JP6023576B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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Description

本発明は、ラジエータを備えた自動二輪車に関する。
従来、水冷式の冷却システムを備えた自動二輪車のラジエータ用のリザーバタンクは、エンジンの斜め上方のラジエータ近傍に配置されるとともに、外側がシュラウドで覆われていた(例えば、特許文献1を参照)。
特開2010−23576号公報
しかしながら、上記従来の自動二輪車では、リザーバタンクの外側をシュラウドで覆う構成であるため、車体の前部の車幅方向の寸法が大きくなってしまい、車体前部の外観上の設計に制約があった。更にリザーバタンクのメンテンナンス時にはシュラウドを取り外す必要があるため、メンテナンス作業が煩雑になっていた。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、ラジエータ用のリザーバタンクのメンテナンス作業が容易且つ車体前部の外観が良好な自動二輪車を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明のある態様に係る自動二輪車は、ヘッドパイプと、前記ヘッドパイプから後方に向かって延びる左右一対のメインフレームと、前記メインフレームの後部に連続してスイングアームの前端部が回動自在に支持される左右一対のピボットフレームとを有する車体フレームと、ブレーキ・コントロール・ユニットと、ラジエータ用の冷媒を貯留して冷媒補給口が形成された容器本体と、前記容器本体の前記冷媒補給口を塞ぐキャップとを有するリザーバタンクと、を備え、前記ブレーキ・コントロール・ユニット及び前記リザーバタンクは、前記ピボットフレームの内側に配置され、共通のブラケットを介して前記車体フレームに取り付けられている。
上記ブレーキ・コントロール・ユニットとして、例えば、車輪のロックを防止するためにブレーキ液圧を減圧等するABS(Anti−Lock Brake System)制御のためのABSユニットであってもよい。ABSユニットは、ABS用のポンプ及びバルブを有する。
前記構成によれば、リザーバタンクがピボットフレームの内側に配置されるため、車体前部の車幅寸法がリザーバタンクにより大きくなることが防がれる。よって、車体前部の外観を良好にすることができる。また、ピボットフレーム内側のスイングアームの前端部付近はスイングアームが回動するための空間が確保されるため、この空間からピボットフレーム内側のリザーバタンクにアクセスすることができメンテナンス性が向上する。しかも、ABSユニットのブラケットとリザーバタンクのブラケットが共通しているため、ABSユニットとリザーバタンクとがブラケットでサブアッセンブリとして一体化され、部品点数が削減されるとともにABSユニット及びリザーバタンクの車体への組み付けを一度に行うことができて作業性が向上する。
前記リザーバタンクは、車幅方向位置において、前記ピボットフレームの内面と車幅方向の中心との間の領域における前記中心寄りに配置されている。
前記構成によれば、リザーバタンクが車幅方向において中心寄りに配置されているため、車幅方向の側方に配置された場合に比べて、リザーバタンクの揺れが少なくなり、リザーバタンク内の冷媒が激しく動くことが抑制される。
前記ブラケットは、前記車体フレームに対してゴムダンパを介して接続されている。前記構成によれば、ブレーキ・コントロール・ユニットに車体フレームからの振動が伝わるのを防止するゴムダンパがリザーバタンクへの振動伝達の防止にも寄与することになり、リザーバタンク内の冷媒が激しく動くことが抑制される。尚、ブレーキ・コントロール・ユニットはABSであってもよい。
前記リザーバタンクは、前記ブレーキ・コントロール・ユニットに上下方向で重なるように並んで配置されている。
前記構成によれば、車両組立時において、ブラケットで一体化されたリザーバタンク及びブレーキ・コントロール・ユニットを左右一対のピボットフレーム間に上方から挿入することができ、限られた車体スペースで効率良く組立作業を行うことができる。尚、ブレーキ・コントロール・ユニットはABSであってもよい。
前記容器本体は、前記ブレーキ・コントロール・ユニットの直下に配置され、前記キャップは、前記ブレーキ・コントロール・ユニットに対して水平方向にずれた位置に配置されている。
前記構成によれば、容器本体をブレーキ・コントロール・ユニットの直下に配置して平面視の占有面積を小さくしながらも、リザーバタンクのキャップ付近に作業スペースを確保できるので、キャップを外して冷媒を補充する作業を行いやすくすることができる。尚、ブレーキ・コントロール・ユニットはABSであってもよい。
前記容器本体は、側面視で前記ピボットフレームに隠れており、前記キャップは、その少なくとも一部が側面視で前記ピボットフレームから後方にはみ出している。
