JP3221291U - 商品陳列表示具および商品陳列棚 - Google Patents
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Abstract
【課題】バーフックに装着され、宣伝広告対象の商品と関連する表示部を備えて、商品の購買意欲を高めさせることができる商品陳列表示具および商品陳列棚を提供する。【解決手段】商品陳列表示具1は、隣接する少なくとも2本のバーフック13を利用して、各バーフック13に掛け渡されて取り付けられる取り付け部2と、この取り付け部2に連結されて、バーフック13の先端延伸方向に向かって形成された側面板3L,3Rとが備えられ、この側面板3L,3Rには宣伝広告対象の商品と関連する表示がなされている。商品陳列表示具1を取り付けたバーフック13の先端部側に、宣伝広告対象の商品が吊り下げられて陳列される。【選択図】図4
Description
この考案は、例えば筆記具などの商品を吊り下げ陳列する際に、特定の商品についての宣伝広告効果を高めるために利用可能な筆記具用の商品陳列表示具および商品陳列棚に関する。
例えば、コンビニエンスストアや文具店などにおいては、店頭において筆記具の商品を陳列販売する形式として、商品吊り下げ用バーフックを利用して、商品を収容したブリスターパックや包装袋を吊り下げて陳列販売する手段が採用されている。
その一例が特許文献1に開示されている。
その一例が特許文献1に開示されている。
この陳列販売手段によると、向かって上下左右方向に多数配列されたバーフックに対して、ブリスターパックなどの上端部に形成した吊下げ孔を通して商品が吊り下げられる。 この場合、バーフック単位で商品が分けられて吊り下げられるものの、その前面から数ある商品を見た場合、それぞれ異なる商品間の識別がし難いという問題がある。
そこで、特定な商品と関連する宣伝広告を含む表示を施した表示片(札)が取り付けられるようにした陳列表示具が特許文献2に開示されている。
この特許文献2に開示された表示片によると、く字状に折り曲げられた表示片の両端部に切り込み溝がそれぞれ施される。そして、宣伝広告をしようとする商品が収容されたポケットの前面板に、前記表示片の切り込み溝を装着させることで、表示片を特定のポケットの前面板を覆うようにして取り付けることができる。
この特許文献2に開示された表示片によると、く字状に折り曲げられた表示片の両端部に切り込み溝がそれぞれ施される。そして、宣伝広告をしようとする商品が収容されたポケットの前面板に、前記表示片の切り込み溝を装着させることで、表示片を特定のポケットの前面板を覆うようにして取り付けることができる。
この特許文献2に開示された表示片によると、商品が収容されたポケットの前面板に装着された状態の表示片を、前面板から上に向かって引き抜くことで、表示片を容易に取り外すことができる。このために、例えば来店したユーザのいたずらなどを受けて、表示片を隣接するポケットに、もしくはそれよりも離れたポケットの前面板部分に移し代えるなどの操作が容易に行えるという問題が生ずる。
一方、特定な商品と関連する宣伝広告、もしくは商品の案内などを記載した案内表示板が、陳列面の手前側に向かって陳列面に対してほぼ直角方向に突出するように取り付けられる表示具が特許文献3に開示されている。
この特許文献3に開示された表示具においても、陳列棚の仕切り板を跨ぐスリットが設けられ、このスリットが仕切り板に装着されることにより表示具が取り付けられるように構成されている。このために、特許文献2に開示された表示片と同様に、表示具が陳列棚から容易に取り外すことができる。
したがって、表示具が陳列棚の他の位置に安易に移し代えられるなどの問題を有している点においては、特許文献2に開示された表示片と同様である。
したがって、表示具が陳列棚の他の位置に安易に移し代えられるなどの問題を有している点においては、特許文献2に開示された表示片と同様である。
この考案は、前記した問題点に着目してなされたものであり、例えば1枚の厚紙を利用して成形が可能であり、商品吊り下げ用のバーフックに対して装着されることで、いたずらなどによる位置の移し替えの問題を避けることができると共に、宣伝広告対象の商品と関連する表示部を形成して、商品の購買意欲を高めさせることができる商品陳列表示具および商品陳列棚を提供することを主要な目的とするものである。
