JP3222432B2 - 成形機の型締装置 - Google Patents
成形機の型締装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1761—Means for guiding movable mould supports or injection units on the machine base or frame; Machine bases or frames
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
形、特に情報記録用のディスクなどの成形精度が要求さ
れる成形品の射出成形に適した成形機の型締装置に関す
るものである。
台上の固定盤と、タイバーに挿通して固定盤に対し進退
自在に設けた可動盤と、その可動盤に連結して機台上に
設置した型締機構とから構成され、その型締機構により
固定盤と可動盤の対向面に分割して取付けた金型を型締
している。
成形精度が要求される場合には機台の上面両側に一対の
リニアガイドを移動方向に長く敷設し、そのリニアガイ
ドに可動盤の下部を支持させている。
に、直方体による上面がフラットな函形で、その機台1
1の上面両側に載置固定した座板12,12にリニアガ
イド13,13をそれぞれ敷設し、そのリニアガイド1
3,13にタイバー14,14により四隅を支持した可
動盤15の下部を支えている。
は、可動盤15の前進による型閉及び型締後において、
射出装置から金型16に溶融樹脂を射出充填して行われ
る。この溶融樹脂の射出充填に際して金型は樹脂温以下
に冷却されているが、金型16からの伝熱により可動盤
15も加熱されるようになる。また金型温度は材料樹脂
によっては高く維持することもあり、それに伴い可動盤
15の温度も高くなるが、機台11側では金型16から
の伝熱の影響は殆ど受けることがなく、このため機台1
1と可動盤15との間に大きな温度差が生ずるようにな
る。
熱膨張に著しい差をもたらす。タイバー14,14のみ
により可動盤15を支持した場合には、可動盤15が熱
膨張してもタイバー14,14の撓みにより均等に吸収
されて、可動盤15の熱膨張による不均等な歪みは解消
されるが、更に下部をリニアガイド13,13により支
持した可動盤15では、機台11にリニアガイド13,
13を介して横方向に拘束された状態にあることから、
同方向への熱膨張が生じにくい状態にある。
て同一剛性を有することから、熱膨張による応力はリニ
アガイド13,13との嵌合部に集中して、嵌合部に横
方向の過大な荷重が掛かるようになる。このようなこと
が原因でリニアガイド13,13では摩擦抵抗が増して
動きが悪くなったり、さらには噛りなどの欠損が生じ易
くなるという課題を有する。
ニアガイドへの応力集中の課題を解決するために考えら
れたものであって、その目的は、機台のリニアガイドを
敷設した部位の剛性を部分的に側方へ撓み易く構成する
だけで、可動盤の熱膨張によるリニアガイドに対する応
力の集中を軽減することができ、これにより熱膨張及び
型締力による不均一な歪みなどを防止して、型締精度の
向上を図ることができる新たな成形機の型締装置を提供
することにある。
した固定盤及び圧受盤と、その固定盤と圧受盤の隅部に
止着した複数本のタイバーに挿通するとともに、機台上
のリニアガイドにより支持して、固定盤に対し進退自在
に設けた機台上の可動盤と、その可動盤と圧受盤に連結
して機台上に設置した型締機構とからなる型締装置にお
いて、上記機台の少なくとも固定盤の内側部位から圧受
盤の前面部位までのリニアガイドの敷設部を、縦方向で
は可動盤及び金型の荷重に耐える剛性を有するが、横方
向には剛性が低減して撓み易くなるように縦長に形成
し、その敷設部の側方への撓みにより上記可動盤の熱膨
張によるリニアガイドへの応力集中を軽減してなる、と
いうものである。
示すもので、機台1上に立設した固定盤2及び圧受盤2
1と、その固定盤2と圧受盤21の四隅部に止着した4
本のタイバー3,3に挿通して、固定盤2に対し進退自
在に設けた機台上の可動盤4と、その可動盤4と圧受盤
21に連結して機台上に設置したトグル機構による型締
機構5とから構成され、その型締機構5により固定盤2
と可動盤4の対向面に分割して取付けた金型6の型締が
行えるようになっている。
保つたまま高精度に開閉するために、機台1の上面両側
に固着した座板8,8を介して移動方向に長く敷設した
一対のリニアガイド7,7により支持されてている。
レール部71と、そのレール部71に多数のボール72
を介して嵌合した可動ブロック73とからなる通常構造
のもので、その可動ブロック73を可動盤4の下側面の
受部材4aに止着して、可動盤4の下部を支持する構造
からなる。
機台1は、図2に例示すように、縦上面両側の敷設部
9,9を、縦方向では可動盤4及び金型6の荷重に耐え
る剛性を有するが、横方向には剛性が低減して撓み易く
なるように部分的に縦長に形成したものからなる。
