JP3226975B2 - 写真処理方法 - Google Patents
写真処理方法Info
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- JP3226975B2 JP3226975B2 JP22120892A JP22120892A JP3226975B2 JP 3226975 B2 JP3226975 B2 JP 3226975B2 JP 22120892 A JP22120892 A JP 22120892A JP 22120892 A JP22120892 A JP 22120892A JP 3226975 B2 JP3226975 B2 JP 3226975B2
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C7/00—Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
- G03C7/30—Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
- G03C7/3017—Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials with intensification of the image by oxido-reduction
- G03C7/302—Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials with intensification of the image by oxido-reduction using peroxides
-
- G—PHYSICS
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- G03C7/30—Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
- G03C7/3046—Processing baths not provided for elsewhere, e.g. final or intermediate washings
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真ハロゲン化銀感光
材料の処理方法に関し、そしてより詳細にはそれらの安
定化に関する。
材料の処理方法に関し、そしてより詳細にはそれらの安
定化に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な写真発色処理方法では、像様露
光された写真ハロゲン化銀カラー感光材料は、発色現像
にかけられて銀及び色素画像の両者を提供し、漂白され
て望ましくない銀画像が取り除かれ、そして定着されて
(さもなければ光の影響下で暗くなるであろう)未露光
の及びまだ感光性であるハロゲン化銀が取り除かれる。
漂白及び定着工程は、単一の漂白定着液に組み合わされ
ることが多い。洗浄もしくは安定化浴を介して材料を処
理することにより、定着剤及びいずれか残留する漂白剤
により生成された可溶性銀錯体を除去することが、一般
的である。通常安定化剤は、色素画像の寿命を増強する
であろう成分を含有する。
光された写真ハロゲン化銀カラー感光材料は、発色現像
にかけられて銀及び色素画像の両者を提供し、漂白され
て望ましくない銀画像が取り除かれ、そして定着されて
(さもなければ光の影響下で暗くなるであろう)未露光
の及びまだ感光性であるハロゲン化銀が取り除かれる。
漂白及び定着工程は、単一の漂白定着液に組み合わされ
ることが多い。洗浄もしくは安定化浴を介して材料を処
理することにより、定着剤及びいずれか残留する漂白剤
により生成された可溶性銀錯体を除去することが、一般
的である。通常安定化剤は、色素画像の寿命を増強する
であろう成分を含有する。
【0003】黒白写真感光材料の分野では、安定化処理
工程において、現像された感光材料が現像されていない
ハロゲン化銀と錯体をつくる化合物と接触して、比較的
光安定性な化合物を生成し、次いでそれが乳剤層に残留
し、かつ洗浄除去されることを必要としない安定化処理
工程が知られている。
工程において、現像された感光材料が現像されていない
ハロゲン化銀と錯体をつくる化合物と接触して、比較的
光安定性な化合物を生成し、次いでそれが乳剤層に残留
