JP3223461U - 祭壇 - Google Patents

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Abstract

【課題】折畳状態での祭壇の高さを背板の高さよりも低くすることができ、もって在庫保管・出荷運搬時に嵩張らない祭壇を提供する。【解決手段】紙製板材からなる複数の面板により二段状に組み立てられ、背面板21に対して他の面板11,12,22,23,31が接近した折畳状態にすることができる祭壇1であって、背面板21の5/10〜9/10の高さレベルに横に延びる折り目2が設けられ、該折り目2が折られることにより前記折畳状態の祭壇1の高さが前記折り目2の高さレベルである。【選択図】図2

Description

本考案は、紙製板材により二段状に組み立てられ、コンパクトに折り畳むこともできる祭壇に関するものである。
段ボール等の紙製板材で構成された祭壇が知られている。この祭壇は、簡易で安価であり、一回使用した後に廃棄処分するのに適している。
例えば、特許文献1には、段ボール製の第1部材〜第4部材をそれらに形成した切込溝への嵌合やステープラーでの固着により組み立てる簡易祭壇が記載されている。第1部材は背面板と側面板を構成し、第2部材は第1部材を補強し、第3部材は上段の台部と前面板を構成し、第3部材は上段の台部と前面板を構成する。
特許文献2には、段ボール製の側面部と、側面部に連接されている背面部と、背面部に連接されている頂面部と、底面部とを備え、祭壇又は箱体を形成可能な組立用シートが記載されている。
特許文献3には、段ボール製の支持本体と上段板及び下段板からなる祭壇が記載されている。支持本体は背面板と側面板を構成し、上段板は上段上面と上段前面を構成し、下段板は下段上面と下段前面とを構成する。
実開昭55−177789号公報 実用新案登録第3135273号公報 特開2000−93289号公報
上記の祭壇は、使用場所で二段状の祭壇に組み立てられ、それ以前の在庫保管・出荷運搬は折り畳んだ状態で行われることが多い。この折畳状態は、できる限りコンパクトであることが望まれる。
しかしながら、上記の祭壇は、折畳状態での高さが、各部のうちで最も高さが大きい背板の高さとなり、これより低くはならなかった。このため、在庫保管・出荷運搬時に嵩張るという問題があった。
そこで、本考案の目的は、折畳状態の祭壇の高さを背板の高さよりも低くすることができ、もって在庫保管・出荷運搬時に嵩張らない祭壇を提供することにある。
本考案の祭壇は、紙製板材からなる複数の面板により二段状に組み立てられ、背面板に対して他の面板が接近した折畳状態にすることができる祭壇であって、背面板の6/10〜8/10の高さレベルに横に延びる折り目が設けられ、該折り目が折られることにより前記折畳状態の祭壇の高さが前記折り目の高さレベルであることを特徴とする祭壇。
他の面板は、下段前面板、下段台面板、上段台面板、上段前面板及び左右の側面板を含む態様を例示できる。
この態様においてさらに、下段前面板と下段台面板は第1部材に含まれ、背面板と上段台面板と上段前面板は第2部材に含まれ、左右の側面板は別々の第3部材に含まれる態様を例示できる。
この態様においてさらに、下段前面板と下段台面板とはその間に形成された横に延びる下前折り目を介して連続し、背面板と上段台面板とはその間に形成された横に延びる上後折り目を介して連続し、上段台面板と上段前面板とはその間に形成された横に延びる上前折り目を介して連続し、左右の側面板の前後方向中間部に縦に延びる側面折り目が形成された態様を例示できる。
本考案の祭壇は、折畳状態の祭壇の高さを背板の高さよりも低くすることができ、もって在庫保管・出荷運搬時に嵩張らないという優れた効果を奏する。
図1は実施例の祭壇を示し、(a)は組立状態の斜視図、(b)は折畳開始時の斜視図である。 図2は同祭壇を示し、(a)は折畳途中の斜視図、(b)は折畳完了直前の斜視図である。 図3は同祭壇の折畳状態を拡大して示し、(a)は正面側から見た斜視図、(b)は背面側から見た斜視図である。 図4は同祭壇の部材を示し、(a)は第1部材の展開図、(b)は第2部材の展開図、(c)は第3部材の展開図である。 図5は比較例の祭壇を示し、(a)は折畳途中の斜視図、(b)は折畳完了直前の斜視図である。 図6は同祭壇の折畳状態を拡大して示し、(a)は正面側から見た斜視図、(b)は背面側から見た斜視図である。
(1)紙製板材
紙製板材としては、特に限定されないが、段ボール、ボール紙等を例示できる。
(2)折り目の高さレベル
背面板の5/10〜9/10の高さレベルに折り目があれば、折畳状態での高さを背板の高さよりも目に見えて低くすることができる。
背面板の6/10〜8/10の高さレベルに折り目があれば、各面板の寸法設計が容易になるとともに、折畳状態での高さを背板の高さよりも顕著に低くすることができる。
以下、実施例について図面を参照して説明する。なお、実施例の各部の構造、形状、寸法、数等は例示であり、考案の要旨から逸脱しない範囲で適宜変更できる。
図1〜図3に示す実施例の祭壇1は、図4に示す次の4つの部材でできている(いずれも段ボールからなる第1部材10と第2部材20と左右の第3部材30)。まず、4つの部材の詳細を説明する。なお、図1〜図4において、破線は折り目を表し、2点鎖線は折り目なく連続する2つの面板の境界のみを表す。
第1部材10は、下段前面板11と下段台面板12と下段差込板13とを含み、下段前面板11と下段台面板12とはその間に形成された横に延びる下前折り目14を介して連続し、下段台面板12と下段差込板13とはその間に形成された横に延びる下後折り目15を介して連続する。下段差込板13の左右部には第1切込16が形成されている。下段前面板11の高さは339mm、下段台面板12の奥行は259mm、下段差込板13の高さは80mmであり、これらの横幅は一定(600mm)である。
