JP3237274U - 売り場をコーナー化しつつルーフ型にpopを設置可能な販売促進ツール - Google Patents

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Abstract

Figure 0003237274000001
【課題】陳列用フックに陳列されている商品の出し入れに干渉することなく、また、商品の陳列を変更することなく販売促進情報を表示可能な販売促進ツールを提供する。
【解決手段】価格表示部103を支持する第1フック101と、商品を吊り下げて陳列する第2フック102と、を備えた陳列用フック100に取り付けられる販売促進ツール1であって、販売促進情報を表示する情報表示部11と、情報表示部11を支持する支持部12と、価格表示部103に支持部12を取り付ける取り付け部13と、を有し、陳列用フック100に取り付けられた状態において、支持部12は価格表示部103よりも下側に位置し、情報表示部11は第2フック102の先端よりも前側に位置している。
【選択図】図1

Description

本考案は、売り場をコーナー化しつつルーフ型にPOPを設置可能な販売促進ツールに関する。
ドラッグストアやコンビニエンスストア等の販売店で、商品を吊り下げて陳列しつつ、当該商品の価格を表示することが可能な陳列用フックが広く知られている(例えば、非特許文献1)。従来、このような陳列用フックを上下左右に複数配置し、商品を隙間なく陳列することによって、なるべく多くの種類を陳列することが一般的である。
中日販売株式会社 備品・販促カタログVol.01,65ページ,PCフック インターネット<URL:http://www.chunichi-co.jp/digital-catalog/>
非特許文献1に示されるような陳列用フックを用いて多数の商品を並べて陳列する場合、隣り合う商品同士の隙間が狭くなるため、当該商品に関する説明や情報(販売促進情報)を表示する媒体(所謂、POP等)を設置する際に問題が生じることがあった。例えば、販売促進情報の表示媒体を設置することによって陳列用フックから商品を出し入れする動作が干渉されてしまう場合があった。また、販売促進情報を表示するスペースを確保するために商品の陳列を変更したり一部の商品を撤去したりする必要が生じる場合があった。
本考案は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、陳列用フックに陳列されている商品の出し入れに干渉することなく、また、商品の陳列を変更したり陳列スペースをつぶしたりすることなく販売促進情報を設置可能にすることにある。
上記目的を達成するための主たる考案は、商品の価格を表示する価格表示部を支持する第1フックと、前記第1フックよりも下側に設けられ、前記商品を吊り下げて陳列する第2フックと、を備えた陳列用フックに取り付けられ、ペット用品及び不織布製品以外の商品の販売促進に用いられる販売促進ツールであって、前記ペット用品及び不織布製品以外の商品に関する販売促進情報を表示するための情報表示部と、前記情報表示部を支持するための支持部と、前記価格表示部に前記支持部を取り付けるための取り付け部と、を有し、前記情報表示部と前記支持部とは第1折り曲げ線によって折り曲げ可能に接続され、前記支持部と前記取り付け部とは第2折り曲げ線によって折り曲げ可能に接続されており、前記陳列用フックに取り付けられた状態において、前記支持部は前記価格表示部よりも下側に位置し、前記情報表示部は前記第2フックの先端よりも前側に位置している、ことを特徴とする販売促進ツールである。
本考案の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本考案によれば、陳列用フックに陳列されている商品の出し入れに干渉することなく、また、商品の陳列を変更したり陳列スペースをつぶしたりすることなく販売促進情報を設置可能にすることができる。
販売促進ツール1及び陳列用フック100を表す斜視図である。 展開状態の販売促進ツール1の平面図及び断面図である。 販売促進ツール1の折り曲げ方法について説明する図である。 図4A及び図4Bは、販売促進ツール1を陳列用フック100に取り付けた状態を表す断面模式図である。 図5A及び図5Bは、陳列用フック100の後側から見た場合の斜視図である。 本実施形態の販売促進ツール1を陳列用フック100に取り付けた状態の一例について表した図である。 比較例として、従来の販売促進ツールを陳列用フック100に取り付けた状態について表した図である。 販売促進ツール1の左右方向におけるサイズについて説明する図である。 左右方向に並んだ多数の商品について、販売促進情報を表示する場合の一例を表す図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