前記構成によれば、リザーバタンクのキャップを外して冷媒を補充する作業を行いやすくすることができる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、ラジエータ用のリザーバタンクのメンテナンス作業が容易且つ車体前部の外観が良好な自動二輪車を提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 図1の車体フレーム内部のABSユニットとリザーバタンクを示した斜視図である。 図1の車体フレーム内部のABSユニットとリザーバタンクを示した背面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 図1の自動二輪車の外部からリザーバタンクを見た側面図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明で用いる方向の概念は自動二輪車に騎乗した運転者から見た方向を基準とする。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。図1に示すように、自動二輪車1は、前輪2と、後輪3と、車体フレーム4とを備える。前輪2は略上下方向に延びるフロントフォーク5の下端部にて回転自在に支持され、該フロントフォーク5は、その上端部に設けられたアッパーブラケット(図示せず)と該アッパーブラケットとを介してステアリングシャフト(図示せず)に支持されている。該ステアリングシャフトは車体フレーム4の一部であるヘッドパイプ6によって回転自在に支持されている。該アッパーブラケットには左右へ延びるバー型のステアリングハンドル7が取り付けられている。従って、運転者はステアリングハンドル7を回動操作することにより、前記ステアリングシャフトを回転軸として前輪2を所望の方向へ転向させることができる。
車体フレーム4は、ヘッドパイプ6と、ヘッドパイプ6から後方に向かって延びる左右一対のメインフレーム8と、メインフレーム8の後部に連続してスイングアーム9の前端部が回動自在に支持される左右一対のピボットフレーム10と、ピボットフレーム10から後方に延びる左右一対のシートレール11を有する。後輪3を支持するスイングアーム9には図示しないサスペンションユニットが連結されている。
ステアリングハンドル7の後方には燃料タンク13がメインフレーム8に固定されており、この燃料タンク13の後方には運転者用のフロントシート14及び同乗者用のリヤシート15がそれぞれ着脱可能に取り付けられている。
前輪2と後輪3との間では、水冷式のエンジン16がメインフレーム8及びピボットフレーム10に支持された状態で搭載されている。エンジン16の斜め上方にはラジエータ17が配置されている。また、ラジエータ17及びエンジン16の一部の外側は、シュラウド18により覆われている。車体フレーム4(ピボットフレーム10)の内側にはABSユニット19とラジエータ17用のリザーバタンク20が配置される。本実施の形態の自動二輪車1は、ブレーキ・コントロール・ユニットとして、ABSユニットを備えている。
図2は、図1の車体フレーム4の内部のABSユニット19とリザーバタンク20を示した斜視図である。図2に示すように、車体フレーム4の一部を構成する左右一対のピボットフレーム10及びシートフレーム11は一体となっており、左右一対のピボットフレーム10及びシートフレーム11の車幅方向内側(左右のフレームの間)にはABSユニット19とリザーバタンク20が配置されている。ABSユニット19とリザーバタンク20の前方には左右のピボットフレーム10を繋ぐクロスメンバ25が配置されている。
ABSユニット19は、車輪のロックを防止するためにブレーキ液圧を減圧等するABS制御のためのもので、図の例では、ブレーキ液圧を昇圧させるためのABS用のポンプ及びその駆動モータを含むポンプユニット19aと、4つの入出力ポートに接続されたバルブを内蔵したバルブユニット19bと、それらを制御するコントローラ19cとを有する。
リザーバタンク20は、ラジエータ17用の冷媒を貯留して冷媒補給口が形成された容器本体20aと、容器本体20aの冷媒補給口を塞ぐキャップ20bとを有する。更にリザーバタンク20の容器本体20aには、ラジエータ17に冷媒を導くための流出チューブ20cと、オーバーフロー用のチューブ20dとが接続されている。このリザーバタンク20は、樹脂製のタンクカバー22により容器本体20a及びキャップ20bが覆われている。
ABSユニット19及びリザーバタンク20は、ピボットフレーム10の内側に配置され、共通のブラケット21を介して車体フレーム4に取り付けられている。本実施の形態では、ブラケット21は、ABSユニット19を保持するメインブラケット21aと、メインブラケット21aをピボットフレーム10とピボットフレーム10に一体となったシートレール11に取り付ける2つのサブブラケット21bとを有する。
メインブラケット21aは、側面視で凹形状に形成された凹部30と、凹部30の上端から前方に突出した前突出部31と、凹部30の上端から後方に突出した後突出部32と、凹部30の底部から下方に突出した下突出部33とを有する。凹部30にはABSユニット19が収容されている。凹部30の底面には図示しない貫通孔が設けられており、貫通孔を貫く図示しないネジによりABSユニット19の底部はメインブラケット21aに裏側から固定されている。このような構成により、メインブラケット21aは前方、後方及び下方からの飛び石等からABSユニット19を保護することができる。
