JP3228102U - マスクカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】不織布等による無地一色のマスクであっても洒落た外観のマスクに見え、さらに抗ウィルスや抗菌性を発揮できるようにした着脱式のマスクカバーを提供する。【解決手段】人の口と鼻を覆うマスク本体と耳に係止される耳掛け紐をマスク本体の左右側部に備えるマスクに対し着脱式で装着されるマスクカバーであって、抗菌性を付与した生地をマスク本体を覆うことができる大きさに裁断し、表面に適宜印刷を施して形成したカバー体生地1と、該カバー体生地1の左右側端近傍に設けたマスクの耳掛け紐を通す縦向きのスリット4、5と、カバー体生地1の左右方向の略中央部に設ける上端から下端に向けた略V状の第一切欠2と下端から上端に向けた略逆V状の第二切欠3と、第一切欠2の略V状と第二切欠3の略逆V状の夫々の縁辺2a、2bと3a、3bを接合しカバー体生地1の略中央部分に形成した略山形の中高の立体部とを備える。【選択図】図2
Description
本考察は、マスクの外面に着脱式で装着するマスクカバーに関する
近時、新型コロナウィルス(以下、ウィルスという)が、地球規模で蔓延し、近年稀に見る人に対する重大なウィルス災害となっており、未だ収束していない。
このウィルスの感染を防ぐために、人が密集しないなどの種々の対応措置が採られているが、マスクをすることが感染防止の第一とされているため、外出時には勿論のこと室内においてもマスクを着用することが日常化している。
ところで、マスクは日々に新しいものに取替えて使用するため、不織布等の低コスト材料で染色なども施さない白色等の無地のものとして価格を抑えたものが殆どである。しかし、毎日着装するマスクが不織布製で白地無地などの外観や体裁では、人が毎日身に付けるものとしては興趣に悖る
しかも不織布製などの低価格のマスクは、単に咳やくしゃみをした時の飛沫を周りに放散させない機能がほぼ全てであるため、医療従事者用の高機能マスクのようにマスク内にウィルスの吸引・侵入を防ぐ機能は備えていない。
しかし、不織布製等の低価格マスクであっても、着脱式のマスクカバーを装着することにより、無地一色の不粋な外観を全く異なる印象の洒落た外観に変え、さらにそのマスクを抗ウィルス機能を備えたものにできれば、元のマスクの利用価値を高めることができる。
そこで本考案は、不織布等による無地一色のマスクであっても洒落た外観のマスクに見え、さらに抗ウィルス性や抗菌性(以下、単に抗菌性という。)を発揮できるようにした着脱式のマスクカバーを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために考案されたマスクカバーは、人の口と鼻を覆うマスク本体と耳に係止される耳掛け紐を前記マスク本体の左右側部に備えるマスクに対し着脱式で装着されるマスクカバーであって、抗菌性を付与した生地を前記マスク本体を覆うことができる大きさに裁断し表面に適宜印刷を施して形成したカバー体生地と、該カバー体生地の左右側端近傍に設けた前記マスクの耳掛け紐を通す縦向きのスリットと、前記カバー体生地の左右方向の略中央部に設ける上端から下端に向けた略V状の第一切欠と下端から上端に向けた略逆V状の第二切欠と、前記第一切欠の略V状と第二切欠の略逆V状の夫々の縁辺を接合し前記カバー体生地の略中央部分に形成した略山形の中高立体部とを備えることを特徴とする。
本考察において、カバー体生地は、抗菌性を付与するために、生地の状態で抗菌剤を含む液に浸漬するが、抗菌剤は塗布や噴霧によって生地に付与してもよい。
前記カバー体生地は、レーザーカットで裁断すると、サイズや形状を、鋏などの刃物による裁断に比べ、自由度が高く任意かつ容易に形成することができる。
前記カバー体生地には、織布、編布、不織布などの柔軟なシート状材料で抗菌剤を保持できるものを使用できるが、ポリエステル等の化学繊維製織布の生地では、低価格、低コストのイングジェットプリンターによる昇華型プリント加工のフルカラープリントが可能になる。そうすると、マスクカバーに無製版で小ロットの様々な文字、図形などの絵柄や模様等のデザインを低コストで容易に形成することができる。
