JP2005214474A - 浴室暖房乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 衣類などに付いたシワなどを取り除くことができるお手入れ機能を持たせた運転モードを備える浴室暖房乾燥機を提供すること。
【解決手段】 浴室内を暖房乾燥するための暖房乾燥機本体と、浴室内にミストを噴出するためのミスト発生器54と、暖房乾燥機本体及び及びミスト発生器54を作動制御するための作動制御手段と、運転モードを設定するための運転モード設定手段とを備えた浴室暖房乾燥機。運転モード設定手段の衣類お手入れスイッチ90を操作すると、衣類お手入れ運転モードが設定される。この衣類のお手入れ運転モードにおいては、ミスト発生器54が作動して浴室内が加湿状態に保たれ、その後、暖房乾燥機本体の換気手段(換気モータ36)が作動して浴室内が換気状態に保たれる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、浴室内を暖房、換気などするために用いる浴室暖房乾燥機に関する。
近年、冬場の入浴時、暖房された居室と冷えた浴室との温度差によるヒートショックを防止するために、浴室を暖めるなどするための浴室暖房乾燥機が提案され広く普及している。この浴室暖房乾燥機は、浴室の天井などに取り付けられる暖房乾燥機本体を備え、暖房乾燥機本体は、空気を加熱するための加熱手段と、浴室内の空気を循環するための循環手段と、浴室内の空気を換気するための換気手段とを有し、これら加熱手段、循環手段及び換気手段を作動制御することによって、種々の機能を備えた浴室暖房乾燥機として四季を通じて広く使用されている。例えば、浴室内を暖房する(暖房機能)ときには、加熱手段及び循環手段が作動して浴室内の空気が暖められ、浴室内を換気する(換気機能)ときには、換気手段が作動して浴室内の空気が外部に排出され、また浴室内を乾燥する又は浴室内に干した衣類を乾燥する(乾燥機能)ときには、循環手段及び換気手段が作動して浴室内の空気が循環されるとともに、その空気が外部に排出され、更にまた、浴室内をさわやかにする(涼風機能)ときには、循環手段が作動して浴室内の空気が循環して空気流によるさわやか感が得られる。
このような浴室暖房乾燥機に、更に、サウナ機能を持たせるために、ミスト発生器を搭載させたものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような浴室暖房乾燥機においてサウナ機能を利用すると、ミスト発生器から温水が霧状に噴射され、噴射される霧によって温熱感と霧特有の潤い感を得ることができ、浴室内の人はサウナ効果を得ることができる。
特開2003−310698号公報
ミスト発生器を備えた浴室暖房乾燥機では、サウナ機能を持たせることができるが、ミスト発生器を備えた浴室暖房乾燥機の更なる多機能化の要望、特に家庭でのお手入れが難しい衣類などのお手入れ機能、例えば、コート、スーツなどに付いたシワの除去機能、これらに付いた臭いの除去機能などの要望が強く、このような機能を備えた浴室暖房乾燥機の実現が望まれていた。
本発明の目的は、衣類などに付いたシワなどを取り除くことができるお手入れ機能を持たせた運転モードを備える浴室暖房乾燥機を提供することである。
本発明の請求項1に記載の浴室暖房乾燥機は、浴室内を暖房乾燥するための暖房乾燥機本体と、浴室内にミストを噴出するためのミスト発生器と、前記暖房乾燥機本体及び及び前記ミスト発生器を作動制御するための作動制御手段と、運転モードを設定するための運転モード設定手段とを備えた浴室暖房乾燥機であって、
前記運転モード設定手段は、衣類のお手入れを行うための衣類お手入れ運転モードの設定が可能であり、前記衣類お手入れ運転モードを設定すると、前記作動制御手段は前記暖房乾燥機本体及び前記ミスト発生器を所要の通りに作動制御し、これによって、浴室に吊した衣類に付いたシワが取り除かれることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の浴室暖房乾燥機では、前記暖房乾燥機本体は、空気を加熱するための加熱手段と、浴室内の空気を循環するための循環手段と、浴室内の空気を換気するための換気手段とを有し、前記衣類お手入れ運転モードを設定すると、前記ミスト発生器が作動して浴室内が加湿状態に保たれ、その後、前記暖房乾燥機本体の前記換気手段が作動して浴室内が換気状態に保たれることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の浴室暖房乾燥機では、前記衣類お手入れ運転モードを設定すると、前記ミスト発生器が作動して浴室内が加湿状態に保たれるとともに、前記暖房乾燥機本体の前記加熱手段及び前記循環手段が作動して浴室内が暖房状態に保たれ、その後、前記暖房乾燥機本体の前記換気手段が作動して浴室内が換気状態に保たれることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