JP2009005605A - 釣糸掛止部付きサカサ針 - Google Patents

釣糸掛止部付きサカサ針 Download PDF

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Abstract

【課題】従来のコイルを用いるハリス止め具は、針とハリス止め具が別々になっていて、使用時には両者を糸で巻き付け固定する必要があるため、ハリス止め具の一体化のための仕掛け作りに時間がかかり、かつ従来のコイルを用いるハリス止め具はコイルの両側にある弾性線材部が繋がっていないため解放部ができて鮎釣時にそこにハリスがかかってハリスがもつれやすいという課題がある。
【解決手段】弾性線材を少なくとも1回半巻回してコイル状釣糸掛止部を形成しかつ該コイル状釣糸掛止部の両側にある弾性線材部を繋げて閉環構造が形成されており、更にそれら弾性線材の両端部の一方又は双方と釣り針の針先以外の部分とが繋げられていることを特徴とする釣糸掛止部付きサカサ針を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は鮎の友釣用のサカサ針として使用する釣糸掛止部付きサカサ針に関するものである。
鮎の友釣りに際しては、図9に示すように、釣り糸1 に、オトリ鮎2の鼻孔へ刺し入れる鼻環3、鮎尻ビレ付近に刺し入れるサカサ針と、野鮎を掛けるためのイカリ状の釣針4のついたイカリ付きのハリスを係留するためのハリス止め5を配置し、該ハリス止めにイカリ付きのハリスの端部を係留させた形状の仕掛が使用されている。ここで、サカサ針は逆針や逆さ針とも称されている。
従来、これら鮎の友釣りに使用されるサカサ針用にコイルを用いるハリス止め具としては、ハリスを支持するV字型の狭持部を有するハリス止めや、実開平6−60369に記載のように「線材と線材とを平行状にして配置させるとともに、一方の線材の後方部に螺旋部を形成し、線材を他方の線材の側部に沿わせた状態として配置させたことを特徴とするハリス止を用い、鈎針の軸部にハリス止本体の線材並びに線材の前半部分を沿わせた状態とした後、それらを糸で巻き付けて固定することにより鮎の友釣りに使用するハリス止め」や、実開平7−14870記載のように「間隔の少ない螺旋部に続いて、間隔の大きい螺旋部を連続して形成したことを特徴とするハリス止」がある。
実開平6−60369号公報 実開平7−14870号公報
ハリスを支持するV字型の狭持部を有するハリス止めは、友釣で掛かった野鮎の強いアタリの瞬間にハリスが狭持部で切れやすく、またV字型の狭持部にイカリ付きハリスを係留させた際にハリスが下方に垂れ下がった状態となりやすく、このため鮎掛け針であるイカリが根掛りしやすく、針先が岩等に接触して針先を損傷させる等の課題を有する。
一方、前記従来のコイルを用いるハリス止め具はV字型の狭持部を有するハリス止めの課題を軽減はできるが、例えば実開平6−60369のように、針とハリス止め具が別々になっていて、使用時には両者を糸で巻き付け固定する等構造になっており、針とハリス止め具の一体化のために時間がかかり仕掛け作り作業がしにくいという課題がある。また、前記従来のコイルを用いるハリス止め具はコイルの両側にある弾性線材部が繋がっていないため解放部ができ、そこにハリスがかかってハリスがもつれやすいという課題がある。
また、従来のハリス止めではハリス掛止部にハリスの端部1cm程度を指で保持して挟み込むため、ハリス掛止後に1cm程度の長さの糸先がハリス掛止部より出た状態になり、その出ている部分が原因となって、糸のもつれや、ハリスが抜け落ち等の問題が発生しやすいという課題がある。
本発明は上記した従来の問題点を鑑みて成されたものであって、鮎釣用の仕掛け作りや糸切れ等による仕掛け直し等の仕掛け作り作業が容易でしかも実際の鮎釣時に糸のもつれや、ハリス抜け落ち等のトラブルのないコイル状釣糸掛止部付きサカサ針を提供することを目的とする。
本発明は第1に、請求項1記載のように、弾性線材を少なくとも1回半巻回してコイル状釣糸掛止部を形成しかつ該コイル状釣糸掛止部の両側にある弾性線材部を繋げて閉環構造が形成されており、更にそれら弾性線材の両端部の一方又は双方と釣り針の針先以外の部分とが繋げられていることを特徴とする釣糸掛止部付きサカサ針に関するものである。