第2部材20は、背面板21と上段台面板22と上段前面板23と上段差込板24とを含み、背面板21と上段台面板22とはその間に形成された横に延びる上後折り目25を介して連続し、上段台面板22と上段前面板23とはその間に形成された横に延びる上前折り目26を介して連続し、上段前面板23と上段差込板24とは折り目なく連続する。上段前面板23と上段差込板24との境界27を、前述したように2点鎖線で表す。上段差込板24の左右部には第2切込28が形成されている。背面板21の高さは524mm、上段台面板22の奥行は260mm、上段前面板23の高さは185mm、上段差込板24の高さは80mmであり、これらの幅は一定(600mm)である。
左右の第3部材30は、側面板31と前フランジ板32と後フランジ板33とを含み、側面板31と前フランジ板32とはその間に形成された縦に延びる前折り目34を介して連続し、側面板31と後フランジ板33とはその間に形成された縦に延びる後折り目35を介して連続する。側面板31は、下段台面板12を下から受け支える低部36と、上段台面板22を下から受け支える高部37とからなり、低部36と後部との間には縦に延びる側面折り目38が形成されているとともに、同間の上端部には第3切込39が形成されている。前フランジ板32と後フランジ板33の各奥行は40mm、低部36と高部37の各奥行は257mm、低部36の高さは332mm、高部37の高さは517mmである。
本実施例の特徴として、背面板21の約7.5/10の高さレベル(下から392mmのレベル)に横に延びる背面途中高折り目2が設けられている。また、側面板31の高部37の下から392mmのレベルにも横に延びる側面途中高折り目3が設けられている。
これら4つの部材は、左右の第3部材30の前フランジ板32と第1部材10の下段前面板11の左右の側縁部とが接着剤で接着され、左右の第3部材30の後フランジ板33と第2部材20の背面板21の左右の側縁部(但し、側面途中高折り目3以下の部位と背面途中高折り目2以下の部位)が接着剤で接着されたことにより、一体化されている。
図1に示す祭壇1は、使用場所において、
・背面板21を背面途中高折り目2で折れていないように伸ばし、
・側面板31を側面途中高折り目3で折れていないように伸ばし、
・側面板31を側面折り目38で折れていないように伸ばし、
・下段台面板12を下前折り目14で後方へ折り、下段差込板13を下後折り目15で下方へ折り、下段差込板13を第3切込39に差し込んでさらに第1切込16を第3切込39に噛み合わせ、
・上段台面板22を上後折り目25で前方へ折り、上段前面板23を上前折り目26で下方へおり、上段差込板24を第3切込39に差し込んでさらに第2切込28を第3切込39に噛み合わせることにより、組み立てられる。
こうして、図1に示す祭壇1は、下段前面板11、下段台面板12、上段前面板23、上段台面板22、背面板21及び左右の側面板31を含んで二段状に構成され、下段台面板12及び上段台面板22に遺影、位牌、遺骨、仏飯、お供え物、香炉、燭台、線香立て等(図示略)を載置して使用される。
この祭壇1は、在庫保管・出荷運搬時には、図2〜図3に示すようにして、折畳状態にすることができる。すなわち、
・上段差込板24を第3切込39から抜いて、背面板21を背面途中高折り目2で下方へ折り、背面板21の上部背面途中高折り目2以上の部位と上段台面板22とを背面板21の背面途中高折り目2以下の部位に接近させ、上段差込板24と上段前面板23とを上段台面板22に接近させ、
・下段差込板13を第3切込39から抜いて、下段台面板12を下前折り目14で下方へ折り、下段台面板12と下段差込板13を下段前面板11に接近させ、
・側面板31を側面途中高折り目3で下方へ折り、
・側面板31を側面折り目38で内側へ折ることにより、
図3に示すように、背面板21に対して他の面板が接近した折畳状態になり、その折畳状態の祭壇1の高さは背面途中高折り目2の高さレベルとなる。
[比較例]
図5〜図6に示す比較例の祭壇100は、背面板21と側面板31に、実施例には設けられた背面途中高折り目2と側面途中高折り目3が設けられておらず、左右の第3部材30の後フランジ板33と第2部材20の背面板21の左右の側縁部とがそれらの上端まで接着剤で接着されており、折畳状態の高さが背面板21の高さレベルとなる点において実施例と相違し、その他は実施例と共通するものである。
この祭壇100は、組立状態の見た目は、図1に示す実施例の祭壇1と同様である。
この祭壇100は、在庫保管・出荷運搬時には、図5〜図6に示すようにして、折畳状態にすることができる。すなわち、
・上段差込板24を第3切込39から抜いて、背面板21を上後折り目25で下方へ折り、上段台面板22と上段差込板24と上段前面板23を背面板21に接近させ、
・下段差込板13を第3切込39から抜いて、下段台面板12を下前折り目14で下方へ折り、下段台面板12と下段差込板13を下段前面板11に接近させ、
・側面板31を側面折り目38で内側へ折ることにより、
図6に示すように、背面板21に対して他の面板が接近した折畳状態になり、その折畳状態の祭壇100の高さは背面板21の高さとなる。
以上のとおり、実施例の祭壇1は、比較例の祭壇100と比べて、折畳状態の高さを約75%にすることできるので、在庫保管・出荷運搬時に嵩張らないという優れた効果を奏する。
なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、考案の要旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することができる。
1 祭壇
2 背面途中高折り目
3 側面途中高折り目
10 第1部材
11 下段前面板
12 下段台面板
13 下段差込板
14 下前折り目
15 下後折り目
16 第1切込
20 第2部材
21 背面板
22 上段台面板
23 上段前面板
24 上段差込板
25 上後折り目
26 上前折り目
27 境界
28 第2切込
30 第3部材
31 側面板
32 前フランジ板
33 後フランジ板
34 前折り目
35 後折り目
36 低部
37 高部
38 側面折り目
39 第3切込