の浴室暖房乾燥機では、前記衣類お手入れ運転モードを設定すると、前記ミスト発生器が作動して浴室内が加湿状態に保たれるとともに、前記暖房乾燥機本体の前記加熱手段及び前記循環手段が作動して浴室内が暖房状態に保たれ、更に、前記換気手段が作動して浴室内が換気状態に保たれることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載の浴室暖房乾燥機では、前記衣類お手入れ運転モードを設定すると、前記ミスト発生器が作動して浴室内が加湿状態に保たれるとともに、前記暖房乾燥機本体の前記加熱手段及び前記循環手段が作動して暖房状態に保たれ、その後、前記暖房乾燥機本体の前記加熱手段及び前記循環手段が作動して浴室内が暖房状態に保たれるとともに、その換気手段が作動して浴室内が換気状態に保たれることを特徴とする。
また、本発明の請求項6に記載の浴室暖房乾燥機では、前記お手入れ運転モードを設定すると、浴室内が暖房状態及び加湿状態に保たれた後に暖房状態及び換気状態に保たれ、その後、前記暖房乾燥機本体の前記循環手段が作動して浴室内が涼風状態に保たれるとともに、その換気手段が作動して浴室内が換気状態に保たれることを特徴とする。
また、本発明の請求項7に記載の浴室暖房乾燥機では、前記衣類お手入れ運転モードを設定すると、前記ミスト発生器が作動して浴室内が加湿状態に保たれるとともに、前記暖房乾燥機本体の前記加熱手段及び前記循環手段が作動して浴室内が第1の設定温度に維持する第1暖房状態に保たれ、その後、前記暖房乾燥機本体の前記加熱手段及び前記循環手段が作動して浴室内が前記第1の設定温度よりも低い第2の設定温度に維持する第2暖房状態に保たれるとともに、その換気手段が作動して浴室内が換気状態に保たれることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の浴室暖房乾燥機によれば、運転モード設定手段により衣類お手入れ運転モードの設定が可能であり、この衣類お手入れ運転モードを設定すると、作動制御手段が暖房乾燥機本体及びミスト発生器を所要の通りに作動制御する。即ち、ミスト発生器はミストを浴室内に噴出し、噴出したミストによって浴室内に吊り下げられた衣類などが水蒸気を含み、水蒸気を含んだ状態に保つことによってその自重を利用して衣類などに付いたシワを伸ばすことができる。また、暖房乾燥機本体が浴室内を乾燥することによって、浴室内に吊り下げられた衣類などに含まれた水蒸気が蒸発して乾燥され、そして、この蒸発の際に衣類などに付いた臭い粒子も取り除かれ、衣類などに付いたシワ、臭いを取り除いて乾いた状態にすることができ、衣類などを所要の通りにお手入れすることができる。
このように浴室暖房乾燥機の衣類お手入れ運転モードを用いる場合には、お手入れすべき衣類などを浴室内に吊り下げればよく、アイロン掛けなどが難しいスーツ、コートなども容易にお手入れをすることができ、また衣類などに付いた臭い(例えば、タバコ、防虫剤、焼肉などの調理臭いなど)を取り除くことができ、簡易的なお手入れを簡単に行うことができる。
また、本発明の請求項2に記載の浴室暖房乾燥機によれば、暖房乾燥機本体は加熱手段、循環手段及び換気手段を備えており、衣類お手入れ運転モードを設定すると、ミスト発生器が作動して浴室内にミストを噴出し、これによって浴室内が加熱状態に保たれ、浴室内に吊り下げられた衣類はミストによる水蒸気を含んだ状態となって付いたシワが伸び、シワが取り除かれる。その後、換気手段が作動すると、浴室内の空気が外部に排出されて換気状態になり、浴室内の水蒸気が外部に排出されて乾燥され、これによって、衣類などに含まれた水蒸気が蒸発して衣類などが乾燥され、この蒸発の際に衣類などに付いた臭いも取り除かれ、かくして、衣類などに付いたシワ、臭いを取り除いてきれいな状態に仕上げることができる。
また、本発明の請求項3に記載の浴室暖房乾燥機によれば、衣類お手入れ運転モードを設定すると、ミスト発生器が作動してミストを噴出して浴室内が加湿状態に保たれるとともに、暖房乾燥機本体の加熱手段及び循環手段が作動して浴室内が暖められて暖房状態に保たれる。従って、衣類などの繊維は高温多湿の状態に保たれ、これによって衣類などは多くの水蒸気を含み、シワがより延び易くなり、付いたシワをより効果的に取り除くことができる。この暖房状態では、浴室内を40〜50℃程度の温度に保つのが望ましい。
また、本発明の請求項4に記載の浴室暖房乾燥機によれば、衣類お手入れ運転モードを設定すると、ミスト発生器が作動してミストを噴出して浴室内が加湿状態に保たれるとともに、暖房乾燥機本体の加熱手段及び循環手段が作動して浴室内が暖房状態に保たれ、更に換気手段が作動して浴室内が換気状態に保たれる。従って浴室内は換気しながら高温多湿の状態に保たれ、これによって、浴室内に飛散した臭い粒子が外部に排出され、衣類などに付いたシワ及び臭いをより効果的に取り除くことができる。
