JP3232429U - マスク - Google Patents

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秀輝 野村
秀輝 野村
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株式会社ビューティガレージ
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【課題】耳掛け部を用いずに装着することが可能なマスクを提供する。【解決手段】マスク1は、マスク本体2と、マスク本体2の内面においてそれぞれ顔に貼り付け可能な第1粘着層3、第2粘着層4及び第3粘着層5とを有する。第1粘着層3は、内面の左側の端部における上下方向の中央より上側に設けられ、第2粘着層4は、内面の右側の端部における上下方向の中央より上側に設けられ、第3粘着層5は、内面の下側の端部における左右方向の中央に設けられる。【選択図】図1

Description

本考案は、口と鼻を覆うマスクに関する。
一般的なマスクは、例えば下記の先行技術文献に示されるように、微粒子(花粉、細菌等)の通過を阻止する布状部材(不織布等)で形成された本体部と、本体部の左右の端部に取り付けられたゴム紐等の耳掛け部を有する。本体部で鼻と口を覆いながら、左右の耳掛け部を伸ばして耳の根元に引っ掛けると、本体部の左右の端部が耳掛け部の弾性によって耳側に引っ張られて、本体部が顔に装着された状態となる。
実用新案登録第3204068号公報
昨今のウィルス感染症の世界的な拡大により、日常的にマスクを装着することが求められるようになってきている。例えば美容室、美容サロン等で髪や顔に対する施術が行なわれる場合には、施術者と顧客の距離が近くなるため、施術者だけでなく顧客もマスクを装着することが望ましい。
しかしながら、上述した一般的なマスクは、顔の側面から耳の後ろ側にかけて耳掛け部(ゴム紐等)を渡した状態で装着される。そのため、顔の側面に手や物が触れて耳掛け部が引っ張られると、意図せずに本体部が脱落してしまうことがある。例えば美容室等の施術中に顧客がマスクを装着していると、施術者は耳掛け部に触らないように注意しながら施術を行わなければならない。美容師がカットを行う際に耳掛け部が邪魔になり、耳回りの髪の毛を充分にカットが出来ない場合がある。また、洗髪や髪染めの際、耳掛け部が水で濡れたり薬剤で汚れたりしないようにする必要もある。そのため、耳掛け部が施術の邪魔になるという問題がある。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、耳掛け部を用いずに装着することが可能なマスクを提供することにある。
本考案の一つの態様に係るマスクは、マスク本体と、前記マスク本体の内面においてそれぞれ顔に貼り付け可能な第1粘着層、第2粘着層及び第3粘着層とを有し、前記第1粘着層が、前記内面の左側の端部における上下方向の中央より上側に設けられており、前記第2粘着層が、前記内面の右側の端部における上下方向の中央より上側に設けられており、前記第3粘着層が、前記内面の下側の端部における左右方向の中央に設けられている。
好ましくは、上記マスクは、前記マスク本体の前記内面における上側の端部に設けられ、左右方向に延びた帯状の形状を持ち、鼻の形に合わせて形状を保持することが可能な形状保持部材を有し、前記第1粘着層が、前記内面において前記形状保持部材の左端よりも左側に設けられており、前記第2粘着層が、前記内面において前記形状保持部材の右端よりも右側に設けられている。
好ましくは、前記第1粘着層及び前記第2粘着層の少なくとも一部が、前記内面において前記形状保持部材の上下方向の位置よりも下側に設けられている。
好ましくは、前記マスク本体は、左右方向に延びた複数のプリーツを持ち、前記第1粘着層及び前記第2粘着層が、前記内面において上下方向の最も上側の前記プリーツと前記マスク本体の上端との間に設けられている。
好ましくは、前記第3粘着層が、前記内面において上下方向の最も下側の前記プリーツと前記マスク本体の下端との間に設けられている。
本考案によれば、耳掛け部を用いずに装着することが可能なマスクを提供できる。
図1は、本実施形態に係るマスクの一例を示す図である。 図2は、図1に示すマスクを顔に装着した状態を図解した図である。
以下、本実施形態に係るマスクについて図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るマスクの一例を示す図であり、人の顔に触れる側から見た図である。図1に示すマスク1は、マスク本体2と、マスク本体2の内面(顔に触れる側の面)においてそれぞれ顔に貼り付け可能な3つの粘着層(第1粘着層3、第2粘着層4、第3粘着層5)と、鼻の形に合わせて形状を保持することが可能な形状保持部材6とを有する。
マスク本体2は、花粉、埃、大気中の微粒子、細菌、ウィルス等の通過を阻止する布状部材(不織布等)により形成される。マスク本体2は、例えば不織布等のフィルター機能(粒子捕集機能)を持った複数の布状部材を多層に重ねて形成される。図1において横方向に延びる複数の太い破線は、多層に重ねられた複数の布状部材が圧着等により接合された箇所を示す。
図1の例において、マスク本体2は、左右方向に延びた複数のプリーツ11〜15を持つ。マスク本体2は、全てのプリーツ11〜15を折り畳んだ状態において、左右方向が上下方向に比べて長い矩形の形状を持つ。なお、ここで述べている左右方向と上下方向は、マスク1を装着する人における左右方向と上下方向を示す。
