JP3223318U - 振動フィットネス器具 - Google Patents

Abstract

【課題】垂直振動によりフィットネス効果を達成できる振動フィットネス器具を提供する。【解決手段】振動フィットネス器具は、ベース１と、駆動装置２と、２本のリンク機構３と、複数の偏心ユニット４と、上部カバー本体とを備える。駆動装置は伝導軸２３の両端に連結された偏心軸によってリンク機構を駆動する。リンク機構は少なくとも３つのリンクからなり、第２および第３リンクは第１リンクの左側および右側に回動自在に連結されている。そして、第２および第３リンクの中間部および他端部は、偏心ユニットによって固定台３５および軸受台３４に回動自在に連結されている。軸受台は上部カバー本体に固定的に接続されているので、第２と第３リンクは左端部及び右端部がシーソー状に上方および下方へ変位し、上部カバー本体が上下の変位を繰り返す垂直方向の動きを作り出す。【選択図】図２

Description

本考案は一種の振動フィットネス器具に関し、特に構造が単純化され、上下の振幅を変えるように調整することができる構造に関するものである。

特許文献１のＴＷＩ３０２４６９のような従来のフィットネス器具は、駆動機構を介してトランスミッション群の左右の支持プレートを振動させて様々な周波数の線形振動を発生させる。人体の様々な部位に周期的な振動を発生させ、フィットネス効果を得ることができるが、それでもなお以下のような欠点があり改善が必要である。

台湾特許第ＴＷＩ３０２４６９号明細書

１．構造は比較的複雑であり、特許文献１のＴＷＩ３０２４６９号は駆動機構によって伝動軸と偏心軸を駆動する。第１および第２支持プレートは、伝達部材および連結部材によって上下に揺動して駆動され得る。次に、外側ケーシング本体は上下に繰り返される周期的運動を発生させる。したがって、伝達グループは２つの支持プレートと２つの連結部材とを含み、これは明らかに構造が少し複雑である。

２．ハウジング本体を枢動可能に固定するための２つの軸受台であって、軸受台のうちの１つは連結部材によって第１支持プレートに枢動可能に接続されており、アクティブ状態態にある。他方の軸受台は、第２支持プレートに直接固定されている。したがって、２つの軸受台がトランスミッション群によって駆動されるとき、わずかな左右の揺れが発生することになり、すなわち、真の垂直方向の動きを達成することができない。

３．上下変位の振幅スイングは、固定のために調整および変更することができず、これは単調であるだけでなく、その適応度効果にも影響を及ぼす。

本考案の主な目的は、構造を単純化し、コストを削減し、競争力を高めることができる振動フィットネス器具を提供することである。

本考案の他の目的は、比較的垂直である振動フィットネス器具を提供し、そうしてそのフィットネス効果を改善することである。

本考案の更なる他の目的は、フィットネス効果を改善するために上下振幅を調整することができる振動フィットネスを提供することである。

上記目的を達成するために、本考案は、ベースと、２本のリンク機構と、複数の偏心ユニットと、２つの偏心ターンテーブルと、支持ロッドと、上部カバー本体とを含む。駆動装置はベース上に配置され、変速機構によって駆動されるモータと伝動軸とからなる。伝動軸の両側末端には、各端から伸びる偏心軸を有する。２本のリンク機構がベースに設けられ、駆動装置の両側に配置されている。リンク機構は少なくとも３つのリンクから構成され、直立形状で、下端部が偏心軸に枢着されている第１リンクと、第２及び第３リンクとを含み、第２および第３リンクが第１リンクの左右両側に枢着され、一端が第１リンクの上端に枢着され、他端がそれぞれ軸受台に枢着されている。中央部はそれぞれ固定台に枢着され、固定台はベースに固定されている。複数の偏心ユニットが、第２および第３リンクと軸受台および固定台との間の枢動接続部に配置され、そして軸受を含む。２つの偏心ターンテーブルは軸受の両側で互いに対応する。支持ロッドは２つの偏心ターンテーブルを通して挿入され、軸受台または固定台に接続されている。上カバー本体は、ベースの上方に配置され、軸受台に固定され接続している。それにより、上部カバー本体を駆動し、繰り返して垂直方向の動きを発生させて振動フィットネス効果を達成することができる。

