JP3220449B2 - 改良された塩代用粒剤 - Google Patents

改良された塩代用粒剤

Info

Publication number
JP3220449B2
JP3220449B2 JP22143190A JP22143190A JP3220449B2 JP 3220449 B2 JP3220449 B2 JP 3220449B2 JP 22143190 A JP22143190 A JP 22143190A JP 22143190 A JP22143190 A JP 22143190A JP 3220449 B2 JP3220449 B2 JP 3220449B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
salt
salt substitute
hydrogenated
mesh
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22143190A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0391458A (ja
Inventor
フランク・ジヨン・バニツク
シウー・ジエイ・ルーオウ
ジエイムズ・ジエイ・シヨー
ステイーブン・アール・ヘルマン
Original Assignee
ワーナー―ランバート・コンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ワーナー―ランバート・コンパニー filed Critical ワーナー―ランバート・コンパニー
Publication of JPH0391458A publication Critical patent/JPH0391458A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3220449B2 publication Critical patent/JP3220449B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L27/00Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L27/40Table salts; Dietetic salt substitutes

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Seasonings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は、自由に流動する塩代用粒剤(granule)、
その製造方法及び使用に関する。さらに詳しくは甘くな
い炭水化物及び塩化ナトリウムから製造される塩代用粒
剤に関する。本発明の特に好ましい一面においては、天
然の塩をまねる塩代用粒剤を作るために使用される増量
剤を製造するために、糖及び甘味抑制剤を用いる。
従来技術 味及びフレーバー増進剤としての塩の使用はよく知ら
れている。食物加工においては、塩の防腐性及び味覚受
容性は充分に確立されており、塩は、例え過剰に使用さ
れているときでさえ、消費者にとって魅力的であること
は充分に認識されている。北米では塩の毎日の総摂取量
は、1人当り10〜12グラムの範囲であると推定される。
塩味の強いスナック食品が塩のかなりの消費理由であ
り、この消費は世界の多くの地域で顕著に増加してき
た。
ナトリウム及び塩化物イオンを含む食卓塩は、過剰に
摂取される場合でさえ、通常は体の中に保留されない
が、一方で食卓塩の使用は、世界人口の20%を上廻る人
々を冒す高血圧症の原因であるとされてきた。塩の摂取
量と高血圧症の間の明確な関係はまだ充分には確定され
ていないとはいえ、医学界は塩摂取濫用の程度に関心を
もち続けそして塩摂取量の低減を提唱している。その結
果として、一般消費者は、塩の使用を減らすようにとい
う自らに課せられたプレッシャーに充分気付くようにな
ってきた。
この削減により、種々の代替物、例えば塩化ナトリウ
ムを添加したり、添加しない塩化カリウムを含有する、
入手できる多数の塩代用組成物の開発がなされてきた。
US特許4,556,566;4,556,567;及び4,556,568は、塩代用
品として塩化カリウムを含む組成物であって、塩化カリ
ウムが粒子のコアからなり、このコアが、マルトデキス
トリン('567)、マルトデキストリン及び塩化ナトリウ
ムのコーティング混合物('566)、並びにマルトデキス
トリン、塩化ナトリウム及び酒石英(重酒石酸カリウ
ム)のコーティング混合物('568)によってコートされ
ている組成物を教示している。しかしながら、このよう
なカリウム塩代用品は、使用されるときにそれらが苦味
を呈するので受け入れられないことが見い出され、従っ
て塩化ナトリウムに取って代わるのには充分に有効では
なかった。
塩製品を含む最適の添加物を含んでよい、味のよいフ
レーバーのある製品の製造における甘い及び甘くない炭
水化物増量剤の使用は、本出題の譲受人の二つの共に係
属中の出願中に開示されている。これらの出願は、米国
特許出願第222,479号(1988年7月21日出願)及び同第2
22,599号(1988年7月21日出願)であり、これらの出願
中に述べられた発明は、味のよいフレーバー製品に関す
るものであり、純粋な天然の食卓塩に取って代わるもの
として意図されている塩代用粒剤に関するものではな
い。
従って、塩を適用するやり方を変えることなく消費者
が塩摂取量を減らすことができるようにし、そして食卓
塩と同様にしょっぱい味がして、それでいてナトリウム
含量が少ない粒剤を有する塩化ナトリウム製品に対する
需要は依然としてある。このような製品は、塩から予期
される味覚受容性を変えてはならず、またその使用法、
例えば振る、すくう(dipping)若しくはなめるなどを
変えてはならない。
発明の要約 本発明者らは、(a)甘くない炭水化物増量剤から成
るコア組成物;及び(b)塩化ナトリウムから成る、コ
ア上の被覆から成る自由に流動する塩代用粒剤を思いが
けなく発見した。本明細書中で使用される被覆という用
語は、増量剤上に溶融されるか凝集されるか、またはス
プレー塗布されている物質を指す。甘くない炭水化物増
量剤は、甘くないかまたは低甘味の水素化澱粉加水分解
物、グルコースのポリマー、及びその他の炭水化物例え
ばアラビアゴム、及びその他のヒドロコロイドガム、及
