JP3223680B2 - ラテックス型コーティング材 - Google Patents
ラテックス型コーティング材Info
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Description
ックスからなるコーティング材に関し、さらに詳しく
は、取扱い性や塗工作業性が良好で、耐溶剤性、耐ブロ
ッキング性等に優れた塗膜を形成しうるラテックス型コ
ーティング材に関する。
ず、幅広い分野において多量に使用されているが、今日
では、紙あるいは紙に類似した基材をそのまま使用しな
いで、適当な処理を施した、いわゆる加工紙などとして
実用に供されることが多くなっている。そして、このよ
うな加工紙では、しばしば、各種の溶剤を浸透させない
性質や溶剤に侵されない性質、即ち「耐溶剤性」、を有
するバリヤー層が必要となる場合がある。例えば、剥離
紙を製造する場合、使用される剥離剤には溶剤型が多
く、バリヤー層の形成に使用されるコーティング材は、
少量の塗工量で所期の効果を発現させるために、十分な
耐溶剤性を有することが必要となる。そこで、剥離紙を
製造する場合、紙質基材にアンダーコートとしてポリエ
チレンをラミネートし、その上に剥離剤を塗工する方法
が主流を占めている。しかしながら、ポリエチレンから
なるアンダーコートは、確かにバリヤー層としての耐溶
剤性は良好であるが、このような加工紙を離解させるこ
とが困難で、環境保全や資源活用の観点から再使用する
にしても問題があり、またリサイクルするためには分別
回収が必要で、処理コストの上昇をもたらすという問題
もある。一方、このようなポリエチレンからなるアンダ
ーコートの問題を解決すべく、コーティング材に澱粉あ
るいはその誘導体を使用する方法(例えば特開昭60−
110999号公報参照)、水溶性共重合体、例えばエ
チレン性不飽和カルボン酸やそのヒドロキシアルキルエ
ステル等の親水性単量体と(メタ)アクリル酸アルキル
エステルとを主成分とする共重合体を使用する方法(例
えば特開平1−156598号公報、特公平5−517
20号公報参照)などが提案されている。しかしなが
ら、これらの方法では、剥離紙用アンダーコートを含め
塗膜としての耐溶剤性が十分とはいえず、また、水溶性
共重合体のガラス転移点が低いこともあって、粘着性が
あり、ブロッキングを起こしやすいなどの欠点がある。
れた耐溶剤性および耐ブロッキング性を備えた塗膜を形
成しうるとともに、塗工紙の離解が容易で、取扱い性や
塗工作業性も良好なラテックス型コーティング材を提供
することを目的とする。
アノ基を有するエチレン性不飽和単量体(以下、「シア
ノ基含有単量体」という。)20〜60重量部、水酸
基を有するエチレン性不飽和単量体(以下、「水酸基含
有単量体」という。)20〜60重量部、(メタ)ア
クリル酸アルキルエステル単量体(以下、「アクリル系
エステル単量体」という。)および/または脂肪族共役
ジエン単量体(以下、「ジエン単量体」という。)20
〜60重量部、並びに他のエチレン性不飽和単量体
(以下、「他の単量体」という。)0〜20重量部から
なる単量体100重量部の共重合体であって、ガラス転
移点が0〜40℃である共重合体を塗膜形成材料として
含有するラテックス型コーティング材、を要旨とする。
成材料として含有する、繊維質基材に対する溶剤浸透防
止用ラテックス型コーティング材、を要旨とする。
り、本発明の目的、構成および効果が明確になるであろ
う。
量体からなる共重合体を塗膜形成材料として含有するも
のである。前記共重合体に使用される単量体のうち、シ
アノ基含有単量体としては、例えば(メタ)アクリロニ
トリル、α−クロロアクリロニトリル、α−クロロメチ
ルアクリロニトリル、α−メトキシアクリロニトリル、
α−エトキシアクリロニトリル、シアン化ビニリデン等
のシアン化ビニル系化合物;2−シアノエチル(メタ)
アクリレート、2−シアノプロピル(メタ)アクリレー
ト、3−シアノプロピル(メタ)アクリレート、2−シ
アノブチル(メタ)アクリレート、3−シアノブチル
(メタ)アクリレート、4−シアノブチル(メタ)アク
リレート等のエチレン性不飽和カルボン酸のシアノ基含
有エステル類;シアノスチレン、シアノ−α−メチルス
チレン、シアノエチルスチレン、シアノエチル−α−ス
チレン等のシアノ基含有芳香族ビニル系単量体;2−シ
アノ−1,3−ブタジエン、2−シアノ−1,3−ペン
タジエン、2−シアノ−1,3−ヘキサジエン等のシア
ノ基含有脂肪族ジエン系化合物等を挙げることができ
る。
にアクリロニトリル、メタクリロニトリルが好ましい。
前記シアノ基含有単量体は、単独でまたは2種以上を混
合して使用することができる。
量は、全単量体を100重量部として、20〜60重量
部であるが、好ましくは30〜50重量部である。シア
ノ基含有単量体の使用量が20重量部未満でも、60重
量部を超えても、塗膜の十分な耐溶剤性が得られない。
シアノ基含有単量体は、とくにベンゼン、キシレン、ト