前記した課題を解決するためになされたこの考案に係る商品陳列表示具は、隣接する少なくとも2本のバーフックを利用して、各バーフックに掛け渡されて取り付けられる取り付け部と、前記取り付け部に連結されて、前記バーフックの先端延伸方向に向かって形成された側面板とが備えられ、前記側面板に、宣伝広告対象の商品と関連する表示がなされていることを特徴とする。
この場合、前記取り付け部には、前記バーフックの長手方向に沿って、所定の間隔をおいてバーフックにそれぞれ取り付けられる互いに連結された背面板と前面板とを有し、前記背面板と前面板との間隔が5mm以上に設定されていることが望ましい。
また、前記背面板と前面板のそれぞれには、前記バーフックに挿通される通し孔がバーフックごとに、もしくは隣接する少なくとも2本のバーフックが挿通される連通した長孔が形成された構成を好適に採用することができる。
また、前記背面板と前面板のそれぞれには、前記バーフックに挿通される通し孔がバーフックごとに、もしくは隣接する少なくとも2本のバーフックが挿通される連通した長孔が形成された構成を好適に採用することができる。
一方、前記した課題を解決するためになされたこの考案に係る商品陳列棚は、多数のバーフックを備え、各バーフックの先端延伸方向が一方向に向かって配列されると共に、隣接する少なくとも2本のバーフックを利用して、前記商品陳列表示具を取り付けた商品陳列棚であって、前記商品陳列表示具を取り付けたバーフックの先端部側に、前記商品陳列表示具に表示された宣伝広告対象の商品を吊り下げ陳列したことを特徴とする。
この場合、一つの好ましい形態においては、前記商品陳列表示具を取り付けたバーフックの先端部側に吊り下げ陳列された商品が、熱変色性筆記具であり、前記商品陳列表示具が取り付けられないバーフックに吊り下げ陳列された商品が、非熱変色性筆記具になされる。
この考案に係る前記した商品陳列表示具によると、少なくとも2本のバーフックを利用して、取り付け部が各バーフックに掛け渡されて取り付けられるので、前記取り付け部に連結されてバーフックの先端延伸方向に向かって形成された表示用の側面板は、安定した姿勢を保った状態を維持することができる。
そして、この商品陳列表示具によると、過大な占有面積を要することなくバーフックを利用して取り付けることができると共に、後述するとおり一枚の厚紙等で成形することが可能であることから、コストの高騰を招くことなく提供可能となる。
そして、この商品陳列表示具によると、過大な占有面積を要することなくバーフックを利用して取り付けることができると共に、後述するとおり一枚の厚紙等で成形することが可能であることから、コストの高騰を招くことなく提供可能となる。
また、この商品陳列表示具を利用した商品陳列棚によると、バーフックに取り付け部を取り付けた状態で、そのバーフックの先端部側に、陳列表示具に表示された宣伝広告対象の商品を吊り下げ陳列するようになされるので、商品陳列表示具のみが例えば第三者によって安易に移し替えられるのを防ぐことができる。
さらに、商品陳列表示具の宣伝広告等が標記された側面板は、バーフックの先端延伸方向に向かって形成されるので、これが人目につき易く、特定な陳列商品についての宣伝広告効果を一層高めることに寄与できる。
さらに、商品陳列表示具の宣伝広告等が標記された側面板は、バーフックの先端延伸方向に向かって形成されるので、これが人目につき易く、特定な陳列商品についての宣伝広告効果を一層高めることに寄与できる。
この考案に係る商品陳列表示具およびこれを用いた商品陳列棚について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
この商品陳列表示具1は、商品陳列棚に配置された多数のバーフックのうち、少なくとも左右に隣接する2本のバーフックを利用して取り付けられる。
そして、この商品陳列表示具1は、中央部に形成されたバーフックへの取り付け部2と、この取り付け部2の両外側に連結され、バーフックの先端延伸方向に向って折り曲げられる一対の表示用の側面板3とにより、概ねコ字状に形成される。