びこれらの混合物から成る群から選んでよい。加えて、
甘くない炭水化物増量剤は、甘い炭水化物増量剤及びこ
の増量剤の甘味を無くす甘味抑制剤を含むものであって
もよい。特に好ましい甘味抑制剤は、2−p−メトキシ
フェノキシプロピオン酸、p−メトキシベンジル酢酸、
及びこれらの混合物である。
本発明の特に好ましい特徴は、増量剤としてスクロー
スを甘味抑制剤と一緒に使用して天然の塩をまねる塩代
用粒剤を製造することを包含する。このような増量剤の
使用により、最終粒剤における塩含量を25〜75%減少す
ることが可能になり、なおかつこの粒剤は、テクスチャ
ー、振り易さ、食物へのくっつき易さ、味覚受容性の風
味及び風味増進能力などの塩に似た性質を保持してい
る。
本発明の自由に流動す塩代用粒剤は、好ましくは、
(a)約60メッシュ(US標準ふるいサイズ)未満の粒径
を有する粒子状の甘くない炭水化物増量剤を含むコア粒
子を生成させ;(b)これに粉末の塩化ナトリウムを混
合して塗布されたコアを生成させ;しして(c)自由に
流動する塩代用粒剤を回収することによって製造するこ
とができる。
代わりの方法においては、本粒剤は、(a)約60メッ
シュ(US標準ふるいサイズ)未満の粒径を有する粒子状
の甘くない炭水化物増量剤から成るコア粒子を生成さ
せ;(b)これらのコア粒子に塩化ナトリウムの水溶液
をスプレー塗布してこれらのコア粒子を被覆し;(c)
塩を塗布された粒子を乾燥させそして自由に流動する塩
代用粒剤を回収することによって製造される。
好ましい実施態様の説明 本発明者らは、塩のような味がしそして塩のように取
り扱われる(delivered)組成物を、甘くない炭水化物
増量剤及び塩化ナトリウムそれ自体から製造することが
できることを思いがけず発見した。本発明の組成物は、
それらが等しい粒剤サイズあたり約25%〜約75%少ない
塩を含むという点で天然の塩とは異なるが、それでいて
なお、天然の塩と同じ味覚受容性及び物理的性質を有す
る。本発明は、粒剤中に通常存在する塩のための増量用
代替物として甘くない炭水化物を利用し、そして塩化カ
リウムのような苦い塩代用品の使用を回避する。このよ
うな甘くない増量剤を用いることによって、塩の味覚受
容性は改変されず、それでいてこの塩は、可食製品と共
に使用されるときには、本物のような味がし、感触があ
りそしてそのように作用する。この結果の正確な理由は
知られていないが、それは、塩の表面積に起因すると思
われる。即ち、増大した表面積を有する塩粒子を用いて
これを天然の塩と等しい全体の表面積を有する塩粒剤に
することによって、生成物は天然の塩と同じ性質を有
し、それでいて生成物中に存在する塩の全量を顕著に減
少させることが見い出された。この効果は全く予想外で
ある。
本発明の甘くない炭水化物増量剤は、組成物に適切な
嵩及びテクスチャーを供給する物理的な構成(make−u
p)を持たなければならない。加えて、これらの炭水化
物増量剤は、組成物に甘味を全く与えないかまたは最小
の甘味しか与えてはならない。本発明の甘い炭水化物増
量剤は、組成物に適切な嵩及びテクスチャーを供給する
物理的な構成を持たなければならない。適当な甘い炭水
化物増量剤は、糖、糖アルコール、水素化されたヘキソ
ース及びペントース、水素化された二糖類、甘い水素化
澱粉加水分解物及びこれらの混合物を含む。
適当な糖増量剤は、単糖類、二糖類及び多糖類例えば
スクロース、グルコース、キシロース、リボース、マン
ニノース、ガラクトース、フルクトース、デキストロー
ス、マルトース、転化糖、部分的加水分解澱粉及びコー
ンシロップ固体、及びこれらの混合物を含み、そして糖
が好ましい甘い増量剤である。スクロースとコーンシロ
ップ固体との重量比は、一般に、約0.5:1〜約2:1、好ま
しくは約1:1〜約2:1、そしてもっとも好ましくは約1.3:
1〜約1.7:1である。
適当な糖アルコール増量剤は、ソルビトール、キシリ
トール、マンニトール、ガラクチトール、マルチトー
ル、及びこれらの混合物を含む。
適当な水素化された二糖は、Palatinit Subungsmitte
l GMBHによって商品名PALATINITとして製造されている
水素化されたイソマルトゥロース(isomaltulose)及び
C.C.A.Biochem b.v.によってLACTITOLの商標名で製造さ
れている水素化されたラクトースを含む。LACTITOLは、
他の糖アルコールの約半分のカロリーを含む。
本発明中で用いられる水素化澱粉加水分解物は再発行
米国特許第Re.25,959号、第3,356,811号、第4,279,931
号中に開示されたもの、並びにソルビトール、水素化さ
れた二糖、水素化されたより高次の多糖、またはこれら
の混合物を含む種々の水素化されたグルコースシロップ
及び/または粉末を含んでよい。
水素化澱粉加水分解物は、コーンシロップの制御され
た接触水素化によって主に製造される。生成する水素化
澱粉加水分解物は、モノマー、ダイマー、オリゴマー、
及びポリマーの糖の混合物である。これらの糖の混合比
が異なっていると水素化澱粉加水分解物の性質も異な
る。種々の水素化澱粉加水分解物の重合度(DP)を表1
中に提示する。
モノマー(DP−1)及びダイマー(DP−2)の比率が
高い生成物は、より高い甘味レベルを有しそしてより柔
らかい糖菓製品を生み出すであろう。ポリマーの比率が
高い生成物は、低い甘味を有しそして硬いテクスチャー
を有する糖菓製品を生み出すであろう。DP−1は、例え
ばソルビトール、マンニトール、キシリトールまたは任
意のその他の水素化された単糖を表すことができるであ
ろう。シロップ出発物質中のグルコースの天然の豊富さ
のために、DP−1は、一般に、ソルビトールである。同
様に、パーセントDP−2は、存在する水素化された二糖
例えばマルチトールの量を規定し、一方DP−3、DP−
4、DP−6などは、水素化澱粉加水分解物中に存在する
より高次の水素化された糖の量を規定する。
本発明において使用される水素化澱粉加水分解物は、
好ましくは、約5%〜約10%のDP−1値、約15%〜約65
%のDP−2値、及び約30%〜約70%のDP−3及びDP−4
値を有するであろう。
適当な甘味抑制剤は、両方とも引用によって本明細書
中に組み込まれる英国特許出願2,157,148及び米国特許
4,567,053に開示された化合物を含む。開示された好ま
しい甘味抑制剤は、酢酸誘導体のエーテルまたはチオエ
ーテルである二つの関連したシリーズの化合物から成
