JP2602149Y2 - タイムレコーダ - Google Patents

タイムレコーダ

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JP2602149Y2
JP2602149Y2 JP1993037190U JP3719093U JP2602149Y2 JP 2602149 Y2 JP2602149 Y2 JP 2602149Y2 JP 1993037190 U JP1993037190 U JP 1993037190U JP 3719093 U JP3719093 U JP 3719093U JP 2602149 Y2 JP2602149 Y2 JP 2602149Y2
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Japan
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time
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card
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JP1993037190U
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保郎 田中
俊文 西元
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Max Co Ltd
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Max Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はタイムレコーダに関す
るものであり、特に、有給休暇の取扱い機能を設けたタ
イムレコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、個人別のタイムカードを夫々識別
して勤務時間や出勤日数を集計する機能を有するタイム
レコーダがある。此種のタイムレコーダは、タイムカー
ドを挿入することによってタイムカードに出勤時刻或い
は退出時刻を記録するとともに、タイムカードに記され
た個人識別コードを読み取って登録時刻データを個人別
に記憶し、各人の出勤日数及び勤務時間のデータを集計
して出力することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来、従業者の遅刻や
早退、或いは欠勤を有給休暇として処理する場合は、従
業者の申告等によって管理者がタイムレコーダの既登録
データを書き換えるか、或いは別途計算を行って処理す
る。従って、有給休暇の処理が複雑で管理事務が煩瑣で
あるとともに、勤務データに誤りが発生する虞れもあ
る。
【0004】そこで、この考案は、簡単な操作で遅刻や
早退、或いは欠勤等によって生じた不就業時間を勤務時
間集計データに加算できるようにして有給休暇の取扱い
を可能にしたタイムレコーダを提供し、勤務管理事務の
省力化を図るとともに、勤務データの誤り発生の虞れを
解消することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するために提案せられたものであり、個人別の勤務時
間や出勤日数等の勤務データ集計機能を有するタイムレ
コーダに於いて、従業者が有給休暇を宣言する手段と、
退出登録時における従業者の有給休暇宣言により当該退
出時刻とその直後の出勤時間との間の規定勤務時間を算
出し、或いは、出勤登録前における前記従業者の有給休
暇宣言により当該出勤時刻とその直前の退出時間との間
の規定勤務時間を算出し、算出された時間データを勤務
時間集計データに加算する手段を設けたことを特徴とす
るタイムレコーダを提供するものである。
【0006】
【作用】有給休暇カードの挿入等の手段により有給休暇
を宣言して退出登録を行うと、直後の出勤登録時に、前
回の退出登録から今回の出勤登録迄の規定勤務時間が算
出され、算出された時間データが勤務時間集計データに
加算される。また、有給休暇宣言状態で出勤登録を行っ
た場合も、前回の退出登録から今回の出勤登録迄の規定
勤務時間が算出され、算出された時間データが勤務時間
集計データに加算される。即ち、遅刻や早退或いは欠勤
によって生じた規定勤務時間内の不就業時間が有給休暇
として取り扱われ、勤務したものとみなした勤務時間集
計データが得られる。
【0007】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図に従って詳述
する。尚、説明の都合上、公知の技術的事項も同時に説
明する。図1は、タイムレコーダの構成を示すブロック
