JP3187819U - つけ毛付き帽子 - Google Patents
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Abstract
【課題】病気や病気治療により脱毛した人が着用しても頭皮を刺激せず、人前に出ても自然に見え、ストレスをできるだけ低減することを可能とするつけ毛付き帽子を提供する。
【解決手段】伸縮性を有する表地2と、この表地2の内部に設けられ頭皮に対して柔らかで、かつ伸縮性を有する生地からなる裏地3と、表地2と裏地3とをつなげる縁取部4と、縁取部4の表地2と裏地3との間であって着用したときに後頭部になる位置と両耳部分に当たる位置に設けた第1の係着体5a、5bとを有する帽子部1と、着用したときに後頭部となる位置と両耳部分に当たる位置に設けたつけ毛取付部材とがゴム弾性部材で結合されて一体化され、これらのつけ毛取付部材に第2の係着体とつけ毛が設けられたつけ毛部10とからなる。
【選択図】図2
【解決手段】伸縮性を有する表地2と、この表地2の内部に設けられ頭皮に対して柔らかで、かつ伸縮性を有する生地からなる裏地3と、表地2と裏地3とをつなげる縁取部4と、縁取部4の表地2と裏地3との間であって着用したときに後頭部になる位置と両耳部分に当たる位置に設けた第1の係着体5a、5bとを有する帽子部1と、着用したときに後頭部となる位置と両耳部分に当たる位置に設けたつけ毛取付部材とがゴム弾性部材で結合されて一体化され、これらのつけ毛取付部材に第2の係着体とつけ毛が設けられたつけ毛部10とからなる。
【選択図】図2
Description
本考案は、病気やその治療等により頭髪が脱毛した人に対して好適に使用できるつけ毛付き帽子に関する。
がんは男性、女性を問わず罹患する割合の多い病気の一つであり、がんになっている領域部分を直接切除する治療法だけでなく、抗がん剤治療や放射線治療も多く行われている。このような治療を受けると、頭髪の脱毛が生じてしまう。女性の場合には、脱毛することによって精神的に大きな不安を抱えることがあり、人目を気にして外出しなくなり自宅に閉じこもりがちになりやすい。また、脳出血や脳梗塞などを発症すると脳手術による治療がなされることも多いが、このような場合にも手術のために頭髪を剃り落としてしまう必要があり、一時的に無毛状態になる。このような人たちはかつらを着用することが多い。しかし、かつらを着用しても不自然に感じることが多いだけでなく、脱毛した人の頭皮は敏感になっており、かつらの着用はムレやかぶれ等の皮膚炎の原因になりやすい。さらに、費用的にも大きな負担となる。帽子を着用すればこのような問題点は解消できるが、帽子を着用しただけでは、特に女性の場合には帽子から髪が見えないため不自然に感じられる。そこで帽子の周囲につけ毛をつけて、帽子を着用したときにあたかも髪があるようにみせかける構造のつけ毛付き帽子が開示されている。
たとえば、裏面に係着体を設けた帽子と、この係着体に係着するような係着体を有し、つけ毛をつけたつけ毛バンドとからなるつけ毛バンド付き帽子が開示されている(特許文献1参照)。また、帽子やバンダナの内側に装着する部分かつらで、ヘアバンド等の周囲の一部につけ毛をつけたものも開示されている(特許文献2参照)。さらに、布材を用いた頭部を被覆する帽子につけ毛をつけた構成も開示されている(特許文献3参照)。
たとえば、裏面に係着体を設けた帽子と、この係着体に係着するような係着体を有し、つけ毛をつけたつけ毛バンドとからなるつけ毛バンド付き帽子が開示されている(特許文献1参照)。また、帽子やバンダナの内側に装着する部分かつらで、ヘアバンド等の周囲の一部につけ毛をつけたものも開示されている(特許文献2参照)。さらに、布材を用いた頭部を被覆する帽子につけ毛をつけた構成も開示されている(特許文献3参照)。
