫製し、頭部着用部材2の幅方向上部半分を折り返し更に縫製する(図13)。この時二度目の縫製は、縁にできるだけ近い部分を縫うことにより、毛髪状繊維4が互いに絡まるのを防ぐことができる。
頭部着用部材2及び毛髪状部材3を予め輪状にした後に取り付けることにより、頭部着用部材2と毛髪状部材3の縫い目の位置をずらすことができ、必要以上に厚くなるのを防ぐことができる。したがって、装着感を良くするとともに見た目を自然にすることができる。
輪状の頭部着用部材2は市販のヘアバンドを用いることができるので便利である。
頭部着用部材2の材質としてはとしては柔軟性、伸縮性、吸水性のある素材がよく、例えば綿素材により構成された糸を伸縮しやすくニット状に編みこんだものがよい。伸縮することにより、どんな人の頭にもフィットさせることができる、また、やわらかい素材を使用することによって、長時間着用しても頭が痛くならないようにすることができる。
また、頭部着用部材2はある程度幅の広いものがよく、折りたたむ場合には、完成した状態で4cmくらいが好ましい。この程度の幅を持たせることにより着用の際に捩れるのを防止することができ、また、多少の運動をしても位置がずれず、頭部と接する面積を広くすることができるため特定部分に負担がかかるのを防ぎ、長時間の着用による頭痛を防ぐことができる。
頭部着用部材2は、纏め部分の縫製による凹凸を覆い、頭皮に直接当着する面の凹凸を隠し、頭部に負担を与えない程度の厚さがあればよく、3mm程度が望ましい。あまり厚いと帽子やバンダナ等の下に着用する際に頭部の形状や大きさに影響するからである。
また、図14に示すように、複数の前記毛髪状部材が前記頭部着用部材2に固定され、前記複数の毛髪状部材の固定位置は互いにずらされているような構成にしてもよい。
複数の毛髪状部材をずらして固定させることにより本来の人間の頭部の毛の生え方に近くなり、自然に見える。
また、固定部をずらすことにより、縫い目が重ならないので固定部が必要以上に厚くならない。
さらに、簡単に作業することができる製造方法として、複数の毛髪状繊維4を纏める際に頭部着用部材2を一緒に縫製して固定することもできる。
具体的には、頭部着用部材2に直接複数の毛髪状繊維4を並べ、頭部着用部材2の幅方向中央より下部に毛髪状繊維4の中央部をあわせて縫製し、毛髪状繊維4の縫製部分より上部を下に折り返し、頭部着用部材2の上半分を折り返してかぶせ、下端を再度縫製する。
このようにすることによって最低2回縫製すればしっかり固定できるため、縫い目がいくつも重なるということが無く、必要以上に厚くならないので自然に見える。
また、作業工程も少なくなるため、製造が容易で、更に安価で提供することができる。
実施の形態3について図8に従って説明する。
図8は実施の形態3に係る生え際形成体の着用状態を示す側面図であり、通常の帽子の内側に着用する被り物9が前記頭部着用部材に取りはずし可能に取り付けられている
ここで、一体型とする被り物の形状は凹凸の無いシンプルな帽子のような形が望ましく、材質は通気性、吸水性に富むものがよい。例えば綿等である。頭部着用部材と同じ素材にしてもよい。
また、通常の帽子等の下に被ることができるようにできるだけ薄いものがよく、厚さ2mm程度がよい。
また、被り物9は頭部着用部材に取り外し可能に構成するとよい。
取り外し可能に取り付ける構成として、例えば、頭部着用部材及び被り物9の対向する位置に面ファスナー又はスナップ等が設けられているような構成にしてもよいし、被り物9のうち頭部着用部材に当着する部分にゴム等の伸縮性のある素材を設けてもよい。また、被り物9を伸縮性のある素材で構成することにより、位置をしっかり固定し、ずれを防ぐこともできる。
被り物9は黒色等にして目立たないようにしても良いし、色やデザインをファッション性のあるものにすれば、通常のニット帽のように見えるため違和感をなくすことができる。
頭部の手術や薬の副作用等で一時的に毛髪がなくなっている時期は普段以上に帽子等を必要とするが、本実施例に係る生え際形成体によれば、試着する際に頭部を露出することなく、通常の頭部の大きさ形にフィットするかどうか試すことができる。
また、普通の帽子の下に着用できる薄さであるので上に好きな帽子を被って買い物に出かけ、試着する時のみ帽子を脱いで試着をすることができる。
本発明に係る頭部生え際形成体は、おしゃれとして適用することも可能でる。例えば、毛髪状繊維4を長めに構成すれば、もともとショートカットの人が帽子等の下に着用して、ファッションとして取り入れることもできる。また、逆にロングヘアーの人がボブヘアーを体験することもできる。更には、毛髪状繊維4の色を赤色や金色にすることによって自分の毛を染めることなく手軽に一時的な流行を取り入れることができる。
また、毛髪状繊維4を頭部周囲のうち、例えば襟足、後頭部、等の一部分にのみ取り付け、自分の頭髪をボリュームアップさせることもできる。この場合は頭部着用部材2は色や柄をファッション性のあるものに構成すれば、普通のヘアバンドを着用しているように見えるので、帽子を着用せずに手軽にボリュームを増やすことができ、おしゃれを楽しむことができる。
