JP2002146619A - 頭部装着体 - Google Patents

頭部装着体

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JP2002146619A
JP2002146619A JP2000338840A JP2000338840A JP2002146619A JP 2002146619 A JP2002146619 A JP 2002146619A JP 2000338840 A JP2000338840 A JP 2000338840A JP 2000338840 A JP2000338840 A JP 2000338840A JP 2002146619 A JP2002146619 A JP 2002146619A
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Saori Abe
更織 阿部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪を有する人が帽子を装着した状態の外観
を簡単に呈することができ、装着が簡単であって、しか
も使用感もよく、安価であり、手入れ等も簡便であっ
て、応用も利く頭部装着体、あるいは所望の帽子を装着
することを前提とし、この帽子から露出する毛髪部分に
おいて、本来の自分の髪型とは異なった髪型に装うため
の頭部装着体を提供すること。 【解決手段】 頭部を被覆する帽子体2と、前記帽子体
2の頭部装着時に前記帽子体2から露出して視認される
毛髪3Cを有する毛髪部材3と、前記帽子体2に対し前
記毛髪部材3を固着させる固着手段4(5)とから構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頭髪の有無、多少
に拘わらず、簡単に頭部に装着することができ、手入れ
や応用も簡単で、しかも安価に提供できる頭部装着体に
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、いわゆるウィッグや付け毛等(以下、これらを
「ウィッグ等」という)を用いて本来の自分の髪型とは
異なった髪型に装い、楽しむことがなされている。
【0003】おしゃれ用に市販されるウィッグ等は量産
可能な汎用品であるため、比較的安価に提供されるが、
装着時にウィッグ等と自毛あるいは頭皮部分との止着が
うまくいかず、その装着時の外観が自然であるようにき
ちんと頭部に装着するのには、熟練していても、それな
りの時間を要し、また、ウィッグ等が顔から遊離して不
自然に見える等の不具合が発生しやすかった。特に、脱
毛症等の病気や放射線治療等に起因して、頭皮に所望の
ヘアデザインを施せるだけの自毛を失っている者には、
ウィッグ等の装着が、自分の顔や頭部に馴染み、他人に
不自然な印象を与えないということ、さらには、ウィッ
グ等がずれたりしないで装着時に安心感があるというこ
と等は、ウィッグを選択する上での大きなポイントとな
る。
【0004】そして、自己の頭部サイズに合わせて、ウ
ィッグのベースを自分用に作成してオリジナルのウィッ
グ(以下、オリジナルのウィッグを「鬘」という)をオ
ーダーメイドするような場合には、自分の頭部の形状を
考慮したものとなるので、ずれ防止等の安心感を得るこ
とができ、装着時の使用感もよいものとなり、前述のよ
うな不具合をかなり解消することができるものの、その
鬘は、勢い高価なものとなる。
【0005】特に、前述のように、病気等のために日常
的にかつらを利用しなければならない者には、そういっ
た症状を有さないいわゆる健康人のように、TPOに合
わせて所望の髪型に装うためには、複数の髪型の鬘やウ
ィッグ等を所有する必要があり、前記鬘が安価に製造さ
れることが切に望まれていた。
【0006】ところで、おしゃれ用、日よけ用、防寒用
等に用いられる帽子(以下、本発明を構成しない一般的
な帽子を「帽子」という)は、着脱もいたって簡単であ
り、頭部から顔の額部分までを大きく覆うデザインのも
のも多数ある。このようなデザインの帽子を被ってしま
えば、前述の鬘やウィッグ等を用いて本来の自分の髪型
とは異なった髪型に装ったとしても、人目に触れる頭髪
は帽子から露出する部分だけとなる。