上記献特許文献1や特許文献2に開示されている構造は、伸縮性のある素材を使ったヘアーバンドにつけ毛をつけたものである。脱毛した人にとってはヘアーバンドやゴムバンドの圧迫感が健常者と比較して比べられないほどきつく感じられるために、着用することによるストレスが大きいという課題がある。また、特許文献3に開示されているものは、スカーフ状の帽子であり、就寝中にも着用しておけるような装着安定性を確保することを目的としており、つけ毛を固定する具体的な方法については何ら記載されていないが、係着体を用いる場合、係着体が頭皮に直接接触すると皮膚に障害を生じる可能性があるという課題を有する。一方、単に帽子と頭皮との間につけ毛を挿入するだけの場合には、活動しているうちにつけ毛が動いて不自然に見えるようになってしまうという課題がある。
本考案は、病気や病気治療により脱毛した人が着用しても頭皮を刺激せず、しかも人前に出ても自然に見え、ストレスをできるだけ低減することを可能とするつけ毛付き帽子を提供することを目的とする。
本考案は、病気や病気治療により脱毛した人が着用しても頭皮を刺激せず、しかも人前に出ても自然に見え、ストレスをできるだけ低減することを可能とするつけ毛付き帽子を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本考案のつけ毛付き帽子は、伸縮性を有する表地と、この表地の内部に設けられ頭皮に対して柔らかで、かつ伸縮性を有する生地からなる裏地と、表地と裏地とをつなげる縁取部と、縁取部の表地と裏地との間であって着用したときに後頭部になる位置と両耳部分に当たる位置に設けた第1の係着体とを有する帽子部と、着用したときに後頭部となる位置と両耳部分に当たる位置に設けたつけ毛取付部材とがゴム弾性部材で結合されて一体化され、これらのつけ毛取付部材に第2の係着体とつけ毛が設けられたつけ毛部とからなり、つけ毛部の第2の係着体と帽子部の第1の係着体により係着されてなることを特徴とする。
このような構造とすることにより、帽子部は伸縮性を有するために脱毛して敏感になっている頭皮に対しても刺激を与えることがない。また、つけ毛部はつけ毛が植毛されたつけ毛取付部材が後頭部と両耳部分に分割され、それらをゴム弾性部材で結合しているので頭をきつく縛り付けることがなく長時間の着用によってもストレスを感じる割合を大きく減らすことができる。
このような構造とすることにより、帽子部は伸縮性を有するために脱毛して敏感になっている頭皮に対しても刺激を与えることがない。また、つけ毛部はつけ毛が植毛されたつけ毛取付部材が後頭部と両耳部分に分割され、それらをゴム弾性部材で結合しているので頭をきつく縛り付けることがなく長時間の着用によってもストレスを感じる割合を大きく減らすことができる。
本考案のつけ毛付き帽子は、帽子部が伸縮性を有する表地と柔らかで伸縮性を有する素材からできているので病気などで脱毛した人が長時間着用しても頭皮に影響を与えることが少なく、ストレスも与えにくい。つけ毛部は、後部分と両耳部分とに分けてつけ毛取付部材が設けられ、これらをゴム弾性部材で一体化しているので、つけ毛部を取り付けたつけ毛付き帽子を着用した場合にも頭部に対する圧迫感を減ずることができる。また、つけ毛取付部材は、帽子部の裏地で隠され頭皮とは直接接触しないため、素材の選択の自由度を高めることができ、着用者には違和感なく、他人からみても自然な髪の状態に感じられるという効果を有する。
本考案のつけ毛付き帽子は、伸縮性を有する表地と、この表地の内部に設けられ頭皮に対して柔らかで、かつ伸縮性を有する生地からなる裏地と、表地と裏地とをつなげる縁取部と、縁取部の表地と裏地との間であって着用したときに後頭部になる位置と両耳部分に当たる位置に設けた第1の係着体とを有する帽子部と、着用したときに後頭部となる位置と両耳部分に当たる位置に設けたつけ毛取付部材とがゴム弾性部材で結合されて一体化され、これらのつけ毛取付部材に第2の係着体とつけ毛が設けられたつけ毛部とからなり、つけ毛部の第2の係着体と帽子部の第1の係着体により係着されてなる。