また、本発明の請求項5に記載の浴室暖房乾燥機によれば、浴室内が暖房状態及び加湿状態に保たれ、これによって、衣類などに付いたシワを効果的に取り除くことができる。その後、暖房乾燥機本体の加熱手段及び循環手段が作動されて浴室内が暖房状態に保たれるとともに、換気手段が作動して浴室内の空気が外部に排出されて換気状態に保たれる。浴室内が急激に冷えると、浴室内の水蒸気が吊り下げた衣類などに付着し、この水蒸気の付着によって、周囲に飛散した臭い粒子が吊した衣類などに再付着し、臭い除去効果が少なくなる。これに対して、浴室内を暖房状態に保って換気すると、浴室内の水蒸気の衣類などへの再付着を少なくすることができ、これによって、飛散した臭い粒子の衣類などへの再付着を抑えることができ、シワ取り機能及び臭い取り機能を高めることができ、更に、衣類などの縮みを防止し、更にまた水蒸気による浴室壁面への結露発生も防止することができる。
また、本発明の請求項6に記載の浴室暖房乾燥機によれば、浴室内を暖房状態及び換気状態に保って衣類などを乾燥させた後に、暖房乾燥機本体の循環手段が作動して涼風状態に保たれるとともに、換気手段が作動して換気状態に保たれる。このような状態に保つことによって、衣類などの乾燥後においても浴室内の空気の滞留が少なく、飛散した臭い粒子の衣類などへの再付着を一層効果的に防止することができる。
また、本発明の請求項7に記載の浴室暖房乾燥機によれば、浴室内を加湿状態に保つときには、暖房乾燥機本体は第1の設定温度(例えば、45℃前後)に維持する第1暖房状態に保たれ、その後、浴室内を換気状態に保つときには第1の設定温度よりも低い第2の設定温度(例えば、40℃前後)に維持する第2暖房状態に保たれる。このように浴室内の温度を少し下げながら換気を行うことによって、水蒸気の衣類などへの付着及びこれによる臭い粒子の衣類などへの付着を抑え、また衣類などの縮みを抑えながら浴室内の温度を下げることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に従う浴室暖房乾燥機の実施形態について説明する。図1は、本発明に従う浴室暖房乾燥機の一実施形態を示す断面図であり、図2は、図1の浴室暖房乾燥機の制御系を示すブロック図であり、図3は、図1の浴室暖房乾燥機を操作するためのリモコンを示す正面図であり、図4は、図1の浴室暖房乾燥機を衣類お手入れ運転モードで運転したときの動作を示すフローチャートである。
図1において、図示の浴室暖房乾燥機は暖房乾燥機本体2を備え、この暖房乾燥機本体2は例えば浴室の天井に取り付けられる。この暖房乾燥機本体2内には、循環流路4及び換気流路6が設けられている。この実施形態では、循環流路4は、暖房乾燥機本体2内において図1の左部から中間部にわたって設けられ、この循環流路4に加熱手段の一部を構成する熱交換器8と、浴室内の空気を循環するための循環手段10とが設けられている。熱交換器8は複数本の中空パイプ12を有し、加熱媒体としての温水が後述する如くしてこれら中空パイプ12を通して流れる。循環手段10は、循環流路4に配設された循環ファン14と、この循環ファン14を回転駆動する循環モータ16(図2参照)から構成され、循環モータ16が作動すると、循環ファン14は矢印18で示す方向に回転駆動される。
暖房乾燥機本体2の下面には、浴室内の空気を吸入するための吸入口20と、浴室内に空気を吹き出すための吹出し口22が設けられ、循環流路4の上流端部は吸入口20に連通し、その下流端部は吹出し口22に連通している。循環ファン14が矢印18で示す方向に回動すると、浴室内の空気が吸入口20を通して吸入され、循環流路4を実線矢印で示すように流れた後吹出し口22から浴室内に吹き出し、このようにして浴室内の空気が循環流路4を通して循環される。例えば暖房運転モードなどで運転するときには、循環流路4を流れる空気は、後述する如く、熱交換器8にて中空パイプ12内を流れる温水との間で熱交換されて加熱され、加熱された空気が吹出し口22から吹き出し、また例えば涼風運転モードなどで運転するときには、循環流路4を流れる空気は熱交換器8にて加熱されることなく吹出し口22から吹き出す。
この実施形態では、吹出し口22には、吹き出す空気の風向きを変えるためのルーバ24が配設されている。ルーバ24は旋回軸26を中心として旋回自在に支持され、図1に実線で示す第1角度位置と図1に一点鎖線で示す第2角度位置との間を旋回自在に支持され、ルーバ用モータ28(図2参照)によって旋回される。上記第1角度位置にあるときには、ルーバ24の開口が下方に向き、吹出し口22からの空気は実線矢印で示すように下に向けて吹き出し、また上記第2角度位置にあるときには、ルーバ24の開口が斜め下(図1において斜め右下)に向き、吹出し口22からの空気は一点鎖線矢印で示すように斜め下方に向けて吹き出す。