この商品陳列表示具1は、商品陳列棚に配置された多数のバーフックのうち、少なくとも左右に隣接する2本のバーフックを利用して取り付けられる。
そして、この商品陳列表示具1は、中央部に形成されたバーフックへの取り付け部2と、この取り付け部2の両外側に連結され、バーフックの先端延伸方向に向って折り曲げられる一対の表示用の側面板3とにより、概ねコ字状に形成される。
先ず、図1は商品陳列表示具1の展開図を示しており、これは好ましくは肉厚が、0.1〜0.5mmの一枚の厚紙を用いて形成される。
図1に示す中央部はバーフックへの取り付け部2を形成するものであり、図1に示す状態において上から下に向かって、背面板2a、下縁板2b、前面板2c、上縁板2d、貼着板2eが、互いに平行になされた破線で示す90度の谷折り線をそれぞれ介して連結されている。
そして、図1における背面板2aと前面板2cのそれぞれの上下方向の幅は等しく設定され、下縁板2bと上縁板2dのそれぞれの上下方向の幅は等しく設定されている。
図1に示す中央部はバーフックへの取り付け部2を形成するものであり、図1に示す状態において上から下に向かって、背面板2a、下縁板2b、前面板2c、上縁板2d、貼着板2eが、互いに平行になされた破線で示す90度の谷折り線をそれぞれ介して連結されている。
そして、図1における背面板2aと前面板2cのそれぞれの上下方向の幅は等しく設定され、下縁板2bと上縁板2dのそれぞれの上下方向の幅は等しく設定されている。
また、背面板2aの両外側には、破線で示す90度の谷折り線をそれぞれ介して、一対の側面板3が、連結されている。なお、向かって左側の側面板3は、符号3Lで示しており、向かって右側の側面板3は、符号3Rで示している。これらは左右対称に形成されている。
さらに、前面板2cの両外側には、一点鎖線で示す90度の山折り線をそれぞれ介して、左貼着板2fと右貼着板2gが連結されている。
さらに、前面板2cの両外側には、一点鎖線で示す90度の山折り線をそれぞれ介して、左貼着板2fと右貼着板2gが連結されている。
加えて、左貼着板2fと左側面板3Lとの間、さらに下縁板2bと左側面板3Lとの間に至る領域には、左切り込み部4aが施されて切り放されており、同様に右貼着板2gと右側面板3Rとの間、さらに下縁板2bと右側面板3Lとの間に至る領域には、右切り込み部4bが施されて切り放されている。
一方、背面板2aには長手方向のほぼ中央部に沿って、長孔5aが施されている。また、前面板2cにも長手方向に沿って長孔5bが施されている。
なお、前面板2cに形成された長孔5bは、背面板2aの長孔5aと同一形状並びに同一寸法になされているが、前面板2cへの形成位置は、図1に示すように下縁板2bに近寄った位置にシフトされて形成されている。この例においては、そのシフト量は5mmになされているが、これは、1mm以上とすることが好ましい。そのようにすることで、バーフックに挿入した際に、前面板2cが上向きとなり、人の目に付きやすくなるため、ディスプレー性を向上させることができる。
そして、前記した長孔5aおよび5bは、後述するとおり、商品陳列棚に配置された左右に隣接する2本のバーフックが挿入できるような長さ寸法に形成されている。
なお、前面板2cに形成された長孔5bは、背面板2aの長孔5aと同一形状並びに同一寸法になされているが、前面板2cへの形成位置は、図1に示すように下縁板2bに近寄った位置にシフトされて形成されている。この例においては、そのシフト量は5mmになされているが、これは、1mm以上とすることが好ましい。そのようにすることで、バーフックに挿入した際に、前面板2cが上向きとなり、人の目に付きやすくなるため、ディスプレー性を向上させることができる。
そして、前記した長孔5aおよび5bは、後述するとおり、商品陳列棚に配置された左右に隣接する2本のバーフックが挿入できるような長さ寸法に形成されている。
さらに、図1に示す取り付け部2側の貼着板2eの裏側には、粘着剤が施されると共に、この粘着剤をカバーする剥離シールが貼着されている。
また、取り付け部2に連結する左貼着板2fと右貼着板2gの前面には、図には示されていないが、それぞれ粘着剤が施されると共に、この粘着剤をカバーする剥離シールがそれぞれ貼着されている。