形状保持部材6は、マスク本体2の内面における上側の端部に設けられており、左右方向に延びた帯状の形状を持つ。形状保持部材6は、例えば、適度な硬度と可塑性を持つポリエチレン繊維等の合成繊維やアルミ等の金属により形成される。形状保持部材6は、例えば、マスク本体2の多層に重ねられた布状部材の間に封入される。
第1粘着層3、第2粘着層4、第3粘着層5は、それぞれマスク本体2の内面に設けられる。図1において斜線の範囲で示すように、第1粘着層3は、内面の左側の端部における上下方向の中央より上側に設けられ、第2粘着層4は、内面の右側の端部における上下方向の中央より上側に設けられている。また第3粘着層5は、内面の下側の端部における左右方向の略中央に設けられている。
これらの粘着層(3、4、5)には、例えば人の肌に直接貼り付けて使用することが可能な医療用テープ(両面粘着テープ等)を用いてもよい。粘着層(3、4、5)には、例えばシリコン系粘着剤、アクリル系粘着剤等を用いてもよい。粘着剤による粘着性能を保つため、未使用の粘着層(3、4、5)の表面に剥離紙を貼り付けておき、使用の際に剥離紙を剥がすようにしてもよい。
図1の例において、第1粘着層3は、マスク本体2の内面において形状保持部材6の左端61よりも左側に設けられ、第2粘着層4は、マスク本体2の内面において形状保持部材6の右端62よりも右側に設けられている。
第1粘着層3及び第2粘着層4は、マスク本体2の内面において形状保持部材6の上下方向の位置よりも下側にそれぞれ設けられている。
第1粘着層3及び第2粘着層4は、マスク本体2の内面において上下方向の最も上側のプリーツ11とマスク本体2の上端21との間にそれぞれ設けられている。
第3粘着層5は、マスク本体2の内面において上下方向の最も下側のプリーツ15とマスク本体2の下端22との間に設けられている。
図2は、図1に示すマスク1を顔に装着した状態を図解した図である。
マスク1を顔に装着する場合には、まずマスク本体2の各粘着層(3、4、5)の表面から剥離紙を剥がす。そして、形状保持部材6を鼻の形に合った形状に曲げて鼻梁に当てながら、マスク本体2の上側にある第1粘着層3及び第2粘着層4をそれぞれ顔の左右の頬に貼り付ける。その後、マスク本体2のプリーツ11〜15を図2に示すように上下に広げて顔の下側を覆い、マスク本体2の下側にある第3粘着層5を顎の付近に貼り付ける。
以上説明したように、本実施形態に係るマスク1によれば、マスク本体2の内面に設けられた粘着層(3、4、5)を顔に直接貼り付けることによってマスク本体2が顔に固定されることから、従来のマスクのような耳掛け部を用いることなく顔に装着して鼻と口を覆うことができる。従って、耳掛け部が存在することによる様々な不利益を回避することができる。例えば美容室や美容サロン等において、耳掛け部が施術の邪魔になったり、洗髪の際に水で濡れたり、髪染めの際に薬剤で汚れたりすることを無くすことができる。また、耳掛け部のゴム紐等が耳、顔に当たることによる不快感や痛みを無くすことができる。更に、耳掛け部を付けたり外したりすることが無くなるため、耳飾り(イヤリング等)やイヤホンを付けたままでも使用し易いというメリットがある。
本実施形態に係るマスク1によれば、内面の左側の端部における上下方向の中央より上側に第1粘着層3が設けられ、内面の右側の端部における上下方向の中央より上側に第2粘着層4が設けられ、内面の下側の端部における左右方向の略中央に第3粘着層5が設けられている。これにより、上側の第1粘着層3及び第2粘着層4によってマスク本体2の脱落を防止できるとともに、下側の第3粘着層5によってマスク本体2を顔の近くに密着させ易くなる。また、下側の第3粘着層5を片手でも容易に付けたり外したりできるため、上側の第1粘着層3及び第2粘着層4を顔に貼り付けたままで、下側の第3粘着層5だけを外して容易に飲食等を行うことができる。
本実施形態に係るマスク1によれば、マスク本体2の内面において、形状保持部材6の左端61よりも左側に第1粘着層3が設けられ、形状保持部材6の右端62よりも右側に第2粘着層4が設けられている。これにより、形状保持部材6を鼻の形状に合わせて変形させている途中で、第1粘着層3や第2粘着層4が顔に貼り付いてしまうことを回避し易くなるため、形状保持部材6が設けられたマスク本体2の上側の端部を顔に対して密着させ易くなる。
本実施形態に係るマスク1によれば、マスク本体2の内面において、第1粘着層3及び第2粘着層4の少なくとも一部が形状保持部材6の上下方向の位置よりも下側に設けられている。これにより、マスク本体2の左右の端部では、形状保持部材6の上下方向の位置よりも下側において顔との隙間を生じ難くすることができる。
本実施形態に係るマスク1によれば、マスク本体2の内面において上下方向の最も上側のプリーツ11とマスク本体2の上端21との間に第1粘着層3及び第2粘着層4が設けられている。これにより、第1粘着層3及び第2粘着層4をそれぞれ顔に貼り付けた状態でも、プリーツ11を上下方向へ開くことが可能となる。
本実施形態に係るマスク1によれば、マスク本体2の内面において上下方向の最も下側のプリーツ15とマスク本体2の下端22との間に第3粘着層5が設けられている。これにより、第3粘着層5を顔に貼り付けた状態でも、プリーツ11を上下方向へ開くことが可能となる。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案はこの例にのみ限定されるものではなく、種々のバリエーションを含んでいる。例えば、各プリーツを折り畳んだ状態におけるマスク本体の形状は、図1に示すような矩形に限定されるものではなく、他の形状であってもよい。
1…マスク、2…マスク本体、21…上端、22…下端、3…第1粘着層、4…第2粘着層、5…第3粘着層、6…形状保持部材、61…左端、62…右端、11〜15…プリーツ

