JP3223454B2 - 自動二輪車の艤装品取付け構造 - Google Patents

自動二輪車の艤装品取付け構造

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JP3223454B2
JP3223454B2 JP27793091A JP27793091A JP3223454B2 JP 3223454 B2 JP3223454 B2 JP 3223454B2 JP 27793091 A JP27793091 A JP 27793091A JP 27793091 A JP27793091 A JP 27793091A JP 3223454 B2 JP3223454 B2 JP 3223454B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右一対の主フレーム
を有する自動二輪車の艤装品取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車のフレームには、各種の艤装
品が取付けられるが、その取付け手段は、フレームに設
けたねじ穴にねじ止めしたり、実公昭62−35674
号、同63−40397号公報等に見られるように、左
右のフレームに架け渡した架設部材に固定するのが一般
である。
【0003】しかし、このような手段を用いると、艤装
品自体の取付け及び架設部材を取付けるためねじによる
固定部の数が多くなり、ねじ加工及びねじ止めの工程が
多くなって製作上非能率になる難点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ねじ固着部
を少なくして組付けの容易、迅速化を図ることを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における前記課題
の解決手段の一つは、請求項1に記載したとおり、ヘッ
ドパイプから後方に伸びる左右一対の主フレームに艤装
品を固定する、自動二輪車の艤装品取付け構造におい
て、両主フレームの内側面の一方に突部又は凹部よりな
る係合部を一体に成形し、内側面の他方にステーを設
け、艤装品に主フレームの係合部に係合する取付け部
と、主フレームのステーに重なるステーを設け、艤装品
を左右一対の主フレームの内側面に挟まれた空間に配置
し、該艤装品に設けた取付け部を主フレームの前記係合
部に係合させ、主フレームと艤装品のステーを重ねて固
定したことを特徴とする。この手段によれば、艤装品
方の取付け部を、主フレームの突部又は凹部よりなる
係合部に係合させ、他方のステーをねじで固定すればよ
から取付けが簡単になる。また艤装品は左右の主フレ
ーム間にコンパクトに取付けられる。
【0006】前記課題の別の解決手段は、請求項2に記
載したとおり、ヘッドパイプから後方に伸びる左右一対
の主フレームに艤装品を固定する、自動二輪車の艤装品
取付け構造において、両主フレームの内側面に突部又は
凹部よりなる係合部を一体に 成形し、艤装品に、一側部
から伸びて主フレームの係合部に係合する取付け部と、
他側部から伸びるステーを設け、艤装品を左右一対の主
フレームの内側面に挟まれた空間に配置し、該艤装品に
設けた取付け部を一方の主フレームの前記係合部に係合
させ、艤装品のステーを、他方のフレームの取付け部に
係合した部材から伸びるステーに重ねて固定したことを
特徴とする。この手段によれば、一つ又は二つの艤装品
が1個所をねじ止めすることにより固定できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図1、2は第1実施例を示し、1は自動二輪車のヘ
ッドパイプで、一対の左右の主フレーム2、3が該ヘッ
ドパイプ1から後下方へ伸びており、これに設けた係合
部に、艤装品としての電装品取付け板4がその取付け部
によって取付けられている。
【0008】該実施例で右側の主フレーム3には、係合
部としての2個のピン形突起5が一体に設けられ、左側
の主フレーム2には1個のステー6が一体に設けられて
いる。電装品取付け板4には、一端側にフランジ8が曲
折され、これに設けた穴9にラバーブッシュ10が嵌着
され、該フランジ8はラバーブッシュ10を介して前記
ピン形突起5に係合している。また他端側には穴11が
開けられ、該穴11を通るボルト12がステー6に係合
したクリップナット13に螺合している。
【0009】したがって、ラバーブッシュ10付きの電
装品取付け板4の一端をピン形突起5に係合させ、他端
をステー6にボルト止めするだけで該電装品取付け板6
の固定ができる。
【0010】次に図3に示す第2実施例においては、一
方の主フレーム2にクランク状に曲折された受金具15
が溶接されて凹部15aを形成し、他方の主フレーム3
には溶接ナット16aをもつL形のステー16が溶接さ
れている。電装品取付け板17は、一端に下向きに曲げ
た係合片17aを備え、他端に穴17bを備える。そし
て、該係合片17aに板ラバー18をU字形に曲げて重
ね、凹部15a内に押込み、他端の穴17bを通るボル
ト12によって固定される。
【0011】次に図4、5に示す第3実施例は、一方の
フレーム2に1個の凹部20、他方のフレーム3に2個
の凹部21を設けたもので、これにより艤装品としての
ラジエタ用のリザーブタンク22とオイルタンク23を
固定するようにしたものである。該凹部20、21は、
