JP3233169U - 衛生マスク用サポート部材 - Google Patents

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秋公 池田
秋公 池田
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大成産業有限会社
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【課題】通常の平型マスクやプリーツ状マスクであっても、マスクと顔面間に空間を生じさせることが可能であり、しかも、衛生マスクとサポート部材の下方へのずれ落ちを防止することが可能な衛生マスク用サポート部材を提供する。【解決手段】衛生マスク用サポート部材1は、鼻及び口を覆う衛生マスク2の内面側に装着され、外縁の上端側は鼻に当接させるとともに、中央部は口と離間するように凹面状に形成され、かつ、複数の通風孔1aが形成され、鼻に当接する部位に鼻パッド部1bを形成する。【選択図】図1

Description

本願考案は、衛生マスクと着用者の顔面の間に介在されて使用される衛生マスク用サポート部材に関する。
着用者の鼻と口を覆うことにより、着用者の唾、鼻水などの体液からなる飛沫の飛散を防止したり、細菌やウイルスの侵入を防止する衛生マスクが広く用いられている。この衛生マスクは、不織布や綿織物により平型に構成したもの、或いは前面をプリーツ状に構成したものが一般的である。このような衛生マスクは、両端のループを両耳にかけることによりマスク本体を顔面に密着させて使用に供されるが、そのために息苦しさを生じたり、マスクへ口紅などの化粧品が付着する問題があった。
そこで、実開昭53−110794号公報(特許文献1)に開示されているように、マスクを人の顔の形に合わせて立体的に縫製したり、立体形状を維持するために可撓性を有する枠材を内部に設ける提案がなされている。また、特開2009−72522号公報(特許文献2)に開示されているように、衛生マスクと着用者の顔面の間に介在されて使用されるメッシュ状のドーム型のアダプターも提案されている。
実開昭53−110794号公報 特開2009−72522号公報
しかしながら、特許文献3に開示されたマスクは、立体的に縫製したり、枠材を内部に設けるため製造コストが嵩む問題を生じ、さらに、洗濯して再使用することもができない問題があった。また、特許文献4に開示されたドーム型のアダプターは、線材をメッシュ状に構成しているので製造工程が複雑であり、しかも製造コストが高騰する問題がある。
さらには、衛生マスクと着用者の顔面の間に介在されるように、メッシュ状のドーム型のアダプターを着用者の顔面に装着したとき、アダプターの重量によって下方にすれ落ちてしまうことから、衛生マスクとして必要な、飛沫の飛散の防止や、細菌やウイルスの侵入を防止する機能が阻害される問題があった。
本考案の課題は、上述した問題点に鑑み、通常の平型マスクやプリーツ状マスクであっても、マスクと顔面間に空間を生じさせることが可能であり、しかも、衛生マスクとサポート部材の下方へのすれ落ちを防止することが可能な衛生マスク用サポート部材を提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案による衛生マスク用サポート部材は、鼻及び口を覆う衛生マスクの内面側に装着され、外縁の上端側は前記鼻に当接させるとともに、中央部は前記口と離間するように凹面状に形成され、かつ、複数の通風孔が形成され、前記鼻に当接する部位に鼻パッド部を形成することを要旨としている。
また、前記サポート部材は、可撓性を有する樹脂から形成され、前記口に対応する部位を除く内面の外縁に滑り止め部を設けることが望ましい。
本考案の衛生マスク用サポート部材によれば、中央部が口と離間するように凹面状に形成しているので、顔面に衛生マスクを装着しても、口と衛生マスクとの間に空間が生ずるので、息苦しさを解消しながら飛沫の飛散の防止や、細菌やウイルスの侵入を防止することができる。しかも、サポート部材の鼻に当接する部位に鼻パッド部を形成しているので、衛生マスクとサポート部材の下方へのすれ落ちを防止することができる。
また、サポート部材が可撓性を有する樹脂から形成されているので、装着する顔面に馴染ませることが可能なことから、装着時に痛みを与えることが防止できる。しかも、口に対応する部位を除く内面の外縁に滑り止め部を設けることにより、顔面に馴染んで装着したとき、サポート部材の滑り止め部と顔面との間で摩擦が生じて、衛生マスクとサポート部材の下方へのすれ落ちの防止を助長させることができる。
本考案による衛生マスク用サポート部材を示す正面図である。 サポート部材を装着した状態を示す説明図である。 サポート部材を装着した状態を示す上面図である。 サポート部材を装着した状態を示す側面図である。
