JP6949351B2 - 頭部着用具 - Google Patents

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Description

本発明は、頭部を被覆して装い、頭部にアクセントを加えるための頭部着用具に関する。
近年、多種多様な帽子やヘアアクセサリー等の装飾具が提供され、その用途や形状も様々である。例えば、頭部を保護するため、あるいはファッションの一部として頭部全体を覆う帽子や、頭髪を装飾したり纏めたりするためのヘアアクセサリー等がある。
近年の風潮においては、帽子はファッションの一部として着用される傾向が高まりつつある。特に、昨今ではその傾向が高まりつつあり、帽子を着用したままの食事や、室内における帽子の着用等、状況や場所を問わずに帽子を着用されることが増加しつつある。また、欧米の風習において、帽子は服装の一部とみなされ、食事の席において帽子を着用したとしても、正式なマナーに反しないものとされている。
その一方で、日本国内における風潮として、室内では帽子の着用を控えることや、相手への敬意を表するために帽子を脱ぐことが正しい礼儀作法であるとの認識は未だ根強い。上述のような欧米の風習は、日本国内では未だ浸透するに至っておらず、室内での帽子の着用や食事中の帽子の着用に対して快く思わない者も少なくない。
しかしながら、室内への入室時や食事の際などに、着用していた帽子を脱ぐことに戸惑い感じる使用者も存在する。例えば、着用していた帽子を脱ぐことによりヘアスタイルが乱れる、毛髪へのコンプレックスがある等の理由により、帽子を着用した状態を維持して頭部を露出したくないと考える使用者も存在する。
このような問題に対して、下記特許文献1では、屋外・室内を問わず着用することができる身だしなみ帽子が提案されている。特許文献1の身だしなみ帽子は、スカーフで覆っているかのような印象を与えることで、屋外及び屋内、又は就寝時等、状況を問わずに着用可能とされている。
実用新案登録第3152364号公報
しかしながら、特許文献1の身だしなみ帽子は、頭部を遮蔽することを重視した結果、ファッション性に欠けるものとなっている。また、特許文献1の身だしなみ帽子は、環状に連結されたゴムバンドの伸縮性により頭部全体を覆うように装着される構成とされており、頭部の一部だけを装飾したい場合に対応することができない。さらに、使用者によっては、頭部全体を被覆することを望まず、頭部の所定の位置のみを被覆したいと望む場合がある。このような場合に、一般的なヘアバンド等のアクセサリーでは被覆可能とされた範囲が限定される、あるいは着用可能とされた頭部の領域が限定される等、使用者の所望に応じた頭部の領域を被覆することができない場合が生じる。
そこで、本発明は、場所や状況に関わらず着用可能とされ、使用者が被覆しようとする頭部の領域を被覆して頭部を装うことを可能とした、ファッション性の高い頭部着用具の提供を目的とした。
上述した課題を解決すべく提供される本発明の頭部着用具は、頭部のうちの少なくとも一部の領域を露出させつつ頭部の少なくとも一部の領域を被覆可能とされ、頭部を装う被覆体と、前記被覆体に取り付けられ、前記被覆体を頭部に着用させるための装着具とを有し、頭部の外周に沿って一方の側頭部から他方の側頭部へと至る部分の一部又は全部に亘り、前記被覆体を着用可能とされ、前記装着具が、円弧状の湾曲部が形成された弾性部材である円弧状部材を有し、前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間に位置するように、前記被覆体に取り付けられ、前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間から外れた位置に配置されて、前記被覆体に取り付けられ、前記被覆体は、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側に位置する第一構成部及び後頭部側に位置する第二構成部により構成され、前記第一構成部及び前記第二構成部の形状が異なっていることを特徴とするものである。
本発明の頭部着用具によれば、頭部全体のうちの一部を露出させつつ、一部を被覆することができる。すなわち、食事中等の帽子の着用を快く思わない者に対して、帽子とアクセサリーとの間の中間の印象を持たせつつ、頭部の一部の領域を被覆して頭部を装うことができる。これにより、ヘアスタイルの乱れを気にする使用者や、毛髪へのコンプレックスを抱える使用者が、ファッションの一部として状況や場所に関わらず頭部を被覆することができる。また、使用者が被覆しようと所望する位置に、本発明の頭部着用具を着用することができる。その結果、使用者が被覆したいと所望する頭部の領域を被覆して装うことができる。上述の構成によれば、円弧状部材を被覆体の一方の縁部と他方の縁部との中間に位置するように配置することで、被覆体を安定して頭部に着用させることができる。このように、円弧状部材を被覆体の両縁部の中間に配置された場合は、安定して頭部着用具を着用することができる。一方で、使用者が被覆しようとする頭部の領域は様々である。例えば、ある使用者は頭部の前頭部寄りの領域を被覆したいと考える場合もあり、また、ある使用者は頭部の後頭部寄りの領域を被覆したいと考える場合が想定される。さらに、同じ使用者であっても、状況によって被覆しようとする頭部の領域が異なる場合も想定される。このような場合に、同一の頭部着用具により、異なる領域を状況に応じて被覆可能とされることが望ましい。上述の構成によれば、円弧状部材が被覆体の前後方向の中央から外れた位置に配置される。すなわち、円弧状部材が頭頂部に位置するように被覆体を着用した場合に、被覆体により被覆される領域を、前頭部側及び後頭部側のいずれかに偏らせることができる。これにより、使用者が被覆体により被覆したい頭部の領域に応じて被覆体の着用方向を選択することができる。
本発明の頭部着用具は、頭部のうちの少なくとも一部の領域を露出させつつ頭部の少なくとも一部の領域を被覆可能とされ、頭部を装う被覆体と、前記被覆体に取り付けられ、前記被覆体を頭部に着用させるための装着具とを有し、前記装着具が、円弧状の湾曲部が形成された弾性部材である円弧状部材とされ、前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間に位置するように、前記被覆体に取り付けられ、前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間から外れた位置に配置されて、前記被覆体に取り付けられ、前記円弧状部材は、両端部が近接する方向に付勢力が作用するものであり、前記円弧状部材は、両端部が両側の側頭部を挟持するように頭部に装着可能とされ、頭部の外周に沿って一方の側頭部から他方の側頭部へと至る部分の一部又は全部に亘り、前記被覆体を着用可能とされ、前記被覆体は、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側に位置する第一構成部及び後頭部側に位置する第二構成部により構成され、前記第一構成部及び前記第二構成部の形状が異なっていることを特徴とするものである。
