JP3222765U - 車両用前照灯 - Google Patents
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Abstract
【課題】遠方視認性を向上することが可能な車両用前照灯を提供する。【解決手段】車両用前照灯100は、光を出射する発光面を有する光源10と、光源10から出射された光を車両搭載状態における進行方向の前方に出射するレンズ20とを備え、レンズ20は、車両搭載状態における車幅方向の少なくとも一方の端部に配置され、光源10から出射された光が入射する入射面41a及び入射面51aと、入射面41a及び入射面51aから入射した光を反射する反射面41b及び反射面51bと、反射面41b及び反射面51bにおいて反射された光を出射する出射面41c及び出射面51cとを含む右側方レンズ部41及び左側方レンズ部51を有する。【選択図】図6
Description
本考案は、車両用前照灯に関する。
半導体型の光源とレンズとを備える車両用前照灯が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の車両用前照灯では、光軸に近い領域で集光パターンを形成する。光量の大きい、光源中心付近を集光パターンに使用することによって、遠方視認性が向上する。
特許文献1に記載された車両用前照灯は、車幅方向に長い光源を使用すると、最も明るい位置がカットオフラインから離れる。明るさを維持し、最も明るい位置をカットオフラインに近づけることによって、遠方視認性を向上することが望まれる。
本考案は、上記に鑑みてなされたものであり、遠方視認性を向上することが可能な車両用前照灯を提供することを目的とする。
本考案に係る車両用前照灯は、光を出射する発光面を有する光源と、前記光源から出射された光を車両搭載状態における進行方向の前方に出射するレンズと、を備え、前記レンズは、車両搭載状態における車幅方向の少なくとも一方の端部に配置され、前記光源から出射された光が入射する入射面と、前記入射面から入射した光を反射する反射面と、前記反射面において反射された光を出射する出射面とを含む側方レンズ部、を有する。
上記の車両用前照灯において、前記出射面は、車両搭載状態において、前記光源の光軸に対して、車幅方向の外側を向いて配置され、前記光源から出射された光を配光パターン上の集光領域に向けて照射されてもよい。
上記の車両用前照灯において、前記レンズは、車両搭載状態において、上下方向に3つのセグメントに区画されており、前記側方レンズ部は、上下方向の中間部のセグメントの車幅方向の少なくとも一方の端部に配置されてもよい。
上記の車両用前照灯において、前記反射面は、前記入射面から前記出射面にかけて、前記光源の光軸から離れるように傾斜した面であってもよい。
上記の車両用前照灯において、前記中間部のセグメントには、水平断面において、車幅方向の中間部に配置された中央レンズ部と、前記中央レンズ部より車幅方向の外側に配置された周辺レンズ部と、前記周辺レンズ部より車幅方向の外側に配置された前記側方レンズ部とを有してもよい。
本考案によれば、遠方視認性を向上することが可能な車両用前照灯を提供することができる。
以下、本考案に係る車両用前照灯の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの考案が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。以下の説明において、前後、上下、左右の各方向は、車両用前照灯が車両に搭載された車両搭載状態における方向であって、運転席から車両の進行方向を見た場合における方向を示す。なお、本実施形態では、上下方向は鉛直方向に平行であり、左右方向(車幅方向)は水平方向であるとする。
図1は、本実施形態に係る車両用灯具が車両に搭載された状態の一例を示す図である。図2は、本実施形態に係る車両用前照灯の一例を示す斜視図である。図3は、本実施形態に係る車両用前照灯の一例を示す斜視図である。図4は、本実施形態に係る車両用前照灯の一例を示す正面図である。図5は、本実施形態に係る車両用前照灯の一例を示す背面図である。図1に示すように、本実施形態に係る車両用前照灯100は、車両の左右の前部に取り付けられる。車両用前照灯100は、光源10(図6参照)と、レンズ20とを備えている。本実施形態において、車両用前照灯100は、いわゆる直射型のランプユニットを構成しており、例えばロービームパターンLP(図10参照)を所定の照射方向に照射可能である。車両用前照灯100は、これらの光源10及びレンズ20を収容する図示しないランプハウジング及びランプレンズを有する。