し、かつ洗浄除去されることを必要としない安定化処理
工程が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】処理時間を短縮し、写
真処理方法の環境面で好ましくない特徴を低減すること
は常に望ましく、そして本発明は、この課題の解決に向
けられている。
真処理方法の環境面で好ましくない特徴を低減すること
は常に望ましく、そして本発明は、この課題の解決に向
けられている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に従って、像様露
光されたカラー写真ハロゲン化銀感光材料の処理方法で
あって、色素画像が形成された後に写真感光材料が、
0.01〜100g/Lのヨウ化物イオンを含むが定着
主薬は含まない水性安定化溶液で処理されることを特徴
とする、カラー写真感光材料の処理方法を提供する。
光されたカラー写真ハロゲン化銀感光材料の処理方法で
あって、色素画像が形成された後に写真感光材料が、
0.01〜100g/Lのヨウ化物イオンを含むが定着
主薬は含まない水性安定化溶液で処理されることを特徴
とする、カラー写真感光材料の処理方法を提供する。
【0006】ヨウ化物イオンでの処理は、洗浄もしくは
停止浴処理の前に設定してもよく、別法としては、ヨウ
化物イオンを洗浄もしくは停止浴溶液のどちらかに組み
入れてもよい。
停止浴処理の前に設定してもよく、別法としては、ヨウ
化物イオンを洗浄もしくは停止浴溶液のどちらかに組み
入れてもよい。
【0007】本発明の利点としては、処理工程の短縮、
通常必須であるとみなされる特定の浴及び化学物質の削
除及び、従って経費節約並びに周囲環境における処理に
よる影響の低減が挙げられる。
通常必須であるとみなされる特定の浴及び化学物質の削
除及び、従って経費節約並びに周囲環境における処理に
よる影響の低減が挙げられる。
【0008】多量のハロゲン化銀を含むハロゲン化銀材
料(例えば、伝統的な処理用に工夫されたフィルム類及
び紙類)を用いて、本処理方法は、長期間に亘って安定
性を有するような処理された画像担持性材料を提供しな
いかもしれない。しかしながら、若干の適用では、これ
は許容できる。このような適用の具体例は、プリントも
しくはフィルムネガが新聞に画像を提供するのに使用さ
れ、次いで廃棄される新聞写真である。別の具体例は、
例えば走査によって採取するのに十分な長さのデータの
みに画像が必要とされるので、一度画像が電子型で保存
されると写真色素画像は廃棄できるような状況であるだ
ろう。
料(例えば、伝統的な処理用に工夫されたフィルム類及
び紙類)を用いて、本処理方法は、長期間に亘って安定
性を有するような処理された画像担持性材料を提供しな
いかもしれない。しかしながら、若干の適用では、これ
は許容できる。このような適用の具体例は、プリントも
しくはフィルムネガが新聞に画像を提供するのに使用さ
れ、次いで廃棄される新聞写真である。別の具体例は、
例えば走査によって採取するのに十分な長さのデータの
みに画像が必要とされるので、一度画像が電子型で保存
されると写真色素画像は廃棄できるような状況であるだ
ろう。
【0009】ヨウ化物は、無毒性で経費がかからず、そ
して容易に入手可能である。安定化溶液に含有せしめる
ヨウ化物の量は、用途に依存するであろうが、しかし一
般的には、ヨウ化物イオン0.01〜100、好ましく
は0.5〜10g/Lの範囲内であるだろう。
して容易に入手可能である。安定化溶液に含有せしめる
ヨウ化物の量は、用途に依存するであろうが、しかし一
般的には、ヨウ化物イオン0.01〜100、好ましく
は0.5〜10g/Lの範囲内であるだろう。
【0010】数多くの異なる本発明の用途が予期でき
る。或る態様では、画像形成後発色感光材料が漂白さ
れ、そして部分的に定着され、その後にヨウ化物安定化
工程が続く。このような方法は定着時間もしくは定着剤
成分を節約するであろう。すなわち、「部分定着工程」
は、定着時間や定着剤成分の量が本来必要とされるもの
よりも少ないので、不完全定着工程とも言うことができ
る。本発明方法の変法では、画像担持性材料を漂白し、
次いでヨウ化物溶液で直接処理し、従って定着液を完全
に省いてもよい。
る。或る態様では、画像形成後発色感光材料が漂白さ
れ、そして部分的に定着され、その後にヨウ化物安定化
工程が続く。このような方法は定着時間もしくは定着剤
成分を節約するであろう。すなわち、「部分定着工程」
