JP3219905B2 - 経営情報作成機能付きタイムレコーダ - Google Patents
経営情報作成機能付きタイムレコーダInfo
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- JP3219905B2 JP3219905B2 JP15289293A JP15289293A JP3219905B2 JP 3219905 B2 JP3219905 B2 JP 3219905B2 JP 15289293 A JP15289293 A JP 15289293A JP 15289293 A JP15289293 A JP 15289293A JP 3219905 B2 JP3219905 B2 JP 3219905B2
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、就業時間を演算及び集
計する機能を備えたタイムレコーダに、更に、経営情報
を作成する機能を具備させた経営情報作成機能付きタイ
ムレコーダに関するものである。
計する機能を備えたタイムレコーダに、更に、経営情報
を作成する機能を具備させた経営情報作成機能付きタイ
ムレコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータを搭載した従来の
電子式タイムレコーダは、例えば、特開昭55−859
88号公報に開示されているタイムレコーダのように、
タイムレコーダ自身に勤務時間の演算及び集計能力を具
備すると共に、集計結果を印字出力する等のインテリジ
ェント機能を具備しており、更に、例えば特開昭63−
80385号公報に開示されているタイムレコーダのよ
うに、演算した就業データを基に各人の給料を算出する
給料計算機能が具備されていて、労務管理と給料計算に
大いに役立っている。
電子式タイムレコーダは、例えば、特開昭55−859
88号公報に開示されているタイムレコーダのように、
タイムレコーダ自身に勤務時間の演算及び集計能力を具
備すると共に、集計結果を印字出力する等のインテリジ
ェント機能を具備しており、更に、例えば特開昭63−
80385号公報に開示されているタイムレコーダのよ
うに、演算した就業データを基に各人の給料を算出する
給料計算機能が具備されていて、労務管理と給料計算に
大いに役立っている。
【0003】しかしながら、これ等従来のタイムレコー
ダは、いずれも社員やパート/アルバイトの出退勤に当
って単に時間を採取してこれを集計したり、給料計算を
するだけの役目しかないものとされており、折角収集し
た各人の就業データが充分に活用されていなかった。
ダは、いずれも社員やパート/アルバイトの出退勤に当
って単に時間を採取してこれを集計したり、給料計算を
するだけの役目しかないものとされており、折角収集し
た各人の就業データが充分に活用されていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、小売り店舗等を
経営するような場合は、毎日の客の数と売上額に対し
て、投入する人件費等の費用を一定の比率を基準にして
それ以下にしないと経営が成り立たなくなるため、常に
その収支を何らかの手段でチェックして、必要によって
パート/アルバイトの人数を調整したり、配置を変更し
たりして利益が生じるように色々な処置を講じる必要が
あり、できれば毎日これ等の変動をチェックしてその処
置を予測する必要がある。しかし、現場管理者は人件費
比率とか客単価と云った経営分析に必要な各種のデータ
をその都度収集し、これ等データを改めてコンピュータ
(パソコン)に入力して計算しなくてはならないから、
情報収集力が強力でないとタイムリーな分析ができず、
また、データ収集とかコンピュータ操作のために余分な
人手も必要になってコストも大いに嵩むことから、その
導入も容易には行えず、その結果、コンピュータの使用
を諦めてドンブリ勘定で経営を管理したり、遅れた情報
を利用したりして、的確な手立てを怠り、経営に重大な
影響を及ぼす場合が多く見られていた。
経営するような場合は、毎日の客の数と売上額に対し
て、投入する人件費等の費用を一定の比率を基準にして
それ以下にしないと経営が成り立たなくなるため、常に
その収支を何らかの手段でチェックして、必要によって
パート/アルバイトの人数を調整したり、配置を変更し
たりして利益が生じるように色々な処置を講じる必要が
あり、できれば毎日これ等の変動をチェックしてその処
置を予測する必要がある。しかし、現場管理者は人件費
比率とか客単価と云った経営分析に必要な各種のデータ
をその都度収集し、これ等データを改めてコンピュータ
