JP3193912U - へら鮒釣り用撚り戻し具 - Google Patents

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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
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Abstract

【課題】道糸、ハリスの撚りを防ぐ撚り戻し具を小型で軽くするとともに、ハリスの付け替え時にチチワを切るおそれがなく、またへら鮒の食いを悪くすることなく繊細なアタリを高感度で伝えることができる使いやすいへら鮒釣り用撚り戻し具を提供する。【解決手段】へら鮒釣り用撚り戻し具4は、道糸2の下部に繋げるための結び目8を一端に備え、かつ他端に下針用のハリス6を繋ぐ丸カンからなる第1のハリス取付環7を備える合成樹脂製の線状の基体9(第1の線状体)と、該線状体の一端と他端との中間部分に一端を回転自在に係合する輪部11とし、他端に上針用のハリス5を繋ぐ丸カンからなる第2のハリス取付環10を備える合成樹脂製の回転自在部12(第2の線状体)とからなり、第2の線状体は第1の線状体に対して自在に回転する構造とする。【選択図】図2

Description

本考案は、へら鮒釣りに用いる仕掛けの一部であり、特に道糸とこれに繋がる上針と下針の2つのハリスが撚れたりねじれたりすることなく使いやすいように工夫したへら鮒釣り用撚り戻し具に関するものである。
へら鮒釣りは、自然条件や人為的条件に左右されやすい難しさと、醍醐味がある釣りであることから、これに用いる仕掛けには、水中での自然な餌の動きと繊細なアタリを高感度で釣り人に伝えることが特に求められている。
そして、へら鮒釣りの仕掛けとしては、図7に示すように、高さを変えた上針と下針の2つのハリス21、22と、道糸23との間に撚り戻し具24を備えることが多い。
そして、この撚り戻し具24としては、道糸23の先端を取付け取り外し自在に結びつけるための道糸取付環25と、下針のハリスの上端を繋げる第1のハリス取付環26とを備える基体27と、上針のハリスの上端を繋げる第2のハリス取付環28を一端に備え、他端に前記基体27の中途部分に回転自在に遊嵌する環部29を有する回転自在部30とから構成されている。
この撚り戻し具24は、上針のハリス21又は下針のハリス22が、竿の操作や水の流れなどによって回転して撚りが生じても、上針のハリス21が撚り戻し具24部分において下針のハリス22や道糸23に対して相対的に自在に回転することにより、撚りが自然に解消される構造となっている。
(特許文献1参照)。
実開昭59−101675号公報
上述した従来のへら鮒釣り用の撚り戻し具24は、道糸とハリスの撚りを防ぐことができる優れものではあるものの、比較的小さい部材ではあるものの環部や鋼線の金属部材を多く使用することから重量が重くなってしまい、そのため上針と下針の落ちが速くなり過ぎて、へら鮒の食いが悪くなるという問題があった。へら鮒釣り以外の釣りであればさほど問題とならないに微妙な餌の動きが、へら鮒釣りならではの問題である。また、撚り戻し具24が大きくなると撚り戻し具24にハリスが絡まるおそれもあった。
また、従来のへら鮒釣り用の撚り戻し具において、環部や鋼線の金属部材を多く使用していた理由としては、同素材の鋼線同士であれば、互いに回転しても一方だけが傷つきやすくなるおそれがなくなるからである。すなわち、鋼線に異なる素材のテグス製の環部を組み合わせた場合には、テグス製の環部が鋼線よりも剛性に欠けることから、互いに回転するとテグス製の環部が擦れて損傷しやすいものであった。また、金属製の環部に替わってテグスを結んでチチワにした撚り戻し具も存在するが、ハリスを付け替える際にこのチチワを切ってしまうおそれがあった。
そこで、本考案はこのような実情に鑑みて、道糸、ハリスの撚りを防ぐ撚り戻し具をできるだけ小型で軽くするとともに、ハリスの付け替え時にチチワを切るおそれがなく、またへら鮒の食いが悪くすることなく繊細なアタリを高感度で伝えることができる新規で使いやすいへら鮒釣り用仕掛けを提供しようとするものである。