本考案による衛生マスク用サポート部材は、鼻及び口を覆う衛生マスクの内面側に装着され、外縁の上端側は前記鼻に当接させるとともに、中央部は前記口と離間するように凹面状に形成され、かつ、複数の通風孔が形成され、前記鼻に当接する部位に鼻パッド部を形成している。
以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例について説明する。図1は、本考案による衛生マスク用サポート部材1を示している。サポート部材1は、薄板状の樹脂から形成され、着用者10の顔面の鼻11および口12付近を覆うような略楕円状としている。そして、口12に対応する部位に形成された略円環状のフレームの上下左右と外縁のフレームとを連結するフレームが形成され、これらの各フレームの間と略円環状のフレームには、各々通風孔1aが形成されている。また、サポート部材1の中央部は、口12付近と離間するよう形成することにより、全体としては凹面状に形成されている。
さらに、サポート部材1の鼻11に当接する部位には、鼻パッド部1bが形成されている。この鼻パッド部1bの内側の幅は、鼻柱に多少食い込むくらいに設定することによりって、後述する衛生マスク2とサポート部材1が下方にすれ落ちることが防止される。また、サポート部材1の下端側は、着用者10の顎に当接するようになっている。
このようなサポート部材1は、例えば、ポリエチレン樹脂、塩化ビニール樹脂等の可撓性を有し、好ましくは若干の弾性を有する合成樹脂から形成される。サポート部材1は顔面に直接接触することから、人体に無害と言われるシリコン樹脂を使用することが望ましい。また、サポート部材1の内面には、口12に対応する部位を除く外縁に滑り止め部1cを設けることが望ましい。滑り止め部1cとしては、表面に多数の突起を設けることや、梨地加工を施す他、内面を滑らかに形成して顔面に吸着させるなど、顔面に対して滑り難い周知に手段を適宜採用しても良い。
次に、上述したサポート部材1の使用方法について説明する。サポート部材1は、図1に示すように、衛生マスク2の内面に装着する。この衛生マスク2は、不織布や綿織物により平型に構成したもの、或いは前面をプリーツ状に構成したものが適宜使用され、これらの衛生マスク2には、両側に耳掛け部2aが設けられている。そして、衛生マスク2の内面にサポート部材1の凸面側を接合するように装着する。この状態で、着用者10の顔面の鼻11および口12付近を覆うようにして、耳掛け部2aを耳の掛けることにより装着する。このように装着した状態では、中央部が口12と離間するように凹面状に形成され、かつ、複数の通風孔1aが形成されている。
このように装着したとき、衛生マスク2の着用者10の鼻11の鼻柱に鼻パッド部1bを当接させる。鼻パッド部1bは鼻11の鼻柱にやや食い込むように装着されることからサポート部材1の下方への落下が阻止される。一方、サポート部材1の内面には、口12に対応する部位を除く外縁に形成した滑り止め部1cを顔面に接触させることによって滑り難くなり、鼻パッド部1bとともに、下方への落下が阻止される。
サポート部材1が、鼻パッド部1bによって下方へのすれ落ちが防止されると、サポート部材1の外面側に装着された衛生マスク2も下方へのずれ落ちも防止される。また、サポート部材1が着用者10の顔面の鼻11および口12付近を覆うが、サポート部材1には通風孔1aが形成されているので呼吸が容易になる。さらに、サポート部材1が衛生マスク2の形状を保持しているので、着用者10は息を大きく吸い込んだときも、生マスク2が口12に密着して閉塞することが防止できる。
以上、本考案を実施例に基づき具体的に説明したが、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることは言うまでもない。例えば、サポート部材の外形等の形状、及び、通風孔の形状は、衛生マスクの種類や着用者に応じて適宜に変更しても良い。
1 サポート部材
1a 通風孔
1b 鼻パッド部
1c 滑り止め部
2 衛生マスク
10 着用者
11 鼻
12 口

Claims (2)

  1. 鼻及び口を覆う衛生マスクの内面側に装着されるサポート部材であって、
    前記サポート部材は、外縁の上端側は前記鼻に当接させるとともに、中央部は前記口と離間するように凹面状に形成され、かつ、複数の通風孔が形成され、
    前記鼻に当接する部位に鼻パッド部を形成した衛生マスク用サポート部材。
  2. 前記サポート部材は、可撓性を有する樹脂から形成され、前記口に対応する部位を除く内面の外縁に滑り止め部を設けた請求項1に記載の衛生マスク用サポート部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113768223A (zh) * 2021-09-14 2021-12-10 中国福利会国际和平妇幼保健院 一种辅助口罩佩戴的装置及其佩戴方法

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