本発明の頭部着用具によれば、頭部全体のうちの一部を露出させつつ、一部を被覆することができる。すなわち、食事中等の帽子の着用を快く思わない者に対して、帽子とアクセサリーとの間の中間の印象を持たせつつ、頭部の一部の領域を被覆して頭部を装うことができる。これにより、ヘアスタイルの乱れを気にする使用者や、毛髪へのコンプレックスを抱える使用者が、ファッションの一部として状況や場所に関わらず頭部を被覆することができる。また、使用者が被覆しようと所望する位置に、本発明の頭部着用具を着用することができる。その結果、使用者が被覆したいと所望する頭部の領域を被覆して装うことができる。また、本発明の頭部着用具によれば、円弧状部材の付勢力を頭部の形状に略密着するように作用させて、被覆体を頭部に着用することができる。すなわち、被覆体を頭部に略密着させて着用させつつ、頭部の一部を被覆することができる。その結果、頭部から外れにくい頭部着用具を提供することができる。上述の構成によれば、円弧状部材を被覆体の一方の縁部と他方の縁部との中間に位置するように配置することで、被覆体を安定して頭部に着用させることができる。このように、円弧状部材を被覆体の両縁部の中間に配置された場合は、安定して頭部着用具を着用することができる。一方で、使用者が被覆しようとする頭部の領域は様々である。例えば、ある使用者は頭部の前頭部寄りの領域を被覆したいと考える場合もあり、また、ある使用者は頭部の後頭部寄りの領域を被覆したいと考える場合が想定される。さらに、同じ使用者であっても、状況によって被覆しようとする頭部の領域が異なる場合も想定される。このような場合に、同一の頭部着用具により、異なる領域を状況に応じて被覆可能とされることが望ましい。上述の構成によれば、円弧状部材が被覆体の前後方向の中央から外れた位置に配置される。すなわち、円弧状部材が頭頂部に位置するように被覆体を着用した場合に、被覆体により被覆される領域を、前頭部側及び後頭部側のいずれかに偏らせることができる。これにより、使用者が被覆体により被覆したい頭部の領域に応じて被覆体の着用方向を選択することができる。
本発明の頭部着用具は、頭部のうちの少なくとも一部の領域を露出させつつ頭部の少なくとも一部の領域を被覆可能とされ、頭部を装う被覆体と、前記被覆体に取り付けられ、前記被覆体を頭部に着用させるための装着具とを有し、前記装着具が、複数の突起状部材を1 又は複数の列をなすように並列配置させ、前記突起状部材を頭髪に差し込み可能とされた差込部材とされ、頭部の外周に沿って一方の側頭部から他方の側頭部へと至る部分の一部又は全部に亘り、前記被覆体を着用可能とされ、前記装着具が、円弧状の湾曲部が形成された弾性部材である円弧状部材を有し、前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間に位置するように、前記被覆体に取り付けられ、前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間から外れた位置に配置されて、前記被覆体に取り付けられ、前記被覆体は、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側に位置する第一構成部及び後頭部側に位置する第二構成部により構成され、前記第一構成部及び前記第二構成部の形状が異なっていることを特徴とするものである。
本発明の頭部着用具によれば、頭部全体のうちの一部を露出させつつ、一部を被覆することができる。すなわち、食事中等の帽子の着用を快く思わない者に対して、帽子とアクセサリーとの間の中間の印象を持たせつつ、頭部の一部の領域を被覆して頭部を装うことができる。これにより、ヘアスタイルの乱れを気にする使用者や、毛髪へのコンプレックスを抱える使用者が、ファッションの一部として状況や場所に関わらず頭部を被覆することができる。また、使用者が被覆しようと所望する位置に、本発明の頭部着用具を着用することができる。その結果、使用者が被覆したいと所望する頭部の領域を被覆して装うことができる。また、本発明の頭部着用具によれば、複数の突起状部材を頭髪に差し込んで、差込部材を頭部に係止させることにより、被覆体を頭部に対してより強固に装着することができる。その結果、より外れにくい頭部着用具を提供することができる。上述の構成によれば、円弧状部材を被覆体の一方の縁部と他方の縁部との中間に位置するように配置することで、被覆体を安定して頭部に着用させることができる。このように、円弧状部材を被覆体の両縁部の中間に配置された場合は、安定して頭部着用具を着用することができる。一方で、使用者が被覆しようとする頭部の領域は様々である。例えば、ある使用者は頭部の前頭部寄りの領域を被覆したいと考える場合もあり、また、ある使用者は頭部の後頭部寄りの領域を被覆したいと考える場合が想定される。さらに、同じ使用者であっても、状況によって被覆しようとする頭部の領域が異なる場合も想定される。このような場合に、同一の頭部着用具により、異なる領域を状況に応じて被覆可能とされることが望ましい。上述の構成によれば、円弧状部材が被覆体の前後方向の中央から外れた位置に配置される。すなわち、円弧状部材が頭頂部に位置するように被覆体を着用した場合に、被覆体により被覆される領域を、前頭部側及び後頭部側のいずれかに偏らせることができる。これにより、使用者が被覆体により被覆したい頭部の領域に応じて被覆体の着用方向を選択することができる。
ここで、頭部は概ね半球の形状を有し、弧状の外周を有している。具体的には、頭部は両側頭部に亘る弧状の外周を有するとともに、前頭部から後頭部に至る弧状の外周を有している。上述のとおり、円弧状部材は、弾性部材の付勢力により両側頭部を挟持して円弧状部材の湾曲形状を頭部に略密着させて、頭部に装着することができる。しかしながら、被覆体の形状や大きさ、あるいは使用者の頭部の形状によっては、円弧状部材が前頭部から後頭部の外周に沿って、前方又は後方にずれたり、頭部から外れたりするといった事態が想定される。
