JP3237273U - 表示装置 - Google Patents

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JP3237273U JP2022000581U JP2022000581U JP3237273U JP 3237273 U JP3237273 U JP 3237273U JP 2022000581 U JP2022000581 U JP 2022000581U JP 2022000581 U JP2022000581 U JP 2022000581U JP 3237273 U JP3237273 U JP 3237273U
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Abstract

【課題】陳列されている関連商品群を、関連する商品グループとして消費者に認識させ易くすると同時に、関連商品群の機能を消費者に説明できる表示装置を提供する。【解決手段】販売対象のペット用商品15を吊り下げ可能な第1フック部材20及び第2フック部材21が、互いに横方向に離間して配置された店内において使用される表示装置1であって、ペット用商品15に関する情報を表示する表示部2と、少なくとも第1フック部材20と表示装置1が、横方向において重なり部分を有するように、表示装置1を固定するための固定部3と、を有し、表示装置1の横方向の長さは、第1フック部材20の横方向の中心位置から、第2フック部材21の横方向の中心位置までの長さよりも大きい。【選択図】図1

Description

本考案は、表示装置に関する。
現在、店舗等において、商品をフック部材に吊り下げて陳列する販売形態を採用しているところは多い。特許文献1には、フックハンガーに掛けられて陳列された商品の前に、商品の試供品を取り出し自在に収容する商品見本陳列装置が開示されている。
特開2006-75228号
特許文献1においては、フック部材に掛けられた商品の取り外しの妨げとならないように試供品を展示することや、フック部材の先端部に取り付けられた値札によって商品の値段を表示することは可能であるが、複数の関連商品群を説明するために複数のフック部材を跨がる形態で設けられる表示装置までは開示されていない。通常、店頭では非常に多くの種類の商品が並んでおり、商品の機能や関連商品群の説明を消費者に認識させ易くする手段が必要とされている。
本考案は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、陳列されている関連商品群を、関連する商品グループとして消費者に認識させ易くすると同時に、関連商品群の機能を消費者に説明することができる表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる考案は、販売対象のペット用商品を吊り下げ可能な第1フック部材及び第2フック部材が、互いに横方向に離間して配置された店内において使用される表示装置であって、前記ペット用商品に関する情報を表示する表示部と、少なくとも前記第1フック部材と前記表示装置が、前記横方向において重なり部分を有するように、前記表示装置を固定するための固定部と、を有し、前記表示装置の前記横方向の長さは、前記第1フック部材の前記横方向の中心位置から、前記第2フック部材の前記横方向の中心位置までの長さよりも大きい、ことを特徴とする表示装置である。
また、販売対象の不織布製品を吊り下げ可能な第1フック部材及び第2フック部材が、互いに横方向に離間して配置された店内において使用される表示装置であって、前記不織布製品に関する情報を表示する表示部と、少なくとも前記第1フック部材と前記表示装置が、前記横方向において重なり部分を有するように、前記表示装置を固定するための固定部と、を有し、前記表示装置の前記横方向の長さは、前記第1フック部材の前記横方向の中心位置から、前記第2フック部材の前記横方向の中心位置までの長さよりも大きい、ことを特徴とする表示装置である。
本考案の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本考案によれば、陳列されている関連商品群を、関連する商品グループとして消費者に認識させ易くすると同時に、関連商品群の機能を消費者に説明することができる表示装置を提供することができる。