(パソコン)に入力して計算しなくてはならないから、
情報収集力が強力でないとタイムリーな分析ができず、
また、データ収集とかコンピュータ操作のために余分な
人手も必要になってコストも大いに嵩むことから、その
導入も容易には行えず、その結果、コンピュータの使用
を諦めてドンブリ勘定で経営を管理したり、遅れた情報
を利用したりして、的確な手立てを怠り、経営に重大な
影響を及ぼす場合が多く見られていた。
【0005】従って本発明の技術的課題は、今迄単に給
料計算にだけ利用されていたタイムレコーダが収集した
各人の就業データ(出退勤データ)を、経営情報を作成
する場合のデータとして利用することにより、パソコン
を使用せずにタイムレコーダを用いて日々の経営情報を
極めて簡単に、且つ、タイムリーに提供することであ
る。
料計算にだけ利用されていたタイムレコーダが収集した
各人の就業データ(出退勤データ)を、経営情報を作成
する場合のデータとして利用することにより、パソコン
を使用せずにタイムレコーダを用いて日々の経営情報を
極めて簡単に、且つ、タイムリーに提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。タ
イムカードの挿入に従って演算された日々の就業データ
を、プリンタがタイムカードの就業印字欄に印字し、且
つ、各人の個人データメモリに記憶するように構成した
タイムレコーダに於いて、
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。タ
イムカードの挿入に従って演算された日々の就業データ
を、プリンタがタイムカードの就業印字欄に印字し、且
つ、各人の個人データメモリに記憶するように構成した
タイムレコーダに於いて、
【0007】(1) 上記各人の個人データメモリから
収集した就業データから、社員の就労人数と就労時間数
並びに総人件費を算出する就労データ算出手段と、外部
から入力された売上げ額と上記総人件費とから人件費比
率を算出する経営比率算出手段と、これ等算出した就労
データと経営比率をリストアップして上記のプリンタに
プリントアウトさせる経営情報印字手段とを備えるこ
と。
収集した就業データから、社員の就労人数と就労時間数
並びに総人件費を算出する就労データ算出手段と、外部
から入力された売上げ額と上記総人件費とから人件費比
率を算出する経営比率算出手段と、これ等算出した就労
データと経営比率をリストアップして上記のプリンタに
プリントアウトさせる経営情報印字手段とを備えるこ
と。
【0008】(2) 就労データ算出手段が算出するデ
ータの中に、パート/アルバイトの就労人数と就労時間
数及び総人件費が含まれていて、経営比率算出手段が算
出する人件費比率を、これ等パート/アルバイトの総人
件費と社員の総人件費を合算した人件費総額と売上げ額
から求めるように構成すること。
ータの中に、パート/アルバイトの就労人数と就労時間
数及び総人件費が含まれていて、経営比率算出手段が算
出する人件費比率を、これ等パート/アルバイトの総人
件費と社員の総人件費を合算した人件費総額と売上げ額
から求めるように構成すること。
【0009】(3) パート/アルバイトの就業データ
からパート/アルバイトの時間帯就労状況データを収集
する就労状況データ収集手段と、この収集したパート/
アルバイトの就労状況データを、パート/アルバイトの
氏名と共にその就労時間帯をバーマークで表示した表に
してプリンタにプリンタアウトさせる就労状況印字手段
とを備えること。
からパート/アルバイトの時間帯就労状況データを収集
する就労状況データ収集手段と、この収集したパート/
アルバイトの就労状況データを、パート/アルバイトの
氏名と共にその就労時間帯をバーマークで表示した表に
してプリンタにプリンタアウトさせる就労状況印字手段
とを備えること。
【0010】(4) 就労データ算出手段が算出する社
員とパート/アルバイトの就労データと、経営比率算出
手段が算出する人件費比率を、入力設定された時間帯
別、又は、期間別に算出して、これをプリンタにプリン
トアウトさせるように構成すること。
員とパート/アルバイトの就労データと、経営比率算出
手段が算出する人件費比率を、入力設定された時間帯
別、又は、期間別に算出して、これをプリンタにプリン
トアウトさせるように構成すること。
【0011】
【作用】上記の手段は以下の如く作用する。上記(1)
で述べた手段によれば、日々の就業データを記憶する個
人データメモリから各人の就業データを収集することに
より、社員全員の全就労人数と全就業時間数を算出で
き、且つ、この全就業時間数と各人の時間単価(時間
