JP3221681U - シート支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の間隔を狭くしても、単位時間当たりに接着シートを切断する切断能力が低下することを防止することができるシート支持装置を提供する。
【解決手段】接着シート基材ABをシート切断手段30で切断して所定形状の接着シートを形成する際、接着シート基材を支持するシート支持装置EAにおいて、接着シート基材を支持する第1支持面11Aを有する第1支持手段10と、第1支持面に対して所定の間隔DTをおき、第1支持面からはみ出した接着シート基材部分を支持する第2支持面21Aを有する第2支持手段20とを備え、シート切断手段は、切断部材32を所定の間隔DTに沿って移動させて接着シート基材を切断する構成とされ、第1および第2支持手段のうち少なくとも一方は、シート切断手段が切断部材を接着シート基材に突き刺す位置P1〜P8および、接着シート基材から抜き取る位置D1〜D8のうち少なくとも一方の位置に、所定の間隔を拡張する拡張部EPを有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、シート支持装置に関する。
従来、接着シート基材をシート切断手段で切断して所定形状の接着シートを形成する際、当該接着シート基材を支持するシート支持装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−134438号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来のウェーハ載置テーブル21(シート支持装置)では、ダイボンドテープ3(接着シート基材)を良好に切断するためには、温調テーブル36(第1支持手段)と、テープサポートテーブル37(第2支持手段)との環状の間隔39(所定の間隔)を狭くした方がよいが、当該所定の間隔を狭くすれば、カッターユニット35(シート切断手段)が接着シート基材にカッター34(切断部材)を突き刺す際や、シート切断手段が接着シート基材から切断部材を抜き取る際に、当該切断部材が第1支持手段や第2支持手段と干渉するおそれがあるため、シート切断手段が切断部材を移動させる移動速度を低下させなければならず、単位時間当たりに接着シートを切断する切断能力が低下するという不都合がある。
本考案の目的は、所定の間隔を狭くしても、単位時間当たりに接着シートを切断する切断能力が低下することを防止することができるシート支持装置を提供することにある。
本考案は、請求項に記載した構成を採用した。
本考案によれば、第1支持手段および第2支持手段のうち少なくとも一方が所定の間隔を拡張する拡張部を有するので、切断手段が切断部材を接着シート基材に突き刺す際や、切断手段が切断部材を接着シート基材から抜き取る際に、切断部材が第1支持手段や第2支持手段と干渉するおそれがなくなるため、シート切断手段が切断部材を移動させる移動速度を低下させなくてもよく、所定の間隔を狭くしても、単位時間当たりに接着シートを切断する切断能力が低下することを防止することができる。
本考案の実施形態に係るシート支持装置の説明図。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。
本考案のシート支持装置EAは、接着シート基材ABをシート切断手段30で切断して所定形状の接着シートAS(図1(E)参照)を形成する際、当該接着シート基材ABを支持する装置であって、接着シート基材ABを支持する第1支持面11Aを有する第1支持手段10と、第1支持面11Aに対して所定の間隔DTをおき、当該第1支持面11Aからはみ出した接着シート基材AB部分を支持する第2支持面21Aを有する第2支持手段20とを備え、接着シート基材ABを切断するシート切断手段30と、接着シート基材ABを被着体WKに貼付するシート貼付手段40とでシート貼付装置EA1を形成している。
なお、本実施形態では、第1支持手段10は、被着体WKを介して接着シート基材ABを第1支持面11Aで支持する構成となっている。
第1支持手段10は、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な第1支持面11Aを有する第1支持テーブル11を備えている。
なお、第1支持面11Aは、図1(B)に示すように、上方から見下ろした平面視において、正方形状となっている。
第2支持手段20は、上面が第2支持面21Aとされ、第1支持テーブル11を囲って所定の間隔DTを形成する開口部21Bが形成された第2支持テーブル21を備えている。
第2支持手段20に形成された開口部21Bには、シート切断手段30が切断刃32を接着シート基材ABに突き刺す突き刺し位置P1〜P8および、シート切断手段30が切断刃32を接着シート基材ABから抜き取る抜き取り位置D1〜D8の両方の位置に、所定の間隔DTを拡張する拡張部EPが形成されている。
