JP6965036B2 - シート貼付装置および貼付方法 - Google Patents
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なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。
先ず、各部材が図1中実線で示す初期位置に待機しているシート貼付装置10に対し、当該シート貼付装置10の使用者(以下、単に「使用者」という)が原反RSを同図中実線で示すようにセットする。そして、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して自動運転が指示され、使用者または、コンベアや駆動機器等の図示しない搬送手段がテーブル71の支持面71A上にウエハWFが載置すると、支持手段70が図示しない減圧手段を駆動し、支持面71AでウエハWFを吸着保持する。
繰出手段20は、支持ローラ21や回収ローラ26をフレーム27で支持させてもよいし、張力検出手段として、圧力センサやレギュレータ等、接着シートASの張力を測定可能なものであれば何を採用してもよいし、支持ローラ21を駆動およびロック可能な駆動機器で支持する構成として直動モータ23を省いてもよい。
繰出手段20は、上下方向と左右方向との2つの出力軸を有する単一の駆動機器でフレーム27を移動させてもよいし、リニアモータ28、29を上下方向および左右方向の各々に対して傾斜して延設してもよいし、それらを互いに直交しない方向に延設してもよいし、リニアモータ29のスライダでリニアモータ28を支持し、リニアモータ28のスライダ28Aでフレーム27を支持してもよいし、リニアモータ28、29を採用することなく、押圧ローラ34の右方への移動に伴い、支持ローラ21から原反RSを繰り出す構成としてもよい。
垂れ下がり防止手段60は、図1中二点鎖線で示すように、ノズル61を支持手段70に設けてもよいし、接着シートASの貼付開始位置よりも接着シートASの繰出方向下流側に設けてもよく、接着シートASの下方や接着シートASの繰出方向上流側から垂れ下がった接着シートASに向けて気体を吹き付けてもよい。
垂れ下がり防止手段は、接着シートASの幅方向中央部を吸着パッドやベルヌーイ吸着等の保持手段で保持して持ち上げたり、接着シートASの幅方向両端部をメカチャックやチャックシリンダ等の把持手段で把持して持ち上げたり、接着シートASの接着面側からローラや棒等の部材で突き上げたりして、接着シートASの垂れ下がりを防止してもよい。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
前記実施形態において、ローラが採用されている場合、各ローラを回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、各ローラの表面をゴムや樹脂等の弾性変形が可能な部材で構成してもよいし、各ローラを弾性変形しない部材で構成してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材が採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等による押圧部材を採用したり、大気やガス等のエアの吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧手段や押圧部材の押圧部をゴムや樹脂等の弾性変形が可能な部材で構成してもよいし、弾性変形しない部材で構成してもよいし、剥離手段や剥離部材が採用されている場合、板状部材、丸棒、ローラ等で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材を支持または保持する構成のものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断刃が採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等の切断部材を採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断部材を移動させて切断するようにしたりしてもよい。
20 繰出手段
30 押圧手段
40 切断手段
50 巻取手段
60 垂れ下がり防止手段
61 気体吹付手段
62 供給手段
AS 接着シート
CU 孔
US 不要シート
WF ウエハ(被着体)
WF1 被着面
Claims (3)
- 被着体の被着面に臨む位置に接着シートを繰り出す繰出手段と、
繰り出された接着シートを前記被着面に押圧して貼付する押圧手段と、
前記被着面に貼付された接着シートを貫通する閉ループ状の切込を設け、前記切込の外側に不要シートを形成する切断手段と、
前記不要シートを巻き取る巻取手段と、
前記繰出手段で前記被着面に臨む位置に繰り出された接着シートが、前記切込によって前記不要シートに形成された孔の周縁部の弛みにより垂れ下がることを防止する垂れ下がり防止手段とを備えていることを特徴とするシート貼付装置。 - 前記垂れ下がり防止手段は、前記接着シートに気体を吹き付ける気体吹付手段と、前記気体吹付手段に前記気体を供給する供給手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート貼付装置。
- 被着体の被着面に臨む位置に接着シートを繰り出す繰出工程と、
繰り出された接着シートを前記被着面に押圧して貼付する押圧工程と、
前記被着面に貼付された接着シートを貫通する閉ループ状の切込を設け、前記切込の外側に不要シートを形成する切断工程と、
前記不要シートを巻き取る巻取工程と、
前記繰出工程で前記被着面に臨む位置に繰り出された接着シートが、前記切込によって前記不要シートに形成された孔の周縁部の弛みにより垂れ下がることを防止する垂れ下がり防止工程とを備えていることを特徴とするシート貼付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017120420A JP6965036B2 (ja) | 2017-06-20 | 2017-06-20 | シート貼付装置および貼付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017120420A JP6965036B2 (ja) | 2017-06-20 | 2017-06-20 | シート貼付装置および貼付方法 |
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Family Applications (1)
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JP2017120420A Active JP6965036B2 (ja) | 2017-06-20 | 2017-06-20 | シート貼付装置および貼付方法 |
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