JP3226269B2 - 暖房床材の製造方法およびその施工方法ならびに暖房床構造 - Google Patents

暖房床材の製造方法およびその施工方法ならびに暖房床構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気式または温水
式の暖房床材の製造方法およびその施工方法ならびに暖
房床構造に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅に対して用いられる床暖房システム
が普及するにつれて、その施工の容易さおよび取り扱い
やすさが作業者から要求され、床材と床暖房パネルとが
一体に構成された暖房床材が開発され、使用されてい
る。
【0003】この一体型の暖房床材は、温水式の場合は
温水パイプ、電気式の場合はヒータがそれぞれ基板に内
蔵され、該基板上に表面化粧が施された仕上げ材が固着
されて構成されており、施工に際しては、この暖房床材
を根太や床下地上に連続して固着しつつ、温水パイプや
ヒータからの電源コードを相互に接続するものである。
【0004】温水パイプや電源コードの接続は、暖房床
材の下面側から温水パイプや電源コードを引き出して床
下で作業を行う方法があるが、配管や配線を床下に導く
ために床下地に穴を開けなければならず、また、作業者
が床下に潜って接続作業を行わなければならないためそ
の作業に困難を伴うという問題があった。
【0005】もう一つの接続方法としては、暖房床材内
に温水パイプ等を挿通する空間をあらかじめ形成してお
き、この空間内に温水パイプ等を挿通させると共に、暖
房床材の上面の一部を開放可能に構成して、この上面の
開放部分から空間内における温水パイプ等の接続作業を
行うようにしたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法によれば、
作業者が床下に潜る必要がなく、接続作業を容易に行う
ことができる。しかしながら、暖房床材内に配管や配線
のための空間が設けられており、これによって必然的に
強度が低下するため、該空間に強い衝撃が加わったり、
タンス等の重量物が該空間上に設置されたような場合
に、該空間部が陥没し、暖房床材が破損するおそれがあ
った。
【0007】また、該空間には温水パイプや電源コード
が挿通されているため、陥没したときにこれら温水パイ
プや電源コードが破損して、床暖房としての機能を発揮
することができなくなるおそれがある。さらに、温水式
の場合は水漏れや水漏れに起因する暖房床材や構造材の
腐食が生じ、電気式の場合にはショートや漏電による火
災が発生する危険性もある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、従来技
術における上記問題を解決し、配管や配線のための空間
部が補強され、安全性にも優れた暖房床材を提供するこ
とを目的とする。
【0009】すなわち、本発明は、少なくとも発熱体が
内蔵された基板の表面に仕上げ材が積層されて構成さ
れ、基板の内部には隣接する暖房床材の発熱体同士を結
ぶ配管または配線を挿通するための空間が形成されてな
る暖房床材の製造方法において、該空間内に該空間を実
質的に埋めるに必要且つ十分な大きさのコマを嵌合した
状態で、仕上げ材を基板表面に接着一体化し、且つ、仕
上げ材の表面塗装を施すことを特徴とする。
【0010】また、本発明は、少なくとも発熱体が内蔵
された基板の表面に仕上げ材が積層されて構成され、基
板の内部には隣接する暖房床材の発熱体同士を結ぶ配管
または配線を挿通するための空間が形成されてなる暖房
床材の施工方法において、各暖房床材にあっては上記空
間を実質的に埋めるに必要且つ十分な大きさのコマが該
空間内に取り外し可能に嵌合されており、且つ、該空間
の直上部分にある上記仕上げ材の少なくとも一部が取り
外し可能とされており、この暖房床材を床下地上の所定
位置に敷設する前に上記コマを空間から取り外し、暖房
床材の敷設後、上記取り外し可能な仕上げ材を取り外し
て上記空間を上面開放させ、この上面開放部分を介して
空間内において配管または配線作業を行い、この作業が
完了した後、空間内の上面開放されない部分に上記取り
外したコマを挿入し、上記取り外した仕上げ材を空間上
に被着固定することを特徴とする。
【0011】さらに、本発明は、請求項2記載の暖房床
材の施工方法によって施工されてなる暖房床構造であ
り、各暖房床材の空間内の上面開放されない部分にコマ
が嵌合されていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1および図2には本発明の一実
施例による電気式の暖房床材が示されている。この暖房
床材1は、四周に実部2が形成された基板3上に仕上げ