また、換気流路6は、暖房乾燥機本体2内において図1の中間部から右部にわたって設けられている。暖房乾燥機本体2の下面には換気口30が設けられ、暖房乾燥機本体2において図1の右側の側面には排気口(図示せず)が設けられ、換気流路6の上流端部が換気口30に連通し、その下流端部が排気口に連通している。この換気流路6には換気手段32が配設されている。換気手段32は、換気流路6に配設された換気ファン34と、この換気ファン34を回転駆動するための換気モータ36(図2参照)から構成されている。換気モータ36が作動すると、換気ファン34が矢印38で示す方向に回転駆動され、浴室内の空気は換気口30を通して吸引され、換気流路6を破線矢印で示すように流れて排出口(図示せず)から屋外に排出される。
熱交換器8には、加熱媒体としての温水が熱源機40(加熱手段の一部を構成する)から供給される。熱源機40は例えばガス給湯器、電気給湯器等から構成され、その供給側接続部44が供給ライン46を介して熱交換器8の流入側に接続され、またその戻り側接続部48が戻りライン50を介して熱交換器8の流出側に接続され、供給ライン46には、このライン46を開閉するための熱動弁52が配設されている。かく接続されているので、熱動弁52が開状態になると、熱源機42にて生成された温水、例えば80℃程度の温水は、供給ライン46を通して熱交換器8に供給され、その複数本の中空パイプ12を通して流れた後に戻りライン50を通して熱源機42に戻り、熱交換器8にて中空パイプ12内を流れる温水と循環流路4を流れる空気との間で熱交換が行われる。尚、加熱手段として電気加熱ヒータ等を用いるようにしてもよい。
この浴室暖房乾燥機は、更に、ミスト(例えば、温水ミスト)を発生するミスト発生器54を装備している。ミスト発生器54は、暖房乾燥機本体2の右部下面に取り付けられ、その噴出ノズル56は斜め下(図1において斜め右下)に向いている。熱源機42には、更に、温水供給部58及び水流入部60が設けられ、水流入部60が水供給ライン62を介して水道管などの水供給源(図示せず)に接続され、温水供給部58が温水送給ライン64を介してミスト発生器54に接続されている。このように構成されているので、ミスト発生器54が作動すると、水供給源(図示せず)から水供給ライン62を介して供給された水は熱源機40にて加熱され、熱源機40にて加熱された温水が温水送給ライン64を介してミスト発生器54に送給され、その噴出ノズル56からミスト状(霧状)となって浴室内に噴出される。
この実施形態では、浴室暖房乾燥機は、図2に示すようなコントローラ66によって作動制御される。図示のコントローラ66は、例えばマイクロプロセッサから構成される作動制御手段68、温度比較手段70、湿度比較手段72及びタイマ手段74を備えている。作動制御手段68は、衣類お手入れ運転モードによる運転の場合に、循環モータ16、換気モータ36、熱源機40、ミスト発生器54などを後述する如く作動制御する。また、温度比較手段70は、衣類お手入れ運転モードのときに設定される浴室の設定温度(例えば、45℃程度)と実際の浴室温度とを比較し、湿度比較手段70は衣類お手入れ運転モードのときに設定される浴室の設定湿度(例えば、100%)と実際の浴室湿度とを比較する。更に、タイマ手段74は、予め設定された時間を計時し、この実施形態では、衣類お手入れモード運転モードにおける暖房運転開始からの所定時間(例えば、30分程度に設定される)を計時する。
コントローラ66は、更に、第1メモリ76、第2メモリ78及び受信手段80を含んでいる。第1メモリ76には、衣類お手入れ運転モードにおける上記設定温度(40℃)、上記設定湿度(100%)及び上記設定時間(30分)が記憶されている。また、受信手段80は、次に説明するリモコン82からの各種信号を受信する。
図2とともに図3を参照して、この浴室暖房乾燥機は図3に示すようなリモコン82を含み、このようなリモコン82を用いて操作運転され、各種運転モードの設定、運転の停止、暖房温度の設定、運転時間の設定、風向の選定などが行われる。
リモコン82は、浴室暖房乾燥機の運転モードを設定するための運転モード設定手段を備え、この実施形態では、この運転モード設定手段は、暖房運転モード(暖房機能)を設定するための暖房スイッチ84、乾燥運転モード(乾燥機能)を設定するための乾燥スイッチ86、ミスト運転モード(ミスト機能)を設定するためのミスト運転スイッチ88、衣類お手入れ運転モード(衣類お手入れ機能)を設定するための衣類お手入れスイッチ90、換気運転モード(換気機能)を設定するための換気スイッチ92を設定するための換気スイッチ92及び涼風運転モード(涼風機能)を設定するための涼風スイッチ94から構成されている。