上述した事態を想定し提供される本発明の頭部着用具は、頭部のうちの少なくとも一部の領域を露出させつつ頭部の少なくとも一部の領域を被覆可能とされ、頭部を装う被覆体と、前記被覆体に取り付けられ、前記被覆体を頭部に着用させるための装着具とを有し、前記装着具が、円弧状の湾曲部が形成された弾性部材である円弧状部材と、複数の突起状部材を1又は複数の列をなすように並列配置させ、前記突起状部材を頭髪に差し込み可能とされた差込部材とを備え、前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間に位置するように、前記被覆体に取り付けられ、前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間から外れた位置に配置されて、前記被覆体に取り付けられ、前記円弧状部材は、両端部が近接する方向に付勢力が作用するものであり、前記円弧状部材は、両端部が両側の側頭部を挟持するように頭部に装着可能とされ、前記円弧状部材により、両側の側頭部を挟むように前記被覆体を着用させつつ、前記差込部材を頭髪に差し込むことにより、前記被覆体を頭部の所定の位置に位置決め可能とされ、頭部の外周に沿って一方の側頭部から他方の側頭部へと至る部分の一部又は全部に亘り、前記被覆体を着用可能とされ、前記被覆体は、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側に位置する第一構成部及び後頭部側に位置する第二構成部により構成され、前記第一構成部及び前記第二構成部の形状が異なっていることを特徴とするものである。
本発明の頭部着用具によれば、頭部全体のうちの一部を露出させつつ、一部を被覆することができる。すなわち、食事中等の帽子の着用を快く思わない者に対して、帽子とアクセサリーとの間の中間の印象を持たせつつ、頭部の一部の領域を被覆して頭部を装うことができる。これにより、ヘアスタイルの乱れを気にする使用者や、毛髪へのコンプレックスを抱える使用者が、ファッションの一部として状況や場所に関わらず頭部を被覆することができる。また、使用者が被覆しようと所望する位置に、本発明の頭部着用具を着用することができる。その結果、使用者が被覆したいと所望する頭部の領域を被覆して装うことができる。また、本発明の頭部着用具によれば、円弧状部材及び差込部材により、両側頭部を挟持するように被覆体を頭部に着用させつつ、頭部の前後方向にずれないように位置決めすることができる。その結果、被覆体がずれたり外れたりすることを抑制して、より安定して被覆体を頭部に着用することができる。上述の構成によれば、円弧状部材を被覆体の一方の縁部と他方の縁部との中間に位置するように配置することで、被覆体を安定して頭部に着用させることができる。このように、円弧状部材を被覆体の両縁部の中間に配置された場合は、安定して頭部着用具を着用することができる。一方で、使用者が被覆しようとする頭部の領域は様々である。例えば、ある使用者は頭部の前頭部寄りの領域を被覆したいと考える場合もあり、また、ある使用者は頭部の後頭部寄りの領域を被覆したいと考える場合が想定される。さらに、同じ使用者であっても、状況によって被覆しようとする頭部の領域が異なる場合も想定される。このような場合に、同一の頭部着用具により、異なる領域を状況に応じて被覆可能とされることが望ましい。上述の構成によれば、円弧状部材が被覆体の前後方向の中央から外れた位置に配置される。すなわち、円弧状部材が頭頂部に位置するように被覆体を着用した場合に、被覆体により被覆される領域を、前頭部側及び後頭部側のいずれかに偏らせることができる。これにより、使用者が被覆体により被覆したい頭部の領域に応じて被覆体の着用方向を選択することができる。
本発明の頭部着用具は、頭部のうちの少なくとも一部の領域を露出させつつ頭部の少なくとも一部の領域を被覆可能とされ、頭部を装う被覆体と、前記被覆体に取り付けられ、前記被覆体を頭部に着用させるための装着具とを有し、前記装着具が、円弧状の湾曲部が形成された弾性部材である円弧状部材と、複数の突起状部材を1又は複数の列をなすように並列配置させ、前記突起状部材を頭髪に差し込み可能とされた差込部材とを備え、前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間に位置するように、前記被覆体に取り付けられ、前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間から外れた位置に配置されて、前記被覆体に取り付けられ、前記円弧状部材は、両端部が近接する方向に付勢力が作用するものであり、前記円弧状部材は、両端部が両側の側頭部を挟持するように頭部に装着可能とされ、前記差込部材が、前記円弧状部材の延びる方向と交差する方向に前記突起状部材が延びるように、前記被覆体に取り付けられ、前記被覆体は、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側に位置する第一構成部及び後頭部側に位置する第二構成部により構成され、前記第一構成部及び前記第二構成部の形状が異なっていることを特徴とするものである。
本発明の頭部着用具によれば、頭部全体のうちの一部を露出させつつ、一部を被覆することができる。すなわち、食事中等の帽子の着用を快く思わない者に対して、帽子とアクセサリーとの間の中間の印象を持たせつつ、頭部の一部の領域を被覆して頭部を装うことができる。これにより、ヘアスタイルの乱れを気にする使用者や、毛髪へのコンプレックスを抱える使用者が、ファッションの一部として状況や場所に関わらず頭部を被覆することができる。また、使用者が被覆しようと所望する位置に、本発明の頭部着用具を着用することができる。その結果、使用者が被覆したいと所望する頭部の領域を被覆して装うことができる。また、本発明の頭部着用具によれば、円弧状部材及び差込部材により、両側頭部を挟持するように被覆体を頭部に着用させつつ、頭部の前後方向にずれないように位置決めすることができる。その結果、被覆体がずれたり外れたりすることを抑制して、より安定して被覆体を頭部に着用することができる。上述の構成によれば、円弧状部材を被覆体の一方の縁部と他方の縁部との中間に位置するように配置することで、被覆体を安定して頭部に着用させることができる。このように、円弧状部材を被覆体の両縁部の中間に配置された場合は、安定して頭部着用具を着用することができる。一方で、使用者が被覆しようとする頭部の領域は様々である。例えば、ある使用者は頭部の前頭部寄りの領域を被覆したいと考える場合もあり、また、ある使用者は頭部の後頭部寄りの領域を被覆したいと考える場合が想定される。さらに、同じ使用者であっても、状況によって被覆しようとする頭部の領域が異なる場合も想定される。このような場合に、同一の頭部着用具により、異なる領域を状況に応じて被覆可能とされることが望ましい。上述の構成によれば、円弧状部材が被覆体の前後方向の中央から外れた位置に配置される。すなわち、円弧状部材が頭頂部に位置するように被覆体を着用した場合に、被覆体により被覆される領域を、前頭部側及び後頭部側のいずれかに偏らせることができる。これにより、使用者が被覆体により被覆したい頭部の領域に応じて被覆体の着用方向を選択することができる。
