JPH063789A - カラーネガティブ写真フィルムの処理方法 - Google Patents

カラーネガティブ写真フィルムの処理方法

Info

Publication number
JPH063789A
JPH063789A JP3832693A JP3832693A JPH063789A JP H063789 A JPH063789 A JP H063789A JP 3832693 A JP3832693 A JP 3832693A JP 3832693 A JP3832693 A JP 3832693A JP H063789 A JPH063789 A JP H063789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dye
layer
film
silver
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3832693A
Other languages
English (en)
Inventor
David N Rogers
ネイル ロジャース デビッド
Martin Higgins John
マーティン ヒギンズ ジョン
John R Fyson
リチャード ファイソン ジョン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB929204406A external-priority patent/GB9204406D0/en
Priority claimed from GB929216330A external-priority patent/GB9216330D0/en
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPH063789A publication Critical patent/JPH063789A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/825Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by antireflection means or visible-light filtering means, e.g. antihalation
    • G03C1/83Organic dyestuffs therefor
    • G03C1/832Methine or polymethine dyes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、カラーネガティブ写真フィルムの
処理方法に関し、写真用処理液に対する化学品負荷量を
低減することにより、フィルム性能を阻害することなし
に化学品の消費を低減しそして安全に除却すべき流出液
の量を低減することを目的とする。 【構成】 本発明の処理方法は、それぞれ異なる色素形
成性カプラーと組み合わさっており、異なるように増感
された乳剤層を少くとも3種含んでなるカラーネガティ
ブ写真フィルムの処理方法であって、フィルム中の唯一
のハレーション防止層として、写真処理中に崩壊もしく
は除去される色素含有、銀非含有層を用いることにより
漂白液に対する化学品負荷量を低減することを特徴とす
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラーネガティブ写真フ
ィルムの処理に関する。
【0002】
【従来の技術】"The Theory of the Photographic Proc
ess", T.H.James編、Macmillan 1977年、 579頁では、
写真材料支持体からの反射返りにより明るい物体のまわ
りにハロが現われることを述べている。前記文献ではさ
らにこの効果を低減させる3つの方法を述べている:
【0003】(1)乳剤と支持体の間に、色素化ゼラチ
ン又は灰色銀(gray silver) 含有ゼラチン(カラーフィ
ルムに使用)のいずれかであるハレーション防止下塗り
層をコーティングする; (2)色素又は顔料(例えば炭素)を含有する支持体上
に乳剤をコーティングする; (3)支持体のバッキング(又は反対側面)上に色素化
層もしくは顔料化層をコーティングした透明支持体上に
乳剤をコーティングする。
【0004】方法(1)及び(3)については、処理
中、ハレーション防止層の着色を除去又は崩壊するのが
普通である。(2)では、着色は永久的であり、化学的
には崩壊できない。
【0005】乳剤が感度を有するスペクトル領域の反射
光を低減させることのみが必要であることは明らかであ
る。したがって、例えば、赤外線感光フィルムについて
は、ハレーション防止層で赤外線放射線を吸収すること
のみが必要である。多くの黒白材料が着色色素又は顔料
からなるハレーション防止層を有するのはこの理由のた
めである。
【0006】典型的に赤色領域、緑色領域及び青色領域
に増感された乳剤層を有するカラー写真材料は、3領域
すべてにおいて吸収するハレーション防止層を必要とす
る。灰色金属銀層は、漂白液及び定着液での処理中に除
去されるであろうから、カラーフィルムではハレーショ
ン防止層(前記のタイプ1)として灰色金属銀層を用い
ることができる。これは、銀がスペクトル全体にわたっ
てほぼ均一に吸収するので都合がよい。すべての市販の