商品の価格を表示する価格表示部を支持する第1フックと、前記第1フックよりも下側に設けられ、前記商品を吊り下げて陳列する第2フックと、を備えた陳列用フックに取り付けられ、ペット用品及び不織布製品以外の商品の販売促進に用いられる販売促進ツールであって、前記ペット用品及び不織布製品以外の商品に関する販売促進情報を表示するための情報表示部と、前記情報表示部を支持するための支持部と、前記価格表示部に前記支持部を取り付けるための取り付け部と、を有し、前記情報表示部と前記支持部とは第1折り曲げ線によって折り曲げ可能に接続され、前記支持部と前記取り付け部とは第2折り曲げ線によって折り曲げ可能に接続されており、前記陳列用フックに取り付けられた状態において、前記支持部は前記価格表示部よりも下側に位置し、前記情報表示部は前記第2フックの先端よりも前側に位置している、ことを特徴とする販売促進ツール。
このような販売促進ツールによれば、情報表示部が、陳列用フックの価格表示部や第2フックよりも前側の空間に支持されるため、価格表示を邪魔することなく、第2フックから商品を出し入れする動作を干渉し難い。また、商品の陳列スペースを減少させたり、商品の配置を変更したりすることなく、売り場をコーナー化しつつルーフ型に販売促進情報(POP等)を設置することができる。
かかる販売促進ツールであって、前記情報表示部と前記支持部と前記取り付け部とが、1枚の平板状部材によって一体的に構成されている、ことが望ましい。
このような販売促進ツールによれば、1枚の平板状部材で形成することにより、販売促進ツールの製造コストを低減しやすく、また、部品同士の接合等が不要なため販売促進ツールの耐久性を高めることができる。
かかる販売促進ツールであって、前記取り付け部は、左右方向に間隔を空けて一対設けられている、ことが望ましい。
このような販売促進ツールによれば、陳列用フックに取り付ける際に、価格表示部と第1フックとの接続部に干渉し難くなるため、多様な陳列用フックに対応して取り付けやすい。また、1箇所の取り付け部のみで取り付ける場合と比較して、取り付け時の安定性を向上させることができる。
かかる販売促進ツールであって、前記取り付け部には、所定の厚さを有し且つクッション性を備えた両面テープが設けられており、前記両面テープを介して、前記取り付け部が前記価格表示部の後側面に取り付けられる、ことが望ましい。
このような販売促進ツールによれば、価格表示部の前側面に表示されている価格表示の視認性を阻害することなく取り付けることができる。また、価格表示部の後側面に凹凸がある場合等でも弱い力でしっかりと圧着させることが可能であり、取り付け時の作業性を向上させることができる。
かかる販売促進ツールであって、可撓性を備えた補強板が、前記第2折り曲げ線を跨いで配置さており、前記補強板を前記第2折り曲げ線に沿って折り曲げることによって、前記支持部と前記取り付け部とのなす角度が一定に保持される、ことが望ましい。
このような販売促進ツールによれば、陳列用フックに取り付ける際に、人の力で簡単に折り曲げ加工が可能であり、取り付け後も販売促進ツールの全体形状が維持されやすくなる。
かかる販売促進ツールであって、前記情報表示部に、別体の販売促進情報表示媒体が取り付けられる、ことが望ましい。
このような販売促進ツールによれば、情報表示部とは独立して販売促進情報表示媒体のデザインや大きさを決定することができるので、情報表示部に表示させる情報の自由度を高めることができる。
かかる販売促進ツールであって、前記陳列用フックに取り付けられた状態において、前記情報表示部は、前記第2フックの先端よりも少なくとも5mm以上前側に位置している、ことが望ましい。
このような販売促進ツールによれば、第2フックの先端部にスペースが確保されやすくなり、第2フックの先端から商品を出し入れする際に、情報表示部によって出し入れの動作が阻害されてしまうことが抑制される。また、市販されている種々の陳列用フック(第2フック)に広く対応しやすくなる。
かかる販売促進ツールであって、前記第1折り曲げ線に沿って折り曲げられた状態において、前記支持部と前記情報表示部とのなす角度が自在に変更可能である、ことが望ましい。
このような販売促進ツールによれば、第2フックの先端部のスペースを広げることが可能となり、商品の出し入れ動作がより干渉され難くなる。また、消費者の視線に応じて情報表示部や販売促進情報表示媒体が表示される角度を調整しやすくなり、消費者に販売促進情報を視認させやすくすることができる。
かかる販売促進ツールであって、前記陳列用フックは、中央陳列用フックと、前記中央陳列用フックの左右方向の一方側に隣り合う一方側陳列用フックと、前記中央陳列用フックの前記左右方向の他方側に隣り合う他方側陳列用フックとを有しており、前記取り付け部が、前記中央陳列用フックに取り付けられた状態で、前記左右方向において、前記情報表示部の一方側の端部は、前記中央陳列用フックと前記一方側陳列用フックとの中間位置よりも一方側に位置し、前記左右方向において、前記情報表示部の他方側の端部は、前記中央陳列用フックと前記他方側陳列用フックとの中間位置よりも他方側に位置している、ことが望ましい。
このような販売促進ツールによれば、一つの情報表示部によって、複数(少なくとも3つ)の商品について、販売促進情報を表示することが可能となる。