給)から社員全員の総人件費を算出することができ、ま
た、キー入力された売上げ額とこの総人件費から人件費
比率を算出することができるから、これ等算出した社員
全員の就労人数、就労時間数、人件費比率等のデータを
プリントアウトすることにより、コンピュータを使用せ
ずにタイムレコーダを用いて経営管理に必要な情報を簡
単に、且つ、タイムリーに提供して、経営分析を正確に
行うことを可能にする。
で述べた手段によれば、日々の就業データを記憶する個
人データメモリから各人の就業データを収集することに
より、社員全員の全就労人数と全就業時間数を算出で
き、且つ、この全就業時間数と各人の時間単価(時間
給)から社員全員の総人件費を算出することができ、ま
た、キー入力された売上げ額とこの総人件費から人件費
比率を算出することができるから、これ等算出した社員
全員の就労人数、就労時間数、人件費比率等のデータを
プリントアウトすることにより、コンピュータを使用せ
ずにタイムレコーダを用いて経営管理に必要な情報を簡
単に、且つ、タイムリーに提供して、経営分析を正確に
行うことを可能にする。
【0012】上記(2)で述べた手段によれば、タイム
レコーダによって算出される各種経営情報の中に、経営
管理上重要なパート/アルバイトの情報を折込むことが
できるため、これ等算出された情報を分析してパート/
アルバイトの人数を調整したり配置を変更したりするこ
とによって、経営の組立てを的確に行うことを可能にす
る。
レコーダによって算出される各種経営情報の中に、経営
管理上重要なパート/アルバイトの情報を折込むことが
できるため、これ等算出された情報を分析してパート/
アルバイトの人数を調整したり配置を変更したりするこ
とによって、経営の組立てを的確に行うことを可能にす
る。
【0013】上記(3)で述べた手段によれば、パート
/アルバイトの就業状況を、パート/アルバイトの氏名
と共にその就労時間帯をバーマークで表示した表にして
プリントアウトするため、パート/アルバイトの就業状
況を線分によって明確に把握して、上述した経営情報に
照らしてパート/アルバイトの人数調整とか配置変更等
の処置を的確に行うことを可能にする。
/アルバイトの就業状況を、パート/アルバイトの氏名
と共にその就労時間帯をバーマークで表示した表にして
プリントアウトするため、パート/アルバイトの就業状
況を線分によって明確に把握して、上述した経営情報に
照らしてパート/アルバイトの人数調整とか配置変更等
の処置を的確に行うことを可能にする。
【0014】上記(4)で述べた手段によれば、タイム
レコーダによって提供される経営情報を、管理者の要望
に従って時間帯別、又は、期間別のデータとして算出し
て提供できるから、経営管理上必要なデータをタイムレ
コーダを用いてタイムリーに提供することを可能にす
る。以上の如くであるから、上記の手段によって上述し
た技術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を解
消することができる。
レコーダによって提供される経営情報を、管理者の要望
に従って時間帯別、又は、期間別のデータとして算出し
て提供できるから、経営管理上必要なデータをタイムレ
コーダを用いてタイムリーに提供することを可能にす
る。以上の如くであるから、上記の手段によって上述し
た技術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を解
消することができる。
【0015】
【実施例】以下に、上述した本発明に係る経営情報作成
機能付きタイムレコーダの好適な実施例を添付した図面
と共に詳細に説明する。図1は本発明に係る経営情報作
成機能付きタイムレコーダの外観を示した斜視図、図2
はその電気的構成を示したブロック図であって、これ等
の図面に於いて、1はタイムレコーダ、1aはタイムカ
ード(図示せず)とか図4に示した経営情報リスト用印
字カード等の差込口、2は時刻を含む各種データを表示
する表示器、3はモード切換キーを含む各種のキーを備
えたキーボード、4は制御部の中心を構成するCPUで
あって、このCPU4には上述した表示器2とキーボー
ド3に加えて、システムプログラムを格納したROM5
と、図3に例示したような個人データ(イ)と管理用デ
ータ(ロ)の各記憶エリアR1,R2を備えたRAM6
と、差込口1aに差込まれた各種カードを検出するカー
ドセンサ7と、基準時計信号を発信する時計回路8と、
タイムカードに記録されているIDコード等を読取るバ
ーマーク/バーコードセンサ9と、差込まれたカードを
搬送するカード吸排モータ10と、カードに各種データ
をプリントアウトするプリンタ11とが接続されてい
