JP3226921B2 - 安定なカラー写真プリントの製造方法 - Google Patents
安定なカラー写真プリントの製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、安定な写真カラープリントの製造方法に、
また詳細には、低濃度のハロゲン化銀を含有する写真材
料を用いたこのようなプリントの製造方法に関する。
また詳細には、低濃度のハロゲン化銀を含有する写真材
料を用いたこのようなプリントの製造方法に関する。
写真カラー材料、とりわけカラープリント材料に使用
するハロゲン化銀の量を削減するための提案が数多くな
されてきた。好ましい方法の一つは、いわゆる酸化還元
増幅法を利用するものである。
するハロゲン化銀の量を削減するための提案が数多くな
されてきた。好ましい方法の一つは、いわゆる酸化還元
増幅法を利用するものである。
酸化還元増幅法(redox amplification process)
は、例えば、英国特許第1,268,126号、同第1,399,481
号、同第1,403,418号及び同第1,560,572号明細書に記載
されている。このような方法では、カラー材料を現像し
て(銀を少量だけ含有しうる)銀像を生ぜしめた後、酸
化還元増幅液(または現像剤と増幅剤の混合液)で処理
して色素像を形成させる。現像剤−増幅剤液は、還元
剤、例えば発色現像剤と、触媒として作用する銀像の存
在において発色現像剤を酸化する酸化剤とを含有する。
このような方法に用いられる写真材料は、従来のカプラ
ー含有ハロゲン化銀材料であっても、また酸化還元色素
放出体を含有する画像転写材料であってもよい。酸化さ
れた発色現像剤は、(通常、写真材料中に含まれてい
る)カラーカプラーと反応して画像色素を形成する。形
成される色素の量は、従来の発色現像法の場合はそうで
あるが、画像中の銀量ではなく、カラーカプラーの利用
可能性や処理時間に依存する。適当な酸化剤の例とし
て、過酸化水素や、過酸化水素を与える化合物、例えば
過酸化水素の付加化合物、を含むペルオキシ化合物;コ
バルトヘキサミン錯体を含むコバルト(III)錯体;及
び過ヨウ素酸塩、が挙げられる。また、このような化合
物の混合物を使用してもよい。この技法の特別な用途
は、塩化銀カラーペーパーの処理、とりわけ銀濃度の低
いこのようなカラーペーパーの処理にある。
は、例えば、英国特許第1,268,126号、同第1,399,481
号、同第1,403,418号及び同第1,560,572号明細書に記載
されている。このような方法では、カラー材料を現像し
て(銀を少量だけ含有しうる)銀像を生ぜしめた後、酸
化還元増幅液(または現像剤と増幅剤の混合液)で処理
して色素像を形成させる。現像剤−増幅剤液は、還元
剤、例えば発色現像剤と、触媒として作用する銀像の存
在において発色現像剤を酸化する酸化剤とを含有する。
このような方法に用いられる写真材料は、従来のカプラ
ー含有ハロゲン化銀材料であっても、また酸化還元色素
放出体を含有する画像転写材料であってもよい。酸化さ
れた発色現像剤は、(通常、写真材料中に含まれてい
る)カラーカプラーと反応して画像色素を形成する。形
成される色素の量は、従来の発色現像法の場合はそうで
あるが、画像中の銀量ではなく、カラーカプラーの利用
可能性や処理時間に依存する。適当な酸化剤の例とし
て、過酸化水素や、過酸化水素を与える化合物、例えば
過酸化水素の付加化合物、を含むペルオキシ化合物;コ
バルトヘキサミン錯体を含むコバルト(III)錯体;及
び過ヨウ素酸塩、が挙げられる。また、このような化合
物の混合物を使用してもよい。この技法の特別な用途
は、塩化銀カラーペーパーの処理、とりわけ銀濃度の低
いこのようなカラーペーパーの処理にある。
酸化還元増幅法用の印画紙は、さらに低濃度のハロゲ
ン化銀を用いて製造することができる。その濃度が十分
に低いと、最終プリントにおける現像銀の濃度はほとん
ど気付かない。しかしながら、ある期間が経過すると、
印画紙中に残存する未現像ハロゲン化銀が、外部光によ
る露光が不均一なために、不均一に焼出しする傾向があ
る(すなわち、ハロゲン化銀が還元されて可視銀像にな
る)。この不均一な焼出しは、プリントを見ると気付か
れるようになりがちである。
ン化銀を用いて製造することができる。その濃度が十分
に低いと、最終プリントにおける現像銀の濃度はほとん
ど気付かない。しかしながら、ある期間が経過すると、
印画紙中に残存する未現像ハロゲン化銀が、外部光によ
る露光が不均一なために、不均一に焼出しする傾向があ
る(すなわち、ハロゲン化銀が還元されて可視銀像にな
る)。この不均一な焼出しは、プリントを見ると気付か
れるようになりがちである。
本発明によると、低濃度のハロゲン化銀を含有する写
真カラー材料を使用する写真カラープリントの製造方法
において、 (a)画像形成及び水洗及び/または停止浴処理の後
で、且つ (b)外部光への不均一露光の前に、 プリントを光源に均一に露光して未現像ハロゲン化銀
