JPH0142469Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0142469Y2 JPH0142469Y2 JP1984079811U JP7981184U JPH0142469Y2 JP H0142469 Y2 JPH0142469 Y2 JP H0142469Y2 JP 1984079811 U JP1984079811 U JP 1984079811U JP 7981184 U JP7981184 U JP 7981184U JP H0142469 Y2 JPH0142469 Y2 JP H0142469Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fishhook
- harris
- knot
- adhesive
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Description
本考案は、魚釣り用仕掛けに関するもので、釣
針とハリスとのつなぎを極めて簡単に、かつ、強
力に行なえるようにした仕掛けに関するものであ
る。 従来から一般に知られている魚釣り用仕掛けに
おいて、釣針とハリスとのつなぎ方としては、第
１図に示すような本結びの他、外がけ結び、漁師
結び等があるが、これらの結び方は、熟練者でも
手間がかかり、作業能率が悪かつた。しかも、こ
れら従来の結び方ではハリス本来の直線強力に対
して結節強力（ハリスを釣針との結び部から引張
つたときその結び部が耐える力）が低く、結び部
でハリスが切れ易いという欠点があつた。 上記結び方でハリスが切れ易いという欠点を解
決するために実公昭53−9670号公報には釣針に筒
状の袋糸の両端を曲げ返し、元の袋糸に引込み、
袋糸の中を通して１本物に形成した結び目のない
魚釣り用仕掛けが開示されている。しかしなが
ら、上記仕掛けは、同公報から明らかなように、
釣針の種類のうち、釣針のカエシ部分がカン状の
穴があいているアイドにのみ適用されるもので、
カエシ部分を偏平状につぶしたフラツテツドには
適用できないものである。 また、実公昭55−1185号公報には組紐と金属線
材の連結手段について開示されている。すなわ
ち、ステンレス等の極細線条の先端部を極細紐の
一端より軸芯に挿通し、先端を紐外に引き出して
瞬間接着剤で固定し、次いけ先端部を折り返しカ
ツトし、さらにその上にカシユー塗料を塗布する
ことにより結び目のない連結手段とすることがで
きる旨記載されている。ところで、上記連結手段
は、瞬間接着剤にて固定されているため、極細線
条の毛細管現象で極細紐の上部まで接着剤が浸透
してその部分が固くなる問題があり、折角結び目
を作らないで、金属線材と組紐とを連結したとし
てもその接着部分から折れ易くなる欠点を有する
ものであつた。 本考案は、かかる問題に対処すべくなされたも
ので、釣針とハリスとのつなぎを極めて簡単に、
かつ、強力に行なえる魚釣り用仕掛けを提供せん
とするものである。 そこで、本考案の魚釣り用仕掛けは、内部が中
空状となるように合成繊維によつて製紐されたハ
リスの先端内部に釣針の首部から下方の軸部分を
挿入すると共に釣針の首部分の上部に位置する頭
部をハリスから突出させ、前記釣針の軸部分とハ
リスとの接触部上端を糸等で締めつけた状態で該
接触部を接着剤で固定したことを特徴とするもの
である。 以下、本考案の一実施例について、図面に基づ
いて説明する。 第２〜第４図は、本考案の一実施例を示し、第
２図は側面図、第３図は要部切欠側面図、第４図
は拡大横断面図である。 図において、１は釣針、２は内部が中空状とな
るように合成繊維によつて製紐されたハリスであ
る。前記釣針１は、上記ハリス２の先端内部に釣
針１の首部分１ａから下方の軸部分１ｂが挿入さ
れると共に釣針１の首部分１ａの上部に位置する
頭部１ｃがハリス２から突出し、この釣針１の軸
部分１ｂとハリス２との接触部を先ず、釣針１の
首部分１ａ近傍のハリス２と釣針１との接触部上
端を細い糸３で締めつけた後、ハリス２の外側か
ら塗布浸透させた接着剤（図示せず）により固着
している。前記ハリス２に釣針１の軸部分１ｂを
挿入する作業は前記軸部分１ｂと略同長さのハリ
ス２先端部からの位置に釣針１の先端部１ｄから
差し込んでいけばよい。 接着剤塗布前に釣針１の首部分１ａ近傍を細糸
や収縮チユーブで固定することで前記接着剤の種
類によりハリス２の毛細管現象で釣針１の軸部分