図である。CPU1はタイマー部2のクロックデータを
読込み、表示部ドライバ回路3を駆動してLED等の表
示部4に現在時刻を表示する。タイムレコーダにカード
が挿入されると、光学的或いは機械的なカード挿入検出
部5により挿入検出信号がCPU1に入力され、CPU
1がモータドライバ回路6を制御してカード送りモータ
7を駆動し、カードを所定位置まで引き込む。挿入され
たカードを所定位置まで引き込む間にコード読取り部8
がカードに印されたパンチマーク或いはバーコード等の
識別マークを読取り、カードの種類、個人識別コード等
が判断される。カードには出勤/退出時刻登録用のタイ
ムカードと補助操作用のカードがあり、補助操作用のカ
ードには個人別の有給休暇カードや管理者用の補助操作
カードが設定されている。
【0008】識別マークを読取り後に、CPU1はカー
ド送りモータ7を逆転し、カードを排出方向へ送るとと
もに、挿入されたカードがタイムカードの場合は、出勤
/退出選択スイッチ9のポジションに応じてヘッドドラ
イバ回路10を制御し、印字ヘッド11を駆動して該当
日付段の出勤欄または退出欄に現在時刻を印字する。登
録された時刻データは、個人識別データと出勤/退出の
判別データとともにメモリ部12に保存される。
【0009】メモリ部12に保存された個人別の出勤/
退出時刻データは、CPU1が集計プログラムに従って
所定の期日にメモリ部12から読み出し、集計演算処理
を実行して該当するタイムカードの集計欄に印字する。
また、管理者の集計操作により任意に出力させることも
できる。有給休暇カードが挿入されたときは、CPU1
がコード読取り部8を介して個人識別コードを読み出
し、メモリ部12の有給休暇カード挿入フラグを1とす
る。有給休暇カード挿入フラグが1の状態で同一人のタ
イムカードを挿入し、退出登録を行うとその従業員の有
給休暇フラグを1とする。そして、有給休暇処理プログ
ラム13に従って有給休暇カード挿入フラグ並びに有給
休暇フラグの状態と、出勤登録か退出登録かに応じて有
給休暇処理が実行される。
【0010】有給休暇処理プログラム13の内容は、有
給休暇カード挿入フラグが1の状態で出勤登録を実行す
ると、規定の始業時刻から実際の出勤時刻迄の時間を勤
務時間データに加算するものである。また、有給休暇フ
ラグが1の状態で出勤登録を実行すると、次回の出勤登
録操作時において直前の退出時刻から規定の終業時刻迄
の時間データが勤務時間データに加算される。
【0011】次に、当該タイムレコーダの有給休暇処理
の手順を図2のフローチャートに従って説明する。先
ず、カード挿入検出部5がカードの挿入を検出すると
(ステップ101)、コード読取り部8を介してカード
の種別データ、個人識別データ等が読み取られる(ステ
ップ102)。続いて、挿入されたカードが有給休暇カ
ードか否かを判断し(ステップ103)、有給休暇カー
ドである場合は、メモリ部12の所定のデータアドレス
の有給休暇カード挿入フラグを1として(ステップ11
1)終了する(ステップ112)。
【0012】また、挿入されたカードが有給休暇カード
以外のカードである場合(ステップ103)は、従業員
カードか否かを判断し(ステップ104)、従業員カー
ドでなければ他種類のカードと判断してそのカードに応
じた処理に移行する(ステップ121)。従業員カード
である場合(ステップ104)は、有給休暇カード挿入
フラグの状態を判断し(ステップ105)、フラグ=0
の場合は出勤登録か退出登録かを判断する(ステップ1
31)。退出の場合は、通常の退出登録処理(ステップ
108)を行って終了する(ステップ109)。
【0013】出勤の場合(ステップ131)は、その従
業員の有給休暇フラグの状態を読み(ステップ13
2)、有給休暇フラグ=0の場合は、通常の出勤登録処
理(ステップ108)を行い終了する(ステップ10
9)。有給休暇フラグ=1の場合(ステップ132)
は、有給休暇処理のサブルーチンプログラムを実行して
規定の始業時刻から実際の出勤時刻迄の時間を勤務時間
データに加算するとともに有給休暇フラグを0とし(ス
テップ107)、出勤登録処理(ステップ108)を行
って終了する(ステップ109)。
【0014】一方、ステップ105において有給休暇カ
ード挿入フラグが1の場合は、出勤登録か退出登録かを
判断し(ステップ106)、退出の場合はその従業員の
有給休暇フラグを1とする(ステップ141)。そし
て、退出登録処理を行うとともに有給休暇カード挿入フ
ラグを0として(ステップ108)終了する(ステップ
109)。
【0015】出勤登録の場合(ステップ106)は有給
休暇処理(ステップ107)を実行し、直前の退出時刻
から規定の終業時刻迄の時間データが勤務時間データに
加算され、出勤登録処理を実行するとともに有給休暇カ