上記解決課題に鑑みて鋭意研究の結果、本考案者は、ハリスを結ぶ環部以外を合成樹脂製の線状体から形成するとともに、ハリスと道糸を結ぶ個所にも工夫を凝らすことにより、撚り戻し具をこれまでになく小型軽量とすることに想到し、本考案をなすに至った。
すなわち、本考案のへら鮒釣り用撚り戻し具は、道糸に上針用と下針用の2つのハリスを繋ぐへら鮒釣り用仕掛けであって、道糸の下部に繋げるための結び目を一端に備え、かつ他端に下針用のハリスを繋ぐ第1の金属環を備える合成樹脂製の第1の線状体と、該線状体の前記一端と他端との中間部分に一端を回転自在に係合する輪部とし、他端に上針用のハリスを繋ぐ第2の金属環を備える合成樹脂製の第2の線状体とからなり、該第2の線状体は前記第1の線状体に対して自在に回転する構造とすることを特徴とする。
これにより本考案のへら鮒釣り用撚り戻し具は、従来の撚り戻し具において使用していた鋼線を用いなくてもよくなり、また金属製の環部も3個から2個に減らすことができ、これまでになく小型軽量化することが可能になるとともに、ハリスを取り替える際にチチワを切るおそれがなくなったものである。
また、第2の線状体の輪部は、釣り糸を撚り合わせて二重螺旋構造の円環とすることを特徴とする。
これにより、第2の線状体の輪部は、通常のチチワ結びによる水滴型の輪と異なり、真円に近い円環とすることができ、これにより第1の線状体に対して回転する上記輪部は、引っかかることなくスムーズに回転することができるものである。
また、第1の線状体及び/又は第2の線状体は、その一部に合成樹脂製管を被覆して強度を増すことを特徴とする。
本考案のへら鮒釣り用撚り戻し具を備えた仕掛けを示す説明図である。 本考案のへら鮒釣り用撚り戻し具に道糸とハリスを繋いだ状態を示す説明図である。 本考案のへら鮒釣り用撚り戻し具における回転自在部の環部を示す説明図である。 本考案のへら鮒釣り用撚り戻し具を道糸に結ぶ手順を示す説明図である。 本考案のへら鮒釣り用撚り戻し具を道糸に結ぶ手順を示す説明図である。 本考案のへら鮒釣り用撚り戻し具を道糸に結ぶ手順を示す説明図である。 従来のへら鮒釣り用撚り戻し具の使用状態を示す説明図である。
以下、添付図面を参照しながら、本考案のへら鮒釣り用撚り戻し具について詳細に説明する。図1〜図6は、本考案の実施の形態を例示する図であり、これらの図において、同一の符号を付した部分は同一物を表わし、基本的な構成及び動作は同様であるものとする。
本考案のへら鮒釣り用撚り戻し具を用いた仕掛けは、図1に示すように、釣り竿1に取り付けられた道糸2と、道糸2に取り付けられたウキ3と、主にテグスを加工して作る撚り戻し具4と、撚り戻し具4に結ばれる上針のハリス5と、下針のハリス6とから構成される。
そして、へら鮒釣り用撚り戻し具4は、ナイロン樹脂、フロロカーボン素材、高密度ポリエチレン素材などの強度を有する合成樹脂製の釣り糸であるテグスと、丸カンと称される金属製の環とから主に構成されている。この丸カンは、内径が1.8〜2.5ミリメートル程度の小径のものを使用することとする。
へら鮒釣り用撚り戻し具4の詳細な構成は、図2に示すように、下針用のハリス6の上端を結ぶための丸カンからなる第1のハリス取付環7を下端に備え、上端に道糸2を繋ぐためのストッパーとなる結び目8を備えたテグスからなる基体9と、上針のハリス5の上端を繋げるための第2のハリス取付環10を一端に備え、他端に前記基体9の中途部分に回転自在に遊嵌する環部11を有するテグスからなる回転自在部12とからなる。
図中9aは、第1のハリス取付環7から環部11取り付け位置にかけて、テグスの強度を増すべく被覆した、外径1〜2ミリメール、長さ数ミリメートルのナイロン管である。
