JP3224001B2 - データ信号線駆動回路および走査信号線駆動回路並びに画像表示装置 - Google Patents

データ信号線駆動回路および走査信号線駆動回路並びに画像表示装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブ・マトリク
ス駆動される画像表示装置に用いられる、欠陥救済のた
めの冗長技術が盛り込まれたデータ信号線駆動回路およ
び走査信号線駆動回路に関し、更に、これらデータ信号
線駆動回路および走査信号線駆動回路のうちの少なくと
も一方を備える画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像表示装置の一つとして、アクティブ
・マトリクス駆動方式のものが知られている。この種の
画像表示装置は、図21に示すように、画素アレイAR
Yと、この画素アレイARYを駆動するデータ信号線駆
動回路SD及び走査信号線駆動回路GDと、データ信号
線駆動回路SD及び走査信号線駆動回路GDに入力する
タイミング信号を生成するタイミング信号生成回路TI
Mとからなっている。図21で、DATは映像信号、S
YNは同期信号である。
【0003】図22は、図21の画素アレイ部ARYと
データ信号線駆動回路SD及び走査信号線駆動回路GD
を、より詳しく表した図である。図22(a)に示すよ
うに、この画像表示装置は、多数の走査信号線GLjと
多数のデータ信号線SLiとを走査信号線とデータ信号
線とが交差する状態で備え、隣接する2走査信号線と隣
接する2データ信号線とで包囲された部分に画素PIX
がマトリクス状に設けられている。すなわち、画素1列
当たり1本のデータ信号線と、画素1行当たり1本の走
査信号線を有している。
【0004】液晶表示装置の場合、各画素PlXは、図
22(b)に示すように、スイッチング素子としての画
素トランジスタSWと、液晶容量CLおよび必要によっ
て付加される補助容量CSよりなる画素容量とによって
構成される。一般に、アクティブ・マトリクス型液晶表
示装置においては、画素には表示を安定させるために、
液晶容量CLと並列に補助容量CSが付加されている。
この補助容量CSは、液晶容量CLや画素トランジスタ
SWのリーク電流、画素トランジスタSWのゲート/ソ
ース間容量などの寄生容量による画素電位の変動、或い
は、液晶容量CLの表示データ依存性などの影響を、最
小限に抑えるためのものである。
【0005】図22(b)において、スイッチング素子
である画素トランジスタSWのドレイン及びソースを介
してデータ信号線SLiと画素容量の一方の電極とが接
続され、画素トランジスタSWのゲートは走査信号線G
Ljに接続され、液晶容量の他方の電極は液晶セルを挟
んで対向電極に、補助容量の他方の電極は全画素に共通
の共通電極線、または、隣接する走査信号線に接続され
ている。
【0006】走査信号線GLjは走査信号を出力する走
査信号線駆動回路GDに接続されている。デ一タ信号線
SLiは、映像信号をサンプリングすると共にサンプリ
ングした映像信号をデータ信号線に転送、または増幅し
て転送するデータ信号線駆動回路SDに接続されてい
る。そして、走査線駆動回路GDおよびデータ信号線駆
動回路SDは、それぞれ、電源VGH/VGLおよびV
SH/VSLで駆動されている(図22(a)参照)。
【0007】デ一タ信号線駆動回路SDは、表示用デー
タ信号を1画素毎に、もしくは、1水平走査期間(1H
ライン)毎に、データ信号線SLiに出力する。走査信
号線GLjをアクティブ状態にすると画素トランジスタ
SWが導通状態となり、データ信号線SLi上を送られ
る表示用データ信号が画素容量に書き込まれる。そし
て、走査信号線GLjを非アクティブ状態にすると画素
トランジスタSWが遮断状態となり、これにより表示が
維持されることになる。
【0008】ところで、データ信号線駆動回路SDに
は、点順次駆動方式と線順次駆動方式とがある。ここ
で、点順次駆動方式とは、図23に示すように、走査回
路(シフトレジスタSR)の出力によって制御されるサ
ンプリングスイッチSWTを介して、映像データDAT
を直接データ信号線SLiへ書き込むものである。よっ
て、駆動回路の規模は小さくなるが、書き込み時間が短
くなるため大画面化に制約がある。サンプリングスイッ
チSWTとしては、通常、1つのトランジスタか、また
は、2つの伝導型の異なるトランジスタを並列接続した
ものを用いる。ただし、サンプリング能力の点、及び、
映像信号のレベル変動を抑えられる点から、CMOS構
成とすることが望ましい。
【0009】一方、線順次駆動方式とは、図24に示す
ように、水平走査期間にサンプリングした映像信号DA
Tを、水平帰線期間に1ライン分一括してアンプ回路A
MPに転送し、次の水平走査期間でデータ信号線SLi
に書き込むものである。よって、駆動回路の規模は大き
くなるが、書き込み時間が十分とれるため大画面化にも
対応できるという特徴がある。アンプ回路AMPの構成
としては、図25(a)に示すオペアンプ型のものと、
図25(b)に示すソースフォロワ型のもの等がある。
【0010】一方、走査信号線駆動回路GDとしては、
図26のような構成をとるものが挙げられる。これは、
走査回路(シフトレジスタSR)からの出力信号と、走
査信号の幅を規定するゲートパルスGPSとの積信号
を、バッファ回路BUFで増幅して出力するものであ
る。
【0011】ここで、図23および図24に示したデー
タ信号線駆動回路SD、及び、図26に示した走査信号
線駆動回路GDでは、走査回路として、シフトレジスタ
SRを用いている。図27に、そのシフトレジスタSR
の構成を示す。シフトレジスタSRの各一段分は、1個
のインバータと2個のクロックトインバータにより構成
されており、クロック信号CLKの立ち上がり及び立ち
下がりに同期して、スタートパルス信号SPSが、順
次、次段へ転送される。
【0012】走査回路としては、このシフトレジスタS
Rの他に、デコーダ型のものがある。これは、例えば、
図28に示すように、複数のアドレス信号A1、A2…
またはその反転信号A1 、A2 …の積信号を出力す
るもので、各段の入力アドレス信号を異なるものにする
ことにより、走査回路を構成することができる。
【0013】ところで、従来、アクティブマトリクス型
液晶表示装置の多くは、画素部のスイッチング素子とし
ては、ガラス基板上に形成された非晶質シリコン薄膜ト
ランジスタで構成され、走査信号線駆動回路及びデータ
信号線駆動回路のスイッチング素子としては外付けされ
た複数のドライバICにて構成されている。
【0014】これに対して、近年、画像表示装置の小型
化や信頼性向上、コスト低減などのために、走査信号線
駆動回路やデータ信号線駆動回路を、画素アレイと同一
基板上にモノリシックに構成する技術が開発されつつあ
る。このとき、能動素子としては、単結晶、或いは、非
単結晶(例えば、多結晶や非晶質)のシリコン薄膜を用
いた電界効果トランジスタが用いられる。実際には、大
面積に形成できること、及び、走査信号線駆動回路やデ
ータ信号線駆動回路に要求される高い駆動力が実現でき
ることから、多結晶シリコン薄膜トランジスタで構成さ
れることが多い。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、非単結
晶シリコン薄膜トランジスタ、例えば多結晶シリコン薄
膜トランジスタでは、現状では、その製造プロセスがL
SI等で用いられている単結晶シリコン基板上のトラン
ジスタ程には確立されておらず、ショートや断線などの
欠陥が発生し易いという問題がある。また、駆動回路を
画素アレイと同一基板上にモノリシックに構成する場合
には、画面サイズにもよるが、非常に大面積になり、欠
陥が含まれる可能性が高くなる。
【0016】ここで、欠陥の種類としては、点欠陥、線
欠陥、面欠陥が考えられる。面欠陥については、欠陥箇
所が多数にわたる場合が多く、たとえその救済が可能で
あっても、多大なコストと労力が必要となるため、不良
品として処分するのが普通である。
【0017】点欠陥は、画素の不良により生ずるもので
あり、僅かな数であれば目立たないので無視できる場合
もある。また、欠陥防止対策としては、各画素に2つの
トランジスタを設け、不良トランジスタを切り離すこと
により、画素スイッチの欠陥を救済することが提案され
ている(特開平5−66148号)。
【0018】一方、線欠陥は、非常に目立つため、たと
え少数であっても救済する必要がある。線欠陥の原因と
しては、データ信号線および走査信号線での欠陥、例え
ば断線や短絡などの他に、データ信号線駆動回路および
走査信号線駆動回路での欠陥が挙げられる。ここで、デ
ータ信号線および走査信号線は単なる配線であるのに対
し、データ信号線駆動回路および走査信号線駆動回路に
は多数の素子や配線、コンタクト領域などがあるため、
欠陥の発生確率も高くなる。更に、上述のように、多結
晶シリコン薄膜トランジスタを用いて形成されたデータ
信号線駆動回路および走査信号線駆動回路においては、
製造プロセスが未完成であるため、欠陥発生の確率は、
単結晶シリコン基板上に形成されるドライバーICのプ
ロセスと較べて、より高くなる。
【0019】したがって、画像表示装置の製造歩留まり
を向上させるためには、線欠陥の低減、特に駆動回路の
不良率の低減が重要である。そのためには、製造プロセ