て両側の敷設部9,9を縦長に形成しているが、低い機
台では反対に上面両側を縦長に突出して敷設部9,9に
形成してもよい。また縦長の敷設部9,9は、図1に破
線で示すように、上記固定盤2の内側部位から型締機構
5の圧受盤21を可動自在に支えるリニアガイド22の
前部部位まででも、その目的を十分に達成し得るが、更
に効率良く行うためには、鎖線で示すように、固定盤2
の外側部位から機台端部まで拡張して、固定盤2の下部
2a及び圧受盤21の下部をも側方へ撓み易く構成する
とよい。
の伝熱で横方向に膨張すると、その応力が上記リニアガ
イド7,7の嵌合部に集中するようになる。従来の機台
では縦横いずれの方向にも剛性を有することから、上記
嵌合部が横方向の荷重を直に受けることになるが、敷設
部9,9を横方向のみ撓み易く構成した機台1では、嵌
合部に集中した応力により敷設部9,9が側方へ撓むこ
とにより、その嵌合部が上記可動盤4と機台1の節点と
して側方へ移動する結果、その移動量分だけ可動盤4も
横方向に膨張して、嵌合部に対する応力集中が吸収され
ることになり、嵌合部に介在するボールを不当に圧迫す
る横方向の過大な荷重が軽減される。
金型温度を135℃に高めて行う場合があり、可動盤4
の温度は金型6からの伝熱により100℃ほどになる。
また機台1の温度は30℃程度で、可動盤4との温度差
は70℃ほどとなる。その温度差から生ずる熱膨張は、
熱膨張率を11.2×10-6とすると、0.39mmとな
り、その分だけ可動盤4は両端方向に均等に伸び易くな
る。
防止され、型締力も熱膨張に影響されず常に可動盤中心
に対して対称に働くようになるので、タイバー3,3も
均一に伸長して金型6を型締することになる。
下部がリニアガイドを介して機台に拘束され状態にあっ
ても、機台上面の両側を縦長に形成したことにより、横
方向の剛性が低減された敷設部によって、熱膨張時のリ
ニアガイドに対する応力集中が軽減するので、長期の使
用においてもリニアガイドの不調が生じ難くなり、寿命
が長くなる。
ずるようになって、型締力による可動盤の撓みが中心に
対して対称に維持され、タイバーの伸びも常に均等に生
ずるので、長期の稼働においても型締精度が損なわれ
ず、金型の高温維持が要求される記録情報用のディスク
成形にも採用して、成形精度の高い製品を射出成形する
ことが可能となる。
図である。
状態とを示す縦断面図である。
側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 機台上に立設した固定盤及び圧受盤と、
その固定盤と圧受盤の隅部に止着した複数本のタイバー
に挿通するとともに、機台上のリニアガイドにより支持
して、固定盤に対し進退自在に設けた機台上の可動盤
と、その可動盤と圧受盤に連結して機台上に設置した型
締機構とからなる型締装置において、 上記機台の少なくとも固定盤の内側部位から圧受盤の前
面部位までのリニアガイドの敷設部を、縦方向では可動
盤及び金型の荷重に耐える剛性を有するが、横方向には
剛性が低減して撓み易くなるように縦長に形成し、その
敷設部の側方への撓みにより上記可動盤の熱膨張による
リニアガイドへの応力集中を軽減してなることを特徴と
する成形機の型締装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP05581799A JP3222432B2 (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 成形機の型締装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP05581799A JP3222432B2 (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 成形機の型締装置 |
Publications (2)
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Family
ID=13009509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05581799A Expired - Fee Related JP3222432B2 (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 成形機の型締装置 |
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Cited By (1)
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-
1999
- 1999-03-03 JP JP05581799A patent/JP3222432B2/ja not_active Expired - Fee Related
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