JP3225573B2 - 脱穀装置 - Google Patents

脱穀装置

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JP3225573B2
JP3225573B2 JP02053492A JP2053492A JP3225573B2 JP 3225573 B2 JP3225573 B2 JP 3225573B2 JP 02053492 A JP02053492 A JP 02053492A JP 2053492 A JP2053492 A JP 2053492A JP 3225573 B2 JP3225573 B2 JP 3225573B2
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善正 松田
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱穀装置に係るもので
ある。
【0002】
【従来技術】従来公知の実開昭60−131137号公
報には、扱胴軸の前端部を軸架する前板と、前記扱胴軸
の後端部を軸架する後板と、前記前板と前記後板の中間
に位置し扱網の後側縁を固定する扱網取付用中板とから
なるものが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例の、特に、
扱網取付用中板は、一側は側板に固定されているから堅
牢であるが、他側の穀稈搬送供給装置取付側は強度的に
不足があった。そこで、本発明は、扱網取付用中板の穀
稈搬送供給装置取付側を補強したものである。
【0004】
【発明の目的】本発明は、扱網取付用中板の穀稈搬送供
給装置取付側の強度を補強したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、扱胴軸9の前
端部を軸支する前板6と、前記扱胴軸9の後端部を軸支
する後板7と、前記前板6と後板7の中間に位置し扱網
11の後端部を支持する扱網取付用中板13とからなる
ものにおいて、前記後板7と扱網取付用中板13との間
に排塵処理胴52の前端部を臨ませると共に、前記後板
7と扱網取付用中板13の穀稈搬送供給装置34取付側
側縁部とを前記後板7から扱網取付用中板13に至る補
強部材47により連結したことを特徴とする脱穀装置、
および、扱胴軸9の前端部を軸支する前板6と、前記扱
胴軸9の後端部を軸支する後板7と、前記前板6と後板
7の中間に位置し扱網11の後端部を支持する扱網取付
用中板13とからなるものにおいて、脱穀室5の側部に
配置する移動側板33を前記脱穀室5の側部から移動可
能に設けると共に、前記後板7と扱網取付用中板13の
穀稈搬送供給装置34取付側側縁部とを前記後板7から
扱網取付用中板13に至る補強部材47により連結した
ことを特徴とする脱穀装置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図により説明すると、1は
コンバインの機体フレーム、2は前記機体フレーム1の
下方に設けた走行装置、3は前記機体フレーム1の上方
に設けた脱穀装置、4は前記脱穀装置3の前側に設けた
刈取部である。
【0007】前記脱穀装置3の前側上方位置には脱穀室
5を形成する。脱穀室5は前板6と後板7と右側板8と
を有し、前記前板6および後板7に扱胴軸9により扱胴
10を回転自在に軸架する。前記扱胴10の主として下
方側には扱網11を設ける。扱網11は枠体12に固定
され、該枠体12を前記前板6と前記後板7の前側に所
定間隔を置いて設けた扱網取付用中板13に着脱自在に
取付けて構成される。前記枠体12は、前記扱胴10と
略同芯の円弧形状の前後枠14に前後方向の横枠15を
固定して形成し、前後枠14を前記前板6および扱網取
付用中板13に設けた係合段部16上面に摺動させて係
合させ、前記前後枠14に設けた係合フック17を前記
前板6および扱網取付用中板13に設けた係合ピン18
に係合させて固定する。また、図8は、扱網11の他の
取付構造を示し、前記前板6および扱網取付用中板13
には前記係合ピン18に変えて前後方向の係合杆19を
設け、該係合杆19に前記係合フック17を係合させて
いる。
【0008】しかして、前記扱網11の下方から前記後
板7の後側に掛けて風選室20を形成し、該風選室20
内には揺動選別枠体21を設ける。22は前記扱網11
の下方に位置する移送突起23を有する前記揺動選別枠
体21の移送部、24は揺動選別枠体21の傾斜角度調
節自在のグレンシーブ、25は揺動選別枠体21の篩
網、26は前記移送部22の下方に設けた送風唐箕、2
7は一番コンベアであり、図示は省略するが前記一番コ
ンベア27の後側に二番コンベアを設け、また、前記揺