Claims (4)

  1. 紙製板材からなる複数の面板(11,12,21,22,23,31)により二段状に組み立てられ、背面板(21)に対して他の面板(11,12,22,23,31)が接近した折畳状態にすることができる祭壇(1)であって、背面板(21)の5/10〜9/10の高さレベルに横に延びる折り目(2)が設けられ、該折り目(2)が折られることにより前記折畳状態の祭壇(1)の高さが前記折り目(2)の高さレベルであることを特徴とする祭壇。
  2. 他の面板は、下段前面板(11)、下段台面板(12)、上段台面板(22)、上段前面板(23)及び左右の側面板(31)を含む請求項1記載の祭壇。
  3. 下段前面板(11)と下段台面板(12)は第1部材(10)に含まれ、背面板(21)と上段台面板(22)と上段前面板(23)は第2部材(20)に含まれ、左右の側面板(31)は別々の第3部材(30)に含まれる請求項2記載の祭壇。
  4. 下段前面板(11)と下段台面板(12)とはその間に形成された横に延びる下前折り目(14)を介して連続し、背面板(21)と上段台面板(22)とはその間に形成された横に延びる上後折り目(25)を介して連続し、上段台面板(22)と上段前面板(23)とはその間に形成された横に延びる上前折り目(26)を介して連続し、左右の側面板(31)の前後方向中間部に縦に延びる側面折り目(38)が形成された請求項3記載の祭壇。
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