スの改良による欠陥の低減と並んで、欠陥がある場合に
も定常な回路動作が可能となるような冗長技術を取り込
むことが必要である。
【0020】駆動回路に関する冗長方式として、以下に
述べるものが提案されている。例えば、特開平6一67
200号に示されるように、走査信号線駆動回路および
データ信号線駆動回路を、それぞれ2個配置すると共に
これらを各配線に接続し、2個ある駆動回路の一方に不
良がある場合には、不良である駆動回路を電気的に切り
離すことにより、正常な動作を得ようとするものがあ
る。
【0021】しかし、このような構成では、同一の駆動
回路が2つずつ必要となり、周辺回路の占める面積が2
倍になり、製造コストが上昇するという問題がある。ま
た、駆動回路内に1力所でも欠陥があれば、その駆動回
路は不良として切り離さなければならないため、2つの
駆動回路のいずれにも1つずつ不良があると救済できな
いことになり、救済率に限界がある。
【0022】また、他の例として、特開平6−8328
6号に示されるように、駆動回路を複数のブロックに分
割し、各ブロック内において、2系列のシフトレジスタ
を用いるものがある。これは、正規のシフトレジスタに
不良がある場合には、予備のシフトレジスタに接続を切
り替えることにより、正常な動作を保証するものであ
る。この冗長方式においては、同一駆動回路内に多数の
欠陥があっても、それらが異なるブロックに分散してい
れば、駆動回路全体を救済できるという利点がある。し
かし、この冗長技術は、シフトレジスタの救済のみを対
象としているため、駆動回路全体の救済には、他の技術
と組み合わせる必要がある。一般に、駆動回路におい
て、シフトレジスタが占める面積は比較的小さいため、
シフトレジスタ以外の回路に欠陥が発生する確率の方が
大きく、その部分を救済することが重要となる。
【0023】本発明は、このような従来技術の課題を解
決すべくなされたものであり、発生した複数の欠陥を救
済し得る走査信号線駆動回路およびデータ信号線駆動回
路、並びに良品率を飛躍的に高めることのできる画像表
示装置を提供することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ信号線駆
動回路は、時系列でパルス信号をそれぞれ出力する複数
の走査回路と、各走査回路にそれぞれ接続されて、各走
査回路から出力されるパルス信号に同期して映像信号を
それぞれ取り込んで該映像信号をそれぞれ出力する複数
の正規映像信号出力回路と、各正規映像信号出力回路の
出力が与えられるようにそれぞれ接続された複数のデー
タ信号線とを有する複数のブロックを具備し、各ブロッ
クは、前記正規映像信号出力回路と同機能を有する少な
くとも1つの予備映像信号出力回路と、各正規映像信号
出力回路にそれぞれ接続された走査回路およびデータ信
号線のうちの少なくとも1つを、隣接する正規映像信号
出力回路に切り替え可能とするとともに、各正規映像信
号出力回路にそれぞれ接続された走査回路およびデータ
信号線のうちの少なくとも1つを、前記予備映像信号出
力回路に切り替え可能とする切り替え手段とを有し、そ
のことにより上記目的が達成される。
【0025】本発明のデータ信号線駆動回路において、
前記切り替え手段を制御する制御手段が、2つの電源端
子の間に直列接続された複数のヒューズと抵抗素子から
なる構成とすることができる。
【0026】本発明のデータ信号線駆動回路は、時系列
でパルス信号をそれぞれ出力する複数の走査回路と、各
走査回路にそれぞれ接続されて、各走査回路から出力さ
れるパルス信号に同期して映像信号をそれぞれ取り込ん
で該映像信号をそれぞれ出力する複数の正規映像信号出
力回路と、各正規映像信号出力回路の出力が与えられる
ようにそれぞれ接続された複数のデータ信号線とを有す
る複数のブロックを具備し、各ブロックは、前記走査回
路と同機能を有する少なくとも1つの予備走査回路と、
該予備走査回路に接続されて、前記正規映像信号出力回
路と同機能を有する予備映像信号出力回路と、全ての走
査回路同士が相互に接続された状態から、いずれかの走
査回路が他の走査回路に対して非接続状態になるととも
に、前記予備走査回路が接続状態となるように切り替え
可能とする切り替え手段と、各正規映像信号出力回路に
それぞれ接続されたデータ信号線のうちの少なくとも1
つを、隣接する正規映像信号出力回路に切り替え可能と
するとともに、各正規映像信号出力回路にそれぞれ接続
されたデータ信号線のうちの少なくとも1つを、前記予
備映像信号出力回路に切り替え可能とする第2切り替え
手段とを有し、そのことにより上記目的が達成される。
【0027】本発明のデータ信号線駆動回路において、
前記切り替え手段および前記第2切り替え手段を制御す
る制御手段が、2つの電源端子の間に直列接続された複
数のヒューズと抵抗素子からなる構成とすることができ
る。
【0028】本発明のデータ信号線駆動回路において、
前記切り替え手段または前記第2切り替え手段を制御す
る制御手段が、2つの電源端子の間に直列接続された複
数のヒューズと抵抗素子からなると共に、該抵抗素子に
隣接して、全ての走査回路同士を接続状態とする際に切
断されるヒューズが設けられている構成とすることがで
きる。
【0029】本発明のデータ信号線駆動回路において、
前記切り替え手段または前記第2切り替え手段を制御す
る制御手段が、2つの電源端子の間に直列接続された複
数のヒューズと抵抗素子からなるものを2系統備え、一
方の系統と他方の系統とを電位逆向きにして設けられて
いる構成とすることができる。
【0030】本発明のデータ信号線駆動回路において、
前記切り替え手段または前記第2切り替え手段を制御す
る制御手段が、2つの電源端子の間に直列接続された複
数のヒューズを備えると共に、一方の電源端子側にアン
チヒューズを備える構成とすることができる。
【0031】本発明のデータ信号線駆動回路において、
前記切り替え手段または前記第2切り替え手段を制御す
る制御手段が、1対のヒューズとアンチヒューズとから
なる構成とすることができる。
【0032】本発明のデータ信号線駆動回路において、
前記正規映像信号出力回路は、前記パルス信号に同期し
て取り込んだ映像信号を、そのまま、データ信号線に出
力する手段を有する構成とすることができる。
【0033】本発明のデータ信号線駆動回路において、
前記正規映像信号出力回路は、前記パルス信号に同期し
て取り込んだ映像信号を、増幅して、データ信号線に出
力する手段を有する構成とすることができる。
【0034】本発明の走査信号線駆動回路は、時系列で
パルス信号をそれぞれ出力する複数の走査回路と、各走
査回路にそれぞれ接続されて、各走査回路から出力され
るパルス信号に同期して走査信号をそれぞれ出力する複
数の正規走査信号出力回路と、各正規走査信号出力回路
の出力が与えられるようにそれぞれ接続された複数の走
査信号線とを有する複数のブロックを具備し、各ブロッ
クは、前記正規走査信号出力回路と同機能を有する少な
くとも1つの予備走査信号出力回路と、各正規走査信号
出力回路にそれぞれ接続された走査回路および走査信号
線のうちの少なくとも1つを、隣接する正規走査信号出
力回路に切り替え可能とするとともに、各正規走査信号
出力回路にそれぞれ接続された走査回路および走査信号
線のうちの少なくとも1つを、前記予備走査信号出力回
路に切り替え可能とする切り替え手段とを有し、そのこ
とにより上記目的が達成される。
【0035】本発明の走査信号線駆動回路は、時系列で
パルス信号をそれぞれ出力する複数の走査回路と、各走
査回路にそれぞれ接続されて、各走査回路から出力され
るパルス信号に同期して走査信号をそれぞれ出力する複
数の正規走査信号出力回路と、各正規走査出力回路の出
力が与えられるようにそれぞれ接続された複数の走査信
号線とを有する複数のブロックを具備し、各ブロック
は、前記走査回路と同機能を有する少なくとも1つの予
備走査回路と、該予備走査回路に接続されて、前記正規
走査信号出力回路と同機能を有する予備走査信号出力回
路と、全ての走査回路同士が相互に接続された状態か
ら、いずれかの走査回路が他の走査回路に対して非接続
状態になるとともに、前記予備走査回路が接続状態にな
るように切り替え可能とする切り替え手段と、各正規走
査信号出力回路にそれぞれ接続された走査信号線のうち
の少なくとも1つを、隣接する正規走査信号出力回路に
切り替え可能とするとともに、各正規映像信号出力回路
にそれぞれ接続されたデータ信号線のうちの少なくとも
1つを、前記予備映像信号出力回路に切り替え可能とす
る第2切り替え手段とを有し、そのことにより上記目的
が達成される。
【0036】本発明の走査信号線駆動回路は、前記切り
替え手段を制御する制御手段が、2つの電源端子の間に
直列接続された複数のヒューズと抵抗素子からなる構成
とすることができる。
【0037】本発明の走査信号線駆動回路は、前記切り
替え手段および前記第2切り替え手段を制御する制御手
段が、2つの電源端子の間に直列接続された複数のヒュ
ーズと抵抗素子からなる構成とすることができる。
【0038】本発明の走査信号線駆動回路は、前記切り
替え手段または前記第2切り替え手段を制御する制御手
段が、2つの電源端子の間に直列接続された複数のヒュ
ーズと抵抗素子からなると共に、該抵抗素子に隣接し
て、全ての走査回路同士を接続状態とする際に切断され
るヒューズが設けられている構成とすることができる。
