JP3220871B2 - パチンコ機 - Google Patents
パチンコ機Info
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Description
ことにより遊技者に不利な第1状態から遊技者に有利な
第2状態に変換可能な入賞装置を備えるパチンコ機に関
するものである。
不利な第1状態から遊技者に有利な第2状態に変換可能
なパチンコ機は、一般に、遊技盤に形成した遊技部に始
動口を設けると共に、可動球受部材により遊技部と区画
可能な入賞領域を有する入賞装置を設け、上記入賞領域
には特別入賞口と一般入賞口とを設け、打球が上記始動
口へ入球した場合には、可動球受部材を回動させて入賞
装置の入賞領域と遊技部とを連通させることにより入賞
領域への流入を許可すると共に、入賞領域へ流入した球
が更に特別入賞口に入球した場合には、遊技者に有利な
特別ゲームへ移行するように構成してある。この特別ゲ
ームは可動球受部材を所定回数開閉するか、または入賞
領域へ所定個数流入することを1サイクルとし、特別入
賞口への更なる入球により許容される範囲内でサイクル
の更新が可能なように設定してある。しかしながら、こ
の種のパチンコ機はゲームが均一で陳腐化しているのが
現状である。そこで、例えば、特開平2−11185号
公報や特開平2−149282号公報により、入賞領域
内に球を跳ね返す打撃部材を設け、この打撃部材の駆動
によって、入賞領域内に流入した球の流下方向に変化を
与えるようにしたものが提案されている。
た従来の改良されたパチンコ機にあっても、打撃部材は
入賞領域の底板上を転動する球に対して、入賞口の近傍
において作用するので、流下方向の変化量が少なく、特
別入賞口へ流入する期待感が持てない。本発明は、上記
に鑑み提案されたもので、入賞領域に流入した球の流下
方向を大きく変化させて、特別入賞口に対する入賞の期
待感を向上させると共に遊技性の高いパチンコ機を提供
することを目的とする。
本発明は、可動球受部材により遊技部と区画可能な入賞
領域に、継続信号発生手段が臨む特別入賞口と一般入賞
となる一般入賞口とを設け、上記可動球受部材を駆動源
により駆動して、打球が入賞領域に流入できずに遊技者
に不利な第1状態と、打球が入賞領域へ流入可能となっ
て遊技者に有利な第2状態とに変換可能な入賞装置を備
えるパチンコ機において、上記入賞装置の入賞領域を、
取付基板に開設した開口部に前面側が開口するリヤカバ
ーを止着した凹室によって構成し、上記凹室内には、後
向きに下り傾斜するプレートを設け、該プレートの後方
には連通路を設け、上記連通路には、駆動手段により作
動すると共に打撃面を有する打撃部材を配設し、上記打
撃部材が作動状態のときには、上記打撃面が前進してプ
レートの後縁との間隔が球径以下になると共に、上記打
撃面がプレートの上下に跨って臨み、上記打撃部材が非
作動状態のときには、打撃面が後退してプレートの後縁
との間に、少なくとも球1個が通過できる球通路が創成
されるようにした。
上を転動してくる球を、ほゞ逆方向に打ち返し、球の流
下方向を変化させる視覚的変化や、特別入賞口等へ入賞
するチャンスを増大させ、遊技性の向上を図る。
ると、図1はパチンコ機1の正面図で、パチンコ機1の
概略は、外枠2の一側に前枠3をヒンジ4により開閉可
能に蝶着すると共に、上記前枠3に開設した窓部に金枠
5を設け、窓部の上方部分には遊技盤6を後方から臨ま
せ、窓部の下方部分には球を貯留する上皿7aを有する
上皿セット7を設け、また前枠3の下方部分には発射杆
(図示せず)を駆動して球を遊技盤6の表面のガイドレ
ール8で囲まれる遊技部9内へ打ち込むためのグリップ
10と上皿7aから溢れた球を貯留する下皿11a等が
配設された下皿セット11を設けてなる。
れた遊技部9には入賞装置12と複数の始動口13…と
アウト口14等を配設し、上記入賞装置12の側方位置
には肩入賞口15を配設し、斜め下方位置には袖チュー
リップ式役物16を配設する。また、適宜位置にランプ
風車17や一般風車18を配設し、更に図示していない
多数の障害釘を配設する。一方、ガイドレール8の外側
には、賞球表示灯19や完了表示灯20を始めとする各
種表示装置を設け、更に前枠3の上縁部分には外部表示
灯21を設ける。
2や袖チューリップ式役物16等に入賞したときには、
賞球排出装置(図示せず)によって所定数の賞球が上皿
7aへ排出され、いずれにも入賞しなかった球はアウト
口14に回収されるように構成されている。
示すように、遊技盤6に取付けるための取付基板22に
開口部23を設け、この開口部23に前面側が開口する