ルエン等の芳香族系溶剤に対して効果がある。
は、水酸基を有するエチレン性不飽和単量体であるが、
該単量体には、後述するN−アルキロール基含有架橋官
能性単量体は含まれない。
えばヒドロキシメチル(メタ)アクリレート、2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプ
ロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)
アクリレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレ
ート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ポ
リエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート(エチ
レングリコール単位数は例えば2〜20)、グリセロー
ルモノ(メタ)アクリレート、ブタントリオールモノ
(メタ)アクリレート、トリメチロールアルカンモノ
(メタ)アクリレート(アルカンの炭素数は例えば1〜
3)等の水酸基含有(メタ)アクリレート類;(メタ)
アリルアルコール等のエチレン性不飽和アルコール等を
挙げることができる。
2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレートが好ましい。前記水酸基含有単量体
は、単独でまたは2種以上を混合して使用することがで
きる。
は、全単量体を100重量部として、20〜60重量部
であるが、好ましくは25〜50重量部である。水酸基
含有単量体の使用量が20重量部未満でも、60重量部
を超えても、塗膜の十分な耐溶剤性が得られない。水酸
基含有単量体は、とくに酢酸エチル等のエステル系溶剤
に対して効果がある。
タ)アクリル酸と非置換アルコールとのエステルであ
る。ここで、「非置換」とは、アルコール性水酸基およ
び炭化水素基以外の基を持たないことを意味する。
ば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチ
ル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリ
ル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、
(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸t
−ブチル、(メタ)アクリル酸n−ペンチル、(メタ)
アクリル酸イソペンチル、(メタ)アクリル酸n−ヘキ
シル、(メタ)アクリル酸イソヘキシル、(メタ)アク
リル酸n−ヘプチル、(メタ)アクリル酸イソヘプチ
ル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)
アクリル酸n−オクチル、(メタ)アクリル酸イソオク
チル、(メタ)アクリル酸n−ノニル、(メタ)アクリ
ル酸イソノニル、(メタ)アクリル酸n−デシル、(メ
タ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸ベ
ンジル等の(メタ)アクリル酸と炭素数1〜10のアル
コールとのエステル類等を挙げることができる。
ち、とくにアクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、メタクリル酸ブチルが好ましい。前記アクリル系エ
ステル単量体は単独でまたは2種以上を混合して使用す
ることができる。
の使用量は、全単量体を100重量部として、20〜6
0重量部であるが、好ましくは30〜50重量部であ
る。アクリル系エステル単量体の使用量が20重量部未
満でも、60重量部を超えても、塗膜の十分な耐溶剤性
が得られない。
3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン、
2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、2−クロロ−
1,3−ブタジエン、1,2−ジクロロ−1,3−ブタ
ジエン、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン、2−
ブロモ−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、
1,3−ヘキサジエン、1,3−シクロペンタジエン、
1,3−シクロヘキサジエン等を挙げることができる。
3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエンが好
ましい。前記ジエン単量体は、単独でまたは2種以上を
混合して使用することができる。
全単量体を100重量部として、20〜60重量部であ
るが、好ましくは25〜40重量部である。ジエン単量
体の使用量が20重量部未満でも、60重量部を超えて