て、夫々がCPU4の監視の下でROM5に格納された
システムプログラムに従って制御作動される仕組に成っ
ている。
機能付きタイムレコーダの好適な実施例を添付した図面
と共に詳細に説明する。図1は本発明に係る経営情報作
成機能付きタイムレコーダの外観を示した斜視図、図2
はその電気的構成を示したブロック図であって、これ等
の図面に於いて、1はタイムレコーダ、1aはタイムカ
ード(図示せず)とか図4に示した経営情報リスト用印
字カード等の差込口、2は時刻を含む各種データを表示
する表示器、3はモード切換キーを含む各種のキーを備
えたキーボード、4は制御部の中心を構成するCPUで
あって、このCPU4には上述した表示器2とキーボー
ド3に加えて、システムプログラムを格納したROM5
と、図3に例示したような個人データ(イ)と管理用デ
ータ(ロ)の各記憶エリアR1,R2を備えたRAM6
と、差込口1aに差込まれた各種カードを検出するカー
ドセンサ7と、基準時計信号を発信する時計回路8と、
タイムカードに記録されているIDコード等を読取るバ
ーマーク/バーコードセンサ9と、差込まれたカードを
搬送するカード吸排モータ10と、カードに各種データ
をプリントアウトするプリンタ11とが接続されてい
て、夫々がCPU4の監視の下でROM5に格納された
システムプログラムに従って制御作動される仕組に成っ
ている。
【0016】図3の(イ)と(ロ)は、RAM6の各記
憶エリアR1,R2に格納されている個人データと管理
用データの内容を説明したものであって、個人データエ
リアR1には、カード使用者(社員とパート/アルバイ
ト)の認識コード(IDコード)と、氏名と、各人の日
々の勤務実績データ(就業データ)と、時間単価(時間
給)が格納され、更に、カード使用者の勤務可能スケジ
ュールデータとか、カード使用者に対する勤務指示メッ
セージデータ等が格納される。
憶エリアR1,R2に格納されている個人データと管理
用データの内容を説明したものであって、個人データエ
リアR1には、カード使用者(社員とパート/アルバイ
ト)の認識コード(IDコード)と、氏名と、各人の日
々の勤務実績データ(就業データ)と、時間単価(時間
給)が格納され、更に、カード使用者の勤務可能スケジ
ュールデータとか、カード使用者に対する勤務指示メッ
セージデータ等が格納される。
【0017】一方、管理用データエリアR2には、管理
用データの該当日付と、パート/アルバイトの就労人
数、同じくパート/アルバイトの就労時間数、この就労
時間数と各人の時間単価から算出された同じくパート/
アルバイトの人件費が格納され、更に、社員の就労人数
と、社員の就労時間数と、社員の人件費と、上記パート
/アルバイトの人件費とこの社員の人件費を合算した人
件費総額が格納されると共に、前述したキーボード3を
介してキー入力された当該日付当日の売上目標額と、本
日売上額、客数が夫々格納されるが、上記のパート/ア
ルバイトと社員の就労人数と時間数及び人件費は、前述
した個人データをその都度収集することによって算出さ
れることは勿論である。
用データの該当日付と、パート/アルバイトの就労人
数、同じくパート/アルバイトの就労時間数、この就労
時間数と各人の時間単価から算出された同じくパート/
アルバイトの人件費が格納され、更に、社員の就労人数
と、社員の就労時間数と、社員の人件費と、上記パート
/アルバイトの人件費とこの社員の人件費を合算した人
件費総額が格納されると共に、前述したキーボード3を
介してキー入力された当該日付当日の売上目標額と、本
日売上額、客数が夫々格納されるが、上記のパート/ア
ルバイトと社員の就労人数と時間数及び人件費は、前述
した個人データをその都度収集することによって算出さ
れることは勿論である。
【0018】図4に於いてPDは、図3の(ロ)に記載
されている管理用データエリアR2に格納されているデ
ータを、プリンタ11を作動してプリントアウトさせた
経営情報リストであって、このリストPDには該当日の
日付に加えて図3の(ロ)に記載された各管理用データ
が具体的な数値としてプリントアウトされ、更に、その
下欄には、、図3の(イ)に記載の個人データを収集す
ることによって得た日付当日のパート/アルバイトの氏
名とその就業時間帯を線分で現わした就業状況の表が一
緒にプリントアウトされていて、パート/アルバイトの
実際の就業内容を目視確認できるように成っている。
尚、図4に示した実施例では社員とパート/アルバイト
の就業情報と、パート/アルバイトの就業状況を1枚の
用紙に続けてプリントアウトしているが、これ等の各デ
ータを別々の用紙にプリントアウトする場合もある。