【0007】また、前述のような病気等のために日常的
に鬘を利用しなければならない者も、自宅にくつろぐと
きには、頭皮を被覆して蒸れの原因となる鬘を脱いでい
ることも多く、例えば宅配などの突然の訪問に対処する
場合に、不自然ではあっても帽子を装着して対応するよ
うなことがなされているという事実がある。
【0008】このことに着目し、本発明は、毛髪を有す
る人が帽子を装着した状態の外観を簡単に呈することが
でき、装着が簡単であってしかも使用感もよく、安価で
あり、手入れ等も簡便であって応用も利く頭部装着体、
あるいは所望の帽子を装着することを前提とし、この帽
子から露出する毛髪部分において、本来の自分の髪型と
は異なった髪型に装うための頭部装着体を提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本発明の請求項1に記載の頭部装着体は、頭部を
被覆する帽子体と、前記帽子体の頭部装着時に前記帽子
体から露出して視認される毛髪を有する毛髪部材と、前
記帽子体に対し前記毛髪部材を固着させる固着手段とか
らなることを特徴とするものである。
【0010】本発明によれば、帽子体に対し装着時に所
望の髪型を呈することとなる毛髪部材を固着部材を用い
て固着させることにより、簡単に所望の頭部装着体を構
成することができる。そして、この頭部装着体を頭部に
装着する。そうすることで、所望の髪型に所望の帽子を
装着した状態の外観を呈することができる。
【0011】また、請求項2に記載の頭部装着体は、頭
部を被覆する帽子の装着時に前記帽子の内側において頭
部に装着させる内側装着体と、前記帽子の頭部装着時に
前記帽子から露出して視認される毛髪を有する毛髪部材
と、前記内側装着体に対し毛髪部材を固着させる固着手
段とからなることを特徴とする。
【0012】本発明によれば、前記内側装着体に所望の
ウィッグをウィッグ固着手段を用いて固着させることに
より、簡単に所望の頭部装着体を構成することができ
る。そして、この頭部装着体を頭部に装着し、さらにそ
の上に所望の帽子を装着する。そうすることで、所望の
髪型に所望の帽子を装着した外観を呈することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】まず、本発明の頭部装着体の第1
実施形態について、図1乃至図3を用いて説明する。
【0014】本実施形態の頭部装着体1は、装着者の頭
部の少なくとも一部を被覆する帽子体(以下、本発明を
構成する帽子を「帽子体」という)2、前記帽子体2の
頭部への装着時に前記帽子体2から露出して視認される
毛髪3Cを有する毛髪部材3および前記帽子体2に対し
毛髪部材3を固着させる固着手段4とから構成されてい
る。
【0015】本実施形態における前記帽子体2は、図1
(1)に示すように、装着時に装着者の頭部を被覆する
筒状の頭部被覆部2Aと、その頭部被覆部2Aの下縁部
に連接して前記頭部被覆部2Aに一体形成されている鍔
部2Bとから構成されている。なお、前記帽子体2は頭
部を被覆できる外形状のデザインであればよく、例え
ば、バンダナなどの1枚布を頭の形状に沿わせて形作っ
たものや、頭巾のようなものであってもよい。
【0016】そして、前記頭部被覆部2Aの内周縁部に
は、毛髪部材3を前記帽子体2に固着するための固着手
段4が配設されている。本実施形態において前記固着手
段5は、帽子体2と毛髪部材との着脱を自在とするべ
く、雄雌の嵌合部材からなるいわゆるスナップ5が用い
られており、前記頭部被覆部2Aの内周縁部には、図1
(1)に示すように周方向に略等間隔に複数個のスナッ
プ5の雌部材5Aが配設されている。
【0017】そして、一方のスナップ5の雄部材5B
は、図1(2)に示すように、前記毛髪部材3に配設さ
れている。すなわち、毛髪部材3は、前記帽子体2に接
続される長尺なリボン状の基部3Aと、この基部3Aに
一端を固着され、前記基部3Aの長手方向一側に並列さ
せて植設された複数本の毛髪3Cからなる毛髪部3Bと
から構成され、いわゆる蓑状とされており、前記基部3
Aには所定間隔で前記スナップ5の雄部材5Bが配設さ
れている。図2に前記毛髪部材3の帽子体2に対する固
着前の拡開状態を示す。
【0018】本実施形態の頭部装着体を装着する場合、