光源10は、光を出射する発光面を有する。光源10は、例えばLEDやOEL、OLED(有機EL)などの半導体型光源である。光源10は、前方に向けて光を出射する。光源10は、レンズ20の光軸AX(図6参照)上に配置されている。光源10は、図示しない基板に実装される。基板は、車両搭載状態における前側に平面部を有し、当該平面部で光源10を支持する。基板は、光源10に電気信号を供給する所定の回路や、当該回路に接続するコネクタ等を有する。基板は、図示しないヒートシンク等に支持されている。
レンズ20は、光源10から出射された光を前方に出射して、所定のロービームパターンLPを形成する。レンズ20は、光源10から出射された光の光軸AX上に配置されている。レンズ20は、図示しないレンズホルダ等に保持される。レンズ20は、上下方向に3つのセグメント21、セグメント22、セグメント23に区画されている。セグメント21は、レンズ20の上部に配置されている。セグメント22は、レンズ20の下部に配置されている。セグメント23は、レンズ20の上下方向の中間部に配置されている。レンズ20は、水平断面において、左右方向の中間部に配置された中央レンズ部31と、中央レンズ部31より左右方向の外側に配置された周辺レンズ部と、周辺レンズ部よりより左右方向の外側であって、車両搭載状態における左右方向の少なくとも一方の端部に配置された側方レンズ部とを有する。本実施形態では、側方レンズ部として、右側方レンズ部41と、左側方レンズ部51とを有する。中央レンズ部31と右側方レンズ部41と左側方レンズ部51とは、レンズ20の上下方向の中間部のセグメント23に配置されている。
中央レンズ部31は、セグメント23の左右方向の中間部に配置されている。中央レンズ部31は、光源10から出射された光のうち、光軸AX周辺の光が入射する。中央レンズ部31は、入射面31a及び出射面31bを有する。
入射面31aは、光源10から出射された光が入射する。入射面31aは、光源10側に向けて配置されている。入射面31aは、水平断面形状が光源10側に突出した凸面状であり、鉛直断面形状が中央レンズ部31に対応する部分において、前方側に凹状となる凹面状である。入射面31aは、水平区画線32Hと垂直区画線33Vとによって、入射面31a1、入射面31a2、入射面31a3及び入射面31a4の4つに区画されている。
出射面31bは、入射面31aに入射した光を前方に出射する。出射面31bは、水平分割段差面34Hと垂直分割段差面35Vとによって、出射面31b1、出射面31b2、出射面31b3及び出射面31b4の4つに分割されている。
このように構成された中央レンズ部31からの出射光は、ロービームパターンLPの集光領域へ照射される。また、中央レンズ部31の上下及び左右のレンズ面からの出射光は、ロービームパターンLPの拡散領域へ照射される。中央レンズ部31の左右のレンズ面は、周辺レンズ部のレンズ面である。
右側方レンズ部41は、セグメント23の左右方向の少なくとも一方の端部に配置される。本実施形態では、右側方レンズ部41は、セグメント23の右側の端部に配置される。右側方レンズ部41は、中央レンズ部31の右側に配置されている。右側方レンズ部41は、光源10から出射された光のうち、光軸AXから離れた光が入射する。右側方レンズ部41は、レンズ20の光軸AXより右側に配置されている。右側方レンズ部41は、光源10から出射された光が入射する入射面41aと、入射面41aから入射した光を反射する反射面41bと、反射面41bにおいて反射された光を出射する出射面41cとを含む。
入射面41aは、光源10から出射された光のうち、光軸AXから離れた光が入射する。入射面41aは、光軸AXと交差する方向に延在する自由曲面状である。入射面41aは、後側から前側に向かうにつれて、光源10の光軸AXに向かって傾斜した傾斜面である。言い換えると、入射面41aは、光源10側を向いた面で形成されている。入射面41aは、水平分割段差面42Hによって、入射面41a1及び入射面41a2の2つに分割されている。