かかる販売促進ツールであって、前記陳列用フックは、中央陳列用フックと、前記中央陳列用フックの左右方向の一方側に隣り合う一方側陳列用フックと、前記中央陳列用フックの前記左右方向の他方側に隣り合う他方側陳列用フックとを有しており、前記情報表示部に、別体の販売促進情報表示媒体が取り付けられ、前記取り付け部が、前記中央陳列用フックに取り付けられた状態で、前記左右方向において、前記販売促進情報表示媒体の一方側の端部は、前記一方側陳列用フックよりも一方側に位置し、前記左右方向において、前記販売促進情報表示媒体の他方側の端部は、前記他方側陳列用フックよりも他方側に位置している、ことが望ましい。
このような販売促進ツールによれば、一つの販売促進情報表示媒体によって、複数(少なくとも3つ)の商品について、販売促進情報を表示することが可能となる。特に、販売促進情報表示媒体は、情報表示部よりもサイズ等の調整の自由度が高いため、販売店舗ごとの商品陳列の違いに応じて、より適切に販売促進情報を表示しやすくなる。
===実施形態===
<販売促進ツール及び陳列用フックの概要>
はじめに、本実施形態に係る販売促進ツール1、及び、販売促進ツール1を取り付ける対象である陳列用フック100の概要について説明する。図1は、販売促進ツール1及び陳列用フック100を表す斜視図である。図2は、展開状態の販売促進ツール1の平面図及び断面図である。また、説明のため、図1及び図2に示されるように、互いに交差する「上下方向」と「左右方向」と「前後方向」とを定義する。
(陳列用フック100)
陳列用フック100は、商品を吊り下げて陳列しつつ当該商品の販売価格を表示するためのもので、第1フック101と、第2フック102と、価格表示部103とを有している。なお、図1に示される陳列用フック100は一例を示すものであり、本実施形態の販売促進ツール1は、同等の構造を有する種々の陳列用フックに取り付けて使用することが可能である。すなわち、非特許文献1等に開示されている公知の陳列用フックや、ドラッグストア等の販売店に設置されている多様な陳列用フックに対して取り付け可能である。
第1フック101は、前後方向に沿って配置された棒状の部材であり、その先端部(前後方向における前側の端部)に価格表示部103を支持することが可能である。第2フック102は、第1フック101と同様に前後方向に沿って配置された棒状の部材であり、第1フック101よりも上下方向の下側に設けられ、図1のように商品を吊り下げて陳列する。価格表示部103は、第1フック101の先端部に固定され、商品の価格や名称等を前側から視認可能に表示する部材である。
一般的に、ドラッグストア等の販売店では、このような陳列用フック100,100…が左右方向や上下方向に複数並んで配置され、各々の陳列用フック100に商品が吊り下げられることにより、多数(多種類)の商品が陳列されている。そして、商品の購買者(消費者)は、第2フック102に吊り下げられている商品のパッケージ及び価格表示部103に表示されている価格等を視認したうえで、多数の商品の中から所望の商品を選んで購入することができる。
なお、通常の場合、第2フック102の前後方向の長さは、第1フック101の前後方向の長さよりも長く設定されており、第2フック102の先端部(前後方向における前側の端部)は、第1フック101の先端部(前後方向における前側の端部)よりも前側に位置している(後述する図4参照)。これにより、第2フック102の先端部から前後方向に商品を出し入れする際に、第1フック101の先端部に支持されている価格表示部103が商品と干渉してしまうことが抑制される。
(販売促進ツール1)
販売促進ツール1は、情報表示部11と、支持部12と、取り付け部13と、接合部材20と、補強板30と、販売促進情報表示媒体40と、を有している。また、以下では、情報表示部11及び支持部12及び取り付け部13を合わせて、便宜上、本体部10とも呼ぶ場合がある。本実施形態の販売促進ツール1は、展開状態においては図2に示されるような平板状であり、後述する第1折り曲げ線FL1及び第2折り曲げ線FL2にて各部を図1のように折り曲げた折り曲げ状態とすることで、陳列用フック100に取り付けられる。
情報表示部11は、商品に関する販売促進情報を表示するための、所定の大きさを有する平板状の部分である。図2では、左右方向において長さW11を有する長方形状に形成されている。本実施形態では、情報表示部11の前後方向における前側の面に、後述する販売促進情報表示媒体40を取り付けることによって、販売促進情報を表示することができる。但し、販売促進情報表示媒体40を取り付けるのではなく、情報表示部11に直接販売促進情報が表示されるのであっても良い。例えば、情報表示部11の前側の面に、その商品のキャッチコピーや新発売の商品であることを表す文字や図柄からなる販売促進情報が印刷してあったり、書き込まれていたりするのであっても良い。
なお、本実施形態に係る販売促進ツール1は、ペット用品及び不織布製品以外の商品に関する販売促進情報を表示するものとする。すなわち、ペットフードやマスク、おむつ等の商品の販売促進には用いられず、それ以外の商品(例えば、お菓子、アパレル製品、文房具やその他の商品)の販売促進に用いられるものとする。