装着者の頭部には毛髪部材の内周縁部が密着するように
して装着する。そのため、前記内周縁部に固着される前
記毛髪部材3の基部3Aは、装着時に装着者の頭部の汗
等を吸収しうるように布部材により形成されている。な
お、基部3Aを構成する布部材は例えば綿素材が好まし
いが、綿素材に限ることはなく、肌触り、吸湿性、吸汗
性、洗濯耐用性等を考慮して選ぶことが望ましい。
【0019】前記毛髪部材3は、帽子体2を被ったとき
に、帽子体2から露出する毛髪3Aにより所望の髪型を
構成するように予めヘアデザインされている。つまり、
ストレートヘア、パーマネントヘアの別、ロングヘア、
ショートヘアの別、髪の色等、そのヘアスタイルは自由
に変えることができる。なお、前記毛髪3Aは人毛であ
ってもよいし、ナイロン等の化学繊維から製造した人工
の毛髪であってもよい。
【0020】なお、前記固着手段4は前述のスナップ5
に限ることなく、例えば、いわゆるマジックテープ(登
録商標)を構成する雌突起テープ部材と雄突起テープ部
材とを帽子体2側と毛髪部材3側とに分けて配設し、両
テープ部材の突起同士を嵌合させて固着するように構成
してもよいし、いわゆるオープンファスナを用いて帽子
体2側と毛髪部材3側とを接続させるようにしてもよ
い。さらに、固着手段4として安全ピン等のピン部材を
用いて毛髪部材3を帽子体2に付け止めることも可能で
ある。
【0021】さらに、前記毛髪部材3は帽子体2の頭部
被覆部2Aの内周縁部の全周に亘って配設されている必
要はなく、図1(1)(3)に示すように、目深に被る
ことのできる帽子体2であるときや、前髪相当部分の毛
髪3Cを不要とするヘアスタイルの場合等には、帽子体
2の内周縁部の一側方から後頭部側を通って他側方まで
の約半周部分に前記毛髪部材3を固着させるようにし、
逆に、前髪相当部分の毛髪3Cを要するヘアスタイルの
場合等には、帽子体2の内周縁部の全周に前記毛髪部材
3を固着させるようにすることも可能である。
【0022】またさらに、前記毛髪部材3は、帽子体2
に対する固着前の拡開状態を蓑状と前述したが、前記基
部3Aの長手方向一側に並列させて植設された複数本の
毛髪3Cからなる毛髪部3Bは、ヘアスタイルとしては
三つ編みやシニヨン等を一部あるいは全体として形成す
るものであってもよい。なお、図3には、図1(3)の
頭部装着体1の帽子体2の内側の構成の説明図を示して
おく。
【0023】そして、前記帽子体2の頭部被覆部2Aの
内周縁部、つまり、前記毛髪部材3の基部3Aを頭部外
周に対して当接させ、前記毛髪部材3の毛髪3Cを装着
者の頭部表面との間に挟むようにして帽子体2を装着す
る。
【0024】こうすることにより、後述するように前記
帽子体2から露出して視認される毛髪部材3の毛髪3C
を自毛に代えて露出させ、あるいは自毛の上に被せて自
毛の一部のように自然に見せることが可能となる。
【0025】このように、本実施形態の頭部装着体1を
装着することにより、帽子体2の頭部被覆部2Aの下方
から頭髪が露出した状態の外観を極めて簡単に呈するこ
とができる。よって、前述のような病気等のために日常
的に鬘を利用しなければならない者も、突然の訪問者が
あった場合等に、この頭部装着体1を装着することで、
即時対応することが可能となる。
【0026】そして、本実施形態の頭部装着体1によれ
ば、前記毛髪部材3は帽子体2から露出する部分に主に
使用されることとなるため、全頭部を覆う、いわゆるオ
ールの鬘を製造する場合と比して、使用する毛髪の量は
少なくなる。よって、製造費を安価に抑えることが可能
となる。
【0027】また、帽子体2の生地と毛髪部材3とが重
なった状態で頭頂部を覆うことがなく、通気性が悪いた
めに頭部が蒸れてしまうような事態を防止することがで
き、装着時に装着者の頭部の汗等は、前記毛髪部材3の
基部3Aにおいて吸収しうるように構成されているので
衛生的であり、良好な使用感も得られる。さらに、洗濯
等の手入れも洗濯に対する耐用強度が異なる帽子体2と
毛髪部材3とを分離させた状態で個々に行うことがで
き、手入れもし易い。
【0028】さらに、前記帽子体2と毛髪部材3とを固
着させる前記固着手段4を着脱自在な構成とし、かつ、
前記帽子体2と毛髪部材3を複数個用意しておけば、帽
