JPH10186595A - 写真記録材料の現像方法 - Google Patents

写真記録材料の現像方法

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JPH10186595A
JPH10186595A JP9349308A JP34930897A JPH10186595A JP H10186595 A JPH10186595 A JP H10186595A JP 9349308 A JP9349308 A JP 9349308A JP 34930897 A JP34930897 A JP 34930897A JP H10186595 A JPH10186595 A JP H10186595A
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silver
solution
recording material
photographic recording
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John Richard Fyson
リチャード ファイソン ジョン
Helen Marie Redfearn
マリエ レッドフェア ヘレン
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3017Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials with intensification of the image by oxido-reduction
    • G03C7/302Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials with intensification of the image by oxido-reduction using peroxides
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/144Hydrogen peroxide treatment

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像/増幅工程の直後に続けて漂白−定着工
程を行っても、ステインを低減することができる写真記
録材料の現像方法を提供する。 【解決手段】 200mg/m2 より多くの銀を含有す
る、像様露光写真記録材料の現像方法であって、前記方
法が、前記写真記録材料を、酸化剤を含有する現像/増
幅溶液を用いる現像/増幅工程に付し、その間温度を2
0〜50℃の範囲内に、そして処理時間を5〜20秒に
制御することを含む現像方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像様露光写真記録
材料の現像方法、さらに詳細には、材料をレドックス現
像/増幅溶液で現像する高スピード方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レドックス増幅方法は、例えば、英国特
許明細書第1,268,126号;第1,399,48
1号;第1,403,418号;および第1,560,
572号に記載されている。このような方法では、カラ
ー材料を現像して銀像(僅かに少量の銀を含有する)を
形成し、次いでレドックス増幅溶液(または現像液/増
幅液の組合せ液)で処理して色素画像を形成する。
【0003】現像/増幅溶液は、発色現像主薬、および
触媒として作用する銀画像の存在下で発色現像主薬を酸
化する酸化剤を含有する。発色現像剤酸化体はカラーカ
プラーと反応して色素画像を形成する。色素の形成量は
処理時間または利用可能なカラーカプラー量に依存し、
従来の発色現像方法の場合と比べて画像中の銀量への依
存性は低い。
【0004】適切な酸化剤の例としては、過酸化水素を
はじめとする過酸化合物並びに過酸化水素を発生する化
合物、例えば、過酸化水素の付加化合物、例えば、過ホ
ウ酸塩および過酸化水素と尿素の付加化合物が挙げられ
る。他の酸化剤としてはコバルトヘキサミン錯体をはじ
めとするコバルト(III )錯体、および過ヨウ素酸塩が
挙げられる。このような化合物の混合物も使用できる。
【0005】カラー写真現像(レドックスまたは従来の
現像のいずれであっても)では、適当な段階で、銀像を
除去する必要があり、もし銀像が残留すると色素画像が
暗化する。また未使用ハロゲン化銀を除去することも必
要であり、これは露光の際、暗化するからである。銀を
除去するために、漂白剤として知られている当該技術分
野で既知の適切な酸化剤を用いて銀をハロゲン化銀に転