また、カバー体生地は、中央部の上、下部をV状に及び逆V状にカットしてそのカット部を、ウェルダ、接着、縫着などにより接合し、山形状の中高に形成しているから、マスクの立体感に沿った一体感を高めることができる。本考案ではV状、逆V状にカットせず、V状と逆V状にカバー体生地をその生地の裏側で摘み、摘まんだ線に沿って縫合等によって接合し立体化することもできる。
本考察マスクカバーは、抗菌剤を含浸させた生地を前記マスク本体を覆うことができる大きさに裁断し表面に適宜印刷を施してなるカバー体生地に、その左右側端部に前記耳掛け紐を通す縦向きのスリットを設け、さらにそのカバー体生地の左右方向の略中央部に、上端から下端に向けた略V状の第一切欠と下端から上端に向けた略逆V状の第二切欠を設けて前記第一切欠の略V状と第二切欠の略逆V状を夫々に接合し、カバー体生地の略中央部を略山形の中高立体状に形成したから、カバーするマスク本体の着脱性、装着感などの機能を一切損なうことがなく、プリントした図柄などの嗜好を楽しむことができ、しかもマスクが抗ウィルス機能を備えたマスクカバーで補完されることになる。
また、本考案マスクカバーは、両側の縦スリットにマスク側の耳掛け紐を通すだけでマスクと一体化されてマスクに保持させることができ、さらにマスクカバーのマスクへの着脱操作は至って簡単容易であるから、好みに合ったマスクカバーを日々取り替えながら利用できて便利である。
次に図を参照して本考案マスクカバーの実施形態の一例について説明する。
図において、1は例えばポリエステル製生地を、マスク(図示せず)の略正面形状(又は平面形状)に則してレーザーカットや鋏などで裁断したカバー体生地である。カバー体生地1は、その他の繊維による織布や編布、或は不織布であってもよい。また図の例では横長略六角形状にしたが、横長の略長方形状であってもよい。
前記カバー体生地1は、裁断の前、又は裁断の後に、細菌の増殖等を抑えることができる抗菌剤、例えばトリクロサンやトリクロカルバン等を含む液中に浸漬して乾燥させることにより抗菌性が付与されている。
前記カバー体生地1は、広げた平面状態(図1参照)の左右幅における中間部位の上部と下部に、上部には略V状の第一切欠2を、下部には略逆V状の第二切欠3を設けている。
4,5は前記カバー体生地1の左右の側端近くに縦向きに設けた、マスクの耳掛け紐を通すためのスリットである。スリット4とスリット5の上下の端部には略半円状のストッパ4aと5aが形成されている。スリット4,5が裂開するのを防ぐためである。
第一切欠2と第二切欠3、及び左右のスリット4,5を設けたカバー体生地1は、この段階でマスクカバーの表側になる面に適宜の印刷6を施す。この印刷6は、カバー体生地1にポリエステル生地などのようにインクジェットプリントが可能な生地を用いていると、インクジェットプリンターを使った昇華プリント加工によるフルカラープリントを、無製版で製作できる。よってロットの多少に拘わらず、カバー体生地1に所望のデザインによる文字や図形などの印刷6を自由に施すことができる。
上記印刷6がカバー体生地1の表面に施されると、先に形成された略V状の第一切欠2と略逆V状の第二切欠3を、夫々の左右の縁辺2a、2b、及び縁辺3a、3bにおいて、縫製、ノリ接着(通常接着剤)、アイロン接着(熱溶融接着剤)、ウェルダー接着(超音波や高周波による溶着)のいずれかによって接合一体化する。これによってカバー体生地1を、図2に例示するように、生地の中央部が略山形状で中高になった立体状(中高立体部)にすることができる。
上記のようにしてカバー体生地1は、抗菌性が付与され裁断されてから立体化されることにより本考案マスクカバーMCに形成される。
本考案マスクカバーMCは、図示しないマスクを顔に着ける前にそのマスク本体の上に重ね、この状態でマスク本体の左右の耳掛け紐(図示せず)を、右側の紐はマスクカバーMCのスリット4に裏から通しカバーの前面側へ出し、左側の耳掛け紐はスリット5に裏から通しカバーの前面側へ出すことにより、当該マスクの上にそのカバーとして配置される。
上記のように本考案マスクカバーMCは、マスクにその上から被せた形でそのマスクをカバーできるから、当該マスクをその左右の耳掛け紐を左右の耳に引掛けると、マスクに重なって一体状態になったままの姿でマスクに保持される。