Claims (5)

  1. マスク本体と、
    前記マスク本体の内面においてそれぞれ顔に貼り付け可能な第1粘着層、第2粘着層及び第3粘着層とを有し、
    前記第1粘着層が、前記内面の左側の端部における上下方向の中央より上側に設けられており、
    前記第2粘着層が、前記内面の右側の端部における上下方向の中央より上側に設けられており、
    前記第3粘着層が、前記内面の下側の端部における左右方向の中央に設けられている、
    マスク。
  2. 前記マスク本体の前記内面における上側の端部に設けられ、左右方向に延びた帯状の形状を持ち、鼻の形に合わせて形状を保持することが可能な形状保持部材を有し、
    前記第1粘着層が、前記内面において前記形状保持部材の左端よりも左側に設けられており、
    前記第2粘着層が、前記内面において前記形状保持部材の右端よりも右側に設けられている、
    請求項1に記載のマスク。
  3. 前記第1粘着層及び前記第2粘着層の少なくとも一部が、前記内面において前記形状保持部材の上下方向の位置よりも下側に設けられている、
    請求項2に記載のマスク。
  4. 前記マスク本体は、左右方向に延びた複数のプリーツを持ち、
    前記第1粘着層及び前記第2粘着層が、前記内面において上下方向の最も上側の前記プリーツと前記マスク本体の上端との間に設けられている、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のマスク。
  5. 前記第3粘着層が、前記内面において上下方向の最も下側の前記プリーツと前記マスク本体の下端との間に設けられている、
    請求項4に記載のマスク。
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