図3は、回転自在部12の環部11を拡大した拡大説明図であり、このさらに詳細な構造は、通常のチチワ結びによる水滴形(疑似円環)の結び目ではなく、糸を撚り合わせて二重螺旋構造の円環とすることで真円に近似する円環を作り、円環から糸を繰り出す部分を含めて瞬間接着剤などの接着剤を用いて形状を固定する構造とすることものである。なお、環部11の螺旋構造としては、二重螺旋に限ることなく三重以上の多重螺旋構造であってもよく、さらに1本のみならず、2本以上のテグスを撚り合わせる構造としてよいものである。
この多重螺旋構造の環部11の作成方法としては、所望する輪の内径に相当する外径を有する細い金属製ピン等の円柱体を用意し、この周りに糸(テグス)を少し大きめに1周巻回し、この輪の回りに2周目以降の糸を撚って巻回するもので、最後に輪の糸を締めてこれに瞬間接着剤を塗布して環部11を固め、そして固まった環部11を円柱体から抜き取れば完成するものである。このように、瞬間接着剤を用いることにより、環部11の撚り部の強度を高めると共に糸同士の接触抵抗を低下させることができる。
そして、環部11から延出する2本のテグスは、その中途部分を外径1〜2ミリメール、長さ数ミリメートルのナイロン管12aに被覆されて杆体として強度を保持するとともに、先端に第2のハリス取付環10を堅固に接続している。
図4〜図6は、本実施例のへら鮒釣り用撚り戻し具4を、道糸2に繋ぐ手順を説明するものである。
まず、道糸2の先端部分を、図4(A)、(B)のようにして8の字に結んで、固結びの8の字結び目13を作る。
つぎに、図5(C)に示すように、上記8の字結び目13の根元部分で緩く8の字結び目14を作り、輪部15を大きく形成する。
そして、図5(D)に示すように、この輪部15に、へら鮒釣り用撚り戻し具4の結び目8を通す。
その輪部15に結び目8を通した状態で、道糸2の基部側を引っ張って、輪部15を縮めていくことにより、図6に示すように、結び目8の根元が8の字結び目14に縛られて固定されるものである。
図2の図番16は、環部11が上下移動する範囲を制限するために結んだテグスの結び目である。
このような構成からなる本考案のへら鮒釣り用撚り戻し具4は、丸カンからなる第1のハリス取付環7及び第2のハリス取付環10を備えることにより上針のハリスと下針のハリスを容易に取り付け・取り外しが可能であるとともに、ハリスの付け替え時にチチワを切るおそれがなくなる。さらに、道糸2にへら鮒釣り用撚り戻し具4を取り付けるに際しても、へら鮒釣り用撚り戻し具4の上端の結び目8を、道糸2の先端を8の字結びで縛ることにより容易に固定することができる。
この考案に係るへら鮒釣り用撚り戻し具は、釣り用品業において利用することができる。
1 釣り竿
2 道糸
3 ウキ
4 へら鮒釣り用撚り戻し具
5 上針のハリス
6 下針のハリス
7 第1のハリス取付環
8 結び目
9 基体
10 第2のハリス取付環
11 環部
12 回転自在部
14 8の字結び目
15 輪部

Claims (3)

  1. 道糸に上針用と下針用の2つのハリスを繋ぐへら鮒釣り用仕掛けであって、道糸の下部に繋げるための結び目を一端に備え、かつ他端に下針用のハリスを繋ぐ第1の金属環を備える合成樹脂製の第1の線状体と、該線状体の前記一端と他端との中間部分に一端を回転自在に係合する輪部とし、他端に上針用のハリスを繋ぐ第2の金属環を備える合成樹脂製の第2の線状体とからなり、該第2の線状体は前記第1の線状体に対して自在に回転する構造とすることを特徴とするへら鮒釣り用撚り戻し具。
  2. 第2の線状体の輪部は、釣り糸を撚り合わせて二重螺旋構造の円環とすることを特徴とする請求項1に記載のへら鮒釣り用撚り戻し具。
  3. 第1の線状体及び/又は第2の線状体は、その一部に合成樹脂製管を被覆して強度を増すことを特徴とする請求項1又は2に記載のへら鮒釣り用撚り戻し具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170339936A1 (en) * 2016-05-26 2017-11-30 David L. Simmons Fishing tackle attachment apparatus

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