本考案マスクカバーMCをマスクから外すには、マスクを外した時に、マスク本体の左右の耳掛け紐を、マスクカバーMCのスリット4,5から抜けば、マスク本体からマスクカバーMCが離れる。
マスクから外した本考案マスクカバーMCは、これを中央部分(接合された第一切欠2と第2切欠3を結ぶ線)において2つ折りすると、図3に示す平面形状の略おむすび形に折畳めるから、この状態でポケットや財布等に収容して保管することができる。
本考案マスクカバーは以上の通りであるから、無地一色で興趣に乏しい不織布製等のマスクを、抗菌性を備えて好みのデザインが施された見映え良好なマスクに変化させることができる。
MC 本考案マスクカバー
1 カバー体生地
2 第一切欠
3 第二切欠
4,5 耳掛け紐用のスリット
6 印刷
1 カバー体生地
2 第一切欠
3 第二切欠
4,5 耳掛け紐用のスリット
6 印刷
Claims (4)
- 人の口と鼻を覆うマスク本体と耳に係止される耳掛け紐を前記マスク本体の左右側部に備えるマスクに対し着脱式で装着されるマスクカバーであって、
抗菌性を付与した生地を前記マスク本体を覆うことができる大きさに裁断し表面に適宜印刷を施して形成したカバー体生地と、該カバー体生地の左右側端近傍に設けた前記マスクの耳掛け紐を通す縦向きのスリットと、前記カバー体生地の左右方向の略中央部に設ける上端から下端に向けた略V状の第一切欠と下端から上端に向けた略逆V状の第二切欠と、前記第一切欠の略V状と第二切欠の略逆V状の夫々の縁辺を接合し前記カバー体生地の略中央部分に形成した略山形の中高立体部とを備えるマスクカバー。 - カバー体生地は、インクジェットプリントができる織布、編布、不織布から選ばれたものである請求項1に記載のマスクカバー。
- カバー体生地の抗菌性は、抗菌剤を含む液体に前記カバー体生地を浸漬して付与した請求項1又は2に記載のマスクカバー。
- カバー体生地のスリットは、上下端部を半円弧状に形成した請求項1〜3のいずれかに記載のマスクカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020002526U JP3228102U (ja) | 2020-06-25 | 2020-06-25 | マスクカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020002526U JP3228102U (ja) | 2020-06-25 | 2020-06-25 | マスクカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3228102U true JP3228102U (ja) | 2020-10-08 |
Family
ID=72665828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020002526U Active JP3228102U (ja) | 2020-06-25 | 2020-06-25 | マスクカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3228102U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022044851A1 (ja) * | 2020-08-30 | 2022-03-03 | インターマン株式会社 | マスク用抗ウイルスカバー |
CN114504147A (zh) * | 2020-11-16 | 2022-05-17 | 织创流行科技控股有限公司 | 以针织物制成的口罩 |
-
2020
- 2020-06-25 JP JP2020002526U patent/JP3228102U/ja active Active
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WO2022044851A1 (ja) * | 2020-08-30 | 2022-03-03 | インターマン株式会社 | マスク用抗ウイルスカバー |
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