表示装置1の設置の一例を示す概略斜視図である。 表示装置1を設置した状態を横から見た図である。 表示装置1を裏側から見た概略斜視図である。 図4Aは、表示装置1の一部を拡大して示した図であり、図4Bは、表示装置1を第1フック部材20に取り付けた状態を示す斜視図である。 本実施形態の表示装置1の設置状態を真上から見た概略平面図である。 表示装置1の設置の一例を真上から見た概略平面図である。 表示装置1の変形例を示す正面図である。 表示装置1の変形例を示す正面図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
販売対象のペット用商品を吊り下げ可能な第1フック部材及び第2フック部材が、互いに横方向に離間して配置された店内において使用される表示装置であって、前記ペット用商品に関する情報を表示する表示部と、少なくとも前記第1フック部材と前記表示装置が、前記横方向において重なり部分を有するように、前記表示装置を固定するための固定部と、を有し、前記表示装置の前記横方向の長さは、前記第1フック部材の前記横方向の中心位置から、前記第2フック部材の前記横方向の中心位置までの長さよりも大きいことを特徴とする表示装置である。
このような表示装置によれば、横方向に隣り合う第1フック部材及び第2フック部材に跨がるように表示装置を設けることができ、陳列されている関連商品群を、関連するペット用商品グループとして消費者に認識させ易くなる。また、関連するペット用商品に関する機能を消費者に説明することができる。
また、販売対象の不織布製品を吊り下げ可能な第1フック部材及び第2フック部材が、互いに横方向に離間して配置された店内において使用される表示装置であって、前記不織布製品に関する情報を表示する表示部と、少なくとも前記第1フック部材と前記表示装置が、前記横方向において重なり部分を有するように、前記表示装置を固定するための固定部と、を有し、前記表示装置の前記横方向の長さは、前記第1フック部材の前記横方向の中心位置から、前記第2フック部材の前記横方向の中心位置までの長さよりも大きい、ことを特徴とする表示装置である。
このような表示装置によれば、横方向に隣り合う第1フック部材及び第2フック部材に跨がるように表示装置を設けることができ、陳列されている関連商品群を、関連する不織布製品グループとして消費者に認識させ易くなる。また、関連する不織布製品に関する機能を消費者に説明することができる。
かかる表示装置であって、前記表示装置は、第1紙部材と、第2紙部材と、L字状に折り曲げられた金属板を備え、前記表示部の少なくとも一部は、前記第1紙部材に設けられており、前記第2紙部材は、第1部分に対して一方側に折り曲げられた第2部分と、前記第1部分に対して他方側に折り曲げられた第3部分を有し、前記第2部分は、前記第1紙部材に接合され、前記固定部は、前記第3部分に設けられ、前記金属板は、前記第1部分及び前記第3部分に接合されていることが望ましい。
このような表示装置によれば、少ない資材で形成することで、コストを低減することができる。また、第3部分に金属板が接合されていることにより、固定部が設けられている第3部分に剛性を与え、固定部を破損しにくくすることができる。
かかる表示装置であって、前記表示部を前側、前記固定部を後側とする前後方向を有し、前記第1紙部材が、前記前後方向に見て前記第1フック部材と重なる部分を有するように、前記表示装置が前記固定部によって固定され、前記第2紙部材の前記第1部分に対する前記第2部分の折り曲げ角度が鈍角であることが望ましい。
このような表示装置によれば、第2部分は第1紙部材に接合されており、当該第2部分の折り曲げ角度が鈍角であることで、前後方向において第1フック部材と第1紙部材との間にスペースができ、消費者が第1フック部材から商品を取り易くなる。
かかる表示装置であって、前記第1紙部材の表面に、厚みを有する接着部を介して第3紙部材が設けられており、前記表示部の他の一部が、前記第3紙部材に設けられていることが望ましい。
このような表示装置によれば、第3紙部材が厚みを有する当該接着部を介して設けられることにより、第3紙部材における表示部が、第1紙部材に設けられている表示部よりも手前側に配置されることとなり、表示部が表示する情報をより立体的に見せることができる。
かかる表示装置であって、前記第1フック部材には、プライス表示板が設けられており、前記表示装置は、前記固定部によって前記プライス表示板に取り付けられることが望ましい。