動選別枠体21の後部にはストローラック等を設けてい
る。
【0009】しかして、前記前板6と前記後板7と前記
扱網取付用中板13の右側は右側板8と一体的に形成す
るか、または、固定状態に取付けるが、前記前板6と前
記後板7と前記扱網取付用中板13の左側には、前記脱
穀室5に穀稈を供給する穀稈通路30を形成している。
したがって、脱穀室5の上部は上部カバー31により包
囲し、該上部カバー31の左側の屈曲部32により前記
脱穀室5の左側の上部を包囲している。
【0010】そして、脱穀室5および風選室20の左側
部には移動側板33を設け、作業中は移動側板33によ
り脱穀室5および風選室20の側部を包囲するが、メン
テナンス等の場合には移動側板33を任意の手段により
移動させ、脱穀室5および風選室20の左側を開放して
いる。
【0011】本実施例では、前記穀稈通路30に設けた
穀稈搬送供給装置34の挾扼杆35を前記上部カバー3
1の屈曲部32に取付け、穀稈搬送供給装置34の穀稈
搬送チエン36のチエン案内レール37は、機体フレー
ム1側に固定の支持部材38に外側回動自在に取付け、
前記チエン案内レール37に前記移動側板33を取付け
ている。39はカバー、40は前記前板6に形成した穀
稈供給口、41は前記後板7に形成した穀稈排出口、4
2は前記後板7と扱網取付用中板13の間に形成した排
出口である。
【0012】しかして、脱穀装置3は、前記したよう
に、穀稈通路30がある側の脱穀室5の側部から前記風
選室20の側部に掛けて、前記移動側板33を除くと開
放される開口部43を形成し、風選室20の開口部43
の下方には固定側板44を設けている。固定側板44は
前記後板7の後側に形成した風選室20の後部の排塵部
45の下側側部に至るように形成され、固定側板44の
後側には排塵部45の後部上側に位置する排塵側板46
を固定する。該排塵側板46には前方に突き出る延長補
強部材47の後端を固定し、該延長補強部材47には前
記後板7および扱網取付用中板13の左側を固定する。
【0013】したがって、脱穀装置3の骨格フレーム4
8は、前記前板6と前記後板7と前記右側板8と前記扱
網取付用中板13と前記固定側板44と前記排塵側板4
6と前記延長補強部材47とにより一体的に、固定され
た構成にしている。なお、前記前板6と前記後板7と前
記右側板8と前記扱網取付用中板13と前記固定側板4
4と前記排塵側板46と前記延長補強部材47とは別部
材により形成してそれぞれを固定しているが、その一部
または全部を一体的に形成することもある。
【0014】また、前記送風唐箕26のケース49と前
記一番コンベア27および二番コンベアの受樋50も左
右の右側板8および固定側板44の剛性を向上させる強
度メンバーになっている。51は前記風選室20の終端
部に設けた吸引排塵装置、52は排塵胴、53は処理
胴、54は前記穀稈搬送供給装置34の後側に設けた該
穀稈搬送供給装置34より引継いだ脱穀済の穀稈を前記
排塵部45の後側に設けたカッタまたは結束装置を有す
る排藁処理部に搬送する排藁搬送装置である。
【0015】なお、本実施例の脱穀装置3は、コンバイ
ンの進行方向を基準に前側を供給側とし、後側を排出側
として設け、部分名称およびその配置について前後左右
の方向に合せて説明しているが、もちろん、脱穀装置3
の配置はコンバインの進行方向を基準に任意であり、ま
た、設置型のものでもよい。
【0016】次に作用を述べる。穀稈は穀稈搬送供給装
置34により穀稈供給口40から脱穀室5内に供給さ
れ、穀稈排出口41より排出されるまでの間に回転する
扱胴10により脱穀され、脱穀物は扱網11より漏れ揺
動選別枠体21の移送部22上に落下し、移送部22の
移送突起23により排出側に向けて移送されて風選室2
0内に入り、また、脱穀室5内の脱穀物は排出口42よ
り風選室20内に入り、送風唐箕26により送風される
選別風および揺動選別枠体21の揺動により選別され、
一番物は一番コンベア27に入って機外に取出され、二
番物は二番コンベアに入る。
【0017】しかして、扱胴10の上方を覆う上部カバ
ー31を上動させ、任意の手段により穀稈搬送供給装置
34と、脱穀室5および風選室20の側部の移動側板3
3とを移動させると、穀稈通路30がある側の脱穀室5
の側部から前記風選室20の側部に掛けて開口部43が
形成されて開放されるから、容易にメンテナンス作業を
行なえる。
【0018】この場合、穀稈通路30がある側の脱穀室
5の側部から前記風選室20の側部に掛けて開口部43
が形成されて開放される構成であるから、後板7および
扱網取付用中板13の強度不足となって、騒音振動の原
因になったり、また、剛性を確保するために板厚を厚く