も、塗膜の十分な耐溶剤性が得られない。
レン性不飽和酸単量体、エチレン性不飽和カルボン酸ア
ミド単量体、芳香族ビニル系単量体、エチレン性不飽和
アルコールのエステル単量体、エチレン性不飽和エーテ
ル単量体、ハロゲン化ビニル系単量体等のモノエチレン
性不飽和単量体や、共重合体中に架橋構造を導入しうる
単量体(以下、「架橋性単量体」という。)の1種以上
が使用される。
酸単量体としては、例えばカルボキシル基および/また
は酸無水物基を有するエチレン性不飽和カルボン酸、エ
チレン性不飽和スルホン酸等が使用される。本発明にお
いては、前記エチレン性不飽和酸単量体を使用すること
により、共重合体ラテックスの機械的安定性や化学的安
定性、塗膜の耐溶剤性等をさらに向上させることができ
る。
は、例えば(メタ)アクリル酸、クロトン酸、ケイ皮
酸、(無水)マレイン酸、フマル酸、(無水)イタコン
酸、シトラコン酸、メサコン酸等を挙げることができ、
とくにアクリル酸、メタクリル酸が好ましい。また、前
記エチレン性不飽和スルホン酸としては、例えばビニル
スルホン酸、ブタジエンスルホン酸、イソプレンスルホ
ン酸、スチレンスルホン酸等を挙げることができる。こ
れらのエチレン性不飽和酸単量体は、例えばアンモニ
ア、アルカリ金属等との塩の形をとることもできる。
の好ましい使用量は、全単量体を100重量部として、
8重量部以下であり、とくに5重量部以下が好ましい。
エチレン性不飽和酸単量体の使用量が8重量部を超える
と、共重合体ラテックスの粘度が高くなり、取扱い性や
塗工作業性が低下する傾向がある。
単量体としては、例えば(メタ)アクリルアミド、N−
メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)ア
クリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミ
ド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、N−メ
トキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−エトキシメ
チル(メタ)アクリルアミド、N−n−プロポキシメチ
ル(メタ)アクリルアミド、N−n−ブトキシメチル
(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メタ)
アクリルアミド、N−メトキシエチル(メタ)アクリル
アミド、クロトン酸アミド、ケイ皮酸アミド、マレイン
酸ジアミド、フマル酸ジアミド等を挙げることができ
る。
えばスチレン、α−メチルスチレン、メチルスチレン、
エチルスチレン、クロロスチレン、クロロメチルスチレ
ン、メトキシスチレン、エトキシスチレン、アセトキシ
スチレン等を挙げることができる。
テル単量体としては、例えばギ酸ビニル、酢酸ビニル、
プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、酢酸(メタ)アリル
等のカルボン酸エステル類や、アルキルスルホン酸ビニ
ル、アルキルスルホン酸(メタ)アリル、アリールスル
ホン酸ビニル等のスルホン酸エステル類等を挙げること
ができる。
しては、例えばメチルビニルエーテル、エチルビニルエ
ーテル、n−プロピルビニルエーテル、n−ブチルビニ
ルエーテル、メチル(メタ)アリルエーテル、エチル
(メタ)アリルエーテル等を挙げることができる。
ては、塩化ビニル、塩化ビニリデン、1,2−ジクロロ
エチレン、臭化ビニル、臭化ビニリデン、1,2−ジブ
ロモエチレン等を挙げることができる。
重合と同時および/または重合後に共重合体中に架橋構
造を導入しうる単量体であり、かかる架橋性単量体を使
用することにより、塗膜の耐溶剤性、耐ブロッキング性
等をさらに向上させることができる。
2以上のエチレン性不飽和基を有する単量体(以下、
「ポリビニル系単量体」という。)や、共重合体中の他
の官能基と反応しうる架橋性官能基を有するエチレン性
不飽和単量体(以下、「架橋官能性単量体」という。)
が使用される。架橋官能性単量体における架橋性官能基
の例としては、アミノ基、エポキシ基、N−アルキロー
ル基等を挙げることができる。
レングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−
プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−
ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−
ヘキサンジオール等のアルカンジオールのジ(メタ)ア
クリレート類;
グリコール等のポリアルキレングリコール(アルキレン
グリコール単位数は例えば2〜20)のジ(メタ)アク
リレート類;
リル(メタ)アクリレート、ジビニルフタレート、ジ
(メタ)アリルフタレート等の他の多官能性不飽和エス
テル類;