は、定着時間や定着剤成分の量が本来必要とされるもの
よりも少ないので、不完全定着工程とも言うことができ
る。本発明方法の変法では、画像担持性材料を漂白し、
次いでヨウ化物溶液で直接処理し、従って定着液を完全
に省いてもよい。
【0011】別の態様では、ヨウ化物イオンを任意の停
止浴もしくは洗浄溶液に組み入れ、従って全ての最終段
階処理を単一溶液に組み合わせてもよい。
止浴もしくは洗浄溶液に組み入れ、従って全ての最終段
階処理を単一溶液に組み合わせてもよい。
【0012】処理されるカラー写真感光材料は、フィル
ムもしくは紙のいずれのタイプであってもよい。あるい
は、総ハロゲン化銀付着量は、1〜10000もしくは
10〜5000mg/ m2 の範囲であるかもしれないが、
低銀塗布に好ましいハロゲン化銀付着量が1〜200好
ましくは1〜20mg/ m2 の範囲内であるので、恐らく
伝統的な材料に関しては10〜1000mg/ m2 である
かもしれない(すべての付着量を銀で計算した)。感光
材料は乳剤類、増感剤類、カプラー類、支持体類、層及
び添加剤類など(リサーチ・ディスクロージャー(Rese
arch Disclosure ) , 1978年12月, Item 17643, Kennet
h Mason Publications Ltd, Dudley Annex, 12a North
Street, Emsworth、Hants PO10 7DQ, U.K.出版に記載)
を含んで成ってもよい。
ムもしくは紙のいずれのタイプであってもよい。あるい
は、総ハロゲン化銀付着量は、1〜10000もしくは
10〜5000mg/ m2 の範囲であるかもしれないが、
低銀塗布に好ましいハロゲン化銀付着量が1〜200好
ましくは1〜20mg/ m2 の範囲内であるので、恐らく
伝統的な材料に関しては10〜1000mg/ m2 である
かもしれない(すべての付着量を銀で計算した)。感光
材料は乳剤類、増感剤類、カプラー類、支持体類、層及
び添加剤類など(リサーチ・ディスクロージャー(Rese
arch Disclosure ) , 1978年12月, Item 17643, Kennet
h Mason Publications Ltd, Dudley Annex, 12a North
Street, Emsworth、Hants PO10 7DQ, U.K.出版に記載)
を含んで成ってもよい。
【0013】本発明の或る観点は、発色酸化還元増幅処
理方法に関与する。酸化還元増幅処理方法は、例えば、
イギリス特許第1,268,126号、同第1,39
9,481号、同第1,403,418号及び同第1,
560,572号明細書に記載されている。このような
処理方法では、カラー感光材料は現像されて銀画像(ほ
んの少量の銀を含有するかもしれない)を生成し、次い
で酸化還元増幅性溶液(又は組み合わさった現像液−増
幅剤)で処理されて色素画像を形成する。現像液−増幅
剤溶液は、還元剤(例えば、発色現像主薬)、及び触媒
として作用する銀画像の存在下発色現像主薬を酸化する
であろう酸化剤を含む。このような処理方法に用いられ
る写真感光材料は、伝統的なカプラー含有ハロゲン化銀
材料もしくは酸化還元色素放出体を含む画像転写材料で
あってもよい。酸化された発色現像液はカラーカプラー
(一般的に写真感光材料に含まれる)と反応して画像色
素を生成する。生成される色素の量は、伝統的な発色現
像処理方法における場合のように画像中の銀の量よりは
むしろ処理時間又はカラーカプラーの有効性に依存す
る。適する酸化剤の具体例としては、過酸化水素を包含
する過酸化化合物類及び過酸化水素を提供する化合物
類、例えば過酸化水素の付加化合物類、コバルトヘキサ
ミン錯体類を包含するコバルト(III)錯体類並びに過ヨ
ウ素酸塩類が挙げられる。また、このような化合物の混
合物が使用できる。この技術の特定の適用は、塩化銀カ
ラーペーパー、特に低銀レベル用のこのようなペーパー
の処理に際するものである。
理方法に関与する。酸化還元増幅処理方法は、例えば、
イギリス特許第1,268,126号、同第1,39
9,481号、同第1,403,418号及び同第1,
560,572号明細書に記載されている。このような
処理方法では、カラー感光材料は現像されて銀画像(ほ
んの少量の銀を含有するかもしれない)を生成し、次い
で酸化還元増幅性溶液(又は組み合わさった現像液−増
幅剤)で処理されて色素画像を形成する。現像液−増幅