リヤカバー24を止着して凹室25を形成すると共に、
上記開口部23の側方に遊技部9と凹室25とを区画す
る区画手段として回動可能な一対の可動球受部材26を
開口部23の側縁に臨ませることにより、遊技部9と連
通可能な入賞領域を形成してなる。即ち、可動球受部材
26が起立しているときは、遊技部9を流下する打球が
開口部23から凹室25へ流入できない遊技者に不利な
第1状態にあるが、可動球受部材26が傾動して開口部
23の側縁部分を開放しているときは、凹室25と遊技
部9とが連通して遊技部9を流下する球が凹室25へ流
入可能となり、遊技者に有利にゲームが展開する第2状
態となる。尚、上記可動球受部材26の前面側には飾り
板27が設けてあり、当該可動球受部材26が受け止め
た球が、前面側へこぼれ落ちないようになっている。ま
た、可動球受部材26の先端には、凸部26aが設けて
あり、側方への球のこぼれ落ちを防止すると共に、閉止
状態のとき、後述する鎧部34の下端に係止して回動範
囲を規制する。一方、可動球受部材26が開放状態のと
きには、可動球受部材26の基端部分に設けた係止段部
26bが後述する球受枠45の上端部分に係止して、可
動球受部材26に加わる球の衝撃等が駆動源側に伝達し
ないようになっている。
軸28を設け、この回動軸28を取付基板22及びリヤ
カバー24に形成した軸受部29に通し、この回動軸2
8の後端に、ピン30aを植設した駆動レバー30を設
け、駆動源である駆動ソレノイド31のプランジャ31
aに枢着した駆動杆32の長孔32aに、上記ピン30
aを遊嵌して駆動機構を構成する。尚、上記駆動ソレノ
イド31は、リヤカバー24に取り付けたソレノイド取
付板33に止着してあり、このソレノイド取付板33の
裏面には、ほゞL字状に屈曲する上記駆動杆32の先端
面32bが摺接して、ガイド手段を構成している。
は、上方から凹室25へ流入する球を阻止するための鎧
部34を突設し、この鎧部34には天入賞口35を形成
し、当該天入賞口35へ流入した球を、天入賞球誘導樋
36により取付基板22の後方へ導いて図示していない
球寄せカバーに集合させる。また、上記鎧部34の前面
には上飾り37を設け、この上飾り37には、後述する
特別遊技におけるサイクル数及び大入賞口としての凹室
25へ流入した球数を表示するため、例えば発光ダイオ
ードを列設してなるマトリクス表示装置38を臨ませ
る。
28とほゞ同じ高さ位置である凹室25の中段には、後
向きに緩く下り傾斜する上プレート39を設けることに
より、上記凹室25を上凹室25aと下凹室25bとに
分割すると共に、当該上プレート39の後方に形成する
連通路40によって、上凹室25aと下凹室25bとを
連通させる。
レート41は、前向きに緩く下り傾斜している。この下
プレート41の前縁に遊技者に有利にゲームが展開する
特別遊技の継続信号を発生させる継続信号発生手段とし
て継続スイッチ42を臨ませた特別入賞口43を設ける
と共に、この特別入賞口43の左右には遊技者に通常の
利益を与える一般入賞口44を設ける。尚、上記特別入
賞口43及び一般入賞口44は取付基板22の前面側に
開口部23の縁に沿って突設した球受枠45に、下飾り
46を添設して構成してある。
に流入した球を打ち返して、球の進路に変化を与える打
撃部材47を設ける。この打撃部材47は、非作動状態
のときに上プレート39の後端との間に、ほゞ球一個分
の間隔をおいて球通路48を形成するように配置してあ
り、作動ソレノイド49等を駆動源として駆動される。
尚、図示の実施例における打撃部材47は人形の両腕を
模して形成してある。
うに、打撃面50を有するクランク状の部材であって、
支軸51によりリヤカバー24から延出するベース片5
2に回動自在に軸着する。この打撃部材47の後端部分
には連係ピン53を設ける。また、リヤカバー24から
突出する取付ボス54に対して作動ソレノイド取付板5
5を止着し、この作動ソレノイド取付板55に作動ソレ
ノイド49を前後方向に向けて取り付け、当該ソレノイ
ド49のプランジャ49aに止着した連係部材56の連
係溝に、上記連係ピン53を係止させる。従って、上記
作動ソレノイド49を励磁すると、プランジャ49aが
当該プランジャ49aに巻装した戻りスプリング49b
に抗して牽引されるので、連係部材56が後方へ移動し
て連係ピン53によって打撃部材47が支軸51を中心
にして下向きに回動し、当該打撃部材47の上端部分が
前進し、打撃面50で球を打ち返す。尚、上記作動ソレ
ノイド49を所定の周期で間歇的に励磁し、打撃部材4
7を断続的に駆動する。
イド49が消磁した非作動状態では、上プレート39の