なお、本考案のつけ毛付き帽子はフリーサイズに適用できるように表地も伸縮性のある生地で製作しているが、このような生地は綿、麻、羊毛などの天然繊維やアクリル繊維などの合成繊維を用いて織物にするときに伸縮性を有するような織り方をすれば得られる。この表地は、頭皮に直接触れることがないのでデザイン性を重視した様々な素材や形状としてもよい。例えば、素材としては、夏は麻や綿糸、冬はウールなどを使用することが可能である。また、子供にはカラフルなデザインの素材に加えてキャラクターなどをさらにデザインして設けてもよい。
つけ毛付き帽子の裏地は頭皮に直接触れるので、オーガニックコットンなど肌あたりを重視する素材で製作することが好ましい。このように本考案のつけ毛付き帽子では、表地と裏地とを分け、縁取部において裏地の縫い代を内側になるようにしているので、頭皮に裏地の縫い代が直接接触しないようにすることもできる。また、帽子部の縁取部には、つけ毛取付部材に取り付けられた第2の係着体と係着する第1の係着体が設けられており、これらによりつけ毛部は帽子部に固定されるが、これらの装着部分は頭皮に直接接触しないように、裏地に折り返しを付けることによって回避することもできる。なお、縁取部は表地と裏地とをつなげる役割をするのみでなく、装着部分が表から見えないように隠す作用や縁取部を帽子部に加えることによってアクセントになりデザイン性を改善する作用も果たす。
つけ毛付き帽子の裏地は頭皮に直接触れるので、オーガニックコットンなど肌あたりを重視する素材で製作することが好ましい。このように本考案のつけ毛付き帽子では、表地と裏地とを分け、縁取部において裏地の縫い代を内側になるようにしているので、頭皮に裏地の縫い代が直接接触しないようにすることもできる。また、帽子部の縁取部には、つけ毛取付部材に取り付けられた第2の係着体と係着する第1の係着体が設けられており、これらによりつけ毛部は帽子部に固定されるが、これらの装着部分は頭皮に直接接触しないように、裏地に折り返しを付けることによって回避することもできる。なお、縁取部は表地と裏地とをつなげる役割をするのみでなく、装着部分が表から見えないように隠す作用や縁取部を帽子部に加えることによってアクセントになりデザイン性を改善する作用も果たす。
図1は、本考案の実施例に係るつけ毛付き帽子20の外観斜視図である。図2は、同実施例に係るつけ毛付き帽子20の帽子部1(図2(a))とつけ毛部10(図2(b))とを分離して示す斜視図であり、裏地3の一部を折り曲げて縁取部4に設けた第1の係着体5a、5bが見えるようにしている。また、図3は同実施例にかかるつけ毛付き帽子20のつけ毛部10の詳細図であり、(a)は裏側部、(b)は表側部の図である。さらに、図4は本実施例に係るつけ毛付き帽子20の着用状態を示す図で、(a)は帽子部1のみを着用した状態、(b)はつけ毛付き帽子20を着用した状態である。
以下、図1から図4を用いて、本実施例のつけ毛付き帽子20の構造について詳細に説明する。図1は、帽子部1とつけ毛部10を一体化したつけ毛付き帽子20の形状を示す外観斜視図である。その帽子部1の詳細構造を図2(a)に示すが、図2(a)からわかるように、帽子部1は表地2と裏地3ともに伸縮性のある生地で作製している。本実施例では、頭全体を包み込めるような形状に作製しているので、ヘアーバンドやゴムバンドのような一部分で締め付けることがない。このため着用時にも圧迫感がなく長時間使用することができる。つけ毛部10を帽子部1に係着して固定するために、帽子部1の裏地3をポケット状に折り返すことができるようにしてあり、縁取部4の後頭部になる位置と両耳部分に当たる位置に第1の係着体5a、5b、5c(図示せず)が縫い付けられている。裏地3をポケット状に折り返すことができるようにしてあることから、ポケット状に入れ込むことでつけ毛がこすれてからまるのを防ぐ効果も得られる。