このような表示装置によれば、プライス表示板に表示装置をしっかりと取り付けることができる。
かかる表示装置であって、前記表示部に、前記ペット用商品に関する情報を端末に出力させるためのマーカーが設けられていることが望ましい。
このような表示装置によれば、売り場で消費者が端末を用いて、表示装置に設けられたマーカー(ARマーカー、QRコードなど)を読み込むことで、消費者は、容易に該当ペット用商品の情報を得ることができる。
かかる表示装置であって、前記表示部に、前記ペット用商品の一部が見本として取り付けられていることが望ましい。
このような表示装置によれば、商品がパッケージ等に封入されている場合は実物を確認しにくいが、このような見本により、消費者は、ペット用商品の状態や工夫等を実際に視認でき、且つ、直接触って確かめることができる。
かかる表示装置であって、前記表示部に、前記不織布製品に関する情報を端末に出力させるためのマーカーが設けられていることが望ましい。
このような表示装置によれば、売り場で消費者が端末を用いて、表示装置に設けられたマーカー(ARマーカー、QRコードなど)を読み込むことで、消費者は容易に該当不織布製品の情報を得ることができる。
かかる表示装置であって、前記表示部に、前記不織布製品の一部が見本として取り付けられていることが望ましい。
このような表示装置によれば、不織布製品がパッケージ等に封入されている場合は実物を確認しにくいが、このような見本により、消費者は、製品の素材や工夫等を実際に触って確かめることができる。
===実施形態===
<表示装置1の基本構成>
図1は、表示装置1の設置の一例を示す概略斜視図である。図2は、表示装置1を設置した状態を横から見た図である。図3は、表示装置1を裏側から見た概略斜視図である。本実施形態の表示装置1は、店舗等において、商品(後述の商品15等)を陳列するフックハンガー(後述の各フック部材20,21,22等)に取り付けて使用されるものである。
本実施形態の表示装置1は、図1~図3に示すように、ペット用商品15(以下、商品15とも言う)に関する情報を表示する表示部2と、店舗等における商品の売り場において、表示装置1を固定するための固定部3とを有している。
また、表示装置1は、第1紙部材5と、第2紙部材6と、L字状に折り曲げられた金属板7とを備えている。図1に示すように、表示部2の少なくとも一部は、第1紙部材5に設けられている。そして、図2及び図3に示すように、第2紙部材6は、第2紙部材6のうちの第1部分6aに対して折り線FL1に沿って一方側に折り曲げられた第2部分6bと、第1部分6aに対して折り線FL2に沿って他方側に折り曲げられた第3部分6c、6cと、を有している。また、図3に示すように、第2紙部材6のうちの第2部分6bは、例えば接着剤等により、第1紙部材5に接合されている。
図4Aは、表示装置1の一部を拡大して示した図であり、図4Bは、表示装置1を第1フック部材20に取り付けた状態を示す斜視図である。図1及び図4Aに示すように、固定部3は、第2紙部材6の第3部分6cに設けられている。より具体的には、第3部分6cのうち、表示部2側の面を表面、その反対側の面を裏面とすると、固定部3は、第3部分6cの表面上に設けられている。固定部3は粘着剤層を含み、例えば、強力な粘着力を有する両面テープを貼り付けることによって形成されてもよく、その場合、取り付け時に粘着剤層を覆っていた剥離シートを剥がして対象物に接着させる。固定部3に使用する両面テープとしては、貼り付けた後の耐久性を保持でき、商品15の取り出し時に消費者の手が表示装置1に接触しても一定の衝撃を吸収できるようなものが好ましい。
また、図3に示すように、金属板7(網掛け部分)は、第2紙部材6の第1部分6a及び第3部分6cに接合されている。当該接合は、接着剤等を用いて行うことが可能であるが、これに限られない。金属板7の一例としては、厚さ1.0mmのアルミ板が好ましく、そのようなアルミ板を用いることにより、表示装置1を設置した後でも変形しにくく、また、必要に応じて手の力で曲げて設置状態を調整することも可能である。また、第1部分6aのうち、表示部2(図1)を見た消費者が視認できる側の面を上面、反対側の面を下面とすると、金属板7は、第3部分6cの裏面及び第1部分6aの下面に接合されている。従って、金属板7は、消費者が表示部2を見た際に見えない位置に配置されている。