アミド、N,N’−エチレンビス(メタ)アクリルアミ
ド、N,N’−ヘキサメチレンビス(メタ)アクリルア
ミド等のビス(メタ)アクリルアミド類;
ゼン、トリビニルベンゼン等のポリビニル芳香族化合
物;
テル等の多官能性不飽和エーテル類等を挙げることがで
きる。
時に共重合体中に架橋構造を導入する。本発明における
ポリビニル系単量体の好ましい使用量は、全単量体を1
00重量部として、5重量部以下であり、とくに2重量
部以下が好ましい。ポリビニル系単量体の使用量が多す
ぎると(例えば10重量部以上)、紙質基材に塗工した
場合、離解性が低下する傾向がある。
を有する架橋官能性単量体としては、例えば(メタ)ア
クリル酸2−アミノエチル、(メタ)アクリル酸2−ジ
メチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸2−ジエチル
アミノエチル、β−アミノエチルビニルエーテル、β−
ジメチルアミノエチルビニルエーテル、ビニルアミン、
(メタ)アリルアミン、アミノスチレン、ジメチルアミ
ノスチレン、、ビニルピリジン、N−ビニルピロリジ
ン、N−ビニルピペリジン、N−ビニルカルバゾール等
の第一級〜第三級アミノ基を含有する単量体を挙げるこ
とができる。これらのアミノ基を有する架橋官能性単量
体は、重合と同時および/または重合後の乾燥時に、例
えば共重合体中に含有される酸性基と反応して、イオン
結合、アミド結合等を形成し、架橋構造を導入する。
体としては、例えばグリシジル(メタ)アクリレート、
N−グリシジル(メタ)アクリルアミド、(メタ)アリ
ルグリシジルエーテル等を挙げることができる。これら
のエポキシ基を含有する架橋官能性単量体は、重合と同
時および/または重合後の乾燥時に、例えば共重合体中
に含有される水酸基、酸性基等と反応して、エーテル結
合、エステル結合等を形成し、架橋構造を導入する。
能性単量体としては、例えばN−ヒドロキシメチル(メ
タ)アクリルアミド、N−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリルアミド、N,N−ビス(ヒドロキシメチル)(メ
タ)アクリルアミド、N,N−ビス(ヒドロキシエチ
ル)(メタ)アクリルアミド等のエチレン性不飽和カル
ボン酸アミドのN−ヒドロキシ化物等を挙げることがで
きる。これらのN−アルキロール基を有する架橋官能性
単量体は、重合と同時および/または重合後の乾燥時
に、例えば共重合体中に含有される水酸基、酸性基等と
反応して、エーテル結合、エステル結合等を形成し、架
橋構造を導入する。
い使用量は、全単量体を100重量部として、5重量部
以下であり、とくに2重量部以下が好ましい。架橋官能
性単量体の使用量が多すぎると(例えば10重量部以
上)、紙質基材に塗工した場合、離解性が低下する傾向
がある。
合計使用量は、全単量体を100重量部として、0〜2
0重量部であるが、20重量部を超えると、耐溶剤性、
耐ブロッキング性、離解性等の特性バランスが不十分と
なる。
のガラス転移点(Tg)が0〜40℃であり、好ましくは1
0〜35℃である。ここで、Tgは、下記式により計算す
ることができる。 1/Tg=ΣW(i) /Tg(i) 但し、Tg(i) :第i単量体のホモポリマーのTg、 W(i) :第i単量体の重量分率。
と、塗膜の耐ブロッキング性が低下し、また40℃を超
えると、耐溶剤性が低下する。
えば前記単量体を乳化重合することによって製造するこ
とができる。以下、共重合体ラテックスを製造する乳化
重合について、詳細に説明する。即ち、一般的な乳化重
合操作は、水に単量体、重合開始剤、乳化剤等を加え、
場合により各種電解質、pH調整剤等の存在下で、攪拌し
つつ、通常、50〜90℃の温度で重合することからな
る。重合時間は、通常、5〜15時間程度である。
は、例えば(イ)澱粉を水に溶解し、これに単量体、重
合開始剤、乳化剤等を一括、分割あるいは連続して添加
する方法、(ロ)澱粉および乳化剤を水に溶解し、これ
に単量体、重合開始剤等を一括、分割あるいは連続して
添加する方法、(ハ)澱粉水溶液を別途調製し、該水溶
液と単量体、重合開始剤、乳化剤等等とを別々に、分割
あるいは連続して添加する方法等の適宜の方法を採用す
ることができる。この場合、単量体と重合開始剤とは、
予め混合して添加しても別々に添加してもよく、また単
量体は、予め乳化して添加してもよい。乳化重合操作全
体としては、バッチ式でも連続式でも実施可能である。
は、例えば過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸
化水素、クメンハイドロパーオキシド、イソプロピルベ
ンゼンハイドロパーオキシド、パラメンタンハイドロパ
ーオキシド、ベンゾイルパーオキシド、ジ−t−ブチル
パーオキシド、ジラウロイルパーオキシド等の過酸化
物;2,2−アゾビスイソブチロニトリル、2,2−ア
ソビスイソバレロニトリル、2,2−アゾビスイソカプ
