JP7080948B2 - マスク及びフェイスシールド等に用いられるフレーム具並びに当該フレーム具を有するマスク - Google Patents

マスク及びフェイスシールド等に用いられるフレーム具並びに当該フレーム具を有するマスク Download PDF

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本発明は、マスク及びフェイスシールド等に用いられるフレーム具並びに当該フレーム具を有するマスクに関する。
近年、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、例えば理髪店などを含むさまざまな接客業にて、顧客と従業員双方がマスク及びフェイスシールド等を着用することが求められている。例えば、理髪店では、顧客にマスクを着用してもらいながら理髪する際に、マスクのゴム紐等が耳周りの髪に干渉してしまうため、マスクのフィルタ部分と顔面とをテープ等で張り付けて固定するといった対策が施されている。しかし、その際に生じる手間が作業効率を落とすことが問題となっており、その解決策が早急に求められている。なお、これは理髪店に限らず、マスクのゴム紐を耳に掛けることで作業性が悪くなる業種すべてに適応される問題である。
また、マスクを着用した接客が日常化したことで、例えば上記理髪店などの従業員にもマスクによる問題が生じている。従来のゴム紐等を耳に掛けるタイプのマスクは、着脱が容易であり、取り付け状態も安定しているが、上記理髪店を含む接客業の従業員等にとって、長時間着用していると耳に痛みが生じることが問題となっており、前述した問題と同様に耳にゴム紐等を掛けないタイプのマスクの需要が高まっている。
例えば、特許文献1(特開2015-093036号)に示すような、マスクのゴム紐を首筋部分で係止する係止具を用いた技術によって、整髪する際に、耳周りの髪にマスクのゴム紐が干渉することを解消できる。しかしながら、この技術では、係止具にマスクのゴム紐を係止する手間が生じるため、整髪作業効率を悪化させる結果となる。また、前記従業員等が、係止具が取り付けられたマスクを頭に装着する場合においても、同様の手間が生じる。
また、別の技術として、特許文献2(特開第6175581号)に示すような、マスクのゴム紐を係止して耳の下部近傍で顔を挟持するマスクホルダーを用いた技術がある。この技術によって、マスクホルダーに係止したマスクは手間なく顔に装着できる。しかしながら、特許文献1と同様に、マスクホルダーにマスクを取り付けるという手間が生じる。並びに、その際に、使用者によって上記マスクホルダーをマスク被覆本体に設置する最適な位置が異なるため、使用者自身がその最適な位置を探す手間が生じる。なお、ここで言う最適な位置とは、マスクホルダーを取り付けたマスクを着用した際に、上記マスクホルダーの当該フレーム前方部が鼻と口の間に位置する程度である。また、耳の下部近傍にフレームを設置するため、例えば理髪店でのシャンプーやウエット作業の際に、シャンプー台の首置き部と上記マスクホルダーが接触してマスクがずれ落ちることや、髪が長い人など髪型によってはカットに支障をきたす。
特開2015-093036号公報 特開第6175581号公報
本発明は、マスク装着時にゴム紐やマスク固定具等が、耳を含めた耳周辺の髪及び顔を側面から見て耳を起点としたフェイスラインより後方部分に接触することがなく、マスクを着用しても理髪等の作業性を下げずに着脱を簡便かつスムーズに装着可能にするマスク及びフェイスシールド等に用いられるフレーム具並びに当該フレーム具を有するマスクを提供することにある。
また、本発明は、長時間着用していても耳が痛くならず、マスク固定具等を用いて装着する手間が生じない、上記フレーム具を備えたマスクを提供することにある。
