JP3229166U - マスク - Google Patents

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寛智 萱沼
寛智 萱沼
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高久 弘
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Abstract

【課題】製造における手間を少なくし、製造のコストダウンに寄与し、マスクの装着や着脱を容易にし、理容や美容などの施術を円滑にするマスクを提供する。【解決手段】マスク1はマスク本体2と、顔面Fに対向するマスク本体の内面2aの左右両端周辺に設けた接着部3とを備え、マスク本体は口及び鼻孔を覆うことができる大きさであり、接着部はマスク本体の内面に皮膚用保湿クリーム31を塗付して形成され、顔面に着脱可能に接着する。【選択図】図1

Description

この考案は、耳掛けのないマスクに関するものである。
広く利用されている口や鼻孔を覆うマスクは、長方形状で通気性を有するシートで形成されたマスク本体と、このマスク本体の両側短辺にそれぞれ取り付けた耳掛け紐(耳掛け)を備えている。この種のマスクは、顔面の大きさや耳掛け紐の伸縮性の有無によって紐をかける耳に大きな負担がかかっていた。この負担を軽減するために、例えばマスク本体をポリウレタン製にして全体を伸縮性のあるものにしたものがあるが、負担軽減に限界があった。特に、美容室ではヘアーカット、シャンプー、ヘアーのカラーリング、パーマその他の施術をする場合、感染症、例えば新型コロナウイルスの感染予防のために、顧客がマスクをつけたまま施術をすると、マスクの耳掛け紐が邪魔になり、セットがやりにくく、しかも時間がかかり、さらには不正確になる可能性がある。また、パーマやヘアーのカラーリングをする場合、耳掛け紐に薬剤が付着して耳掛け紐が汚れることがあり、付着した薬剤が肌に触れて肌に悪影響を及ぼす不都合がしばしばある。
上記負担の軽減や不都合の大幅な改善を可能にするマスクとして、特開2006−239382号公報におけるマスク及び実用新案登録第3223201号公報における紐なしマスクが提案されている。
前者のマスクはマスク本体の顔面に相対する面の周縁部に吸盤構造の吸着部を複数設け、マスクの使用時に顔面の鼻及び口の周囲部分へ吸着部を押し当てることにより、上記周囲部分へ着脱自在に吸着させるものである。このため、紐を耳に掛けてマスクを使用する必要がなく、比較的快適な装着が可能となる。
後者のマスクはマスク本体の顔面に相対する面の周辺に粘着層を形成したテープを設け、マスクを上記粘着層により繰り返し顔面に着脱させるため、紐を耳に掛けてマスクを使用する必要がなく、装着時の快適性の向上を図っている。
特開2006−239382号公報 実用新案登録第3223201号公報
上記前者の従来例によると、多数の吸盤構造の吸着部を顔面に対向するマスク本体の内周縁部に間隔を置いて多数設けるため、マスクの製作に手間がかかると共にコスト高になる問題があり、また多くの吸着部を顔面に吸着させて使用するためにマスクの装着や着脱に手間を要する課題がある。
上記後者の従来例によると、粘着層を形成したテープがマスク本体の周辺に設けるので、顔面とマスク周辺の間に間隙ができないため密閉性が向上し、前者の従来例と比較して装着や着脱の課題は多少改善されるものの、マスク周辺に粘着層を形成したテープを設けるので製作に手間とコストがかかる他に、この粘着テープを顔面に貼るので、顔面の皮膚が荒れ、アレルギーにより赤くなりかぶれる課題があり、また、汗や皮脂でテープが顔面に付きにくく、装着や着脱が容易ではない問題があった。テープとして医療用の両面テープが利用されるとしても、顔面の肌荒れの問題は解消されるが、マスクのコストが高くなる欠点がある。
この考案の目的は、製作の手間を少なくし、製作のコストダウンに寄与し、マスクの装着や着脱を容易し、理容や美容などの施術を円滑にすることにある。
この考案に係るマスクの第1の特徴は、マスク本体と、このマスク本体の内面である顔面に対向する面の少なくとも2周辺に設けた接着部とを備えていることにある。上記マスク本体は口及び鼻孔を覆うことができる大きさであり、上記接着部は上記マスク本体の内面に皮膚用保湿クリームを塗付して形成され、かつ上記顔面に離脱可能に接着されるものである。