る。これらの甘味抑制化合物は、一般式: A−(D)m−C(B)(E)−COOX [式中、 mは、0若しくは1を表し; Aは、同素環式若しくは複素環式の芳香族基を表し; Bは、水素、炭素数1〜3の脂肪族基若しくはフェニ
ルを表すか、または mが0を表すときには、A及びBは、同素環式若しく
は複素環式の芳香族基、若しくは同素環式若しくは複素
環式の芳香族基によって置換されたメチリデン基を完成
し; Eは、水素若しくはアルキルを表すか、またはmが0
を表すときには、ヒドロキシ若しくはアルコキシを表
し; Dは、酸素若しくは硫黄を表し; Xは、水素若しくは生理学的に適合するカチオンを表
すが、但し Aがフェニルを表しそしてB及びCが両方とも水素を
表すか、またはAは置換されていないフェニルを表し、
Bがアルキルを表し、そしてCが水素を表すときには、
mは1を表す] を有する。
その他の適当な甘味抑制剤には、引用によって本明細
書中に組み込まれる米国特許4,544,565に開示された置
換ベンゾイルアルキルカルボン酸の塩がある。これらの
甘味抑制剤は、一般式: HOOC−H(R7)−CH(R8)−CO−R9 [式中、 R7は、水素またはC1〜C3のアルキルであり、 R8は、水素またはC1〜C3のアルキルであり、そして R9は、五置換されたフェニル基を表し、 (ここで、それらの置換基は、それぞれ水素、C1〜C3
アルキル、C1〜C3のアルコキシ、C1〜C2のヒドロキシア
ルキル、ヒドロキシ及びカルボキシから成る群から選ば
れる)] を有する。
その他の適当な甘味抑制剤には、引用によって本明細
書中に組み込まれる米国特許4,642,240に開示された3
−アミノベンゼンスルホン酸及びその誘導体がある。
その他の適当な甘味抑制剤には、引用によって本明細
書中に組み込まれる米国特許4,567,053に開示された置
換フェニルアルキルカルボン酸塩及び置換フェニルケト
アルキルカルボン酸塩が含まらる。これらの甘味抑制剤
は、一般式: XOOC−(CO)m(CH2)n−C6H4−R [式中、 mは0または1を表し、そして mが0を表すときには、nは1、2または3を表しそ
してpは1、2、3または4を表し、そして mが1を表すときには、nは1または2を表しそして
pは0、1、2、3または4を表し; 置換基Rは、独立して低級アルコキシ基、フェノキシ
基または低級アルキル若しくはトリフルオロメチル基を
表し; 二つの置換基Rは、一緒に、二つの位置でフェニル環
に鎖結合した(chainlinked)脂肪族を表すか、または 一つの置換基Rはヒドロキシ基を表し、一方少なくと
も一つの他の置換基Rはアルコキシ基を表し、そして Xは、生理学的に許容しうるカチオンである] を有する。
その他の適当な甘味抑制剤は、引用によって本明細書
中に組み込まれる英国特許出願2,180,534中に開示され
た置換ベンゾイルオキシ酢酸及び2−プロピオン酸塩誘
導体を含む。これらの甘味抑制剤は一般式: R1−C6H4−COO−CR2R3−COOH [式中、 R1は、ヒドロキシまたは1〜4の炭素を含むアルコキ
シであり、そして R2及び隣接するR2は、一緒になってメチレンジオキシ
環を形成し; 各々のR2は、独立して、水素、1〜3の炭素を含むア
ルキル、2までの炭素を含むアルコキシ、ヒドロキシ及
びカルボキシメトキシ基から成る群から選ばれるが、但
し R2が、独立して、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシ
またはカルボキシメトキシの官能基であるときには、官
能基の数は2を越えることはなく;そして R3は、水素またはメチルである] を有する。
好ましい甘味抑制剤は、Tate & LyleによってLACTIS
OLEの商標で製造されている2−p−メトキシフェノキ
シプロピオン酸、及びp−メトキシベンジル酢酸及びこ
れらの混合物である。
甘い炭水化物に加えて、甘くない炭水化物を用いても
よい。
適当な甘くない炭水化物増量剤は、甘くないかまたは
低甘味の水素化澱粉加水分解物、グルコースのポリマ
ー、及びその他の炭水化物例えばアラビアゴム、及びそ
の他のヒドロコロイドガム、及びこれらの混合物を含
む。
水素化澱粉加水分解物は、コーンシロップの制御され
た接触水素化によって主に製造される。生成する水素化
澱粉加水分解物は、モノマー、ダイマー、オリゴマー、
そしてポリマーの糖の混合物である。これらの糖の混合
比が異なると水素化澱粉加水分解物の性質も異なる。種
々の水素化澱粉加水分解物の重合度(DP)を表1中に提
示する。
モノマー(DP−1)及びダイマー(DP−2)の比率が
高い生成物は、より高い甘味レベル有しそしてより柔ら
かい糖菓製品を生み出すであろう。ポリマーの比率が高
い生成物は、低い甘味を有しそして硬いテクスチャーを
有する糖菓製品を生み出すであろう。DP−1は、例えば
ソリビトール、マンニトール、キシリトールまたは任意
のその他の水素化された単糖を表すことができるであろ
う。コーンシロップ出発物質中のグルコースの天然の豊
富さのために、DP−1は、一般に、ソルビトールであ
る。同様に、パーセントDP−2は、存在する水素化され
た二糖例えばマルチトールの量を規定し、一方DP−3、
DP−4、DP−6などは、水素化された澱粉加水分解物中
に存在するより高次の水素化された糖の量を規定する。
本発明において使用される水素化澱粉加水分解物は、
好ましくは、約5%〜約20%のDP−1値、約5%〜約15
%のDP−2値、及び約90%までのDP−3及びDP−4値を
有するものであろう。もっとも好ましくは、水素化され
た澱粉加水分解物は、約10%〜約15%のDP−1値、約5
%〜約10%のDP−2値、及び約85%までのDP−3及びDP
−4値を有するであろう。
適当なグルコースのポリマーは、D−グルコースのラ
ンダムに結合された縮合ポリマーを含む。本発明におい
て有用なグルコースのポリマーは、米国特許3,766,165
中に開示されたポリマーを含む。好ましいグルコースの
ポリマーは、Pfizer社によってPOLYDEXTROSEの商標で製
造されているD−グルコースのランダムに結合された縮
合ポリマー及び岡山県の林原生化学研究所社によってPU
LLULANの商標で製造されているデキストロースの縮合ポ
リマーを含む。グルコースのポリマーの多くは甘味がな
くそして低カロリーのもがある。従って、本組成物中へ
のこれらのポリマーの組み入れは、本組成物のカロリー
含量を低下させる。