ロニトリル、2,2−アゾビス(フェニルイソブチロニ
トリル),2,2−アゾビス(2−アミジノプロパン)
二塩酸塩等のアゾ化合物;硝酸第二セリウムアンモニウ
ムや、レドックス系開始剤等を挙げることができる。レ
ドックス系開始剤における還元剤としては、例えばチオ
硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリ
ウム、硫酸第一鉄、硫酸第一鉄アンモニウム、グルコー
ス、ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート、L
−アスコルビン酸やその塩等を挙げることができる。こ
れらの重合開始剤は、単独でまたは2種以上を混合して
使用することができる。
して0.03〜2重量%が好ましく、とくに0.05〜
1重量%が好ましい。
るために、例えばグリシン、アラニン、エチレンジアミ
ン四酢酸ナトリウム等のキレート化剤を添加することも
できる。
連鎖移動剤を使用することもできる。連鎖移動剤として
は、例えば2,4−ジフェニル−4−メチル−1−ペン
テン成分を60重量%以上含有するα−メチルスチレン
ダイマー、ターピノーレン、テルピネン、ジペンテン、
n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタ
ン、n−ヘキサデシルメルカプタン、ジメチルキサント
ゲンジスルフィド、ジエチルキサントゲンジスルフィ
ド、テトレメチルチウラムモノスルフィド、テトラエチ
ルチウラムジスルフィド、ジペンタメチルチウラムジス
ルフィド等を挙げることができる。これらの連鎖移動剤
のうち、α−メチルスチレンダイマー、n−ドデシルメ
ルカプタン、t−ドデシルメルカプタンが好ましい。前
記連鎖移動剤は、単独でまたは2種以上を混合して使用
することができる。
体に対して15重量%以下である。
は、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、カチオ
ン界面活性剤、両性界面活性剤等の各種の乳化剤を使用
することができるが、アニオン界面活性剤、ノニオン界
面活性剤が好ましい。
ールの硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン・アルキル
エーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン・アルキ
ルフェニルエーテル硫酸エステル塩、脂肪油の硫酸エス
テル塩、脂肪族アミンまたは脂肪族アミドの硫酸塩、二
塩基性脂肪酸エステルのスルホン酸塩、脂肪族アミドの
スルホン酸塩、アルキルまたはアルケニルスルホン酸
塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルスルホこ
はく酸塩、ホルマリン縮合ナフタレンスルホン酸塩、脂
肪族アルコールのリン酸エステル塩、ポリオキシエチレ
ンアルキル(フェニル)エーテルリン酸エステル塩等を
挙げることができる。これらのアニオン界面活性剤のう
ち、硫酸エステル塩類あるいはスルホン酸塩類、具体的
には、ラウリル硫酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム、ジフェニルエーテルジスルホン酸ナ
トリウム、コハク酸ジアルキルエステルスルホン酸ナト
リウムが好ましい。
オキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレン
アルキルアリールエステル、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエー
テル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル
等を挙げることができる。
チレン性不飽和結合を有する反応性乳化剤を使用するこ
ともできる。前記界面活性剤は、単独でまたは2種以上
を混合して使用することができる。
剤の種類、各単量体の種類や組成等に応じて適宜選定さ
れるが、好ましい使用量は、全単量体に対して0.5〜
10重量%である。
粒子径は、好ましくは0.05〜0.3μmであり、さ
らに好ましくは0.1〜0.2μmである。ここで言う
平均粒子径とは、共重合体ラテックスを酢酸ウラニルお
よびオスミウム酸で処理し、これを電子顕微鏡写真にと
り、共重合体粒子100個以上について粒子径を数平均
した値である。
スは、通常、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸
化アンモニウム等のアルカリ性物質で適度に中和して使
用される。
必要に応じて、その特性を損なわない範囲内で、メチル
セルロース、エチルセルロール、ヒドロキシエチルセル
ロール、カルボキシメチルセルロース、デキストラン、
カゼイン、ゼラチン、グアーガムやその誘導体、キサン
タンガム、ポリ(メタ)アクリル酸やその塩、ポリビニ