メインブラケット21aの前突出部31と前方側のサブブラケット21bは互いに2本のボルトB1で固定され、前方側のサブブラケット21bとピボットフレーム10は1本のボルトB2で固定されている。メインブラケット21aの後突出部32と後方側のサブブラケット21bは互いに2本のボルトB1で固定され、後方側のサブブラケット21bとシートレール11は2本のボルトB2で固定されている。
更に、メインブラケット21aには、リザーバタンク20を保護するタンクカバー22とリザーバタンク20が一体的に取り付けられている。メインブラケット21aの凹部30底部から下方に突出した下突出部33が、タンクカバー22の上方に突出する上突出部22aとリザーバタンク20に対して2本のボルトB1で固定されている。
このように、リザーバタンク20は、ABSユニット19を収容したメインブラケット21aの下側且つピボットフレーム10の内側に配置される。このような配置により、従来のように車体前部のシュラウド18の車幅寸法がリザーバタンク20により大きくなることが防がれる。このように車体前部の車幅を小さくすることができ、車体前部の外観を良好にすることができる。
また、ピボットフレーム10内側のスイングアーム9前端部付近はスイングアーム9が回動するための空間が確保される。このため、この空間からピボットフレーム10内側のリザーバタンク20にアクセスすることができるので、メンテナンス性が向上する。しかも、ABSユニット19のブラケットとリザーバタンク20のブラケットが共通しているため、ABSユニット19とリザーバタンク20とがブラケット21でサブアッセンブリとして一体化され、部品点数が削減されるとともにABSユニット19及びリザーバタンク20の車体への組み付けを一度に行うことができて作業性が向上する。
また、リザーバタンク20の底壁には、スイングアーム9の前端部を回動可能に支持するピボット軸26を避けるように上方に窪んだ窪み部20eが形成されている。これにより、背面視(図3参照)でリザーバタンク20をピボット軸26と重なるように配置して、リザーバタンク20の容量を大きくすることができる。
更に、ブラケット21は、車体フレーム4に対してゴムダンパ23を介して接続されている。本実施の形態では、メインブラケット21aの前突出部31と前方側のサブブラケット21bはゴムダンパ23を介して2つのボルトB1により固定されており、ピボットフレーム10に対してゴムダンパ23を介して接続される。また、メインブラケット21aの後突出部32と後方側のサブブラケット21bはゴムダンパ23を介して2つのボルトB1により固定されており、シートレール11に対してゴムダンパ23を介して接続される。
更に、メインブラケット21aの下突出部33には、タンクカバーの上突出部22aとリザーバタンク20の上突出部20fが2カ所のボルトB1により固定されている。
このような構成により、メインブラケット21aに車体フレーム4からの振動が伝わるのを防止してABSユニット19及びリザーバタンク20への振動伝達の防止にも寄与することになり、リザーバタンク20内の冷媒が激しく動くことが抑制される。
また、図2に示すように、前方側及び後方側のサブブラケット21bとピボットフレーム10及びシートレール11を固定するボルトB2は、上方から締結するようになっている。このため、ブラケット21で一体化されたABSユニット19及びリザーバタンク20を上方から挿入して、且つ、ボルト締めも上方から作業できるので、組立作業性が良い。
また、リザーバタンクの容器本体20aは、ABSユニット19の直下に配置され、キャップ20bは、ABSユニット19に対して水平方向でずれた位置に配置されている。本実施の形態では、キャップ20bはメインブラケット21aとは平面視で重なっているが、メインブラケット21aの後突出部32の下方に位置し、後突出部32とキャップ20bとは上下方向に離間している。これにより、その空間に手を差し入れて補充作業を行うことができる。すなわち、リザーバタンクのキャップ20b付近に作業スペースを確保できるので、キャップ20bを外して冷媒を補充する作業を行いやすくすることができる。
図3は、車体フレーム4内部のABSユニット19とリザーバタンク20を示した背面図である。図3に示すように、リザーバタンク20は、ABSユニット19に上下方向で重なるように並んで配置されている。本実施の形態では、リザーバタンク20は、ABSユニット19の下部に配置されている。ABSユニット19が収容されたメインブラケット21aの下突出部33と、タンクカバーの上突出部22aと、リザーバタンクの上突出部20fは、ボルトB1により横方向から共締めで固定され一体化されている。このような配置により、車両組立時において、ブラケット21で一体化されたリザーバタンク20及びABSユニット19を左右一対のピボットフレーム10間に上方から挿入することができ、限られた車体スペースで効率良く組立作業を行うことができる。
