JP3226289U - 釣り針 - Google Patents
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Abstract
【課題】太めの線材の釣り針と細いハリスとの組み合わせであっても、ハリスから脱落するのを防止する釣り針を提供する。【解決手段】ハリスが挿通される挿通孔2を頭部に有する釣り針102であって、挿通孔2は、径が0.7mm未満であり、太めの線材の釣り針102と細いハリスとの組み合わせであっても釣り針102がハリスから脱落しない。また、釣り針102の挿通孔2は、釣り針の線材自身に開孔された挿通孔であり、小さい挿通孔であってもプレス機などで製造しやすい。【選択図】図2
Description
ハリスが挿通される挿通孔を頭部に有する釣り針が、ハリスを挿通された状態でハリスを軸に回動自在に取り付けられ、釣り針がハリスを結束したストッパーを越えて脱落しないための、釣り針の挿通孔に関するものである。
上述した釣り針は、一般的に、管付き針と呼ばれ挿通孔を頭部に有する釣り針である。管付き針の挿通孔は、釣り針の軸である線材をリング状に曲げることで形成されるので、線材の直径が太くなれば挿通孔の径が大きくなりやすい。
また、釣り針がハリスに回動自在に取り付けられ、ハリスを結束したストッパーで脱落防止することは一般には知られていないため、それに対応できる管付き針は開発されていない背景がある。
また、釣り針がハリスに回動自在に取り付けられ、ハリスを結束したストッパーで脱落防止することは一般には知られていないため、それに対応できる管付き針は開発されていない背景がある。
http://www.gamakatsu.co.jp/client/product/showDetail?itemCode=66075 (2020年2月5日検索)
管付き針の挿通孔は、釣り針の線材をリング状に曲げることで形成されるが、線材が太い物は1mm程度であるので、挿通孔の径はおおよそ1mm程度である。
また、細い線材は0.5mm程度なので挿通孔の径は0.5mm程度である。
つまり挿通孔の径はおおよそ0.5mm〜1.0mmの範囲にある。
一般的に使用される細めのハリスの直径は0.2mm程度であり、ハリスを結束したストッパーの直径が0.7mm程度となるので、太めの線材の釣り針と細めのハリスの組み合わせの場合、ストッパーの直径より挿通孔の径が大きいため、管付き針がハリスから脱落する。非特許文献1に示したものも同様である。
本考案は、太めの線材の釣り針と細いハリスの組み合わせであっても釣り針がハリスから脱落するのを防止するためのものである。
また、細い線材は0.5mm程度なので挿通孔の径は0.5mm程度である。
つまり挿通孔の径はおおよそ0.5mm〜1.0mmの範囲にある。
一般的に使用される細めのハリスの直径は0.2mm程度であり、ハリスを結束したストッパーの直径が0.7mm程度となるので、太めの線材の釣り針と細めのハリスの組み合わせの場合、ストッパーの直径より挿通孔の径が大きいため、管付き針がハリスから脱落する。非特許文献1に示したものも同様である。
本考案は、太めの線材の釣り針と細いハリスの組み合わせであっても釣り針がハリスから脱落するのを防止するためのものである。
本考案は、ハリスが挿通される挿通孔を頭部に有する釣り針が、前記ハリスが挿通された状態で前記ハリスを軸に回動自在に取り付けられ、前記ハリスの一端に前記釣り針が脱落するのを防止する前記ハリスが結束されたストッパーを備える釣りの仕掛けにおいて、前記挿通孔の径が0.7mm未満であることを特徴とする釣り針である。
本考案の前記挿通孔は、前記釣り針の軸である線材自身に開孔された孔である請求項1の釣り針である。
本考案は、釣り針の挿通孔の径が0.7mm未満であるので、太めの線材の釣り針と細いハリスの組み合わせであっても釣り針がハリスから脱落しない。
本考案の挿通孔は、釣り針の線材自身に開孔されるので、小さい挿通孔であってもプレス機などで製造しやすい。
下記の実施例をもって、考案を実施するための形態の説明も兼ねる。
図1a)及び図1b)の第一の実施例である釣り針101は、頭部1の挿通孔2の径が0.7mm未満である。この挿通孔2は釣り針101の軸である線材3を曲げることでリング状にしたものである。
小さく曲げることで挿通孔部に金属疲労が残ることが懸念される。
小さく曲げることで挿通孔部に金属疲労が残ることが懸念される。