後縁と球一個分以上の間隔をおいて後退しているので、
上プレート39と打撃部材47との間から上プレート3
9を転動する球が落下する。一方、作動ソレノイド49
を励磁すると、上記したように打撃部材47が支軸51
を支点に回動し、打撃面50が前進した位置では、打撃
面50が上プレート39の上下に跨るようになる。しか
も、打撃面50と上プレート39の後縁との間隔が球径
以下になり、球を落下させることなく打撃する。そし
て、打撃部材47が回動する際に、打撃面50が描く軌
跡は円弧状に変化するので、球との衝突角度が多様に変
化し、打撃された球の方向を予測できない。尚、図示の
実施例では、打撃面50を若干内側に向けて形成してあ
るので、打撃された球が中央側へよる傾向がある。しか
も、図示の実施例における上プレート39の上面には段
差57を設け、この段差57の縁57aの形状を中央部
分が低い山形に突出する弓状に形成してある。従って、
打撃部材47によって打ち返された球は、この段差57
の縁57aに衝突して更に向きを変え、一層複雑な経路
を採ることになる。
ば、自然流下してくる球をほゞ逆方向に打ち返すことに
なるので、打球の方向が多様に変化して視覚的変化をも
楽しめる。また、打撃部材47のタイミングによって
は、同じ球を幾度となく打撃することにもなるので、特
別入賞口43へ入賞するチャンスが何度も巡ってくるこ
とになり、特別入賞口43へ入賞する期待感が極めて高
い。また、上プレート39から落下途中の球も、打撃部
材47の打撃面50′により打撃できるので、下プレー
ト41上の球の流れにも影響を与えることができる。
ト41に、モータ58を駆動源とする回転部材59を設
け、この回転部材59に載る球を誘導可能としている。
ゞ平行するように、傾斜状に設けられ、一端側から他端
側へ向けて球が抜けるように、上面に両側縁が若干立上
る断面形状が浅い曲面状となる凹陥溝60を有してい
る。また、この回転部材59は、モータ取付台61に取
り付けたモータ58の回転軸58aに設けたカム62に
止着されている。尚、このカム62の中段には、拡径し
たフランジ部62aを設け、後述する位置検出に利用す
る。
9を止着するのであるが、図示の実施例によれば、回転
部材59の軸部59aに軸受環63を設け、この軸受環
63を下プレート41に開設した軸受孔64に通してい
る。また、図示の実施例では、下プレート41に円形凹
部65を設け、この円形凹部65に回転部材59の台座
部66を嵌装させてある。
えば切欠からなる検出部を設け、この検出部をフォトセ
ンサーからなる位置検出手段67により検出し、回転部
材59の停止位置を決定する。即ち、凹陥溝60の開口
側が前後に向く位置を定位置として停止可能とする。
内の連通路40に球貯留手段が設けてある。この球貯留
手段は、人形のあご68を模して形成してあり、上プレ
ート39の高さ位置に、人形のあご68が競り出し、こ
のあご68に設けた球受凹部69に球を一個貯留可能な
ように構成してある。
設けたガイド部材70にガイドされるスライド部材71
の先端部分に形成してある。このスライド部材71は、
後端部分に係合ピン72を備える。また、上記ガイド部
材70の上部に延設した支持部73には回動支軸74を
形成し、この回動支軸74にはソレノイドクランク75
を軸着する。そして、上記スライド部材71の係合ピン
72を、ソレノイドクランク75の一端に設けた長孔7
5aに遊嵌する。また、上記ソレノイドクランク75の
他端に開設した長孔75bには、ソレノイド76のプラ
ンジャ76aに設けた駆動ピン77を遊嵌する。
分には、上記あご68の外形に合わせた嵌入口78が形
成してあり、あご68が競り出したときに、上プレート
39を転動する球が、あご68の上面に形成した球受凹
部69に流入する。尚、競り出したあご68の両側に
は、上プレート39と、打撃部材47との間に間隙が形
成され、この間隙において、打撃部材47が回動する。
また、上記嵌入口78の端部には、球を打撃部材47側
へ誘導するための起立片79を設けている。
68が戻るときに球押し部材80によって押し出され、
下方に位置する回転部材59の上面に落下する。このと
き、回転部材59の向きによって、落下した球が、特別
入賞口43へ向ったり、左右の一般入賞口44へ向った
りして振り分けられる。尚、上記球押し部材80は、あ
ご68のガイドとして機能してる。
ソレノイド31,49,76の後方に、浅皿状のコネク
タ収納部材81を設け、所望のコネクタ82…を配設し
たコネクタ基板83を、半田面83aを内向きに止着し
ている。このようにすれば、各種の配線をまとめること
ができ、配線が邪魔になることがないし、誤配線や配線