上記の振動フィットネス器具において、固定台が位置変化を調整することができる。

本考案は、以下の効果を有する。
1.構造が単純化されている。本考案は、ベースおよび上部カバー本体の必要な構成要素に加えて、駆動装置によってリンク機構を駆動することによってのみ上下変位の垂直移動を達成することができる。２枚の支持板と２本のリンク部材で構成されている従来の伝動群と比較して、本考案は明らかに単純化され、コストを削減し、競争力を向上させることができる。
２．本考案のリンク機構の第２、第３リンクは、それぞれ偏心ユニットによって軸受台、固定台に回動自在に連結されている。作動するとき、左右の揺動を排除し、真の上下変位における垂直方向の動きを達成でき、フィットネス効果を高めることができる。
３．本考案のリンク機構の第２、第３リンクは、それぞれ偏心ユニットによって軸受台、固定台に回動自在に連結されている。したがって、第１リンクによって駆動されるとき、偏心ユニットの偏心設計により、軸受の押し出しを完全に排除することができる。

本考案の上部カバーの分解斜視図である。 本考案のベースと駆動装置およびリンク機構の立体分解図である。 本考案のリンク機構および偏心ユニットの立体分解図である。 本考案の偏心ユニットの立体分解図である。 本考案の動作の模式図（１）である。 本考案の動作の模式図（２）である。 本考案の動作の模式図（３）である。 本考案の動作の模式図（４）である。 本考案の上下変位の模式図である。 本考案における立って使用する動作の概略図である。 本考案における座って使用する動作の概略図である。 本考案の他の実施形態の正面図（１）である。 本考案の他の実施形態の正面図（２）である。

２つの好ましい実施形態が添付の図面と併せて説明され、本考案の構造的特徴およびそれらの機能は以下の通りであるので、それらは理解および識別が容易である。

図１から図４も参照されたい。本考案は以下を含む。

ベース１は矩形状等のフレームであり、その底部には緩衝機能を有する複数のフィートパッド１１が設けられ、その内側には平行な２つの軸受台フレーム１２が設けられている。

ベース１上には駆動装置２が配置され、駆動装置２にはプログラムや制御回路が予め設けられており、モータ２１は変速機構２２によって駆動されて伝動軸２３を駆動する。伝動軸２３の両側は軸受台フレーム１２を貫通して軸受台フレーム１２に枢着されている（軸受またはブッシュまたは他のリンクキットによる）。伝動軸２３の両端は偏心軸２４を有するように延びており、変速機構２２は２つのプーリから構成されている。

２つのリンク機構３は、ベース１上に配置され、駆動装置２の両側に配置され、駆動装置２によって駆動される。リンク機構３は少なくとも３つのリンクから構成されており、両端側のリンク機構３の構成および動作は同じであるため、以下の説明は片方のみ行う。

リンク機構３は、直立形状の第１リンク３１、そして、第２および第３リンク３２、３３ を備え、第１リンク３１下端が偏心軸２４に回動自在に連結されている（軸受やブッシュ、その他のリンクキットによる）。
第２リンク３２と第３リンク３３は、一端が同時に第１リンク３１の上端に回動可能に連結されている（軸受やブッシュ、その他のリンクキットによる）。第２リンク３２と第３リンク３３は、それぞれ第１リンク３１の左右両側に配置されている。他端は軸受台３４に枢着され、中間部はそれぞれ固定台３５に枢着されている。固定台３５は、第２リンク３２および第３リンク３３の位置決めを支持するためにベース１に固定されている。

第２、第３リンク３２、３３と軸受台３４、固定台３５との枢着部には、複数の偏心ユニット４が配置されている。偏心ユニット４は軸受４１と、軸受４１の両側に配置された２つの偏心ターンテーブル４２と、ねじとすることができ、２つの偏心ターンテーブル４２を貫通して配置された支持ロッド４３とを含む。第２および第３リンク３２、３３は、それぞれ軸受台３４または固定台３５に枢動可能に連結することができる。