支持部12は、情報表示部11を支持するための平板状(図1,図2では台形状)の部分であり、左右方向に沿った第1折り曲げ線FL1によって折り曲げ可能に、情報表示部11と接続されている。
取り付け部13は、陳列用フック100に対して支持部12を取り付けるための平板状の部材であり、左右方向に沿った第2折り曲げ線FL2によって折り曲げ可能に、支持部12と接続されている。第2折り曲げ線FL2は、第1折り曲げ線FL1から所定距離L12だけ離間して設けられている。具体的には、図2の上下方向(図1では前後方向)において、支持部12を挟んで第1折り曲げ線FL1の反対側に第2折り曲げ線FL2が設けられている。また、取り付け部13は、左右方向に間隔W13を空けて一対設けられている(図2参照)。
本実施形態において、情報表示部11と支持部12と取り付け部13とは、紙や樹脂等の板状の部材によって一体的に形成されている。言い換えると、販売促進ツール1の本体部10(情報表示部11,支持部12,取り付け部13)は、図2に示されるような一枚の平板状部材によって形成されている。本体部10を構成する平板状部材としては、各折り曲げ線FL1,FL2に沿って自在に折り曲げることが可能であり、折り曲げ後の形状を維持しやすいようにある程度の強度を備えた部材であることが望ましく、例えばカード紙等を適用することができる。1枚の平板状部材で本体部10を形成することにより、販売促進ツール1の製造コストを低減しやすく、また、本体部10が一体的に構成されているため部品同士の接合等が不要であり、販売促進ツール1の耐久性を高めることができる。
接合部材20は、販売促進ツール1を陳列用フック100へ取り付けるために用いられる部材であり、例えば、所定の厚みを有し、且つ、クッション性を有する両面テープが好適である。接合部材(両面テープ)20の前後方向における後側の面は、図2のように取り付け部13の前側の面に貼付されている。一方、接合部材(両面テープ)20の前側の面には粘着面を保護するための保護シール(不図示)が設けられている。陳列用フック100へ取り付ける際には、当該保護シールを剥がして、露出した粘着面(接合部材20の前側の面)を価格表示部103の後側の面に貼付することによって、販売促進ツール1(支持部12)を安定して取り付けることができる。
補強板30は、支持部12及び取り付け部13を補強するための板状部材であり、支持部12及び取り付け部13の前後方向の後側面において、第2折り曲げ線FL2を跨ぐようにして配置されている(図2参照)。なお、販売促進ツール1では、取り付け部13が左右方向に一対設けられていることから、補強板30も各々の取り付け部13に対応して一対設けられる。補強板30は可撓性を有する板状部材によって形成されており、図1のように第2折り曲げ線FL2に沿って折り曲げることにより、支持部12と取り付け部13とがなす角度(第2折り曲げ線FL2に沿って折り曲げた際の折り曲げ角度)を一定に保持しやすくすることができる。本実施形態の補強板30を構成する部材としては、例えば、人の力で容易に折り曲げ可能であり、且つある程度の強度を維持可能なアルミニウムやステンレス、ブリキ等の金属板を適用することができる。
販売促進情報表示媒体40は、陳列用フック100に吊り下げて陳列されている商品に関する販売促進情報を表示する媒体であり、所謂POP(Point of Purchase)広告としての機能を有している。「新発売」の文字や商品の特徴を説明する図柄等が表示された販売促進情報表示媒体40が情報表示部11の前側面に取り付けられていることにより、当該情報が消費者に視認されやすくなり、消費者の購買意欲を高めやすくすることができる。また、販売促進情報表示媒体40は、情報表示部11とは別体の部材として形成されるため、情報表示部11とは独立してデザインや大きさを決定することができる。したがって、情報表示部11に表示させる情報(販売促進情報表示媒体のデザイン、形状、面積等)の自由度を高めることができる。なお、販売促進情報表示媒体40の情報表示部11への取り付けは、接着剤や両面テープ等の接合手段を用いて行われる。
<販売促進ツール1の取り付け方法について>
続いて、販売促進ツール1を陳列用フック100に取り付ける方法について、具体的に説明する。上述したように、販売促進ツール1は、取り付け前の時点では、図2に示されるような平板状に形成されている。したがって、販売促進ツール1を陳列用フック100に取り付けるためには、先ず、販売促進ツール1を折り曲げて図1のような立体的な形状とする必要がある。
図3は、販売促進ツール1の折り曲げ方法について説明する図である。販売促進ツール1を折り曲げる際には、図2のA-A断面に示される平板状の状態(展開状態)から、第1折り曲げ線FL1を基準として、情報表示部11を前後方向の後側に折り曲げる。同様にして、図2のA-A断面に示される平板状の状態(展開状態)から、第2折り曲げ線FL2を基準として、取り付け部13及び補強板30を前後方向の前側に折り曲げる。なお、折り曲げ作業を正確に行うために、第1折り曲げ線FL1及び第2折り曲げ線FL2に沿って予めミシン目を設けたり、折り癖を付けておいたりすることで、折り曲げが誘導されやすい構成としても良い。そして、折り曲げられた販売促進ツール1を取り付け部13が上下方向に沿うように持ち替えると、図3に示される折り曲げ状態となる。