ード挿入フラグを0として(ステップ108)終了する
(ステップ109)。従って、例えば図3に示すように
就業時間が9:00から18:00に規定されている場
合において14:00に早退するときは、退出時に有給
休暇カードを挿入すると、有給休暇カード挿入フラグが
1となる(ステップ101→102→103→111→
112)。そして、従業員カードを挿入して退出操作
(ステップ101→102→103→104→105→
106→141→108→109)を行うと、その従業
員の有給休暇フラグが1となり、退出登録処理が実行さ
れて退出時刻14:00が印字されるとともに有給休暇
カード挿入フラグを0とする。
【0016】そして、翌日の出勤登録操作によって有給
休暇処理(ステップ107)を含む出勤登録処理(ステ
ップ101→102→103→104→105→131
→132→107→108→109)が実行され、前日
有給休暇を宣言して退出登録を行った時刻14:00
から同日の規定終業時刻18:00迄の早退に伴う不就
時間t1がメモリ部12の勤務時間データに加算さ
る。また、通常の退出登録の場合は有給休暇処理(ステ
ップ107)とは無関係に処理される(ステップ101
→102→103→104→105→131→108→
109)。
【0017】そして、例えば翌日の11:00に出勤
し、遅刻分を有給休暇として処理する場合は、出勤時に
有給休暇カードを挿入して有給休暇カード挿入フラグを
1とし(ステップ101→102→103→111→1
12)、従業員カードを挿入して出勤登録操作を行うと
有給休暇処理(ステップ107)を含む出勤登録処理
(ステップ101→102→103→104→105→
106→107→108→109)が実行されて出勤時
刻11:00が印字されるとともに、直前の規定始業時
刻9:00から出勤登録時刻11:00迄の遅刻に伴う
不就業時間t2がメモリ部12の勤務時間データに加算
れる。
【0018】上記の例は、1日の勤務スケジュール内に
おける有給休暇処理を説明したが、1日単位の有給休暇
処理も同様の手順で行うことができ、例えば、火曜日か
ら木曜日迄の欠勤日を有給休暇とする場合は、予め欠勤
日の前日の月曜日の退出登録時に有給休暇を宣言する
か、或いは欠勤日の翌日の金曜日の出勤登録時に有給休
暇カードを挿入することにより欠勤日の規定就業時間が
勤務データに加算される。
【0019】
【考案の効果】この考案は、上記一実施例において詳述
したように、従業者が有給休暇カード挿入等の手段によ
り任意に有給休暇を宣言して退出登録を行うと、直後の
出勤登録時に、前回の退出登録から今回の出勤登録まで
の規定勤務時間が算出され、算出された時間データが勤
務時間集計データに加算される。又、有給休暇宣言状態
で出勤登録を行った場合も、前回の退出登録から今回の
出勤登録までの規定勤務時間が算出され、算出された時
間データが勤務時間集計データに加算される。斯くし
て、勤務日数及び毎日の遅刻或いは早退を管理すること
ができると共に、前述のように従業者の任意の有給休暇
宣言により、遅刻や早退或いは欠勤によって生じた規定
勤務時間内の不就業時間が有給休暇として取り扱われ、
そして、勤務したものと見做された勤務時間集計データ
が得られるのである。従って、集計データの誤り発生の
虞れが解消され、煩雑な有給休暇管理事務が省力化され
る実用的価値ある考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイムレコーダのブロック図。
【図2】本考案のタイムレコーダの有給休暇処理のフロ
ーチャート。
【図3】有給休暇処理の解説図。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個人別の勤務時間や出勤日数等の勤務デ
    ータ集計機能を有するタイムレコーダに於いて、従業者
    が有給休暇を宣言する手段と、退出登録時における従業
    者の有給休暇宣言により当該退出時刻とその直後の出勤
    時間との間の規定勤務時間を算出し、或いは、出勤登録
    における前記従業者の有給休暇宣言により当該出勤時
    刻とその直前の退出時間との間の規定勤務時間を算出
    し、算出された時間データを勤務時間集計データに加算
    する手段を設けたことを特徴とするタイムレコーダ。
JP1993037190U 1993-07-07 1993-07-07 タイムレコーダ Expired - Lifetime JP2602149Y2 (ja)

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JPH076859U JPH076859U (ja) 1995-01-31
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