カラーネガティブフィルムはかかる灰色銀ハレーション
防止層を用いる。
【0007】米国特許第4,092,168号は、黒白
写真材料のハレーション防止層に用いるのに、本発明で
用いているタイプの色素の使用を開示している。これ
は、可視スペクトル全体にわたって吸収可能な色素混合
物を用いる従来の方法を改良するものといえる。カール
防止層で覆われたハレーション防止バッキング層につい
て具体的に開示されている。色素は、処理中にフィルム
から除去される。漂白浴はハレーション防止層を漂白す
るばかりでなく銀画像もまた漂白するので、漂白液によ
り灰色銀ハレーション防止層を黒白材料から除去できな
いことに留意されたい。
【0008】米国特許第4,855、221号は、写真
材料のフィルター層としてある種のオキソノール色素
(本発明に用いると好ましい)の固相粒子分散体の使用
について記載している。多色写真要素は記載されている
が、感光材料は実際に例示されていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】写真処理溶液に対する
化学品負荷量(chemical load )を低減して、フィルム
性能を阻害することなく化学品の消費を低減し、そして
安全に除却すべき流出液の量を低減することが常に望ま
れている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、それぞれ異な
る色素形成性カプラーと組み合わさっており、異なるよ
うに増感された乳剤層を少くとも3種含んでなり、そし
てこれらの乳剤層と支持体の間に銀含有ハレーション防
止層を有する画像様露光多層カラーネガティブ写真フィ
ルムの処理方法であって、少くとも発色現像工程、漂白
工程及び定着工程からなる処理方法において、フィルム
中の唯一のハレーション防止層として、写真処理中に崩
壊もしくは除去される色素含有、銀非含有層を用いるこ
とにより漂白液に対する化学品負荷量を低減することを
特徴とする処理方法を提供する。
【0011】実施態様 本発明は、通常、定着液に対する化学品負荷量も同様に
低減するであろう。化学品負荷量の低減は多くの方法で
達成されるであろう。例えば、漂白液及び定着液の補充
速度を低減してもよい。あるいは、これら2種類の液濃
度を低減するか又は処理時間を低減してもよい。
【0012】本発明には、漂白液及び通常定着液に対し
ても同様に化学品負荷量を低減できる利点がある。この
利点は補充速度の低減、活性成分濃度の低減、処理時間
をはやめることそしてそれらの組合せとして得られる。
加えるに、流出量もまた低減される。カラーネガティブ
フィルム中に灰色銀層(漂白された状態で)が存在する
と、定着工程の後半部でヨウ化銀の生成(ヨウ化銀を定
着させるのは極めて困難である)のための触媒となるこ
とがあり、それにより定着工程の時間が長くかかるよう
になる。この課題もまた回避される。
【0013】漂白液は金属銀を酸化して銀塩とする。酸
化剤(又は漂白剤)は鉄(III) 、例えば、アルカリ金属
フェリシアナイド、パーマンガネート、ジクロメート、
フェリックエチレンジアミン四酢酸、フェリックプロピ
レンジアミン四酢酸又は過酸化水素の形のものであって
よい。かかる溶液は周知であり、例えば、 "Modern Pho
tographic Processing", Grant Haist, John Wiley, Ne
w York及び"The Theory of the Photographic Proces
s", 4版、 James MacMillan編に記載されている。
【0014】定着液は、定着剤としてアルカリ金属又は
アンモニウムチオサルフェート又はチオシアネートから
なってよく、塩化銀含有低銀被覆重量材料の場合は、ア
ルカリ金属サルファイトからなってよい。定着液もまた
周知であり、前記の"ModernPhotographic Processing"
に記載されている。
【0015】漂白液と定着液を合せて単一の漂白−定着
液としてもよく、これらについてはまた前記の"Modern
Photographic Processing"に記載されている。
【0016】商業的に用いる場合には、よく知られてい
るように、処理液を補充して、処理中に消費された有効
成分、又は処理中もしくは放置中の化学反応、例えば、
空気酸化により崩壊された有効成分を補充する。このよ
うな補充方法及び補充液の特徴はよく知られている。
【0017】色素は好ましくはオキソノール色素であ
る。かかる色素は、現像液中の亜硫酸塩イオンにより漂
白される。好ましくは、色素は一般式:
【化2】 前記式中、R1 〜R4 は各々独立して水素、ハロゲン又
はアルキル、アリール、複素環式、R5 X−,R5 X−
NR6 −,R5 6 N−X−(いずれもさらに置換され
ていてもよい)、−COOH又はSO3 H(式中、Xは
CO又はSO2 である)であり、そしてR5 及びR6
アルキル、アリール又は複素環式基(さらに置換されて
いてもよい)であり、そしてnは0〜3である、を有す
る。
【0018】前記色素の具体例としては、式:
【化3】 を有するものである。
【0019】式I及び式IIの色素は溶液又は固相色素分
散体としてコーティングしてよい。
【0020】前記色素に加えて、処理液の一種又はそれ
以上に溶解可能な色素を用いて、処理中フィルムから浸
出させることもまた可能である。
【0021】本発明のカラーフィルムは、好ましくは少