本発明は第2に、請求項2記載の、弾性線材を少なくとも2回半巻回してコイル状釣糸掛止部を形成しかつ該コイル状釣糸掛止部の両側にある弾性線材部を繋げて閉環構造が形成されており、更にそれら弾性線材の両端部の一方又は双方と釣り針の針先以外の部分とが繋げられていることを特徴とする釣糸掛止部付きサカサ針に関するものである。
本発明は第3に、請求項3記載のように、コイルの部分がコイルを形成する弾性線材同士が接している状態である事を特徴とする請求項1,2記載の釣糸掛止部付きサカサ針に関するものである。
本発明は第4に、請求項4記載の、イカリ付きハリス、中ハリスの何れか一方または双方のハリスの先端部にコブ部を形成し、該コブ部付きのハリスを、コイル状釣糸掛止部のコイルの内側にコブ部が有りかつコイルの線材間で該ハリスが挟まれた状態で使用することを特徴とする請求項1,2,3記載の釣糸掛止部付きサカサ針に関するものである。
本発明は第5に、請求項5記載の、一本の線材を用いてまたは釣り針の針先と反対側の端部と線材の一方の端部とを繋いだ材を用いてまたは釣り針とコイル状釣糸掛止部を形成した材を繋いで製造されたことを特徴とする請求項1,2,3,4記載の釣糸掛止部付きサカサ針に関するものである。
本発明の釣糸掛止部付きサカサ針はコイル部の線材間にハリスを挟んで保持するため線材を少なくとも1回半巻回してコイル状釣糸掛止部を形成する必要がある。1回半以下ではハリスを挟むコイル部の形成が不完全なものとなり使用できない。
弾性線材を2回半以上巻回してコイル状釣糸掛止部を形成すると線材間にハリスを挟んで保持できるコイル部が2箇所以上になり、イカリ付きハリスと鼻環に係留された中ハリスの端部を同時に掛止することができ、従来のように糸等を用いて中ハリスにサカサ針を固定する必要が無くなり、仕掛け作りの作業性が著しく向上して好ましい。
形成されたコイルの直径は仕掛け作りの作業性やおとり鮎の動きやすさの観点から1mm〜5mmが好ましく2〜4mmがより好ましい。
本発明の釣糸掛止部付きサカサ針のコイルに用いる線材には、コイル部の線材間にハリスを挟んで保持するため、弾性線材が必要とされる。ここで弾性線材とは、物体に力を加えた時の形や大きさのひずみが、力をゆるめると戻る性質である弾性を有する線状物を言う。
本発明の弾性線材としては弾性を有する線材で有れば特に限定はなく、金属、セラミック、有機繊維、複合材料等を例示することができ、特に金属が好ましい。金属としては、鉄や鋼、合金、バネ鋼、ピアノ線、ステンレス鋼等が好ましい材料として例示できる。
チタン合金、ハイス鋼等で針先等を強化し、弾性線材との組合せしたものもよい。
弾性線材の太さは製品の強度やおとり鮎の動きやすさあるいは取り扱い性の観点から直径0.1mm〜0.5mmが好ましく、直径0.2〜0.4mmがより好ましい。また、釣糸掛止部のコイル形状は、円形に限るものでなく、例えば逆三角形、三角以上の多角形、楕円形、星型その他のコイル形状を採用することができる。
本発明の釣糸掛止部付きサカサ針は弾性線材を少なくとも1回半巻回してコイル状釣糸掛止部を形成しかつ該コイル状釣糸掛止部の両側にある弾性線材部を繋げて閉環構造が形成されていることが必要とされる。該コイル状釣糸掛止部の両側にある弾性線材部を繋げて閉環構造を形成することにより、コイルの両側にある弾性線材部が繋がっていないことによる解放部の形成が阻止でき、その結果、従来のハリス止めで問題となっている解放部にハリスが引っかかりハリスがもつれるという糸がらみやハリス抜け落ち等の問題が解消できる。
該コイル状釣糸掛止部の両側にある弾性線材部を繋げて閉環構造が形成する方法としては特に限定はないが、コイル状釣糸掛止部の両側に出ている弾性線材部の一方の線材に他方の線材を巻き付ける方法や両側に出ている弾性線材部同士を溶接する方法や接着材で接着させる方法が例示できる。中でも、弾性線材部同士を溶接する方法が釣糸掛止部付きサカサ針製造時の作業性や強度保持の観点から好ましい。
溶接方法としてはアーク溶接、ガス溶接、電気抵抗溶接、半田溶接、ろう付け等が例示でき、接着剤としては耐水性や接着性に優れた有機系、無機系等の既存の接着剤を使うことができる。