ルアルコール、ポリエチレンオキシド、アルギン酸塩等
の水溶性高分子化合物;(メタ)アクリル系樹脂エマル
ジョン、酢酸ビニル系樹脂エマルジョン、塩化ビニル系
樹脂エマルジョン、塩化ビニリデン系樹脂エマルジョ
ン、フッ素樹脂エマルジョン、スチレン系樹脂エマルジ
ョン、ウレタン樹脂エマルジョン、ゴムエマルジョン等
の他の高分子エマルジョンや、消泡剤、レベリング剤、
皮膜形成助剤、防腐剤、防カビ剤、老化防止剤、紫外線
吸収剤、染顔料、凍結防止剤等の添加剤をさらに配合す
ることもできる。
合成紙等の紙質材料;コンクリート、モルタル、スレー
ト等のセメント系材料;ポリスチレン、スチレン−アク
リロニトリル樹脂、耐衝撃性ポリスチレン、ABS樹
脂、(メタ)アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩化
ビニリデン系樹脂、ポリエステル、ポリカーボネート、
ポリアミド、ポリウレタン、メラミン樹脂、フェノール
樹脂、尿素樹脂、エポキシ樹脂等の合成樹脂、半合成樹
脂や天然樹脂;鉄、スチール、ステンレススチール、
鉛、チタン、アルミニウム、亜鉛、ブリキ、銅等の金属
のほか、木材、合板、加硫ゴム、瓦、石膏、陶磁器、ガ
ラス、セラミック等の各種基材に塗工することができ
る。
基材、例えばポリアクリロニトリル、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリエステル、ポリアミド、アラミド、ポリウレ
タン、液晶ポリマー等の合成繊維;木、綿、麻、絹、羊
毛等の天然繊維やそれらの変性品;ガラス、カーボン、
ホウ素、炭化ケイ素、窒化ケイ素、アルミナ、ジルコニ
ア等のセラミック系繊維;鉄、スチール、ステンレスス
チール、チタン、アルミニウム、亜鉛、銅等の金属繊維
等から形成された紙、織布、不織布等に対する、繊維自
体および/または繊維間隙への溶剤の浸透を防止するた
めの用途に有用であり、とくに剥離紙のバリヤー層とし
て機能するアンダーコートの形成に極めて有用である。
は、エアーナイフコーター、ロールコーター、カレンダ
ーコーター、グラビアコーター、バーコーター、ブレー
ドコーター、サイズプレスコーター等の各種の塗工装置
を使用することができる。塗工作業は、バッチ式でも連
続式でも実施可能である。
工量は、基材の性状、塗工品の用途等に応じて適宜調節
されるが、例えば剥離紙のアンダーコートの場合、通
常、5〜10g/cm2 程度である。
明をさらに具体的に説明する。但し、本発明は、その要
旨を超えない限り、これらの実施例に何ら制約されるも
のではない。
部を装荷し、窒素置換したのち、60℃に加熱した。別
の容器に、水40重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム2.5重量部、アクリロニトリル40重量
部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート25重量部、
アクリル酸n−ブチル33重量部、アクリル酸2重量部
を混合してエマルジョンを調製し、このエマルジョンを
攪拌しつつ、前記反応容器内に、6時間かけて連続添加
した。前記エマルジョンの添加開始と同時に過硫酸カリ
ウム1重量部を添加して重合を開始し、反応温度を60
℃に保って重合を継続し、エマルジョンの添加終了後、
反応温度を80℃に昇温してさらに3時間保持して、重
合を完結させた。重合後、冷却し、10重量%水酸化ナ
トリウムを添加して、共重合体ラテックスのpHを7に調
整した。
ち、水100重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム3.0重量部、アクリロニトリル30重量部、2
−ヒドロキシエチルアクリレート10重量部、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート30重量部、アクリル酸n
−ブチル49重量部、メタクリル酸2重量部を添加し、
攪拌しつつ60℃に加熱した。次いで、過硫酸カリウム
1重量部を添加して重合を開始させ、反応温度を60℃
に保って6時間重合し、その後反応温度を70℃に昇温
して、さらに2時間重合し、重合を完結させた。重合
後、冷却し、10重量%水酸化ナトリウムを添加して、
共重合体ラテックスのpHを7に調整した。
体ラテックスAの製造と同様にして重合し、各共重合体
ラテックスを製造した。
価 各共重合体ラテックスを水で希釈して、粘度を70〜8
0cps に調整して、坪量40g/m2の上質紙に、バーコー
ターを用いて、乾燥塗工量5g/m2となるように塗工し、
150℃で1分間乾燥したのち、下記試験を行った。評
価結果を、表1(実施例1〜7)および表2(比較例1
〜6)に示す。
酸エチルを各1滴落とし、浸透するか否かを観察した。
また、トルエンまたは酢酸エチルを落とした箇所を軽く
擦って、塗工面が侵されたり、曇りを生じたりしないか
否かを観察した。評価は、下記基準で行った。 ◎:塗工面がトルエンおよび酢酸エチルを浸透せず、侵
されず、曇りも生じない。 ○:塗工面がトルエンおよび酢酸エチルを浸透させない
が、液滴を拭き取ったのち曇りを生じる。 △:塗工面がトルエンや酢酸エチルをわずかに浸透さ
せ、液滴を拭き取ったのち溶剤に侵されていることが明
らかである。 ×:塗工面がトルエンや酢酸エチルを浸透させるか、あ
るいは液滴によって侵されることが明らかである。
を、指触判定により評価した。評価は、下記基準で行っ
た。 ◎:全く粘着しない。 ○:わずかに粘着する。 △:粘着性がある。 ×:粘着性が強くべとつく。
量の水とともに離解機に装荷して、攪拌したとき、紙の
離解時間および離解状態を観察した。評価は、下記基準
で行った。 ◎:2分以内で離解し、単繊維状となる。 ○:5分以内で離解し、単繊維状となる。 △:15分程度離解したのちでも、明らかに離解しない
部分が残る。 ×:離解が著しく困難である。
明のコーティング材から形成された塗膜は、耐溶剤性お
よび耐ブロッキング性が優れ、また塗工紙は離解性にも
優れている。これに対して、単量体組成が本発明の範囲
以外(比較例1、3、5、6)では、耐溶剤性が不十分
である。またTgが高過ぎると(比較例2)、耐溶剤性が
不十分となり、Tgが低過ぎると(比較例1、3、4)、
耐ブロッキング性が不十分となる。
ンに匹敵する耐溶剤性を備え、かつ耐ブロッキング性に
も優れた塗膜を形成することができるとともに、紙質基
材に塗工した場合にも塗工紙の離解が容易であり、しか
も繊維質基材を含めた各種基材に対する密着性も高く、
また比較的高固形分でも低粘度で、取扱い性や塗工作業
性が良好である。
Claims (2)
- 【請求項1】 シアノ基を有するエチレン性不飽和単
量体20〜60重量部、水酸基を有するエチレン性不
飽和単量体20〜60重量部、(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステル単量体および/または脂肪族共役ジエン
単量体20〜60重量部、並びに他のエチレン性不飽
和単量体0〜20重量部からなる単量体100重量部の
共重合体であって、ガラス転移点が0〜40℃である共
重合体を塗膜形成材料として含有するラテックス型コー
ティング材。 - 【請求項2】 請求項1記載の共重合体を塗膜形成材料
として含有する、繊維質基材に対する溶剤浸透防止用ラ
テックス型コーティング材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34026993A JP3223680B2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | ラテックス型コーティング材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34026993A JP3223680B2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | ラテックス型コーティング材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07157710A JPH07157710A (ja) | 1995-06-20 |
JP3223680B2 true JP3223680B2 (ja) | 2001-10-29 |
Family
ID=18335328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34026993A Expired - Lifetime JP3223680B2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | ラテックス型コーティング材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3223680B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2072542B1 (en) | 2007-12-20 | 2014-05-07 | Rohm and Haas Company | Core-shell polymers suitable for use in organic media |
JP5741838B2 (ja) * | 2011-05-31 | 2015-07-01 | 三菱レイヨン株式会社 | プラスチック基材用の水性被覆材、これを含有する塗料及びプラスチック成形物 |
-
1993
- 1993-12-08 JP JP34026993A patent/JP3223680B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07157710A (ja) | 1995-06-20 |
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