【0039】本発明の走査信号線駆動回路は、前記切り
替え手段または前記第2切り替え手段を制御する制御手
段が、2つの電源端子の間に直列接続された複数のヒュ
ーズと抵抗素子からなるものを2系統備え、一方の系統
と他方の系統とを電位逆向きにして設けられている構成
とすることができる。
【0040】本発明の走査信号線駆動回路は、前記切り
替え手段または前記第2切り替え手段を制御する制御手
段が、2つの電源端子の間に直列接続された複数のヒュ
ーズを備えると共に、一方の電源端子側にアンチヒュー
ズを備える構成とすることができる。
【0041】本発明の走査信号線駆動回路は、前記切り
替え手段または前記第2切り替え手段を制御する制御手
段が、1対のヒューズとアンチヒューズとからなる構成
とすることができる。
【0042】本発明の画像表示装置は、マトリクス状に
設けられた表示用画素と、該画素に映像信号を与えるデ
ータ信号線駆動回路と、該画素への書き込みを制御する
走査信号線駆動回路とを具備するアクティブ・マトリク
ス型画像表示装置において、該データ信号線駆動回路が
請求項1乃至10のいずれか一つに記載のデータ信号線
駆動回路、または該走査信号線駆動回路が、請求項11
乃至18のいずれか一つに記載の走査信号線駆動回路で
あり、そのことにより上記目的が達成される
【0043】本発明の画像表示装置において、前記デー
タ信号線駆動回路および前記走査信号線駆動回路の少な
くとも一方の構成素子が、非単結晶シリコン薄膜トラン
ジスタとすることができる
【0044】
【作用】本発明においては、データ信号線駆動回路は、
1個以上のブロックから構成され、各ブロックにおい
て、走査回路およびデータ信号線と同数の正規映像信号
出力回路と、1個以上の予備映像信号出力回路とからな
り、走査回路およびデータ信号線を、それぞれ、隣接す
る複数の映像信号出力回路のいずれかに接続するための
切り替え手段を有する。そして、各ブロック内におい
て、正規映像信号出力回路に不良がないときには、正規
映像信号出力回路は、予め対応させた走査回路およびデ
ータ信号線に接続されると共に、予備映像信号出力回路
は、いずれにも接続されない。一方、各ブロック内にお
いて、正規映像信号出力回路の一部に不良があるときに
は、不良の正規映像信号出力回路は、走査回路およびデ
ータ信号線には接続されず、不良箇所の直後(或いは直
前)の映像信号出力回路から予備映像信号出力回路まで
は、順次、隣の走査回路およびデータ信号線に接続され
る。
【0045】上述のように、欠陥の救済は各ブロック内
でなされるので、欠陥が多数に上る場合でも、各ブロッ
ク内の欠陥数が、各ブロック内の予備映像信号出力回路
の数以下であれば、データ信号線駆動回路としての正常
な動作が得られる。
【0046】また、不良箇所以降の映像信号出力回路の
接続を、順次、切り替える手段において、1箇所の配線
を修正するだけで対応できるため、救済に必要な労力や
コストを低減することができる。
【0047】また、データ信号線駆動回路内で、最も占
有面積の大きい映像信号出力回路の不良を救済すること
ができるので、データ信号線駆動回路の良品率を飛躍的
に向上させることができる。
【0048】また、本発明においては、データ信号線駆
動回路は、1個以上のブロックから構成され、各ブロッ
クにおいて、走査回路および映像信号出力回路は、デー
タ信号線と同数の正規走査回路および正規映像信号出力
回路と、1個以上の予備走査回路および予備映像信号出
力回路とからなり、データ信号線を、隣接する複数の映
像信号出力回路のいずれかに接続するための切り替え手
段と、上記走査回路の出力部を、次段および次々段のい
ずれかの走査回路に接続するための切り替え回路とを有
する。そして、各ブロック内において、正規走査回路お
よび正規映像信号出力回路に不良がないときには、正規
映像信号出力回路は、予め対応させたデータ信号線に接
続されると共に、予備映像信号出力回路は、いずれにも
接続されない。また、このとき、予備走査回路は、飛び
越し走査される。一方、各ブロック内において、正規走
査回路または正規映像信号出力回路の一部に不良がある
ときには、不良箇所に対応する正規映像信号出力回路
は、データ信号線には接続されず、不良箇所の直後(或
いは直前)の映像信号出力回路から予備映像信号出力回
路までは、順次、隣のデー夕信号線に接続される。同時
に、不良箇所に対応する走査回路は飛び越し走査される
とともに、予備走査回路が組み込まれ、通常に走査され
るようになる。
【0049】上述のように、欠陥の救済は各ブロック内
でなされるので、欠陥が多数に上る場合でも、各ブロッ
ク内の欠陥数が、各ブロック内の予備映像信号出力回路
の数以下であれば、データ信号線駆動回路としての正常
な動作が得られる。
【0050】また、不良箇所以降の走査回路および映像
信号出力回路の接続を、順次、切り替える手段におい
て、1箇所の配線を修正するだけで対応できるため、救
済に必要な労力やコストを低減することができる。
【0051】また、データ信号線駆動回路を構成するす
べての回路要素の不良を救済することができるので、デ
ータ信号線駆動回路の良品率を飛躍的に向上させること
ができる。
【0052】また、本発明においては、走査信号線駆動
回路において、走査信号線駆動回路は、1個以上のブロ
ックから構成され、各ブロックにおいて、走査信号出力
回路は、走査回路および走査信号線と同数の正規走査信
号出力回路と、1個以上の予備走査信号出力回路とから
なり、走査回路および走査信号線を、それぞれ、隣接す
る複数の走査信号出力回路のいずれかに接続するための
切り替え手段を有する。そして、各ブロック内におい
て、正規走査信号出力回路に不良がないときには、正規
走査信号出力回路は、予め対応させた走査回路および走
査信号線に接続されると共に、予備走査信号出力回路
は、いずれにも接続されない。一方、各ブロック内にお
いて、正規走査信号出力回路の一部に不良があるときに
は、不良の正規走査信号出力回路は、走査回路および走
査信号線には接続されず、不良箇所の直後(或いは直
前)の走査信号出力回路から予備走査信号出力回路まで
は、順次、隣の走査回路および走査信号線に接続され
る。
【0053】上述のように、欠陥の救済は各ブロック内
でなされるので、欠陥が多数に上る場合でも、各ブロッ
ク内の欠陥数が、各ブロック内の予備走査信号出力回路
の数以下であれば、走査信号線駆動回路としての正常な
動作が得られる。
【0054】また、不良箇所以降の走査信号出力回路の
接続を、順次、切り替える手段において、1箇所の配線
を修正するだけで対応できるため、救済に必要な労力や
コストを低減することができる。
【0055】また、走査信号線駆動回路内で、最も占有
面積の大きい走査信号出力回路の不良を救済することが
できるので、走査信号線駆動回路の良品率を飛躍的に向
上させることができる。
【0056】また、本発明においては、走査信号線駆動
回路において、走査信号線駆動回路は、1個以上のブロ
ックから構成され、各ブロックにおいて、走査回路およ
び走査信号出力回路は、走査信号線と同数の正規走査回
路および正規走査信号出力回路と、1個以上の予備走査
回路および予備走査信号出力回路とからなり、走査信号
線を、隣接する複数の走査信号出力回路のいずれかに接
続するための切り替え手段と、上記走査回路の出力部
を、次段および次々段のいずれかの走査回路に接続する
ための切り替え回路とを有する。そして、各ブロック内
において、正規走査回路および正規走査信号出力回路に
不良がないときには、正規走査信号出力回路は、予め対
応させた走査信号線に接続されると共に、予備走査信号
出力回路は、し、いずれにも接続されない。また、この
とき、予備走査回路は、飛び越し走査される。一方、各
ブロック内において、正規走査回路または正規走査信号
出力回路の一部に不良があるときには、不良箇所に対応
する正規走査信号出力回路は、走査信号線には接続され
ず、不良箇所の直後(或いは直前)の走査信号出力回路
から予備走査信号出力回路までは、順次、隣の走査信号
線に接続される。同時に、不良箇所に対応する走査回路
は飛び越し走査されるとともに、予備走査回路が組み込
まれ、通常に走査されるようになる。
【0057】上述のように、欠陥の救済は各ブロック内
でなされるので、欠陥が多数に上る場合でも、各ブロッ
ク内の欠陥数が、各ブロック内の予備走査回路および予
備走査信号出力回路の数以下であれば、走査信号線駆動
回路としての正常な動作が得られる。
【0058】また、不良箇所以降の走査回路および走査
信号出力回路の接続を、順次、切り替える手段におい
て、1箇所の配線を修正するだけで対応できるため、救
済に必要な労力やコストを低減することができる。
【0059】また、走査信号線駆動回路を構成するすべ
ての回路要素の不良を救済することができるので、走査
信号線駆動回路の良品率を飛躍的に向上させることがで
きる。
【0060】また、前記データ信号線駆動回路におい
て、パルス信号に同期して取り込んだ映像信号を、その
まま、データ信号線に出力する手段を有する構成では、
映像信号を出力する素子として非常にサイズの大きなも
のを映像信号出力回路内に配置する必要があるが、その
ような素子は、欠陥が発生する確率が非常に高いので、
本発明の有効性が高まる。
【0061】また、前記データ信号線駆動回路におい
て、パルス信号に同期して取り込んだ映像信号を増幅し
て、データ信号線に出力する手段を有する構成では、映