剤溶液は、還元剤(例えば、発色現像主薬)、及び触媒
として作用する銀画像の存在下発色現像主薬を酸化する
であろう酸化剤を含む。このような処理方法に用いられ
る写真感光材料は、伝統的なカプラー含有ハロゲン化銀
材料もしくは酸化還元色素放出体を含む画像転写材料で
あってもよい。酸化された発色現像液はカラーカプラー
(一般的に写真感光材料に含まれる)と反応して画像色
素を生成する。生成される色素の量は、伝統的な発色現
像処理方法における場合のように画像中の銀の量よりは
むしろ処理時間又はカラーカプラーの有効性に依存す
る。適する酸化剤の具体例としては、過酸化水素を包含
する過酸化化合物類及び過酸化水素を提供する化合物
類、例えば過酸化水素の付加化合物類、コバルトヘキサ
ミン錯体類を包含するコバルト(III)錯体類並びに過ヨ
ウ素酸塩類が挙げられる。また、このような化合物の混
合物が使用できる。この技術の特定の適用は、塩化銀カ
ラーペーパー、特に低銀レベル用のこのようなペーパー
の処理に際するものである。
【0014】本処理方法が、非常に低い銀塗布量の材料
に用いられる場合には、漂白工程は全く必要とされず、
そして銀画像の濃度は一般的に無視できる。
に用いられる場合には、漂白工程は全く必要とされず、
そして銀画像の濃度は一般的に無視できる。
【0015】本発明により生成される十分に処理された
材料は、ヨウ化物処理に伴って黄色の色彩を有する傾向
がある(ヨウ化銀は黄色である)。これは、低銀材料で
さえも好ましくないかもしれないが、しかしこれは必ず
しもそうであるとは限らない。ヒトの脳が、極めて重要
なカラーバランスのエラーを非常に迅速に適応させるこ
とが知られている。材料が透明な支持体上に存在し、そ
して透過された光により見ることを意図する場合に加え
て、何の問題もなく、更に極めて明白な最少濃度が許容
できる。明らかに、オリジナルの銀塗布量が少ないほ
ど、ヨウ化物イオンでの処理の際に生成される黄色の色
彩は少ないだろう。
材料は、ヨウ化物処理に伴って黄色の色彩を有する傾向
がある(ヨウ化銀は黄色である)。これは、低銀材料で
さえも好ましくないかもしれないが、しかしこれは必ず
しもそうであるとは限らない。ヒトの脳が、極めて重要
なカラーバランスのエラーを非常に迅速に適応させるこ
とが知られている。材料が透明な支持体上に存在し、そ
して透過された光により見ることを意図する場合に加え
て、何の問題もなく、更に極めて明白な最少濃度が許容
できる。明らかに、オリジナルの銀塗布量が少ないほ
ど、ヨウ化物イオンでの処理の際に生成される黄色の色
彩は少ないだろう。
【0016】イエローキャストは、特定の適用では好ま
しくないと思われるが、それは写真感光材料と共に塗布
されるかあるいは処理工程中に組み入れられる蛍光剤の
存在により補正できる。
しくないと思われるが、それは写真感光材料と共に塗布
されるかあるいは処理工程中に組み入れられる蛍光剤の
存在により補正できる。
【0017】写真感光材料は、単色材料もしくは多色材
料であることができる。多色材料は、3種の主要なスペ
クトル領域の各々に感光性である色素画像形成性単位を
含有する。各単位は、単一乳剤層を含んで成ってもよ
く、又は一定のスペクトル領域に感光性である複数乳剤
層を含んで成ってもよい。画像形成性単位の層を包含す
る感光材料の層は、当該技術分野で既知である様々な順
序で配置できる。
料であることができる。多色材料は、3種の主要なスペ
クトル領域の各々に感光性である色素画像形成性単位を
含有する。各単位は、単一乳剤層を含んで成ってもよ
く、又は一定のスペクトル領域に感光性である複数乳剤
層を含んで成ってもよい。画像形成性単位の層を包含す
る感光材料の層は、当該技術分野で既知である様々な順
序で配置できる。
【0018】典型的な多色写真感光材料は、少なくとも
1つのイエロー色素生成カプラーと組み合わさった少な
くとも1つの青感性ハロゲン化銀乳剤層を含んで成るイ
エロー色素画像形成性単位、及びそれぞれ少なくとも1
つのマゼンタもしくはシアン色素生成カプラーと組み合
わさった少なくとも1つの緑感性もしくは赤感性ハロゲ
ン化銀乳剤層を含んで成るマゼンタ及びシアン色素画像
形成性単位を担持する支持体を含んで成る。材料は更な
る層、例えばフィルター層を含有できる。
1つのイエロー色素生成カプラーと組み合わさった少な
くとも1つの青感性ハロゲン化銀乳剤層を含んで成るイ
エロー色素画像形成性単位、及びそれぞれ少なくとも1