本発明の頭部着用具は、前記装着具が、複数の突起状部材を1又は複数の列をなすように並列配置させ、前記突起状部材を頭髪に差し込み可能とされた差込部材を有し、前記被覆体を頭部に着用した状態において、前記突起状部材の一部又は全部が両側の側頭部に近接するように配置可能とされることが望ましい。
上述の構成によれば、両側頭部の頭髪に突起状部材を差し込み、被覆体を頭部に着用させることができる。すなわち、頭部の外周に沿って一方の側頭部から他方の側頭部へと配置された被覆体の両端部を、両側頭部の頭髪に係止させて着用することができる。
ここで、円弧状部材は、頭部の形状に略密着するような形状とされているため、頭部へ装着した場合の安定性が高い。しかしながら、このような円弧状の部材を頭部に装着すると、円弧状部材の付勢力が側頭部に作用し続けることとなる。そのため、弾性部材により構成される円弧状部材を、長時間に亘り装着した場合には、側頭部に痛みが発生することが想定される。
上述した問題に対応すべく提供される本発明の頭部着用具は、前記装着具が、円弧状の湾曲部が形成された弾性部材である円弧状部材を有し、前記円弧状部材は、両端部が近接する方向に付勢力が作用するものであり、前記円弧状部材の両端部が、前記被覆体に覆われていることを特徴とするものである。
上述の構成によれば、円弧状部材の両端を覆い、頭部と円弧状部材の端部とが直接接触することを回避して、長時間装着した場合の痛みの発生を緩和することができる。
本発明の頭部着用具は、前記装着具が、円弧状の湾曲部が形成された弾性部材である円弧状部材を有し、前記被覆体が、前記被覆体を頭部に着用させた状態において表面側に配置される表面部と、裏面側に配置される裏面部とを含む多層構造とされ、前記円弧状部材が、前記表面部と前記裏面部との間に配置されるものであってもよい。
上述の構成によれば、被覆体の内部に円弧状部材を収容させて、円弧状部材が被覆体の外側に露出しないような構成とすることができる。すなわち、被覆体の外部に円弧状部材が露出することを回避して、頭部着用具を見栄えの良い外観とすることができる。また、円弧状部材の端部が側頭部に直接接触することを回避して、頭部着用具を長時間着用した場合に、側頭部に痛みが生じることを緩和することができる。
本発明の頭部着用具は、前記被覆体が、頭部全体のうち、頭部の外周に沿って一方の側頭部から他方の側頭部に至る領域であって、頭部の外周に沿って前頭部から後頭部に至る領域のうちの一部の領域を被覆可能とするものであることが望ましい。
上述の構成によれば、頭部全体のうち、前頭部から後頭部に至る範囲の一部を露出させつつ、一部を被覆することができる。すなわち、食事中等の帽子の着用を快く思わない者に対して、帽子とアクセサリーとの間の中間の印象を持たせつつ、頭部の一部の領域を被覆して頭部を装うことができる。これにより、ヘアスタイルの乱れを気にする使用者や、毛髪へのコンプレックスを抱える使用者が、ファッションの一部として状況や場所を問わずに頭部を被覆することができる。また、頭部の前頭部側、あるいは後頭部側のうち、使用者が被覆しようとする位置に本発明の頭部着用具を被覆させることができる。その結果、使用者が被覆したいと所望する頭部の領域を被覆して装うことができる。
本発明の頭部着用具は、前記装着具が、円弧状の湾曲部が形成された弾性部材である円弧状部材を有し、前記被覆体の一部又は全部が布材により構成されるものであり、前記円弧状部材が帯状の布材とされた帯状部材に対して取り付けられ、前記円弧状部材が取り付けられた布材が前記被覆体に取り付けられるものであることが望ましい。
上述の構成によれば、リボン状の部材を介して円弧状部材を被覆体に取り付けることができる。すなわち、被覆体が布材により構成されるものである場合に、縫製等の接合手段により円弧状部材を被覆体に対して取り付けることができる。これにより、被覆体の一部又は全部が布材により構成されるものである場合に、被覆体に対する円弧状部材の位置がずれたり、被覆体から円弧状部材が外れたりすることを抑制することができる。
ここで、本発明の頭部着用具は、円弧状部材や差込部材等の装着具の全部又は一部が被覆体の内部に収容される構成とされる場合や、被覆体を頭部に被せた状態において、装着具が被覆体と頭部との間に配置されて、使用者が装着具を直接把手できない場合が想定される。これらの場合には、被覆体を頭部に着用させた状態において、使用者は被覆体ごと装着具を把手して装着具の位置決めを行うこととなるため、装着具の位置決めを行いにくいことが想定される。
本発明の頭部着用具は、前記装着具が、湾曲した形状を有する湾曲部材を備えたものであり、前記湾曲部材の両端部の双方又は一方に、前記湾曲部材の端部を牽引するための牽引部が設けられたものであってもよい。
上述の構成によれば、装着具を直接把手できない場合に、使用者が装着具の端部に設けられた牽引部を引っ張って、装着具がより頭部に密着するように、又は装着具が収まりの良い位置となるように装着具の端部を所望の位置に位置決めして、頭部着用具を着用することができる。その結果、頭部装着具の位置決めを行いやすく、容易に着用することができる。
本発明によれば、場所や状況に関わらず着用可能とされ、使用者が被覆しようとする頭部の領域を被覆して頭部を装うことを可能とした、ファッション性の高い頭部着用具を提供することができる。
本発明の頭部着用具を頭部に着用した状態を示す側面図である。 図1の頭部着用具の構成を示す側面図である。 図1の頭部着用具のカチューシャが配置される位置を示す概念図である。(a)は斜視図、(b)は平面図である。 図1の頭部着用具の差込部材及び牽引部を示す斜視図である。 図1の差込部材の要部を拡大した図である。(a)は斜視図、(b)は断面を示す概念図である。
以下、本発明の一実施形態に係る頭部着用具10について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1に示すとおり、頭部着用具10は、使用者の頭部2に着用するためのものである。具体的には、頭部着用具10は、頭部2の他の領域を露出させつつ頭部2の一部の領域を被覆して頭部2を装うために用いられるものである。
図1及び図2に示すとおり、頭部着用具10は、頭部2を被覆して装うための被覆体20と、被覆体20を頭部2に着用させるための装着具40とを有している。頭部着用具10は、被覆体20に装着具40が取り付けられた構成とされている。また、頭部着用具10は、装着具40を頭部2に装着させることにより、被覆体20を頭部2に着用可能とされている。