リンク機構４の第１、第２、第３のリンク３１、３２、３３には、それぞれ軸受３６が回動自在に設けられている。したがって、第１リンク３１の上端部は支持ロッド４３によって貫通され枢動可能に連結されて第１枢支点ａを形成する。軸受台３４と固定台３５にはそれぞれ偏心ユニット４が配置されている。偏心ユニット４と第２および第３リンクの軸受３６は支持ロッド４３によって貫通され枢着されている。第２、第３リンク３２、３３は固定台３５に回動自在に連結され、第２、第３リンク３２、３３の第２支点ｂを形成する。第２および第３のリンク３２、３３は、図２〜図５に示すように、軸受台３４に枢着されて、第２および第３リンク３２、３３の第３支点ｃを形成する。

上部カバー本体５はベース１の上方に配置され、その周囲は軸受台３４の上板に固定されており、ユーザーは上部カバー本体５の表面に立つこと又は座ることができる。

上記構成の組み合わせによれば、通常状態において、第２リンク３２および第３リンク３３は、それぞれ第１リンク３１の左右両側に位置し、それぞれ別々に動作することができる。第２、第３リンク３２、３３は、それぞれ第１支点ａ、第２支点ｂ、第３支点ｃを有する。起動時には、駆動装置２のモータ２１が変速機構２２を介して伝動軸２３を回転駆動する。伝動軸２３は、偏心軸２４を介してリンク機構３を駆動し、第１支点ａにより第１リンク３１に左右揺動の循環動作を発生させる（図５、図６参照）。そして、第２、第３リンク３２、３３をそれぞれ同期して駆動し、その中間部の第２支点ｂ（固定台３５との枢接部）に、左右両端部にシーソー状に上下変位を発生する。また、上部カバー本体５が繰り返して上下変位の垂直動きを生じたとしても、第２、第３リンク３２、３３は第３支点ｃ（軸受台３４との枢接部）により、第２、第３リンク３２、３３は同時に上部カバー本体５を上下変位振動に駆動することができる（図７〜図９参照）。

上記リンク機構３の第２、第３リンク３２、３３の中央の第２支点ｂおよび他端の第３支点ｃにはそれぞれ偏心ユニット４が設けられているため、 リンク３１が駆動されると、偏心ユニット４の偏心設計により、第３支点ｃの軸受台３４（上部カバー本体５）が上下変位の垂直方向の動きを発生させることができる。図５〜図９に示すように、左右に揺れるヨー現象を完全に回避できるだけでなく、軸受の押し出しを排除することもできる。また、偏心ユニット４により第２、第３リンク３２、３３の第２支点ｂおよび第３支点ｃを左右に回転させると、図７、８に示すように調整距離を生じさせることができる。

図１０および図１１に示すように、ユーザーが上部カバー本体５に立ってまたは座っているとき、または本考案の振動フィットネス器具をマッサージチェア等と組み合わせて使用しているとき、駆動装置２は、リンク機構３によって駆動され、モータ２１及び変速機構２２の回転速度と協働して上部カバー本体５に上下方向に変位する種々の周波数の振動を発生させて、全身各部の周期振動を発生させ、フィットネス効果を達成できる。

したがって、以上の説明から分かるように、本考案は少なくとも以下の利点および効果を有し、従来技術よりもはるかに進歩している。

１．構造が単純化されている。本考案は、ベース１および上部カバー本体５の必要な構成要素に加えて、駆動装置２によってリンク機構３を駆動することによってのみ上下変位の垂直移動を達成することができる。２枚の支持板と２本のリンク部材で構成されている従来の伝動群と比較して、本考案は明らかに単純化され、コストダウンでき、競争力を向上させることができる。

２．本考案のリンク機構３の第２、第３リンク３２、３３は、それぞれ偏心ユニット４によって軸受台３４、固定台３５に回動自在に連結されている。作動するとき、左右の揺動を排除し、真の上下変位における垂直方向の動きを達成でき、フィットネス効果を高めることができる。