されている管理用データエリアR2に格納されているデ
ータを、プリンタ11を作動してプリントアウトさせた
経営情報リストであって、このリストPDには該当日の
日付に加えて図3の(ロ)に記載された各管理用データ
が具体的な数値としてプリントアウトされ、更に、その
下欄には、、図3の(イ)に記載の個人データを収集す
ることによって得た日付当日のパート/アルバイトの氏
名とその就業時間帯を線分で現わした就業状況の表が一
緒にプリントアウトされていて、パート/アルバイトの
実際の就業内容を目視確認できるように成っている。
尚、図4に示した実施例では社員とパート/アルバイト
の就業情報と、パート/アルバイトの就業状況を1枚の
用紙に続けてプリントアウトしているが、これ等の各デ
ータを別々の用紙にプリントアウトする場合もある。
【0019】次に、上述した本発明に係る経営情報作成
機能付きタイムレコーダが経営情報リストPDを作成す
る処理手順を図5と図6に示したフローチャートに従っ
て詳細に説明する。先ず、始めのステップS1では初期
処理が成され、次いで、次のステップS2では表示器2
に現在時刻が時計表示され、更に、次のステップS3で
は動作モードが通常モードであるか否かが判定されて、
通常モードである場合はステップS4に進んで通常モー
ド処理、即ち、差込まれたタイムカードにプリンタ11
が就業データを印字し、且つ、この印字した就業データ
をRAM6の個人データエリアR1に格納する通常処理
が成されて処理を終えるが、ステップS3で通常モード
でないと判定されると、次のステップS5に進んで経営
情報作成モードであるか否かが判定され、YESの場合
は図6に示したステップS10以降の経営情報作成モー
ドが実行される。
機能付きタイムレコーダが経営情報リストPDを作成す
る処理手順を図5と図6に示したフローチャートに従っ
て詳細に説明する。先ず、始めのステップS1では初期
処理が成され、次いで、次のステップS2では表示器2
に現在時刻が時計表示され、更に、次のステップS3で
は動作モードが通常モードであるか否かが判定されて、
通常モードである場合はステップS4に進んで通常モー
ド処理、即ち、差込まれたタイムカードにプリンタ11
が就業データを印字し、且つ、この印字した就業データ
をRAM6の個人データエリアR1に格納する通常処理
が成されて処理を終えるが、ステップS3で通常モード
でないと判定されると、次のステップS5に進んで経営
情報作成モードであるか否かが判定され、YESの場合
は図6に示したステップS10以降の経営情報作成モー
ドが実行される。
【0020】即ち、ステップS10では経営情報リスト
を作成する当日の売上額(売上目標額も含む)がキー入
力され、次いで、ステップS11に進んで同じく当日の
客数がキー入力されて、これ等各データが管理用データ
エリアR2に格納されると共に、次いで、ステップS1
2で日付がキー入力されると、ステップS13に進んで
管理用データエリアR2からキー入力された日付当日の
パート/アルバイトと社員の就労人数、パート/アルバ
イトと社員の総就労時間数、並びに、パート/アルバイ
トと社員の人件費総額の各データを呼出し、次いでステ
ップS14に進んで上述した売上額と人件費総額とから
人件費比率を算出し、更にステップS15に進んで上述
した売上額と客数とから客単価が算出した後、ステップ
S16に進んで該当日当日のパート/アルバイト(社員
を含む場合もある)の就労状況を作成し、次いでステッ
プS17で印字カードの挿入を検知すると、ステップS
18に進んで上記ステップS13,S14,S15,S
16に示す各データをプリントアウトして図4に示した
如き当日の経営情報リストPDを作成し、以後、再びス
テップS3に戻って処理を繰返す。
を作成する当日の売上額(売上目標額も含む)がキー入
力され、次いで、ステップS11に進んで同じく当日の
客数がキー入力されて、これ等各データが管理用データ
エリアR2に格納されると共に、次いで、ステップS1
2で日付がキー入力されると、ステップS13に進んで
管理用データエリアR2からキー入力された日付当日の
パート/アルバイトと社員の就労人数、パート/アルバ
イトと社員の総就労時間数、並びに、パート/アルバイ
トと社員の人件費総額の各データを呼出し、次いでステ
ップS14に進んで上述した売上額と人件費総額とから
人件費比率を算出し、更にステップS15に進んで上述
した売上額と客数とから客単価が算出した後、ステップ
S16に進んで該当日当日のパート/アルバイト(社員
を含む場合もある)の就労状況を作成し、次いでステッ
プS17で印字カードの挿入を検知すると、ステップS