甘くない炭水化物増量剤は、最終の粒剤の約75%〜約
25重量%そして好ましくは約60%〜約40重量%の量で用
いられる。適当な味覚受容性並びに本物の塩をまねる物
理的な属性の両方を示すであろう塩代用品を得るために
は、増量剤の粒径が重要である。約100メッシュ(US標
準ふるいサイズ)より大きい粒径が本発明において受け
入れられることが見い出された。好ましい粒径は約35と
60メッシュの間である。100メッシュのふるいを通過す
る粒径は、塩と合わせるには細かすぎ、そして本物の塩
らしくない受け入れられない生成物を生成させる。対照
的に、約35メッシュふるいよりも大きい粒子は大きすぎ
る。特定の最終用途応用に合わせて特定のサイズの増量
剤を選択しなければならないことが認識されるべきであ
る。例えば、“プレッツェル グレード”の塩は、35メ
ッシュのふるいを通過する(即ち、プラス35メッシュ)
粒径を有する増量剤を用いて製造することができる。
“振りかけ(Shaker)グレード”の製品は、マイナス35
〜プラス60メッシュを有する増量剤材料から製造するこ
とができる。“ポップコーングレード”サイズの塩代用
品は、マイナス60メッシュ粒径を有する増量剤から製造
することができる。被覆された塩代用品は、製造中に、
所望よりも小さいまたは大きい可能性がある集塊または
クラスターを形成するので、このような用途のためにも
っと望ましい粒径分布を得るために、このような代用品
をサイズで分類することが有利であることが見い出され
た。一度分類されれば、最終製品は、100メッシュより
細かい粒剤が約10%未満でなければならない。すべての
メッシュサイズは、US標準ふるいサイズによる。マイナ
スメッシュサイズの呼び方は、述べられたメッシュサイ
ズのふるいを通過することができる物質を指す。一方、
プラスメッシュサイズは、述べられたメッシュサイズの
ふるい上で保留される物質を指す。
甘くない増量剤が、甘味抑制剤によって処理される甘
い炭水化物から製造されるときには、この抑制剤は、甘
くない成分の総重量の約0.01%〜約0.5%そして好まし
くは0.05%〜約0.2重量%の量で用いられる。即ち、甘
い炭水化物と抑制剤の合計重量は100%に等しくなけれ
ばならない。例えばもし0.14%の抑制剤が49.86%の増
量剤と共に用いられるならば、生成する組成物は、本発
明の調製物中50%の増量剤の使用を表す。
塩化ナトリウムは、本発明においては最終調製物、即
ち粒剤の約25%〜約75重量%そして好ましくは約40%〜
約60重量%の量で用いられる。この塩の粒径は、それが
粉末形態で添加されるときには重要である。このような
粒径は、比較的細かい増量剤粒子による大きな塩粒子の
凝集(clumping)を防止するために、増量剤の粒径と類
似であるべきである。約マイナス35メッシュ〜プラス60
メッシュのサイズが好ましく、プラス100メッシュのサ
イズは受け入れられる。
最終調製物においては、増量剤と塩化ナトリウムとの
重量比は、好ましくは3:1〜1:3である。
自由に流動する塩代用粒剤は、もしまだ甘くない形で
ないならば甘くない炭水化物増量剤を生成させ、この粒
径を粉砕するかまたは他の方法で減少させて所望の粒径
にし、塩化ナトリウムをこの増量剤とブレンドして所望
のナトリウム減少を達成し、そしてこの塩をこの増量剤
に凝集、溶解、スプレー塗布、または他の方法で付着さ
せ、そして生成物を回収することによって製造すること
ができる。
一つの好ましい方法は、(a)プラス100メッシュ(U
S標準ふるいサイズ)の粒径を有する粒子状の甘くない
炭水化物増量剤から成るコア粒子を生成させ;(b)こ
れに粉末状の塩化ナトリウムを混合して被覆されたコア
を生成させ;(c)自由に流動する塩代用粒剤を回収す
ることを含む。
粉末状の塩を用いて塩粒剤を製造するときには、塩の
集塊を一緒に保持することを助けるために顆粒化剤を用
いることが有利である。このような顆粒化剤はよく知ら
れていてそして、生成物に滑らかさ及び物体感触(body
texture)を賦与するヒドロコロイドを含む。顆粒化剤
は、広範囲の水溶性ヒドロコロイド剤から選んでよい。
有用なヒドロコロイドは、天然ガム及び改質されたガ
ム、セルロース及び改質されたセルロース、ペクチン、
粘液(mucilages)、改質された澱粉、非セルロース性
多糖、藻の多糖及びこれらの混合物を含む。特に好まし
いヒドロコロイドは、カルボキシメチルセルロース、メ
チルセルロース、カラヤガム、アカシアガム、アルギン
酸ナトリウム、アルギン酸カルシウム、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース及びこれらと混合物を含む。ヒド
ロコロイドは、約0.25%〜約25%、好ましくは約0.5%
〜約5.0重量%の量で存在する。用いてはならない物質
は、塩の物理的性質をまねないものであり、そして不溶
性リン酸塩、不溶性ケイ酸塩、及びその他の金属酸化物
例えば二酸化チタンのような受け入れられない増量剤を
含む。
もう一つの好ましい方法は、(a)マイナス100メッ
シュ(US標準ふるいサイズ)の粒径を有する粒子状の甘
くない炭水化物増量剤から成るコア粒子を生成させ;
(b)これらのコア粒子に塩化ナトリウムの水溶液をス
プレー塗布してこれらのコア粒子を被覆し;(c)塩を
被覆された粒子を乾燥させそして自由に流動する塩代用
粒剤を回収することを含む。
この方法によれば、塩は、増量剤の揺り動かされた床
の上に水溶液としてスプレーされる。この水溶液は任意
の適当な濃度の塩を含んでよくそして被覆される増量剤
の量に対して任意の適当な量で用いられてよい。好まし
い塩濃度は、水中の約10%〜約40重量%の塩である。塩
の過飽和溶液も、本発明の粒剤を製造するために有利に
用いられてよいことに注目すべきである。
本組成物は、着色剤、顔料、脱色剤、オイル、脂肪、
防腐剤、湿潤剤、粘着性減少剤、粒状化化合物など、及
びこれらの混合物から選ばれた物質を種々の量で含んで
よい。
本発明において有用な着色剤は、好ましくは水溶性で
ある。好ましい顔料、二酸化チタンは、約1重量%まで
の量で組み入れてよい。また、着色剤は、食物、薬及び
化粧品用に適していてそしてF.D.&C.染料及びレーキと
して知られているその他の染料を含んでもよい。すべて
のF.D.& C.着色剤及びそれらの対応する化学構造の詳
しい叙述は、Kirk−Othmer化学技術の百科事典、第3版
6巻中の561〜595頁に見いだすことができる。なお、こ