本発明は、マスク及びフェイスシールド等に用いられるフレーム具であって、上記フレーム具は、該フレーム具の後方が開口する略U字形状に形成されてなり、鼻の少なくとも頂部に接触可能に形成されてなる前方保持部と、上記前方保持部に連続する蔓部と、上記蔓部に連続する頬当て部とを備えることを特徴とする。また、上記頬当て部は、少なくとも頬骨辺りに位置する頬と接触可能に形成されており、かつ、上記頬当て部のフレームの断面の厚さが薄肉に形成されており、かつ、該上記頬における所望の接触面積が確保され得る平面もしくは緩やかな曲面形状を有することを特徴とする。また、上記蔓部は、顔面の頬辺りの前面部から側面部に沿って湾曲状に形成されており、かつ、上記前方保持部を鼻の少なくとも頂部に接触させた際に、上記頬当て部が上記頬に接触する長さを有することを特徴とする。
また、本発明は、上に述べたフレーム具を有するマスクであり、該マスク被覆体は少なくとも口と鼻孔を覆うよう形成されており、上記マスク被覆体は、上記フレーム具の少なくとも上記前方保持部と上記頬当て部とに固定されていることを特徴とする。
本発明に係るフレーム具及び当該フレーム具を有するマスクによれば、マスク装着時にゴム紐やマスク固定具等が、耳を含めた耳周辺の髪及び顔を側面から見て耳を起点としたフェイスラインより後方部分に接触することがなく、マスクを着用しながら理髪等の作業性を下げずに着脱を簡便かつスムーズな装着をすることが可能になる。
実施形態1に係るフレーム具の斜視図である。 実施形態1に係るフレーム具にマスク用フィルタを取り付けたマスクの実施例をフレーム内部から示した図である。 実施形態1に係るフレーム具にマスク用フィルタを取り付けたマスクを顔面に装着した状態の図である。(マスク用フィルタ1は透視) 実施形態1に係るフレーム具にマスク用フィルタを取り付けたマスクを片手で着脱する状態を示す図である。 実施形態2に係るフレーム具の斜視図である。 実施形態2に係るフレーム具にマスク用フィルタを取り付けたマスクの実施例をフレーム内部から示した図である。 実施形態2に係るフレーム具にマスク用フィルタを取り付けたマスクを顔面に装着した状態の図である。(マスク用フィルタ1は透視) 変形例1に係るフレーム具の実施例説明図である。 変形例2に係るフレーム具の実施例説明図である。
本発明に係るフレーム具10及び当該フレーム具10にマスク用フィルタ1を取り付けたマスク100は、耳を含めた耳周辺の髪及び顔を側面から見て耳を起点としたフェイスラインより後方部分に接触することなく装着可能とすることを最大の特徴とする。なお、本実施形態に示されるフレーム具10の全体形状および各部の形状は、下記に述べる実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を奏する形状及び寸法の範囲内で変更することができるものである。
[実施形態1]
本実施形態1に係るフレーム具10について、図面を参照して説明する。
図1は本実施形態に係るフレーム具10を示す図であり、図2はフレーム具10にマスク用フィルタ1を取り付けたマスク100を示す図である。図3はマスク100を使用者の顔面に装着した図であり、図4は使用者が片手でマスク100の着脱を行う状態を示す図である。本実施形態1に係るフレーム具10は、図2に示すように、フレーム具10の頬当て部11と前方保持部13に接着または貫通孔に通して取り付けができる専用のマスク用フィルタ1と組み合わせて使用されるものであり、図3に示されるように、フレーム具10の弾性特性によって使用者の顔を頬骨位置にて挟持し装着することで、耳を含めた耳周辺の髪及び顔を側面から見て耳を起点としたフェイスラインより後方部分にマスクが接触することなく、例えば理髪作業等を行う際にマスクを着用しても作業性が低下することがなく着脱を簡便かつスムーズな装着をすることが可能になる。