表示装置1は、上述のように、紙部材を折り曲げる等の工夫により、限られた資材で形成されており、そのような少ない資材で形成することで、コストを低減することができる。また、固定部3が設けられている第3部分6cに金属板7が接合されていることにより(図3及び図4B)、第3部分6cに剛性を付与し、固定部3を破損しにくくすることができる。
<表示装置1の取付方法>
次に、本実施形態の表示装置1の取付方法について説明する。図1に示すように、表示装置1は、販売対象のペット用商品を吊り下げ可能な複数のフック部材が、互いに横方向に離間して配置された店内において使用されるものである。ここでは、フック部材の一例として、第1フック部材20、第2フック部材21、及び第3フック部材22が互いに横方向に離間して配置されている。
各第1フック部材20、第2フック部材21、及び第3フック部材22は、同じ構成であり、図1及び図2に示すように、ここでは、1本の棒状部材を略U字型に折り曲げて形成されたものを使用している。第1フック部材20を例として説明すると、図2に示すように、第1フック部材20は、袋状のパッケージに収容されたペット用商品15を掛けるための吊り下げ部20aと、第1フック部材20を商品棚に取り付ける取付部20bとを備える。また、第1フック部材20には、吊り下げ部20aの上側に略平行に延在している部分の先端部に連結部25を介してプライス表示板26が設けられている。第1フック部材20は、取付部20bが商品棚のレール30に嵌められて固定される。
ペット用商品15は、吊り下げ用の貫通穴がパッケージの上部にそれぞれ設けられており、当該貫通穴に棒状の吊り下げ部20aを通して掛けることができる。そして、吊り下げ部20aは所定の長さを有しており、図1及び図2に示すように、複数のペット用商品15を掛けることができる。
表示装置1は、図4Bに示すように、固定部3をプライス表示板26の裏側面に貼り付けることによって、第1フック部材20に取り付けることができる。固定部3は、粘着剤によって強力な粘着力を有しているため、表示装置1をプライス表示板26にしっかりと取り付けることができる。また、このようにプライス表示板26の裏側面に取り付けることで、プライス表示板26に表示された商品15の価格を視認できる状態を維持させつつ、表示装置1によってプライス表示板26よりも手前に商品15の情報を消費者に示すことができる。
なお、図1及び図2に示すように、本実施形態のペット用商品15は、ペット用のえさやおやつ等が袋状のパッケージに封入された状態の商品であるが、これに限らず、異なる形状の袋であっても、また、例えば箱状のパッケージ等であってもよい。また、パッケージに封入された状態に限らず、例えば、吊して陳列できるペット用のおもちゃ等であっても良い。
また、本実施形態においては、商品15としてペット用商品を挙げているが、これに限らず、商品15は、例えば、不織布マスク、ウェットティッシュ、乳幼児用おむつ、大人用おむつ、生理用品、尿漏れパッド、清掃用のシート等の不織布製品がパッケージに封入された不織布製品15であってもよい。
図5は、本実施形態の表示装置1の設置状態を真上から見た概略平面図である。図5では、説明の便宜上、商品15は省略し、各フック部材も一部のみ図示している。商品の売り場においては、従来から、商品陳列用のフック部材を利用して該当商品の情報の表示を行う技術は広く用いられている。しかしながら、通常、店頭では非常に多くの種類の商品が並んでおり、関連商品を複数用意している場合でも、一見して分かりにくいことが多く、そのような複数の関連商品群の説明を消費者に認識させ易くする手段が必要である。この点につき、本実施形態では、図5に示すように、少なくとも第1フック部材20と表示装置1が横方向において重なり部分を有するように、固定部3によって表示装置1が第1フック部材20に固定されている。その際、表示装置1の横方向の長さLpは、第1フック部材20の横方向の中心位置C20から、第2フック部材21の横方向の中心位置C21までの長さLよりも大きくなっている(L<Lp)。すなわち、表示装置1は、横方向に隣り合う第1フック部材20及び第2フック部材21に跨がるように設けられている。そうすることにより、図1に示すように、表示装置1の表示部2に示されている商品の情報が、第2フック部材21に掛けられた商品にも関連する情報であることが瞬時に認識でき、故に、陳列されている関連商品群を関連する商品グループとして消費者に認識させ易くなる。また、同時に、表示部2の情報によって関連商品群に関する機能を消費者に説明することができる。