本発明の釣糸掛止部付きサカサ針は弾性線材を少なくとも1回半巻回してコイル状釣糸掛止部を形成しかつ該コイル状釣糸掛止部の両側にある弾性線材部を繋げて閉環構造が形成されており、更にそれら弾性線材の両端部の一方又は双方と釣り針の針先以外の部分とが繋げられていることが必要とされる。こうすることにより釣糸掛止部と釣り針部とを一体にすることができ、従来のように釣り針とハリス止めを糸で巻き付け固定する等の作業は不要となり、鮎釣用の仕掛け作りや糸切れ等による仕掛け直し等の仕掛け作り作業性が格段に向上する。
コイル状釣糸掛止部の両側にある弾性線材部を繋げて閉環構造が形成する際に同時に弾性線材の両端部の一方又は双方と釣り針の針先以外の部分とを繋げると繋げる行程が省略できて好ましい。
弾性線材の両端部の一方又は双方と釣針の針先以外の部分とを繋げる方法は特に限定はないが、それらを溶接したり接着したり糸等巻いて物理的に固定したりする方法が例示できる。
溶接方法としてはアーク溶接、ガス溶接、電気抵抗溶接、半田溶接、ろう付け等が例示できる。
接着剤としては耐水性や接着性に優れた有機系、無機系等の既存の接着剤を使うことができる。
本発明の釣糸掛止部付きサカサ針に使用される釣り針には特に限定はなく、既存の釣り針を使っても良く、本発明のために作られた釣り針を使ってもよい。
本発明の釣糸掛止部付きサカサ針のコイルの部分は、ハリスを確実に安定して保持する観点から、コイルを形成する弾性線材同士が接している状態であることが好ましい。
本発明の釣糸掛止部付きサカサ針の製造方法としては、一本の線材を用いて釣り針部とコイル状釣糸掛止部を作る方法、釣り針の針先と反対側の端部と線材の一方の端部とを繋ぎ該線材部にコイル状釣糸掛止部を作る方法、釣り針とコイル状釣糸掛止部を別々に形成しそれらを繋いで作る方法で製造すると、本発明の釣糸掛止部付きサカサ針の生産性が向上して好ましい。
本発明の釣糸掛止部付きサカサ針は1本の線材から作られていても良く、2本以上の線材を組み合わせて作られていても良い。
1本の線材から作る例としては、1本の線材の一端部に針先を有する釣り針部を形成し、他端部から所定回数巻き回してコイル部を形成し、次いでその他端部を閉環構造が形成されるように針先側近傍に溶接する方法が例示でき、また、物性や組成の異なる2本以上の線材の端部を溶接または接着して1本の線材とし、その後前述した方法で本発明の釣糸掛止部付きサカサ針を製造する方法が例示できる。
本発明で使用する、弾性線材部を繋げて閉環構造が形成するあるいは弾性線材の両端部の一方又は双方と釣り針の針先以外の部分とを繋げるとの使い方で使用されている繋ぎという表現は、1本の線材から本発明の釣糸掛止部付きサカサ針を製造する製造方法のように針部とコイル状釣糸掛止部がすでに繋がっていて繋ぎの操作が必要のない場合も含むものである。
その他の製造方法としては釣り針部とコイル部を別々に製造し、その後針り針部の針先と反対側の端部とコイル部の両端部とを溶接や接着する方法等が例示できる。
本発明の釣糸掛止部付きサカサ針は、針り針部の針先とコイル部が、針り針部とコイル部を繋ぐ線材に対して同一方向に有っても良く反対方向にあっても良いが、針り針部の針先とコイル部が同一方向に有る方が好ましい
本発明の釣糸掛止部付きサカサ針は、イカリ付きハリス、中ハリスの何れか一方または双方のハリスの先端部にコブ部を形成しコブ部付きのハリスを、コイル状釣糸掛止部のコイルの内側にコブ部が有りかつコイルの線材間で該ハリスが挟まれイカリはコイルの外部に存在する状態で使用すると、ハリスの端部が釣糸掛止部の外に出にくく、その結果従来のハリス止めではで問題となっている、糸のもつれや、ハリス抜け落ち等の問題が発生せず、好ましい。
ここでイカリ付きハリスとは捕獲目的の野鮎を掛けるための針、例えばイカリ状の釣針のついたハリスを言い、針の使用数や形状には限定はない。中ハリスとは鼻環に係留されてサカサ針を付けるためのハリスを言う。
本発明でハリスとは釣に使う釣糸、特に釣り針等の針に装着された糸および装着される糸をいう。
コブ部はハリスの先端部をくくって形成しても良く、ハリスの先端部に樹脂等でコブ部を形成しても良く、ハリスの先端部を熱溶融して形成してもよい。