また、取り付け部2に連結する左貼着板2fと右貼着板2gの前面には、図には示されていないが、それぞれ粘着剤が施されると共に、この粘着剤をカバーする剥離シールがそれぞれ貼着されている。
図2は、前記した背面板2a、下縁板2b、前面板2c、上縁板2d、貼着板2eによって、取り付け部2を成形した状態を示している。
この取り付け部2を成形するにあたっては、図1に示す貼着板2eに施された粘着剤をカバーする剥離シールが剥がされ、取り付け部2の各板を連結する90度の谷折り線がそれぞれ折り曲げられる。
そして、貼着板2eを背面板2aの縁部に沿って貼り付けることで、四枚の各板が環状に連結されて、図2に示す状態の取り付け部2が形成される。
この取り付け部2を成形するにあたっては、図1に示す貼着板2eに施された粘着剤をカバーする剥離シールが剥がされ、取り付け部2の各板を連結する90度の谷折り線がそれぞれ折り曲げられる。
そして、貼着板2eを背面板2aの縁部に沿って貼り付けることで、四枚の各板が環状に連結されて、図2に示す状態の取り付け部2が形成される。
図3は、中央の取り付け部2に対して、左右の表示用側面板3L,3Rを手前に折り曲げて、全体がコ字状に成形された商品陳列表示具1の完成状態を示している。
この商品陳列表示具1を成形するにあたっては、図2に示す状態の左貼着板2fおよび右貼着板2gに施された粘着剤をカバーする剥離シールがそれぞれ剥される。
続いて、背面板2aに連結された左右の表示用側面板3L,3Rを、それぞれ手前に向かって90度折り曲げることで、左貼着板2fおよび右貼着板2gが、粘着剤によって左右の側面板3L,3Rの折り曲げ部近傍にそれぞれ貼り付き、図3に示す状態の商品陳列表示具1が成形される。
この商品陳列表示具1を成形するにあたっては、図2に示す状態の左貼着板2fおよび右貼着板2gに施された粘着剤をカバーする剥離シールがそれぞれ剥される。
続いて、背面板2aに連結された左右の表示用側面板3L,3Rを、それぞれ手前に向かって90度折り曲げることで、左貼着板2fおよび右貼着板2gが、粘着剤によって左右の側面板3L,3Rの折り曲げ部近傍にそれぞれ貼り付き、図3に示す状態の商品陳列表示具1が成形される。
これにより、中央の取り付け部2は、左右の側面板3L,3Rを含めた直方体形状の六面体により構成することができる、したがって、取り付け部2および左右の側面板3L,3Rを含めて、安定した形態を保つことができる商品陳列表示具1を得ることができる。 なお、左右の側面板3L,3Rの表裏両面には、宣伝広告対象の商品に関連する表示が予め印刷により施されていることが望ましく、これを図4および図5に示すように、多数のバーフックを備えた商品陳列棚に装着して利用することで、特定の商品についての宣伝広告効果を高めるために利用することができる。
図4および図5に示すように、商品陳列棚11には、先端延伸方向が一方向(手前)に向かって配列された多数のバーフック13が備えられている。
なお、図に示す例においては図示の制約により、水平方向に配置されたバーフック取付けプレート12に対して、4本のバーフック13を備えた例を示している。しかし、このバーフック13は向かって上下方向および左右方向に、さらに多数が配列されていることは周知のとおりである。
なお、図に示す例においては図示の制約により、水平方向に配置されたバーフック取付けプレート12に対して、4本のバーフック13を備えた例を示している。しかし、このバーフック13は向かって上下方向および左右方向に、さらに多数が配列されていることは周知のとおりである。
図に示す実施の形態においては、左右2本のバーフック13を利用して、商品陳列表示具1が取り付けられる。これには、背面板2aに施された長孔5aと、前面板2cに施された長孔5bを、左右2本のバーフック13にそれぞれ通すことで、商品陳列表示具1を装着することができる。
この場合、図2(B)、図3(C)に示すように、中央の取り付け部2を正面から見た場合、背面板2aに施された長孔5aの位置に対して前面板2cに施された長孔5bの位置は、前記したとおり5mm下側にずらされている。
この場合、図2(B)、図3(C)に示すように、中央の取り付け部2を正面から見た場合、背面板2aに施された長孔5aの位置に対して前面板2cに施された長孔5bの位置は、前記したとおり5mm下側にずらされている。