リモコン82は、更に、浴室暖房乾燥機の運転を停止させるための停止スイッチ96、ルーバ24の角度位置を設定する、即ちルーバ24から吹き出す空気の風向を設定するための風向スイッチ98、運転時間を設定するための時間設定スイッチ100及び浴室温度を設定するための温度設定スイッチ102を備えている。時間設定スイッチ100は、設定時間を所定時間(例えば、1分)ずつアップさせるためのアップスイッチ104と、設定時間を所定時間(例えば、1分)ずつダウンさせるためのダウンスイッチ106とから構成され、また温度設定スイッチ102は、浴室の設定温度を所定温度(例えば、1℃)ずつアップさせるためのアップスイッチ108と、浴室の設定温度を所定温度(例えば、1℃)ずつダウンさせるためのダウンスイッチ110とから構成されている。
リモコン82は、更に、表示手段112及び送信手段114(図2参照)を含んでいる。表示手段112は液晶表示装置などから構成され、運転モード設定手段により設定された運転モード、時間設定スイッチ100により設定された設定時間、温度設定スイッチ102により設定された設定温度などを表示し、また、送信手段114は運転モード設定手段により設定された運転信号、時間設定スイッチ100により設定された時間設定信号、温度設定スイッチ102により設定された温度設定信号、風向スイッチ98により設定された風向設定信号、停止スイッチ96により設定された停止信号などをコントローラ66に送信する。
この浴室暖房乾燥機は、更に、暖房乾燥機本体2の吸入口20の内側に配設された温度検知センサ116及び湿度検知センサ118を備えている。温度検知センサ116は浴室内の温度を検知し、湿度検知センサ118は浴室内の湿度を検知し、温度検知センサ116及び湿度検知センサ120からの検知信号はコントローラ66に送給される。
次に、主として図1、図2及び図4を参照して、上述した浴室暖房乾燥機における衣類お手入れ運転モードによる運転動作の流れについて説明する。この浴室暖房乾燥機において衣類お手入れ運転モードを設定する場合、お手入れすべき衣類など(コート、スーツなど)を浴室内、例えば暖房乾燥機本体2の下方に吊るし、このような状態においてリモコン82の衣類お手入れスイッチ90を押圧操作してこの運転モードを設定すればよい。かくすると、衣類お手入れ運転信号がリモコン82からコントローラ66に送信され、この衣類お手入れ運転信号に基づいて浴室暖房乾燥機が次の通りの衣類お手入れ運転される。
この衣類お手入れ運転においては、まず、暖房機乾燥機本体2の暖房運転が行われる(ステップS1)。即ち、熱源機2及び熱動弁52が作動され、熱源機2からの温水が供給ライン46、熱交換器8及び戻りライン50を介して循環されるとともに、循環手段10(循環モータ16)が作動され、浴室内の空気が循環流路4を通して循環され、熱交換器8にて熱交換により温められた空気が吹出し口22から吹き出し、このようにして浴室内が暖房状態になる。この暖房状態においては、第1メモリ76から設定温度が読み出され、温度検知センサ116が浴室内の温度を検知し、温度比較手段70は設定温度とこの検知温度とを比較し、この検知温度が設定温度となるように、換言すると、浴室内の温度がこの設定温度(例えば、45℃)に維持されるように暖房される。この暖房運転時、吹出し口22からの温風が吊した衣類などに直接的に当たらないように、ルーバ24を第2の角度位置(図1に一点鎖線で示す角度位置)に位置付け、吹出し口22からの温風が斜め下方に吹き出すようにするのが望ましい。
このように暖房運転が開始されると、浴室内の湿度の検知が行われる(ステップS2)。この湿度検知は湿度検知センサ118により行われ、検知された湿度がコントローラ66に送給され、衣類お手入れモード運転の開始時点の検知湿度として第2メモリ78に記憶される。
次に、浴室内の湿度が100%に維持されているかが判定される(ステップS3)。即ち、第1メモリ76から設定湿度が読み出され、湿度比較手段72は湿度検知センサ116の検知湿度と設定湿度(例えば、100%)とを比較する。そして、この検知湿度が100%に維持されていないと、ミスト発生器54が作動し(ステップS4)、熱源機40からの温水が温水送給ライン64を通してミスト発生器54に送給され、その噴出ノズル56からミスト状となって浴室内に噴出され、浴室内が加湿される。一方、検知湿度が100%であると、ミスト発生器54の作動が一時的に停止し(ステップS5)、ミスト発生器54が無駄に作動するのを防止する。尚、ミスト発生器54を常時作動させて浴室内の湿度を100%に維持するようにしてもよい。また、この実施形態では、浴室内を湿度100%に維持しているが、必ずしも100%に維持する必要はなく、高湿度状態に、例えば90〜100%の適宜の湿度状態に維持するようにしてもよい。
このようにして浴室内を暖房状態及び加湿状態に保つと、浴室内に吊り下げたれた衣類は周囲の水蒸気を含み、暖房状態に保たれていることから水蒸気を充分に含んだ状態となり、吊り下げられた衣類の自重によりシワが伸び、このような状態を維持することによって衣類に付いたシワを取り除くことができる。
このような暖房状態及び加湿状態が開始されると、タイマ手段74が作動し、暖房運転開始から所定時間(例えば、30分)を計時し、タイマ手段74が所定時間を計時すると、ステップS6からステップS7に進み、ミスト発生器54の作動が停止し、浴室内の加湿状態の維持が終了する。