拡張部EPは、正方形状の開口部21Bから第2支持面21Aを切り欠くようにして形成されており、突き刺し位置P1〜P8に対応して開口部21Bの各辺部の中央部にそれぞれ形成された4箇所の突き刺し拡張部EP1と、抜き取り位置D1〜D8に対応させて開口部21Bの各角部にそれぞれ形成された4箇所の抜き取り拡張部EP2とを含む。
シート切断手段30は、複数のアームによって構成され、その作業範囲内において、作業部である先端アーム31Aで支持したものを何れの位置、何れの角度にでも変位可能な駆動機器としての所謂多関節ロボット31と、ブラケット32Aを介して先端アーム31Aに支持され、接着シート基材ABを切断する切断部材としての切断刃32とを備え、当該切断刃32を所定の間隔DTに沿って移動させて接着シート基材ABを切断する構成とされている。
シート貼付手段40は、接着シート基材ABが帯状の剥離シートRLに仮着された原反RSを支持する支持ローラ41と、原反RSを案内するガイドローラ42と、剥離縁43Aで剥離シートRLを折り返し、当該剥離シートRLから接着シート基材ABを剥離する剥離手段としての剥離板43と、第2支持手段20および被着体WKに接着シート基材ABを押圧して貼付する押圧手段としての押圧ローラ44と、駆動機器としての回動モータ45Aの図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ45Bとで剥離シートRLを挟み込む駆動ローラ45と、図示しない駆動機器の出力軸に支持され、シート貼付装置EA1の自動運転が行われている間、ピンチローラ45Bとの間に存在する剥離シートRLに常に所定の張力を付与し、当該剥離シートRLを回収する回収手段としての回収ローラ46と、スライダ47Aでシート支持装置EAを支持する駆動機器としてのリニアモータ47とを備えている。
以上のシート支持装置EAが採用されたシート貼付装置EA1の動作を説明する。
先ず、図1(A)中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート貼付装置EA1に対し、当該シート貼付装置EA1の使用者(以下、単に「使用者」という)が同図のように原反RSをセットした後、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。すると、シート貼付手段40が回動モータ45Aを駆動し、原反RSを繰り出し、先頭の接着シート基材ABの繰出方向先端部が剥離板43の剥離縁43Aで所定長さ剥離されると、回動モータ45Aの駆動を停止する。
次いで、使用者または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段が、図1(A)に示すように、第1支持面11A上に被着体WKを載置すると、第1支持手段10が図示しない減圧手段を駆動し、当該第1支持面11Aでの被着体WKの吸着保持を開始する。その後、シート貼付手段40がリニアモータ47を駆動し、シート支持装置EAを左方に移動させ、当該シート支持装置EAが所定の位置に到達すると、回動モータ45Aを駆動し、当該シート支持装置EAの移動速度に合わせて原反RSを繰り出す。これにより、接着シート基材ABが剥離シートRLから剥離され、当該剥離シートRLから剥離された接着シート基材ABは、図1(A)中二点鎖線で示すように、押圧ローラ44によって、第2支持面21Aおよび被着体WKの上面に押圧されて貼付される。次に、先頭の接着シート基材ABに次ぐ次の接着シート基材ABの繰出方向先端部が、剥離板43の剥離縁43Aで所定長さ剥離されると、シート貼付手段40が回動モータ45Aの駆動を停止する。
そして、第2支持面21Aおよび被着体WKに接着シート基材AB全体が貼付され、シート支持装置EAがシート切断手段30の作業範囲内に到達すると、シート貼付手段40がリニアモータ47の駆動を停止した後、シート切断手段30が以下の第1切断動作から第4切断動作を実施する。
すなわち、第1切断動作は、シート切断手段30が多関節ロボット31を駆動し、図1(B)に示す後方の突き刺し拡張部EP1内の第1突き刺し位置P1に切断刃32を位置させ、当該切断刃32を接着シート基材ABに突き刺す。その後、シート切断手段30が多関節ロボット31を駆動し、切断刃32を被着体WKの後方の外縁に接近させた後、所定の間隔DTに沿って右方へ移動させ、図1(B)に示す右後方の抜き取り拡張部EP2内の第1抜き取り位置D1に切断刃32を位置させることで、接着シート基材ABに第1切込CU1を形成する。
次に、シート切断手段30が多関節ロボット31を駆動し、接着シート基材ABから切断刃32を抜き取った後、図1(B)中二点鎖線で示す後方の突き刺し拡張部EP1内の第2突き刺し位置P2に切断刃32を位置させ、当該切断刃32を接着シート基材ABに突き刺す。そして、シート切断手段30が多関節ロボット31を駆動し、切断刃32を被着体WKの後方の外縁に接近させた後、所定の間隔DTに沿って左方へ移動させ、図1(B)中二点鎖線で示すように、左後方の抜き取り拡張部EP2内の第2抜き取り位置D2に切断刃32を位置させることで、接着シート基材ABに第2切込CU2を形成する。次いで、シート切断手段30が多関節ロボット31を駆動し、接着シート基材ABから切断刃32を抜き取り、第1切断動作が完了する。