被覆体20は、使用者の頭部2を被覆して装うために設けられている。被覆体20は、布材を組み合わせることにより、使用者の頭部2の外形に概ね沿うような形状とされている。本実施形態では、被覆体20は、複数の布部材を縫製して立体的に形成されている。より具体的には、図2及び図3(b)に示すとおり、本実施形態の被覆体20は、第一構成部20a及び第二構成部20bを備え、これらは布材により構成されている。被覆体20は、第一構成部20aと第二構成部20bとが、縫製による接合手段により一体的に形成された構成とされている。
図2に示すとおり、第一構成部20aは、表地部22a(表面部)及び裏地部24a(裏面部)を有している。被覆体20を頭部2に着用させた状態において、表地部22aは表面側に配置され、裏地部24aは裏側、すなわち頭部2と接触する側に配置される。表地部22aと裏地部24aとは、表地部22aの外縁と裏地部24aの外縁とが概ね一致するように縫製により接合され、多層構造を有する略矩形の多層体26とされる。さらに、図3(b)に示すとおり、多層体26は、対向して位置する辺のそれぞれにヒダを寄せるように縫製され、略中央が丸みを帯びた立体的な形状とされた第一構成部20aとして構成される。
第二構成部20bは、1枚の布片を二つ折りとされ、表面部22b及び裏面部24bとが構成されている。
なお、第一構成部20aの表地部22a及び第二構成部20bは、布材のうちウール素材等の厚手の布材を用いることが望ましい。また、第一構成部20aの裏地部24aは、ポリエステル等、薄手の布材を用いることが望ましい。
第一構成部20aと第二構成部20bとは、第一構成部20aの外縁に沿って第二構成部20bが取り付けられ、概ね半球をさらに二つに分割した形状(四分球)の形状を有する被覆体20として構成される(図3(a)参照)。すなわち、被覆体20は、第二構成部20b側の縁部28から、第一構成部20a側の縁部30に亘り、丸みを帯びた形状が形成される。また、被覆体20は、形状の異なる2つの布材パーツである第一構成部20a及び第二構成部20bにより構成される。そのため、被覆体20は、頭部2に着用された状態において、前方から視認された場合と後方から視認された場合とで、異なる印象を与えることができる。
このように、被覆体20は、複数の布材パーツを組み合わせて構成されることにより、頭部2の外形に概ね沿うような立体的な形状とされつつ、単調な印象を回避して、よりデザイン性の高い外観を構成している。
図3(a)は、被覆体20を概念的に示す斜視図である。ここで、頭部2は概ね半球の外形とされている。これに対して、被覆体20は概ね半球をさらに半分に分割した形状(四分球)となるような外形とされている。すなわち、被覆体20は、頭部2の全体のうち、概ね半分に相当する領域を被覆可能とされている。
図1に示すとおり、被覆体20を頭部2に着用させた状態において、被覆体20は、頭部2の外周に沿って一方の側頭部2dから他方の側頭部2eに亘り、頭部2を被覆可能としている。また、被覆体20は、頭部2の前頭部2aから頭頂部2bを経て後頭部2cに至る頭部2の外周の一部(概ね半分)を被覆可能としている。
なお、図2及び図3に示すとおり、被覆体20の縁部28と縁部30とが交差する部分、すなわち被覆体20の両側に相当する側端部32,34には、後述するカチューシャ42の端部42a,42bが配置される。
なお、本実施形態の被覆体20は、主に布材により構成されるものとしたが、本発明はこれに限定されない。すなわち、被覆体20は、ニットにより構成されるものとしてもよいし、樹脂製のナイロン、PET等の素材により構成されていてもよい。なお、被覆体20は、柔軟性を有する素材により構成されることが望ましい。また、被覆体20を構成する布材は、いかなる素材であってもよい。
また、本実施形態の被覆体20は、第一構成部20a及び第二構成部20bを組み合わせて構成される例を示したが、本発明の頭部着用具はこれに限定されない。すなわち、被覆体20を1つの布材パーツを裁断や縫製等の加工により、頭部2の外形に沿うような立体的に構成してもよいし、あるいは、被覆体20を3以上の布材パーツを組み合わせて構成してもよい。また、被覆体20は、単層構造とされたものであってもよい。
装着具40は、被覆体20を頭部に着用させるための装着部材として設けられている。本実施形態における装着具40は、カチューシャ42(円弧状部材、湾曲部材)と、差込部材44とが設けられている。
カチューシャ42(円弧状部材、湾曲部材)は、被覆体20を頭部2の外形に沿って着用させるために設けられている。図2に示すとおり、カチューシャ42は、細長の弾性部材が、円弧状の形状をなす湾曲部42cを形成するように加工されたものである。より具体的には、カチューシャ42は、弾性部材を略C字の形状に折り曲げ加工され、伸縮性によらずに、外形を変形させることにより弾性変形可能とされたもの(非伸縮性材料)である。本実施形態のカチューシャ42は、弾性部材を金属製のばね材(非伸縮性材料)とされている。なお、カチューシャ42の材質はこれに限定されない。例えば、プラスチック等の樹脂素材を略C字の形状に形成したものであってもよい。
カチューシャ42は、弾性部材の弾性力により、両側の端部42a,42bを近接させる方向に付勢力が作用する。すなわち、カチューシャ42は、端部42a,42bを付勢力に反して離反させるように弾性変形可能とされている。カチューシャ42は、端部42aと端部42bとを離反させるように弾性変形させて、頭部2の外形に沿うように頭部2に対して装着可能とされている。言いかえれば、頭部2に装着された状態において、カチューシャ42は、端部42a,42bが近接する方向に作用する付勢力により、湾曲部42cが頭部2の外形に略密着するように側頭部2d,2eを挟持して頭部2に装着される。これにより、カチューシャ42は、被覆体20を頭部2の外形に沿うように着用させることができる。
差込部材44は、被覆体20を頭髪に対して係止させるために設けられている。図4に示すとおり、差込部材44は、複数の櫛歯46(突起状部材)と、櫛歯46が取り付けられる基部48(湾曲部材)と、基部48を覆う外装部49とを有している。
本実施形態の基部48(湾曲部材)は、弾性変形可能とされた素材により構成されている。また、基部48には、カチューシャ42の湾曲部42cと略一致するような円弧状の湾曲部48cが形成されている。さらに、基部48は、端部48aと端部48bとを離反させる方向に弾性変形可能とされている。すなわち、基部48は、端部48aと端部48bとを離反させるように弾性変形させて、頭部2の外形に沿うように頭部2に対して装着可能とされている。
図5に示すとおり、櫛歯46(突起状部材)は、金属製の線状部材(ワイヤー)を基部48に対して巻き付けつつ屈曲加工されて、基部48から突起するような外形を有するように構成されている。