したがって、前後の長孔5a,5bにバーフック13を通した場合には、図5(C)に示すように商品陳列表示具1の全体は、若干上向きの状態となるように、水平なバーフック13によって支持されることになる。これにより、左右の表示用側面板3L,3Rも、若干上向きの状態に設定される。
バーフック13に対する商品陳列表示具1の前記した上向きの装着状態を保持するには、商品陳列表示具1の取り付け部2を構成する背面板2aと前面板2cとの間隔がある程度必要である。この間隔は5mm以上となるように、背面板2aと前面板2cを結ぶ下縁板2bと上縁板2dの幅が設定されていることが望ましい。
バーフック13に対する商品陳列表示具1の前記した上向きの装着状態を保持するには、商品陳列表示具1の取り付け部2を構成する背面板2aと前面板2cとの間隔がある程度必要である。この間隔は5mm以上となるように、背面板2aと前面板2cを結ぶ下縁板2bと上縁板2dの幅が設定されていることが望ましい。
前記したように商品陳列表示具1を装着したバーフック13には、その先端部側から商品陳列表示具1に表示された宣伝広告対象の商品が吊り下げられて陳列される。
図4および図5に示す符号14Aは、宣伝広告対象の特定な商品を収容したパッケージを示しており、このパッケージ14Aの端部に形成された吊下げ孔14aがバーフック13に挿通されることにより吊り下げられる。
図4および図5に示す符号14Aは、宣伝広告対象の特定な商品を収容したパッケージを示しており、このパッケージ14Aの端部に形成された吊下げ孔14aがバーフック13に挿通されることにより吊り下げられる。
この例によると、宣伝広告対象の特定な商品を収容したパッケージ14Aは、商品陳列表示具1に形成された左右の側面板3L,3Rの間に配置されるので、その商品の現物と共に、側面板3L,3Rに記載された宣伝広告について、顧客に対して訴えることができる。
なお、前記した宣伝広告対象とする特定な商品としては、摩擦熱により変色可能な熱変色性インクが収容される熱変色性筆記具を挙げることができる。そして、筆記具の軸筒の後部、又はキャップや軸筒の先端部に設けられたゴム弾性材料で形成された摩擦体により、摩擦体を用いた擦過動作で筆跡に摩擦熱を加えることで、筆跡を変色もしくは消色させることができるものとなる。
なお、前記した宣伝広告対象とする特定な商品としては、摩擦熱により変色可能な熱変色性インクが収容される熱変色性筆記具を挙げることができる。そして、筆記具の軸筒の後部、又はキャップや軸筒の先端部に設けられたゴム弾性材料で形成された摩擦体により、摩擦体を用いた擦過動作で筆跡に摩擦熱を加えることで、筆跡を変色もしくは消色させることができるものとなる。
図に示す例においては、宣伝広告対象以外の商品(非熱変色性の筆記具)を収容したパッケージ14Bは、商品陳列表示具1に形成された側面板3L,3Rの外側に配列されたバーフック13を利用して吊り下げ陳列される。これにより、宣伝広告対象の商品および対象外の商品の区別を明確にすることができる。
以上説明したこの考案に係る商品陳列表示具および商品陳列棚によると、宣伝広告等が標記された側面板は、バーフックの先端延伸方向に向かって形成されるので、これが人目につき易く、特定な陳列商品についての宣伝広告効果を一層高めることに寄与できるなど、前記した考案の効果の欄に記載した作用効果を得ることができる。
なお、以上説明した商品陳列表示具1においては、バーフックへの取り付け部2の左右に表示用側面板3L,3Rを形成しているが、この表示用側面板は一枚を備える構成であっても同様の作用効果を得ることができる。
また、商品陳列表示具1の中央の取り付け部2には、バーフックに挿通される長孔5a,5bが形成されているが、この長孔に代えてバーフックごとに個別に通される通し孔が形成されていても良い。
また、商品陳列表示具1の中央の取り付け部2には、バーフックに挿通される長孔5a,5bが形成されているが、この長孔に代えてバーフックごとに個別に通される通し孔が形成されていても良い。