ミスト発生器54による加湿状態が終了すると、換気手段32(換気モータ36)が作動し(ステップS8)、浴室内の湿気を含んだ空気が換気流路6を通して外部に排出され、浴室内が換気状態に保たれる。このように換気すると、浴室内の湿度が低下し、吊した衣類に含まれた水蒸気が蒸発し、衣類の乾燥が行われる。そして、この衣類の乾燥の際に、衣類に付着した臭い分子も水蒸気とともに取り除かれ、衣類に付いた臭いも除去され、衣類に付いたシワ、臭いを取り除くことができる。このとき、暖房乾燥機本体2は暖房運転され、浴室内が暖房状態に維持されているので、吊した衣類が換気によって急激に冷却されることがなく、これによって、浴室内に蒸発した水蒸気の衣類への再付着を防止し、水蒸気付着による臭い粒子の再付着も防止することができ、かくして、シワを伸ばし、且つ臭いも取り除いた状態にして衣類を乾燥させることができる。
このように換気が行われて浴室内の湿度が元の湿度まで低下すると、ステップS9からステップS10進み、暖房乾燥機本体2の暖房運転が終了する。この実施形態では、湿度比較手段72は湿度検知センサ116の検知湿度と第2メモリ78に記憶された検知湿度(衣類お手入れ運転モードによる暖房運転開始時の検知湿度)とを比較し、検知湿度が記憶検知湿度まで低下すると、吊した衣類の乾燥が充分に行われたとして暖房乾燥機本体2の暖房運転が終了し(熱源機40、熱動弁52及び循環手段10の作動が停止する)、また換気手段32の作動が停止し、衣類に対するお手入れが仕上がったとして衣類お手入れ運転モードの運転が終了する。
上述した実施形態では、ミスト発生器54による加湿状態のときに暖房乾燥機本体2を暖房運転して浴室内を暖房状態に保っているが、このときに暖房状態に保つ必要はなく、ミスト発生器54による加湿状態にのみ保つようにしてもよい。或いは、このような構成に代えて、ミスト発生器54による加湿状態のときに、暖房乾燥機本体2の熱動弁52及び循環手段10などを作動させて、浴室内を暖房状態に保つとともに、その換気手段32を作動させて浴室内を換気状態に保つようにしてもよく、このような運転をすることによって、浴室内の臭い粒子を外部に排出して臭い除去効果を高めることができる。この場合、例えば、図4のフローチャートのステップS1の暖房乾燥機本体2の暖房運転に続いて換気手段32が作動され、その後ステップS3移行が実行され、このように制御することによって、浴室内を暖房状態及び加湿状態に保ちながら浴室内を換気状態に保つことができ、その後、ステップS7に進んでミスト発生器54の作動が停止し、換気手段32が作動して換気状態となり(ステップS8)、衣類などの乾燥が行われる。また、換気手段32による換気状態のときにも暖房乾燥機本体2を暖房状態に保っているが、このときにも暖房状態に保つ必要はなく、換気手段32による換気状態にのみ保つようにしてもよい。
上述した浴室暖房乾燥機における衣類お手入れ運転モードの運転を図5に示すように行うようにしてもよく、このように運転することによって、衣類の縮みなどを防止するとともに、臭いの除去効果を一層高めることができる。この場合、第1メモリ76に、加湿状態における浴室の第1の設定温度(例えば45℃)、換気状態における浴室の第2の設定温度(例えば、40℃)、加湿状態におけるルーバ24の角度位置、涼風状態における各種設定条件などが登録される。
図1及び図2とともに図5を参照して、この場合においても、お手入れすべき衣類などを浴室内に吊るし、このような状態においてリモコン82の衣類お手入れスイッチ90を押圧操作してこの運転モードを設定すればよい。
この衣類お手入れ運転モードの運転においては、上述したと同様に、暖房機乾燥機本体2の暖房運転が行われ(ステップS21)、その吹出し口22から温風が吹き出し浴室内が暖房される。この暖房状態においては、温度比較手段70は第1の設定温度(例えば、45℃)(第1メモリ76に登録されている)と温度検知センサ116の検知温度とを比較し、この検知温度が上記第1の設定温度となるように暖房され、第1暖房状態に維持される(ステップS22)。そして、第1メモリ76からルーバ24の角度位置情報が読み出され、このルーバ24が第2の角度位置(図1に一点鎖線で示す角度位置)に位置付けられ(ステップS23)、吊した衣類に当たらないように、吹出し口22からの温風は斜め下方に吹き出す。
このように暖房運転が開始されると、上述した実施形態と同様に、浴室内の湿度の検知が行われ(ステップS24)、検知された湿度値が衣類お手入れモード運転の開始時点の検知湿度として第2メモリ78に記憶される。そして、浴室内の湿度が100%に維持されているかが判定され(ステップS25)、この検知湿度が100%に維持されていないと、ミスト発生器54が作動してその噴出ノズル56から温水のミストが噴出し(ステップS26)、また検知湿度が100%であると、ミスト発生器54の作動が一時的に停止し(ステップS27)、このようにして浴室内が湿度100%の加湿状態に保たれる。