更に、リザーバタンク20は、車幅方向位置において、ピボットフレーム10の内面と車幅方向の中心Cとの間の領域Rにおける中心寄りに配置されている。本実施の形態ではリザーバタンク20の容器本体20aが中央線Cに重なる位置に配置されている。このような配置により、リザーバタンク20が車幅方向において中心寄りに配置されているため、車幅方向の側方に配置された場合に比べて、リザーバタンク20の揺れが少なくなり、リザーバタンク20内の冷媒が激しく動くことが抑制される。また、リザーバタンク20のキャップ20bは、車幅方向外側(本例では左側)に向けて傾斜した姿勢で容器本体20aに取り付けられている。これにより、キャップ20bの着脱方向が、鉛直方向に対して車幅方向外側に傾斜した方向となり、メンテナンス時において、作業者が車幅方向外側からリザーバタンク20のキャップ20bの着脱を行いやすくなる。
更に、ABSユニット19及びリザーバタンク20の右側にはリヤサスペンションユニット24が配置される。ABSユニット19及びリザーバタンク20は、平面視でサスペンションユニット24と重なっていないため、車両組立時において、ブラケット21で一体化されたリザーバタンク20及びABSユニット19を左右一対のピボットフレーム10間に上方から挿入する際に、サスペンションユニット24と干渉することも防がれる。
図4は、図3のIV−IV線断面図である。図4に示すように、サスペンションユニット24は、側面視においてABSユニット19と重なるように配置されている。ABSユニット19はメインブラケット21aの凹部30に収容されている。これにより、ABSユニット19は、メインブラケット21a凹部30の底面と側壁、及びサスペンションユニット24により飛び石などから保護されることとなる。リヤサスペンションユニット24の一端はクロスメンバ25に接続され、他端は図示しないリンク部材を介してスイングアーム9に接続される。
図5は、図1の自動二輪車1の外部からリザーバタンク20を見た側面図である。図5に示すように、リザーバタンクの容器本体20aは、側面視でピボットフレーム10に隠れているが、リザーバタンク20のタンクカバー22及びキャップ20bの一部が側面視でピボットフレーム10から後方にはみ出している。このように、少なくともキャップ20bの一部がピボットフレーム10後方にはみ出しているので、作業者はピボットフレーム10の後側からリザーバタンク20にアクセスすることでキャップ20bを外して冷媒を補充する作業を行いやすくなる。
尚、上記実施の形態では、ABSユニットを備えた自動二輪車について説明したが、ABSユニットに限られるものではなく、その他のブレーキ・コントロール・ユニットとして、例えばTRC(Traction Control)制御ユニットを備えた自動二輪車であってもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明は、水冷式の冷却システムを備えた自動二輪車に用いることができる。
1 自動二輪車
4 車体フレーム
6 ヘッドパイプ
8 メインフレーム
10 ピボットフレーム
11 シートレール
14 フロントシート
15 リヤシート
16 エンジン
17 ラジエータ
18 シュラウド
19 ABSユニット
20 リザーバタンク
21 ブラケット
21a メインブラケット
21b サブブラケット
22 タンクカバー
23 ゴムダンパ
24 リヤサスペンション
25 クロスメンバ

Claims (6)

  1. ヘッドパイプと、前記ヘッドパイプから後方に向かって延びる左右一対のメインフレームと、前記メインフレームの後部に連続してスイングアームの前端部が回動自在に支持される左右一対のピボットフレームとを有する車体フレームと、
    ブレーキ・コントロール・ユニットと、
    ラジエータ用の冷媒を貯留して冷媒補給口が形成された容器本体と、前記容器本体の前記冷媒補給口を塞ぐキャップとを有するリザーバタンクと、を備え、
    前記ブレーキ・コントロール・ユニット及び前記リザーバタンクは、前記ピボットフレームの内側に配置され、共通の板状のブラケットを介して前記車体フレームに取り付けられ
    前記ブラケットの一方の面側に前記リザーバタンクが配置され、他方の面側に前記ブレーキ・コントロール・ユニットが配置された状態で、前記ブラケットに前記リザーバタンクと前記ブレーキ・コントロール・ユニットとが固定されている、自動二輪車。
  2. 前記リザーバタンクは、車幅方向位置において、前記ピボットフレームの内面と車幅方向の中心との間の領域における前記中心寄りに配置されている、請求項1に記載の自動二輪車。
  3. 前記ブラケットは、前記車体フレームに対してゴムダンパを介して接続されている、請求項1又は2に記載の自動二輪車。
  4. 前記リザーバタンクは、前記ブレーキ・コントロール・ユニットに上下方向で重なるように並んで配置されている、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の自動二輪車。
  5. 前記容器本体は、前記ブレーキ・コントロール・ユニットの直下に配置され、前記キャップは、前記ブレーキ・コントロール・ユニットに対して水平方向にずれた位置に配置されている、請求項4に記載の自動二輪車。
  6. 前記容器本体は、側面視で前記ピボットフレームに隠れており、前記キャップは、その少なくとも一部が側面視で前記ピボットフレームから後方にはみ出している、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の自動二輪車。
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