また、宣伝広告等の対象の筆記具は、本実施形態では熱変色性筆記具として表示用側面板3L,3R内に位置しているが、宣伝広告の対象、かつ表示用側面板の外に位置する筆記具と異なる形態であれば、タッチペンや複合筆記具、複式筆記具、シャープペンシル、高級品等としてもよい。
さらに、商品陳列棚に吊り下げ陳列される商品として、筆記具を例にしているが、これは筆記具に拘らずその他の商品を対象とすることができることは勿論である。
さらに、商品陳列棚に吊り下げ陳列される商品として、筆記具を例にしているが、これは筆記具に拘らずその他の商品を対象とすることができることは勿論である。
1 商品陳列表示具
2 バーフックへの取り付け部
2a 背面板
2b 下縁板
2c 前面板
2d 上縁板
2e 貼着板
2f 左貼着板
2g 右貼着板
3 表示用側面板
4a 左切り込み部
4b 右切り込み部
5a 長孔(背面板側長孔)
5b 長孔(前面板側長孔)
11 商品陳列棚
12 バーフック取付けプレート
13 バーフック
14A パッケージA(宣伝広告対象商品)
14B パッケージB(宣伝広告非対象商品)
14a 吊り下げ孔
2 バーフックへの取り付け部
2a 背面板
2b 下縁板
2c 前面板
2d 上縁板
2e 貼着板
2f 左貼着板
2g 右貼着板
3 表示用側面板
4a 左切り込み部
4b 右切り込み部
5a 長孔(背面板側長孔)
5b 長孔(前面板側長孔)
11 商品陳列棚
12 バーフック取付けプレート
13 バーフック
14A パッケージA(宣伝広告対象商品)
14B パッケージB(宣伝広告非対象商品)
14a 吊り下げ孔
Claims (5)
- 隣接する少なくとも2本のバーフックを利用して、各バーフックに掛け渡されて取り付けられる取り付け部と、
前記取り付け部に連結されて、前記バーフックの先端延伸方向に向かって形成された側面板とが備えられ、
前記側面板に、宣伝広告対象の商品と関連する表示がなされていることを特徴とする商品陳列表示具。 - 前記取り付け部には、前記バーフックの長手方向に沿って、所定の間隔をおいてバーフックにそれぞれ取り付けられる互いに連結された背面板と前面板とを有し、
前記背面板と前面板との間隔が5mm以上に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の商品陳列表示具。 - 前記背面板と前面板のそれぞれには、前記バーフックに挿通される通し孔がバーフックごとに、もしくは隣接する少なくとも2本のバーフックが挿通される連通した長孔が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の商品陳列表示具。
- 多数のバーフックを備え、各バーフックの先端延伸方向が一方向に向かって配列されると共に、隣接する少なくとも2本のバーフックを利用して、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の商品陳列表示具を取り付けた商品陳列棚であって、
前記商品陳列表示具を取り付けたバーフックの先端部側に、前記商品陳列表示具に表示された宣伝広告対象の商品を吊り下げ陳列したことを特徴とする商品陳列棚。 - 前記商品陳列表示具を取り付けたバーフックの先端部側に吊り下げ陳列された商品が、熱変色性筆記具であり、前記商品陳列表示具が取り付けられないバーフックに吊り下げ陳列された商品が、非熱変色性筆記具であることを特徴とする請求項4に記載の商品陳列棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000690U JP3221291U (ja) | 2019-02-27 | 2019-02-27 | 商品陳列表示具および商品陳列棚 |
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JP2019000690U JP3221291U (ja) | 2019-02-27 | 2019-02-27 | 商品陳列表示具および商品陳列棚 |
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Publication Number | Publication Date |
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