また、図5に示すように、表示装置1は、第3フック部材22とも横方向において重なる部分を有しており、第3フック部材22に掛けられた商品も関連する商品群であることを認識させることができる。そのように、表示装置1は、複数のフック部材(20、21、22)を跨ぐように設置されているが、固定されるフック部材は、複数のフック部材(20,21,22)のうち所定の1つでよい(すなわち、本実施形態では、第1フック部材20である)。そして、図5に示すように、3つのフック部材(20、21、22)を跨ぐように表示装置1が固定される場合には、固定されるフック部材は、横方向に並ぶフック部材のうちの中央に位置するフック部材(ここでは、第1フック部材20)であることが望ましい。例として、横方向に離間して設置された5つのフック部材を跨ぐように表示装置1を固定させる場合、左から(又は右から)3番目のフック部材に固定することが望ましい。
図6は、表示装置1の設置の一例を真上から見た概略平面図である。図6では、説明の便宜上、商品15が各フック部材(20,21,22)にそれぞれ一つずつ掛けられた状態とし、各フック部材(20,21,22)も一部のみが図示されている。図5に示したように、本実施形態では、表示装置1の横方向の長さLpは、第1フック部材20の横方向の中心位置C20から、第2フック部材21の横方向の中心位置C21までの長さLよりも大きいが、より好ましくは、次の通りである。図6に示すように、まず、各第2フック部材21及び第3フック部材22に掛けられている商品15の横方向の幅をWとし、第1フック部材20の横方向の中心位置C20から第2フック部材21の横方向の中心位置C21までの長さ、及び、第1フック部材20の横方向の中心位置C20から、第3フック部材22の横方向の中心位置C22までの長さをそれぞれLとする。そして、表示装置1の横方向の長さLpは、第1フック部材20から横方向に離間して配置されている第2フック部材21及び第3フック部材22のそれぞれの横方向の中心位置C21、C22までの長さ2L(=L+L)よりも、更に、商品15の幅の1/2Wずつ横方向の外側に長く設けられていることがより好ましい。すなわち、表示装置1の横方向の長さLpが、「1/2W+2L+1/2W」以上の長さであることがより好ましい。表示装置1がそのような横方向の長さLpを有することにより、表示装置1が3つのフック部材(第1フック部材20,第2フック部材21、第3フック部材22)に対して横方向に確実に跨がる形で設置される。それにより、表示部2の情報が、各フック部材(20,21,22)の各商品15を商品グループと見なした関連情報であることを消費者が視認し易くなる。
また、図1に戻り、表示装置1は、さらに、表示部2を前側、固定部3を後側とする前後方向を有しており、第1紙部材5が、前後方向に見て第1フック部材20と重なる部分を有するように、表示装置1が固定部3によって固定されている。そして、図2に示すように、第2紙部材6の第1部分6aに対する第2部分6bの折り曲げ角度αが鈍角であることが好ましい。第2部分6bは第1紙部材5に接合されており(図3)、第2部分6bの折り曲げ角度αが、例えば直角であると、ペット用商品15が取り出しにくくなるが、折り曲げ角度αが鈍角であることで、前後方向において第1フック部材20と第1紙部材5との間にスペースができ、消費者が第1フック部材20から商品15を取り易くなる。また、第1部分6aの前後方向の長さは、50mm程度が好ましく、そのような長さであれば、ペット用商品15上の位置での訴求効果を維持しつつ、ペット用商品15を第1フック部材20に補充する或いは取り出す際に影響を及ぼしにくい。
また、図2に示すように、表示装置1は、第1紙部材5の表面に、厚みを有する接着部9を介して第3紙部材8が設けられている。図1に示すように、本実施形態において、表示部2の少なくとも一部は、第1紙部材5に設けられており、そして、表示部2の他の一部が、第3紙部材8に設けられている。なお、接着部9の厚みは、5mm以上が好ましい。そのような接着部9の厚みにより、第3紙部材8における表示部2が、第1紙部材5に設けられている表示部2よりも手前側に配置されることとなり、表示部2が表示する情報をより立体的に見せることができる。