化し、定着剤でそのハロゲン化銀を除去することが行わ
れている。
【0006】適切な酸化剤は、フェリシアン化カリウ
ム、または臭化カリウムの存在下で作用するエチレンジ
アミン四酢酸と錯形成した第二鉄である。前記の二工程
は、漂白−定着液またはブリックス(blix)と称さ
れる溶液を用いて伴せて行ってもよい。レドックス増幅
後に用いる漂白−定着溶液の場合は、この溶液が、除去
すべき銀を少量しか有しないので、少量の鉄(III )お
よびチオ硫酸塩を必要とするに過ぎない。
【0007】米国特許第5,200,301号は、着色
した機械読取りが可能な同定方式に特に適したカラー写
真ハロゲン化銀材料に関する。機械読取り可能検出方式
は通常、適用データのI.R.吸収により作動し、この
特許は明確な明るい色素画像を形成し、かつデータ部分
に十分なI.R.吸収をも示す(I.R.ゾーンは写真
により形成される)カラー写真材料を提供することにつ
いての課題に関する。本発明が関係する課題とは異なる
課題に向けられてはいるが、200mg/m2 より多くの
銀を含有する写真材料のレドックス現像方法であって、
現像工程が従来より速いものが記載されている。それに
続く定着工程は開示されているが漂白工程はなく、銀が
現像写真材料中に残留する結果となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】レドックス現像/増幅
は、低銀量の写真材料、特に低銀量の写真紙、すなわ
ち、200mg/m2 未満の銀を含有する写真紙を主に意
図するものである。低銀量写真紙の、レドックス方式に
よる現像時間は、従来の、すなわち、高銀量含有材料に
適用した従来の現像方法についての時間と略同じであ
る。
【0009】しかしながら、現像時間を低減することが
できれば非常に望ましい。これは、現存する処理装置で
より多くの写真材料を処理することが可能となり、また
は処理装置をより小さくすることができるからである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、200
mg/m2 より多くの銀を含有する、像様露光写真記録材
料の現像方法であって、前記方法が、前記写真記録材料
を、酸化剤を含有する現像/増幅溶液を用いる現像/増
幅(amplification )工程に付し、その間温度を20〜
50℃の範囲内に、そして処理時間を5〜20秒、好ま
しくは7〜15秒に制御することを含む現像方法が提供
される。
【0011】酸化剤を含有する現像/増幅溶液を、20
0mg/m2 より多くの銀を含有する写真記録材料の現像
/増幅のために用い、そして現像/増幅時間が20秒未
満である方法により、今や前記課題の解決方法が得られ
たのである。現像時間が低減された。このことは、処理
機をより小さくできること、または処理機の生産性を高
めることができることを意味する。さらに、従来濃度の
漂白−定着を現像/増幅に続けて行う場合に発生するこ
とが判明しているステインの課題を解決できる。
【0012】
【発明の実施の形態】漂白−定着工程は、好ましくは現
像/増幅工程に続けて行い、そして好ましくは、オキシ
ダントとして1リットル当り0.02〜0.5モルの濃
度の鉄(III)、およびチオ硫酸塩と亜硫酸塩(または
メタ重亜硫酸塩)の混合物を、チオ硫酸塩が0.05〜
1モル濃度の濃度となる量、含有する漂白−定着溶液を
用いる。
【0013】前記溶液を調製するための鉄(III )錯体
および亜硫酸塩(またはメタ重亜硫酸塩)の添加量は、
0.015〜0.3モルの鉄(III )錯体および0.0
5〜0.5モルの亜硫酸塩であることが好ましい。好ま
しくは、漂白−定着工程は、レドックス現像/増幅工程
の直後に続けて行う。直後とは、介在処理もしくは介在
工程がないことを意味する。
【0014】処理時間とは、写真材料が当該溶液中に存
在する時間を意味し、例えば、レドックス現像時間は、
写真材料が現像/増幅溶液中に存在する時間(秒で測定
する)である。漂白−定着溶液の温度は好ましくは24
〜50℃、さらに好ましくは30〜45℃である。
【0015】現像/増幅の際の酸化剤は、好ましくは過
酸化水素または過酸化水素発生化合物であり、過酸化水
素は、好ましくは0.5〜15mL/L、さらに好ましく
は0.5〜5mL/L、特に0.5〜2.0mL/L(30
%w/w水溶液として)の量存在する。好ましくは、写
真材料中のハロゲン化銀は実質的に塩化銀である。
【0016】発色現像主薬は、当該技術分野で知られて
いるもの、例えば、p−フェニレンジアミン、例えば、
以下のものが挙げられる:4−アミノ−N,N−ジエチ
ルアニリン塩酸塩、4−アミノ−3−メチル−N,N−
ジエチルアニリン塩酸塩、4−アミノ−3−メチル−N