その後、シート切断手段30が多関節ロボット31を駆動し、図1(C)〜(E)に示すように、第1切断動作と同じ要領で第2切断動作〜第4切断動作を行い、図1(E)に示すように、接着シート基材ABから被着体WKに貼付された接着シートASを形成し、被着体WKに接着シートASが貼付された一体物UPを形成する。
なお、第2切断動作〜第4切断動作は、第1切断動作に対し、第3〜第8切込CU3〜CU8を形成する位置が異なるだけで、基本的な動作は、当該第1切断動作と同じなので、図示のみで詳細な動作説明は省略する。
一体物UPが形成されると、シート切断手段30が多関節ロボット31を駆動し、切断刃32を初期位置に復帰させるとともに、第1支持手段10が図示しない減圧手段の駆動を停止し、第1支持面11Aでの被着体WKの吸着保持を解除する。次に、使用者または図示しない搬送手段が一体物UPを次工程に搬送した後、接着シートASが切り抜かれた接着シート基材ABを第2支持面21A上から剥離して破棄すると、シート貼付手段40がリニアモータ47を駆動し、シート支持装置EAを初期位置に復帰させ、以降上記同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、第2支持手段20が所定の間隔DTを拡張する拡張部EPを有するので、シート切断手段30が切断刃32を接着シート基材ABに突き刺す際や、シート切断手段30が切断刃32を接着シート基材ABから抜き取る際に、切断刃32が第1支持手段10や第2支持手段20と干渉するおそれがなくなるため、シート切断手段30が切断刃32を移動させる移動速度を低下させなくてもよく、所定の間隔DTを狭くしても、単位時間当たりに接着シートASを切断する切断能力が低下することを防止することができる。
本考案における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、シート切断手段は、接着シート基材を切断する切断部材を所定の間隔に沿って移動させて接着シート基材を切断して所定形状の接着シートを形成可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
第1支持手段10は、平面視において、被着体WKの外縁と同じ大きさの外縁を有している第1支持面11Aを備えていてもよいし、被着体WKの外縁よりも大きな外縁を有している第1支持面11Aを備えていてもよいし、被着体WKの外縁よりも小さな外縁を有している第1支持面11Aを備えていてもよいし、平面視において、長方形、円形、楕円形または三角形以上の多角形等どのような形状の第1支持面11Aを備えていてもよいし、第1支持面11Aで吸着保持ができなくてもよいし、被着体WKを支持した際、当該被着体WKの被着面(上面)と第2支持面21Aとが同一平面内に位置しても同一平面内に位置しなくてもよい。
第2支持手段20は、平面視において、長方形、円形、楕円形、三角形以上の多角形等どのような形状の所定の間隔DTを形成してもよいし、第1支持手段10と一体であっても別体であってもよいし、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な第2支持面21Aを備えていてもよい。
シート切断手段30は、切断部材として接着シート基材ABを切断可能なものであればどのようなものが採用されてもよく、例えば、切断刃32の延出方向(図1(A)の状態におけるZ軸方向)に対し、峰が平行で刃先が傾斜した切断刃32が採用されてもよいし、切断刃32の延出方向に対し、刃先が平行で峰が傾斜した切断刃32が採用されてもよいし、切断刃32の延出方向に対し、刃先および峰の両方が傾斜した所謂両刃の切断刃32が採用されてもよいし、丸刃や鋸刃等のその他の形状の切断刃32が採用されてもよいし、ニクロム線や金属線等の電熱線や、ワイヤやベルト等の線状刃物等が採用されてもよいし、ブラケット32Aに支持されていなくてもよいし、切断刃32を移動させずにまたは移動させつつ、第1支持手段10および第2支持手段20を移動させて接着シート基材ABを切断してもよいし、切断刃32における切先側が被着体WKから遠ざかる方向に当該切断刃32を傾斜させて接着シート基材ABを切断してもよいし、同切先側が被着体WKに接近する方向に当該切断刃32を傾斜させて接着シート基材ABを切断してもよいし、同切先側が被着体WKから遠ざかる方向または接近する方向にも傾斜させることなく接着シートASを切断してもよいし、被着体WKの外縁と同形状となるように接着シート基材ABを切断してもよいし、被着体WKの外縁よりも被着体WKから離れた位置で接着シート基材ABを切断してもよいし、被着体WKの外縁よりも内側で接着シート基材ABを切断してもよいし、被着体WKの外縁の形状とは関係なく接着シート基材ABを切断してもよいし、接着シート基材ABのみを切断してもよいし、接着シート基材ABおよび被着体WKの両方を切断してもよいし、切断刃32を着脱可能または着脱不能な構成でもよいし、切断刃32の着脱を自動で行ったり、人手で行ったり、他の装置で行ったりしてもよいし、被着体WKや一体物UPを搬送する被着体搬送手段や、接着シートASが切り抜かれた接着シート基材ABを第2支持面21A上から剥離する剥離手段として機能してもよい。