図7は、表示装置1の変形例を示す正面図である。図7に示すように、表示装置1は、表示部2に、ペット用商品15に関する情報を端末に出力させるためのマーカー40が設けられていてもよい。商品の売り場において、消費者がスマートフォン等の端末を用いて表示装置1に設けられたマーカー40を読み込むことで、消費者は容易に該当商品の情報を得ることができる。図7では、マーカー40の一例としてQRコードを図示しているが、これに限らず、例えばARマーカーであってもよい。ARマーカーにより、モバイル端末を通じてデジタル情報を現実世界に表示させ、商品15に関連したより魅力的な情報を消費者に提供する機会となり得る。なお、商品15が不織布製品である場合は、表示部2に、不織布製品に関する情報を端末に出力させるためのマーカー40が設けられることとなる。
図8は、表示装置1の変形例を示す正面図である。図8に示すように、表示装置1は、表示部2に、ペット用商品15の一部が見本45として取り付けられていてもよい。通常、ペット用商品15はパッケージ等に封入されて販売されていることが多く、購入前に実物を確認できる機会は少ない。このようなペット用商品15の一部である見本45が表示部2に展示されていることにより、消費者は、商品の状態や工夫等を実際に視認できるだけでなく、直接触った感触を確かめることができる。また、商品15が不織布製品であって、例えば、不織布マスクが封入されたパッケージである場合、不織布マスクの一部を見本45として表示部2に取り付けることで、消費者は、不織布マスクの素材の感触を確かめることや、実際の色味や香り等も確認することができる。
また、図8の変形例に示す見本45は、ペット用商品(或いは不織布製品)の一部であったが、これに限定されず、見本45は商品15においてパッケージ内に封入されている現物でもよい。現物が表示部2に取り付けられることで、消費者は購入前に実際の大きさや細部を理解することができる。
また、表示装置1の構成は、上述の実施形態に限定されず、例えば、表示装置1にはLEDが組み込まれていてもよい。LEDの発光により表示装置1が部分的に光るようにすることで、表示装置1を目立たせることができる。
また、表示装置1の構成は、上述の実施形態に限定されず、例えば、表示装置1に駆動装置を組み合わせて、表示装置1が左右等に動くようにしてもよい。表示装置1が動くことで、消費者の関心をより惹きやすくなる。
また、表示装置1の構成は、上述の実施形態に限定されず、例えば、表示装置1に音声装置を組み込ませて、音がなるようにしてもよい。表示装置1から音がなることで、消費者の関心をより惹きやすくなる。
また、表示装置1の構成は、上述の実施形態に限定されず、例えば、ペット用商品15(又は不織布製品15)に関する映像を表示する小型のモニターを表示装置1に設置してもよい。映像により消費者の視認性を強化し、消費者をより引きつけ易くする。また、映像を通じて、商品の機能についてより分かり易い説明を提供し易くなる。
また、表示装置1の構成は、上述の実施形態に限定されず、例えば、表示装置1に小型カメラを設置してもよい。当該カメラを用いて、例えば、買い物中の顧客の表情等の情報を得ることもできる。また、表示装置1にAIカメラを搭載し、AIカメラによって来店した顧客の属性(性別、年齢等)を瞬時に認識した上で、顧客の属性に合わせた映像コンテンツをディスプレイなどの表示機器で表示するといった、いわゆるAIカメラとデジタルサイネージとの組み合わせによって商品情報を提供することも可能である。
また、表示装置1の構成は、上述の実施形態に限定されず、例えば、表示装置1にはベローズプリントが施されていてもよい。これにより、見る角度を変えると全く異なるデザインへ切り替わる商品情報を提供でき、すなわち、1つの表示装置1で2つの異なる内容の情報を効率的に表示できるようになる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本考案の理解を容易にするためのものであり、本考案を限定して解釈するためのものではない。また、本考案は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本考案にはその等価物が含まれるのは言うまでもない。
1 表示装置
2 表示部
3 固定部
5 第1紙部材
6 第2紙部材
6a 第1部分
6b 第2部分
6c 第3部分
7 金属板
8 第3紙部材
9 接着部
15 商品(ペット用商品、不織布製品)
