JP3226738U - トイレ腰掛装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トイレ室または便座への個別の暖房装置を不要にし、トイレ室内温度を自動的に適温に維持し、特に冬場の高齢者のトイレ利用には該便座とトイレ室内との温度差をなくし、脳溢血等を確実に予防するトイレ腰掛装置を提供する。【解決手段】便器の上に設置するトイレ腰掛装置は、後部本体１０１に便座と便蓋を開閉可能に連設し、後部本体内に暖房装置２００を設け、暖房装置に、温風吹き出し口と温風測温計とトイレ室内の測温計を設けると共にトイレ室内の目標温度設定器を設けた。また、トイレ室内の測温計と温風測温計の各測定温度と目標温度設定器に任意に設定した目標温度に基いて、トイレ室内の温度を目標温度に調節する制御器を設けた。【選択図】図１
Description
本考案は、トイレ室を暖かくするトイレ腰掛装置に関する。
トイレ腰掛装置は、一般にウォーター洗浄装置を内蔵した本体に暖房便座と便蓋を連設し、暖房便座は内部にヒーター及び伝熱体からなる便座加熱手段を備え、便座のみを単に暖めるものである。
該暖房便座の構成は、使用者が着座する着座部材としての便座本体と便器に面する便座底板とから成る中空形状であり、便座本体の内面側にアルミシートが伝熱体として貼り付けられている。アルミシートの便座底板側にはニクロム線を発熱体とするヒーターが配置され、ヒーターの熱はアルミシートを介して便座本体に伝達される。また、アルミシートには開口部が設けられ、開口部の便座本体内側には便座温度検知手段が配置され、便座の温度を検知している。検知された温度に応じて通電制御手段がヒーターのＯＮ−ＯＦＦを制御している。
該暖房便座の構成は、使用者が着座する着座部材としての便座本体と便器に面する便座底板とから成る中空形状であり、便座本体の内面側にアルミシートが伝熱体として貼り付けられている。アルミシートの便座底板側にはニクロム線を発熱体とするヒーターが配置され、ヒーターの熱はアルミシートを介して便座本体に伝達される。また、アルミシートには開口部が設けられ、開口部の便座本体内側には便座温度検知手段が配置され、便座の温度を検知している。検知された温度に応じて通電制御手段がヒーターのＯＮ−ＯＦＦを制御している。
前記暖房便座は、当該便座に利用者が着座すると自動的にヒーターをＯＮ制御して座り心地の良い所定の温度に維持されるが、離座すると自動的にヒーターをＯＦＦ制御するものが一般的であり、次の着座までの間冷たい状態に置かれる。このため特に冬場に高齢者は、着座の際、該暖房便座とトイレ室内との温度差が大きく暖まる迄に時間がかかり、その間寒くて夜中などは脳溢血等を起こしやすい危険性がある。
そこで、特に冬場の高齢者のトイレ利用には該暖房便座とトイレ室内との温度差の無い暖かいトイレ室にすることが重要である。
本考案は、トイレ室または便座への個別の暖房装置を不要にし、トイレ室内温度を自動的に適温に維持し、特に冬場の高齢者のトイレ利用には該便座とトイレ室内との温度差をなくし、脳溢血等を確実に予防するトイレ腰掛装置を提供する。
本考案は、トイレ室または便座への個別の暖房装置を不要にし、トイレ室内温度を自動的に適温に維持し、特に冬場の高齢者のトイレ利用には該便座とトイレ室内との温度差をなくし、脳溢血等を確実に予防するトイレ腰掛装置を提供する。
本考案は、前記課題を解決する技術的手段として次の（１）を特徴とするものである。
（１）、便器の上に設置するトイレ腰掛装置において、後部本体に便座と便蓋を開閉可能に連設し、前記後部本体内に暖房装置を設け、前記暖房装置は温風吹き出し口とその温風の測温計とトイレ室内の測温計を設けると共にトイレ室内の目標温度設定器とを設け、前記トイレ室内の測温計と前記温風測温計の各測定温度と前記目標温度設定器に任意に設定した目標温度に基いてトイレ室内の温度を前記目標温度に調節する制御器を設けたことを特徴とするトイレ腰掛装置。
（１）、便器の上に設置するトイレ腰掛装置において、後部本体に便座と便蓋を開閉可能に連設し、前記後部本体内に暖房装置を設け、前記暖房装置は温風吹き出し口とその温風の測温計とトイレ室内の測温計を設けると共にトイレ室内の目標温度設定器とを設け、前記トイレ室内の測温計と前記温風測温計の各測定温度と前記目標温度設定器に任意に設定した目標温度に基いてトイレ室内の温度を前記目標温度に調節する制御器を設けたことを特徴とするトイレ腰掛装置。
このように構成された、本考案のトイレ腰掛装置は、トイレ室または便座への個別の暖房装置を不要にし、トイレ室内温度を自動的に適温に維持し、特に冬場の高齢者のトイレ利用には該便座とトイレ室内との温度差をなくし、脳溢血等を確実に予防するものである。
本考案の実施態様は、図１及び図２に示す実施例により詳細に説明する。
本例のトイレ腰掛装置は、ウォーター洗浄付便座装置１００であり、側部に操作盤３００と後部本体１０１の前部に便座１０２と便蓋１０３を開閉可能に連設してある。
前記後部本体１０１は、内部にウォーター洗浄機構１０４と暖房装置２００を設けてある。
前記暖房装置２００は、図２に拡大して示すように中空室内の内面側にアルミシート２１１が伝熱体として貼り付けられている。アルミシート２１１にはニクロム線を発熱体とするヒーター２１２が配置され、ヒーター２１２の熱はアルミシート２１１を介して中空室内に伝達され扇風機２１０により中空室後部から誘引され脱臭剤カートリッジ２１３を経た空気を加熱して前部の温風吹き出し口２０１からトイレ室３００内に送風される。温風吹き出し口２０１にはその温風の測温計２０２を配置し、トイレ室４００内には測温計２０３を設けると共にトイレ室内の目標温度設定器２０４と制御器２０５を設ける。
