JP2001041483A - 浴室暖房機 - Google Patents

浴室暖房機

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JP2001041483A
JP2001041483A JP11214790A JP21479099A JP2001041483A JP 2001041483 A JP2001041483 A JP 2001041483A JP 11214790 A JP11214790 A JP 11214790A JP 21479099 A JP21479099 A JP 21479099A JP 2001041483 A JP2001041483 A JP 2001041483A
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JP
Japan
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bathroom
timer
time
heating
mode
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JP11214790A
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Yusuke Ito
裕介 伊藤
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Tokyo Gas Co Ltd
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Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転時間設定タイマーの設定時間が経過した
場合でも、浴室内の温度が急激に低下しないような浴室
暖房機を提供する。 【解決手段】 ステップS11で暖房モードと判断され
た場合は、ステップS13で、設定器に設定された運転
時間をタイマーにセットする。続いてステップS14で
タイマーの設定時間が経過しているかどうかをチェック
する。設定時間が経過していなければ、ステップS15
に移行して通常の暖房運転を行う。設定時間が経過して
いる場合は、ステップS16に移行して運転モードを
「弱運転」に切り替えて暖房運転を続行する。ステップ
S15、S16の後、ステップS17で、運転の停止設
定がされているかどうかをチェックする。停止設定がさ
れている場合は、ステップS18に移って暖房運転を停
止する。停止設定がなされていない場合は、再びステッ
プS14に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室の暖房を行う
浴室暖房機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】浴室暖房機は、ガス等を利用して浴室内
の暖房を行なうものであり、多くは浴室内の乾燥をも行
えるような浴室暖房乾燥機として、近年多く設置される
ようになってきている。
【0003】冬における入浴時において、浴室内が冷え
ていると、高血圧者、お年寄り等に対して脳内出血、虚
血性心臓病等の危険を及ぼすばかりでなく、赤ちゃんの
健康に対しても有害である。浴室内の暖房とは、このよ
うなことを防ぐもので、入浴が予定される30分程度前
から浴室内を暖房しておき、入浴時に適温になっている
ようにするものである。
【0004】浴室内の乾燥とは、浴室内に外部から乾燥
した熱風を送り、浴室内の空気を換気することにより、
浴室内を乾燥させ、カビの発生等を防ぐものであり、さ
らには、浴室内に洗濯後の衣類を吊るして乾燥させるた
めにも使用される。衣類の乾燥を行う場合は、一般の回
転式衣類乾燥機と異なり、衣類をハンガーに吊るした状
態で乾燥させるので、衣類がしわになりにくく、また、
大量に乾燥を行うことができるという利点を有する。ガ
スを利用した浴室暖房乾燥機の中には、風呂への給湯器
と熱源を共有したものも販売されている。
【0005】図4に、浴室暖房乾燥機の例の概要図を示
す。浴室暖房乾燥機は、室外に設置される温水熱源機1
と室内機2、及びこれらを連結する温水配管3を中心と
して構成されている。温水熱源機1は、ガス等の熱源を
利用して温水を作り、温水配管3を介して、温水を室内
機2に供給するもので、浴室暖房乾燥機に専用のものの
他、風呂、その他の給湯設備への給湯や、室内暖房のた
めの給湯を行なう集中給湯設備が用いられることもあ
る。
【0006】室内機2中には熱交換器4が設けられ、循
環ファン5により、浴室内の空気が、フィルター6を介
して熱交換器4に供給され、熱交換器4に供給されてい