−エチル−N−(β−(メタンスルホンアミド)エチ
ル)アニリンセスキ硫酸塩水和物、4−アミノ−3−メ
チル−N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル)アニ
リン硫酸塩、4−アミノ−3−β−(メタンスルホンア
ミド)エチル−N,N−ジエチルアニリン塩酸塩および
4−アミノ−N−エチル−N−(2−メトキシエチル)
−m−トルイジン−ジ−p−トルエンスルホン酸。
【0017】ヒドロキシルアミン成分の濃度範囲は、
0.5〜4、特に0.5〜2g/L(ヒドロキシルアミ
ン硫酸塩として)である。pHは好ましくは10.5〜1
2、好ましくは11〜11.7の範囲である。前記組成
物は、好ましくは、発色現像主薬酸化体と反応して色素
を形成する化合物を含まない。
【0018】塩化銀カラー紙用の発色現像溶液は、ヒド
ロキシルアミン硫酸塩を含まないが、これは白黒現像剤
として作用し、色素生成を大幅に阻害するからである。
ジエチルヒドロキシルアミンは色素生成を阻害すること
がないので、その代りに用いる。本発明に用いるレドッ
クス現像/増幅液は、発色現像主薬、過酸化水素または
過酸化水素発生化合物、およびヒドロキシルアミンまた
はその塩を含み、その濃度範囲が:過酸化水素:0.5
〜15mL/L(30%w/w溶液として)、ヒドロキシ
ルアミンまたはその塩:0.25〜8g/L(ヒドロキ
シルアミンサルフェートとして)であり、pHが10.5
〜12.5の範囲内であるものが好ましい。
【0019】この組成物は、発色現像剤酸化物との反応
で色素を形成する化合物を含まないことが好ましい。安
定な配合物のためには、過酸化水素(30%w/w溶液
のmL/Lとして)とヒドロキシルアミン化合物(g/L
ヒドロキシルアミンサルフェートとして)の相対比率の
バランスをとって所望結果を得ることが必要である。処
理時間が比較的短いので、本発明に用いるレドックス現
像液/増幅液にとっては任意だからである。
【0020】写真材料は、レドックス増幅の前に、先ず
第一に、過酸化物または他の酸化剤を含まない現像溶液
での現像工程に付する。前記のように、カラー写真材料
は200mg/m2 より多くの、好ましくは300mg/m
2 より多くの銀を含む。すなわち、レドックス現像に通
常用いられる低銀量ではなく、むしろ従来量の銀を含有
する。
【0021】レドックス増幅の特定用途としては、塩化
銀カラー紙、例えば、少くとも85モル%の塩化銀を含
む紙の処理が挙げられる。材料は、乳剤、増感剤、カプ
ラー、支持体、層、添加物等、およびResearch Disclos
ure (1978年12月、Item 17643, Kenneth Mason Public
ations Itd, Dudley Annex, 12a North Street, Emswor
th, Hants PO1O 7DQ, U.K.)に記載のものを含有してよ
い。
【0022】好ましい実施態様において、処理すべき写
真材料は、樹脂被覆紙支持体を含んでなり、乳剤層は、
80%より高い、好ましくは90%より高い比率の塩化
銀を含んでなり、さらに好ましくは実質的に純粋な塩化
銀からなる。写真材料は単一色材料または多色材料であ
ることができる。多色材料は、スペクトルの3種の主要
領域の各々に感度を有する色素画像形成単位を含有す
る。各単位はスペクトルの所定領域に感度を有する単一
乳剤層または多層乳剤層からなることができる。画像形
成単位層をはじめとする材料層は、当該技術分野で知ら
れている各種順序で配列することができる。
【0023】典型的な多色写真材料は、少なくとも1つ
のイエロー色素形成性カプラーが組合わさった青感性ハ
ロゲン化銀乳剤層を少なくとも1つ含んでなるイエロー
色素画像形成性単位、少なくとも1つのマゼンタまたは
シアン色素形成性カプラーがそれぞれ組合わさった緑感
性または赤感性ハロゲン化銀乳剤層を少なくとも1つ含
んでなるマゼンタおよびシアン色素画像形成性単位を担
持する支持体を含んでなる。本発明材料は追加の層、例
えば、フィルター層を含むことができる。
【0024】前記のように、本発明方法は、比較的少量
のタンクで使用するのに特に適しており、好ましい態様
においては、タンク容量の、その中に入り得る材料の最
高面積(すなわち、最高経路長×材料幅)の比は、11
dm3 /m2 未満、好ましくは3dm3 /m2 未満である。
本発明方法は、ミニラボとして当該技術分野で知られて
いるものにおいて実施することができ、例えば、タンク
容量は5リットル以下、ある場合には3.0リットル以
下、好ましくは1.5〜2.5リットルの範囲内、そし
て1リットルであってよい。
【0025】処理すべき材料は、好ましくはタンク中を
通過し、好ましくは現像溶液はタンク中を1分間に0.