図4に示すとおり、複数の櫛歯46は、基部48に対して、1つの列をなすように並行配置されている。より具体的には、櫛歯46は、相互に略平行するように、かつ、概ね等間隔となるように配置され、基部48が形成する経路に沿って1つの列をなすように設けられている。また、複数の櫛歯46は、基部48が形成する経路と交差する方向に向くように並行して配置され、基部48の略全域に亘り設けられている。差込部材44は、櫛歯46を頭髪に差し込んで係止させて、被覆体20を頭部2に対して係止させることができる。
外装部49は、基部48を覆うためのカバーとして設けられている。外装部49は、帯状の布材により構成されている。図5(b)に示すとおり、外装部49は、基部48を挟み込むように幅方向に二つ折りとされ、櫛歯46を回避するように、幅方向の両側縁部が縫製により接合されている。これにより、基部48に巻き付けられて配置されるワイヤー部材が覆い隠され、差込部材44の外観を向上させている。
なお、本実施形態の差込部材44は、複数の櫛歯46が1つの列をなすように並列配置された、いわゆる櫛状の部材とした例を示したが、本発明の頭部装着具における差込部材はこれに限定されない。例えば、差込部材44は、複数の突起状部材を複数の列をなすように並列配置させたブラシ状の部材としてもよい。
また、本実施形態の差込部材44は、基部48に対してワイヤーを巻き付けつつ、ワイヤーを屈曲させて突起形状が形成された櫛状部材の例を示したが、基部及び櫛歯46が一体的に形成された樹脂製の櫛状部材としてもよい。さらに、櫛歯46(突起状部材)は、ワイヤー、樹脂素材、動物の毛等、並列配置させて頭髪に係止可能なものであれば、いかなる素材を用いてもよい。
さらに、本実施形態の差込部材44は、円弧状の外観を有する基部48を設け、基部48の全域に亘り複数の櫛歯46が並列配置された例を示したが、本発明の頭部着用具はこれに限定されない。例えば、差込部材を短尺の基部を有するものとして、二つ設けてもよい。さらに、差込部材は、円弧状の形状とされた基部48の経路の一部に、櫛歯46が並列配置されたものであってもよい。
図4に示すとおり、本実施形態の差込部材44には、牽引部52a,52bが設けられている。牽引部52a,52bは、差込部材44の両端部48a,48bを引っ張って、差込部材44を位置決めして頭部2に略密着させるように装着するために設けられている。牽引部52a,52bは、伸縮性を有するゴム紐部材の両端を端部48a,48bに連結させて、環状を形成するように設けられている。
次に、被覆体20と装着具40との接合及びこれらの配置について詳細に説明する。
本実施形態の装着具40は、縫製による接合手段により被覆体20に対して取り付けられている。より具体的には、本実施形態のカチューシャ42は、縫製等の接合手段により被覆体20に対して取り付けられている。また、差込部材44は、縫製により被覆体20に対して取り付けられている。
カチューシャ42は、第一構成部20aの表地部22aと裏地部24aとの間に配置され、表地部22a及び裏地部24aを貫通するように、複数箇所が縫製される。これにより、カチューシャ42は被覆体20に対して取り付けられる。
差込部材44は、第一構成部20aの裏地部24a側に取り付けられる。より具体的には、差込部材44は、基部48の経路がカチューシャ42の経路と略一致するように第一構成部20aの裏地部24a側に取り付けられる。差込部材44は、裏地部24a及び表地部22aを貫通するように、複数箇所が縫製されている。これにより、差込部材44は、被覆体20に対して取り付けられる。
続いて、被覆体20において装着具40が取り付けられる位置について、図面を参照しつつ説明する。なお、図3において、説明を容易とするため、カチューシャ42は端部42a,42bを離反させた状態で図示している。
図2及び図3に示すとおり、カチューシャ42は、端部42a,42bが側端部32,34に近接するように、被覆体20に取り付けられている。また、図3(b)に示すとおり、カチューシャ42は、端部42a,42bが被覆体20の側端部32から側端部34に亘るように取り付けられている。
図3(b)に示すとおり、カチューシャ42は、被覆体20に対して、被覆体20の縁部28と縁部30との中間Mを外れた位置に配置されている。言いかえれば、カチューシャ42は、縁部28からカチューシャ42までの距離A1と、縁部30からカチューシャ42までの距離A2とを異ならせるように、被覆体20に配置されている。これにより、例えば、カチューシャ42の長手方向中間部が頭頂部2bに位置するように被覆体20を着用した場合、縁部28が前頭部2a側に配置されるように着用した場合と、縁部30が前頭部2a側に配置されるように着用した場合とで、頭部2の被覆される領域を異ならせることができる。
次に、本発明の頭部着用具10を頭部2に着用する手順等について説明する。
頭部着用具10は、使用者の頭部2に着用させて、頭部2の前頭部2a、頭頂部2b、後頭部2dのうち、前頭部2aの一部及び後頭部2cの一部を露出させつつ、頭頂部2bを被覆することができる。なお、以下の説明において、頭部着用具10を用いて主に頭頂部2bを被覆して装う場合について説明する。なお、本実施形態の頭部着用具10は、例えば、使用者が頭頂部2b及び前頭部2a側を被覆しようとする場合や、頭頂部2b及び後頭部2c側を被覆しようとする場合等、使用者が頭部2の被覆しようとする領域に合わせて、着用することができる。
使用者が、頭頂部2bを被覆するために頭部着用具10を着用しようとする場合、先ずカチューシャ42の端部42a,42bを付勢力に反して離反させるように変形させ、被覆体20の側端部32,34を離間させる。次いで、カチューシャ42の端部42a,42bが、それぞれ側頭部2d,2eに隣接して位置するように、頭部着用具10を着用する。この状態において、カチューシャ42は、カチューシャ42の端部42a,42bが近接する方向に付勢力が作用する。すなわち、カチューシャ42の付勢力が頭部2を挟む方向に作用して湾曲部42cが頭部2に略密着し、頭部着用具10が頭部2に装着される。
次いで、頭部着用具10を、櫛歯46が突出する方向(前頭部側又は後頭部側)に向けて頭髪に押し込み、差込部材44の櫛歯46を頭髪に差し込む。これにより、櫛歯46が頭髪に差し込まれて頭部着用具10が頭髪に係止され、頭部2の前後方向に位置決めされる。そのため、頭部着用具10がより強固に頭部2に固定される。
さらに、差込部材44の位置をさらに調整しようとする場合や、差込部材44の収まりが悪い場合には、牽引部52a,52bを引っ張って、頭部2における差込部材44の位置を調整することができる。これにより、差込部材44に牽引部52a,52bを設けない場合と比較して、差込部材44の位置調整を行いやすく、また差込部材44を取り付けやすくすることができる。