図3の折り曲げ状態において、支持部12に対する情報表示部11の折り曲げ角度α、及び、支持部12に対する取り付け部13の折り曲げ角度βは何れも約90度である。但し、第1折り曲げ線FL1と厚さ方向に重複する位置には補強板30に相当する補強部材が設けられていないため、折り曲げ角度αは自在に変更することができる。すなわち、本体部10を形成している部材(カード紙等)のコシや剛度(所謂「こわさ」)に応じて、支持部12と情報表示部11とのなす角度(折り曲げ角度α)は無段階に調整可能である(後述する図4B参照)。
一方、第2折り曲げ線FL2と厚さ方向に重複する位置には、可撓性を有しつつ本体部10を構成している部材(カード紙等)よりも剛性の高い補強板30(アルミニウム等)が設けられているため、折り曲げ角度βは保持されやすくなっている。すなわち、補強板30が設けられていない場合と比較して、支持部12と取り付け部13とのなす角度(折り曲げ角度β)は一定に保たれやすくなっている。このような構成であれば、販売促進ツール1を陳列用フック100に取り付ける際に、人の力で簡単に折り曲げ加工が可能となり、取り付け後も販売促進ツール1の全体形状が維持されやすくなる。
なお、図3の例では、本体部10を折り曲げてから、情報表示部11の前側面に販売促進情報表示媒体40が取り付けられているが、図2に示される展開状態で販売促進情報表示媒体40を予め取り付けておいてから本体部10が折り曲げられるのであっても良い。
図4A及び図4Bは、販売促進ツール1を陳列用フック100に取り付けた状態を表す断面模式図である。図5A及び図5Bは、陳列用フック100の後側から見た場合の斜視図である。
販売促進ツール1を陳列用フック100に取り付ける際には、図3に示される折り曲げ状態の販売促進ツール1において、取り付け部13の前側面を、接合部材(両面テープ)20を介して陳列用フック100の価格表示部103の後側面に取り付ける(図4A参照)。このようにすれば、価格表示部103の前側面に表示されている価格表示等の視認性を阻害することなく取り付け部13を取り付けることができる。
また、接合部材20として、所定の厚さを有しクッション性を備えた両面テープを用いることによって、一般に流通している種々の陳列用フック100(価格表示部103)に対して付け部13を取り安定して取り付けることができる。例えば、価格表示部103の後側面は必ずしも平滑な面であるとは限られず、図4や図5に示されるように、後側面の一部に滑り止め等の凹凸が形成されている場合もある。このような場合でも、クッション性を備えた両面テープであれば、凹凸に応じて粘着面が変形可能であることにより、価格表示部103の後側面にしっかりと圧着させることができる。また、弱い力で圧着させることが可能であるため、販売促進ツール1を陳列用フック100に取り付ける際の作業性を向上させることができる。
図4Aのように販売促進ツール1が陳列用フック100に取り付けられた状態において、支持部12は価格表示部103の下端よりも下側に位置しており、情報表示部11は第2折り曲げ線FLよりも距離L12だけ前方に位置している。したがって、価格表示部103の前方には遮蔽物の無いスペースが形成され、価格表示部103の前側面に表示されている価格表示等の視認性が阻害され難くなる。
なお、距離L12の長さは、陳列用フック100の第2フック102の先端(前側の端部)よりも所定の距離Lfだけ前側に情報表示部11が位置するように調整されている。したがって、第2フック102の先端部にもスペースが確保され、第2フック102に吊り下げられた商品を、該第2フック102の先端から出し入れする際に、情報表示部11によって出し入れの動作が阻害されてしまうことが抑制される。情報表示部11と第2フック102の先端との間の距離Lfは、少なくとも5mm以上とすることが望ましい(Lf≧5mm)。距離Lfが5mmよりも短いと、第2フック102の先端部のスペースが小さすぎて情報表示部11が商品の出し入れ動作を干渉するおそれがあるためである。また、このように調整することで、市販されている種々の陳列用フック100(第2フック102)に広く対応しやすくなる。
また、上述したように支持部12と情報表示部11とのなす角度(折り曲げ角度α)は可変であるため、図4Bのように折り曲げ角度αを広げることにより、情報表示部11と第2フック102の先端との間の距離Lfを大きくすることもできる。このようにすれば、第2フック102の先端部のスペースが広がるため、商品の出し入れ動作がより干渉され難くなる。また、折り曲げ角度αが可変であることにより、消費者(購買者)の視線に応じて情報表示部11及び販売促進情報表示媒体40が表示される角度を調整することが可能となる。例えば、低い位置に陳列されている商品の情報を高い位置(視線)から視認する場合、図4Bのように情報表示部11(販売促進情報表示媒体40)が斜め上方を向いていることにより、消費者に販売促進情報を視認させやすくすることができる。