る温水で加温されて、温風として浴室内に吹出される。
熱交換器4に入る空気の温度は、室温サーミスタ7で検
出され、制御装置(図示せず)が、この温度がリモコン
8等で設定された温度となるように、熱動弁9の開度を
操作して、温水熱源機1から熱交換器4に供給される温
水の量を調節する。
【0007】浴室暖房モードのときは、以上の動作によ
り、浴室内の温度が所定温度に制御される。浴室乾燥モ
ードのときは、以上の動作に加え、換気ファン10が運
転され、室内機2に入ってくる浴室内の空気の一部を屋
外に放出する。よって、浴室内部の湿度が下がって加温
乾燥が行なわれる。
【0008】リモコン8からは、浴室暖房モード、浴室
乾燥モード等の設定、浴室内温度の設定、「強運転」、
「弱運転」の設定の他、運転時間の設定ができるように
なっている。リモコン8で設定された内容は、室内機2
に送られ、設定された内容の運転が実行される。
【0009】ここで、「強運転」、「弱運転」とは、循
環ファン5の風量を切り換えるもので、「強運転」の場
合には風量が多く、従って、浴室内温度を急速に設定温
度とすることができる。「弱運転」の場合には、風量が
少なく、浴室内温度を上昇させるのに時間がかかる。よ
って、通常の場合は、「強運転」モードが使用される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
浴室暖房モードは、暖房時間を設定することにより、入
浴30分程度前に作動を開始する。運転モードは、通常
「強運転」とされる。30分程度の間に、浴室内は設定
温度に加熱され、入浴に快適な温度となる。
【0011】しかしながら、入浴時間がずれ、タイマー
に設定された時間が経過すると、浴室暖房機の機能が停
止する。そのため、実際の入浴時には、浴室内の温度が
低下しており、浴室暖房機の目的が果たせないという問
題点があった。
【0012】また、「強運転」のまま入浴すると、人間
が入浴している時間に、室内機から吹出される温風が直
接人間の体に当たり、体感温度を下げて、かえって不快
感を与えることになるという問題点がある。
【0013】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、入浴時において浴室内の温度の低下
を防止し、かつ、室内機からの風が体に当たって不快感
を与えないような浴室暖房機を提供することを課題とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段は、浴室の暖房を行う浴室暖房機であっ
て、運転時間を設定するタイマー機構を有するものにお
いて、当該タイマーの設定時間経過後においても、運転
を停止せず、運転モードを「弱運転」として運転を続行
する機能を有することを特徴とする浴室暖房機(請求項
1)である。
【0015】本発明においては、タイマーの設定時間が
経過しても、運転モードが「弱運転」モードになるだけ
で、浴室暖房機の運転は停止されないので、浴室内の温
度は低下しない。よって、入浴時間が遅れた場合でも、
浴室内の温度が低下することがない。また、入浴時に浴
室暖房機が運転される場合でも、運転モードが「弱運
転」となっているので、直接強風が人体に当たることが
なく、体感温度が下がる等の不快感を与えない。なお、
本手段を含め、各手段及び各請求項に記載される「浴室
暖房機」が「浴室暖房乾燥機」を含むことは言うまでも
ない。
【0016】前記課題を解決するための第2の手段は、
前記第1の手段であって、第2のタイマーを有し、運転
時間を設定するタイマーの設定時間経過後、さらに第2
のタイマーに設定された時間が経過したとき、運転を停
止する機能を有することを特徴とするもの(請求項2)
である。
【0017】前記第1の手段においては、浴室暖房機の
運転を停止させる方法が規定されていないが、原則とし
て人間が停止するようになっている。しかし、人間が運
転の停止を忘れた場合には、いつまでも運転が続行され
ることになり、エネルギーの無駄になる。よって、本手
段においては、第2のタイマーを設け、運転時間を設定
するタイマーの設定時間が経過して、浴室暖房機が「弱
運転」モードによる運転に移ると同時に第2のタイマー
の計時を開始し、所定時間停止後、浴室暖房機の運転を
停止する。これにより、人間が運転の停止を忘れても、
確実に浴室暖房機の運転を停止することができる。な
お、第2タイマーの時間設定は、人間が行なえるように
してもよいし、固定値として制御装置の中に記憶させて
おいてもよい。
【0018】前記課題を解決するための第3の手段は、
前記第1の手段であって、第2のタイマーを有し、運転
開始後、第2のタイマーに設定された時間が経過したと
き、運転を停止する機能を有することを特徴とするもの
(請求項3)である。