なお、上述のとおり、カチューシャ42は、被覆体20の表地部22aと裏地部24aとの間に配置されている。すなわち、カチューシャ42の端部42a,42bは、被覆体20に覆われている。言いかえれば、カチューシャ42の端部42a,42bと頭部2との間には、裏地部24aが介在している。そのため、カチューシャ42の端部42a,42bが使用者の頭部2に直接接触しない。これにより、頭部着用具10を長時間装着した場合に、カチューシャ42の付勢力により使用者の側頭部2d,2e等、特定の位置が圧迫され続けることに起因する痛みの発生を抑制することができる。
なお、上述のとおり、本実施形態の頭部着用具10は、被覆体20の縁部28と縁部30との中間Mから外れた位置にカチューシャ42が配置され、距離A1と距離A2とが異なるものとされている。そのため、例えば、頭部2のうち前頭部2a側を主に被覆しようとする場合には、縁部28が前頭部2a側に位置するように頭部着用具10を着用し、頭部2のうち後頭部2c側を主に被覆しようとする場合には縁部30が後頭部2c側に位置するように頭部着用具10を着用することができる。このように、頭部着用具10は、使用者の所望に応じて前後を選択可能とし、頭部2の所望の範囲を被覆することができる。
このように、本発明の頭部着用具10は、頭部2の全部を被覆する一般的な帽子とは異なり、頭部2の一部の領域を被覆可能としている。そのため、頭部着用具10を着用した状態において、帽子を着用している印象とは異なる印象を与えて、帽子とアクセサリーとの間のような印象とすることができる。言いかえれば、頭部着用具10は、帽子とは異なる、アクセサリーやファッションの一部という印象を接する者に与え、場所や状況に関わらず着用することができる。
上述のように、頭部着用具10は、頭部2にアクセントを加えるファッションとして、あるいは、使用者がコンプレックスを抱える頭部2の部分を被覆するものとして、好適に用いることができる。また、頭部着用具10は、頭部2のアクセントとして用いられることを主な使用目的とされる場合、あるいは、頭部2の一部を遮蔽することを主な使用目的とされる場合等、使用される目的に応じた大きさ、形状及び材質等を種々選択可能である。例えば、頭部2のアクセントとして用いることを主な使用目的とする場合には、表面部にビーズ、ボタン、リボン等、様々な装飾物を備えるものとしてもよい。また、頭部2の遮蔽を主な使用目的とする場合には、頭部に密着しやすい材質により構成されることが望ましい。いずれにしても、頭部着用具10は、様々なデザインや素材を選択可能である。
また、上述した実施形態では、頭部着用具10を、カチューシャ42及び差込部材44の双方を有するものとした例を示したが、本発明の頭部着用具はこれに限定されない。例えば、頭部着用具の装着具を、カチューシャ42を有するものとして、差込部材44を備えないものとしてもよい。あるいは、装着具は、カチューシャ42を有しないものとして、差込部材44を有するものとしてもよい。
なお、上述した実施形態では、差込部材44を円弧状の基部48を有し、基部48の略全域に亘り櫛歯46が設けられたものとした例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、差込部材44を、カチューシャ42の両端に近接するように、2つ設けてもよい。すなわち、上述した実施形態では基部48の略全域に亘り櫛歯46が配置される構成とした例を示したが、基部48の一部の領域に櫛歯46が設けられた構成としてもよい。
さらに、カチューシャ42は、金属製、樹脂製等の非伸縮性の弾性部材を種々選択可能である。
上述した実施形態では、装着具40を被覆体20に対して縫製により接合され、着脱ができないものとした例を示したが、装着具40の全部又は一部は、被覆体20に対して着脱可能としてもよい。例えば、被覆体20に対してカチューシャ42を固定した構成としつつ、差込部材44を着脱可能としてもよい。また、被覆体20に対して、カチューシャ42及び差込部材44の双方を着脱可能としてもよい。
本発明の頭部着用具は、頭部を被覆して装うものとして、好適に用いることができる。
2 頭部
2d,2e 側頭部
10 頭部着用具
20 被覆体
22a 表地部(表面部)
22b 表面部
24a 裏地部(裏面部)
24b 裏面部
28,30 縁部
40 装着具
42 カチューシャ(円弧状部材、湾曲部材)
42a,42b 端部(両端部)
42c 湾曲部
44 差込部材
46 櫛歯(突起状部材)
48 基部(湾曲部材)
48a,48b 端部(両端部)
48c 湾曲部
52a,52b 牽引部
M 中間

Claims (10)

  1. 頭部のうちの少なくとも一部の領域を露出させつつ頭部の少なくとも一部の領域を被覆可能とされ、頭部を装う被覆体と、
    前記被覆体に取り付けられ、前記被覆体を頭部に着用させるための装着具とを有し、
    頭部の外周に沿って一方の側頭部から他方の側頭部へと至る部分の一部又は全部に亘り、前記被覆体を着用可能とされ、
    前記装着具が、円弧状の湾曲部が形成された弾性部材である円弧状部材を有し、
    前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間に位置するように、前記被覆体に取り付けられ、
    前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間から外れた位置に配置されて、前記被覆体に取り付けられ、
    前記被覆体は、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側に位置する第一構成部及び後頭部側に位置する第二構成部により構成され、前記第一構成部及び前記第二構成部の形状が異なっていることを特徴とする頭部着用具。
  2. 頭部のうちの少なくとも一部の領域を露出させつつ頭部の少なくとも一部の領域を被覆可能とされ、頭部を装う被覆体と、
    前記被覆体に取り付けられ、前記被覆体を頭部に着用させるための装着具とを有し、
    前記装着具が、円弧状の湾曲部が形成された弾性部材である円弧状部材とされ、
    前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間に位置するように、前記被覆体に取り付けられ、
    前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間から外れた位置に配置されて、前記被覆体に取り付けられ、
    前記円弧状部材は、両端部が近接する方向に付勢力が作用するものであり、
    前記円弧状部材は、両端部が両側の側頭部を挟持するように頭部に装着可能とされ、
    頭部の外周に沿って一方の側頭部から他方の側頭部へと至る部分の一部又は全部に亘り、前記被覆体を着用可能とされ、
    前記被覆体は、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側に位置する第一構成部及び後頭部側に位置する第二構成部により構成され、前記第一構成部及び前記第二構成部の形状が異なっていることを特徴とする頭部着用具。