20 第1フック部材
20a 吊り下げ部
20b 取付部
21 第2フック部材
22 第3フック部材
25 連結部
26 プライス表示板
30 レール
40 マーカー(QRコード)
45 見本

Claims (10)

  1. 販売対象のペット用商品を吊り下げ可能な第1フック部材及び第2フック部材が、互いに横方向に離間して配置された店内において使用される表示装置であって、
    前記ペット用商品に関する情報を表示する表示部と、
    少なくとも前記第1フック部材と前記表示装置が、前記横方向において重なり部分を有するように、前記表示装置を固定するための固定部と、
    を有し、
    前記表示装置の前記横方向の長さは、
    前記第1フック部材の前記横方向の中心位置から、前記第2フック部材の前記横方向の中心位置までの長さよりも大きい、
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 販売対象の不織布製品を吊り下げ可能な第1フック部材及び第2フック部材が、互いに横方向に離間して配置された店内において使用される表示装置であって、
    前記不織布製品に関する情報を表示する表示部と、
    少なくとも前記第1フック部材と前記表示装置が、前記横方向において重なり部分を有するように、前記表示装置を固定するための固定部と、
    を有し、
    前記表示装置の前記横方向の長さは、
    前記第1フック部材の前記横方向の中心位置から、前記第2フック部材の前記横方向の中心位置までの長さよりも大きい、
    ことを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の表示装置であって、
    前記表示装置は、第1紙部材と、第2紙部材と、L字状に折り曲げられた金属板を備え、
    前記表示部の少なくとも一部は、前記第1紙部材に設けられており、
    前記第2紙部材は、第1部分に対して一方側に折り曲げられた第2部分と、前記第1部分に対して他方側に折り曲げられた第3部分を有し、
    前記第2部分は、前記第1紙部材に接合され、
    前記固定部は、前記第3部分に設けられ、
    前記金属板は、前記第1部分及び前記第3部分に接合されている
    ことを特徴とする表示装置。
  4. 請求項3に記載の表示装置であって、
    前記表示部を前側、前記固定部を後側とする前後方向を有し、
    前記第1紙部材が、前記前後方向に見て前記第1フック部材と重なる部分を有するように、前記表示装置が前記固定部によって固定され、
    前記第2紙部材の前記第1部分に対する前記第2部分の折り曲げ角度が鈍角である
    ことを特徴とする表示装置。
  5. 請求項3又は4に記載の表示装置であって、
    前記第1紙部材の表面に、厚みを有する接着部を介して第3紙部材が設けられており、
    前記表示部の他の一部が、前記第3紙部材に設けられている
    ことを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1から請求項5の何れか1項に記載の表示装置であって、
    前記第1フック部材には、プライス表示板が設けられており、
    前記表示装置は、前記固定部によって前記プライス表示板に取り付けられる
    ことを特徴とする表示装置。
  7. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記表示部に、前記ペット用商品に関する情報を端末に出力させるためのマーカーが設けられている
    ことを特徴とする表示装置。
  8. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記表示部に、前記ペット用商品の一部が見本として取り付けられている
    ことを特徴とする表示装置。
  9. 請求項2に記載の表示装置であって、
    前記表示部に、前記不織布製品に関する情報を端末に出力させるためのマーカーが設けられている
    ことを特徴とする表示装置。
  10. 請求項2に記載の表示装置であって、
    前記表示部に、前記不織布製品の一部が見本として取り付けられている
    ことを特徴とする表示装置。
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