【0019】本手段においては、第2のタイマーの計時
開始のタイミングが第2の手段と異なっているだけで、
作用は第2の手段と同じである。第2の手段の設定時間
は、運転時間を設定するタイマーの設定時間より長くさ
れることは言うまでもない。なお、第2タイマーの時間
設定は、人間が行なえるようにしてもよいし、固定値と
して制御装置の中に記憶させておいてもよい。
【0020】前記課題を解決するための第4の手段は、
浴室の暖房を行う浴室暖房機であって、浴室内温度が設
定温度に達するまでは運転モードを設定されたモードと
して運転し、浴室内温度が設定温度に達した後は、運転
モードを「弱運転」として運転を続行する機能を有する
ことを特徴とする浴室暖房機(請求項4)である。
【0021】本手段においては、運転開始から浴室内温
度が設定温度に達するまでは設定されたモード(通常は
「強運転」)として急速に浴室内の加熱を行ない、浴室
内温度が一旦設定温度に達した後は、「弱運転」に切り
換えて運転を行なう。よって、短時間で浴室内を設定温
度にすることができると共に、入浴中には、直接強風が
人体に当たることがなく、体感温度が下がる等の不快感
を与えない。
【0022】前記課題を解決するための第5の手段は、
前記第4の手段であって、タイマーを有し、浴室内温度
が設定値に達した後、タイマーに設定された時間が経過
したとき、運転を停止する機能を有することを特徴とす
るもの(請求項5)である。
【0023】本手段においては、たとえば、人間が運転
の停止を忘れても、確実に浴室暖房機の運転を停止する
ことができる。なお、タイマーの時間設定は、人間が行
なえるようにしてもよいし、固定値として制御装置の中
に記憶させておいてもよい。
【0024】前記課題を解決する第6の手段は、前記第
4の手段であって、タイマーを有し、運転開始後、タイ
マーに設定された時間が経過したとき、運転を停止する
機能を有することを特徴とするもの(請求項6)であ
る。
【0025】本手段においては、タイマーの計時開始の
タイミングが第5の手段と異なっているだけで、作用は
第5の手段と同じである。なお、タイマーの時間設定
は、人間が行なえるようにしてもよいし、固定値として
制御装置の中に記憶させておいてもよい。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図を用いて説明する。これらの実施の形態は、図4に示
した従来の浴室暖房乾燥機の運転方法に関するものであ
り、その制御装置の動作に係わるものであるので、フロ
ーチャートによって説明する。なお、全ての実施の形態
においては、本発明に特有な機能を使用するか使用しな
いかの選択ができるようになっており、使用しない場合
には従来の運転方法と全く同じになる。以下に説明する
実施の形態においては、いずれも、本発明に特有な機能
を使用するように設定がなされているものとする。
【0027】図1は、本発明の第1の実施の形態の例を
示すフローチャートである。浴室暖房乾燥機の運転が開
始されると、ステップS11で暖房モードであるかどう
かを判断する。暖房モード以外、すなわち「乾燥」モー
ドや「換気」モードである場合には、ステップS12に
移り、そのモードに対応する制御を行うが、これらの制
御は従来の制御と同じものである。
【0028】ステップS11で暖房モードと判断された
場合は、ステップS13で、設定器に設定された運転時
間をタイマーにセットする。続いてステップS14でタ
イマーの設定時間が経過しているかどうかをチェックす
る。設定時間が経過していなければ、ステップS15に
移行して通常の暖房運転(普通は「強運転」)を行う。
設定時間が経過している場合は、ステップS16に移行
して運転モードを「弱運転」に切り替えて暖房運転を続
行する。すなわち、設定された運転時間が経過した場合
でも、暖房を停止しないで、循環ファンの風量を下げる
だけにする。
【0029】ステップS15、S16の後、ステップS
17で、運転の停止設定がされているかどうかをチェッ
クする。この運転の停止設定は、人間が手動で行う。停
止設定がされている場合は、ステップS18に移って暖
房運転を停止する。停止設定がなされていない場合は、
再びステップS14に戻って、タイマーの設定時間の経
過判断以後の動作を繰り返す。
【0030】これにより、設定運転時間が経過した後で
も暖房運転が停止されることがないので、浴室内の温度
が低下することがない。また、「弱運転」モードに切り
換えることにより、入浴中に、人間の体に室内機からの
風が直接当たって、体感温度を下げ、不快感を与えるこ
とが無くなる。
【0031】図2は、本発明の第2の実施の形態の例を
示すフローチャートである。浴室暖房乾燥機の運転が開
始されると、ステップS21で暖房モードであるかどう