反射面41bは、入射面41aに入射した光を出射面41cに向けて反射する。反射面41bは、入射面41aと向かい合って配置された平面状または自由曲面状である。反射面41bは、入射面41a側から出射面41c側にかけて、光軸AXから離れるように傾斜した面である。反射面41bは、後側から前側に向かうにつれて、出射面41c側に広がるように傾斜した傾斜面である。言い換えると、反射面41bは、光源10から出射された光を前方に反射するように出射面41c側を向いている。反射面41bは、水平分割段差面43Hによって、反射面41b1及び反射面41b2の2つに分割されている。
出射面41cは、光源10から出射された光をロービームパターンLP上の集光領域に向けて照射する。出射面41cは、反射面41bで反射された光を前方に出射する。出射面41cは、反射面41bと向かい合って配置された平面状または自由曲面状である。出射面41cは、光源10の光軸AXに対して、レンズ左右方向の外側を向いて傾斜している傾斜面である。出射面41cは、水平分割段差面44Hによって、出射面41c1及び出射面41c2の2つに分割されている。図6に示すように、出射面41cと中央レンズ部31の右側のレンズ面とは、稜線を介して連なっている。
このように構成された右側方レンズ部41は、ロービームパターンLPの補助配光像を形成する。
左側方レンズ部51は、セグメント23の左右方向の少なくとも一方の端部に配置される。本実施形態では、左側方レンズ部51は、セグメント23の左側の端部に配置されている。左側方レンズ部51は、中央レンズ部31の左側に配置されている。左側方レンズ部51は、光源10から出射された光のうち、光軸AXから離れた光が入射する。左側方レンズ部51は、レンズ20の光軸AXより左側に配置されている。左側方レンズ部51は、光源10から出射された光が入射する入射面51aと、入射面51aから入射した光を反射する反射面51bと、反射面51bにおいて反射された光を出射する出射面51cとを含む。
入射面51aは、光源10から出射された光のうち、光軸AXから離れた光が入射する。入射面51aは、光軸AXと交差する方向に延在する自由曲面状である。入射面51aは、後側から前側に向かうにつれて、光源10の光軸AXに向かって傾斜した傾斜面である。言い換えると、入射面51aは、光源10側を向いた面で形成されている。入射面51aは、水平分割段差面52Hによって、入射面51a1及び入射面51a2の2つに分割されている。
反射面51bは、入射面41aに入射した光を出射面41cに向けて反射する。反射面51bは、入射面51aと向かい合って配置された平面状または自由曲面状である。反射面51bは、入射面51a側から出射面51c側にかけて、光軸AXから離れるように傾斜した面である。反射面51bは、後側から前側に向かうにつれて、出射面51c側に広がるように傾斜した傾斜面である。言い換えると、反射面51bは、光源10から出射された光を前方も反射するように出射面51c側を向いている。反射面51bは、水平分割段差面53Hによって、反射面51b1及び反射面51b2の2つに分割されている。
出射面51cは、光源10から出射された光をロービームパターンL上の集光領域に向けて照射する。出射面51cは、反射面51bで反射された光を前方に出射する。出射面51cは、反射面51bと向かい合って配置された平面状または自由曲面状である。出射面51cは、光源10の光軸AXに対して、レンズ左右方向の外側を向いて傾斜している傾斜面である。出射面51cは、水平分割段差面54Hによって、出射面51c1及び出射面51c2の2つに分割されている。図6に示すように、出射面51cと中央レンズ部31の左側のレンズ面とは、稜線を介して連なっている。
このように構成された左側方レンズ部51は、ロービームパターンLPの補助配光像を形成する。
次に、図6ないし図10を用いて、上記のように構成された車両用前照灯100の動作を説明する。図6は、光が側方レンズ部を通過する様子を示す図である。図7は、光が側方レンズ部外を通過する様子を示す図である。図8は、車両前方に照射される補助配光像の一例を示す図である。図9は、車両前方に照射される補助配光像の他の例を示す図である。図10は、車両前方に照射されるロービームパターンの一例を示す図である。図10において、H−H線は水平線を示し、V−V線は鉛直方向に平行な線を示す。図10において、破線で囲んだ矩形の範囲Aは、最も明るい位置Q1の位置として許容される所定の範囲である。最も明るい位置Q1は、補助配光像が最も多く重なる位置である。