なくとも一つのイエロー色素形成性カプラーが組み合わ
さった青感性ハロゲン化銀乳剤層を少なくとも一つ含ん
でなるイエロー色素形成性単位、少なくとも一つのマゼ
ンタ色素形成性カプラーが組み合わさった緑感性ハロゲ
ン化銀乳剤層を少なくとも一つ含んでなるマゼンタ画像
形成性単位を少くとも1つおよび少なくとも一つのシア
ン色素形成性カプラーが組み合わさった赤感性ハロゲン
化銀乳剤層を少なくとも一つ含んでなるシアン色素画像
形成性単位を少くとも1つ含んでなり、前記の画像形成
性単位が支持体上に担持されている。
【0022】本発明カラーフィルムのカプラー、乳剤、
添加物、支持体、構造等は、Research Disclosure, Ite
m 308119, 1989年12月、 Kenneth Mason Publications,
Emsworth, Hants, United Kingdom刊行に記載されてい
るもののいずれであってもよい。
【0023】本発明を以下の例により具体的に説明す
る。
【0024】例1 標準のフルカラー写真ネガティブフィルムに、ハレーシ
ョン防止層に改良を加えたものをコーティングし、この
ハレーション防止層は下塗りベースの上にコーティング
され、その上にフィルムの残りをコーティングした。ハ
レーション防止層は、通常の灰色銀(各種の銀レベル
で)又は灰色銀の代替として式IIの色素(各種レベルで
コーティング)のいずれかを含有した。また各セットに
ついて、対照としてゼラチンのみの層をコーティングし
た。
【0025】被覆材料の細片を以下の処理法で処理し
た:38℃でのフィルム現像処理 1.発色現像 3.25分 2.漂白 以下を参照 3.洗浄 1.5分 4.定着 4.3分 5.安定化 1.0分
【0026】発色現像剤 ジエチレントリアミン五酢酸 2.0g 亜硫酸ナトリウム(無水) 4.25g 臭化カリウム 1.5g ヒドロキシルアミンサルフェート 2.0g 炭酸カリウム 25.0g 4−(N−エチル−N−2−ヒドロキシエチル)− 2−メチルフェニレンジアミン 4.75g 水で1.0リットルにした。 pH=10.1
【0027】漂白 カリウム鉄(III) 1,3−プロピレンジアミン四酢酸 0.11モル濃度 臭化カリウム 0.4モル濃度 酢酸 1.0モル濃度 pHを25℃で4.75に調整した。
【0028】定着 チオ硫酸アンモニウム 120.0g 亜硫酸ナトリウム(無水) 20.0g メタ重亜硫酸カリウム 20.0g 水で1.0リットルにした。
【0029】安定剤 ホルムアルデヒド(36%溶液) 6.0mL 水で1.0リットルにした。
【0030】漂白液中にある間、継続的にフィルムの赤
外線濃度を測定することにより漂白時間を監視した。濃
度が変化しなくなった時点を漂白時間とした。
【0031】表1は漂白時間、及び35mmとディスクフ
ィルムフォーマットの両者にコーティングしたもののA
MT数(より大きければより鮮鋭性がある)として測定
した鮮鋭性を示す。
【0032】
【表1】
【0033】これらの結果によれば、銀ハレーション防
止層及び色素ハレーション防止層は、純粋なゼラチン対
照層と比較して、AMT測定を用いて測定したものとし
て、より鮮鋭な画像を与えることを示している。しかし
ながら、銀を用いると漂白時間及び定着時間の両者が増
加するが、一方色素を用いると漂白時間に対して僅かし
かもしくは全く影響を与えず、ほとんどの場合低減させ
る。したがって色素を用いると、処理時間を増加させる
ことなく、鮮鋭画像を得ることができる。フィルム当り
の漂白剤及び定着剤の消費が低減するとまた流出レベル
をも低減させるであろう。
【0034】例2 各青感性層、緑感性層及び赤感性層に2.5g/m2
画像形成性銀を含有する、ISO400スピードフィル
ムの2種類のコーティングを作成した。各フィルムは被
覆量0.2g/m2 のイエロー銀フィルター層を有す
る。一方のフィルムは灰色銀AHU(比較)でコーティ
ングし、他方は、例1に述べたように0.04g/m2
色素でコーティングした色素層でコーティングした。こ
れらのフィルムを処理機により、以下の処理時間及び処
理温度で処理した。
【0035】
【0036】処理タンクを例1で述べた溶液で満した。
補充液を以下に述べるように調製し、漂白及び定着の補
充速度を調整して、漂白液及び定着液が、3種類のタン
クについてシーズニング後のフィルムからの銀の除去を
行うのにちょうど十分であるようにした。
【0037】現像補充液 ジエチレントリアミン五酢酸 2.0g 亜硫酸ナトリウム(無水) 5.0g 臭化カリウム 1.0g ヒドロキシルアミンサルフェート 2.5g N−1−エチル−N−2−ヒドロキシエチル− 2−メチル−p−フェニレンジアミン 5.2g 炭酸カリウム 25.0g 水で1.0リットルにした。 pHを10.13に調整した。 補充速度は39mL/分に固定した。
【0038】漂白補充液 カリウム鉄(III) −1,3− プロピレンジアミン−四酢酸 0.15モル濃度 臭化カリウム 0.6モル濃度 酢酸 1.5モル濃度 pHを4.25に調整した。
【0039】定着補充液 アンモニウムチオサルフェート 146g 亜硫酸ナトリウム 15g メタ重亜硫酸カリウム 15g 水で1.0リットルにした。
【0040】安定補充液 ホルムアルデヒド(36%溶液) 7.0mL 水で1.0リットルにした。 1.0mL 補充速度は65mL/分に固定した。
【0041】