  3. 頭部のうちの少なくとも一部の領域を露出させつつ頭部の少なくとも一部の領域を被覆可能とされ、頭部を装う被覆体と、
    前記被覆体に取り付けられ、前記被覆体を頭部に着用させるための装着具とを有し、
    前記装着具が、複数の突起状部材を1又は複数の列をなすように並列配置させ、前記突起状部材を頭髪に差し込み可能とされた差込部材とされ、
    頭部の外周に沿って一方の側頭部から他方の側頭部へと至る部分の一部又は全部に亘り、前記被覆体を着用可能とされ、
    前記装着具が、円弧状の湾曲部が形成された弾性部材である円弧状部材を有し、
    前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間に位置するように、前記被覆体に取り付けられ、
    前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間から外れた位置に配置されて、前記被覆体に取り付けられ、
    前記被覆体は、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側に位置する第一構成部及び後頭部側に位置する第二構成部により構成され、前記第一構成部及び前記第二構成部の形状が異なっていることを特徴とする頭部着用具。
  4. 頭部のうちの少なくとも一部の領域を露出させつつ頭部の少なくとも一部の領域を被覆可能とされ、頭部を装う被覆体と、
    前記被覆体に取り付けられ、前記被覆体を頭部に着用させるための装着具とを有し、
    前記装着具が、円弧状の湾曲部が形成された弾性部材である円弧状部材と、複数の突起状部材を1又は複数の列をなすように並列配置させ、前記突起状部材を頭髪に差し込み可能とされた差込部材とを備え、
    前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間に位置するように、前記被覆体に取り付けられ、
    前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間から外れた位置に配置されて、前記被覆体に取り付けられ、
    前記円弧状部材は、両端部が近接する方向に付勢力が作用するものであり、
    前記円弧状部材は、両端部が両側の側頭部を挟持するように頭部に装着可能とされ、
    前記円弧状部材により、両側の側頭部を挟むように前記被覆体を着用させつつ、前記差込部材を頭髪に差し込むことにより、前記被覆体を頭部の所定の位置に位置決め可能とされ、
    頭部の外周に沿って一方の側頭部から他方の側頭部へと至る部分の一部又は全部に亘り、前記被覆体を着用可能とされ、
    前記被覆体は、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側に位置する第一構成部及び後頭部側に位置する第二構成部により構成され、前記第一構成部及び前記第二構成部の形状が異なっていることを特徴とする頭部着用具。
  5. 頭部のうちの少なくとも一部の領域を露出させつつ頭部の少なくとも一部の領域を被覆可能とされ、頭部を装う被覆体と、
    前記被覆体に取り付けられ、前記被覆体を頭部に着用させるための装着具とを有し、
    前記装着具が、円弧状の湾曲部が形成された弾性部材である円弧状部材と、複数の突起状部材を1又は複数の列をなすように並列配置させ、前記突起状部材を頭髪に差し込み可能とされた差込部材とを備え、
    前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間に位置するように、前記被覆体に取り付けられ、
    前記円弧状部材が、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側の縁部と後頭部側の縁部との中間から外れた位置に配置されて、前記被覆体に取り付けられ、
    前記円弧状部材は、両端部が近接する方向に付勢力が作用するものであり、
    前記円弧状部材は、両端部が両側の側頭部を挟持するように頭部に装着可能とされ、
    前記差込部材が、前記円弧状部材の延びる方向と交差する方向に前記突起状部材が延びるように、前記被覆体に取り付けられ
    前記被覆体は、前記被覆体を頭部に着用させた状態における前記被覆体の前頭部側に位置する第一構成部及び後頭部側に位置する第二構成部により構成され、前記第一構成部及び前記第二構成部の形状が異なっていることを特徴とする頭部着用具。
  6. 前記装着具が、複数の突起状部材を1又は複数の列をなすように並列配置させ、前記突起状部材を頭髪に差し込み可能とされた差込部材を有し、
    前記被覆体を頭部に着用した状態において、前記突起状部材の一部又は全部が両側の側頭部に近接するように配置可能とされることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の頭部着用具。
  7. 前記装着具が、円弧状の湾曲部が形成された弾性部材である円弧状部材を有し、
    前記円弧状部材は、両端部が近接する方向に付勢力が作用するものであり、
    前記円弧状部材の端部が、前記被覆体に覆われていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の頭部着用具。
  8. 前記装着具が、円弧状の湾曲部が形成された弾性部材である円弧状部材を有し、
    前記被覆体が、前記被覆体を頭部に着用させた状態において表面側に配置される表面部と、裏面側に配置される裏面部とを含む多層構造とされ、
    前記円弧状部材が、前記表面部と前記裏面部との間に配置されることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の頭部着用具。
  9. 前記被覆体が、頭部全体のうち、頭部の外周に沿って一方の側頭部から他方の側頭部に至る領域であって、頭部の外周に沿って前頭部から後頭部に至る領域のうちの一部の領域を被覆可能とするものであることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の頭部着用具。
  10. 前記装着具が、湾曲した形状を有する湾曲部材を備えたものであり、
    前記湾曲部材の両側端部の双方又は一方に、前記湾曲部材の端部を牽引するための牽引部が設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の頭部着用具。
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