車両用前照灯100は、光源10を点灯させることにより、光源10から光が出射され、レンズ20によって、前方に出射されて、所定のロービームパターンLPが形成される。
図6に示すように、光源10から出射された光のうち、光軸AXから離れた光は、レンズ20の右側方レンズ部41の入射面41a及び左側方レンズ部51の入射面51aから入射し、右側方レンズ部41の反射面41b及び左側方レンズ部51の反射面51bで反射される。右側方レンズ部41の反射面41b及び左側方レンズ部51の反射面51bで反射された光は、右側方レンズ部41の出射面41c及び左側方レンズ部51の出射面51cから前方に出射される。レンズ20の右側方レンズ部41及び左側方レンズ部51から出射された光は、光軸AXと略平行な方向に沿って、言い換えると、前方へ向かって照射される。レンズ20の右側方レンズ部41及び左側方レンズ部51から出射された光は、図10に示すように、ロービームパターンLPの補助配光像P1として、車両前方に照射される。
図7に示すように、光源10から出射された光のうち、レンズ20の右側方レンズ部41の入射面41aより中央側及び左側方レンズ部51の入射面51aより中央側から入射した光は、右側方レンズ部41の出射面41cより中央側及び左側方レンズ部51の出射面51cより中央側から出射される。右側方レンズ部41の出射面41cより中央側及び左側方レンズ部51の出射面51cより中央側から出射された光は、光軸AXに対して、レンズ左右方向の外側に広がって車両前方に照射される。
レンズ20の右側方レンズ部41及び左側方レンズ部51において、入射面41a及び入射面51aから入射した光が、光軸AXに対して、レンズ左右方向の外側を向いて傾斜している反射面41b及び反射面51bで反射される。これにより、図8、図9に示すように、照射される補助配光像P1が回転される。本実施形態では、反射面41bの反射面41b1と反射面41b2、及び、反射面51bの反射面51b1及び反射面51b2の形状に応じて、補助配光像P1の回転が変化する。補助配光像P1の最も明るい位置をQ1で示す。図8、図9において、比較のために、補助配光像P1と同一形状で回転していない補助配光像をP2で示し、補助配光像P2の最も明るい位置をQ2で示す。補助配光像P1の最も明るい位置Q1は、補助配光像P2の最も明るい位置Q2に比べて、エルボー点Eに近くなる。補助配光像P1と補助配光像P2とは、略同じ大きさである。
このようにして、図10に示すように、補助配光像P1は、ロービームパターンLPのカットオフラインCLの近傍に配置される。補助配光像P1が多く重なり合う部分をカットオフラインCLの近傍に寄せることができている。これにより、補助配光像P1の最も明るい位置Q1は、エルボー点Eに近くなる。
レンズ20の右側方レンズ部41及び左側方レンズ部51は、セグメント23の左右方向の端部に配置されており、光軸AXから離れた光が入射する。これにより、図10に示すように、照射される補助配光像P1が、図11に示すような中央レンズ部31による配光像P3より小さくなる。
図11を用いて、中央レンズ部31による配光像P3の分布について説明する。図11は、従来の車両前方に照射されるロービームパターンの一例を示す図である。従来の車両用前照灯100のロービームパターンの集光領域は、中央レンズ部31の配光像P3によって形成されている。配光像P3は、光源10に最も近い位置に配置されている中央レンズ部31によって照射される。このため、照射される配光像P3が、右側方レンズ部41によって照射される補助配光像P1より大きいものになる。これにより、中央レンズ部31による配光像P3の最も明るい位置Q3は、カットオフラインCLから離れていて、範囲Aより外側に形成される。
光源10から出射された光のうち、光軸AX周辺の光は、レンズ20の中央レンズ部31の入射面31aから入射し、出射面31bから出射される。レンズ20の中央レンズ部31から出射された光は、カットオフラインCL及びエルボー点Eを有するロービームパターンLPの集光領域として、車両前方に照射される。