つのマゼンタもしくはシアン色素生成カプラーと組み合
わさった少なくとも1つの緑感性もしくは赤感性ハロゲ
ン化銀乳剤層を含んで成るマゼンタ及びシアン色素画像
形成性単位を担持する支持体を含んで成る。材料は更な
る層、例えばフィルター層を含有できる。
【0019】本発明の或る態様では、処理される感光材
料は、好ましくは少なくとも80%の塩化銀を含んで成
り、より好ましくは少なくとも90%の塩化銀を含んで
成り、そして特に好ましいのは実質的に純粋な塩化銀を
含んで成る写真ペーパー材料である。ハロゲン化銀の総
塗布量は、好ましくは1〜200mg/ m2 、より好まし
くは1〜20mg/ m2 (銀として)である。
料は、好ましくは少なくとも80%の塩化銀を含んで成
り、より好ましくは少なくとも90%の塩化銀を含んで
成り、そして特に好ましいのは実質的に純粋な塩化銀を
含んで成る写真ペーパー材料である。ハロゲン化銀の総
塗布量は、好ましくは1〜200mg/ m2 、より好まし
くは1〜20mg/ m2 (銀として)である。
【0020】処理される写真感光材料及び用いられる処
理溶液は、リサーチ・ディスクロージャー(Research D
isclosure )Item 308119, 1989年12月、Kenneth Mason
Publications, Emsworth, Hants,イギリスより出版、に
記載のいずれかの成分類及び添加剤類なども含有しても
よい。
理溶液は、リサーチ・ディスクロージャー(Research D
isclosure )Item 308119, 1989年12月、Kenneth Mason
Publications, Emsworth, Hants,イギリスより出版、に
記載のいずれかの成分類及び添加剤類なども含有しても
よい。
【0021】
【実施例】以下の例は、本発明を更に理解するために示
す。
す。
【0022】例1 現像液−増幅剤を以下のフォーメーションで生成した。 炭酸カリウム 25.0g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1´−ジホスホン酸 0.6g ジエチルヒドロキシルアミン 5.0g 塩化カリウム 0.35g 4−N−エチル−N−(β−メタンスルホンアミドエチル)− o−トルイジンセスキスルフェート 3.5g 過酸化水素30% 5.0g 水を加えて1Lにした。水酸化ナトリウム溶液でpHを1
0.3に調整した。
0.3に調整した。
【0023】カラー写真塩化銀ペーパーは、総量140
mg/ m2 の銀を含むものを用いた。カプラー分散剤及び
乳剤は、銀付着量を減少したことを除いて、エクタカラ
ー(Ektacolor)(商標)2001ペーパーに用いたもの
と同様であった。一枚のこのペーパーを、露光せずに上
記現像液中で45秒間処理した。次いでペーパーを5%
酢酸溶液に浸漬せしめて更なる現像を防いだ。次いでペ
ーパーを3枚に分割した。1枚をきれいな水道水で5分
間洗浄した。別の2枚をヨウ化カリウム溶液1及び5g
/Lで30分間処理した。次いでこれらのストリップを
つるして、やわらかい光で乾燥させた。
mg/ m2 の銀を含むものを用いた。カプラー分散剤及び
乳剤は、銀付着量を減少したことを除いて、エクタカラ
ー(Ektacolor)(商標)2001ペーパーに用いたもの
と同様であった。一枚のこのペーパーを、露光せずに上
記現像液中で45秒間処理した。次いでペーパーを5%
酢酸溶液に浸漬せしめて更なる現像を防いだ。次いでペ
ーパーを3枚に分割した。1枚をきれいな水道水で5分
間洗浄した。別の2枚をヨウ化カリウム溶液1及び5g
/Lで30分間処理した。次いでこれらのストリップを
つるして、やわらかい光で乾燥させた。
【0024】処理したストリップを高照度退色デバイス
に入れた。これは、必然的にストリップを昼光蛍光性バ
ルブより2インチ(5.08cm)のところに置くことを
意味する。これらのストリップを2時間その位置に置
き、次いで中性反射濃度を測定した。これらのストリッ
プを更に16時間それらの退色位置に戻し、次いで再び
濃度を読み取った。中性濃度(ND)における変化につ
いての結果を、以下に示す。それらは、ヨウ化物溶液で
処理されたこれらのストリップが、焼出しに対して安定
化されることを、明示している。
に入れた。これは、必然的にストリップを昼光蛍光性バ
ルブより2インチ(5.08cm)のところに置くことを
意味する。これらのストリップを2時間その位置に置