材4が積層固着されて構成されている。
【0013】基板3としては、合板、パーティクルボー
ド、木質繊維板、集成材、単板積層材等の木質系基材、
ウレタン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、
フェノール樹脂等の合成樹脂を発泡させた合成樹脂発泡
体を単独で、あるいは複合して用いることができる。
【0014】図示実施例では、一対の長手桟材31,3
2と、一方の長手桟材31との間に一定の間隔をおいて
平行に設けられる内部桟材33と、他方の長手桟材32
と内部桟材33との間に設けられる一対の短手桟材3
4,35と、これら桟材31〜35で桟組みされた空間
内に設けられる合成樹脂発泡体とで基板3が構成されて
いる(図4参照)。合成樹脂発泡体としては、あらかじ
め合成樹脂を発泡させて板状に成形したものを用いてそ
の周囲を桟材32〜35で取り囲んで一体化させてもよ
く、あるいは、裏面材10の上面の周囲に木質系基材で
構成される桟材31〜35を固着し、これら桟材の表面
に仕上げ材4を固着した状態で、裏面材10と仕上げ材
4と桟材32〜35で形成される内部空間内で合成樹脂
を内部発泡させることで合成樹脂発泡体を形成して、こ
の合成樹脂発泡体と桟材31〜35とからなる基板とす
ることもできる。
【0015】なお、図4では、あらかじめ合成樹脂を発
泡させた発泡合成樹脂板の表面に発熱体および均熱シー
トを積層一体化させた発熱積層体11を桟材32〜35
で囲まれる空間内に配置している。発熱体はそれ自身か
ら熱を発し、均熱シートを介して仕上げ材4に熱を伝達
させて該仕上げ材を熱するための熱源となるものであ
り、電気式暖房床材では公知のように面状発熱体やコー
ドヒータが発熱体として用いられる。面状発熱体あるい
はコードヒーターは均熱シートと一体に構成されること
もある。均熱シートは発熱体と仕上げ材の間に介在され
るものであり、アルミニウム、銅、鉄、銅などの熱伝導
性に優れた金属製箔、金属製薄板が使用される。均熱シ
ートは、面状発熱体やコードヒータの表面に貼着され、
またはこれらと一体に構成され、あるいは仕上げ材4の
裏面に貼着される。
【0016】仕上げ材4としては、合板、パーティクル
ボード、木質繊維板、集成材、単板積層材などの木質系
基材を単独または複合して構成される基材の表面に、天
然木材を切削して得られる天然突板、人工突板、それら
の裏面に不織布、紙、合成樹脂シート、ガラスシートを
裏打ちした突板シートや化粧紙、化粧合成樹脂シートな
どの化粧シート状物を貼着したものや、基材表面に任意
塗装または印刷を施したもの、それらにさらに上塗り塗
装を施したものなどを用いることができる。
【0017】基板3には暖房床材1の所定方向(特に短
手方向または長手方向)と平行に延長する空間5が形成
され、この空間5を利用して必要な配管または配線が施
される。空間5は暖房床材1の厚さ範囲内で配管または
配線が挿通できるものであればよく、その形成も任意の
手法によって行うことができる。たとえば、基板3が一
枚物で構成されている場合はその任意箇所を刳り抜き、
あるいは所定方向に延長する溝を形成することによって
空間5を形成することができる。
【0018】図示実施例では、前述のように一定間隔を
おいて平行に設けられる長手桟材31と内部桟材33と
の間に暖房床材1の短手方向に延長する空間5が形成さ
れ、この空間5内のほぼ中央にヒータ(図示せず)と接
続されたジョイントボックス6が配置され、ジョイント
ボックス6の両端には各々中継コード7,7と接続され
たプラグ8,8が差し込まれている。図示しないが中継
コード7の他端にも同様のプラグ8が装着されており、
隣接する暖房床材のジョイントボックスに差し込まれ
る。
【0019】図1に示されるように、暖房床材1の接続
部付近において、空間5上に積層される仕上げ材4のう
ちの一部4’が取り外し可能に構成されており、この仕
上げ材4’を取り外すことで上面開放された空間5内
に、ジョイントボックス6およびプラグ8,8を収容す
ると共に中継コード7を挿通し、さらに補強材9を挿入
する。仕上げ材4’を取り外すことにより接続部分およ
び空間5が露出するので、床下に潜る必要がなく、床上
ら配管または配線の接続作業を容易に行うことができ
る。このようにして空間5内において配線の接続および
補強材9の挿入を完了したところで、取り外されていた
仕上げ材4’を被着して空間5の開放上面を閉塞する。
【0020】基板3の裏面には必要に応じて裏面材10
が貼着される(図2参照)。裏面材10の貼着により基
板3の補強ができると共に、床下からの湿気の侵入を防
止して基板3の反りの発生を防止する。裏面材10とし
ては銅板などの金属板、紙または織布、不織布等のシー
ト状物などに合成樹脂を含浸させたもの、木質系基材、
木質系基材に合成樹脂等を含浸させたものを単独で、あ
るいは複数枚重ねて積層成形した樹脂含浸シート、合成
樹脂板、合成樹脂シート等を用いることができる。
【0021】補強材9は、仕上げ材4’を取り外すこと
で得られる開放上面部分から空間5内に挿通できる大き
さに構成され、その高さおよび幅は空間5と略同一また
はわずかに小さな寸法とされる。補強材9の長さは任意
に選択されるが、単一の補強材9として用いる場合には
空間5の略全長にわたる長さに設定されることが好まし
い。複数の補強材9,9を用いる場合は、これら複数の
補強材を空間5内に連続して配置したときに空間5の略
全長にわたるように各補強材の長さを設定することが好
ましい。
【0022】補強材9は、暖房床材1を床下地(図示せ
ず)に固着した後に配管または配線を行うときに、空間
5内に挿入される。補強材9は、空間5の木口端から挿
入されるか、あるいは前記したように仕上げ材4’を取
り外して開口された部分から挿入される。前者の場合は
補強材を水平状態にして挿入するので、空間5の略全長
にわたるような長さの補強材であっても容易に挿入する
ことができるが、後者の場合は補強材を斜めにして挿入
することになるので、あまり長い補強材であると裏面材
10につかえてしまって挿入しづらくなる。この場合に
は、図1に示すような比較的短い補強材9を複数用い、
開放上部からジョイントボックス6と仕上げ材4との間
の隙間を利用して、ジョイントボックス6の両側の空間
部分に挿入することが好ましい。
【0023】補強材9は図3に例示されるように断面門
の字形(A)またはロの字形(B)などの中空断面形状
を有しており、その内部に配管または配線を挿通するこ
とができるようになっている。補強材9の材質は所要の
強度を有するものであれば特に限定されず、たとえば合
成樹脂や金属で構成することができる。
【0024】補強材9が空間5内に挿通されることによ
って、仕上げ材4,4’を介して空間5上に衝撃や荷重
がかかってもこれを補強材9で受けることができるた
め、空間5の直上に位置する仕上げ材4,4’が陥没す
ることがなく、陥没による配管や配線の破損を防止する
ことができる。
【0025】前述のように、空間5内への補強材9の挿
入は暖房床材1を床下地(図示せず)に固着した後に配
管または配線を行うときに行われるが、補強材9が挿入
されるまで、空間5内に該空間とほぼ同じ大きさのコマ
12を取り外し可能に配置させておくことができる(図
5参照)。空間5にコマ12を配置した状態で基板3上
に仕上げ材4をプレスなどにより接着一体化するととも
に表面塗装を施すことができ、押圧するときに空間5の
直上にある仕上げ材4,4’に集中的に荷重がかかるこ
とがなく、これら仕上げ材の陥没による破損が防止され
る。また、コマ12が配置された状態で仕上げ材4の表
面に塗装を施すため、ロールコーターを用いて塗装をす
る際に空間5の直上部分に余計に荷重がかかって塗料が
多く付着してしまうようなことがなく、均等に塗料が付
着されるので、空間5の直上部分とそれ以外の部分との
塗装による色違いが発生しない。コマ12は取り外し可
能であり、床下地材上に暖房床材を敷設し、空間5内に
おいて配管あるいは配線が行われるときにコマ12を取
り外す。部屋の隅に施工される場合のように、空間内に
配管あるいは配線をする必要がない場合には、コマをそ
のまま残しておいてもよい。
【0026】以上に述べた暖房床材1の施工方法につい
て説明すると、あらかじめ暖房床材の施工割付に従い、
配線が必要な部分のコマ12を外して空間5を確保して
おく。コマ12は、基板3と仕上げ材4との接着一体化
および仕上げ材4の表面塗装の後、ジョイントボックス
6の両側にある一対のコマ12,12をそれぞれ空間5
に沿って外方にスライドさせることによって取り外すこ
とができる。
【0027】床下地材上に暖房床材を接着剤、釘等を用
いて固着し、暖房床材の接続部付近の仕上げ材4’を取
り外して空間5を露出させる。そして、上面開放された
空間5内で必要な配管または配線作業を行うと共に空間
5に補強材9を挿入する。配線作業終了後、取り外した
仕上げ材4’を空間5に接着剤あるいは両面テープ等で
固着することで、暖房床材の施工が完了する。
【0028】施工時に空間5に補強材9を挿入するの
で、施工後に空間5の上に荷重がかかっても仕上げ材
4,4’が陥没して破損することがなく、陥没による家
具の転倒や空間内の配線や配管の損傷を防止できる。
【0029】図1および図2は電気式の暖房床材を示す
が、本発明はこれに限らず、温水式の暖房床材にも適用
可能である。温水式の暖房床材の場合は、公知のよう
に、基板に設けられた凹部内に発熱体としての温水パイ
プおよび温水パイプの接続金具などが装着され、基板お
よび発熱体表面が均熱シートと接するように固着される
とともに、均熱シート上に仕上げ材が固着されている。
そして、温水パイプが挿通される空間には、図示実施例
において説明したと同様に補強材が挿入されるものであ
る。温水パイプとしてはポリエチレン、ポリプロピレ
ン、塩化ビニルなどの合成樹脂製、アルミニウム、銅な
どの金属製のパイプが用いられ、隣接する基板に設けら
れる温水パイプ同士が接続されるとともに、その末端は
ボイラーおよびポンプに接続されて、温水パイプ内を温
水が循環するようになっている。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、暖房床材の接続部付近
に配管または配線が挿通される空間が形成され、且つ、
この空間には補強材が収容されるため、表面側から空間
の直上部分に荷重がかかってもその荷重を補強材が受
け、仕上げ材の破損や陥没を防止することができる。し
たがって、空間内に配される温水パイプや中継コード等
の破損が防止され、長期間にわたって暖房機能を安定し
て使用することができると共に、これらの破損によって
生じ得る漏水や腐朽、漏電や火災などの二次的災害の発
生を防止することができる。
【0031】また、暖房床材の製造方法にあっては、空
間にコマが挿入された状態で仕上げ材の接着一体化およ
び表面塗装が行われるため、プレスによる押圧時に仕上
げ材が陥没することが防止され、さらに塗装時にも荷重
を受けた空間直上部分が凹んで他の部分との塗装ムラを
生ずることがないので、美麗な表面化粧を施すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電気式暖房床材を示す
斜視図である。
【図2】図1の暖房床材における空間部分の断面図であ
る。
【図3】本発明の暖房床材の空間に収容する補強材につ
いての構成例を示す斜視図である。
【図4】図1の暖房床材の製造工程を示す斜視図であ
る。
【図5】図4に示される基板の空間にコマを挿入した状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 電気式暖房床材 2 実 3 基板 31〜35 基板を構成する桟材 4 仕上げ材 4’ 取り外し可能な仕上げ材 5 空間 6 ジョイントボックス 7 中継コード 8 プラグ 9 補強材 10 裏面材 11 発熱積層体 12 コマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24D 3/16 F24D 13/02 F24D 19/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも発熱体が内蔵された基板の表面
    に仕上げ材が積層されて構成され、基板の内部には隣接
    する暖房床材の発熱体同士を結ぶ配管または配線を挿通
    するための空間が形成されてなる暖房床材の製造方法に
    おいて、該空間内に該空間を実質的に埋めるに必要且つ
    十分な大きさのコマを嵌合した状態で、仕上げ材を基板
    表面に接着一体化し、且つ、仕上げ材の表面塗装を施す
    ことを特徴とする暖房床材の製造方法。
  2. 【請求項2】少なくとも発熱体が内蔵された基板の表面
    に仕上げ材が積層されて構成され、基板の内部には隣接
    する暖房床材の発熱体同士を結ぶ配管または配線を挿通
    するための空間が形成されてなる暖房床材の施工方法に
    おいて、各暖房床材にあっては上記空間を実質的に埋め
    るに必要且つ十分な大きさのコマが該空間内に取り外し
    可能に嵌合されており、且つ、該空間の直上部分にある
    上記仕上げ材の少なくとも一部が取り外し可能とされて
    おり、この暖房床材を床下地上の所定位置に敷設する前
    に上記コマを空間から取り外し、暖房床材の敷設後、上
    記取り外し可能な仕上げ材を取り外して上記空間を上面
    開放させ、この上面開放部分を介して空間内において配
    管または配線作業を行い、この作業が完了した後、空間
    内の上面開放されない部分に上記取り外したコマを挿入
    し、上記取り外した仕上げ材を空間上に被着固定するこ
    とを特徴とする暖房床材の施工方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の暖房床材の施工方法によっ
    て施工されてなる暖房床構造であり、各暖房床材の空間
    内の上面開放されない部分にコマが嵌合されていること
    を特徴とする暖房床構造。
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