本発明の釣糸掛止部付きサカサ針は弾性線材を少なくとも1回半巻回してコイル状釣糸掛止部を形成しかつ該コイル状釣糸掛止部の両側にある弾性線材部を繋げて閉環構造が形成されており、更にそれら弾性線材の両端部の一方又は双方と釣り針の針先以外の部分とが繋げられ、サカサ針と釣糸掛止部が一体となっているため、仕掛け作りや糸切れ等による仕掛け直し等の仕掛け作り作業が容易で、かつコイル状釣糸掛止部がコイル状釣糸掛止部の両側にある弾性線材部を繋げて閉環構造が形成されていてハリスや釣り糸がからみにくく実際の鮎釣時に糸がらみや、ハリス抜け落ち等のトラブルが無い。
また、本発明の釣糸掛止部付きサカサ針はイカリ付きハリス、中ハリスのハリスの先端部にコブ部を形成しコブ部付きのハリスを、コイル状釣糸掛止部のコイルの内側にコブ部が有りかつコイルの線材間で該ハリスが挟まれイカリはコイルの外部に存在する状態で使用することができるので、ハリスの端部が釣糸掛止部の外に出にくく、その結果従来のハリス止めで問題となっている、糸がらみや、ハリス抜け落ち等の問題が発生しない。
本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。直、以下に述べる実施形態は本発明を具体化した一例に過ぎず、本発明の技術範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の釣糸掛止部付きサカサ針の、斜視図である。
図2は、本発明の釣糸掛止部付きサカサ針の、正面図である。
図3は、本発明の釣糸掛止部付きサカサ針の、側面図である。
図4は、本発明の釣糸掛止部付きサカサ針を用いた、ハリス止めの状態を示す、正面図である。
図5は、本発明の釣糸掛止部付きサカサ針をオトリ鮎にセットした正面図及びサカサ針部の拡大図である。
図6は、本発明の釣糸掛止部付きサカサ針に、ハリス糸を止める手順を示す図である。
図7は、弾性線材を2回半巻回してコイル状釣糸掛止部を形成したサカサ針にイカリ付きハリスと鼻環に係留された中ハリスの端部を同時に掛止した斜視図である。
図8は、従来の広く使用されている仕掛けとサカサ針のセットされた部分の正面図である。
図9は、鮎の友釣仕掛けの装着状態を示す斜視図である。
図1,2,3に、弾性線材11を1回半巻回してコイル状釣糸掛止部18を形成しかつ該コイル状釣糸掛止部18の両側にある弾性線材部を繋げて16閉環構造13が形成されており、更にそれら弾性線材の両端部の一方又は双方と釣り針の針先以外の部分とが繋げ17られていることを特徴とする釣糸掛止部付きサカサ針10を示した。
図7には、弾性線材11を2回半巻回してコイル状釣糸掛止部19を形成しかつ該コイル状釣糸掛止部19の両側にある弾性線材部を繋げ16て閉環構造13が形成されており、更にそれら弾性線材の両端部の一方又は双方と釣り針15の針先14以外の部分とが繋げら17れていることを特徴とする釣糸掛止部付きサカサ針10と、その釣糸掛止部にイカリ付きハリス21と鼻環に係留された中ハリス22の端部にコブ部20を形成し、それらを同時に掛止した斜視図を示した。
図4には、本発明の釣糸掛止部付きサカサ針10を用い、イカリ付きハリス21の端部にコブ部20を形成してコイル部に挟んで装着した状態を示す。
図5には、本発明の釣糸掛止部付きサカサ針10をおとり鮎2にセットした正面図及び釣糸掛止部付きサカサ針10の拡大図である。
図6は、本発明の釣糸掛止部付きサカサ針10に、ハリス糸21を止める手順を示す図である。先ず(A)では釣糸掛止部付きサカサ針10の閉環構造13に、コブ部20を形成したハリス糸21を差し込む。次いで(B)コブ部20を弾性線材11に引っかけながらハリス21方向に曲げる。その後(C)コブ部20を弾性線材11に引っかけながらハリス21方向に曲げた状態でのままコイル18方向に移動させてコイル18の線材間に挟んで固定した後ハリス21を引っ張りコブ部20をコイル18内部に密着、固定させる。
図8は、従来の広く使用されている仕掛けとサカサ針のセットされた部分の正面図である。V字型の狭持部6にハリス21が挟まれ、ハリス21の端部が長く外に出ている状態が示されている。
図9は、鮎の友釣仕掛けの装着状態を示す斜視図である。
本発明の釣糸掛止部付きサカサ針10は、図1〜7に例示したように サカサ針14と釣糸掛止部18,19が一体となっているため、仕掛け作りや糸切れ等による仕掛け直し等の仕掛け作り作業が容易で、かつコイル状釣糸掛止部18,19がコイル状釣糸掛止部の両側にある弾性線材部を繋げて閉環構造13が形成されていてハリスや釣り糸がからみにくく実際の鮎釣時に糸がらみや、ハリス抜け落ち等のトラブルが無いというすばらしい特徴を持つ。
また、本発明の釣糸掛止部付きサカサ針10は、図4〜7に例示したように、イカリ付きハリス21、中ハリス22のハリスの先端部にコブ部20を形成しコブ部付きのハリスを、コイル状釣糸掛止部18,19のコイルの内側にコブ部が有りかつコイルの線材間で該ハリスが挟まれた状態で使用することができるので、ハリスの端部が釣糸掛止部の外に出にくく、その結果従来のハリス止めで問題となっている、糸がらみや、ハリス抜け落ち等の問題が発生しない21,22という特徴を持つ。
本発明の釣糸掛止部付きサカサ針の、斜視図である。 本発明の釣糸掛止部付きサカサ針の、正面図である。 本発明の釣糸掛止部付きサカサ針の、側面図である。 本発明の釣糸掛止部付きサカサ針を用いた、ハリス止めの状態を示す、正面図である。 本発明の釣糸掛止部付きサカサ針をオトリ鮎にセットした正面図及びサカサ針部の拡大図である。 本発明の釣糸掛止部付きサカサ針に、ハリス糸を止める手順を示す図である。 弾性線材を2回半巻回してコイル状釣糸掛止部を形成したサカサ針にイカリ付きハリスと鼻環に係留された中ハリスの端部を同時に掛止した斜視図である。 従来の広く使用されている仕掛けとサカサ針のセットされた部分の正面図である。 鮎の友釣仕掛けの装着状態を示す斜視図である。
符号の説明
・ 釣り糸
・ オトリ鮎
・ 鼻環
・ イカリ状の釣針
・ ハリス止め
・ V字型の狭持部
10,本発明の釣糸掛止部付きサカサ針
11,弾性線材
12,コイル状釣糸掛止部
13,弾性線材部を繋げて形成した閉環構造
14,サカサ針
15、サカサ針の針先
16,該コイル状釣糸掛止部の両側にある弾性線材部を繋げた部分
17,弾性線材の両端部の一方又は双方と釣り針の針先以外の部分とが繋げられている部分
18,1回半巻回して形成したコイル状釣糸掛止部
19,2回半巻回して形成したコイル状釣糸掛止部
20、ハリスの先端部に形成したコブ部
21,イカリ付きハリスのハリス
22,鼻環に係留された中ハリス
23,コイル部の線材同士の接触部

Claims (5)

  1. 弾性線材を少なくとも1回半巻回してコイル状釣糸掛止部を形成しかつ該コイル状釣糸掛止部の両側にある弾性線材部を繋げて閉環構造が形成されており、更にそれら弾性線材の両端部の一方又は双方と釣り針の針先以外の部分とが繋げられていることを特徴とする釣糸掛止部付きサカサ針。
  2. 弾性線材を少なくとも2回半巻回してコイル状釣糸掛止部を形成しかつ該コイル状釣糸掛止部の両側にある弾性線材部を繋げて閉環構造が形成されており、更にそれら弾性線材の両端部の一方又は双方と釣り針の針先以外の部分とが繋げられていることを特徴とする釣糸掛止部付きサカサ針。
  3. コイルの部分がコイルを形成する弾性線材同士が接している状態である事を特徴とする請求項1,2記載の釣糸掛止部付きサカサ針。
  4. イカリ付きハリス、中ハリスの何れか一方または双方のハリスの先端部にコブ部を形成し、該コブ部付きのハリスを、コイル状釣糸掛止部のコイルの内側にコブ部が有りかつコイルの線材間で該ハリスが挟まれた状態で使用することを特徴とする請求項1,2,3記載の釣糸掛止部付きサカサ針。
  5. 一本の線材を用いてまたは釣り針の針先と反対側の端部と線材の一方の端部とを繋いだ材を用いてまたは釣り針とコイル状釣糸掛止部を形成した材を繋いで製造されたことを特徴とする請求項1,2,3,4記載の釣糸掛止部付きサカサ針。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011007373A1 (en) * 2009-07-15 2011-01-20 Mauro Marabotti Rotation fishing hook revolution
US20190021298A1 (en) * 2017-07-19 2019-01-24 Hency Anthony Bunner Open Eye Hook

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