【表2】
【0042】表からわかるように、得られた補充速度
(フィルムの直線方向のメートル当りのmLで表す)は、
色素AHU層を用いることにより低減することができ
る。これにより、流出液中の75%を超える鉄及びそれ
に伴うキレート並びに定着液からの4%の硫黄化合物が
節約できることになるであろう。
【0043】例3 例2を繰り返したが、この場合は、漂白液及び定着液の
補充速度をそれぞれ21.9mL/分及び28.9mL/分
とし、3種類のタンクについて、シーズニング後のフィ
ルムからすべての銀をちょうど除去するまで補充液中の
活性成分濃度を変えた。結果を以下の表に示す。
【0044】
【表3】
【0045】ここでもまた材料を節約することができ、
消費される化学品が低減する。
【0046】例4 例2に述べたような現像液及び漂白液で処理した後、2
種類のフィルムの定着速度を、以下の組成のナトリウム
定着液で測定した: チオ硫酸ナトリウム五水和物 200g 亜硫酸ナトリウム 20g メタ重亜硫酸ナトリウム 20g 水で1リットルにする。
【0047】銀AHUのフィルムについての定着時間は
190秒であり、色素AHUのフィルムについての定着
時間は170秒であった。これにより、すべてのナトリ
ウム定着液において、色素AHU層についての定着時間
が優れていることがわかる。
【0048】追加の実施態様 前記色素が、オキソノール色素である請求項1記載の方
法。
【0049】前記色素が、一般式:
【化4】 を有する方法。
【0050】前記色素が固相粒子分散体として存在する
方法。
【0051】前記親水性コロイドがゼラチン又はその誘
導体である方法。
【0052】前記フィルムが、少なくとも一つのイエロ
ー色素形成性カプラーが組み合わさった青感性ハロゲン
化銀乳剤層を少なくとも一つ含んでなるイエロー色素形
成性単位、少なくとも一つのマゼンタ色素形成性カプラ
ーが組み合わさった緑感性ハロゲン化銀乳剤層を少なく
とも一つ含んでなるマゼンタ画像形成性単位を少なくと
も一つおよび少なくとも一つのシアン色素形成性カプラ
ーが組み合わさった赤感性ハロゲン化銀乳剤層を少なく
とも一つ含んでなるシアン色素画像形成性単位を少なく
とも一つ含んでなり、前記の画像形成性単位が支持体上
に担持されている方法。
【0053】定着溶液に対する化学品負荷量も低減され
ている方法。
【0054】化学品負荷量が、漂白液及び場合により定
着液の補充速度を低減することにより低減される方法。
【0055】化学品負荷量が、漂白液及び場合により定
着液の濃度を低減させることにより低減される方法。
【0056】化学品負荷量が、漂白液及び場合により定
着液での処理時間を低減させることにより低減される方
法。
【0057】
【発明の効果】本発明のカラーネガティブフィルムの処
理方法によれば、カラーネガティブフィルムにおいて、
フィルム中の唯一のハレーション防止層として、写真処
理中に崩壊又は除去される色素含有、銀非含有層を用い
ることにより、漂白液に対する化学品負荷量を低減する
ことが可能になる。
フロントページの続き (72)発明者 ジョン リチャード ファイソン イギリス国,ロンドン イー9 7エーエ ス,ハックニー,メイネル クレセント 8,トートワース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ異なる色素形成性カプラーと組
    み合わさっており、異なるように増感された乳剤層を少
    くとも3種含んでなり、そしてこれらの乳剤層と支持体
    の間に銀含有ハレーション防止層を有する画像様露光多
    層カラーネガティブ写真フィルムの処理方法で、少くと
    も発色現像工程、漂白工程及び定着工程からなる処理方
    法を改良するものであって、フィルム中の唯一のハレー
    ション防止層として、写真処理中に崩壊もしくは除去さ
    れる色素含有、銀非含有層を用いることにより漂白液に
    対する化学品負荷量を低減することを特徴とする処理方
    法。
  2. 【請求項2】 前記色素が、一般式: 【化1】 前記式中、R1 〜R4 は各々独立して水素、ハロゲン又
    はアルキル、アリール、複素環式、R5 X−,R5 X−
    NR6 −,R5 6 N−X−(いずれもさらに置換して
    いてもよい)、−COOH又はSO3 H(式中、XはC
    O又はSO2 である)であり、R5 及びR6 はアルキル
    基、アリール基又は複素環式基(さらに置換されていて
    もよい)であり、そしてnは0〜3である、を有する請
    求項1記載の方法。
JP3832693A 1992-02-29 1993-02-26 カラーネガティブ写真フィルムの処理方法 Pending JPH063789A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB929204406A GB9204406D0 (en) 1992-02-29 1992-02-29 Photographic antihalation layers
GB9216330:2 1992-07-31
GB9204406:4 1992-07-31
GB929216330A GB9216330D0 (en) 1992-07-31 1992-07-31 Processing photographic colour negative films