1〜10タンク容量の速度で再循環させる。好ましい再
循環速度は、1分間に0.5〜8、特に1〜5、そして
さらに特に2〜4タンク容量であってよい。補充しなが
らまたは補充なしの再循環は連続的または間隙的に実施
してよい。ある一実施方法において、両者共、処理を進
行させている間は連続的に、しかし、タンクが稼動して
いない場合は全く行わないかまたは間隙的に実施するこ
とができる。
【0026】補充は、所要量の補充液を、処理タンクの
内側または外側のいずれかの再循環装置中に導入するこ
とにより実施することができる。処理タンクの形状およ
び寸法は、最少量の処理溶液を用いて、なお所望結果を
得られるようなものであることが好ましい。タンクは好
ましくは固定側面を有するものであり、材料を駆動ロー
ラーによりその中を前進させる。好ましくは、写真材料
は、11mm未満、好ましくは5mm未満、特に約2mmの厚
さの溶液中を通過させる。
【0027】タンクの形状は限定的ではないが、浅いト
レーの形状または好ましくはU形であることが都合がよ
い。タンクの寸法は、タンク幅が、処理材料の幅と同一
かまたは僅かに広いように選択することが好ましい。処
理チャンネルおよび再循環装置内の処理溶液の総容量は
従来法と比べて比較的少量である。特に、特定モジュー
ルのための全処理装置中の処理溶液の総量は、処理チャ
ンネルの総容量が、全装置中の処理溶液の総量の少くと
も40%である。好ましくは、処理チャンネルの容量
は、装置中の処理溶液の総量の少くとも50%である。
【0028】開口もしくはノズルを介して処理チャンネ
ルに処理溶液を効率よく流動させるために、処理溶液を
処理チャンネルに供給するノズル/開口は、以下の関係
を満す配列形態であることが望ましい。 0.6≦F/A≦23 (前記式中、Fはリットル/分で表した、ノズルを介し
て流動する溶液の流速であり、そしてAはcm2 で表し
た、ノズルの断面積である) 前記関係を満すノズルを設置すれば、感光材料に対して
処理溶液が確実に適切量放出される。
【0029】このような低容量薄型タンク装置は、以下
の特許にさらに詳細に記載されている:米国特許第5,
294,956号;米国特許第5,179,404号;
米国特許第5,270,762号;ヨーロッパ特許第5
59,025号;ヨーロッパ特許第559,026号;
ヨーロッパ特許第559,027号;国際特許(WO)
第92/10790号;国際特許第92/17819
号;国際特許第93/04404号;国際特許第92/
17370号;国際特許第91/19226号;国際特
許第91/12567号;国際特許第92/07302
号;国際特許第93/00612号;国際特許第92/
07301号;および米国特許第5,436,118
号。
【0030】
【実施例】本発明を以下の実施例により具体的に説明す
る。すべての処理は、恒温水浴中に載置された、タンク
としての500mLのメスシリンダーを用いて暗所で行わ
れた。露光した紙細片を適切なタンク中に、把持手段に
より所望時間保持した。細片の撹拌は、2秒毎に手動で
5cmだけ細片を持ち上げ、再び浸し、同時にその細片を
180°回転させながら行った。
【0031】すべての細片を、KODAK (商標)Process
RA-4で処理したKODAK EKTACOLOR (商標)Edge 2紙を用
いて中性画像を与えるように測定されたフィルターパッ
クを介して、1/10秒間0.15log 露光ウェッジを
介して露光した。すべての実験について、センシトメト
リーパラメーターを与えた。これらとしてはDmin
(ステイン)、Dmax、コントラストおよび各カラー
層についてDminより0.8濃度単位高い点で測定し
た相対スピードが挙げられる。比較例 :600〜700mg/m2 の銀を含む、露光され
たKODAK EKTACOLOR (商標)Edge 2紙の細片を、指示さ
れたタンク濃度に、調製した化学品を用いて、KODAK
(商標)RA-4で処理した。
【0032】処理シクエンスは以下のとおりであった: 現像 45秒 35℃ 漂白−定着 45秒 35℃ 流水で洗浄 90秒 35℃ 得られたセンシトメトリーを第1表に示す。
【0033】
【表1】
【0034】実施例1:(比較および本発明) 以下の現像液および漂白−定着液で、比較例において述