フレーム2、3の成形時に同時に作ることができる。両
タンク22、23には、フレーム2、3側に突出する突
起24、25が設けられ、また対向面側に2組のステー
26、27が突設されている。
【0012】各突起24、25には、カップ形のラバー
ブッシュ28が嵌合され、オイルタンク23側のステー
27の長さは、両側のラバーブッシュ28を凹部20、
21内に強く加圧した状態でリザーブタンク23の側面
に対向するようにしてある。そして、図5に示すよう
に、図2に示したものと同じクリップナット13がステ
ー27に取付けられ、両ステー26、27はボルト12
で固定される。
【0013】このように、2個のタンク22、23をフ
レームに固定するのに、2組のクリップナット13とボ
ルト12を用いるだけであるから、組付け作業を極めて
迅速に行なうことができる。更に、両ステー26、27
を1組だけにしてもよく、このようにすれば1個所をね
じ止めするだけでよいから、組付け作業は一層迅速にな
る。
【0014】次に図6、7に示す第4実施例は、第3実
施例におけるリザーブタンク22とオイルタンク23の
結合手段に変更を加えたもので、両タンク22、23の
対向面には短いステー30、31が突設され、両端にフ
ランジ33a、33bを曲折した1枚の連結板33が、
該フランジ33a、33bを両タンク22、23に当接
した状態で、ステー30、31にクリップナット13と
ボルト12で固定される。該連結板33の介入により、
両側のラバーブッシュ28はタンク22、23を介して
圧縮されてタンク22、23のがたつきを防止する。
【0015】なお、両タンク22、23の位置は、連結
板33の両端が当接する構成のみならず、ボルト12の
螺着のみによって規制することができ、また、ステー3
0、31の先端間に設ける介在部材によって規制するこ
ともできる。
【0016】また、前記各実施例において、ボルト12
を用いる結合をリベット、かしめ等の他の結合手段に変
えることができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
主フレームに固定すべき艤装品の少なくとも一端を主フ
レームの突部又は凹部に単に係合させ、他端をねじ止め
などで固定するだけであるから、取付けのための加工及
び組付け作業が簡単になる利点を有する。また請求項2
の手段によれば、主フレームの成形の際に係合部を同時
に作ることができ製作容易であり、この両側の係合部
に複数の部材を係合させてステー側を固定すれば、組付
けられるから、艤装作業が簡単になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の平面図
【図2】 図1のII−II線断面図
【図3】 第2実施例の縦断面図
【図4】 第3実施例の縦断面図
【図5】 同上要部拡大図
【図6】 第4実施例の縦断面図
【図7】 同上要部拡大図
【符号の説明】
2、3 主フレーム 4、22、23 艤装品 5 突部 15a、20、21 凹部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62J 39/00 B62K 19/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドパイプから後方に伸びる左右一対
    の主フレームに艤装品を固定する、自動二輪車の艤装品
    取付け構造において、両主フレームの内側面の一方に突
    部又は凹部よりなる係合部を一体に成形し、内側面の他
    方にステーを設け、艤装品に主フレームの係合部に係合
    する取付け部と、主フレームのステーに重なるステーを
    設け、艤装品を左右一対の主フレームの内側面に挟まれ
    た空間に配置し、該艤装品に設けた取付け部を主フレー
    ムの前記係合部に係合させ、主フレームと艤装品のステ
    ーを重ねて固定したことを特徴とする、自動二輪車の艤
    装品取付け構造。
  2. 【請求項2】 ヘッドパイプから後方に伸びる左右一対
    の主フレームに艤装品を固定する、自動二輪車の艤装品
    取付け構造において、両主フレームの内側面に突部又は
    凹部よりなる係合部を一体に成形し、艤装品に、一側部
    から伸びて主フレームの係合部に係合する取付け部と、
    他側部から伸びるステーを設け、艤装品を左右一対の主
    フレームの内側面に挟まれた空間に配置し、該艤装品に
    設けた取付け部を一方の主フレームの前記係合部に係合
    させ、艤装品のステーを、他方のフレームの取付け部に
    係合した部材から伸びるステーに重ねて固定したことを
    特徴とする、自動二輪車の艤装品取付け構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、主フレームの
    内側面に左右方向の係合部を備え、艤装品の取付け部が
    同方向に係合して取付けられることを特徴とする、自動
    二輪車の艤装品取付け構造。
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JP6023576B2 (ja) 2012-12-17 2016-11-09 川崎重工業株式会社 自動二輪車

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