本実施例では、表地2、裏地3および表地2と裏地3とをつなげる縁取部4は、それぞれ1枚布で形成されている。したがって、表地2と裏地3は、帽子部1の縁取部4によって一面体で作製することができる。これによって帽子部1のすべての縫い代が表地2と裏地3との間である内面に隠され、凹凸のない帽子部1が得られる。これによりかぶり心地がよい。
以下、図1から図4を用いて、本実施例のつけ毛付き帽子20の構造について詳細に説明する。図1は、帽子部1とつけ毛部10を一体化したつけ毛付き帽子20の形状を示す外観斜視図である。その帽子部1の詳細構造を図2(a)に示すが、図2(a)からわかるように、帽子部1は表地2と裏地3ともに伸縮性のある生地で作製している。本実施例では、頭全体を包み込めるような形状に作製しているので、ヘアーバンドやゴムバンドのような一部分で締め付けることがない。このため着用時にも圧迫感がなく長時間使用することができる。つけ毛部10を帽子部1に係着して固定するために、帽子部1の裏地3をポケット状に折り返すことができるようにしてあり、縁取部4の後頭部になる位置と両耳部分に当たる位置に第1の係着体5a、5b、5c(図示せず)が縫い付けられている。裏地3をポケット状に折り返すことができるようにしてあることから、ポケット状に入れ込むことでつけ毛がこすれてからまるのを防ぐ効果も得られる。
本実施例では、表地2、裏地3および表地2と裏地3とをつなげる縁取部4は、それぞれ1枚布で形成されている。したがって、表地2と裏地3は、帽子部1の縁取部4によって一面体で作製することができる。これによって帽子部1のすべての縫い代が表地2と裏地3との間である内面に隠され、凹凸のない帽子部1が得られる。これによりかぶり心地がよい。
本実施例のつけ毛部10の詳細構造について、図3を用いて説明する。つけ毛部10は、後頭部になる位置の付け毛取付部材11aと両側の耳部分に当たる付け毛取付部材11b、11cが、ゴム弾性部材14、15により一体化されている。そして、つけ毛取付部材11a、11b、11cには、それぞれ第2の係着体12a、12b、12cが縫い付けられている。そして、第2の係着体12a、12b、12cが縫い付けられている面とは反対側の面に、それぞれつけ毛13a、13b、13cが植毛されている。つけ毛取付部材11aは後頭部の髪に似合うような付け毛13aが植毛されているので、やや長めで、かつ比較的多い。一方、つけ毛取付部材11b、11cはもみあげ部分に相当するので、比較的短く、かつ少なめに設けられている。
つけ毛取付部材11aとつけ毛取付部材11b、11cとを一体化するためのゴム弾性部材14、15は、本実施例では平板状のゴムシートを用いている。ゴムシートは、その伸縮性によって帽子部1と頭部をあわせる役目をしているが、ゴムシートの長さは人の耳部分に当たる領域のみであるので、あまり強く締め付ける力はなく頭部に圧迫感を与えることが少ない。また、ゴムシートの領域についてはつけ毛は設けていないが、このようにつけ毛を3箇所の領域に分けることで、人間の頭皮の生え方に近い毛の流れを表現でき、違和感のない状態が得られる。なお、本実施例では、ゴム弾性部材14、15として平板状のゴムシートを用いたが、弾性力を有する樹脂をシート状にして用いてもよい。
次に、図2および図3を用いてつけ毛部10を帽子部1に取り付ける方法を説明する。
つけ毛取付部11a、11b、11cの第2の係着体12a、12b、12cと、帽子部1の第1の係着体5a、5b、5c(図示せず)とを合わせて押し付ければ、それぞれが係着固定される。なお、係着体とは、例えば面ファスナーや複数のスナップボタンを取り付けて面状で両者を固定する構造をいう。このようにしてつけ毛部10を帽子部1に取り付けた後、裏地3がよれないようにしながら、スナップボタン6a、6bにより固定する。なお、スナップボタンは、図2に示す位置のスナップボタン6a、6bとほぼ対称の位置にも設けられているが、裏地3が折り曲げられていないので図示されていない。