シート切断手段30は、第1〜第4切断動作の順番は、どのような順番でもよく、例えば、最初に第2切断動作を行った後、第4→第3→第1切断動作の順番で接着シートASを形成してもよいし、第1〜第8の切込CU1〜CU8を形成する順番は、どのような順番でもよく、例えば、最初に第2の切込CU2を形成した後、第4→第6→第8→第1→第3→第5→第7の切込の順番で接着シートASを形成してもよいし、例えば、前記実施形態と同様にして第1切込CU1を形成した後、第1抜き取り位置D1で接着シート基材ABから切断刃32を抜き取ることなく(抜き取ってもよい)、切断刃32をZ軸中心に180度反転させ(180度反転させることなく両刃の切断刃を用いてもよい)、当該切断刃32を第1抜き取り位置D1から第2抜き取り位置D2に移動させ、当該第2抜き取り位置D2で接着シート基材ABから切断刃32を抜き取る要領で、所定の間隔DTに沿って当該接着シートを切断して接着シートASを形成してもよいし、本考案のシート支持装置EAに備わっていてもよいし、備わっていなくてもよく、本考案のシート支持装置EAに備わっていない場合、他の装置であるシート切断手段(シート切断装置)や他の装置の一部を構成するシート切断手段(シート切断装置)等で、接着シート基材ABを切断し、当該接着シート基材ABから所定形状の接着シートASを形成すればよい。
シート貼付手段40は、Z軸を中心にシート支持装置EAを回転させる駆動機器を採用し、第1、第2切込CU1、CU2を形成した後、Z軸を中心にシート支持装置EAを90度ずつ回転させ、シート切断手段30が第1、第2切込CU1、CU2を形成した位置で、第3〜第8切込CU3〜CU8を形成するようにしてもよいし、帯状の接着シート基材を第2支持面21Aおよび被着体WKの上面に貼付する構成でもよいし、支持ローラ41やガイドローラ42等の各ローラの代わりに板状部材やシャフト部材等で原反RSを支持したり案内したりしてもよいし、原反RSを巻回することなく例えばファンフォールド折りにして支持してもよいし、剥離シートRLを巻回することなく例えばファンフォールド折りにしたり、シュレッダ等で切り刻んだりして回収してもよいし、巻回したりファンフォールド折りにしたりすることなく単に集積して剥離シートRLを回収してもよいし、剥離シートRLを回収しなくてもよいし、シート支持装置EAを移動させずにまたは移動させつつ、剥離板43、押圧ローラ44、駆動ローラ45等を移動させ、第2支持面21Aおよび被着体WKに接着シート基材ABを押圧して貼付してもよいし、本考案のシート支持装置EAに備わっていてもよいし、備わっていなくてもよく、シート貼付手段40が本考案のシート支持装置EAに備わっていてない場合、例えば、シート貼付手段40以外の装置や人手で、外縁からはみ出すように接着シート基材ABが貼付された被着体WKを用意し、当該被着体WKが第1支持面11A側となるように、または、接着シート基材ABが第1支持面11A側となるようにして、当該接着シート基材ABを第1支持面11Aおよび第2支持面21A上に載置してもよいし、被着体WKを介することなく接着シート基材ABを第1支持面11Aおよび第2支持面21A上で直接支持してもよい。
拡張部EPは、前記実施形態では、第2支持手段20のみに備わっている場合を例示したが、第1支持手段10のみに備わっていてもよいし、第1支持手段10および第2支持手段20の両方に備わっていてもよい。なお、拡張部EPが第1支持手段10に備わっている場合、突き刺し拡張部EP1は、第1支持テーブル11の各辺部の中央部から第1支持面11Aを切り欠くようにして形成されればよいし、抜き取り拡張部EP2は、第1支持テーブル11の各角部から第1支持面11Aを切り欠くようにして形成されればよい。
拡張部EPは、突き刺し位置P1に対応する突き刺し拡張部と、突き刺し位置P2に対応する突き刺し拡張部とが別々に設けられてもよいし(その他の突き刺し位置P3〜P8に対応する突き刺し拡張部も同じ)、抜き取り位置D2に対応する抜き取り拡張部と、抜き取り位置D3に対応する抜き取り拡張部とが別々に設けられてもよいし(その他の抜き取り位置D1、D4〜D8に対応する抜き取り拡張部も同じ)、突き刺し拡張部EP1のみでもよいし、抜き取り拡張部EP2のみでもよいし、平面視において円弧状、コ字状、U字状、V字状等どのような形状でもよい。