18に進んで上記ステップS13,S14,S15,S
16に示す各データをプリントアウトして図4に示した
如き当日の経営情報リストPDを作成し、以後、再びス
テップS3に戻って処理を繰返す。
【0021】一方、上述したステップS5で経営情報作
成モードではないと判定されると、次ぎのステップS6
に進んで動作モードが勤務スケジュールを作成するスケ
ジュール管理処理モードであるか否かが判定されて、Y
ESの場合はステップS9に進んで自己申告によって勤
務スケジュールが作成されて、これを図3の(イ)に記
載した各人の個人データエリアR1に格納し、NOの場
合はステップS7に進んで、動作モードが経営シュミレ
ーションモードであるか否かが判定され、YESの場合
はステップS8に進んでシュミレーション処理が実行さ
れて処理を終え、NOの場合は前述したステップS3に
戻って処理を繰返す。
成モードではないと判定されると、次ぎのステップS6
に進んで動作モードが勤務スケジュールを作成するスケ
ジュール管理処理モードであるか否かが判定されて、Y
ESの場合はステップS9に進んで自己申告によって勤
務スケジュールが作成されて、これを図3の(イ)に記
載した各人の個人データエリアR1に格納し、NOの場
合はステップS7に進んで、動作モードが経営シュミレ
ーションモードであるか否かが判定され、YESの場合
はステップS8に進んでシュミレーション処理が実行さ
れて処理を終え、NOの場合は前述したステップS3に
戻って処理を繰返す。
【0022】尚、上述したシュミレーション処理を行う
場合は、上述したステップS10,S11でキー入力さ
れる売上額と客数は予測値であることは勿論である。ま
た、経営情報リストの作成に当って従業員の全部又は殆
どがパート/アルバイトで占められている場合は、社員
のデータは考慮に入れないでパート/アルバイトの日々
の就業データのみを収集して、パート/アルバイト専用
の経営情報リストを作成してもよい。更に、上述した経
営情報リストは日付単位ではなく、午前とか午後のよう
な時間単位、或は、何日〜何日迄とか1週間、1ケ月と
云った期間単位で計算してリストアップする場合もあ
る。
場合は、上述したステップS10,S11でキー入力さ
れる売上額と客数は予測値であることは勿論である。ま
た、経営情報リストの作成に当って従業員の全部又は殆
どがパート/アルバイトで占められている場合は、社員
のデータは考慮に入れないでパート/アルバイトの日々
の就業データのみを収集して、パート/アルバイト専用
の経営情報リストを作成してもよい。更に、上述した経
営情報リストは日付単位ではなく、午前とか午後のよう
な時間単位、或は、何日〜何日迄とか1週間、1ケ月と
云った期間単位で計算してリストアップする場合もあ
る。
【0023】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に係る経営情報
作成機能付きタイムレコーダによれば、コンピュータ
(パソコン)を使用せずに就業データを管理しているタ
イムレコーダを使用し、且つ、このタイムレコーダに格
納されている従業員の日々の就業データを利用して人件
費比率を始めとする経営分析に必要な経営情報を作成し
て提供できるから、あまり費用を掛けずに簡単に経営の
実績を確認することができ、また、この経営情報に基づ
いてパート/アルバイトの人数を調整したり配置を変更
したりして実情に合った経営を進めることができるもの
であって、特に、経済的或は人為的な理由でコンピュー
タを導入することができないが、タイムレコーダは使用
しているような中小規模の小売店舗等で使用して、その
効果は極めて高い。
作成機能付きタイムレコーダによれば、コンピュータ
(パソコン)を使用せずに就業データを管理しているタ
イムレコーダを使用し、且つ、このタイムレコーダに格
納されている従業員の日々の就業データを利用して人件
費比率を始めとする経営分析に必要な経営情報を作成し
て提供できるから、あまり費用を掛けずに簡単に経営の
実績を確認することができ、また、この経営情報に基づ
いてパート/アルバイトの人数を調整したり配置を変更
したりして実情に合った経営を進めることができるもの
であって、特に、経済的或は人為的な理由でコンピュー
タを導入することができないが、タイムレコーダは使用
しているような中小規模の小売店舗等で使用して、その
効果は極めて高い。
【図1】本発明に係る経営情報作成機能付きタイムレコ
ーダの外観を示した斜視図である。
ーダの外観を示した斜視図である。
【図2】本発明の電気的構成を示したブロック図であ
る。
る。
【図3】タイムレコーダのメモリの内容を説明した構成
図である。