３．本考案のリンク機構３の第２、第３リンク３２、３３は、それぞれ偏心ユニット４によって軸受台３４、固定台３５に回動自在に連結されている。
したがって、第１リンク３１によって駆動されるとき、偏心ユニット４の偏心設計により、軸受の押し出しを完全に排除することができる。

図１２および図１３を再び参照すると、それは本発明の別の実施形態である。本実施形態では、固定台３５ 'を調整して必要に応じて位置を変えることができる。固定座３５ 'を調整した後、その位置と第１リンク３１との間の距離を短くまたは延長して、第２および第３リンク３２、３３の上下変位の振幅を調整することができる。それは、より良いフィットネス効果を達成するために、上部カバー本体５の上下変位の振幅を調整および変更することができる。

要約すると、本考案は実際に所望の機能および目的を達成することができ、当業者が上記詳細な記述に基づいて実施することが可能であるため、上記の実施例より、同等の構造における変化は、依然として本考案の権利の範囲から逸脱していない。即ち、本考案に関連する同じ創造的な精神において行われた変更または改変は、本考案の保護の範囲に含まれるべきである。

１ ベース
１１ フィートパッド
１２ 軸受台フレーム
２ 駆動装置
２１ モータ
２２ 変速機構
２３ 伝動軸
２４ 偏心軸
３ リンク機構
３１ 第１リンク
３２ 第２リンク
３３ 第３リンク
３４ 軸受台
３５、３５' 固定台
３６ 軸受
４ 偏心ユニット
４１ 軸受
４２ 偏心ターンテーブル
４３ 支持ロッド
５ 上部カバー本体
a、b、c 第１、第２、第３支点

本考案は一種の振動フィットネス器具に関し、特に構造が単純化され、上下の振幅を変えるように調整することができる構造に関するものである。

特許文献１のＴＷＩ３０２４６９のような従来のフィットネス器具は、駆動機構を介してトランスミッション群の左右の支持プレートを振動させて様々な周波数の線形振動を発生させる。人体の様々な部位に周期的な振動を発生させ、フィットネス効果を得ることができるが、それでもなお以下のような欠点があり改善が必要である。

台湾特許第ＴＷＩ３０２４６９号明細書

１．構造は比較的複雑であり、特許文献１のＴＷＩ３０２４６９号は駆動機構によって伝動軸と偏心軸を駆動する。第１および第２支持プレートは、伝達部材および連結部材によって上下に揺動して駆動され得る。次に、外側ケーシング本体は上下に繰り返される周期的運動を発生させる。したがって、伝達グループは２つの支持プレートと２つの連結部材とを含み、これは明らかに構造が少し複雑である。

２．ハウジング本体を枢動可能に固定するための２つの軸受台であって、軸受台のうちの１つは連結部材によって第１支持プレートに枢動可能に接続されており、アクティブ状態にある。他方の軸受台は、第２支持プレートに直接固定されている。したがって、２つの軸受台がトランスミッション群によって駆動されるとき、わずかな左右の揺れが発生することになり、すなわち、真の垂直方向の動きを達成することができない。