１ｂとの接触部より上方のハリス部分に接着剤が
浸透してその部分が固くなるという問題が解決さ
れ、毛細管現象によるハリス上方への接着剤の浸
透が阻止できるものである。 次に、以上述べた実施例の魚釣り用仕掛けと従
来の仕掛けとの結節部における強力保持率を第１
表に示す。
針とハリスとのつなぎを極めて簡単に、かつ、強
力に行なえるようにした仕掛けに関するものであ
る。 従来から一般に知られている魚釣り用仕掛けに
おいて、釣針とハリスとのつなぎ方としては、第
１図に示すような本結びの他、外がけ結び、漁師
結び等があるが、これらの結び方は、熟練者でも
手間がかかり、作業能率が悪かつた。しかも、こ
れら従来の結び方ではハリス本来の直線強力に対
して結節強力（ハリスを釣針との結び部から引張
つたときその結び部が耐える力）が低く、結び部
でハリスが切れ易いという欠点があつた。 上記結び方でハリスが切れ易いという欠点を解
決するために実公昭53−9670号公報には釣針に筒
状の袋糸の両端を曲げ返し、元の袋糸に引込み、
袋糸の中を通して１本物に形成した結び目のない
魚釣り用仕掛けが開示されている。しかしなが
ら、上記仕掛けは、同公報から明らかなように、
釣針の種類のうち、釣針のカエシ部分がカン状の
穴があいているアイドにのみ適用されるもので、
カエシ部分を偏平状につぶしたフラツテツドには
適用できないものである。 また、実公昭55−1185号公報には組紐と金属線
材の連結手段について開示されている。すなわ
ち、ステンレス等の極細線条の先端部を極細紐の
一端より軸芯に挿通し、先端を紐外に引き出して
瞬間接着剤で固定し、次いけ先端部を折り返しカ
ツトし、さらにその上にカシユー塗料を塗布する
ことにより結び目のない連結手段とすることがで
きる旨記載されている。ところで、上記連結手段
は、瞬間接着剤にて固定されているため、極細線
条の毛細管現象で極細紐の上部まで接着剤が浸透
してその部分が固くなる問題があり、折角結び目
を作らないで、金属線材と組紐とを連結したとし
てもその接着部分から折れ易くなる欠点を有する
ものであつた。 本考案は、かかる問題に対処すべくなされたも
ので、釣針とハリスとのつなぎを極めて簡単に、
かつ、強力に行なえる魚釣り用仕掛けを提供せん
とするものである。 そこで、本考案の魚釣り用仕掛けは、内部が中
空状となるように合成繊維によつて製紐されたハ
リスの先端内部に釣針の首部から下方の軸部分を
挿入すると共に釣針の首部分の上部に位置する頭
部をハリスから突出させ、前記釣針の軸部分とハ
リスとの接触部上端を糸等で締めつけた状態で該
接触部を接着剤で固定したことを特徴とするもの
である。 以下、本考案の一実施例について、図面に基づ
いて説明する。 第２〜第４図は、本考案の一実施例を示し、第
２図は側面図、第３図は要部切欠側面図、第４図
は拡大横断面図である。 図において、１は釣針、２は内部が中空状とな
るように合成繊維によつて製紐されたハリスであ
る。前記釣針１は、上記ハリス２の先端内部に釣
針１の首部分１ａから下方の軸部分１ｂが挿入さ
れると共に釣針１の首部分１ａの上部に位置する
頭部１ｃがハリス２から突出し、この釣針１の軸
部分１ｂとハリス２との接触部を先ず、釣針１の
首部分１ａ近傍のハリス２と釣針１との接触部上
端を細い糸３で締めつけた後、ハリス２の外側か
ら塗布浸透させた接着剤（図示せず）により固着
している。前記ハリス２に釣針１の軸部分１ｂを
挿入する作業は前記軸部分１ｂと略同長さのハリ
ス２先端部からの位置に釣針１の先端部１ｄから
差し込んでいけばよい。 接着剤塗布前に釣針１の首部分１ａ近傍を細糸
や収縮チユーブで固定することで前記接着剤の種
類によりハリス２の毛細管現象で釣針１の軸部分
１ｂとの接触部より上方のハリス部分に接着剤が
浸透してその部分が固くなるという問題が解決さ
れ、毛細管現象によるハリス上方への接着剤の浸
透が阻止できるものである。 次に、以上述べた実施例の魚釣り用仕掛けと従
来の仕掛けとの結節部における強力保持率を第１
表に示す。
【表】
上記表から明らかなように、本考案実施例の方
が従来に比較して大なる強力保持率が得られる。 本考案魚釣り用仕掛けは、以上述べたように、
実施し得るもので、中空状のハリスの先端内部に
釣針の軸部分を挿入させて接着剤により固定する
に際して、釣針上端部を細い糸等で締めつけ固定
することにより、接着剤のハリス上方への浸透が
阻止でき、ハリス部分には接着剤が浸透しないた
めに、その部分が硬くなるのを防止することがで