拡張部EPは、例えば、所定の間隔DTが平面視で円形や楕円形の場合、1つでもよいし2つ以上でもよく、1つの場合、当該拡張部EPは、突き刺し拡張部EP1と抜き取り拡張部EP2との両方として使用されてもよいし、例えば、所定の間隔DTが平面視で多角形であってとしても、切断部材を接着シート基材ABから1度も抜き取ることなく接着シートASを形成する場合、1つでもよいし、例えば、前記実施形態で例示した抜き取り拡張部EP2の位置で切断刃32を接着シート基材ABに突き刺すことで、当該抜き取り拡張部EP2を突き刺し拡張部としてもよいし、前記実施形態で例示した突き刺し拡張部EP1の位置で切断刃32を接着シート基材ABから抜き取ることで、当該突き刺し拡張部EP1を抜き取り拡張部としてもよいし、突き刺し拡張部EP1の位置や抜き取り拡張部EP2の位置は、前記実施形態で説明した位置からずれていてもよく、所定の間隔DTを拡張することができる位置であればどこに設けられてもよいし、被着体WKが第1支持面11Aより小さい場合、当該被着体WKの外縁よりも外側に位置していてもよい。
シート支持装置EAは、シート貼付装置EA1以外に、例えば、接着シートASを積層するシート積層装置や、接着シートASに印字や塗布を行う印刷装置等の他の装置に用いられてもよいし、シート切断手段30とでシート切断装置を形成してもよいし、シート貼付装置EA1や他の装置等に用いられることなく、単独で用いられてもよい。
接着シート基材ABは、剥離シートRLが仮着されていなくてもよい。
本考案における接着シート基材AB、接着シートASおよび被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シート基材ABや接着シートASは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性の接着シート基材ABや接着シートASが採用された場合は、当該接着シート基材ABや接着シートASを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、このような接着シート基材ABや接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層との間に中間層を有するもの、基材の上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材を接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シート基材ABや接着シートASは、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、2軸または3軸以上の関節を備えた多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材(被保持部材)を支持(保持)するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしたりしてもよい。
EA シート支持装置
10 第1支持手段
11A 第1支持面
20 第2支持手段
21A 第2支持面
EP 拡張部
30 シート切断手段
32 切断刃(切断部材)
AB 接着シート基材
AS 接着シート
DT 所定の間隔
D1〜D8 抜き取り位置
P1〜P8 突き刺し位置
本考案のシート支持装置EAは、接着シート基材ABをシート切断手段30で切断して所定形状の接着シートAS(図1(E)参照)を形成する際、当該接着シート基材ABを支持する装置であって、接着シート基材ABを支持する第1支持面11Aを有する第1支持手段10と、第1支持面11Aに対して所定の間隔DTをおき、接着シート基材ABの前記第1支持面11Aからはみ出した部分を支持する第2支持面21Aを有する第2支持手段20とを備え、接着シート基材ABを切断するシート切断手段30と、接着シート基材ABを被着体WKに貼付するシート貼付手段40とでシート貼付装置EA1を形成している。
なお、本実施形態では、第1支持手段10は、被着体WKを介して接着シート基材ABを第1支持面11Aで支持する構成となっている。

Claims (1)

  1. 接着シート基材をシート切断手段で切断して所定形状の接着シートを形成する際、当該接着シート基材を支持するシート支持装置において、
    前記接着シート基材を支持する第1支持面を有する第1支持手段と、
    前記第1支持面に対して所定の間隔をおき、当該第1支持面からはみ出した前記接着シート基材部分を支持する第2支持面を有する第2支持手段とを備え、
    前記シート切断手段は、前記接着シート基材を切断する切断部材を前記所定の間隔に沿って移動させて前記接着シート基材を切断する構成とされ、
    前記第1支持手段および第2支持手段のうち少なくとも一方は、前記シート切断手段が前記切断部材を前記接着シート基材に突き刺す突き刺し位置および、前記シート切断手段が前記切断部材を前記接着シート基材から抜き取る抜き取り位置のうち少なくとも一方の位置に、前記所定の間隔を拡張する拡張部を有することを特徴とするシート支持装置。
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