つけ毛取付部材11aとつけ毛取付部材11b、11cとを一体化するためのゴム弾性部材14、15は、本実施例では平板状のゴムシートを用いている。ゴムシートは、その伸縮性によって帽子部1と頭部をあわせる役目をしているが、ゴムシートの長さは人の耳部分に当たる領域のみであるので、あまり強く締め付ける力はなく頭部に圧迫感を与えることが少ない。また、ゴムシートの領域についてはつけ毛は設けていないが、このようにつけ毛を3箇所の領域に分けることで、人間の頭皮の生え方に近い毛の流れを表現でき、違和感のない状態が得られる。なお、本実施例では、ゴム弾性部材14、15として平板状のゴムシートを用いたが、弾性力を有する樹脂をシート状にして用いてもよい。
次に、図2および図3を用いてつけ毛部10を帽子部1に取り付ける方法を説明する。
つけ毛取付部11a、11b、11cの第2の係着体12a、12b、12cと、帽子部1の第1の係着体5a、5b、5c(図示せず)とを合わせて押し付ければ、それぞれが係着固定される。なお、係着体とは、例えば面ファスナーや複数のスナップボタンを取り付けて面状で両者を固定する構造をいう。このようにしてつけ毛部10を帽子部1に取り付けた後、裏地3がよれないようにしながら、スナップボタン6a、6bにより固定する。なお、スナップボタンは、図2に示す位置のスナップボタン6a、6bとほぼ対称の位置にも設けられているが、裏地3が折り曲げられていないので図示されていない。
以上のように3箇所に分離したつけ毛13a、13b、13cを有するつけ毛部10とする構成とすることにより「もみあげ」ができ、より自然なヘアスタイルに見えるようにできる。また、つけ毛部10は、ゴム弾性部材4、5により伸縮が可能であり、種々の帽子にも対応でき、かつ男女を問わず大人から子どもまでフリーサイズで制作することが可能である。
図4は、本実施例のつけ毛付き帽子20を用いて着用者25にかぶせた場合の状態を示す図で、(a)は帽子部1のみの着用状態、(b)はつけ毛付き帽子20を着用した状態である。図4から分かるように、つけ毛10があることで自然な状態とすることができ、他人に違和感を与えることがない。
図5は、本実施例のつけ毛部10に比べて、付け毛取付部材11b、11cのつけ毛13b、13cの毛の量と長さを増やした付け毛部16を用いたつけ毛付き帽子21を着用者25が着用した場合である。なお、その他の構成は本実施例と同じである。脱毛する前に長い髪であった着用者25に適する。図6は、本実施例のつけ毛部10に比べて、付け毛取付部材11a、11b、11cのつけ毛13a、13b、13cの毛の量と長さを増やした付け毛部17を用いたつけ毛付き帽子22を着用者25が着用した場合である。なお、その他の構成は本実施例と同じである。脱毛する前に相当長い髪であった着用者25に適する。このように、本考案のつけ毛付き帽子においては、つけ毛部のつけ毛の長さや量を適当に変えたものを使うことで、雰囲気に合わせた髪形を得ることができる。このように色々なつけ毛部を取り付け、取り外しできることから、脱毛の程度にあわせて毛量を調節できるし、洗濯も容易になる。さらに、つけ毛が必要ないときは外したり、髪型を変えたい時につけ毛部だけを交換できるし、手入れがしやすいという効果が得られる。
図4は、本実施例のつけ毛付き帽子20を用いて着用者25にかぶせた場合の状態を示す図で、(a)は帽子部1のみの着用状態、(b)はつけ毛付き帽子20を着用した状態である。図4から分かるように、つけ毛10があることで自然な状態とすることができ、他人に違和感を与えることがない。
図5は、本実施例のつけ毛部10に比べて、付け毛取付部材11b、11cのつけ毛13b、13cの毛の量と長さを増やした付け毛部16を用いたつけ毛付き帽子21を着用者25が着用した場合である。なお、その他の構成は本実施例と同じである。脱毛する前に長い髪であった着用者25に適する。図6は、本実施例のつけ毛部10に比べて、付け毛取付部材11a、11b、11cのつけ毛13a、13b、13cの毛の量と長さを増やした付け毛部17を用いたつけ毛付き帽子22を着用者25が着用した場合である。なお、その他の構成は本実施例と同じである。脱毛する前に相当長い髪であった着用者25に適する。このように、本考案のつけ毛付き帽子においては、つけ毛部のつけ毛の長さや量を適当に変えたものを使うことで、雰囲気に合わせた髪形を得ることができる。このように色々なつけ毛部を取り付け、取り外しできることから、脱毛の程度にあわせて毛量を調節できるし、洗濯も容易になる。さらに、つけ毛が必要ないときは外したり、髪型を変えたい時につけ毛部だけを交換できるし、手入れがしやすいという効果が得られる。