このような暖房状態及び加湿状態が開始されると、タイマ手段74が作動し、暖房運転開始から所定時間(例えば、30分)経過すると、ステップS28からステップS29に進み、このミスト発生器54の作動が停止して浴室内の加湿状態が終了し、その後、この暖房多湿状態が所定時間(例えば、10分)維持され、このように所定時間維持することによって、水蒸気を含んだ状態を充分な時間保つことができ、衣類のシワを充分に伸ばすことができる(このときも、暖房乾燥機本体2は暖房運転が継続され、浴室内は暖房状態に維持される)。
加湿状態終了後に所定時間経過すると、吊した衣類のシワが延びて取り除かれたとしてステップS30からステップS31に進み、換気手段32が作動し、浴室内が換気状態に保たれる。また、湿度検知センサ118が浴室湿度を検知し(ステップS32)、換気手段32の換気により浴室内の湿度が例えば15%以下まで低下すると、ステップS33からステップS34に進み、浴室内の設定温度が第2の設定温度(例えば、40℃)に自動的に切り換わり、暖房乾燥機本体2は浴室温度が第2の設定温度に保たれるように暖房され、第2暖房状態に保たれる。この第2の設定温度は第1の設定温度よりも低い温度に設定されるので、浴室内の換気が行われると、浴室内の湿度の低下とともに浴室温度も除々に低下するようになり、蒸発した水蒸気の衣類への再吸着を防止しながら(これによって、臭いの再吸着も防止される)浴室内の温度を下げることができ、このように浴室温度を少しずつ下げることによって、吊した衣類の縮みをも防止することができる。
そして、第2の設定温度(例えば、40℃)の状態が所定時間、例えば10分維持されると、ステップS35からステップS36に進み、衣類が乾燥したとして暖房乾燥機本体2の暖房運転が終了し(熱源機40、熱動弁52及び循環手段10の作動が停止する)、その後暖房乾燥機本体2が涼風運転される(ステップS37)。この涼風運転時、換気手段32は継続して作動状態に保たれ、浴室内は換気状態及び涼風状態に保たれ、浴室内の空気を換気しながら、暖房乾燥機本体2の循環手段10の作用によって、浴室内の空気が循環される。このとき、ルーバ用モータ28が作動し、ルーバ24は上記第1の角度位置(図1において実線で示す位置)と上記第2の角度位置(図1において一点鎖線で示す位置)との間を連続的にスイングする(ステップS38)。このようにルーバ24がスイングするので、浴室内の空気を吊した衣類にムラなく当てて完全に乾燥させることができるとともに、浴室内の空気の滞留を防止して臭いなどの衣類への再付着を防止することができる。
そして、衣類が完全に乾燥した時点でリモコン82の停止スイッチ96を押圧操作して浴室暖房換気本体2の作動を停止すればよい(ステップS39)。停止スイッチ96を押圧すると、暖房乾燥機本体2の涼風運転が終了し(循環手段10が作動停止する)(ステップS40)、ルーバ用モータ28が作動停止てルーバ24のスイングが停止し(ステップS41)、また活気手段32が作動停止し(ステップS42)、このようにして衣類お手入れ運転モードの運転が終了し、上述した実施形態同様に、シワが伸び、付着した臭いも取り除かれた状態に衣類を保つことができ、浴室内に吊るし、衣類お手入れ運転モードの運転を行うという簡単な操作でもって衣類をきれいな状態にすることができ、アイロン掛けなどが難しいスーツ、シーツなどでも簡単にお手入れすることができる。
この第2の実施形態では、リモコン82の停止スイッチ96を押圧して浴室暖房乾燥機の衣類お手入れ運転モードの運転を停止しているが、暖房乾燥機本体2の涼風運転の開始(ステップS37)から所定時間、例えば10〜30分程度経過後に浴室暖房乾燥機の運転を停止するようにしてもよい。
また、例えば、第2の実施形態においては、暖房乾燥機本体2の暖房運転の後に涼風運転を行っているが、例えば、夏場などのように周囲温度が比較的高いときにおいては、このように涼風運転するが、例えば、冬場などのように周囲温度が比較的低いときにおいては、涼風運転をすることなく、暖房運転の終了(ステップS36)によって浴室暖房乾燥機の運転を終了するようにしてもよい。
以上、本発明に従う浴室暖房乾燥機の実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
例えば、上述した第1及び第2実施形態では、浴室内を加湿状態に保つ際に湿度検知センサ118によって浴室湿度を検知しているが、このような構成に代えて、この加湿状態の際に衣類の湿度を直接的に検知するようにしてもよい。この場合、衣類の湿度を検知するために湿度検知センサを衣類に取り付け、衣類の湿度状態を所定湿度、例えば衣類お手入れ運転モードの運転開始時の湿度よりも例えば30%上昇した湿度状態に所定時間、例えば10〜15分(例えば10分)程度保つようにしてもよい。また、加湿状態に保つ時間については、上述したように予め設定するようにしてもよいが、手動で設定するようにしてもよい。