３．上下変位の振幅スイングは、固定のために調整および変更することができず、これは単調であるだけでなく、その適応度効果にも影響を及ぼす。

本考案の主な目的は、構造を単純化し、コストを削減し、競争力を高めることができる振動フィットネス器具を提供することである。

本考案の他の目的は、比較的垂直である振動フィットネス器具を提供し、そうしてそのフィットネス効果を改善することである。

本考案の更なる他の目的は、フィットネス効果を改善するために上下振幅を調整することができる振動フィットネスを提供することである。

上記目的を達成するために、本考案は、ベースと、２本のリンク機構と、複数の偏心ユニットと、２つの偏心ターンテーブルと、支持ロッドと、上部カバー本体とを含む。駆動装置はベース上に配置され、変速機構によって駆動されるモータと伝動軸とからなる。伝動軸の両側末端には、各端から伸びる偏心軸を有する。２本のリンク機構がベースに設けられ、駆動装置の両側に配置されている。リンク機構は少なくとも３つのリンクから構成され、直立形状で、下端部が偏心軸に枢着されている第１リンクと、第２及び第３リンクとを含み、第２および第３リンクが第１リンクの左右両側に枢着され、一端が第１リンクの上端に枢着され、他端がそれぞれ軸受台に枢着されている。中央部はそれぞれ固定台に枢着され、固定台はベースに固定されている。複数の偏心ユニットが、第２および第３リンクと軸受台および固定台との間の枢動接続部に配置され、そして軸受を含む。２つの偏心ターンテーブルは軸受の両側で互いに対応する。支持ロッドは２つの偏心ターンテーブルを通して挿入され、軸受台または固定台に接続されている。上部カバー本体は、ベースの上方に配置され、軸受台に固定され接続している。それにより、上部カバー本体を駆動し、繰り返して垂直方向の動きを発生させて振動フィットネス効果を達成することができる。

上記の振動フィットネス器具において、固定台が位置変化を調整することができる。

本考案は、以下の効果を有する。
1.構造が単純化されている。本考案は、ベースおよび上部カバー本体の必要な構成要素に加えて、駆動装置によってリンク機構を駆動することによってのみ上下変位の垂直移動を達成することができる。２枚の支持板と２本のリンク部材で構成されている従来の伝動群と比較して、本考案は明らかに単純化され、コストを削減し、競争力を向上させることができる。
２．本考案のリンク機構の第２、第３リンクは、それぞれ偏心ユニットによって軸受台、固定台に回動自在に連結されている。作動するとき、左右の揺動を排除し、真の上下変位における垂直方向の動きを達成でき、フィットネス効果を高めることができる。
３．本考案のリンク機構の第２、第３リンクは、それぞれ偏心ユニットによって軸受台、固定台に回動自在に連結されている。したがって、第１リンクによって駆動されるとき、偏心ユニットの偏心設計により、軸受の押し出しを完全に排除することができる。

本考案の上部カバーの分解斜視図である。 本考案のベースと駆動装置およびリンク機構の立体分解図である。 本考案のリンク機構および偏心ユニットの立体分解図である。 本考案の偏心ユニットの立体分解図である。 本考案の動作の模式図（１）である。 本考案の動作の模式図（２）である。 本考案の動作の模式図（３）である。 本考案の動作の模式図（４）である。 本考案の上下変位の模式図である。 本考案における立って使用する動作の概略図である。 本考案における座って使用する動作の概略図である。 本考案の他の実施形態の正面図（１）である。 本考案の他の実施形態の正面図（２）である。

２つの好ましい実施形態が添付の図面と併せて説明され、本考案の構造的特徴およびそれらの機能は以下の通りであるので、それらは理解および識別が容易である。

図１から図４も参照されたい。本考案は以下を含む。

ベース１は矩形状等のフレームであり、その底部には緩衝機能を有する複数のフィートパッド１１が設けられ、その内側には平行な２つの軸受台フレーム１２が設けられている。

ベース１上には駆動装置２が配置され、駆動装置２にはプログラムや制御回路が予め設けられており、モータ２１は変速機構２２によって駆動されて伝動軸２３を駆動する。伝動軸２３の両側は軸受台フレーム１２を貫通して軸受台フレーム１２に枢着されている（軸受またはブッシュまたは他のリンクキットによる）。伝動軸２３の両端は偏心軸２４を有するように延びており、変速機構２２は２つのプーリから構成されている。

２つのリンク機構３は、ベース１上に配置され、駆動装置２の両側に配置され、駆動装置２によって駆動される。リンク機構３は少なくとも３つのリンクから構成されており、両端側のリンク機構３の構成および動作は同じであるため、以下の説明は片方のみ行う。

