JP3223465B2 - コンロ - Google Patents
コンロInfo
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- JP3223465B2 JP3223465B2 JP03840096A JP3840096A JP3223465B2 JP 3223465 B2 JP3223465 B2 JP 3223465B2 JP 03840096 A JP03840096 A JP 03840096A JP 3840096 A JP3840096 A JP 3840096A JP 3223465 B2 JP3223465 B2 JP 3223465B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- combustion
- exhaust
- exhaust fan
- stove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、台所等で使用する
コンロに関する。
コンロに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のコンロは、爪付きの五徳を用い、
バーナからの炎や炎により生じた熱気が五徳の爪部に載
置する鍋の底面に沿って五徳の外側に自然に放出される
ようにしている。
バーナからの炎や炎により生じた熱気が五徳の爪部に載
置する鍋の底面に沿って五徳の外側に自然に放出される
ようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコンロで
は、五徳の外側に放出された熱気の一部が鍋の取手に達
してこれを加熱し、取手が持ちづらくなるといった不具
合を生ずる。本発明は、かかる不具合を解消したコンロ
を提供することを課題としている。
は、五徳の外側に放出された熱気の一部が鍋の取手に達
してこれを加熱し、取手が持ちづらくなるといった不具
合を生ずる。本発明は、かかる不具合を解消したコンロ
を提供することを課題としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明のコンロは、バーナの炎を囲う筒状の五徳と、排
気口と、該排気口に炎により生じた熱気を強制的に吸引
排気する、上記バーナと対をなす排気ファンと、上記バ
ーナの燃焼の強弱に応じて上記排気ファンの回転速度を
増減する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明のコンロは、バーナの炎を囲う筒状の五徳と、排
気口と、該排気口に炎により生じた熱気を強制的に吸引
排気する、上記バーナと対をなす排気ファンと、上記バ
ーナの燃焼の強弱に応じて上記排気ファンの回転速度を
増減する制御手段とを備えることを特徴とする。
【０００５】本発明によれば、筒状の五徳で囲われた空
間から排気ファンによって排気口に熱気を強制的に吸引
排気するため、五徳の外側に熱気が漏出せず、かくて、
熱気によって鍋の取手が加熱されることを防止できる。
この場合、排気ファンの回転速度を強燃焼時に合わせて
一定にすると、弱燃焼時には排気ファンによる吸引力が
過大となって、吹き消えを生じたり、加熱効率が低下す
るが、本発明では、上記の如く制御手段を設けて、バー
ナの燃焼の強弱に応じて該バーナと対をなす排気ファン
の回転速度を増減させるため、上記の不具合は生じな
い。
間から排気ファンによって排気口に熱気を強制的に吸引
排気するため、五徳の外側に熱気が漏出せず、かくて、
熱気によって鍋の取手が加熱されることを防止できる。
この場合、排気ファンの回転速度を強燃焼時に合わせて
一定にすると、弱燃焼時には排気ファンによる吸引力が
過大となって、吹き消えを生じたり、加熱効率が低下す
るが、本発明では、上記の如く制御手段を設けて、バー
ナの燃焼の強弱に応じて該バーナと対をなす排気ファン
の回転速度を増減させるため、上記の不具合は生じな
い。
【０００６】尚、上記制御手段を、バーナの燃焼の強弱
を調節する操作子に連動する、排気ファンの駆動回路に
介設した可変抵抗器で構成すれば、構造が簡単になり、
有利である。
を調節する操作子に連動する、排気ファンの駆動回路に
介設した可変抵抗器で構成すれば、構造が簡単になり、
有利である。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１を参照して、１はコンロ本体
であり、コンロ本体１の上面の天板２に開設した開口２
ａの周縁部上面に五徳３を載置すると共に、開口２ａの
下方にのびる燃焼筐４を設けて、該燃焼筐４内にバーナ
５を収納した。
であり、コンロ本体１の上面の天板２に開設した開口２
ａの周縁部上面に五徳３を載置すると共に、開口２ａの