き、次いで中性反射濃度を測定した。これらのストリッ
プを更に16時間それらの退色位置に戻し、次いで再び
濃度を読み取った。中性濃度(ND)における変化につ
いての結果を、以下に示す。それらは、ヨウ化物溶液で
処理されたこれらのストリップが、焼出しに対して安定
化されることを、明示している。
【0025】
【表1】
【0026】例2 写真カラーペーパーが総量55mg/ m2 のハロゲン化銀
(銀として)を含み、そして現像剤−増幅剤が過酸化水
素溶液10gを含んだことを除いて、例1の方法を繰り
返した。結果を以下に示した。
(銀として)を含み、そして現像剤−増幅剤が過酸化水
素溶液10gを含んだことを除いて、例1の方法を繰り
返した。結果を以下に示した。
【0027】
【表2】
【0028】例1よりも更に良い結果が得られた。
【0029】
【発明の効果】本発明方法は、処理時間を短縮し、経費
を節約し、そして周囲環境における処理による影響を低
減する。
を節約し、そして周囲環境における処理による影響を低
減する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン リチャード フュソン イギリス国,ロンドン イー9 7エー エス,ハックニー,メイネル クレセン ト 8,トートワース (72)発明者 ピーター ダグラス マースデン イギリス国,ミドルセックス エイチエ ー2 6エイチピー,ノース ハロウ, サウスフィールド パーク 49 (56)参考文献 特開 平1−230044(JP,A) 特開 昭53−23633(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03C 11/00 501 G03C 7/407 501 G03C 7/42
Claims (5)
- 【請求項1】 像様露光されたカラー写真ハロゲン化銀
感光材料の処理方法であって、色素画像が形成された後
に写真感光材料が、0.01〜100g/Lのヨウ化物
イオンを含むが定着主薬は含まない水性安定化溶液で処
理されることを特徴とする処理方法。 - 【請求項2】 画像形成工程に続いて漂白工程及び部分
定着工程があり、その後ヨウ化物溶液での処理工程があ
る請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 画像形成工程に続いて漂白工程があり、
その後ヨウ化物溶液での処理工程がある請求項1に記載
の方法。 - 【請求項4】 ヨウ化物イオンが停止浴に含まれる請求
項1〜3のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項5】 色素画像が酸化還元増幅プロセスにより
形成される請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9118299:8 | 1991-08-24 | ||
GB919118299A GB9118299D0 (en) | 1991-08-24 | 1991-08-24 | Method of photographic processing |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05197113A JPH05197113A (ja) | 1993-08-06 |
JP3226975B2 true JP3226975B2 (ja) | 2001-11-12 |
Family
ID=10700484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22120892A Expired - Fee Related JP3226975B2 (ja) | 1991-08-24 | 1992-08-20 | 写真処理方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5246822A (ja) |
EP (1) | EP0529720B1 (ja) |
JP (1) | JP3226975B2 (ja) |
DE (1) | DE69227657T2 (ja) |
GB (1) | GB9118299D0 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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