以上のように、本実施形態は、セグメント23の右側の端部に配置された右側方レンズ部41と、左側の端部に配置された左側方レンズ部51とを有する。右側方レンズ部41は、光源10から出射された光が入射する入射面41aと、入射面41aから入射した光を反射する反射面41bと、反射面41bにおいて反射された光を出射する出射面41cとを含む。また、左側方レンズ部51は、右側方レンズ部41と同様に構成されている。これらにより、本実施形態によれば、レンズ20の右側方レンズ部41及び左側方レンズ部51から出射された光は、ロービームパターンLPの補助配光像P1として、車両前方に照射される。
本実施形態は、レンズ20の右側方レンズ部41及び左側方レンズ部51において、入射した光が、光軸AXに対して、レンズ左右方向の外側を向いて傾斜している反射面41b及び反射面51bで反射される。これにより、本実施形態によれば、回転した補助配光像P1を照射することができる。本実施形態によれば、反射面41bの反射面41b1と反射面41b2、及び、反射面51b1の反射面51b1及び反射面51b2の形状に応じて、補助配光像P1の回転を変えることができる。
本実施形態は、レンズ20の右側方レンズ部41及び左側方レンズ部51には、セグメント23の左右方向の端部に配置されており、光軸AXから離れた光が入射する。本実施形態によれば、従来のようにセグメント23の左右方向の中間部に配置された場合に比べて光学距離が長くなるので、照射される補助配光像P1を中央レンズ部31による配光像P3より小さくすることができる。また、本実施形態によれば、補助配光像P1が多く重なり合う部分をカットオフラインCLの近傍に寄せられ、補助配光像P1が狭い範囲で重ね合わされることによって、照射される補助配光像P1の明るさを維持することができる。
このようにして、本実施形態によれば、ロービームパターンLPのカットオフラインCLの近傍に補助配光像P1を配置することができる。また、本実施形態によれば、補助配光像P1の最も明るい位置Q1を、エルボー点Eに近くすることができる。本実施形態によれば、ロービームパターンLPの配光の遠方視認性を向上することができる。
本考案の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。例えば、上記実施形態では、右側方レンズ部41及び左側方レンズ部51が中央レンズ部31の左右方向の両側の端部に配置されている構成を例に挙げて説明したが、これに限定されない。右側方レンズ部41及び左側方レンズ部51のどちらか一方が配置されている構成であってもよい。
AX…光軸、CL…カットオフライン、LP…ロービームパターン、P1…補助配光像、P2…補助配光像、10…光源、20…レンズ、21,22,23…セグメント、31…中央レンズ部、31a…入射面、31b…出射面、41…右側方レンズ部、41a…入射面、41b…反射面、41c…出射面、51…左側方レンズ部、51a…入射面、51b…反射面、51c…出射面、100…車両用前照灯
Claims (5)
- 光を出射する発光面を有する光源と、
前記光源から出射された光を車両搭載状態における進行方向の前方に出射するレンズと、
を備え、
前記レンズは、車両搭載状態における車幅方向の少なくとも一方の端部に配置され、前記光源から出射された光が入射する入射面と、前記入射面から入射した光を反射する反射面と、前記反射面において反射された光を出射する出射面とを含む側方レンズ部、を有する、
車両用前照灯。 - 前記出射面は、車両搭載状態において、前記光源の光軸に対して、車幅方向の外側を向いて配置され、前記光源から出射された光を配光パターン上の集光領域に向けて照射する、
請求項1に記載の車両用前照灯。 - 前記レンズは、車両搭載状態において、上下方向に3つのセグメントに区画されており、
前記側方レンズ部は、上下方向の中間部のセグメントの車幅方向の少なくとも一方の端部に配置されている、
請求項1または2に記載の車両用前照灯。 - 前記反射面は、前記入射面から前記出射面にかけて、前記光源の光軸から離れるように傾斜した面である、
請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用前照灯。 - 前記中間部のセグメントには、水平断面において、車幅方向の中間部に配置された中央レンズ部と、前記中央レンズ部より車幅方向の外側に配置された周辺レンズ部と、前記周辺レンズ部より車幅方向の外側に配置された前記側方レンズ部とを有する、
請求項3に記載の車両用前照灯。
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