切れを防止することができる。
ートを参照して、本発明に係るパチンコ機1の遊技を説
明する。尚、このパチンコ機1においては、入賞球1個
について10個の賞球を払い出すように設定してある。
5内の回転部材59が、一定速度、例えば1回転4秒の
速度で、回転を開始する。尚、この電源投入により、マ
トリクス表示装置38に、例えば「和平」なる図柄を点
滅表示する。また、取付基板22の開口部23の左右側
縁部分に設けたLED表示灯を点灯移動させると共に、
打撃部材47の上方部分の後方に設けた表示灯84を点
滅表示する。更に、凹室25の天井部分に設けた表示灯
85及び可動球受部材26の後方部分に設けた表示灯8
6を点滅表示する。尚、可動球受部材26の後方に設け
る表示灯86は、図示の実施例においては、取付基板2
2の開口部23を横方向に膨出させ、この膨出部分にレ
ンズ部材87を嵌着し、リヤカバー24の前面板24a
の後方に臨ませたランプによって構成してある。
動口13aに入球して第1始動口スイッチがオンする
と、0.5秒後に可動球受部材26が約0.4秒開放す
る。このとき打撃部材47が、約0.3秒間、3回動作
する。一方、第2始動口13bに入球して第2始動口ス
イッチがオンすると、0.5秒後に可動球受部材26が
0.5秒間隔で2回開放する。このとき打撃部材47
が、約0.3秒間、5回動作する。尚、各始動口13…
に入球して可動球受部材26が開閉中のときは、上記マ
トリクス表示装置38に、「名人」なる図柄を表示する
共に、各所の表示灯84〜86を点滅表示する。また、
継続スイッチ42は、可動球受部材26が閉止した後
も、約2.5秒間有効となっている。
凹室25内へ流入し、更に特別入賞口43へ入球して継
続スイッチ42がオンすると、特別遊技を開始する。
材26を18回開閉するか、凹室25に9個の打球が入
球すると1サイクルが終了し、この1サイクル中に、再
び継続スイッチ42がオンすると、初回のサイクルを含
めて最大16回まで更新が可能である。
ると、継続スイッチ42がオンすると、直ちに可動球受
部材26を閉止し、約4秒後から新たに18回の開閉を
開始する。一方、回転部材59は、4秒以内に所定の向
きで停止する。即ち、開口端を前後に向けて、落下して
くる球を特別入賞口43へ誘導し易い位置で停止する。
また、打撃部材47である腕及びあご68が、所定の間
隔で所定回数作動する。
が新たな動作を開始する。この腕の動作は、図9に示す
ように、約1.7秒間に、前進側約0.3秒、後退側約
0.1秒で、4回の動作を1周期とする。
球を1個貯留可能な状態となる。そして、凹室25に入
球した球が3個になるか、または可動球受部材26が1
6回開閉すると、あご68は一旦後退し、入賞球を3個
カウントして後退した場合には0.5秒後に再び前進す
る。このとき、球受凹部69に球を保留している場合は
この球を放球し、この球が特別入賞口43へ入球すると
サイクルを更新し、一般入賞口44へ入球すると、この
サイクルを継続する。そして、再び前進したあご68
は、入賞球が7個になるか、可動球受部材26が16回
開閉すると後退する。尚、このとき、保留している球は
放球され、特別入賞口43または一般入賞口44へ流入
する。このようにすれば、出玉が極端に多くなったり、
サイクルを更新せずに特別遊技を終了することがなく、
出玉のバランスを図ることができる。
ス表示装置38は、開始直後の0.5秒間「大入」なる
図柄を表示し、以後、左側にサイクル数(1〜15)
を、右側に入賞個数(0〜9)を表示する。また、各所
に配置した表示灯84〜86が動作に応じて適宜点滅表
示すると共に、動作に応じて各種の効果音を発声する。
も、凹室25内へ球が9個入球すると、可動球受部材2
6は開閉動作を終了すると共に、打撃部材47の動作を
停止する。
の開閉を終了して継続スイッチ42の有効時間が経過す
ると、回転を再開する。尚、最終サイクル、即ち15回
目のときは、回転部材59は停止しない。
26が開閉中は、打撃部材47である腕を前後に可動さ
せているので、この打撃部材47によって凹室25へ流
入した球に対して、特別入賞口43へ流入する確率が高
くなる球受凹部69へ入るチャンスを何度となく得るこ
とができる。従って、特別入賞口43への入賞の期待感
が著しく向上したパチンコ遊技となる。
たが、本発明は上記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限り適
宜に実施できる。例えば、図示の実施例においては、左
右一対の打撃部材を示しているが、この打撃部材を連通
路のほゞ中央部分に一つ設けるようにしてもよいし、打