前記制御器２０５は、トイレ室３００内の測温計２０３と前記温風測温計２０２の各測定温度Ｔ１、Ｔ２と前記目標温度設定器２０４に設定した目標温度Ｔ０を導入し、これらに基いてヒーター２１２と扇風機２１０を制御して、トイレ室３００内の温度を前記目標温度Ｔ０に自動的に調節するものである。
この暖房装置２００は、ＯＮ−ＯＦＦスイッチ２０６を操作盤３００に設けて、夏場など不要の次期は制御器２０５をＯＦＦにしておけばよい。
また側部の操作装置３００は、一般にウォーター洗浄付便座装置１００のウォーター洗浄機構１０４のＯＮ−ＯＦＦ操作、噴水ノズル位置操作、水流調節等の一般公知の各種操作を可能にしてある。
本例のトイレ腰掛装置は、ウォーター洗浄付便座装置１００であり、側部に操作盤３００と後部本体１０１の前部に便座１０２と便蓋１０３を開閉可能に連設してある。
前記後部本体１０１は、内部にウォーター洗浄機構１０４と暖房装置２００を設けてある。
前記暖房装置２００は、図２に拡大して示すように中空室内の内面側にアルミシート２１１が伝熱体として貼り付けられている。アルミシート２１１にはニクロム線を発熱体とするヒーター２１２が配置され、ヒーター２１２の熱はアルミシート２１１を介して中空室内に伝達され扇風機２１０により中空室後部から誘引され脱臭剤カートリッジ２１３を経た空気を加熱して前部の温風吹き出し口２０１からトイレ室３００内に送風される。温風吹き出し口２０１にはその温風の測温計２０２を配置し、トイレ室４００内には測温計２０３を設けると共にトイレ室内の目標温度設定器２０４と制御器２０５を設ける。
前記制御器２０５は、トイレ室３００内の測温計２０３と前記温風測温計２０２の各測定温度Ｔ１、Ｔ２と前記目標温度設定器２０４に設定した目標温度Ｔ０を導入し、これらに基いてヒーター２１２と扇風機２１０を制御して、トイレ室３００内の温度を前記目標温度Ｔ０に自動的に調節するものである。
この暖房装置２００は、ＯＮ−ＯＦＦスイッチ２０６を操作盤３００に設けて、夏場など不要の次期は制御器２０５をＯＦＦにしておけばよい。
また側部の操作装置３００は、一般にウォーター洗浄付便座装置１００のウォーター洗浄機構１０４のＯＮ−ＯＦＦ操作、噴水ノズル位置操作、水流調節等の一般公知の各種操作を可能にしてある。
本考案は、前記の優れた作用効果を呈するものであり、一般家庭のトイレへの寄与は勿論のこと、といれ業界等に貢献すること多大なものある。
１００：ウォーター洗浄付便座装置
１０１：後部本体
１０２：便座
１０３：便蓋
１０４：ウォーター洗浄機構
２００：暖房装置
２０１：温風吹き出し口
２０２：測温計
２０３：測温計
２０４：目標温度設定器
２０５：制御器。
２１３：脱臭剤カートリッジ
Ｔ１、Ｔ２：測定温度
Ｔ０：目標温度
２０６：ＯＮ−ＯＦＦスイッチ
３００：操作装置
１０１：後部本体
１０２：便座
１０３：便蓋
１０４：ウォーター洗浄機構
２００：暖房装置
２０１：温風吹き出し口
２０２：測温計
２０３：測温計
２０４：目標温度設定器
２０５：制御器。
２１３：脱臭剤カートリッジ
Ｔ１、Ｔ２：測定温度
Ｔ０：目標温度
２０６：ＯＮ−ＯＦＦスイッチ
３００：操作装置
Claims (1)
- 便器の上に設置するトイレ腰掛装置において、後部本体に便座と便蓋を開閉可能に連設し、前記後部本体内に暖房装置を設け、前記暖房装置は温風吹き出し口とその温風の測温計とトイレ室内の測温計を設けると共にトイレ室内の目標温度設定器とを設け、前記トイレ室内の測温計と前記温風測温計の各測定温度と前記目標温度設定器に任意に設定した目標温度に基いてトイレ室内の温度を前記目標温度に調節する制御器を設けたことを特徴とするトイレ腰掛装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020001165U JP3226738U (ja) | 2020-03-11 | 2020-03-11 | トイレ腰掛装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020001165U JP3226738U (ja) | 2020-03-11 | 2020-03-11 | トイレ腰掛装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3226738U true JP3226738U (ja) | 2020-07-16 |
Family
ID=71523686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2020001165U Active JP3226738U (ja) | 2020-03-11 | 2020-03-11 | トイレ腰掛装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3226738U (ja) |
-
2020
- 2020-03-11 JP JP2020001165U patent/JP3226738U/ja active Active
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