像信号を増幅する手段が必要となるが、これを構成する
回路は素子数も多く、また、占有面積も大きくなる。し
たがって、映像信号出力回路内に欠陥が発生する確率が
非常に高くなるので、本発明の有効性が高まる。
【0062】また、前記データ信号線駆動回路および前
記走査信号線駆動回路において、各ブロック内に、2つ
の電源端子の間に直列接続された複数のヒューズと抵抗
素子からなる、上記切り替え手段の制御手段を有するの
で、ヒューズを1箇所のみ切断することにより、ブロッ
ク内の全ての切り替え手段を制御することが可能とな
る。したがって、不良救済に必要な工程が大幅に削減さ
れ、救済コストの低減が図られる。このことは、制御手
段が、以下の場合にも同様である。2つの電源端子の間
に直列接続された複数のヒューズと抵抗素子からなると
共に、該抵抗素子に隣接して更に別のヒューズを有する
場合、2つの電源端子の間に直列接続された複数のヒュ
ーズと抵抗素子からなるものを2系統備え、一方の系統
と他方の系統とを電位逆向きにして設けられている場
合、2つの電源端子の間に直列接続された複数のヒュー
ズと抵抗素子からなるものを2系統備え、一方の系統と
他方の系統とを電位逆向きにして設けられている場合、
2つの電源端子の間に直列接続された複数のヒューズを
備えると共に、一方の電源端子側にアンチヒューズを備
える場合、および1対のヒューズとアンチヒューズとか
らなる場合が該当する。また、本発明の画像表示装置に
おいては、データ信号線駆動回路および走査信号線駆動
回路の、少なくとも一方が、上述のデータ信号線駆動回
路または走査信号線駆動回路であるので、各駆動回路の
救済率が高まり、良品率の高い画像表示装置を得ること
ができる。
【0063】また、前記画像表示装置において、上記デ
ータ信号線駆動回路および上記走査信号線駆動回路の、
少なくとも一方が、非単結晶(非晶質或いは多結晶)シ
リコン薄膜トランジスタで構成されている場合には、製
造工程での欠陥が比較的多いので、各駆動回路における
不良救済の効果が大きくなり、画像表示装置の良品率向
上により有効である。
【0064】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0065】(実施例1)図1(a)及び(b)は、本
発明に係るデータ信号線駆動回路の構成例を示した図で
あり、データ信号線駆動回路の1つのブロックに対応す
る。図1において、正規映像信号出力回路SDU及び予
備映像信号出力回路SDURは、データ信号線駆動回路
(例えば、図23および図24に示したものなど)の内
で、シフトレジスタSR以外の部分である。本構成例で
は、4個のシフトレジスタSRと、4個の正規映像信号
出力回路SDUと、1個の予備映像信号出力回路SDU
Rと、それぞれの接続を制御するスイッチ回路(切り替
え回路)SW1及びSW2からなっている。図1(a)
は、不良がない場合の接続状態であり、図1(b)は、
左から3つめの映像信号出力回路に不良がある場合の接
続状態である。
【0066】図1(a)に示すように、不良がない場合
には、シフトレジスタSRの出力は全て、正規映像信号
出力回路SDUに入力されると共に、データ信号線SL
は全て、正規映像信号出力回路SDUに接続されてい
る。このとき、予備映像信号出力回路SDURは、いず
れのシフトレジスタSR及びデータ信号線SLにも接続
されていない。
【0067】一方、正規映像信号出力回路SDUのいず
れかに不良がある場合には、図1(b)に示すように、
不良の映像信号出力回路SDU(fail)が、シフト
レジスタSR及びデータ信号線SLから切り離されると
共に、それ以降の正規映像信号出力回路SDUが、順
次、1つ前のシフトレジスタSR及びデータ信号線SL
に接続を切り替えられ、更に、最後尾に配置された予備
映像信号出力回路SDURにもシフトレジスタSR及び
データ信号線SLが接続される。
【0068】このように、不良個所以降の回路ユニット
を、隣接の回路ユニットにつなぎ替えることにより、ブ
ロックとしての機能を維持することが可能となる。
【0069】図2および図3は、図1に示した構成の具
体例を示している。まず、図2の場合を説明する。シフ
トレジスタSRと映像信号出力回路SDU及びSDUR
との接続を制御する切り替え回路SW1は、インバータ
(反転)回路およびNAND(否定論理積)回路からな
っている。また、映像信号出力回路SDU及びSDUR
とデータ信号線SLとの接続を制御する切り替え回路S
W2は、転送ゲートからなっている。
【0070】各切り替え回路SW1及びSW2の制御信
号は、電源VCCとアースGNDとの間に直列に挿入さ
れている複数のヒューズFUSと抵抗素子RESから作
られる。ヒューズFUSは、通常は導通状態にあり、外
部からの何らかの処理(例えばレーザ照射など)により
遮断状態になるものを指している。実際には、図4(a
−1)および(a−2)に示すように、切断するのに適
当な長さと幅をもった金属配線(通常は最上層の金属配
線)で構成されており{(a−1)は平面図、(a−
2)は正面図}、これにレーザ(hν)を照射して、
(a−3)に示すように、それまでの導通状態から遮断
状態になるものである。なお、切断した時に他の素子
(トランジスタ等)の特性に影響を与えないように、他
の素子から離れて配置されている。
【0071】映像信号出力回路SDUに不良がない場合
には、何れのヒューズFUSも切断しない。このため、
抵抗素子RESによって、全ての制御信号は高レベルと
なる。このとき、全てのシフトレジスタSR及びデータ
信号線SLは、左側の映像信号出力回路SDUに接続さ
れる。一方、映像信号出力回路SDUのいずれか(例え
ば、左から3つめ)に不良がある場合には、対応する
(左から3つめ)のヒューズFUSを切断する。これに
より、切断箇所以降の制御信号を低レベルにする。この
結果、切断箇所以前のシフトレジスタSR及びデータ信
号線SLは、左側の映像信号出力回路SDUに接続さ
れ、また、切断箇所以降のシフトレジスタSR及びデー
タ信号線SLは、右側の映像信号出力回路SDU又はS
DURに接続される。
【0072】以上により、映像信号出力回路SDUに不
良があっても、データ信号線駆動回路のブロックとして
の正常な動作を得ることができる。
【0073】尚、図2において、転送ゲートは、nチャ
ネル型トランジスタで構成されているが、特に、映像信
号を転送する切り替え回路SW2においては、駆動能力
の点から、nチャネル型トランジスタとpチャネル型ト
ランジスタを並列接続したCMOS構成のほうが望まし
い。このことは、以下の実施例においても同様である。
【0074】次に、図3の場合を説明する。シフトレジ
スタSRと映像信号出力回路SDU及びSDURとの接
続を制御する切り替え回路SW1、及び、映像信号出力
回路SDU及びSDURとデータ信号線SLとの接続を
制御する切り替え回路SW2は、共に、転送ゲートから
なっている。各切り替え回路SW1及びSW2の制御信
号、および、その動作原理については、図2の例と同様
であるので省略する。本実施例では、映像信号出力回路
SDUのみの救済しかできない(シフトレジスタ等の走
査回路の救済はできない)が、通常のデータ信号出力回
路では、映像信号出力回路SDUが大部分の面積を占め
るため、不良の発生確率も映像信号出力回路SDUが圧
倒的に大きく、この部分の冗長だけでも充分有効であ
る。また、シフトレジスタ部の冗長に関しては、以下に
述べる実施例2に示すものの他に、本実施例1と特開平
6−83286号に開示された技術を組み合わせたもの
を用いてもよい。
【0075】(実施例2)図5(a)及び(b)は、本
発明に係るデータ信号線駆動回路の他の構成例を示した
図であり、データ信号線駆動回路の1つのブロックに対
応する。実施例1と同様に、図5において、正規映像信
号出力回路SDU及び予備映像信号出力回路SDUR
は、データ信号線駆動回路(例えば、図23および図2
4に示したものなど)内で、シフトレジスタSR以外の
部分である。本構成例では、4個の正規シフトレジスタ
SRと、1個の予備シフトレジスタSRRと、4個の正
規映像信号出力回路SDUと、1個の予備映像信号出力
回路SDURと、それぞれの接続を制御するスイッチ回
路SW1及びSW2とからなっている。そして、各シフ
トレジスタは、対応する各映像信号出力回路に固定して
接続されている。
【0076】図5(a)は、不良がない場合の接続状態
であり、図5(b)は、左から3つめのシフトレジスタ
又は映像信号出力回路に不良がある場合の接続状態であ
る。図5(a)に示すように、不良がない場合には、全
ての正規シフトレジスタSRが動作する状態となり、予
備シフトレジスタSRRは飛び越し走査される。そし
て、データ信号線SLは全て、正規シフトレジスタSR
に接続されている正規映像信号出力回路SDUに接続さ
れている。このとき、予備映像信号出力回路SDUR
は、いずれのデータ信号線SLにも接続されていない。
【0077】一方、正規シフトレジスタSRまたは正規
映像信号出力回路SDUのいずれか(左から3つめ)に
不良がある場合には、図5(b)に示すように、不良の
シフトレジスタSR、または、不良の映像信号出力回路
SDUに対応するシフトレジスタSRが飛び越し走査さ
れると共に、不良個所以降の正規映像信号出力回路SD
Uが、順次、1つ前のデータ信号線SLに接続を切り替