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH063789A true JPH063789A (ja) 1994-01-14

Family

ID=26300395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3832693A Pending JPH063789A (ja) 1992-02-29 1993-02-26 カラーネガティブ写真フィルムの処理方法

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0559276A1 (ja)
JP (1) JPH063789A (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4855221A (en) * 1987-07-13 1989-08-08 Eastman Kodak Company Photographic elements having oxonol dyes
EP0316013A3 (en) * 1987-11-11 1990-08-16 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide photographic material having at least one dyed hydrophilic colloid layer

Also Published As

Publication number Publication date
EP0559276A1 (en) 1993-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0317950B1 (en) Photographic elements containing a bleach accelerator precursor
JP2801555B2 (ja) 低容量薄型タンク処理方式を用いる処理方法
JPH06301166A (ja) 写真要素の処理方法
JPS5836332B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
JPH0612424B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
US5445925A (en) Method of forming a photographic color image
JPS589940B2 (ja) ガゾウケイセイホウホウ
US5246822A (en) Method of photographic processing
US5298369A (en) Use of colloidal silver to improve push processing of a reversal photographic element
GB2302411A (en) Silver halide materials
JPH08248593A (ja) 写真要素
JPH063789A (ja) カラーネガティブ写真フィルムの処理方法
US5652087A (en) Bleach regenerator composition and its use to process reversal color photographic elements
JP2739314B2 (ja) 画像保存性が改良されるハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
EP0772085B1 (en) Bleach regenerator composition and its use to process reversal color photographic elements
US5965340A (en) Rapid access color photographic element exhibiting increased red and green speeds
US5876906A (en) Method of processing photographic silver halide materials
EP0578309B1 (en) Method of fixing a photographic material
US5736306A (en) Photographic silver halide material having improved spectral characteristics
US4194911A (en) Inhibitor removing bath for direct positive color photographic development
US5968718A (en) Color development process that results in high observed speeds
US6174653B1 (en) Method for rapid photographic processing
JP3005822B2 (ja) 画像形成方法
JPS63139348A (ja) 迅速処理性に優れたハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法
JPS6346440A (ja) 圧力耐性の改善されたハロゲン化銀写真感光材料