かを判断する。暖房モード以外、すなわち「乾燥」モー
ドや「換気」モードである場合には、ステップS22に
移り、そのモードに対応する制御を行うが、これらの制
御は従来の制御と同じものである。
【0032】ステップS21で暖房モードと判断された
場合は、ステップS23で、設定器に設定された運転時
間をタイマーにセットする。続いてステップS24でタ
イマーの設定時間が経過しているかどうかをチェックす
る。設定時間が経過していなければ、ステップS25に
移行して通常の暖房運転(普通は「強運転」)を行う。
【0033】次にステップS26で、運転の停止設定が
されているかどうかをチェックする。この運転の停止設
定は、人間が手動で行う。停止設定がされている場合
は、ステップS31に移って暖房運転を停止する。停止
設定がなされていない場合は、再びステップS24に戻
って、タイマーの設定時間の経過判断以後の動作を繰り
返す。
【0034】タイマーの設定時間が経過した場合は、ス
テップS27に移行して第2タイマーをセットする。そ
してステップS28で「弱運転」に移行する。すなわ
ち、設定された運転時間が経過した場合でも、暖房運転
を停止せず、循環ファンの風量を下げた状態で暖房運転
を続行する。
【0035】次にステップS29で、運転の停止設定が
されているかどうかをチェックする。停止設定がされて
いる場合は、ステップS31に移って暖房運転を停止す
る。停止設定がなされていない場合は、ステップS30
に移って第2タイマーの設定時間が経過しているかどう
かチェックする。第2タイマーの設定時間が経過してい
る場合は、ステップS31に移って運転を停止する。第
2タイマーの設定時間が経過していない場合は、再びス
テップS28に戻って「弱運転」を続行する。
【0036】これにより、運転時間の設定時間経過後
は、「弱運転」による運転が、第2タイマーの設定時間
の間続行される。第2タイマーの設定時間の経過後は、
暖房運転そのものが停止される。又、全ての運転期間中
において、人間が停止設定を行えば、その時点で暖房運
転が停止される。設定運転時間が経過した後でも直ちに
暖房運転が停止されることがないので、浴室内の急激な
温度低下が防止される。また、第2タイマーの設定時間
が経過後は暖房運転が停止されるので、人間が停止動作
を忘れても、運転が継続され続けることがない。また、
設定運転時間経過後は「弱運転」となるので、入浴中
に、人間の体に室内機からの風が直接当たって、体感温
度を下げ、不快感を与えることが無くなる。
【0037】図3は、本発明の第3の実施の形態の例を
示すフローチャートである。浴室暖房乾燥機の運転が開
始されると、ステップS41で暖房モードであるかどう
かを判断する。暖房モード以外、すなわち「乾燥」モー
ドや「換気」モードである場合には、ステップS42に
移り、そのモードに対応する制御を行うが、これらの制
御は従来の制御と同じものである。
【0038】ステップS41で暖房モードと判断された
場合は、ステップS43で、設定器に設定された運転時
間をタイマーにセットする。すなわち、図2に示す実施
の形態では、第2タイマーは、運転時間設定タイマーの
カウントアウト後に計時を開始したが、この実施の形態
においてはタイマーは暖房運転の開始から計時を開始す
る。
【0039】続いてステップS44で浴室内の温度が設
定温度に達したかどうかをチェックする。設定温度に達
する前であれば、ステップS45に移行して通常の暖房
運転(普通は「強運転」)を行う。一旦設定温度に達し
た後であれば、ステップS46に移行して「弱運転」を
行なう。
【0040】次にステップS47で、運転の停止設定が
されているかどうかをチェックする。この運転の停止設
定は、人間が手動で行う。停止設定がされている場合
は、ステップS49に移って暖房運転を停止する。停止
設定がなされていない場合は、ステップS48に移っ
て、タイマーの設定時間が経過したかどうかを判断す
る。経過していなければ、再びステップS44に戻っ
て、設定温度に到達済みであるかどうかのチェック以後
の動作を繰り返す。経過していれば、ステップS49に
移って暖房運転を停止する。
【0041】これにより、浴室内の温度が設定温度に達
するまでは、設定されたモード(値通常は「強運転」)
による運転が行なわれ、浴室内の温度が一旦設定された
温度に達した後は、「弱運転」による運転が行なわれ
る。かつ、タイマーの設定時間の経過後は、暖房運転そ
のものが停止される。又、全ての運転期間中において、
人間が停止設定を行えば、その時点で暖房運転が停止さ
れる。よって、浴室内は、温度が設定値に到達するまで
は急速な加熱が行なわれ、到達後は、「弱運転」により
風量を弱めた暖房が実施される。また、タイマーの設定
時間が経過後は暖房運転が停止されるので、人間が停止