この考案に係るマスクの第2の特徴は第1の特徴を前提とし、皮膚用保湿クリームがワセリンであることにある。
この考案に係るマスクの第3の特徴は第1又は第2の特徴を前提とし、接着部がマスク本体の左右両側部の内面周辺に設けられていることにある。
この考案に係るマスクの第4の特徴は第1又は第2の特徴を前提とし、接着部がマスク本体の内面の左右及び上下の各両側部周辺に設けられていることにある。
この考案のマスクによれば、耳掛けに代えて皮膚用保湿クリームからなる接着部を用いるので、従来例と比較してマスクの製作の手間を少なくし、製造のコストダウンに寄与することができ、マスクの装着や着脱を容易にすることができ、マスクを耳掛けなしで顔面に装着することが可能であることから理容や美容などの施術を円滑にすることができる。
この考案のマスクの使用状態を示す斜視図である。 この考案のマスクを示す正面図である。 この考案のマスクを示す背面図である。 この考案のマスクのマスク本体を二つ折りした状態を示す拡大側面図である。 この考案のマスクのマスク本体を二つ折りした状態を示す一部切欠拡大側面図である。 この考案のマスクの他の形態を示す正面図である。 この考案のマスクの上記他の形態を示す背面図である。
この考案に係るマスクの一実施形態を図1〜図5を参照して説明する。
この考案の実施形態を示すマスク1は、マスク本体2とこのマスク本体の内面2a、すなわち顔面Fに対向する面に設けてある接着部3とを備えている。
図1〜図3において、マスク1のマスク本体2は通気性を有する織布や不織布からなり、口や鼻孔を覆うことができる大きさに形成されている。織布や不織布を構成する繊維素材はペーパーなどの天然繊維、ポリエチレンなどの合成繊維である。マスク本体2aは、1対のシート状のマスク半体21,21を組み合わせたものである。
図2〜図5に示す両マスク半体21,21は円弧状の一辺を互いに接合して形成したものであり、接合部分2bがマスク本体2の縦中心部である(図2参照)。マスク1が使用されていない状態では、マスク本体2が二つ折りされている。また、マスク1の使用時には、マスク本体2はこれを外側に向かって開くことにより立体形状が形成されている。
図2〜図5において、マスク本体2の内面2aである顔面に対向する面には接着部3をそれぞれ帯状に設けてあり、図2及び図3に示す例ではマスク本体の内面の左右両側部の周辺に設けてある。両接着部3はマスク本体2の内面2aに皮膚用保湿クリーム31を塗付して形成されたものであり、かつ顔面F(図1)に離脱可能に接着するものである。皮膚用保湿クリーム31としてワセリンなどが使用される。
次に、この考案のマスク1の使用方法を図1〜図5に基づいて説明する。
上述したように、二つ折りされているマスク本体2の左右端部を外側に向かって開くと、マスク本体は中央部分の接合部分2bを中心として外側に膨らんで立体形状に形成される。
そして、マスク1を装着予定者の口及び鼻孔をマスク本体2で覆いながら、顔面Fにマスク本体の内面2aを当て、接着部3を外側から顔面に向けて押圧すると、マスク本体は皮膚用保湿クリーム31を通じて上記顔面に接着される。この結果、マスク1は、図1に示すように顔面Fに装着される。
その後、マスク1の装着者に対して口及び鼻孔を覆った状態で、この装着者の理美容などを開始する。
この考案に係るマスクの他の実施形態を図6及び図7を参照して説明する。
マスク11のマスク本体12は1枚の四角形(長方形又は正方形)のシートから構成されている。マスク本体12の内面12aの左右両端部の周辺に接着部13をそれぞれ設けている他に、上下両端部の周辺に接着部14を設けている。接着部13,14はいずれも帯状に形成され、内面12aに皮膚用保湿クリーム131,141を塗付して形成されている。図7に示す例では接着部14はその幅が接着部13より狭く、また両端は接着部13に達していないが、達するようにしても良い。
マスク11の使用時にはマスク本体12の内面12aをマスク装着予定者の顔面に対応させた状態で、マスク本体で口及び鼻孔を覆いながら内面を顔面に押し当てて左右及び上下の接着部13,14を皮膚用保湿クリーム131,141を通じてマスクを顔面に接着させる。その後、マスク11を付けたままで、理美容室などにおいてシャンプーやヘアーのカラーリングなどの施術をする。
図1〜図3及び図6〜図7に示すマスク1,11によれば、耳掛けをなくすと共に、耳掛けに代わる接着部3,13,14は皮膚用保湿クリーム31,131,141をマスク本体2,12の内面2a,12aに塗付して形成するので従来例と比較しマスクの製作の手間が少なく済むと共に製作が容易になり、製作のコストダウンを図ることができ、顔面の皮膚に優しいマスクを提供することができる。接着部3,13,14は皮膚用保湿クリーム31,131,141により形成されているので、顔面Fへの接着や顔面からの着脱が容易になる。皮膚用保湿クリーム31,131,141は汗や皮脂があってもこれらに関係なく顔面に密着することができる。マスク1,11に対して皮膚用保湿クリーム31,131,141を必要時に応じて何回も塗りなおすことにより、マスクの接着機能の長寿命化を維持できる。また、マスク1,11を顔面Fから外した後も、顔面に付着した皮膚用保湿クリーム31,131,141を拭き取れば顔面の肌に及ぼす悪影響を抑制することができる。皮膚用保湿クリーム31,131,141としてワセリンを用いると、このワセリンが顔面Fの肌に密着しやすい素材であるが、従来の粘着テープに比べて肌に与える影響が少なく、肌に弱い顧客に使用することができる。そしてワセリンは比較的に入手し易いため、マスクの製作の容易性に寄与する。
また、例えば理美容室において、顧客に対してヘアーカット、シャンプー、ヘアーのカラーリングなどの施術をする際、マスク1,11には耳掛けがないので、最初から最後までマスクを着けたままの状態で施術を行え、その作業が円滑に行え、そして感染症、例えば新型コロナウイルスの感染防止や他人からの感染の予防を図ることができる。
この考案に係るマスク1,11のマスク本体2,12の形状については、正面四角形及び立体形で説明しているが、これらの形状に限定されない。マスク本体2,12の材質は上述するように不織布など特に問うものではないが、キッチンペーパー又はこのペーパーに同等な素材を用いると、マスク本体に対して皮膚用保湿クリーム31,131,141の塗付が円滑に行える。接着部3,13,14の配置位置は図示するようにマスク本体2,12の上下左右両端部側であっても良いが、左右の両端部側のみでも、上下の両端部側のみでも良い。接着部3,13,14における皮膚用保湿クリーム31,131,141の厚みは、マスク本体2,12が顔面Fである頬の皮膚に密着する程度で良く、指で一塗りする程度で良い。
接着部3,13において、マスク本体2,12の左右両端に配置されている場合、皮膚用保湿クリーム31,131はマスク本体2,12の上下周端辺に達するまで塗付するのが良い。また、接着部14において、皮膚用保湿クリーム141はマスク本体2,12の左右の周端辺に達するまで塗付するのが良い。この場合、接着部3,13の両端部は接着部14の両端部と重ならないようにするのが望ましい。
1,11 マスク
2,12 マスク本体
2a,12a マスク本体の内面
21 マスク半体
3,13 接着部
31,131,141 皮膚用保湿クリーム

Claims (4)

  1. マスク本体と、このマスク本体の内面である顔面に対向する面の少なくとも2周辺に設けた接着部とを備えており、
    上記マスク本体は口及び鼻孔を覆うことができる大きさであり、
    上記接着部は上記マスク本体の内面に皮膚用保湿クリームを塗付して形成されたものであり、かつ上記顔面に着脱可能に接着するものである
    ことを特徴とするマスク。
  2. 皮膚用保湿クリームはワセリンであることを特徴とする請求項1記載のマスク。
  3. 接着部は、マスク本体の左右両側の内面周辺に設けてあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマスク。
  4. 接着部は、マスク本体の内面の左右及び上下の各両側周辺に設けてあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマスク。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022260300A1 (ko) * 2021-06-07 2022-12-15 (주)제너럴네트 비접촉 보습 마스크

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