きるものである。 また、本考案によれば、ハリスとの釣針とのつ
なぎが従来のものに比べて極めて簡単に行え、し
かもそのつなぎ部の強さを大幅に向上させること
ができる。さらに、ハリスと釣針とのつなぎ部に
従来のようなこぶがなくなり、釣果を向上させる
ことができる。
が従来に比較して大なる強力保持率が得られる。 本考案魚釣り用仕掛けは、以上述べたように、
実施し得るもので、中空状のハリスの先端内部に
釣針の軸部分を挿入させて接着剤により固定する
に際して、釣針上端部を細い糸等で締めつけ固定
することにより、接着剤のハリス上方への浸透が
阻止でき、ハリス部分には接着剤が浸透しないた
めに、その部分が硬くなるのを防止することがで
きるものである。 また、本考案によれば、ハリスとの釣針とのつ
なぎが従来のものに比べて極めて簡単に行え、し
かもそのつなぎ部の強さを大幅に向上させること
ができる。さらに、ハリスと釣針とのつなぎ部に
従来のようなこぶがなくなり、釣果を向上させる
ことができる。
第１図は従来例を示す側面図、第２〜第４図は
本考案の一実施例を示し、第２図は側面図、第３
図は要部切欠側面図、第４図は拡大横断面図であ
る。 １……釣針、１ａ……首部分、１ｂ……軸部
分、１ｃ……頭部、１ｄ……先端部、２……ハリ
ス、３……細い糸。
本考案の一実施例を示し、第２図は側面図、第３
図は要部切欠側面図、第４図は拡大横断面図であ
る。 １……釣針、１ａ……首部分、１ｂ……軸部
分、１ｃ……頭部、１ｄ……先端部、２……ハリ
ス、３……細い糸。
Claims (1)
- 内部が中空状となるように合成繊維によつて製
紐されたハリスの先端内部に釣針の首部分から下
方の軸部分を挿入すると共に釣針の首部分の上部
に位置する頭部をハリスから突出させ、前記釣針
の軸部分とハリスとの接触部上端を糸等で締めつ
けた状態で該接触部を接着剤で固定したことを特
徴とする魚釣り用仕掛け。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7981184U JPS60191181U (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | 魚釣り用仕掛け |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7981184U JPS60191181U (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | 魚釣り用仕掛け |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60191181U JPS60191181U (ja) | 1985-12-18 |
| JPH0142469Y2 true JPH0142469Y2 (ja) | 1989-12-12 |
Family
ID=30625069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7981184U Granted JPS60191181U (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | 魚釣り用仕掛け |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60191181U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS539670U (ja) * | 1976-06-10 | 1978-01-26 | ||
| JPS551185U (ja) * | 1979-04-25 | 1980-01-07 |
-
1984
- 1984-05-29 JP JP7981184U patent/JPS60191181U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS539670U (ja) * | 1976-06-10 | 1978-01-26 | ||
| JPS551185U (ja) * | 1979-04-25 | 1980-01-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60191181U (ja) | 1985-12-18 |
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