を均一に焼出させることを特徴とする方法が提供され
る。
真カラー材料を使用する写真カラープリントの製造方法
において、 (a)画像形成及び水洗及び/または停止浴処理の後
で、且つ (b)外部光への不均一露光の前に、 プリントを光源に均一に露光して未現像ハロゲン化銀
を均一に焼出させることを特徴とする方法が提供され
る。
露光は、どの段階で行ってもよく、その後さらに像様
画像形成を行うことができる。これは、例えば現像剤を
水洗で除去した場合、あるいは停止浴で不活性化した場
合である。
画像形成を行うことができる。これは、例えば現像剤を
水洗で除去した場合、あるいは停止浴で不活性化した場
合である。
均一な銀像は、ある期間にわたる焼出しによって普通
に生じた不均一な画像とは対照的に、プリントを見た場
合に気付かれない。不均一な露光が起こる原因は、光条
件の変化、その経緯において別々の時間に画像の異なる
部分が受ける陰影の程度、等である。通常の処理用のラ
ボ配置下では、プリントは通常の室内光条件下で「生産
ライン」から出てきた直後に、顧客へ返却するために包
装される。
に生じた不均一な画像とは対照的に、プリントを見た場
合に気付かれない。不均一な露光が起こる原因は、光条
件の変化、その経緯において別々の時間に画像の異なる
部分が受ける陰影の程度、等である。通常の処理用のラ
ボ配置下では、プリントは通常の室内光条件下で「生産
ライン」から出てきた直後に、顧客へ返却するために包
装される。
好ましい実施態様では、プリントを顧客へ配送する前
に均一露光を行う。プリントを製造するために用いる処
理機械に均一露光手段を内蔵すると便利である。
に均一露光を行う。プリントを製造するために用いる処
理機械に均一露光手段を内蔵すると便利である。
タングステン電球や蛍光灯のような適当に取り付けた
露光手段を使用する処理装置で均一露光を行うことが好
ましい。現像及び/または増幅が完全に起こる前に写真
材料を露光してはならないことは明白である。このよう
な装置は、「Kodachrome」型リバーサルカラーフィルム
を含むリバーサルフィルムの処理で知られており、そこ
では、赤感性層単位及び青感性層単位を別々の光でカブ
らせる。代わりに、最終プリントを単に均一光源下にし
ばらく置いてから包装して顧客へ返却してもよい。
露光手段を使用する処理装置で均一露光を行うことが好
ましい。現像及び/または増幅が完全に起こる前に写真
材料を露光してはならないことは明白である。このよう
な装置は、「Kodachrome」型リバーサルカラーフィルム
を含むリバーサルフィルムの処理で知られており、そこ
では、赤感性層単位及び青感性層単位を別々の光でカブ
らせる。代わりに、最終プリントを単に均一光源下にし
ばらく置いてから包装して顧客へ返却してもよい。
好ましくは、均一露光用の光源は、白熱電球、蛍光
灯、アーク灯もしくは水銀灯、電子フラッシュ光または
太陽光である。均一光への露光時間は、すべての未現像
ハロゲン化銀を銀に還元するに十分でなければならな
い。典型的には、この時間は、0.1〜500秒、好ましくは
1〜100秒、より好ましくは2〜30秒である。最適露光
時間は、実験で決めることができる。
灯、アーク灯もしくは水銀灯、電子フラッシュ光または
太陽光である。均一光への露光時間は、すべての未現像
ハロゲン化銀を銀に還元するに十分でなければならな
い。典型的には、この時間は、0.1〜500秒、好ましくは
1〜100秒、より好ましくは2〜30秒である。最適露光
時間は、実験で決めることができる。
本発明の方法の利点は、画像形成工程のみが必要であ
り、従来必要であった漂白及び/または定着工程を省く
ことができ、使用しなければならない処理タンクが少な
くて済む点である。露光輻射線の提供は安価で且つ非汚
染性であり、また漂白及び/または定着の省略は工程か
ら出る排水量を削減する。
り、従来必要であった漂白及び/または定着工程を省く
ことができ、使用しなければならない処理タンクが少な
くて済む点である。露光輻射線の提供は安価で且つ非汚
染性であり、また漂白及び/または定着の省略は工程か
ら出る排水量を削減する。
好ましくは、画像形成法は、過酸化水素または過酸化
水素を提供する化合物を使用したカラー酸化還元増幅法
である。処理されるカラー写真材料は、いずれの種類の
ものでもよいが、少量のハロゲン化銀を含有することが
好ましい。好ましいハロゲン化銀所要量は、(銀量で)
0.1〜80、好ましくは0.1〜20、特別には0.1〜3mg/m2の
範囲にある。写真材料は、Research Disclosureの1978
年12月、第17643頁(Kenneth Mason出発社(Dudley Ann
ex,12a North Street,Emsworth,Hants P010 7DQ,U.K.)
より刊行)に記載されている乳剤、増感剤、カプラー、
支持体、層、添加物、等を含んで成ることができる。