本発明は、浴室を暖房などするための浴室暖房乾燥機にミスト発生器を搭載し、このミスト発生器から発生するミストを利用して衣類などに付いたシワを取り除いたり、衣類に付いた臭いを取り除いたりするできるようにするものである。浴室暖房乾燥機に衣類お手入れ運転モードを設け、衣類お手入れ運転モードを設定したとき、暖房乾燥機本体及びミスト発生器を所要の通りに作動させて浴室内の湿度をコントロールしながら衣類に付いたシワ、臭いを取り除くものであり、浴室内に衣類を吊して浴室暖房乾燥機を衣類お手入れ運転モードで運転するという簡単な操作でもって、シワ、臭いなどを取り除くお手入れを容易に行うことができ、家庭の主婦などにとって非常に実用性の高い浴室暖房乾燥機を提供することができる。
本発明に従う浴室暖房乾燥機の一実施形態を示す断面図である。 図1の浴室暖房乾燥機の制御系を示すブロック図である。 図1の浴室暖房乾燥機を操作するためのリモコンを示す正面図である。 図1の浴室暖房乾燥機を衣類お手入れ運転モードで運転したときの動作を示すフローチャートである。 衣類お手入れ運転モードで運転したときの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
2 暖房乾燥機本体
4 循環流路
6 換気流路
8 熱交換器
10 循環手段
24 ルーバ
32 換気手段
40 熱源機
66 コントローラ
68 作動制御手段
72 湿度比較手段
82 リモコン
90 衣類お手入れスイッチ
116 温度検知センサ
118 湿度検知センサ

Claims (7)

  1. 浴室内を暖房乾燥するための暖房乾燥機本体と、浴室内にミストを噴出するためのミスト発生器と、前記暖房乾燥機本体及び及び前記ミスト発生器を作動制御するための作動制御手段と、運転モードを設定するための運転モード設定手段とを備えた浴室暖房乾燥機であって、
    前記運転モード設定手段は、衣類のお手入れを行うための衣類お手入れ運転モードの設定が可能であり、前記衣類お手入れ運転モードを設定すると、前記作動制御手段は前記暖房乾燥機本体及び前記ミスト発生器を所要の通りに作動制御し、これによって、浴室に吊した衣類に付いたシワが取り除かれることを特徴とする浴室暖房乾燥機。
  2. 前記暖房乾燥機本体は、空気を加熱するための加熱手段と、浴室内の空気を循環するための循環手段と、浴室内の空気を換気するための換気手段とを有し、前記衣類お手入れ運転モードを設定すると、前記ミスト発生器が作動して浴室内が加湿状態に保たれ、その後、前記暖房乾燥機本体の前記換気手段が作動して浴室内が換気状態に保たれることを特徴とする請求項1に記載の浴室暖房乾燥機。
  3. 前記衣類お手入れ運転モードを設定すると、前記ミスト発生器が作動して浴室内が加湿状態に保たれるとともに、前記暖房乾燥機本体の前記加熱手段及び前記循環手段が作動して浴室内が暖房状態に保たれ、その後、前記暖房乾燥機本体の前記換気手段が作動して浴室内が換気状態に保たれることを特徴とする請求項2に記載の浴室暖房乾燥機。
  4. 前記衣類お手入れ運転モードを設定すると、前記ミスト発生器が作動して浴室内が過湿状態に保たれるとともに、前記暖房乾燥機本体の前記加熱手段及び前記循環手段が作動して浴室内が暖房状態に保たれ、更に前記換気手段が作動して浴室内が換気状態に保たれることを特徴とする請求項3に記載の浴室暖房乾燥機。
  5. 前記衣類お手入れ運転モードを設定すると、前記ミスト発生器が作動して浴室内が加湿状態に保たれるとともに、前記暖房乾燥機本体の前記加熱手段及び前記循環手段が作動して暖房状態に保たれ、その後、前記暖房乾燥機本体の前記加熱手段及び前記循環手段が作動して浴室内が暖房状態に保たれるとともに、その換気手段が作動して浴室内が換気状態に保たれることを特徴とする請求項3に記載の浴室暖房乾燥機。
  6. 前記衣類お手入れ運転モードを設定すると、浴室内が暖房状態及び加湿状態に保たれた後に暖房状態及び換気状態に保たれ、その後、前記暖房乾燥機本体の前記循環手段が作動して浴室内が涼風状態に保たれるとともに、その換気手段が作動して浴室内が換気状態に保たれることを特徴とする請求項5に記載の浴室暖房乾燥機。
  7. 前記衣類お手入れ運転モードを設定すると、前記ミスト発生器が作動して浴室内が加湿状態に保たれるとともに、前記暖房乾燥機本体の前記加熱手段及び前記循環手段が作動して浴室内が第1の設定温度に維持する第1暖房状態に保たれ、その後、前記暖房乾燥機本体の前記加熱手段及び前記循環手段が作動して浴室内が前記第1の設定温度よりも低い第2の設定温度に維持する第2暖房状態に保たれるとともに、その換気手段が作動して浴室内が換気状態に保たれることを特徴とする請求項5に記載の浴室暖房乾燥機。
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