また、本実施形態の販売促進ツール1では、左右方向に間隔W13を空けて一対の取り付け部13,13が設けられているため、様々な形状の陳列用フック100に対応して取り付けやすくなっている。例えば、陳列用フック100の価格表示部103と第1フック101とは、図5Aに示されるような接続部104を介して接続されている場合がある。このような場合であっても、取り付け部13,13の間にスペース(間隔W13)が形成されていることにより、図5Bのように接続部104と干渉することなく取り付け部13を取り付けることが可能となる。したがって、接続部104の形状や構造に関わらず、多様な陳列用フック100に対応して販売促進ツール1を取り付けやすくなっている。さらに、左右2か所の取り付け部13,13を用いて陳列用フック100に取り付けることにより、1箇所のみで取り付ける場合と比較して、取り付け時の安定性を向上させることができる。
図6は、本実施形態の販売促進ツール1を陳列用フック100に取り付けた状態の一例について表した図である。図7は、比較例として、従来の販売促進ツールを陳列用フック100に取り付けた状態について表した図である。
図6では、複数の陳列用フック100,100…が左右方向及び上下方向に並んで配置され、各々の陳列用フック100にはそれぞれ商品A~Hが吊り下げられて陳列されている。そして、商品Bを吊り下げている陳列用フック100に販売促進ツール1が取り付けられている。この状態において、情報表示部11(販売促進情報表示媒体40)は、図4で説明したように陳列用フック100の価格表示部103や第2フック102よりも前方の空間に支持されている。したがって、価格表示部103による価格表示や商品A~Cの視認性を阻害することなく販売促進情報を表示することが可能であり、また、第2フック102から商品を出し入れする動作を干渉し難い。また、第2フック102に吊り下げられた商品の上側に、支持部12が屋根の様に配置され、情報表示部11(販売促進情報表示媒体40)をルーフ型に設置可能であるため、その商品について情報表示部11によって訴求したい内容が明確となる。
さらに、本実施形態の販売促進ツール1であれば、商品の陳列を変更したり陳列スペースを潰したりすることなく販売促進情報を表示することが可能である。例えば、図7の比較例に示される従来型の販売促進ツール51は、陳列用フック100に吊り下げて設置するタイプの販売促進ツールであるが、この場合、販売促進ツール51を設置するために商品Aを撤去しなければならない。したがって、商品の陳列スペースが減少したり、商品の配置を変更する必要が生じたりする問題が発生する。また、同図7に示される従来型の販売促進ツール52は、商品と商品との左右方向の間に挿入するタイプの販売促進ツールであるが、この場合、縦長の限られたスペースにしか販売促進情報を表示することができない。したがって、販売促進情報の視認性が悪くなったり、表示できる情報量が少なかったりすることにより、消費者に対して十分な訴求ができなくなるおそれがある。
これに対して、販売促進ツール1では、図6のように商品を撤去することなく設置可能であるため、商品の陳列スペースが減少したり、商品の配置を変更する必要が生じたりすることが抑制される。そして、販売促進ツール1では、横長の広いスペースに亘って販売促進情報を表示することが可能である。すなわち、売り場の或る特定の区画をその商品の販売を促進するための専用のコーナーとすることができる。このように、売り場をコーナー化することで、より効率的に販売促進効果を得ることができる。特に、情報表示部11に別体の販売促進情報表示媒体40を取り付ける場合には、当該販売促進情報表示媒体40の形状や大きさを売り場のコーナーに応じて適当に調整して表示内容を最適化することによって、より大きな販売促進効果を期待できる。このように、陳列用フック100の前方のスペースを有効に活用することで、陳列スペースを潰したりすることなく販売促進情報を設置することができる。
また、本実施形態では、複数の商品についての販売促進情報を一つの販売促進ツール1で表示することができる。例えば、図6では、「新発売」の文字が表示された販売促進情報表示媒体40が、A~Cの3つの商品(陳列用フック100)に跨って設置されている。したがって、消費者は少なくともA~Cの商品は新発売の商品であることを明確に把握することができる。一方、図7に示される従来の販売促進ツール51,52では、具体的にどの商品が新発売であるのかを一見して把握することは難しい。
複数の商品について一つの販売促進ツール1での販売促進情報を表示するためには、情報表示部11や販売促進情報表示媒体40の左右方向の長さを以下のように調整すると良い。図8は、販売促進ツール1の左右方向におけるサイズについて説明する図である。
図8では、左右方向に沿って三つ陳列用フック100が並んで配置されている。このうち、中央に位置する陳列用フック100を中央陳列用フック110、左右方向の一方側(図8では左側)に位置する陳列用フック100を一方側陳列用フック120、左右方向の他方側(図8では右側)に位置する陳列用フック100を他方側陳列用フック130とする。各々の陳列用フック110,120,130は、いずれも図1で説明した陳列用フック100と同様の構造を備えている。例えば、中央陳列用フック110は、第1フック111と、第2フック112と、価格表示部113とを備えている。