なお、本願発明は、上記実施の形態に限定されることなく、材質、形状、上下等の方向を実施する上で好適なものにすることができる。
また、本実施例においては毛髪状繊維4を縫製により固定しているが、その他伸縮性のある接着テープ等により固定してもよい。
また、実施の形態3においては一つの頭部着用部材2を折り返して挟み込む構成について説明したが、図4に示されるように2つの頭部着用部材2を重ね合わせて縫製してもよい。
頭部着用部材に毛髪状部材を固着した頭部生え際形成体の実施図。 本発明の頭部に着用する頭部着用部材の説明図。 毛髪状部材の説明図。 頭部着用部材に毛髪状部材を固着する方法を示す拡大図。 実施の形態1に係る本発明の頭部生え際形成体の着用状態を示す側面図。 本発明の頭部生え際形成体の頭部生え際形成体の着用状態に帽子を着用した状態の側面図。 本発明の頭部生え際形成体の頭部生え際形成体の着用状態にスカーフを着用した状態の側面図。 実施の形態3に係る本発明の頭部生え際形成体の着用状態を示す側面図。 実施の形態2に係る本発明の頭部生え際形成体の製造方法説明図。 実施の形態2に係る本発明の頭部生え際形成体の製造方法説明図。 実施の形態2に係る本発明の頭部生え際形成体の製造方法説明図。 実施の形態2に係る本発明の頭部生え際形成体の製造方法説明図。 実施の形態2に係る本発明の頭部生え際形成体の製造方法説明図。 実施の形態2に係る本発明の頭部生え際形成体の製造方法説明図。
符号の説明
1 頭部生え際形成体
2 頭部着用部材(伸縮ベルト)
3 毛髪状部材
4 毛髪状繊維
4a 前髪部分
4b 鬢部分
4c 襟足部分
5 纏め部材
7 帽子
8 スカーフ
9 被り物

Claims (10)

  1. 頭部周囲に着用する頭部生え際形成体であって、
    複数の毛髪状繊維が纏め部材によって纏められてなる毛髪状部材と、
    伸縮性のある帯状の素材が輪状に形成されてなる頭部着用部材とを有し、
    前記毛髪状部材は前記頭部着用部材により挟まれて固定されていることを特徴とする
    頭部生え際形成体。
  2. 前記頭部着用部材は吸水性のある材料により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の頭部生え際形成体。
  3. 前記頭部着用部材の皮膚に当着する面には吸水性のある部材が取り外し可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の頭部生え際形成体。
  4. 前記毛髪状部材は、伸縮性のある糸により縫製されることにより前記頭部着用部材に固定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の頭部生え際形成体。
  5. 前記毛髪状部材は、生え際にふさわしい分量の毛髪状繊維により構成され、前記毛髪状繊維の毛先はうすくそがれていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の頭部生え際形成体。
  6. 前記毛髪状部材は、前記複数の毛髪状繊維の長さ方向中央部が前記纏め部材を介して纏められ、前記毛髪状繊維は折り返され、両端が一方向に揃えられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の頭部生え際形成体。
  7. 前記毛髪状部材は、前記複数の毛髪状繊維の長さ方向中央から離れた部分で前記纏め部材を介して纏められ、前記毛髪状繊維は折り返され、両端が一方向に揃えられているていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の頭部生え際形成体。
  8. 複数の前記毛髪状部材が前記頭部着用部材に固定され、
    前記複数の毛髪状部材の固定位置は互いにずらされていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の頭部生え際形成体。
  9. 帽子の内側に着用する被り物が前記頭部着用部材に取りはずし可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の頭部生え際形成体。
  10. 複数の毛髪状繊維が纏め部材によって纏められてなる毛髪状部材と、
    伸縮性のある帯状の素材が輪状に形成されてなる頭部着用部材とを有し、
    前記毛髪状部材は前記頭部着用部材により挟まれて固定されている
    頭部生え際形成体の製造方法であって、
    前記毛髪状部材を輪状に形成し、
    前記頭部着用部材を輪状に形成し、
    輪状に形成された前記頭部着用部材の幅方向中央付近から下部に、
    輪状に形成された前記毛髪状部材を重ね、
    前記頭部着用部材のうち幅方向中央付近から上部を折り返して前記毛髪状部材に被せ、
    固定することにより前記頭部着用部材と前記毛髪状部材とを固定することを特徴とする頭部生え際形成体製造方法。
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