水素を提供する化合物を使用したカラー酸化還元増幅法
である。処理されるカラー写真材料は、いずれの種類の
ものでもよいが、少量のハロゲン化銀を含有することが
好ましい。好ましいハロゲン化銀所要量は、(銀量で)
0.1〜80、好ましくは0.1〜20、特別には0.1〜3mg/m2の
範囲にある。写真材料は、Research Disclosureの1978
年12月、第17643頁(Kenneth Mason出発社(Dudley Ann
ex,12a North Street,Emsworth,Hants P010 7DQ,U.K.)
より刊行)に記載されている乳剤、増感剤、カプラー、
支持体、層、添加物、等を含んで成ることができる。
好ましい実施態様では、写真材料、樹脂被覆紙支持体
を含んで成り、そして乳剤層は、80%よりも多量、好ま
しくは90%よりも多量の塩化銀を含んで成り、またさら
に好ましくは実質的に純粋な塩化銀から成る。好ましく
は、増幅液は過酸化水素及び発色現像剤を含有する。
を含んで成り、そして乳剤層は、80%よりも多量、好ま
しくは90%よりも多量の塩化銀を含んで成り、またさら
に好ましくは実質的に純粋な塩化銀から成る。好ましく
は、増幅液は過酸化水素及び発色現像剤を含有する。
写真材料は、単色材料であっても、また多色材料であ
ってもよい。多色材料は、スペクトルの主要3領域の各
々に感光性である色素画像形成単位を含有する。各単位
は、スペクトルのある一定領域に感光性である複数の乳
剤層または単数の乳剤層から成ることができる。画像形
成単位の層を含む材料の層は、当該技術分野で知られて
いる各種順序で配置することができる。
ってもよい。多色材料は、スペクトルの主要3領域の各
々に感光性である色素画像形成単位を含有する。各単位
は、スペクトルのある一定領域に感光性である複数の乳
剤層または単数の乳剤層から成ることができる。画像形
成単位の層を含む材料の層は、当該技術分野で知られて
いる各種順序で配置することができる。
典型的な多色写真材料は、少なくとも1種のイエロー
色素生成カプラーを組み合わせて有する少なくとも1種
の青感性ハロゲン化銀乳剤層から成るイエロー色素画像
形成単位と、それぞれ少なくとも1種のマゼンタまたは
シアン色素生成カプラーを組み合わせて有する少なくと
も1種の緑感性または赤感性ハロゲン化銀乳剤層を含ん
で成るマゼンタ及びシアン色素画像形成単位とを担持す
る支持体を含んで成る。写真材料は、フィルター層のよ
うな別の層を含有してもよい。
色素生成カプラーを組み合わせて有する少なくとも1種
の青感性ハロゲン化銀乳剤層から成るイエロー色素画像
形成単位と、それぞれ少なくとも1種のマゼンタまたは
シアン色素生成カプラーを組み合わせて有する少なくと
も1種の緑感性または赤感性ハロゲン化銀乳剤層を含ん
で成るマゼンタ及びシアン色素画像形成単位とを担持す
る支持体を含んで成る。写真材料は、フィルター層のよ
うな別の層を含有してもよい。
好ましくは、本処理は、単一の現像剤/増幅剤工程ま
たは現像剤工程後の増幅剤もしくは現像剤/増幅剤工
程、を本質的に含んで成る。任意ではあるが、水洗工
程、停止工程及び/または乾燥工程を付加してもよい。
たは現像剤工程後の増幅剤もしくは現像剤/増幅剤工
程、を本質的に含んで成る。任意ではあるが、水洗工
程、停止工程及び/または乾燥工程を付加してもよい。
本発明をさらによく理解するために以下の実施例を記
載する。
載する。
実施例1 現像剤増幅剤を以下の配合で調製した。
炭酸カリウム 25 g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1′−ジホスホン酸 0.6 g ジエチルトリアミン5酢酸 0.6 g ジエチルヒドロキシルアミン 5.0 g 塩化カリウム 1.35 g 4−N−エチル−N−(b−メタンスルホンアミドエ
チル) −o−トルイジンセスキスルフェート 3.5 g 過酸化水素30% 10.0 g 水で全体を1リットルにする 水酸化ナトリウム溶液でpHを10.3に調整する 全塩化銀レイダウン55mg/m2(銀量で)を有するカラ
ー写真塩化銀印画紙を使用した。この印画紙の1枚を、
露光せずに、上記の現像剤増幅剤で40℃において30秒間
処理した。その後、その印画紙を5%酢酸停止浴中に差
し込み、現像の進行を防止した。次いで、その印画紙を
2枚に分割した。その一方を、直接日光に5分間暴露し
た。他方のストリップを参照せずに見た場合には、この
プリントのステインは許容できるようであった。他方の
1枚を、和らげられた室内光下に置いた。その後、その
ストリップを、和らげられた光下で吊り下げて乾燥し
た。
チル) −o−トルイジンセスキスルフェート 3.5 g 過酸化水素30% 10.0 g 水で全体を1リットルにする 水酸化ナトリウム溶液でpHを10.3に調整する 全塩化銀レイダウン55mg/m2(銀量で)を有するカラ
ー写真塩化銀印画紙を使用した。この印画紙の1枚を、