の事典は引用によって本明細書中に組み込まれる。使用
されるときには、顔料及び着色剤は、一般には最終組成
物の約1重量%までの、そして好ましくは最終組成物の
約0.01%〜約1重量%の量で存在する。
適当な防腐剤は、最終組成物の約1.0重量%まで、そ
して好ましくは約0.1%〜約1.0重量%の量で存在するブ
チル化ヒドロキシアニソール(BHA)、ブチル化ヒドロ
キシトルエン(BHT)、安息香酸、アスコルビン酸、メ
チルパラベン、プロピルパラベン、エチレンジアミン四
酢酸(EDTA)、トコフェロール及び混合物を含む。
適当な湿潤剤は、グリセリン、ソルビトール、フラク
トース及びこれらの混合物を含む。使用されるときに
は、湿潤剤は、一般に最終組成物の約5重量%まで、そ
して好ましくは約1.0%〜約5.0重量%の量で存在する。
適当な表面粘着性減少剤は、モノ−及びジグリセリ
ド、及びこれらの混合物を含む。使用されるときには、
粘着性減少剤は、最終組成物の約1.0重量%まで、そし
て好ましくは約0.1%〜約1重量%の量で存在する。
本発明において使用される塩化ナトリウムの一部を置
き換えるために用いられてよい適当な塩化物の塩は、塩
化カリウム、塩化アンモニウム、及びこれらの混合物な
どを含む。使用されるときには、このような物質は、塩
化ナトリウム含量の約10%〜50重量%の量で用いられ
る。
本発明の塩代用品は、天然の塩のすべての用途におい
て天然の塩の代用品として使用することができる。例え
ば、振りかける塩または食卓塩、その他の食用食物に使
用される塩、並びに種々の粒径の塩、例えばプレッツェ
ルの塩及びポップコーングレードの塩。塩を食用食物に
適用するときには、それは、単に、天然の塩が適用され
るであろうように適用される。塩代用品は、天然の塩と
同じように食物製品にくっつきまたは付着する。
以下の実施例によって本発明をさらに説明するが、こ
れらの実施例は特許請求の有効な範囲を限定する意図の
ものではない。本明細書を通してすべての部及びパーセ
ントは、特記しない限り、100%総重量を基にした最終
組成物の重量による。
実施例I 塩代用粒剤 第I部.スクロースの甘味抜き 1000gのスクロースを200mlのH2O中に溶解しそして150
℃に加熱した。1.4gの量の甘味抜き剤、即ちLactisol
(1.4g)を添加しそして、均一に分散して甘くない炭水
化物増量剤が生成するまで混合した。この甘くない炭水
化物ブレンドをスラブの上に広げそして冷却せしめた。
室温(約24℃)に冷却して、この混合物をブレンダー中
で粉砕しそして45メッシュのふるい(US標準メッシュサ
イズ)を通過させた。プラス45メッシュの粒子は、甘味
がなくそして実質的に味がなくかつ匂いがなかった。
第II部.塩代用粒剤の製造: 各々475gの甘味を抜いた糖粒子及びごく細かいポップ
コーングレードの塩を合わせた。この混合物を以下の条
件でGlatt Uniglatt流動床粒状化機中で凝集した: 1)粒状化溶液:ヒドロキシプロピルメチルセルロース
の0.6%水溶液 2)スプレー速度:濡れ過ぎを回避するために間欠的に
約25ml/min 3)入口空気温度:60〜70℃ 4)入口空気フラップ設定:45 5)スプレー圧力:1.5bar 300mlの粒状化溶液を揺り動かされている粒剤に適用
した後で、それらを10分間乾燥した。実体顕微鏡で観察
すると、これらの粒剤は良く形成されているように見え
た。粒剤のたたかない(untapped)かさ密度は0.54であ
り、一方その粒径分布は以下の通りであった: 16メッシュの上 0.63% 16メッシュを通過し20メッシュの上 4.74% 20メッシュを通過し30メッシュの上 31.83% 30メッシュを通過し45メッシュの上 41.40% 45メッシュを通過し60メッシュの上 10.95% 60メッシュを通過 10.45% 味見をすると、これらの粒子は天然の塩の味覚受容性
を持ち、そして天然の塩と類似の物理的な性質を示し
た。この代用品によって試験された食用食物は、天然の
塩によって処理された同じ食物と区別できなかった。
実施例II コーティングによって製造された塩代用粒子 第I部.スクロースの甘味抜き 1000gのスクロースを200mlのH2O中に溶解しそして146
℃に加熱した。120℃に冷却した後で、1.4gの量の甘味
抜き剤、即ちLactisolを添加しそして、それが均一に分
散されるまで混合した。この甘くない炭水化物ブレンド
をスラブの上に広げそして室温(約24℃)に冷却した。
この混合物を小さな片に破砕しそしてブレンダー中で粉
砕した。50メッシュのふるい(US標準メッシュサイズ)
を通過した粒子を選んだ。これらの細かな粒子は、甘味
がなくそして実質的に味がなくかつ匂いがなかった。
第II部.塩代用粒剤の製造: 500gの甘味を抜いた炭水化物粒子をGlatt Uniglatt流
動床コーター/粒状化機中に置いた。20%のNaCl溶液を
甘味を抜いた炭水化物/NaClの重量比が2:1になるまで甘
味を抜いた粒子の上にスプレーした。使用された条件は
以下の通りであった: 1)コーティング溶液:脱イオン水中の20%w/w NaCl 2)スプレー速度:濡れ過ぎを回避するために間欠的に
約1〜5ml/min 3)入口空気温度:90℃ 4)入口空気フラップ設定:35 5)スプレー圧力:約2bar 実体顕微鏡で観察すると、塗布された粒子は不透明に
見えた。これらの粒子のサイズは、0.5cmの径から50メ
ッシュ未満までの範囲であった。これらの粒子の味は、
純粋なNaClより少ししょっぱくないだけであった。
かくして本発明を説明してきたが、本発明を多くのや
り方で変えることができることは自明であろう。このよ
うな変更は本発明の精神及び範囲からの逸脱とは見做さ
れず、そしてすべてのこのような変更は前述の特許請求
の範囲内に含まれることを意図している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジエイムズ・ジエイ・シヨー アメリカ合衆国ニユージヤージー州 (07960)モリスタウン.バレービユー ストリート34 (72)発明者 ステイーブン・アール・ヘルマン アメリカ合衆国ニユージヤージー州 (07878)マウントテイバー.カントリ ークラブロード3 (56)参考文献 特開 昭48−8971(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/236 - 1/237