また、各々の陳列用フック110,120,130は、左右方向に距離g100を空けて等間隔に配置されている。すなわち、左右方向において、中央陳列用フック110の中央位置(第1フック111)と一方側陳列用フック120の中央位置(第1フック121)との間の距離はg100であり、中央陳列用フック110の中央位置(第1フック111)と他方側陳列用フック130の中央位置(第1フック131)との間の距離もg100である。
そして、図8では、中央陳列用フック110(価格表示部113)に販売促進ツール1が取り付けられている。この状態において、情報表示部11の左右方向における一方側の端部11elは、中央陳列用フック110(第1フック111)と一方側陳列用フック120(第1フック121)との中間位置よりも左右方向の一方側に位置している。同様に、情報表示部11の左右方向における他方側の端部11erは、中央陳列用フック110(第1フック111)と他方側陳列用フック130(第1フック131)との中間位置よりも左右方向の他方側に位置している。
図8の例では、前後方向に見たときに、中央陳列用フック110に吊り下げられた商品B、及び一方側陳列用フック120に吊り下げられた商品Aの一部、及び他方側陳列用フック130に吊り下げられた商品Cの一部と重複して情報表示部11が視認されるようになる。したがって、このような関係となるように、情報表示部11の左右方向における長さW11を設定することにより、一つの情報表示部11によって、複数の商品(少なくとも3つの3つの商品A~C)について、販売促進情報を表示することが可能となる。
同様に、情報表示部11の前側面に取り付けられる販売促進情報表示媒体40について、左右方向における一方側の端部40elが一方側陳列用フック120の中央位置(第1フック121)よりも左右方向の一方側に位置し、左右方向における他方側の端部40erが他方側陳列用フック130の中央位置(第1フック131)よりも左右方向の一方側に位置するようにすると良い(図8参照)。このようにすれば、前後方向に見たときに、陳列用フック110~130に吊り下げられた商品A~Cと販売促進情報表示媒体40との重複範囲が広くなる。したがって、一つの販売促進情報表示媒体40によって、複数の商品(少なくとも3つの商品A~C)について、より効果的に販売促進情報を表示することが可能となる。特に、販売促進情報表示媒体40は、情報表示部11とは別部材によって形成されているため、サイズ等の調整の自由度が高い。そのため、販売促進情報表示媒体40の左右方向の長さを調整することで、販売店舗ごとの商品陳列の違いに応じて、適切な販売促進情報を表示しやすい。
なお、図8に示される販売促進ツール1を利用して、3つよりも多い商品について販売促進情報を表示する場合は、以下のようにしても良い。図9は、左右方向に並んだ多数の商品について、販売促進情報を表示する場合の一例を表す図である。同図9では、上下方向及び左右方向に並んだ陳列用フック100,100…にそれぞれ商品A~Lが吊り下げられている。そして、商品Bが吊り下げられた陳列用フック100と、商品Dが吊り下げられた陳列用フック100に対して、それぞれ販売促進ツール1が一つずつ取り付けられており、2つの販売促進ツール1,1を跨ぐようにして一つの販売促進情報表示媒体40が設けられている。すなわち、一つの販売促進情報表示媒体40によって、5つの商品A~Eについて販売促進情報を表示することができる。同様の方法によって、より多く(例えば6以上)の商品について販売促進情報を表示することも可能である。
このようにすれば、販売促進ツール1自体の大きさや形状を変更することなく、多数の商品について販売促進情報を表示することが可能となる。もちろん、一つの販売促進ツール1で一つの商品について販売促進情報を表示するのであっても良い。
===その他の実施形態===
上述の実施形態は、本考案の理解を容易にするためのものであり、本考案を限定して解釈するためのものではない。本考案は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本考案には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
上述の実施形態では、販売促進ツール1の本体部10(情報表示部11,指示部12,取り付け部13)が同一の平板状部材(カード紙等)によって一体的に構成されている例について説明されていたが、本体部10が複数の部材によって構成されていても良い。例えば、情報表示部11と指示部12と取り付け部13とがそれぞれ異なる部材によって形成され、互いに接合されることによって販売促進ツール1(本体部10)が構成されていても良い。
1 販売促進ツール、
10 本体部、
11 情報表示部、12 支持部、13 取り付け部、
20 接合部材(両面テープ)、