撃部材の駆動手段としてリンク機構等を介することな
く、ソレノイドのプランジャを打撃部材に直結すること
もできる。
より遊技部と区画可能な入賞領域に、継続信号発生手段
が臨む特別入賞口と一般入賞となる一般入賞口とを設
け、上記可動球受部材を駆動源により駆動して、打球が
入賞領域に流入できずに遊技者に不利な第1状態と、打
球が入賞領域へ流入可能となって遊技者に有利な第2状
態とに変換可能な入賞装置を備えるパチンコ機におい
て、上記入賞装置の入賞領域を、取付基板に開設した開
口部に前面側が開口するリヤカバーを止着した凹室によ
って構成し、上記凹室内には、後向きに下り傾斜するプ
レートを設け、該プレートの後方には連通路を設け、上
記連通路には、駆動手段により作動すると共に打撃面を
有する打撃部材を配設し、上記打撃部材が作動状態のと
きには、上記打撃面が前進してプレートの後縁との間隔
が球径以下になると共に、上記打撃面がプレートの上下
に跨って臨み、上記打撃部材が非作動状態のときには、
打撃面が後退してプレートの後縁との間に、少なくとも
球1個が通過できる球通路が創成されるようにしたの
で、打撃部材が打ち返す打球の方向が多様に変化し、視
覚的変化を楽しめるばかりではなく、特別入賞口へ入賞
する期待感が著しく増大し、遊技性が極めて高まる。し
かも、打撃のタイミングによっては、特別入賞口を外す
こともあるので、出玉の調整が可能であって、遊技者と
遊技店の利益バランスを容易に図ることのできる実用的
価値の高いパチンコ機となる。
した状態を示す入賞装置の横断面図である。
した状態を示す入賞装置の横断面図である。
した状態を示す入賞装置の一部縦断面図である。
部横断面図である。
り、(A)は第1始動口、可動球受部材、打撃部材の時
間的関係を示し、(B)は第2始動口、可動球受部材、
打撃部材の時間的関係を示す。
ッチ、可動球受部材、打撃部材、球貯留手段としてのあ
ご、及び回転部材の時間的関係を示す。
ャートであり、継続スイッチ、可動球受部材、球貯留手
段としてのあご、及び回転部材の時間的関係を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 可動球受部材により遊技部と区画可能な
入賞領域に、継続信号発生手段が臨む特別入賞口と一般
入賞となる一般入賞口とを設け、上記可動球受部材を駆
動源により駆動して、打球が入賞領域に流入できずに遊
技者に不利な第1状態と、打球が入賞領域へ流入可能と
なって遊技者に有利な第2状態とに変換可能な入賞装置
を備えるパチンコ機において、 上記入賞装置の入賞領域を、取付基板に開設した開口部
に前面側が開口するリヤカバーを止着した凹室によって
構成し、 上記凹室内には、後向きに下り傾斜するプレートを設
け、該プレートの後方には連通路を設け、 上記連通路には、駆動手段により作動すると共に打撃面
を有する打撃部材を配設し、 上記打撃部材が作動状態のときには、上記打撃面が前進
してプレートの後縁との間隔が球径以下になると共に、
上記打撃面がプレートの上下に跨って臨み、上記打撃部
材が非作動状態のときには、打撃面が後退してプレート
の後縁との間に、少なくとも球1個が通過できる球通路
が創成されるようにしたことを特徴とするパチンコ機。 - 【請求項2】 前記プレートは前記凹室を上凹室と下凹
室とに分割し、前記連通路によって上凹室と下凹室とを
連通させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載
のパチンコ機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP16823092A JP3220871B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | パチンコ機 |
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---|---|---|---|
JP16823092A JP3220871B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | パチンコ機 |
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JP16823092A Expired - Lifetime JP3220871B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | パチンコ機 |
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