するなどにより重量が大となることがあるが、本発明で
は、機体側に固定の排塵側板46と前記後板7および扱
網取付用中板13の左側との間に延長補強部材47を設
けているので、強度が確保され、騒音振動を防止し、軽
量となる。
【0019】また、扱網11は、扱胴10と略同芯の円
弧形状の前後枠14と前後方向の横枠15からなる枠体
12に取付け、該枠体12を前板6と扱網取付用中板1
3の間に取付けているから、枠体12により前板6と扱
網取付用中板13とが連結されることになり、脱穀装置
3の骨格フレーム48の剛性を一層向上させている。ま
た、扱網11の枠体12は、穀稈搬送供給装置34のチ
エン案内レール37に取付けて着脱自在構成にすると、
枠体12が前板6と扱網取付用中板13の間に位置して
幅決め作用し、係合フック17が係合ピン18に係合す
ることにより扱網11が位置決めされる。また、枠体1
2を外したとき、前板6と扱網取付用中板13との間に
障害物が無くなって、メンテナンスを容易に行える。
【0020】
【効果】請求項1記載の発明によると、扱網取付用中板
13の穀稈搬送供給装置34取付側の強度を高めること
ができ、扱胴および排塵処理胴52を備える脱穀装置で
ありながら、騒音および振動を少なくし、また、軽量化
を図ることができる。請求項2記載の発明によると、扱
網取付用中板13の穀稈搬送供給装置34取付側の強度
を高めることができ、メンテナンス時に脱穀室5の側部
を開放可能とする脱穀装置でありながら、騒音および振
動を少なくし、また、軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 脱穀装置全体の側面図。
【図2】 脱穀装置のフレームの斜視図。
【図3】 縦断側面図。
【図4】 供給側正面図。
【図5】 扱網の取付部分の正面図。
【図6】 同側面図。
【図7】 同斜視図。
【図8】 扱網の取付構造の第2実施例図。
【符号の説明】
1…機体フレーム、2…走行装置、3…脱穀装置、4…
刈取部、5…脱穀室、6…前板、7…後板、8…側板、
9…扱胴軸、10…扱胴、11…扱網、12…枠体、1
3…扱網取付用中板、14…前後枠、15…横枠、16
…係合段部、17…係合フック、18…係合ピン、19
…係合杆、20…風選室、21…揺動選別枠体、22…
移送部、23…移送突起、24…グレンシーブ、25…
篩網、26…送風唐箕、27…一番コンベア、30…穀
稈通路、31…上部カバー、32…屈曲部、33…移動
側板、34…穀稈搬送供給装置、35…挾扼杆、36…
穀稈搬送チエン、37…チエン案内レール、38…支持
部材、39…カバー、40…穀稈供給口、41…穀稈排
出口、42…排出口、43…開口部、44…固定側板、
45…排塵部、46…排塵側板、47…延長補強部材、
48…骨格フレーム、49…ケース、50…受樋、51
…吸引排塵装置、52…排塵胴、53…処理胴、54…
排藁搬送装置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扱胴軸9の前端部を軸支する前板6と、
    前記扱胴軸9の後端部を軸支する後板7と、前記前板6
    と後板7の中間に位置し扱網11の後端部を支持する扱
    網取付用中板13とからなるものにおいて、前記後板7
    と扱網取付用中板13との間に排塵処理胴52の前端部
    を臨ませると共に、前記後板7と扱網取付用中板13の
    穀稈搬送供給装置34取付側側縁部とを前記後板7から
    扱網取付用中板13に至る補強部材47により連結した
    ことを特徴とする脱穀装置。
  2. 【請求項2】 扱胴軸9の前端部を軸支する前板6と、
    前記扱胴軸9の後端部を軸支する後板7と、前記前板6
    と後板7の中間に位置し扱網11の後端部を支持する扱
    網取付用中板13とからなるものにおいて、脱穀室5の
    側部に配置する移動側板33を前記脱穀室5の側部から
    移動可能に設けると共に、前記後板7と扱網取付用中板
    13の穀稈搬送供給装置34取付側側縁部とを前記後板
    7から扱網取付用中板13に至る補強部材47により連
    結したことを特徴とする脱穀装置
JP02053492A 1992-01-09 1992-01-09 脱穀装置 Expired - Lifetime JP3225573B2 (ja)

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CN104137712B (zh) * 2014-07-25 2016-08-24 何嘉俊 收割机脱粒滚筒

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