露光せずに、上記の現像剤増幅剤で40℃において30秒間
処理した。その後、その印画紙を5%酢酸停止浴中に差
し込み、現像の進行を防止した。次いで、その印画紙を
2枚に分割した。その一方を、直接日光に5分間暴露し
た。他方のストリップを参照せずに見た場合には、この
プリントのステインは許容できるようであった。他方の
1枚を、和らげられた室内光下に置いた。その後、その
ストリップを、和らげられた光下で吊り下げて乾燥し
た。
それらの処理済ストリップを高強度退色装置内に置い
た。すなわち、本質的には、ストリップを点灯した昼光
蛍光灯から50.8mm離して配置し、各ストリップの領域の
半分を1枚の黒色紙で被覆した。ストリップを適当な位
置に2時間保持した後、その中性反応濃度を測定した。
濃度変化の結果を以下に示す。これらの結果は、乾燥が
完了する前に太陽光に露光したストリップは、さらなる
焼出しを受けなかったことを明白に示している。未露光
ストリップは、露光領域においてのみ予備露光ストリッ
プと同じ濃度に到達した。これは、陰になった領域の縁
部において望ましくない濃度段階を残した。
た。すなわち、本質的には、ストリップを点灯した昼光
蛍光灯から50.8mm離して配置し、各ストリップの領域の
半分を1枚の黒色紙で被覆した。ストリップを適当な位
置に2時間保持した後、その中性反応濃度を測定した。
濃度変化の結果を以下に示す。これらの結果は、乾燥が
完了する前に太陽光に露光したストリップは、さらなる
焼出しを受けなかったことを明白に示している。未露光
ストリップは、露光領域においてのみ予備露光ストリッ
プと同じ濃度に到達した。これは、陰になった領域の縁
部において望ましくない濃度段階を残した。
処理 処理後の初期中性濃度 後露光2時間中性濃度 なし 0.14 0.17 太陽光露光 0.17 0.17
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−111844(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03C 7/407 501 G03C 11/00
Claims (9)
- 【請求項1】全塗布重量0.1〜80mg/m2(銀量で)のハロ
ゲン化銀を含有する写真カラー材料を使用する写真カラ
ープリントの製造方法であって、 (a)画像形成並びに水洗及び/または停止浴処理の後
で、且つ (b)外部光への不均一露光の前に、 プリントを光源に均一露光して未現像ハロゲン化銀を均
一に焼出させることを特徴とする方法。 - 【請求項2】プリントを顧客へ配送する前に均一露光を
行う、請求の範囲1記載の方法。 - 【請求項3】均一露光用の光源が、白熱電球、蛍光灯、
アーク灯もしくは水銀灯、電子フラッシュ光または太陽
光である、請求の範囲1または2記載の方法。 - 【請求項4】均一光への露光時間が0.1〜500秒である、
請求の範囲1〜3のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項5】カラープリントが酸化還元増幅法によって
製造されたものである、請求の範囲1〜4のいずれか一
項に記載の方法。 - 【請求項6】漂白工程、定着工程または混合漂白−定着
工程を含まない、請求の範囲1〜5のいずれか一項に記
載の方法。 - 【請求項7】写真カラー材料が、全塗布重量0.1〜20mg/
m2(銀量で)のハロゲン化銀を含有する、請求の範囲1
〜6のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項8】写真カラー材料が、全塗布重量0.1〜3mg/m
2(銀量で)のハロゲン化銀を含有する、請求の範囲7
記載の方法。 - 【請求項9】写真材料のハロゲン化銀が、少なくとも80
%の塩化銀を含んで成る、請求の範囲1〜8のいずれか
一項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9126386.3 | 1991-12-12 | ||
GB919126386A GB9126386D0 (en) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | Method of making stable colour photographic prints |
PCT/EP1992/002850 WO1993012464A1 (en) | 1991-12-12 | 1992-12-10 | Method of making stable colour photographic prints |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06508450A JPH06508450A (ja) | 1994-09-22 |
JP3226921B2 true JP3226921B2 (ja) | 2001-11-12 |