リンク機構３は、直立形状の第１リンク３１、そして、第２および第３リンク３２、３３ を備え、第１リンク３１下端が偏心軸２４に回動自在に連結されている（軸受やブッシュ、その他のリンクキットによる）。第２リンク３２と第３リンク３３は、一端が同時に第１リンク３１の上端に回動可能に連結されている（軸受やブッシュ、その他のリンクキットによる）。第２リンク３２と第３リンク３３は、それぞれ第１リンク３１の左右両側に配置されている。他端は軸受台３４に枢着され、中間部はそれぞれ固定台３５に枢着されている。固定台３５は、第２リンク３２および第３リンク３３の位置決めを支持するためにベース１に固定されている。

第２、第３リンク３２、３３と軸受台３４、固定台３５との枢着部には、複数の偏心ユニット４が配置されている。偏心ユニット４は軸受４１と、軸受４１の両側に配置された２つの偏心ターンテーブル４２と、ねじとすることができ、２つの偏心ターンテーブル４２を貫通して配置された支持ロッド４３とを含む。第２および第３リンク３２、３３は、それぞれ軸受台３４または固定台３５に枢動可能に連結することができる。

リンク機構４の第１、第２、第３のリンク３１、３２、３３には、それぞれ軸受３６が回動自在に設けられている。したがって、第１リンク３１の上端部は支持ロッド４３によって貫通され枢動可能に連結されて第１枢支点ａを形成する。軸受台３４と固定台３５にはそれぞれ偏心ユニット４が配置されている。偏心ユニット４と第２および第３リンクの軸受３６は支持ロッド４３によって貫通され枢着されている。第２、第３リンク３２、３３は固定台３５に回動自在に連結され、第２、第３リンク３２、３３の第２支点ｂを形成する。第２および第３のリンク３２、３３は、図２〜図５に示すように、軸受台３４に枢着されて、第２および第３リンク３２、３３の第３支点ｃを形成する。

上部カバー本体５はベース１の上方に配置され、その周囲は軸受台３４の上板に固定されており、ユーザーは上部カバー本体５の表面に立つこと又は座ることができる。

上記構成の組み合わせによれば、通常状態において、第２リンク３２および第３リンク３３は、それぞれ第１リンク３１の左右両側に位置し、それぞれ別々に動作することができる。第２、第３リンク３２、３３は、それぞれ第１支点ａ、第２支点ｂ、第３支点ｃを有する。起動時には、駆動装置２のモータ２１が変速機構２２を介して伝動軸２３を回転駆動する。伝動軸２３は、偏心軸２４を介してリンク機構３を駆動し、第１支点ａにより第１リンク３１に左右揺動の循環動作を発生させる（図５、図６参照）。そして、第２、第３リンク３２、３３をそれぞれ同期して駆動し、その中間部の第２支点ｂ（固定台３５との枢接部）に、左右両端部にシーソー状に上下変位を発生する。また、上部カバー本体５が繰り返して上下変位の垂直動きを生じたとしても、第２、第３リンク３２、３３は第３支点ｃ（軸受台３４との枢接部）により、第２、第３リンク３２、３３は同時に上部カバー本体５を上下変位振動に駆動することができる（図７〜図９参照）。

上記リンク機構３の第２、第３リンク３２、３３の中央の第２支点ｂおよび他端の第３支点ｃにはそれぞれ偏心ユニット４が設けられているため、リンク３１が駆動されると、偏心ユニット４の偏心設計により、第３支点ｃの軸受台３４（上部カバー本体５）が上下変位の垂直方向の動きを発生させることができる。図５〜図９に示すように、左右に揺れるヨー現象を完全に回避できるだけでなく、軸受の押し出しを排除することもできる。また、偏心ユニット４により第２、第３リンク３２、３３の第２支点ｂおよび第３支点ｃを左右に回転させると、図７、８に示すように調整距離を生じさせることができる。

図１０および図１１に示すように、ユーザーが上部カバー本体５に立ってまたは座っているとき、または本考案の振動フィットネス器具をマッサージチェア等と組み合わせて使用しているとき、駆動装置２は、リンク機構３によって駆動され、モータ２１及び変速機構２２の回転速度と協働して上部カバー本体５に上下方向に変位する種々の周波数の振動を発生させて、全身各部の周期振動を発生させ、フィットネス効果を達成できる。