子体2と毛髪部材3との組み合わせを変えて頭部装着体
1を構成することで、多くのヘアファッションを楽しむ
ことができる。つまり、このように構成された頭部装着
体1は、所望のデザインの帽子体2と所望のヘアデザイ
ンを得られる毛髪部材3とを選択し、前記帽子体2に前
記毛髪部材3とを固着手段4を用いて固着させることに
より、図1(3)に示すような所望の頭部装着体1を簡
単に構成することができる。 なお、帽子体2の鍔部2
Bの有無や長さ等は任意である。例えば、帽子体2がい
わゆるベレー帽である場合には鍔部2Bは形成されない
が、その場合においても前記頭部被覆部2Aの内周縁部
に前記毛髪部材固定部材5を配設すればよい。
【0029】さらに、前記帽子体2の頭部被覆部2Aの
内表面に、装着者の頭部と前記帽子体2とを密着させて
おくための固定シール貼付部を1乃至複数個配設し、両
面テープ等の接着部材を用いて頭部に対し、帽子体2を
止着する構成としてもよい。例えば、装着者がスキンヘ
ッドである場合等には帽子体2が頭部から脱げたり、ず
れたりし易いため、この固定シール貼付部を利用して両
面テープを用い、スキンヘッドに直接、前記帽子体2を
固定させる方法を用いることなどが可能である。
【0030】またさらに、前記帽子体2は帽子体2自体
を頭部に固定するための手段、例えば、顎紐のようなも
のを有する構成であってもよく、その場合には前記帽子
体2は、装着者の自毛の有無に拘わらず、脱げたり、ず
れたりしにくいものとなる。
【0031】次に、本発明の頭部装着体の第2実施形態
について、図4乃至図7を用いて説明する。
【0032】本実施形態の頭部装着体1は、所望のデザ
インの一般的な帽子6を装着することを前提としてお
り、その帽子6の内側において頭部に装着させる内側装
着体7と、前記帽子6の頭部装着時に前記帽子6から露
出して視認される毛髪3Cを有する毛髪部材3と前記内
側装着体7に対し毛髪部材3を固着させる固着手段5と
から構成されている。
【0033】なお、前述の第1実施形態の頭部装着体1
と同一の部材については、同一の符号を用い、説明を省
略する。
【0034】前記内側装着体7は、一般的な帽子6の内
側に配置され、頭部に装着されるものであり、本実施形
態においては、図4に示すように、幅太な筒状のヘアバ
ンド状に形成されている(ヘアバンド型内側装着体)。
【0035】本実施形態において、このヘアバンド型の
内側装着体7の下端縁部は装着時に頭部に対しフィット
する伸縮性を有する環状のバンド部7Aとされている。
このバンド7部には前述の固着手段4としてのスナップ
5が配設されており、このスナップ5を介して前述のよ
うに構成された所望の毛髪部材3が内側装着体7に固着
されるように構成されている。本実施形態の場合、前記
固着手段4としては、前記バンド部7Aの伸縮を阻害し
ないことを考慮すると、縫製糸を用いて直接縫いつけて
仮止めする手段も良策であると考えられる。なお、前記
毛髪部材3が内側装着体7の前記バンド部7Aの全周に
亘って配設される必要はないことは前記実施形態の場合
と同様である。なお、前記伸縮自在とされた環状のバン
ド部7Bとしては、例えば、ゴムメリアス編みの綿素材
からなる布等は吸汗性もよく、また、適度の伸縮性を以
て頭部外周にフィットするので、使用感がよいと考えら
れる。
【0036】そして、前記バンド部7Aの上端縁には、
布部材からなる幅太の筒状の頭部被覆部7Bが連設され
ている。なお、前記布部材は、薄手の布地で、例えばガ
ーゼなどの綿素材が好ましいが、綿素材に限ることはな
く、肌触り、吸湿性、吸汗性、洗濯耐用性等を考慮して
選ぶことが望ましいことは前述の第一実施形態の頭部装
着体と同様である。
【0037】このように構成された頭部装着体1は、所
望のデザインの一般的な帽子6を装着する前に、所望の
ヘアデザインを得られる毛髪部材3を前記内側装着体7
に対し固着手段5を用いて固着させることで簡単に構成
することができる。そして、装着にあたっては、図5に
示すように、前記内側装着体7のバンド部7Aを頭部の
適切な位置に位置させるようにして嵌め、布部材からな
る筒状の前記頭部被覆部7Bを頭部の形状に沿わせて頭
頂部(望ましくは後頭部の辺り)にその端部を折り畳む
ようにして収める。そして、図6に示すように、その上