えられる。更に、予備シフトレジスタSRRが動作する
ようになると共に、最後尾に配置された予備映像信号出
力回路SDURにもデータ信号線SLが接続される。
【0078】このように、不良個所以降の回路ユニット
を、飛び越し走査させるとともに、隣接の回路ユニット
につなぎ替えることにより、ブロックとしての機能を維
持することが可能となる。
【0079】図6および図7は、図5に示した構成の具
体例を示している。まず、図6の場合を説明する。シフ
トレジスタSR及びSRRの飛び越し走査を制御する切
り替え回路SW1は、インバータ(反転)回路およびN
AND(否定論理積)回路、OR−NAND(論理和/
否定論理積)回路からなっている。また、映像信号出力
回路SDU及びSDURとデータ信号線SLとの接続を
制御する切り替え回路SW2は、転送ゲートからなって
いる。
【0080】各切り替え回路SW1及びSW2の制御信
号は、実施例1と同様に、電源VCCとアースGNDと
の間に直列に挿入されている複数のヒューズFUSと抵
抗素子RESとから作られる。すなわち、シフトレジス
タSRまたは映像信号出力回路SDUに不良がない場合
には、何れのヒューズFUSも切断されないので、抵抗
素子RESによって、全ての制御信号は高レベルとな
る。このとき、全ての正規シフトレジスタSRは正常に
動作し、予備シフトレジスタSRRは飛び越し走査され
る。また、データ信号線SLは、左側の正規映像信号出
力回路SDUに接続され、予備映像信号出力回路SDU
Rには接続されない。
【0081】一方、シフトレジスタSRまたは映像信号
出力回路SDUのいずれか(例えば、左から3つめ)に
不良がある場合には、対応する(左から3つめ)のヒュ
ーズFUSを切断することにより、切断箇所以降の制御
信号を低レベルにする。これにより、切断箇所に対応す
るシフトレジスタSRは飛び越し走査されると共に、予
備シフトレジスタSRRが動作するようになる。また、
切断箇所のデータ信号線SLは、左側の映像信号出力回
路SDUに接続され、また、切断箇所以降のデータ信号
線SLは、右側の映像信号出力回路SDU又はSDUR
に接続される。以上により、シフトレジスタまたは映像
信号出力回路に不良があってもデータ信号線駆動回路の
ブロックとしての正常な動作を得ることができる。
【0082】次に、図7の場合を説明する。シフトレジ
スタSR及びSRRの飛び越し走査を制御する切り替え
回路SW1、及び、映像信号出力回路SDU及びSDU
Rとデータ信号線SLとの接続を制御する切り替え回路
SW2は、共に、転送ゲートからなっている。
【0083】各切り替え回路SW1及びSW2の制御信
号、および、その動作原理については、上記の実施例と
同様であるので省略する。
【0084】本実施例では、映像信号出力回路のみなら
ず、走査回路(シフトレジスタ)の不良についても、救
済が可能であるため、救済率が高くなる。
【0085】(実施例3)図8(a)及び(b)は、本
発明に係る走査信号線駆動回路の構成例を示した図であ
り、走査信号線駆動回路の1つのブロックに対応する。
図8において、正規走査信号出力回路GDU及び予備走
査信号出力回路GDURは、走査信号線駆動回路(例え
ば、図26に示したものなど)内で、シフトレジスタS
R以外の部分である。本構成例では、4個のシフトレジ
スタSRと、4個の正規走査信号出力回路GDUと、1
個の予備走査信号出力回路GDURと、それぞれの接続
を制御するスイッチ回路SW1及びSW2とからなって
いる。図8(a)は、不良がない場合の接続状態であ
り、図8(b)は、左から3つめの走査信号出力回路に
不良がある場合の接続状態である。
【0086】図8(a)に示すように、不良がない場合
には、シフトレジスタSRの出力は全て、正規走査信号
出力回路GDUに入力されると共に、走査信号線GLは
全て、正規走査信号出力回路GDUに接続されている。
このとき、予備走査信号出力回路GDURは、いずれの
シフトレジスタSR及び走査信号線GLにも接続されて
いない。
【0087】一方、正規走査信号出力回路GDUのいず
れか(左から3つめ)に不良がある場合には、図8
(b)に示すように、不良の走査信号出力回路GDU
(fail)がシフトレジスタSR及び走査信号線GL
から切り離されると共に、それ以降の正規走査信号出力
回路GDUが、順次、1つ前のシフトレジスタSR及び
走査信号線GLに接続を切り替えられ、更に、最後尾に
配置された予備走査信号出力回路GDURにもシフトレ
ジスタSR及び走査信号線GLが接続される。
【0088】このように、不良個所以降の回路ユニット
を、隣接の回路ユニットにつなぎ替えることにより、ブ
ロックとしての機能を維持することが可能となる。
【0089】図9および図10は、図8に示した構成の
具体例を示している。まず、図9の場合について説明す
る。シフトレジスタSRと走査信号出力回路GDU及び
GDURの接続を制御する切り替え回路SW1は、イン
バータ(反転)回路およびNAND(否定論理槙)回路
からなっている。また、走査信号出力回路GDU及びG
DURと走査信号線GLとの接続を制御する切り替え回
路SW2は、NAND回路からなっている。
【0090】各切り替え回路SW1及びSW2の制御信
号は、電源VCCとアースGNDとの間に直列に挿入さ
れている複数のヒューズFUSと抵抗素子RESから作
られる。走査信号出力回路GDUに不良がない場合に
は、何れのヒューズFUSも切断されないので、抵抗素
子RESによって、全ての制御信号は高レベルとなる。
このとき、全てのシフトレジスタSR及び走査信号線G
Lは、左側の走査信号出力回路GDUに接続される。
【0091】一方、走査信号出力回路GDUのいずれか
(例えば、左から3つめ)に不良がある場合には、対応
する(左から3つめ)のヒューズFUSを切断すること
により、切断箇所以降の制御信号を低レベルにする。こ
れにより、切断箇所以前のシフトレジスタSR及び走査
信号線SLは、左側の走査信号出力回路GDUに接続さ
れ、また、切断箇所以降のシフトレジスタSR及び走査
信号線GLは、右側の走査信号出力回路GDU又はGD
URに接続される。以上により、走査信号出力回路に不
良があっても、走査信号線駆動回路GDUのブロックと
しての正常な動作を得ることができる。
【0092】次に、図10の場合を説明する。シフトレ
ジスタSRと走査信号出力回路GDU及びGDURとの
接続を制御する切り替え回路SW1、及び、走査信号出
力回路GDU及びGDURと走査信号線GLとの接続を
制御する切り替え回路SW2は、共に、転送ゲートから
なっている。
【0093】各切り替え回路SW1及びSW2の制御信
号、および、その動作原理については、図9の例と同様
であるので省略する。
【0094】本実施例では、走査信号出力回路GDUの
みの救済しかできない(シフトレジスタSR等の走査回
路の救済はできない)が、通常の走査信号線駆動回路で
は、走査信号出力回路が大部分の面積を占めるため、不
良の発生確率も走査信号出力回路が圧倒的に大きく、こ
の部分の冗長だけでも充分有効である。特に、映像の種
類によって走査方法を変えることができるようなマルチ
スキャン表示装置では、走査信号線駆動回路に複雑な論
理回路が含まれることがあり、その場合には、走査信号
出力回路の占有面積が更に大きくなる。また、シフトレ
ジスタ部の冗長に関しては、以下に説明する実施例4に
示すものの他に、本実施例3と特開平6一83286号
に開示された技術を組み合わせたものを用いてもよい。
【0095】(実施例4)図11(a)及び(b)は、
本発明に係る走査信号線駆動回路の他の構成例を示した
図であり、走査信号線駆動回路の1つのブロックに対応
する。実施例3と同様に、図11において、正規走査信
号出力回路GDU及び予備走査信号出力回路GDUR
は、走査信号線駆動回路(例えば、図26に示したもの
など)内で、シフトレジスタSR以外の部分である。本
構成例では、4個の正規シフトレジスタSRと、1個の
予備シフトレジスタSRRと、4個の正規走査信号出力
回路GDUと、1個の予備走査信号出力回路GDUR
と、それぞれの接続を制御するスイッチ回路SW1及び
SW2とからなっている。そして、各シフトレジスタ
は、対応する各走査信号出力回路に固定して接続されて
いる。図11(a)は、不良がない場合の接続状態であ
り、図11(b)は、左から3つめのシフトレジスタ又
は走査信号出力回路に不良がある場合の接続状態であ
る。
【0096】図11(a)に示すように、不良がない場
合には、全ての正規シフトレジスタSRが動作する状態
となり、予備シフトレジスタSRRは飛び越し走査され
る。そして、走査信号線GLは全て、正規シフトレジス
タSRに接続されている正規走査信号出力回路GDUに
接続されている。このとき、予備走査信号出力回路GD
URは、いずれの走査信号線GLにも接続されていな
い。
【0097】一方、正規シフトレジスタSRまたは正規
走査信号出力回路GDUのいずれか(左から3つめ)に
不良がある場合には、図11(b)に示すように、不良
のシフトレジスタSR、または、不良の走査信号出力回
路GDU(fail)に対応するシフトレジスタSR
が、飛び越し走査されると共に、不良個所以降の正規走
査信号出力回路GDUが、順次、1つ前の走査信号線G
Lに接続を切り替えられる。更に、予備シフトレジスタ
SRRが動作するようになると共に、最後尾に配置され
た予備走査信号出力回路GDURにも走査信号線SLが