1 帽子部
2 表地
3 裏地
4 縁取部材
5a、5b、5c 第1の係着体
6a、6b 固定部材
10、16、17 つけ毛部
11a、11b、11c つけ毛取付部材
12a、12b、12c 第2の係着体
13a、13b、13c つけ毛
14、15 ゴム弾性部材
20、21、22 つけ毛付き帽子
25 着用者
2 表地
3 裏地
4 縁取部材
5a、5b、5c 第1の係着体
6a、6b 固定部材
10、16、17 つけ毛部
11a、11b、11c つけ毛取付部材
12a、12b、12c 第2の係着体
13a、13b、13c つけ毛
14、15 ゴム弾性部材
20、21、22 つけ毛付き帽子
25 着用者
Claims (1)
- 伸縮性を有する表地と、前記表地の内部に設けられ頭皮に対して柔らかで、かつ伸縮性を有する生地からなる裏地と、前記表地と前記裏地とをつなげる縁取部と、前記縁取部の前記表地と前記裏地との間であって着用したときに後頭部になる位置と両耳部分に当たる位置に設けた第1の係着体とを有する帽子部と、
着用したときに後頭部となる位置と両耳部分に当たる位置に設けたつけ毛取付部材とがゴム弾性部材で結合されて一体化され、前記つけ毛取付部材に第2の係着体とつけ毛が設けられたつけ毛部とからなり、
前記つけ毛部の前記第2の係着体と前記帽子部の前記第1の係着体により係着されてなることを特徴とするつけ毛付き帽子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013005733U JP3187819U (ja) | 2013-10-04 | 2013-10-04 | つけ毛付き帽子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013005733U JP3187819U (ja) | 2013-10-04 | 2013-10-04 | つけ毛付き帽子 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015206838A Continuation JP6014921B2 (ja) | 2015-10-21 | 2015-10-21 | つけ毛付き帽子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3187819U true JP3187819U (ja) | 2013-12-19 |
Family
ID=50431355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013005733U Ceased JP3187819U (ja) | 2013-10-04 | 2013-10-04 | つけ毛付き帽子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3187819U (ja) |
-
2013
- 2013-10-04 JP JP2013005733U patent/JP3187819U/ja not_active Ceased
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ABAN | Cancellation of abandonment | ||
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