から所望の帽子6を装着することで、帽子6から頭髪が
露出した状態の外観を呈することができる。
【0038】さらに、前記内側装着体7を用いれば、市
販のいわゆるオールあるいはハーフといわれる毛髪部材
等に所望の帽子6を重ねて装着した場合の外観と同様の
外観を安価に、かつ簡単に得ることができる。
【0039】また、本実施形態においては、内側装着体
7の前記バンド部7Aが帽子6の内周縁部に当接し、前
記頭部被覆部7Bが帽子6の内側の生地とが摩擦するこ
とで、帽子6が簡単に脱げることを防止することができ
る。また、前記内側装着体の頭部被覆部7Bの素材を布
部材あるいは図6に示すようなネット状の部材により構
成すると、帽子6の生地と、例えばウィッグ等のゴム素
材からなる人工頭皮部分が重なった状態で頭頂部を覆う
ことがなく、通気を確保することができるので、頭部が
蒸れてしまうような事態を防止することができ、衛生的
で、使用感も良好なものになる。さらに、洗濯等の手入
れも簡単である。また、内側装着体7と毛髪部材3とを
固着させる固着手段を着脱自在な構成とし、内側装着体
7や毛髪部材3を複数個用意しておけば、内側装着体7
と毛髪部材3との組み合わせを変えて頭部装着体1を構
成することで、多くのヘアファッションを楽しむことが
できる。
【0040】なお、頭部被覆部7Bとしては、前述の布
部材に限ることもなく、例えば、図5に示すような、ネ
ット状の部材であってもよいし、頭部を被覆することが
できるものであれば、筒状、キャップ状等の別を問わな
い。
【0041】さらに、本発明は、前述した実施の形態に
限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可
能である。例えば、前記第2実施形態においては、所望
の毛髪部材を毛髪部材固着手段を用いて固着させた内側
装着体を、帽子に対し、別個の固着手段を用いて、少な
くとも1カ所を固着させることも可能である。その場
合、内側装着体と帽子とが外れたり、ずれたりすること
もないので、装着者はより安心して頭部装着体を装着
し、本来の自分の髪型とは異なった髪型で、ヘアファッ
ションを楽しむことができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装着時の使用感もよく、安価であり、手入れ等も簡便で
あって、応用も利く帽子を被った状態の外観を呈する頭
部装着体、あるいは所望の帽子を被るためのを頭部装着
体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態における頭部装着体の
(1)帽子体、(2)毛髪部材、(3)帽子体と毛髪部
材を組み合わせた状態を示す側面図
【図2】 図1(2)に示す毛髪部材の帽子体に対する
固着前の拡開状態を示す説明図
【図3】 図1(3)に示す頭部装着体における帽子体
内側の説明図
【図4】 本発明の第2実施形態における頭部装着体の
側面図
【図5】 図3の頭部装着体の使用状態を示す説明図
【図6】 図3の頭部装着体と帽子との使用状態におけ
る位置関係を示す説明図
【図7】 本発明の第2実施形態における頭部装着体の
別の例を示す側面図
【符号の説明】
1 頭部装着体 2 帽子体 2A 頭部被覆部 2B 鍔部 3 毛髪部材 3A 基部 3B 毛髪部 3C 毛髪 4 固着手段 5 スナップ 6 帽子 7 内側装着体 7A バンド部 7B 頭部被覆部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部を被覆する帽子体と、前記帽子体の
    頭部装着時に前記帽子体から露出して視認される毛髪を
    有する毛髪部材と、前記帽子体に対し前記毛髪部材を固
    着させる固着手段とからなることを特徴とする頭部装着
    体。
  2. 【請求項2】 頭部を被覆する帽子の装着時に前記帽子
    の内側において頭部に装着させる内側装着体と、前記帽
    子の頭部装着時に前記帽子から露出して視認される毛髪
    を有する毛髪部材と、前記内側装着体に対し毛髪部材を
    固着させる固着手段とからなることを特徴とする頭部装
    着体。
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