接続される。
【0098】このように、不良個所以降の回路ユニット
を、飛び越し走査させるとともに、隣接の回路ユニット
につなぎ替えることにより、ブロックとしての機能を維
持することが可能となる。
【0099】図12および図13は、図11に示した構
成の具体例を示している。まず、図12の場合を説明す
る。シフトレジスタSR及びSRRの飛び越し走査を制
御する切り替え回路SW1は、インバータ(反転)回路
およびNAND(否定論理積)回路、OR−NAND
(論理和/否定論理積)回路からなっている。また、走
査信号出力回路GDU及びGDURと走査信号線GLと
の接続を制御する切り替え回路SW2は、NAND回路
からなっている。
【0100】各切り替え回路SW1及びSW2の制御信
号は、実施例3と同様に、電源VCCとアースGNDと
の間に直列に挿入されている複数のヒューズFUSと抵
抗素子RESから作られる。すなわち、シフトレジスタ
SRまたは走査信号出力回路GDUに不良がない場合に
は、何れのヒューズFUSも切断されないので、抵抗素
子RESによって、全ての制御信号は高レベルとなる。
このとき、全ての正規シフトレジスタSRは正常に動作
し、予備シフトレジスタSRRは飛び越し走査される。
また、走査信号線GLは、左側の正規走査信号出力回路
GDUに接続され、予備走査信号出力回路GDURには
接続されない。
【0101】一方、シフトレジスタSRまたは走査信号
出力回路GDUのいずれか(例えば、左から3つめ)に
不良がある場合には、対応する(左から3つめ)のヒュ
ーズFUSを切断することにより、切断箇所以降の制御
信号を低レベルにする。これにより、切断箇所に対応す
るシフトレジスタは飛び越し走査されると共に、予備シ
フトレジスタSRRが動作するようになる。また、切断
箇所の走査信号線GLは、左側の走査信号出力回路GD
Uに接続され、また、切断箇所以降の走査信号線GL
は、右側の走査信号出力回路GDU又はGDURに接続
される。以上により、シフトレジスタまたは走査信号出
力回路に不良があっても、走査信号線駆動回路のブロッ
クとしての正常な動作を得ることができる。
【0102】次に、図13の場合を説明する。シフトレ
ジスタSR及びSRRの飛び越し走査を制御する切り替
え回路SW1、及び、走査信号出力回路GDU及びGD
URと走査信号線GLの接続を制御する切り替え回路S
W2は、共に、転送ゲートからなっている。各切り替え
回路SW1及びSW2の制御信号、および、その動作原
理については、上記の実施例と同様であるので省略す
る。
【0103】本実施例では、走査信号出力回路のみなら
ず、走査回路(シフトレジスタ)の不良についても、救
済が可能であるため、救済率が高くなる。
【0104】以上の実施例では、1つのブロックは、4
本のデータ信号線を駆動するための回路で構成されてい
るが、これに限らず、如何なる本数のデータ信号線に対
応していてもよい。ただし、1ブロック内のデータ信号
線数が多いと、不良を救済できる確率が低くなり、逆
に、1ブロック内のデータ信号線数が少ないと、冗長回
路による面積の増加が著しくなるため、それぞれのプロ
セスでの不良発生率に最適なブロック構成を選択する必
要がある。
【0105】また、以上の実施例では、予備回路を1つ
のブロックの最後尾に1個だけ配置しているが、この予
備回路の位置は何処であっても構わないし、また、複数
であってもよい。
【0106】また、実施例1及び3では、走査回路とし
て、シフトレジスタの例を挙げたが、これに限らず、他
の走査回路、例えば、デコーダ型の走査回路を用いた場
合にも適用できる。
【0107】以上のように、本発明によれば、1箇所の
不良に対して、1箇所のヒューズを切断すればよく、不
良救済時の手間が大幅に軽減される。
【0108】上記実施例においては、いずれも、ヒュー
ズを切断することにより、切り替え手段を制御してい
る。ここで、ヒューズとしては、駆動回路内で用いられ
ている金属配線、例えばアルミニウム配線などをそのま
ま用いてもよい。また、ヒューズを切断する手段として
は、YAGレーザなどのレーザ光を用いることができ
る。もちろん、切り替え手段を制御することができれ
ば、他の構成や材料、方法を用いても構わない。
【0109】(実施例5)この実施例5から以下の実施
例11までにおいて、データ信号線駆動回路を対象とし
た変形例につき説明する。なお、実施例5から実施例1
1までの変形例は、同様にして走査線駆動回路にも適用
できるものである。
【0110】図14は、本実施例5にかかるデータ信号
線駆動回路の1つのブロックを示す図である。このブロ
ックにおいて、電源VCCとアースGNDとの間に直列
接続された複数のヒューズFUSと抵抗素子RESとか
らなる制御手段において、抵抗素子RESに隣接してヒ
ューズFUSが設けられた構成となっている。
【0111】この場合、そのブロックに不良がないとき
には、この抵抗素子RESに隣接するヒューズFUSを
切断する。一方、ブロックに不良が存在するときには、
必ずどこか1つのヒューズFUSを切断するので、電源
VCCとアースGNDとの間の電流経路がなくなり、定
常電流(貫通電流)が殆ど流れなくなる。従って、消費
電力の低減が図られる。
【0112】(実施例6)図15は、本実施例にかかる
データ信号線駆動回路の1つのブロックを示す図であ
る。このブロックにおいて、電源VCCとアースGND
との間に直列接続された複数のヒューズFUSと抵抗素
子RESとからなる制御手段が2系統設けられ、それぞ
れの制御手段の電位方向を逆向きにして配置された構成
である。
【0113】この場合には、不良の救済は、対となる2
個のヒューズFUSを同時に切断する。2個の制御手段
により、制御信号とその反転信号を別々に生成すること
ができるので、反転信号を生成するための反転回路(イ
ンバーター)が不要になる。すなわち、制御手段は、ト
ランジスタを含まず、配線のみで構成されるので、制御
回路自体が不良になる確率が非常に小さくなり、救済率
が向上する。但し、不良を救済するためには、同時に2
個のヒューズFUSを切断する必要がある。しかし、ヒ
ューズFUSの形状や配置次第(近接して配置するな
ど)で、1回の処理(レーザ照射など)で2個1対のヒ
ューズFUSを切断することも可能であり、コストの上
昇は抑えられる。
【0114】(実施例7)図16は、本実施例にかかる
データ信号線駆動回路の1つのブロックを示す図であ
る。このブロックは、上述した実施例5と実施例6とを
組み合わせた構成である。
【0115】この場合にも、実施例5や実施例6と同様
にすることにより、本発明の目的を達成できることはも
ちろんであり、説明を省略する。
【0116】(実施例8)図17に、本実施例8にかか
るデータ信号線駆動回路の1つのブロックを示す図であ
る。このブロックは、上述した実施例5の構成におい
て、切り替え手段SW1およびSW2を、nチャンネル
型トランジスタとpチャンネル型トランジスタとを並列
接続したCMOSとした構成である。
【0117】この場合には、信号の転送速度が大きくな
る。また、転送可能な信号振幅も大きくなるため、アナ
ログ信号を転送するデータ信号線駆動回路のデータ信号
線側の切り替え手段(SW2)には、特に有効である。
これは、必ずしも、切り替え手段SW1とSW2の両方
に適用させる必要はなく、一方の切り替え手段だけ(通
常SW2)でもよい。
【0118】(実施例9)図29は、本実施例8に係る
データ信号線駆動回路の1つのブロックを示す図であ
る。このブロックは、上述した実施例1の図3に示す構
成の高電位側と低電位側とを逆にし、かつ、抵抗素子R
ESを高電位側に設けた構成としている。このようにし
ても図3と同様の効果が得られる。
【0119】このようにすることは、上述した各実施例
1〜8において同様に適用できる。その一つを例示する
と、図30のようにすることができる。
【0120】図30は、本実施例9の構成を、図14の
構成に適用したものである。この図30においては、図
14と同様の効果が得られる。
【0121】(実施例10)図18は、本実施例10に
かかるデータ信号線駆動回路の1つのブロックを示す図
である。このブロックは、切り替え手段SW1、SW2
の制御手段において、抵抗素子の代わりにアンチヒュー
ズAFを設けた構成である。そのアンチヒューズAF
は、ヒューズFUSとは逆で、通常は遮断状態にあり、
レーザ照射などにより導通状態になるものである。例え
ば、アンチヒューズAFは、図4の(b−1)および
(b−2)に示すように薄い絶縁膜を介して重ねられた
2層の金属配線により構成される{(b−1)は平面
図、(b−2)は正面図}。これにレーザ等を照射する
ことにより、絶縁膜が破壊され、図4(b−3)に示す
ように上層の金属配線と下層の金属配線とが電気的に接
続されるものである。
【0122】本実施例の場合には、ブロック内に不良が
発生したときに、対応する箇所のヒューズFUSを切断
するとともに、アンチヒューズAFを導通させる。これ
により、実施例5の場合と同様に、定常電流が流れなく
なるため、低消費電力化が図られる。また、1つのブロ
ックで2箇所を処理(レーザ照射等)する必要がある
が、不良が無いブロックには手を加える必要がないの
で、不良が比較的少ない場合には、実施例5の場合より
も低コストにできる。また、本発明は、アンチヒューズ
AFを高電位側に設けた構成としてもよい。