動作を忘れても、運転が継続され続けることがない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に係る発明においては、タイマーの設定時間が経過
しても、運転モードが「弱運転」モードになるだけで、
浴室暖房機の運転は停止されないので、浴室内の温度は
低下しない。よって、入浴時間が遅れた場合でも、浴室
内の温度が低下することがない。また、入浴までの間、
及び入浴中は「弱運転」とすることにより、室内機より
の風が直接人間に当たって体感温度を下げ、不快感を与
えることがない。
【0043】請求項2に係る発明、請求項3に係る発明
においては、第2のタイマーの設定時間の経過後に暖房
運転を停止するようにしているので、人間が運転の停止
を忘れても、確実に浴室暖房機の運転を停止することが
できる。
【0044】請求項4に係る発明においては、強運転」
として急速に浴室内の加熱を行ない、浴室内温度が一旦
設定温度に達した後は、「弱運転」に切り換えて運転を
行なう。よって、短時間で浴室内を設定温度にすること
ができると共に、入浴中には、直接強風が人体に当たる
ことがなく、体感温度が下がる等の不快感を与えない。
【0045】請求項5に係る発明及び請求項6に係る発
明においては、タイマーの設定時間の経過後に暖房運転
を停止するようにしているので、人間が運転の停止を忘
れても、確実に浴室暖房機の運転を停止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の例を示すフローチ
ャートである。
【図2】本発明の第2の実施の形態の例を示すフローチ
ャートである。
【図3】本発明の第3の実施の形態の例を示すフローチ
ャートである。
【図4】浴室暖房乾燥機の例の概要図である。
【符号の説明】
1…温水熱源機 2…室内機 3…温水配管 4…熱交換器 5…循環ファン 6…フィルター 7…室温サーミスタ 8…リモコン 9…熱動弁 10…換気ファン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室の暖房を行う浴室暖房機であって、
    運転時間を設定するタイマー機構を有するものにおい
    て、当該タイマーの設定時間経過後においても、運転を
    停止せず、運転モードを「弱運転」として運転を続行す
    る機能を有することを特徴とする浴室暖房機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の浴室暖房機であって、
    第2のタイマーを有し、運転時間を設定するタイマーの
    設定時間経過後、さらに第2のタイマーに設定された時
    間が経過したとき、運転を停止する機能を有することを
    特徴とする浴室暖房機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の浴室暖房機であって、
    第2のタイマーを有し、運転開始後、第2のタイマーに
    設定された時間が経過したとき、運転を停止する機能を
    有することを特徴とする浴室暖房機。
  4. 【請求項4】 浴室の暖房を行う浴室暖房機であって、
    浴室内温度が設定温度に達するまでは運転モードを設定
    されたモードとして運転し、浴室内温度が設定温度に達
    した後は、運転モードを「弱運転」として運転を続行す
    る機能を有することを特徴とする浴室暖房機。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の浴室暖房機であって、
    タイマーを有し、浴室内温度が設定値に達した後、タイ
    マーに設定された時間が経過したとき、運転を停止する
    機能を有することを特徴とする浴室暖房機。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の浴室暖房機であって、
    タイマーを有し、運転開始後、タイマーに設定された時
    間が経過したとき、運転を停止する機能を有することを
    特徴とする浴室暖房機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001132966A (ja) * 1999-11-08 2001-05-18 Rinnai Corp 浴室暖房機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001132966A (ja) * 1999-11-08 2001-05-18 Rinnai Corp 浴室暖房機

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