図である。
【図4】本発明によってプリントアウトされる経営情報
リストの一部を示した表面図である。
リストの一部を示した表面図である。
【図5】本発明による経営情報リストの作成手順を説明
したフローチャートである。
したフローチャートである。
【図6】図5に示したフローチャートの続きを説明した
フローチャートである。
フローチャートである。
1 タイムレコーダ 2 表示器 3 キーボード 6 RAM R1 個人データエリア R2 管理用データエリア 11 プリンタ PD 経営情報リスト
Claims (4)
- 【請求項1】 タイムカードの挿入に従って演算された
日々の就業データを、プリンタがタイムカードの就業印
字欄に印字し、且つ、各人の個人データメモリに記憶す
るように構成したタイムレコーダに於いて、 上記各人の個人データメモリから収集した就業データか
ら、社員の就労人数と就労時間数並びに総人件費を算出
する就労データ算出手段と、外部から入力された売上げ
額と上記総人件費とから人件費比率を算出する経営比率
算出手段と、これ等算出した就労データと経営比率をリ
ストアップして上記のプリンタにプリントアウトさせる
経営情報印字手段とを備えて成ることを特徴とする経営
情報作成機能付きタイムレコーダ。 - 【請求項2】 就労データ算出手段が算出するデータの
中に、パート/アルバイトの就労人数と就労時間数及び
総人件費が含まれていて、経営比率算出手段が算出する
人件費比率を、これ等パート/アルバイトの総人件費と
社員の総人件費を合算した人件費総額と売上げ額から求
めるように構成したことを特徴とする請求項1記載の経
営情報作成機能付きタイムレコーダ。 - 【請求項3】 パート/アルバイトの就業データからパ
ート/アルバイトの時間帯就労状況データを収集する就
労状況データ収集手段と、この収集したパート/アルバ
イトの就労状況データを、パート/アルバイトの氏名と
共にその就労時間帯をバーマークで表示した表にしてプ
リンタにプリンタアウトさせる就労状況印字手段とを備
えて成ることを特徴とする請求項2記載の経営情報作成
機能付きタイムレコーダ。 - 【請求項4】 就労データ算出手段が算出する社員とパ
ート/アルバイトの就労データと、経営比率算出手段が
算出する人件費比率を、入力設定された時間帯別、又
は、期間別に算出して、これをプリンタにプリントアウ
トさせるように構成したことを特徴とする請求項1又は
2記載の経営情報作成機能付きタイムレコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15289293A JP3219905B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 経営情報作成機能付きタイムレコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15289293A JP3219905B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 経営情報作成機能付きタイムレコーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06342490A JPH06342490A (ja) | 1994-12-13 |
JP3219905B2 true JP3219905B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=15550413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15289293A Expired - Fee Related JP3219905B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 経営情報作成機能付きタイムレコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3219905B2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP15289293A patent/JP3219905B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06342490A (ja) | 1994-12-13 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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