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)(a1)約5%〜約20%のDP−1値、
    約5%〜約15%のDP−2値、並びに約90%までのDP−3
    及びDP−4値を有する水素化澱粉加水分解物、グルコー
    スのポリマー、及びその他の炭水化物例えばアラビアゴ
    ム、及びその他のヒドロコロイドガム、及びこれらの混
    合物から成る群から選ばれる炭水化物増量剤、又は (a2)糖、糖アルコール、水素化されたヘキソース、及
    び水素化されたペントース、水素化二糖、約5%〜約10
    %のDP−1値、約15%〜約65%のDP−2値、及び約30%
    〜約70%のDP−3及びDP−4値を有する水素化澱粉加水
    分解物及びこれらの混合物から成る群から選ばれる炭水
    化物増量剤及び、この増量剤の甘味を無くす甘味抑制剤
    からなる炭水化物増量剤、 から成るコア組成物が約25%〜約75%;及び (b)塩化ナトリウムから成る、コアの上のコーティン
    グが約75%〜約25%; から成る自由に流動する塩代用粒剤。
  2. 【請求項2】甘味抑制化合物が一般式: A−(D)−C(B)(E)−COOX (式中、 mは、0若しくは1を表し; Aは、同素環式若しくは複素環式の芳香族基を表し; Bは、水素、炭素数1〜3の脂肪族基若しくはフェニル
    を表すか、または mが0を表すときには、A及びBは、同素環式若しくは
    複素環式の芳香族基、若しくは同素環式若しくは複素環
    式の芳香族基によって置換されたメチリデン基を完成
    し; Eは、水素若しくはアルキルを表すかまたはmが0を表
    すときには、ヒドロキシ若しはアルコキシを表し; Dは、酸素若しくは硫黄を表し; Xは、水素若しくは生理学的に適合するカチオンを表す
    が、但し Aがフェニルを表しそしてB及びCが両方とも水素を表
    すか、またはAが置換されていないフェニルを表し、B
    がアルキルを表し、そしてCが水素を表すときには、m
    は1を表す) を有する請求項1記載の塩代用粒剤。
  3. 【請求項3】粒剤が、着色剤、顔料、脱色剤、オイル、
    脂肪、防腐剤、湿潤剤、粘着性減少剤、粒状化化合物及
    びこれらの混合物から成る群から選ばれた物質を付加的
    に含む、請求項1記載の塩代用粒剤。
  4. 【請求項4】請求項1記載の塩代用粒剤を食用食物製品
    に添加することから成る、食用食物製品に塩味付けする
    方法。
  5. 【請求項5】食用食物、及びその上に振りかけられたか
    又はそれに付着させられた請求項1記載の塩代用粒剤か
    ら成る食用食物製品。
  6. 【請求項6】a)60メッシュ(US標準ふるいサイズ)の
    粒径を有する粒子状の請求項1記載の炭水化物増量剤か
    ら成るコア粒子を生成させ、 b)これに粉末にされた塩化ナトリウムを混合して被覆
    されたコアを生成させ、そして c)自由に流動する塩代用粒剤を回収する ことから成る、自由に流動する塩代用粒剤を製造する方
    法。
  7. 【請求項7】a)プラス100メッシュ(US標準ふるいサ
    イズ)の粒径を有するコア粒子の請求項1記載の炭水化
    物増量剤を生成させ; b)これらのコア粒子に塩化ナトリウムの水溶液をスプ
    レー被覆してこれらのコア粒子を被覆し;そして c)塩被覆された粒子を乾燥させそして自由に流動する
    塩代用粒剤を回収する ことから成る、自由に流動する塩代用粒剤を製造する方
    法。
JP22143190A 1989-08-25 1990-08-24 改良された塩代用粒剤 Expired - Fee Related JP3220449B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US398,800 1989-08-25
US07/398,800 US5094862A (en) 1989-08-25 1989-08-25 Salt substitute granule and method of making same