図1に示されるように、本実施形態1に係るフレーム具10は、後方が開口する略U字形状に形成されたものであり、鼻の少なくとも頂部に接触可能に形成されてなる前方保持部13と、上記前方保持部13に連続し、顔面の頬辺りの前面部から側面部に沿って湾曲状に形成されてなる蔓部12と、上記蔓部12に連続し、少なくとも頬骨辺りに位置する頬と接触可能に形成されてなる頬当て部11とが設けられている。蔓部12は、前方保持部13を鼻の少なくとも頂部に接触させた際に、頬当て部11が上記頬に接触する長さを有し、これにより、耳を含めた耳周辺の髪及び顔を側面から見て耳を起点としたフェイスラインより後方部分にマスクが接触せずに装着できる。また、このように形成されたフレーム具10の左右両側の頬骨当て部13の距離は、使用者の顔面の上記頬位置での幅より狭く形成されている。
前方保持部13は、鼻の頂部のラインに沿った山形状に形成されていることが好ましい。これにより、前方保持部13のフレームは鼻の頂部全体に接触するため、鼻の頂部に掛かる圧力が分散される。また、フレーム具10を顔面に装着した際に、蔓部12のフレームと使用者の顔面の頬辺りの前面部から側面部に沿ったラインとの間に若干の余裕が持てる寸法であることが好ましい。ここで言う若干の余裕とは、フレーム具10を顔面に装着した際に、蔓部12が上記前面部から側面部に沿ったラインに圧力を掛かることなく、密着または密着せずに、前方保持部13と頬当て部11とを最短距離で結ぶ寸法の程度を意味する。これにより、蔓部12が使用者の顔面を上記側面部にて挟持してしまうことで、頬当て部11が顔を頬骨位置にて挟持する力が分散されることを防ぎ、かつ、蔓部12と上記前面部との間に反発力が生じてしまうことで、前方保持部13を鼻の少なくとも頂部に接触させることができず、フレーム具10を顔面に固定できないことを防ぐ。
本実施形態1に係るフレーム具10は、外圧に対して変形し易い可とう性と該変形から復元する弾性特性を有する素材を用いて全体が構成され、具体的には、プラスチック材質や樹脂材質、金属材質が考えられる。また、フレーム具10は、該フレーム全体を通してなるべく同一な素材かつなるべく均一な厚さで構成されることが好ましい。ここで言うなるべく同一な素材とは、フレーム具10の該フレーム全体が1種類の素材若しくは頬当て部11及び前方保持部13における肌との接触部分のみ異なる素材を意味する。上記接触部分のみ異なる素材を用いる際は、弾力性のあるシリコン素材やスポンジ素材が好ましく、これにより、フレーム具10から顔面に掛かる圧力を分散できる。一方、なるべく均一な厚さとは、フレーム具10の断面形状が局所的に異なる寸法ではないことを意味する。これらにより、フレーム具10を外側方向に広げた際に、フレームの特定部で屈折せずにフレーム全体でしなることが期待できるため、強度と弾性力を両立しつつ最大限軽量化した断面寸法に設計することが可能となる。フレーム具10全体の重量がより軽量であることで、使用者の顔面を挟持する力はより弱く設計でき、かつ、前方保持部13から鼻の少なくとも頂部に掛かる重量も最小限になるため、マスク装着時にマスク100と顔面との接触部分にて発生する違和感を軽減できる。
本実施形態1に係るフレーム具10の断面形状は円形や長方形などどのようなものでも、適正な弾性力、及び肌とフレーム具10が接触する箇所に適度な圧力を発生されるものであれば良い。適正な弾性力および強度とは、使用者が装着時に痛みを感じず、かつ、マスク100を着用しながら顎を動かしてもフレーム具10が顔面からずれ落ちることなく安定して固定されるような力の程度である。また、左右の頬当て部11の距離も上記弾性力に影響を及ぼす。一方、適度な圧力とは、マスク100を顔面に装着しても装着跡が残らず、かつ前述したとおりマスク100を安定して顔面に固定できるような力の程度である。また、頬当て部11と頬骨辺りに位置する頬との接触面積も上記圧力に影響を及ぼす。頬当て部11は、該フレームの断面の厚さが薄肉に形成されており、かつ、該上記頬における所望の接触面積が確保され得る平面もしくは緩やかな曲面を形成する。これにより頬当て部11が挟持する力を分散させることが可能となる。また、前述したとおり、上記頬当て部11の肌との接触部分に弾性力のある素材を取り付けても良く、その際は、該上記断面の厚さが薄肉である必要はない。このフレーム具10の素材、及び、左右の頬当て部11の距離の設定により、上記弾性力に適したフレーム10の断面形状を設計すれば良い。
図2に示されるように、マスク用フィルタ1は、その内側上端部にフレーム具10が取り付けられている。マスク用フィルタ1は、フレーム具10の少なくとも左右両側の頬当て部11及び前方保持部13の3か所に固定されており、かつ、フレーム具10の左右両側の頬当て部11にかけて接着できる寸法である。これにより、マスク用フィルタ1が自身の形状を維持しやすい立体的な構造を形成するため、咳やくしゃみ等の口からの風圧によってマスク用フィルタ1が捲れ上がることがなくなる。
マスク用フィルタ1の素材は、装着時に適切な形状維持力を持って口と鼻孔を覆いつつ、顎を動かしてもフレーム具10が顔面からずれないものであれば良い。ここで言う適切な形状維持力とは、通常のマスク装着時に加え、咳やくしゃみ、外部からの風といった風圧を受けた際に、マスク用フィルタ1が使用者の口と鼻孔を覆い続けるような強度の程度である。具体的なマスク用フィルタ1の素材としては、ポリウレタン材質や紙、硬質な布が考えられる。一方で、例えば紙や硬質な布といった伸縮性のない素材を選択した場合には、マスク着用時に顎を動かしてもマスク用フィルタ1が顎の下方に接触しない寸法に設計する必要がある。また、本実施形態1に係るフレーム具10に対するマスク用フィルタ1の取り付け手法や取り付け位置も上記形状維持力に影響を及ぼす。具体的には、接着剤等を用いて接着する方法や、圧着加工、マスク用フィルタ1の上端部に数か所の開口部または筒状の形状を形成しフレーム具10を貫通させて固定する方法が考えられる。このマスク用フィルタ1の取り付け手法や寸法形状によって、上記形状維持力に適した素材を選択すれば良い。
図3に示されるように、本実施形態1に係るフレーム具10を有するマスク100を顔面に装着する際は、左右両側の頬当て部11の距離を広げることによりフレーム具10に弾性力が発生し、その弾性力によってフレーム具10が顔面の頬骨位置にて固定される。上記頬骨位置にて固定されることにより、マスクが顔からずれ落ちることがなく、長時間着用しても顔面に痛みが発生することはない。
上記のようなマスク100の構造及び使用方法により、マスク使用者は耳周りの髪に干渉することがなく、顔面から上記マスク100がずれ落ちることなく安定して着用できるため、マスクを着用しながら理髪等を受けることが可能になる。また、本実施形態1に係るフレーム具10によれば、上記フレーム具10に予めマスク及びフェイスシールド等の被覆体が取り付けられた状態で使用できるため、既存品のマスクに別の何か専用のマスク固定具等を取り付けるといった手間を必要とせず、理髪作業効率を落とすことが無くなる。また、図4に示されるように、マスクの着脱の際に、上記前面保持部13を手でつまむことで、片手のみでマスクの着脱が可能であるため、マスクの着脱が簡便かつスムーズである。
[実施形態2]
ついで、本発明に係るフレーム具10及びマスク100がより快適に顔面に固定されやすい実施形態2について説明する。
図5に示されるように、図1のフレーム具10に対して、本実施形態2に係るフレーム具10は、蔓部12から前方にかけて鼻と口の間に前方保持部13が位置するよう湾曲した形状をなしている。図6は本実施形態2に係るフレーム具10にマスク用フィルタ1を取り付けたマスク100を示す図である。図6より、前方保持部13の形状は、本実施形態1に係るマスク用フィルタ1と同様の形状を維持できるよう、マスク用フィルタ1の内側ラインに沿って湾曲している。図7は本実施形態2のマスク100を顔面に装着した図である。頬当て部11は顔面の頬骨辺りの頬で接触し、前方保持部13は使用者の鼻と口の間を接触せず通過し、マスク用フィルタ1の上部が鼻の少なくとも頂部に接触している。本実施形態1と異なり、本実施形態2に係るフレーム具10の前方保持部13が上記鼻に接触せず、柔軟特性を有したマスク用フィルタ1が上記鼻に接触するため、マスク装着時の鼻に対する違和感がより減少する。
以上、前述した本実施形態1と異なる点を除いた、本実施形態2に係るフレーム具10及びマスク用フィルタ1の材質や形状、弾性力に関しては、本実施形態1にて述べた通りのものを選択すれば良い。