30 補強板、
40 販売促進情報表示媒体、
51 販売促進ツール(比較例)、52 販売促進ツール(比較例)、
100 陳列用フック、
101 第1フック、102 第2フック、103 価格表示部、104 接続部、
110 中央陳列用フック、
111 第1フック、112 第2フック、113 価格表示部、
120 一方側陳列用フック、
121 第1フック、122 第2フック、123 価格表示部、
130 他方側陳列用フック、
131 第1フック、132 第2フック、133 価格表示部、
FL1 第1折り曲げ線、FL2 第2折り曲げ線

Claims (10)

  1. 商品の価格を表示する価格表示部を支持する第1フックと、前記第1フックよりも下側に設けられ、前記商品を吊り下げて陳列する第2フックと、を備えた陳列用フックに取り付けられ、ペット用品及び不織布製品以外の商品の販売促進に用いられる販売促進ツールであって、
    前記ペット用品及び不織布製品以外の商品に関する販売促進情報を表示するための情報表示部と、
    前記情報表示部を支持するための支持部と、
    前記価格表示部に前記支持部を取り付けるための取り付け部と、
    を有し、
    前記情報表示部と前記支持部とは第1折り曲げ線によって折り曲げ可能に接続され、前記支持部と前記取り付け部とは第2折り曲げ線によって折り曲げ可能に接続されており、
    前記陳列用フックに取り付けられた状態において、前記支持部は前記価格表示部よりも下側に位置し、前記情報表示部は前記第2フックの先端よりも前側に位置している、ことを特徴とする販売促進ツール。
  2. 請求項1に記載の販売促進ツールであって、
    前記情報表示部と前記支持部と前記取り付け部とが、1枚の平板状部材によって一体的に構成されている、ことを特徴とする販売促進ツール。
  3. 請求項1または2に記載の販売促進ツールであって、
    前記取り付け部は、左右方向に間隔を空けて一対設けられている、ことを特徴とする販売促進ツール。
  4. 請求項1~3の何れか1項に記載の販売促進ツールであって、
    前記取り付け部には、所定の厚さを有し且つクッション性を備えた両面テープが設けられており、
    前記両面テープを介して、前記取り付け部が前記価格表示部の後側面に取り付けられる、ことを特徴とする販売促進ツール。
  5. 請求項1~4の何れか1項に記載の販売促進ツールであって、
    可撓性を備えた補強板が、前記第2折り曲げ線を跨いで配置さており、
    前記補強板を前記第2折り曲げ線に沿って折り曲げることによって、前記支持部と前記取り付け部とのなす角度が一定に保持される、ことを特徴とする販売促進ツール。
  6. 請求項1~5の何れか1項に記載の販売促進ツールであって、
    前記情報表示部に、別体の販売促進情報表示媒体が取り付けられる、ことを特徴とする販売促進ツール。
  7. 請求項1~6の何れか1項に記載の販売促進ツールであって、
    前記陳列用フックに取り付けられた状態において、
    前記情報表示部は、前記第2フックの先端よりも少なくとも5mm以上前側に位置している、ことを特徴とする販売促進ツール。
  8. 請求項1~7の何れか1項に記載の販売促進ツールであって、
    前記第1折り曲げ線に沿って折り曲げられた状態において、前記支持部と前記情報表示部とのなす角度が自在に変更可能である、ことを特徴とする販売促進ツール。
  9. 請求項1~8の何れか1項に記載の販売促進ツールであって、
    前記陳列用フックは、中央陳列用フックと、前記中央陳列用フックの左右方向の一方側に隣り合う一方側陳列用フックと、前記中央陳列用フックの前記左右方向の他方側に隣り合う他方側陳列用フックとを有しており、
    前記取り付け部が、前記中央陳列用フックに取り付けられた状態で、
    前記左右方向において、前記情報表示部の一方側の端部は、前記中央陳列用フックと前記一方側陳列用フックとの中間位置よりも一方側に位置し、
    前記左右方向において、前記情報表示部の他方側の端部は、前記中央陳列用フックと前記他方側陳列用フックとの中間位置よりも他方側に位置している、ことを特徴とする販売促進ツール。
  10. 請求項1~9の何れか1項に記載の販売促進ツールであって、
    前記陳列用フックは、中央陳列用フックと、前記中央陳列用フックの左右方向の一方側に隣り合う一方側陳列用フックと、前記中央陳列用フックの前記左右方向の他方側に隣り合う他方側陳列用フックとを有しており、
    前記情報表示部に、別体の販売促進情報表示媒体が取り付けられ、
    前記取り付け部が、前記中央陳列用フックに取り付けられた状態で、
    前記左右方向において、前記販売促進情報表示媒体の一方側の端部は、前記一方側陳列用フックよりも一方側に位置し、
    前記左右方向において、前記販売促進情報表示媒体の他方側の端部は、前記他方側陳列用フックよりも他方側に位置している、ことを特徴とする販売促進ツール。
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