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0391458A JPH0391458A (ja) 1991-04-17
JP3220449B2 true JP3220449B2 (ja) 2001-10-22

Family

ID=23576863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22143190A Expired - Fee Related JP3220449B2 (ja) 1989-08-25 1990-08-24 改良された塩代用粒剤

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5094862A (ja)
EP (1) EP0414550B1 (ja)
JP (1) JP3220449B2 (ja)
KR (1) KR910004114A (ja)
CN (1) CN1049776A (ja)
AU (1) AU6124890A (ja)
CA (1) CA2023868A1 (ja)
DE (1) DE69017797T2 (ja)
DK (1) DK0414550T3 (ja)
ES (1) ES2071775T3 (ja)
IE (1) IE903096A1 (ja)

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5098723A (en) * 1989-09-15 1992-03-24 Dubois Grant E Low sodium salt composition and method of preparing
US5637618A (en) * 1990-06-01 1997-06-10 Bioresearch, Inc. Specific eatable taste modifiers
US5631038A (en) * 1990-06-01 1997-05-20 Bioresearch, Inc. Specific eatable taste modifiers
US5232735A (en) * 1990-06-01 1993-08-03 Bioresearch, Inc. Ingestibles containing substantially tasteless sweetness inhibitors as bitter taste reducers or substantially tasteless bitter inhibitors as sweet taste reducers
HUT68764A (en) * 1991-11-27 1995-07-28 Bioresearch Inc Eatable taste modifiers
FI96041C (fi) * 1993-03-19 1996-04-25 Sucros Oy Makeutusaine, menetelmä sen valmistamiseksi ja sen käyttö
US5741505A (en) * 1995-01-20 1998-04-21 Mars, Incorporated Edible products having inorganic coatings
US6090419A (en) * 1996-05-02 2000-07-18 Mccormick & Company, Inc. Salt compositions and method of preparation
US6090428A (en) * 1997-06-25 2000-07-18 Joseph Ventura Rancho Spreadable protein compositions
US6599565B1 (en) * 1999-09-20 2003-07-29 Umai Co., Ltd. Bittern-containing common salt grains and process for preparing the same
JP4559292B2 (ja) * 2005-05-11 2010-10-06 昭和産業株式会社 塩味増強方法、飲食物の減塩方法、減塩飲食物及びその製造方法
US9629384B2 (en) 2005-09-14 2017-04-25 S & P Ingredient Development, Llc Low sodium salt composition
US20070059428A1 (en) * 2005-09-14 2007-03-15 Chigurupati Sambasiva R Low-sodium salt composition
US20070292592A1 (en) * 2006-06-15 2007-12-20 Mccormick & Company Salt replacing composition, process for its preparation and food systems containing such composition
US7923047B2 (en) 2006-06-30 2011-04-12 Conagra Foods Rdm, Inc. Seasoning and method for seasoning a food product while reducing dietary sodium intake
US20080003339A1 (en) 2006-06-30 2008-01-03 Clinton Johnson Seasoning and method for seasoning a food product utilizing small particle sea salt
US20110097449A1 (en) * 2006-06-30 2011-04-28 Conagra Foods Rdm, Inc. Seasoning and method for seasoning a food product while reducing dietary sodium intake
CA2664585C (en) * 2006-09-27 2015-04-14 Conagra Foods Rdm, Inc. Seasoning and method for enhancing and potentiating food flavor utilizing microencapsulation while reducing dietary sodium intake
US7989016B2 (en) * 2006-10-05 2011-08-02 Sambasiva Rao Chigurupati Method for producing a low sodium salt composition
US8802181B2 (en) 2006-10-05 2014-08-12 S & P Ingredient Development, Llc Low sodium salt composition
US20080199595A1 (en) * 2007-02-15 2008-08-21 Mccormick & Company Salt replacing composition, process for its preparation and food systems containing such composition
JP4762196B2 (ja) * 2007-05-23 2011-08-31 焼津水産化学工業株式会社 顆粒状塩味料
GB0807919D0 (ja) 2008-05-01 2008-06-04 Moorlodge Biotech Ventures Ltd
EP2156748B1 (de) 2008-07-30 2011-09-21 Symrise AG Zusammensetzung zur Reduzierung des NaCl-Gehaltes in Lebensmitteln
US9808030B2 (en) 2011-02-11 2017-11-07 Grain Processing Corporation Salt composition
WO2013085859A1 (en) 2011-12-08 2013-06-13 Dow Global Technologies Llc Salt composition
WO2013085858A2 (en) 2011-12-08 2013-06-13 Dow Global Technologies Llc Salt composition
JP5879666B2 (ja) * 2013-08-07 2016-03-08 味の素ゼネラルフーヅ株式会社 液状飲食品の製造方法、及び液状飲食品の食感改善方法
US9247762B1 (en) 2014-09-09 2016-02-02 S & P Ingredient Development, Llc Salt substitute with plant tissue carrier
GB201516313D0 (en) * 2015-09-15 2015-10-28 Givaudan Sa Improvements in or relating to organic compounds
KR20170040491A (ko) 2015-10-05 2017-04-13 손미향 소금 대체용 분말가루의 제조방법
CN109788791B (zh) 2016-10-07 2023-10-13 Cj第一制糖株式会社 具有改善的味质的包含阿洛酮糖和盐的甜味剂组合物以及使用盐改善阿洛酮糖的味质的方法
MX2020002891A (es) 2017-09-18 2021-01-08 S & P Ingredient Dev Llc Sustituto de sal bajo en sodio con cloruro de potasio.
KR102488368B1 (ko) * 2018-06-27 2023-01-13 한국식품연구원 식품의 이산화탄소 포집장치
JP6707681B2 (ja) * 2019-02-14 2020-06-10 三菱商事ライフサイエンス株式会社 液体調味料
US20220132904A1 (en) 2019-02-18 2022-05-05 Cargill, Incorporated Caking Resistant Salt Compositions
CN115316644A (zh) * 2022-09-19 2022-11-11 淄博杜隆商贸有限公司 具有降血糖血脂功效的含食用盐的产品及其用途