下方にのびる燃焼筐４を設けて、該燃焼筐４内にバーナ
５を収納した。
【０００８】バーナ５は、内周に炎孔５ａを有する内火
式リングバーナで構成されており、燃焼筐４内に周囲の
空隙４０を存して挿入される有底筒状の支持枠４１の上
端にバーナ５を嵌着した。燃焼筐４の上端部には、バー
ナ５の炎孔５ａよりも少許内方まで張り出す張出部４２
が設けられており、バーナ５の上面と張出部４２の下面
との間に前記空隙４０に連なる二次空気通路４０ａを形
成し、該通路４０ａと支持枠４１の底板部に開設した二
次空気孔４１ａとから燃焼筐４内に燃焼用の二次空気を
導入し得るようにした。
式リングバーナで構成されており、燃焼筐４内に周囲の
空隙４０を存して挿入される有底筒状の支持枠４１の上
端にバーナ５を嵌着した。燃焼筐４の上端部には、バー
ナ５の炎孔５ａよりも少許内方まで張り出す張出部４２
が設けられており、バーナ５の上面と張出部４２の下面
との間に前記空隙４０に連なる二次空気通路４０ａを形
成し、該通路４０ａと支持枠４１の底板部に開設した二
次空気孔４１ａとから燃焼筐４内に燃焼用の二次空気を
導入し得るようにした。
【０００９】また、支持枠４１の底板部の中央に形成し
た開口４１ｂに遮熱筒４３を挿通し、該遮熱筒４３内に
図外のばねで上方に付勢される感熱ヘッド４４を設け、
五徳３に鍋Ｐを載置したとき、鍋底に感熱ヘッド４４を
押接させ、鍋底の過熱を生じたとき、これを感熱ヘッド
４４で検出してバーナ５を消火するようにした。図中５
ｂはバーナ５用の点火プラグである。
た開口４１ｂに遮熱筒４３を挿通し、該遮熱筒４３内に
図外のばねで上方に付勢される感熱ヘッド４４を設け、
五徳３に鍋Ｐを載置したとき、鍋底に感熱ヘッド４４を
押接させ、鍋底の過熱を生じたとき、これを感熱ヘッド
４４で検出してバーナ５を消火するようにした。図中５
ｂはバーナ５用の点火プラグである。
【００１０】前記五徳３は、バーナ５の炎Ｆを囲う、内
外２重壁構造の筒状に形成されている。また、燃焼筐４
の周壁部及び張出部４２を２重壁構造として、２重壁間
の空間を、天板２の奥部に開設した排気口６ａに排気フ
ァン７を介して連通する排気通路６に構成している。そ
して、五徳３の内周壁に排気窓３０を開設すると共に、
張出部４２の上壁に、五徳３の中空空間と排気通路６と
を連通する連通孔４２ａを開設し、炎Ｆにより生じた熱
気が排気ファン７の作動により排気窓３０と五徳３の中
空空間と連通孔４２ａと排気通路６とを介して排気口６
ａに強制的に吸引排気されるようにした。かくて、五徳
３に鍋Ｐを載置した状態では、熱気が五徳３の外側に漏
出せず、鍋Ｐの取手ＰＨが熱気によって加熱されること
を防止できる。
外２重壁構造の筒状に形成されている。また、燃焼筐４
の周壁部及び張出部４２を２重壁構造として、２重壁間
の空間を、天板２の奥部に開設した排気口６ａに排気フ
ァン７を介して連通する排気通路６に構成している。そ
して、五徳３の内周壁に排気窓３０を開設すると共に、
張出部４２の上壁に、五徳３の中空空間と排気通路６と
を連通する連通孔４２ａを開設し、炎Ｆにより生じた熱
気が排気ファン７の作動により排気窓３０と五徳３の中
空空間と連通孔４２ａと排気通路６とを介して排気口６
ａに強制的に吸引排気されるようにした。かくて、五徳
３に鍋Ｐを載置した状態では、熱気が五徳３の外側に漏
出せず、鍋Ｐの取手ＰＨが熱気によって加熱されること
を防止できる。
【００１１】コンロ本体１内には、バーナ５用のバルブ
ユニット８が設けられている。バルブユニット８は、図
２に示すように、バーナ５へのガス供給を遮断する主弁
８０と、バーナ５へのガス供給量を増減する流量調整弁
８１とを備えており、コンロ本体１の前面に、主弁８０
を開閉する押しボタン式の第１の操作子８ａと、流量調
整弁８１を動作するレバー式の第２の操作子８ｂとを設
け、第２操作子８ｂの操作によりバーナ５の燃焼量、即
ち、燃焼の強弱を調節し得るようにしている。
ユニット８が設けられている。バルブユニット８は、図
２に示すように、バーナ５へのガス供給を遮断する主弁
８０と、バーナ５へのガス供給量を増減する流量調整弁
８１とを備えており、コンロ本体１の前面に、主弁８０
を開閉する押しボタン式の第１の操作子８ａと、流量調
整弁８１を動作するレバー式の第２の操作子８ｂとを設
け、第２操作子８ｂの操作によりバーナ５の燃焼量、即
ち、燃焼の強弱を調節し得るようにしている。
【００１２】第２操作子８ｂには、スライド式の可変抵
抗器９の可動子９ａが連結されており、可変抵抗器９を
排気ファン７の駆動回路７０に介設して、排気ファン７
の回転速度を第２操作子８ｂに連動して増減し得るよう
にしている。かくて、第２操作子８ｂの操作でバーナ５
の燃焼量を増減すると、排気ファン７の回転速度も増減
される。従って、弱燃焼時に排気ファン７の吸引力が過
大になることがなく、弱燃焼時の吹き消えや加熱効率の
低下といった不具合を防止できる。
抗器９の可動子９ａが連結されており、可変抵抗器９を
排気ファン７の駆動回路７０に介設して、排気ファン７
の回転速度を第２操作子８ｂに連動して増減し得るよう
にしている。かくて、第２操作子８ｂの操作でバーナ５
の燃焼量を増減すると、排気ファン７の回転速度も増減
される。従って、弱燃焼時に排気ファン７の吸引力が過
大になることがなく、弱燃焼時の吹き消えや加熱効率の
低下といった不具合を防止できる。
【００１３】尚、排気通路６を介して排気される排気温
度はバーナ５の燃焼の強弱に応じて変化するから、排気
温度に応じて排気ファン７の回転速度を制御しても、バ
ーナ５の燃焼の強弱に応じて排気ファン７の回転速度を
適切に増減できる。また、排気ファン７の回転速度の制
御は、無段階の比例制御方式に限らず、例えば、強中弱
の３段階等の段階制御方式にしても良い。
度はバーナ５の燃焼の強弱に応じて変化するから、排気
温度に応じて排気ファン７の回転速度を制御しても、バ
ーナ５の燃焼の強弱に応じて排気ファン７の回転速度を
適切に増減できる。また、排気ファン７の回転速度の制
御は、無段階の比例制御方式に限らず、例えば、強中弱
の３段階等の段階制御方式にしても良い。
【図１】 本発明に係るコンロの一例の截断側面図
【図２】 バーナ及び排気ファンの制御系を示す回路図
３ 五徳 ５ バーナ ７ 排気ファン ８ｂ 操作子 ９ 可変抵抗器（制御手段）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 久人 愛知県名古屋市中川区福住町２番26号 リンナイ株式会社内 (56)参考文献 特開 平７−332685（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−247933（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24C 3/02 F24C 3/12 F24C 15/20 F24C 15/10 F24C 3/08
Claims (2)
- 【請求項１】 バーナの炎を囲う筒状の五徳と、排気口
と、該排気口に炎により生じた熱気を強制的に吸引排気
する、上記バーナと対をなす排気ファンと、上記バーナ
の燃焼の強弱に応じて上記排気ファンの回転速度を増減
する制御手段とを備えることを特徴とするコンロ。 - 【請求項２】 前記制御手段は、バーナの燃焼の強弱を
調節する操作子に連動する、排気ファンの駆動回路に介
設した可変抵抗器で構成されることを特徴とする請求項
１に記載のコンロ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03840096A JP3223465B2 (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | コンロ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03840096A JP3223465B2 (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | コンロ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09229369A JPH09229369A (ja) | 1997-09-05 |
| JP3223465B2 true JP3223465B2 (ja) | 2001-10-29 |
Family
ID=12524254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03840096A Expired - Fee Related JP3223465B2 (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | コンロ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3223465B2 (ja) |
-
1996
- 1996-02-26 JP JP03840096A patent/JP3223465B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09229369A (ja) | 1997-09-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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