以上、本発明の好ましい実施形態例について説明したが、本発明の技術的範囲は上記の実施形態の記載に限定されるものではない。例えば、フレーム具10に飛沫感染対策や防塵として用いられるフェイスシールド用のフィルタを接着して使用することや、日焼け防止に用いるフェイスカバー用の布生地を取り付けて着用することも可能である。上記実施形態例には様々な変更・改良を加えることが可能であり、そのような変更または改良を加えた形態のものも本発明の技術的範囲に含まれる。
変形例
[変形例1]
ついで、本発明に係るマスク100の工業上生産性を向上させる変形例1について説明する。
図8に示されるように、本変形例1に係るマスク100は、図2に示すフレーム具10とマスク用フィルタ1が一体化構造を成す形状である。マスク装着時に人の顔面を頬骨位置にて挟持し鼻に接触して固定する装着方法は本実施形態1と同様であり、頬当て部11は顔面の頬骨辺りに位置する頬に、並びに前方保持部13は使用者の鼻の少なくとも頂部にそれぞれ接触する。マスク用フィルタ1がフレーム具10と同じ素材で構成されるため、生産時の処理工程数が本実施形態1に係るマスクよりも少なく製造可能となる。
[変形例2]
ついで、本発明に係るフレーム具10の持ち運びが容易になる変形例2について説明する。
図9に示されるように、図1の前方保持部13の中心位置で、フレーム具を左右フレームに分割し、一方のフレームの前方保持部13の側端部に円筒形状の接合部13-aを設け、もう一方のフレームの前方保持部13側端部を上記円筒形状の穴部に収まる寸法の円柱形状の接合部13-bを設けて、両者を結合することで折り畳みが可能となり、持ち運びが容易になる。また、装着時は、左右両フレームの前方保持部13の側端部が接触するまで折り畳んだフレーム具10を広げることで、図1に示されるようなフレーム具10を顔面に装着する際と同様に取り扱うことができる。
本発明に係るマスクは、美容院等でマスクをしながら施術を受ける用途として使用できるほか、飛沫感染対策等の一般用や、スポーツ時の日焼け対策、医療用、実験室用などあらゆる用途に対応することができる。
1 マスク用フィルタ
2 フェイスシールド用フィルタ
10 フレーム具
11 頬当て部
12 蔓部
13 前面保持部
13-a 円筒形状の接合部
13-b 円柱形上の接合部
100 マスク

Claims (2)

  1. マスク及びフェイスシールド等に用いられるフレーム具であって、
    前記フレーム具は、該フレーム具の後方が開口する略U字形状に形成され、かつ、耳を起点としたフェイスラインまたは該フェイスラインより前方部分までの長さを有してなり、
    鼻の少なくとも頂部に接触可能に形成されてなる前方保持部と、
    前記前方保持部に連続する蔓部と、
    前記蔓部に連続する頬当て部とを備え、
    前記頬当て部は、
    少なくとも頬骨辺りに位置する頬と接触可能に形成されており、かつ、該前記頬における所望の接触面積が確保され得る平面もしくは緩やかな曲面形状であって、該頬当て部の左端部と右端部との距離は、顔面の頬辺りの左側面部と右側面部との距離より狭く形成されており、頬当て部の距離を広げることにより前記フレーム具に弾性力が発生し、その弾性力によって前記フレーム具が顔面の頬骨位置にて固定され、
    前記蔓部は、
    顔面の頬辺りの前面部から側面部に沿って湾曲状に形成されており、かつ、前記前方保持部を前記鼻の少なくとも頂部に接触させた際に、前記頬当て部が前記頬に接触する長さを有することを特徴とするフレーム具。
  2. 請求項1に記載のフレーム具を有するマスクであり、
    マスク被覆体は少なくとも口と鼻孔を覆うよう形成されており、
    前記前方保持部は、前記鼻の頂部のラインに沿った山形状に形成されている
    ことを特徴としたマスク。

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