図2a)及び図2b)の第二の実施例である釣り針102は、軸である線材3自身に開孔した挿通孔2を有し、挿通孔2の径が0.7mm未満である。
この挿通孔2は釣り針102の線材3をプレス機などで開孔するのが適しており、縫い針の糸を通す孔と同様の製造方法が適用できる。
また、線材に対して挿通孔が大きい場合は、線材を平たくして幅を広くするのは言うまでもない。
この挿通孔2は釣り針102の線材3をプレス機などで開孔するのが適しており、縫い針の糸を通す孔と同様の製造方法が適用できる。
また、線材に対して挿通孔が大きい場合は、線材を平たくして幅を広くするのは言うまでもない。
図3は、第一の実施例である釣り針101を釣り仕掛け103に取り付けたものである。図では挿通孔2が見やすいように、釣り針101を使用し、挿通孔2を大きめに描いてある。
この釣り仕掛け103はハリス6が挿通された挿通孔2を有する釣り針101と、ハリス6の一端7にハリス6が結束されたストッパー9があり、釣り針101はストッパー9よりハリス6の他端8側に位置する。
すなわち釣り針101はハリス6の一端7から脱落しない構成になる。
ハリス6の他端8はサルカン10などの係止具に接続されている。
(釣り針102を使用しても同じ構成である)
この釣り仕掛け103はハリス6が挿通された挿通孔2を有する釣り針101と、ハリス6の一端7にハリス6が結束されたストッパー9があり、釣り針101はストッパー9よりハリス6の他端8側に位置する。
すなわち釣り針101はハリス6の一端7から脱落しない構成になる。
ハリス6の他端8はサルカン10などの係止具に接続されている。
(釣り針102を使用しても同じ構成である)
1 釣り針の頭部
2 挿通孔
3 線材(釣り針の軸)
4 針先
5 返し
6 ハリス
7 ハリスの一端
8 ハリスの他端
9 ストッパー
10 サルカン
101 第一の実施例
102 第二の実施例
103 釣り仕掛け
2 挿通孔
3 線材(釣り針の軸)
4 針先
5 返し
6 ハリス
7 ハリスの一端
8 ハリスの他端
9 ストッパー
10 サルカン
101 第一の実施例
102 第二の実施例
103 釣り仕掛け
Claims (2)
- ハリスが挿通される挿通孔を頭部に有する釣り針が、前記ハリスが挿通された状態で前記ハリスを軸に回動自在に取り付けられ、前記ハリスの一端に前記釣り針が脱落するのを防止する前記ハリスが結束されたストッパーを備える釣りの仕掛けにおいて、前記釣り針が前記ハリスから脱落しないために前記挿通孔の径が0.7mm未満であることを特徴とする釣り針。
- 前記挿通孔は、前記釣り針の軸である線材自身に開孔された孔である請求項1の釣り針。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020000654U JP3226289U (ja) | 2020-02-06 | 2020-02-06 | 釣り針 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020000654U JP3226289U (ja) | 2020-02-06 | 2020-02-06 | 釣り針 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3226289U true JP3226289U (ja) | 2020-05-28 |
Family
ID=70775618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020000654U Expired - Fee Related JP3226289U (ja) | 2020-02-06 | 2020-02-06 | 釣り針 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3226289U (ja) |
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2020
- 2020-02-06 JP JP2020000654U patent/JP3226289U/ja not_active Expired - Fee Related
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