【0123】(実施例11)図19は、本実施例にかか
るデータ信号線駆動回路の1つのブロックを示す図であ
る。このブロックは、切り替え手段SW1、SW2を制
御する制御回路を、各切り替え手段SW1、SW2毎
に、すなわち、シフトレジスタSR1個またはデータ信
号線SL1本につき1個づつ設けた構成としている。
【0124】この構成において、ブロックに不良が発生
した場合、不良箇所以降のヒューズを全て切断すればよ
い。
【0125】(実施例12)図20は、切り替え手段S
W1、SW2として、トランジスタを用いず、ヒューズ
FUSとアンチヒューズAFとを直接用いた構成であ
る。
【0126】この構成の場合、不良の救済には、不良箇
所以降の全てのヒューズFUSを切断し、同時に不良箇
所以降の全てのアンチヒューズAFを導通させる。
【0127】本実施例の場合には、実施例11に較べ
て、冗長機構を備えることに伴う回路(トランジスタ)
の追加が無くなり、面積も小さく抑えられる。
【0128】なお、上述した実施例5、6および実施例
8〜11においては、互いに組み合わせてた構成とした
場合も本発明の範囲内に含まれるものである。実施例7
は、実施例5と6とを組み合わせた場合の構成を示して
いる。また、上述した実施例5〜11は、図3の構成を
変形させたものであるが、図2、図6、図7、図9、図
10、図12、図13、図29および図30の場合の構
成を変形させる場合にも、同様にして適用できる。
【0129】(実施例13)本発明に係る実施例13
は、本発明に基づくデータ信号線駆動回路または走査信
号線駆動回路の少なくともいずれかを用いた画像表示装
置である。本実施例のブロック構成は、図21及び図2
2に示された従来の画像表示装置と同様である。画像表
示装置として、このような構成をとることにより、デー
タ信号線駆動回路SD及び走査信号線駆動回路GD内に
発生した不良を救済することが可能となるので、線欠陥
の発生確率を大幅に低減することができる。
【0130】また、本技術を、多結晶シリコン薄膜トラ
ンジスタで構成された回路に適用する場合には、プロセ
スの不具合に起因する高い頻度の欠陥発生に対して、非
常に有効となる。
【0131】尚、ここで、画像表示装置の駆動回路の構
成素子として、多結晶シリコン薄膜トランジスタを用い
る形態としては、画素アレイと同一ガラス基板上に形成
するモノリシック構造の他、別のガラス基板上に形成し
た駆動回路を、画素アレイ基板に装着するGOG(グラ
ス・オン・グラス)構造が挙げられる。
【0132】以上、本発明に関して幾つかの例を示して
きたが、本発明は以上の実施例に限定されることなく、
同様の概念に基づく全ての構成に当てはまるものであ
る。
【0133】
【発明の効果】本発明による場合には、駆動回路は1個
以上のブロックから構成され、各ブロック内において、
信号線と同数の正規駆動回路ユニットと、1つ以上の予
備駆動回路ユニットを配置し、正規駆動回路に不良があ
るときには、それ以降の駆動回路ユニットの接続を、順
次、隣の駆動回路ユニットに切り替える手段を有するの
で、これにより、駆動回路に複数の不良が存在する場合
にも救済が可能となるとともに、救済のための工程が少
なくなり、救済率の向上と救済コストの低減が図られ
る。また、予備駆動回路を利用する場合に、隣の駆動回
路ユニットに切り替える構成をとるので、信号経路の迂
回はなく、本発明の技術による信号の遅延は殆ど生じな
い。
【0134】以上のように、製造工程中に発生する欠陥
に起因する駆動回路の不良を、高い確率で、低コスト
に、しかも、他へ殆ど悪影響を与えることなく、救済で
きるので、良品率の高い画像表示装置を得ることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ信号線駆動回路の1つのブ
ロックの構成例を示す図であり、(a)はブロック内に
不良のない場合、(b)は不良のある場合である。
【図2】図1のデータ信号線駆動回路についての具体的
な回路構成例を示す図である。
【図3】図1のデータ信号線駆動回路についての他の具
体的な回路構成例を示す図である。
【図4】(a−1)〜(a−3)はヒューズの構成を示
す図であり、(b−1)〜(b−3)はアンチヒューズ
の構成を示す図である。
【図5】本発明に係るデータ信号線駆動回路の1つのブ
ロックの他の構成例を示す図であり、(a)はブロック
内に不良のない場合、(b)は不良のある場合である。
【図6】図5のデータ信号線駆動回路についての具体的
な回路構成例を示す図である。
【図7】図5のデータ信号線駆動回路についての他の具
体的な回路構成例を示す図である。
【図8】本発明に係る走査信号線駆動回路の1つのブロ
ックの構成例を示す図であり、(a)はブロック内に不
良のない場合、(b)は不良のある場合である。
【図9】図8の走査信号線駆動回路についての具体的な
回路構成例をす図である。
【図10】図8の走査信号線駆動回路についての他の具
体的な回路構成例を示す図である。
【図11】本発明に係る走査信号線駆動回路の1つのブ
ロックの他の構成例を示す図であり、(a)はブロック
内に不良のない場合、(b)は不良のある場合である。
【図12】図11の走査信号線駆動回路についての具体
的な回路構成例を示す図である。
【図13】図11の走査信号線駆動回路についての他の
具体的な回路構成例を示す図である。
【図14】実施例5にかかるデータ信号線駆動回路の1
ブロックの構成例を示す図である。
【図15】実施例6にかかるデータ信号線駆動回路の1
ブロックの構成例を示す図である。
【図16】実施例7にかかるデータ信号線駆動回路の1
ブロックの構成例を示す図である。
【図17】実施例8にかかるデータ信号線駆動回路の1
ブロックの構成例を示す図である。
【図18】実施例10にかかるデータ信号線駆動回路の
1ブロックの構成例を示す図である。
【図19】実施例11にかかるデータ信号線駆動回路の
1ブロックの構成例を示す図である。
【図20】実施例12にかかるデータ信号線駆動回路の
1ブロックの構成例を示す図である。
【図21】本発明、及び、従来の液晶表示装置の構成を
示すブロック図である。
【図22】(a)は、本発明、及び、従来の液晶表示装
置の構成、(b)はその画素構成を示す図である。
【図23】従来の液晶表示装置において、点順次駆動方
式のデータ信号線駆動回路の構成例を示す図である。
【図24】従来の液晶表示装置において、線順次駆動方
式のデータ信号線駆動回路の構成例を示す図である。
【図25】図24に示すデータ信号線駆動回路におい
て、アンプ回路の構成例を示す図である。
【図26】従来の液晶表示装置において、走査信号線駆
動回路の構成例を示す図である。
【図27】図23、及び、図24に示したデータ信号線
駆動回路、及び、図26に示した走査信号線駆動回路に
おいて用いられる走査回路(シフトレジスタ)の構成例
を示す図である。
【図28】走査回路の他の方式であるデコーダ回路の構
成例を示す図である。
【図29】実施例9にかかるデータ信号線駆動回路の1
ブロックの構成例を示す図である。
【図30】実施例9の構成を図14の構成に適用したも
のであり、データ信号線駆動回路の1ブロックの構成例
を示す図である。
【符号の説明】
SR 正規シフトレジスタ SRR 予備シフトレジスタ SDU 正規映像信号出力回路 SDUR 予備映像信号出力回路 GDU 正規走査信号出力回路 GDUR 予備走査信号出力回路 SW1、SW2 切り替え回路 SL データ信号線 GL 走査信号線 FUS ヒューズ RES 抵抗素子 VCC 電源電圧端子 GND アース端子 ARY 画素アレイ GD 走査信号線駆動回路 SD データ信号線駆動回路 TIM タイミング信号生成回路 DAT 映像信号 SYN タイミング信号 PIX 画素 CKS、CKG クロック信号 SPS、SPG スタートパルス信号 GPS パルス信号 VGH 走査信号線回路高電位 VGL 走査信号線回路低電位 VSH データ信号線回路高電位 VSL データ信号線回路低電位 CL 液晶容量 CS 補助容量 SW 画素トランジスタ LAT ラッチ回路 SWT サンプリング回路 TRF 転送信号 AMP アンプ回路 Csamp、Chold 保持容量 BUF バッファ回路 CLK、/CLK クロック信号 A1、A2…、A1 ,A2 …アドレス信号 TR1a、TR1b… トランジスタ Vb1a、Vb1b… バイアス電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−64394(JP,A) 特開 昭63−289589(JP,A) 実開 平2−39215(JP,U) 特表 平5−502737(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/133 G09G 3/36

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時系列でパルス信号をそれぞれ出力する
    複数の走査回路と、各走査回路にそれぞれ接続されて、
    各走査回路から出力されるパルス信号に同期して映像信
    号をそれぞれ取り込んで該映像信号をそれぞれ出力する
    複数の正規映像信号出力回路と、各正規映像信号出力回
    路の出力が与えられるようにそれぞれ接続された複数の
    データ信号線とを有する複数のブロックを具備し、 各ブロックは、 前記正規映像信号出力回路と同機能を有する少なくとも