したがって、以上の説明から分かるように、本考案は少なくとも以下の利点および効果を有し、従来技術よりもはるかに進歩している。

１．構造が単純化されている。本考案は、ベース１および上部カバー本体５の必要な構成要素に加えて、駆動装置２によってリンク機構３を駆動することによってのみ上下変位の垂直移動を達成することができる。２枚の支持板と２本のリンク部材で構成されている従来の伝動群と比較して、本考案は明らかに単純化され、コストダウンでき、競争力を向上させることができる。

２．本考案のリンク機構３の第２、第３リンク３２、３３は、それぞれ偏心ユニット４によって軸受台３４、固定台３５に回動自在に連結されている。作動するとき、左右の揺動を排除し、真の上下変位における垂直方向の動きを達成でき、フィットネス効果を高めることができる。

３．本考案のリンク機構３の第２、第３リンク３２、３３は、それぞれ偏心ユニット４によって軸受台３４、固定台３５に回動自在に連結されている。したがって、第１リンク３１によって駆動されるとき、偏心ユニット４の偏心設計により、軸受の押し出しを完全に排除することができる。

図１２および図１３を再び参照すると、それは本発明の別の実施形態である。本実施形態では、固定台３５ 'を調整して必要に応じて位置を変えることができる。固定座３５ 'を調整した後、その位置と第１リンク３１との間の距離を短くまたは延長して、第２および第３リンク３２、３３の上下変位の振幅を調整することができる。それは、より良いフィットネス効果を達成するために、上部カバー本体５の上下変位の振幅を調整および変更することができる。

要約すると、本考案は実際に所望の機能および目的を達成することができ、当業者が上記詳細な記述に基づいて実施することが可能であるため、上記の実施例より、同等の構造における変化は、依然として本考案の権利の範囲から逸脱していない。即ち、本考案に関連する同じ創造的な精神において行われた変更または改変は、本考案の保護の範囲に含まれるべきである。

１ ベース
１１ フィートパッド
１２ 軸受台フレーム
２ 駆動装置
２１ モータ
２２ 変速機構
２３ 伝動軸
２４ 偏心軸
３ リンク機構
３１ 第１リンク
３２ 第２リンク
３３ 第３リンク
３４ 軸受台
３５、３５' 固定台
３６ 軸受
４ 偏心ユニット
４１ 軸受
４２ 偏心ターンテーブル
４３ 支持ロッド
５ 上部カバー本体
a、b、c 第１、第２、第３支点

Claims (2)

1. 一種の振動フィットネス器具であり、ベースと、駆動装置と、２本のリンク機構と、複数の偏心ユニットと、２つの偏心ターンテーブルと、支持ロッドと、上部カバー本体と、を備え、
   前記駆動装置は前記ベース上に配置され、変速機構によって駆動されるモータと伝動軸とからなり、前記伝動軸の両側末端には、各端から伸びる偏心軸を有し、
   前記2本のリンク機構は前記ベースに設けられ、前記駆動装置の両側に配置されており、前記リンク機構は少なくとも３つのリンクから構成され、直立形状で、下端部が前記偏心軸に枢着されている第１リンクと、第２及び第３リンクとを含み、前記第２及び第３リンクが前記第１リンクの左右両側に枢着され、一端が前記第１リンクの上端に枢着され、他端がそれぞれ軸受台に枢着され、中央部はそれぞれ固定台に枢着され、前記固定台は前記ベースに固定され、
   前記複数の偏心ユニットは、前記第２および第３リンクと軸受台および固定台との間の枢動接続部に配置され、そして軸受を含み、
   前記２つの偏心ターンテーブルは前記軸受の両側で互いに対応し、
   前記支持ロッドは前記２つの偏心ターンテーブルを通して挿入され、軸受台または固定台に接続され、
   前記上カバー本体は、前記ベースの上方に配置され、前記軸受台に固定され接続していることを特徴とする、振動フィットネス器具。
2. 前記固定台は位置を調整することができる請求項１に記載の振動フィットネス器具。