べた紙を用いて、実験を行った。現像液 金属イオン封鎖剤 0.6g DTPA 0.81g K2 HPO4 3H2 O 40.0g KBr 1.5mg KCl 0.45g カテコールジスルホネート 0.3g ヒドロキシルアミンサルフェート 1.2g KOH(固体状) 10.0g 発色現像剤 5.5g TWEEN(商標)80(温めて) 0.3g ドデシルアミン(氷酢酸中10%) 1.0mL (TWEENに溶解して) 水で1リットルにKOH(固体状)でpHを11.5に調
整。
【0035】すべての例に用いた金属イオン封鎖剤は、
1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸の6
0%w/w水溶液であった。DTPAは、ジエチレント
リアミン五酢酸であった。すべての例において用いた発
色現像主薬は、N−(2−(4−アミノ−N−m−トル
イジノ)エチル)−メタンスルホンアミドセスキ硫酸塩
水和物であった。 漂白−定着液 NH4 FeEDTA(1.56モル濃度溶液) 200mL チオ硫酸アンモニウム 60g メタ重亜硫酸ナトリウム 35g 水で1リットルにpHを5.5に調整EDTAとはエチレ
ンジアミン四酢酸である。
【0036】処理サイクルは以下のとおりであった: 現像 10秒 35℃ 漂白−定着 12秒 35℃ 流水で洗浄 12秒 35℃ 室温乾燥 0.8mL/Lの過酸化水素(30%w/w水溶液)を現
像液に添加した実験もまた行って、過酸化物が、色素形
成工程を促進化しかつ短時間で十分な色素(対照と比較
して(matching))を形成することができるこ
とを実証した。結果を第2表に示す。
【0037】
【表2】
【0038】過酸化物を添加しない場合も、比較のため
に含めた。これらの結果は、過酸化物により、僅かなス
テインが発生する(Dmin値により立証される)とい
う欠点は伴うが、優れた写真スピード、Dmaxおよび
コントラストが得られ、かつ45秒の現像時間を要する
従来紙のものと比較して10秒現像工程を可能にする
(第1表および比較例)ことを示している。処理の総湿
潤部分は、前記のように撹拌しながら、180秒(RA
−4プロセスの典型的な時間)ではなく34秒で達成さ
れ、かつセンシトメトリーの変化も回避できる。実施例2 :漂白−定着により発生するステインに対する
現像時間の影響 紙は、前記のとおりであった。この実験の課題は、ハロ
ゲン化銀が紙中に存在するならば、非露光域で現像さ
れ、そのためにステインが発生し、このことが現像時間
と共に増加するであろうということである。過酸化物の
存在下での鉄触媒現像に帰因するかもしれない、漂白−
定着中のステインを分別する必要がある。このため、銀
を紙から除去してから、以下の配合の定着液で処理し
た: チオ硫酸アンモニウム 100g 亜硫酸ナトリウム 10g 水で1リットルに前記紙を、次に洗浄して残留定着液を
除去した。全処理シクエンスは以下のとおりであった: 定着 60秒 35℃ 流水で洗浄 60秒 35℃ 現像 各種時間(第3表参照) 35℃ 漂白−定着 12秒 35℃ 流水で洗浄 12秒 35℃ 室温乾燥 前記のように処理を行い、ステインを記録した。結果を
第3表に示す。
【0039】
【表3】
【0040】これらの結果は、本実施例の条件下では、
15秒以下の現像/増幅工程時間ならば、漂白−定着工
程を、過酸化水素を用いる現像/増幅工程の直後に続け
て行っても、Dmin値により示されるステインは低レ
ベルに保持されることを示している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 200mg/m2 より多くの銀を含有す
    る、像様露光写真記録材料の現像方法であって、前記方
    法が、前記写真記録材料を、酸化剤を含有する現像/増
    幅溶液を用いる現像/増幅工程に付し、その間温度を2
    0〜50℃の範囲内に、そして処理時間を5〜20秒に
    制御することを含む現像方法。
JP9349308A 1996-12-19 1997-12-18 写真記録材料の現像方法 Pending JPH10186595A (ja)

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