    1つの予備映像信号出力回路と、 各正規映像信号出力回路にそれぞれ接続された走査回路
    およびデータ信号線のうちの少なくとも1つを、隣接す
    る正規映像信号出力回路に切り替え可能とするととも
    に、各正規映像信号出力回路にそれぞれ接続された走査
    回路およびデータ信号線のうちの少なくとも1つを、前
    記予備映像信号出力回路に切り替え可能とする切り替え
    手段とを有する、データ信号線駆動回路。
  2. 【請求項2】 時系列でパルス信号をそれぞれ出力する
    複数の走査回路と、各走査回路にそれぞれ接続されて、
    各走査回路から出力されるパルス信号に同期して映像信
    号をそれぞれ取り込んで該映像信号をそれぞれ出力する
    複数の正規映像信号出力回路と、各正規映像信号出力回
    路の出力が与えられるようにそれぞれ接続された複数の
    データ信号線とを有する複数のブロックを具備し、 各ブロックは、 前記走査回路と同機能を有する少なくとも1つの予備走
    査回路と、 該予備走査回路に接続されて、前記正規映像信号出力回
    路と同機能を有する予備映像信号出力回路と、 全ての走査回路同士が相互に接続された状態から、いず
    れかの走査回路が他の走査回路に対して非接続状態にな
    るとともに、前記予備走査回路が接続状態となるように
    切り替え可能とする切り替え手段と、 各正規映像信号出力回路にそれぞれ接続されたデータ信
    号線のうちの少なくとも1つを、隣接する正規映像信号
    出力回路に切り替え可能とするとともに、各正規映像信
    号出力回路にそれぞれ接続されたデータ信号線のうちの
    少なくとも1つを、前記予備映像信号出力回路に切り替
    え可能とする第2切り替え手段とを有する、 データ信号線駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記切り替え手段を制御する制御手段
    が、2つの電源端子の間に直列接続された複数のヒュー
    ズと抵抗素子からなる請求項1に記載のデータ信号線駆
    動回路。
  4. 【請求項4】 前記切り替え手段および前記第2切り替
    え手段を制御する制御手段が、2つの電源端子の間に直
    列接続された複数のヒューズと抵抗素子からなる請求項
    2に記載のデータ信号線駆動回路。
  5. 【請求項5】 前記切り替え手段または前記第2切り替
    え手段を制御する制御手段が、2つの電源端子の間に直
    列接続された複数のヒューズと抵抗素子からなると共
    に、該抵抗素子に隣接して、全ての走査回路同士を接続
    状態とする際に切断されるヒューズが設けられている
    求項1または2に記載のデータ信号線駆動回路。
  6. 【請求項6】 前記切り替え手段または前記第2切り替
    え手段を制御する制御手段が、2つの電源端子の間に直
    列接続された複数のヒューズと抵抗素子からなるものを
    2系統備え、一方の系統と他方の系統とを電位逆向きに
    して設けられている請求項1または2に記載のデータ信
    号線駆動回路。
  7. 【請求項7】 前記切り替え手段または前記第2切り替
    え手段を制御する制御手段が、2つの電源端子の間に直
    列接続された複数のヒューズを備えると共に、一方の電
    源端子側にアンチヒューズを備える請求項1または2
    記載のデータ信号線駆動回路。
  8. 【請求項8】 前記切り替え手段または前記第2切り替
    え手段を制御する制御手段が、1対のヒューズとアンチ
    ヒューズとからなる請求項1または2に記載のデータ信
    号線駆動回路。
  9. 【請求項9】 前記正規映像信号出力回路は、前記パル
    ス信号に同期して取り込んだ映像信号を、そのまま、デ
    ータ信号線に出力する手段を有する請求項1乃至8のい
    ずれか一つに記載のデータ信号線駆動回路。
  10. 【請求項10】 前記正規映像信号出力回路は、前記パ
    ルス信号に同期して取り込んだ映像信号を、増幅して、
    データ信号線に出力する手段を有する請求項1乃至8の
    いずれか一つに記載のデータ信号線駆動回路。
  11. 【請求項11】 時系列でパルス信号をそれぞれ出力す
    る複数の走査回路と、各走査回路にそれぞれ接続され
    て、各走査回路から出力されるパルス信号に同期して走
    査信号をそれぞれ出力する複数の正規走査信号出力回路
    と、各正規走査信号出力回路の出力が与えられるように
    それぞれ接続された複数の走査信号線とを有する複数の
    ブロックを具備し、 各ブロックは、 前記正規走査信号出力回路と同機能を有する少なくとも
    1つの予備走査信号出力回路と、 各正規走査信号出力回路にそれぞれ接続された走査回路
    および走査信号線のうちの少なくとも1つを、隣接する
    正規走査信号出力回路に切り替え可能とするとともに、
    各正規走査信号出力回路にそれぞれ接続された走査回路
    および走査信号線のうちの少なくとも1つを、前記予備
    走査信号出力回路に切り替え可能とする切り替え手段と
    を有する、 走査信号線駆動回路。
  12. 【請求項12】 時系列でパルス信号をそれぞれ出力す
    る複数の走査回路と、各走査回路にそれぞれ接続され
    て、各走査回路から出力されるパルス信号に同期して走
    査信号をそれぞれ出力する複数の正規走査信号出力回路
    と、各正規走査出力回路の出力が与えられるようにそれ
    ぞれ接続された複数の走査信号線とを有する複数のブロ
    ックを具備し、 各ブロックは、 前記走査回路と同機能を有する少なくとも1つの予備走
    査回路と、 該予備走査回路に接続されて、前記正規走査信号出力回
    路と同機能を有する予備走査信号出力回路と、 全ての走査回路同士が相互に接続された状態から、いず
    れかの走査回路が他の走査回路に対して非接続状態にな
    るとともに、前記予備走査回路が接続状態になるように
    切り替え可能とする切り替え手段と、 各正規走査信号出力回路にそれぞれ接続された走査信号
    線のうちの少なくとも1つを、隣接する正規走査信号出
    力回路に切り替え可能とするとともに、各正規映像信号
    出力回路にそれぞれ接続されたデータ信号線のうちの少
    なくとも1つを、前記予備映像信号出力回路に切り替え
    可能とする第2切り替え手段とを有する、 データ信号線駆動回路。
  13. 【請求項13】 前記切り替え手段を制御する制御手段
    が、2つの電源端子の間に直列接続された複数のヒュー
    ズと抵抗素子からなる請求項11に記載の走査信号線駆
    動回路。
  14. 【請求項14】 前記切り替え手段および前記第2切り
    替え手段を制御する制御手段が、2つの電源端子の間に
    直列接続された複数のヒューズと抵抗素子からなる請求
    項12に記載の走査信号線駆動回路。
  15. 【請求項15】 前記切り替え手段または前記第2切り
    替え手段を制御する制御手段が、2つの電源端子の間に
    直列接続された複数のヒューズと抵抗素子からなると共
    に、該抵抗素子に隣接して、全ての走査回路同士を接続
    状態とする際に切断されるヒューズが設けられている
    求項11または12に記載の走査信号線駆動回路。
  16. 【請求項16】 前記切り替え手段または前記第2切り
    替え手段を制御する制御手段が、2つの電源端子の間に
    直列接続された複数のヒューズと抵抗素子からなるもの
    を2系統備え、一方の系統と他方の系統とを電位逆向き
    にして設けられている請求項11または12に記載の走
    査信号線駆動回路。
  17. 【請求項17】 前記切り替え手段または前記第2切り
    替え手段を制御する制御手段が、2つの電源端子の間に
    直列接続された複数のヒューズを備えると共に、一方の
    電源端子側にアンチヒューズを備える請求項11または
    12に記載の走査信号線駆動回路。
  18. 【請求項18】 前記切り替え手段または前記第2切り
    替え手段を制御する制御手段が、1対のヒューズとアン
    チヒューズとからなる請求項11または12に記載の走
    査信号線駆動回路。
  19. 【請求項19】 マトリクス状に設けられた表示用画素
    と、該画素に映像信号を与えるデータ信号線駆動回路
    と、該画素への書き込みを制御する走査信号線駆動回路
    とを具備するアクティブ・マトリクス型画像表示装置に
    おいて、該データ信号線駆動回路が請求項1乃至10のいずれか
    一つに記載のデータ信号線駆動回路、または該走査信号
    線駆動回路が、請求項11乃至18のいずれか一つに記
    載の走査信号線駆動回路である、 画像表示装置。
  20. 【請求項20】 前記データ信号線駆動回路および前記
    走査信号線駆動回路の少なくとも一方の構成素子が、非
    単結晶シリコン薄膜トランジスタである請求項19に記
    載の画像表示装置。
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