Family
ID=10706130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51060193A Expired - Fee Related JP3226921B2 (ja) | 1991-12-12 | 1992-12-10 | 安定なカラー写真プリントの製造方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5441853A (ja) |
EP (1) | EP0571590B1 (ja) |
JP (1) | JP3226921B2 (ja) |
DE (1) | DE69213715T2 (ja) |
GB (1) | GB9126386D0 (ja) |
WO (1) | WO1993012464A1 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3674490A (en) * | 1968-12-11 | 1972-07-04 | Agfa Gevaert Ag | Process for the production of photographic images |
BE790101A (fr) * | 1971-10-14 | 1973-04-13 | Eastman Kodak Co | Produit photographique aux halogenures d'argent et procede pourformer une image avec ce produit |
US3765891A (en) * | 1972-05-23 | 1973-10-16 | Eastman Kodak Co | Process for developing photographic elements |
CA1064311A (en) * | 1975-09-02 | 1979-10-16 | Vernon L. Bissonette | Redox amplification process employing cobalt iii complex and peroxide as oxidizing agents |
JPS5818629A (ja) * | 1981-07-28 | 1983-02-03 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像形成方法 |
GB9003282D0 (en) * | 1990-02-14 | 1990-04-11 | Kodak Ltd | Method and apparatus for photographic processing |
US5210007A (en) * | 1991-12-19 | 1993-05-11 | Eastman Kodak Company | Image intensification chemistry with blocked incorporated developers |
-
1991
- 1991-12-12 GB GB919126386A patent/GB9126386D0/en active Pending
-
1992
- 1992-12-10 US US08/098,301 patent/US5441853A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-10 DE DE69213715T patent/DE69213715T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-10 WO PCT/EP1992/002850 patent/WO1993012464A1/en active IP Right Grant
- 1992-12-10 EP EP92924702A patent/EP0571590B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-12-10 JP JP51060193A patent/JP3226921B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0571590B1 (en) | 1996-09-11 |
JPH06508450A (ja) | 1994-09-22 |
DE69213715T2 (de) | 1997-04-17 |
DE69213715D1 (de) | 1996-10-17 |
WO1993012464A1 (en) | 1993-06-24 |
US5441853A (en) | 1995-08-15 |
GB9126386D0 (en) | 1992-02-12 |
EP0571590A1 (en) | 1993-12-01 |
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