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2421185A (en) * 1943-08-19 1947-05-27 Bay Chemical Company Inc Dustless salt and process
US3039880A (en) * 1959-12-17 1962-06-19 Ajinomoto Kk Process for preparation of flavouring and the resulting product
GB978712A (en) * 1961-04-21 1964-12-23 Ici Ltd Process for the treatment of sodium chloride
US3262788A (en) * 1963-06-25 1966-07-26 Dairy Mour Inc Process for aggregating difficult to aggregate particles and the product thereof
US4642240A (en) * 1982-09-30 1987-02-10 General Foods Corporation Foodstuffs containing 3-aminobenzesulfonic acid as a sweetener inhibitor
GB8309855D0 (en) * 1983-04-12 1983-05-18 Tate & Lyle Plc Flavour modifiers
US4556566A (en) * 1983-06-30 1985-12-03 Mallinckrodt, Inc. Salt substitute containing potassium chloride coated with a mixture of maltodextrin and sodium chloride and method of preparation
US4556567A (en) * 1983-06-30 1985-12-03 Mallinckrodt, Inc. Salt substitute containing potassium chloride coated with maltodextrin and method of preparation
US4556568A (en) * 1983-06-30 1985-12-03 Mallinckrodt, Inc. Salt substitute containing potassium chloride coated with a mixture including maltodextrin and potassium bitartrate and method of preparation
US4544565A (en) * 1984-03-29 1985-10-01 General Foods Corporation Foodstuffs containing sweetness inhibiting agents
IL74842A (en) * 1984-04-12 1988-04-29 Tate & Lyle Plc Method of modifying taste
CA1291663C (en) * 1985-07-03 1991-11-05 Marcia D. Palmer Sweetness inhibitor
GB2180534A (en) * 1985-09-19 1987-04-01 Gen Foods Corp Benzoyloxyacetic acid derivatives useful as sweetness inhibitors
US4755397A (en) * 1986-12-24 1988-07-05 National Starch And Chemical Corporation Starch based particulate encapsulation process
EP0351973A3 (en) * 1988-07-21 1991-12-04 Warner-Lambert Company Savoury flavoured nonsweet compositions using sweet carbohydrate bulking agents and processes for their preparation
US4910031A (en) * 1988-12-19 1990-03-20 Frito-Lay, Inc. Topped savory snack foods

Also Published As

Publication number Publication date
ES2071775T3 (es) 1995-07-01
EP0414550A2 (en) 1991-02-27
DE69017797T2 (de) 1995-10-05
DE69017797D1 (de) 1995-04-20
DK0414550T3 (da) 1995-07-24
CA2023868A1 (en) 1991-02-26
EP0414550B1 (en) 1995-03-15
EP0414550A3 (en) 1992-03-18
IE903096A1 (en) 1991-02-27
JPH0391458A (ja) 1991-04-17
KR910004114A (ko) 1991-03-28
CN1049776A (zh) 1991-03-13
AU6124890A (en) 1991-02-28
US5094862A (en) 1992-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3220449B2 (ja) 改良された塩代用粒剤
CA2029435C (en) Flavored granule
JP3346771B2 (ja) 小麦グルテンを含有するチューインガム
JP2753657B2 (ja) 直接的に圧縮可能なキシリトールおよび方法
US4747881A (en) Ingestible aggregate and delivery system prepared therefrom
US4824681A (en) Encapsulated sweetener composition for use with chewing gum and edible products
RU2509477C1 (ru) Новые композиции подсластителей
US4851392A (en) Ingestible aggregate and delivery system prepared therefrom
JPH0822818B2 (ja) 被覆組成物およびその製造法
US4818539A (en) Ingestible aggregate and delivery system prepared therefrom
AU747451B2 (en) Gelled composition
JPH0213350A (ja) シユガーレスペクチンデリバリーシステム
JPH01171455A (ja) 外観微結晶状の低カロリー甘味料組成物
EP1799051A1 (en) Non-hygroscopic, low- or no-calorie sugar substitute
TWI377913B (en) Eutectic crystalline sugar alcohol and manufacturing method thereof
JPH0151981B2 (ja)
US5612026A (en) Cholesterol lowering drink mix compositons
JP3390438B2 (ja) 粒状塩基を含有したオオバコドリンクミックス組成物
US4843098A (en) Ingestible aggregate and delivery system prepared therefrom
JP3375633B2 (ja) オオバコドリンクミックス組成物
DE69301243T2 (de) Psyllium enthaltende zusammensetzungen fuer getraenke
JP3380249B2 (ja) オオバコドリンクミックス組成物
JPH07504329A (ja) 低粒度オオバコドリンクミックス組成物
JP3403729B2 (ja) 無味オオバコドリンクミックス組成物
JP3105031B2 (ja) ソーマチンの甘味減少防止法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080810

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080810

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090810

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees