JP3219859B2 - チタン酸カリウムウィスカーおよびそれを含む複合材料 - Google Patents

チタン酸カリウムウィスカーおよびそれを含む複合材料

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[従来技術]本発明は、補強材として有用
なチタン酸カリウムウィスカーおよび該ウィスカーによ
り強化された複合材料に係わり、詳細には特定結晶組成
を有するチタン酸カリウムウィスカーおよび熱可塑性樹
脂をマトリックスとして該ウィスカーを含む複合材料に
関する。
【0002】強化材として、炭化ケイ素ウィスカー、窒
化ケイ素ウィスカー、ホウ酸アルミニウムウィスカーお
よびチタン酸カリウムウィスカー等のウィスカーが知ら
れているが、汎用プラスチックスやエンジニアリングプ
ラスチックスの強化材として広く使用されているのはチ
タン酸カリウムウィスカーだけである。これは、チタン
酸カリウムウィスカー以外のウィスカーが余りにも高価
なためである。しかしながら、プラスチックスの強化材
として幅広く使用されている硝子繊維やワラストナイト
の価格に比べるとチタン酸カリウムウィスカーの価格は
高く、これが為にチタン酸カリウムウィスカーを含む複
合材料の用途は著しく限定されている。該複合材料の用
途を広げ、プラスチックスの強化材としてのチタン酸カ
リウムウィスカーの位置づけを更に向上させる為には、
より安価なチタン酸カリウムウィスカーを開発する必要
がある。
【0003】チタン酸カリウムウィスカーには、層状構
造を有するものとトンネル構造を有するものとがあり、
補強材に適するのはトンネル構造を有するチタン酸カリ
ウムウィスカーとされ、トンネル構造チタン酸カリウム
ウィスカーは一般に層状構造チタン酸カリウムウィスカ
ーから変換する方法で合成されている(公開特許公報昭
55ー3370号公報、昭60ー104522号公報、
昭63−30400号公報)。例えば、公開特許公報
昭63ー30400号公報によれば、まず、層状構造チ
タン酸カリウムウィスカーを合成し、この後、該ウィス
カーのカリウムの一部を水中で除去した後に600℃以
上の温度で加熱することで合成されている。尚、層状構
造を有するチタン酸カリウムウィスカーは吸湿性やカリ
ウムの溶出性が高い(藤木良規、”チタン酸カリウム繊
維の合成に関する研究”、無機材質研究所研究報告書第
34号、p.28)。一般に熱可塑性樹脂は水分やアル
カリ成分を嫌う為、層状構造チタン酸カリウムウィスカ
ーを熱可塑性樹脂、特にエンジニアリングプラスチック
スの補強材として利用する試みは特になされなかった。
【0004】[発明の解決しようとする課題]このよう
に従来のチタン酸カリウムウィスカーは高価な為、該ウ
ィスカーを充填したプラスチックスの価格も必然的に高
く設定せざるを得ず、この為極めて限定した用途でしか
使用されないとの問題点を有していた。そのため安価な
チタン酸カリウムウィスカーの開発が望まれていた。
【0005】本発明は従来よりも安価なチタン酸カリウ
ムウィスカーおよびこれを含む高性能な複合材料を安価
に提供することを目的とする。
【0006】[課題を解決するための手段]本発明者ら
は上記の課題を解決する為鋭意研究を行った結果、2θ
=10.3〜10.7°付近(以下、「A回折線」と称
す)および11.1〜11.5°付近(以下、「B回折
線」と称す)にX線回折線を有し、かつこれらの両回折
線の強度の比(IA/IB)が、0.05〜0.3であ
り、且つ不純物としてのアルミニウムの含有量とニオブ
の含有量がAl23/Nb25(モル比)で0.6以上
であるチタン酸カリウムウィスカーを熱可塑性樹脂の補
強材として使用することが効果的であることを見出し、
本発明を完成させた。
【0007】前記したように、従来の補強材用チタン酸
カリウムウィスカーはトンネル構造を有したものであ
り、層状構造チタン酸カリウムウィスカーを合成する工
程と該チタン酸カリウムウィスカーの構造をトンネル構
造に変換する工程の2度の高温での加熱処理工程を経て
製造されており、これが為にチタン酸カリウムウィスカ
ーの価格が高くなる。これに対し、本発明のチタン酸カ
リウムウィスカーは層状構造を有しており、トンネル構
造への変換工程を必要としないので、その分安価に製造
することが可能である。
【0008】本発明のチタン酸カリウムウィスカーは、
層状構造を有してはいるものの、従来の層状構造チタン
酸カリウムウィスカーが持っていた補強材としての欠点
である、高い吸湿性とカリウムの溶出性を克服した強度
の高い補強材用の新しい層状構造チタン酸カリウムウィ
スカーである。
【0009】本発明のチタン酸カリウムウィスカーは、
2O・6TiO2・nH2O組成を有する層状構造チタン
酸カリウムとK2O・9TiO2・nH2O組成を有する層
状構造チタン酸カリウムウィスカーとの混合相ウィスカ
ーであり、2θ=10.3〜10.7°(CuKα)付
近のK2O・6TiO2・nH2Oの主回折線と2θ=1
1.1〜11.5°(CuKα)付近のK2O・9TiO
2・nH2Oの主回折線との強度比(IA/IB)が、0.
05〜0.3であり、且つ不純物としてのアルミニウム
の含有量とニオブの含有量がAl23/Nb25(モル
比)で0.6以上であることを特徴とする。
【0010】本発明にかかるチタン酸カリウムウィスカ
ーは代表的には以下の方法で製造される。一般式K2
・nTiO2(但し、n=2.5〜4)で示される割合で
配合されたチタン原料化合物とカリウム原料化合物との
混合物を900〜1100℃で焼成して塊状のチタン酸
カリウムウィスカーを生成せしめ、次いで該塊状生成物
を水または温水中に浸漬してチタン酸カリウムウィスカ
ーを単一ウィスカーに分離した後、該スラリーの液温を
50〜60℃に昇温し、この後、該スラリーに強酸を添
加して該スラリーのpHを30分以内の時間で6〜8に
調整後、濾過、洗浄した後、次いで250〜350℃で
乾燥すればよい。
【0011】このチタン酸カリウムウィスカーの製造に
際し、チタン原料化合物としては、二酸化チタン、含水
酸化チタン、ルチル鉱石等を挙げることができ、カリウ
ム原料化合物としては焼成時にK2Oを生じる化合物、
例えばK2O、KOH、K2CO3およびKNO3等を挙げ
ることができる。原料化合物中に含まれるニオブはほぼ
全量がチタン酸カリウムウィスカーの結晶格子中に固溶
されるのに対し、原料化合物中のアルミニウムの一部は
カリウムと化合物を形成する為、その一部がチタン酸カ
リウムウィスカーの結晶格子中に固溶されるに止まるの
で、チタン原料化合物中に含まれるアルミニウムとニオ
ブの割合は少なくともAl23/Nb25(モル比)で
0.7以上であることが必要である。
【0012】ニオブに対するアルミニウムの含有量がA
23/Nb25(モル比)で0.7よりも小さい化合
物を原料として使用する場合には原料化合物にアルミニ
ウム化合物を添加してAl23/Nb25(モル比)で
0.7以上、1.2以下になるように調整すれば良い。
Al23/Nb25(モル比)が1.2よりも多くなる
ように添加しても、合成されるチタン酸カリウムウィス
カーの特性向上につながらないのみならず、生成するア
ルミン酸カリウムの量が多くなる為に塊状ウィスカーを
単一ウィスカーに分離することが難しくなるので好まし
くない。尚、添加するアルミニウム化合物としては、硫
酸アルミニウム、塩化アルミニウム、硝酸アルミニウ
ム、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、アルミン
酸塩等を挙げることができる。
【0013】チタン原料化合物とカリウム原料化合物と
の混合割合は、一般式K2O・nTiO2で示してnが3
〜4の範囲である。即ち、nが2.5よりも小さいと目
的とする四チタン酸カリウムウィスカーが合成されがた
く、また、nが4よりも大きいと、初生相として四チタ
ン酸カリウムウィスカー中に六チタン酸カリウムウィス
カーが混在するので、塊状のウィスカーを単一ウィスカ
ーに分離することが困難である。
【0014】焼成温度は、900〜1100℃の範囲が
好ましい。即ち、焼成温度が900℃より低いと反応が
遅く、得られるチタン酸カリウムウィスカーの長さが短
くなりすぎ、単一ウィスカーへの分離が難しく、束状凝
結物の含有量が多くなる。また、焼成温度が1100℃
よりも高い場合には塊状のウィスカーを単一ウィスカー
に分離し難くなるため束状凝結物の含有量が多くなり、
補強材として好ましくない。尚、焼成時間は0.5〜4
時間、好ましくは1〜2時間である。
【0015】塊状焼成物を単一ウィスカーに分離する操
作は、焼成物を適量の水または温水中に投入して1〜5
時間浸漬後、高剪断力を有するミキサーで撹拌すること
によりなされる。該操作終了時のスラリーのpHはスラ
リー濃度により異なるが、通常12〜13程度であり、
ウィスカーは層状構造の四チタン酸カリウム水和物およ
び二チタン酸カリウム水和物として存在する。層間から
カリウムの一部を除去するため該スラリーに酸を添加す
る。この際に、K2O・6TiO2・nH2O組成を有する
層状構造チタン酸カリウムとK2O・9TiO2・nH2
組成を有する層状構造チタン酸カリウムとの混合相ウィ
スカーを得る為には、該スラリーの温度、使用する酸の
種類、酸の添加量および添加速度等が重要である。すな
わち、該スラリーの温度は50℃以上、好ましくは50
〜70℃であり、使用する酸としては、硫酸、塩酸、硝
酸等の強酸であること、これらの酸の添加量および添加
速度は、該スラリーのpHが8〜6になる量を30分以
内の時間で添加することが本発明のウィスカーを得る為
に重要な要件である。
【0016】K2O・6TiO2・nH2O組成を有する層
状構造チタン酸カリウムは、スラリーのpHが9以上の
領域で安定な相であるが、この相をウィスカーの結晶体
内部に生成させ、ウィスカー表層部には、スラリーのp
Hが6〜9で安定なK2O・9TiO2・nH2O組成を有
する層状構造チタン酸カリウムを生成させるために初生
相の四チタン酸カリウムウィスカーに前記のような条件
で組成変換処理を施す。組成変換処理を施した後、濾
過、洗浄するが、組成変換処理から濾過するまでの時間
は5時間以内であることが望ましい。即ち、この時間が
5時間より長くなるとウィスカー結晶体の内部に存在す
るK2O・6TiO2・nH2O相の存在量が徐々に少なく
なるために吸湿性やカリウムの溶出性の高いウィスカー
に変化する。このような構造を有するチタン酸カリウム
ウィスカーの吸湿性やカリウムの溶出性が低下するの
は、K2O・6TiO2・nH2O相とK2O・9TiO2
nH2O相の層間距離の差に起因するものと推察される
が、詳細は不明である。
【0017】濾過、洗浄後の乾燥温度は250〜350
℃である。乾燥温度が250℃よりも低いと層間に存在
する水の量が多いために補強材として好ましくなく、乾
燥温度を350℃より高くしても得られるチタン酸カリ
ウムウィスカーの物性には特に差はなく、製造コストの
点から好ましくない。特に、加熱温度が500℃を越え
るとトンネル構造を有する六チタン酸カリウムと二酸化
チタンへの分解が始まるためウィスカーの強度が低下す
るとともに、この分解反応に伴って結晶構造中のカリウ
ム成分が結晶表面に析出するので遊離カリウム量が多く
なる。従って、500℃以上の温度に加熱されたウィス
カーを熱可塑性樹脂の補強材に使用すると該遊離カリウ
ムが樹脂を分解するので好ましくない。
【0018】尚、A回折線およびB回折線は乾燥温度が
高くなるに連れ高角側へ移動する。これは、該両回折線
が層状構造の層間距離に対応しており、乾燥温度の上昇
に連れて層間水の脱水が進行する為である。
【0019】チタン酸カリウムウィスカー中に含まれる
ニオブおよびアルミニウムの総量は特に規定するもので
はなく、両者のモル比が上記の範囲にあればよい。但
し、前述の説明から分かるように、両者の総量は原料中
に含まれるニオブの量に依存することになる。ちなみ
に、通常使用される原料中に含まれるニオブの量は多い
場合Nb25表示で0.6%であり、この場合にはニオ
ブとアルミニウムの総量は酸化物表示で0.9%程度と
なる。
【0020】また、チタン酸カリウムウィスカー中に含
まれるニオブおよびアルミニウム以外の不純物の含有量
はできるだけ少ない方が好ましいが、酸化物換算量で1
%以下であれば特に問題はない。すなわち、これらの不
純物含有量が1%よりも多くなると、チタン酸カリウム
ウィスカー中に含まれるアルミニウムとニオブの割合が
Al23/Nb25(モル比)で0.6以上であって
も、チタン酸カリウムウィスカーの機械的強度が低下す
るのでチタン酸カリウムウィスカーによる強化効果が低
下する。特に原子価が4価以外の元素やTi4+のイオン
半径と比較して10%以上異なるイオン半径を有する元
素がチタン酸カリウムウィスカーの結晶構造中に固溶す
る場合にチタン酸カリウムウィスカーの機械的強度が低
下する割合が大きく好ましくない。
【0021】また、チタン酸カリウムウィスカーの形状
は、平均長が5μm以上で且つ平均アスペクト比(平均
長/平均径)が10以上であることが好ましい。
【0022】本発明に使用される熱可塑性樹脂として
は、ポリプロピレン、ABS、塩化ビニール等の汎用プ
ラスチックスや、ポリアミド、ポリアセタール、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、
ポリフェニレンサルファイド、液晶ポリマー等のエンジ
ニアリングプラスチックス、あるいはこれらのアロイ等
をいい、通常用いられる熱可塑性樹脂は何ら問題なく使
用される。
【0023】チタン酸カリウムウィスカーとプラスチッ
クスとの配合割合は、チタン酸カリウムウィスカーが3
〜50重量%である。すなわち、チタン酸カリウムウィ
スカーの配合割合が3重量%より小さい場合にはチタン
酸カリウムウィスカーによりプラスチックスを強化する
効果が非常に小さく、逆にチタン酸カリウムウィスカー
の配合割合が50%を越える範囲においては、成形加工
性が悪くなるだけではなく、複合材料のコストが高くな
るので好ましくない。
【0024】本発明にかかる複合材料の製造に際して
は、シランカップリング剤等の表面処理剤による処理を
施されているチタン酸カリウムウィスカーを使用する方
が分散性の点で好ましい。この表面処理されたチタン酸
カリウムウィスカーを使用する方法としては、予め表面
処理剤による処理が施されているものを利用する方法
と、チタン酸カリウムウィスカーとプラスチックスとを
混練する際に表面処理剤を添加する方法とがあるが、予
め表面処理剤による処理が施されたチタン酸カリウムウ
ィスカーを使用する方が、処理剤の効果がより大きい。
【0025】本発明で使用できるシランカップリング剤
としては、例えば、γ−アミノプロピル・トリエトキシ
シラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピ
ル・トリメトキシシラン等のアミノ系シランカップリン
グ剤、γ−グリシドキシプロピル・トリメトキシシラ
ン、β−(3,4エポキシシクロヘキシル)エチル・ト
リメトキシシラン等のエポキシ系シランカップリング
剤、ビニル・トリメトキシシラン、ビニル・トリエトキ
シシラン、ビニル・トリス(2−メトキシエトキシ)シ
ラン等のビニル系シランカップリング剤、γ−メルカプ
トプロピル・トリメトキシシラン等のメルカプト系シラ
ンカップリング剤およびγ−メタクリロキシプロピル・
トリメトキシシラン等のアクリル系シランカップリング
剤が使用できる。シランカップリング剤の添加量は、チ
タン酸カリウムウィスカーに対し、2.0重量%以下が
好ましい。即ち、表面処理剤の量がこの量を越えるとか
かる効果が既に飽和しているため、多く加える意味がな
い。
【0026】本発明の複合材料には、複合材料本来の物
性に悪影響を与えない範囲で、その用途、目的に応じて
難燃剤、熱安定剤、滑剤等の各種添加剤の1種または2
種以上を添加することができる。また、所望の物性を付
加する目的で他の充填材を混合使用することができる。
本発明で使用するチタン酸カリウムウィスカーは従来の
市販ウィスカーよりも少ない添加量でプラスチックスの
強度を所望の強度まで向上させることができるだけでは
なく、従来のチタン酸カリウムウィスカー充填では達成
することができなかった高い機械的強度を持つ複合材料
を得ることができる。
【0027】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明する。以下の実施例は単に例示の為に記すもので
あり、発明の範囲がこれらによって制限されるものでは
ない。
【0028】実施例 1 TiO2 30%、Nb25 0.129%、Al23
0.017%を含むメタチタン酸スラリー4700g中
にAl23として50g/リットルの硫酸アルミニウム
水溶液18mlを加えた後20分間撹拌した。この後炭
酸カリウム粉末730gを添加混合した後、入口温度2
70〜280℃、出口温度80〜85℃の条件で噴霧乾
燥した。次に、該粉末をアルミナ製ルツボに入れ、電気
炉中で昇温速度200℃/時、焼成温度940℃、保持
時間1時間の条件で焼成した後、150℃/時の速度で
降温した。この焼成物は、以下で「実施例1で得られた
焼成物」と称される。
【0029】焼成物をステンレス製容器中12リットル
の温水に投入して4時間浸漬した後、3000rpmで
撹拌を開始し、浴温度を60℃に調整した。該スラリー
のpHは12.7であった。5N−塩酸を滴下して該ス
ラリーのpHを7まで15分で低下させた。更に撹拌を
30分間続けた後、再度該スラリーのpHを7に調整し
た。次いで、濾過、洗浄し、300℃で乾燥した。該チ
タン酸カリウムウィスカーをX線回折により同定したと
ころ、2θ=10.4°のA回折線と2θ=11.3°
のB回折線の強度比(IA/IB)は0.16であった。
X線回折図を第1図に示す。走査型電子顕微鏡により該
ウィスカーを観察したところ、平均的な長さは13μm
であり、平均径は0.3μmであった。また、BET法
により比表面積を測定したところ8.5m2/gであっ
た。
【0030】該チタン酸カリウムウィスカーを化学分析
により調べたところ、Nb25 0.355%、Al2
3 0.092%、Fe23 0.006%、MgO 0.
008%、CaO 0.085%、ZnO 0.011
%、P25 0.008%、SiO2 0.006%等の不
純物を含み、TiO2/K2O(モル比)は7.6であっ
た。
【0031】また、粉末X線回折法により高純度ケイ素
粉末(99.9%)を内部標準に用いて(605)格子
面間隔dを求めたところ、1.6770Åであった。
【0032】該ウィスカーを相対湿度80%の空気中に
100時間放置した時の吸湿量を調べたところ0.7%
であった。吸湿後のウィスカーをX線回折により調べた
が、X線回折図には特に変化はなかった。また、100
ミリリットルの純水中に該ウィスカー10gを浸漬し1
0分後の上澄液のpHを測定したところ9.3であっ
た。
【0033】実施例 2 チタン工業製アナターゼ型酸化チタン(KV−200、
Nb25 0.156%、Al23 0.072%)14
50gと炭酸カリウム740gとを乾式混合した後、ア
ルミナ製ルツボに入れ、電気炉中で昇温速度150℃/
時、焼成温度950℃、保持時間1時間の条件で焼成し
た後、150℃/時の速度で降温した。
【0034】焼成物を実施例 1と同様な操作により処
理してチタン酸カリウムウィスカーを得た。該チタン酸
カリウムウィスカーをX線回折により同定したところ、
2θ=10.4°のA回折線と2θ=11.3°のB回
折線の強度比(IA/IB)は0.15であった。走査型
電子顕微鏡により該ウィスカーを観察したところ、平均
的な長さは13μmであり、平均径は0.3μmであっ
た。また、BET法により比表面積を測定したところ
8.6m2/gであった。
【0035】該チタン酸カリウムウィスカーを化学分析
により調べたところ、Nb25 0.131%、Al2
3 0.055%、Fe23 0.008%、MgO 0.
008%、CaO 0.101%、ZnO 0.011
%、P25 0.008%、SiO2 0.006%等の不
純物を含み、TiO2/K2O(モル比)は7.6であっ
た。
【0036】また、粉末X線回折法により高純度ケイ素
粉末(99.9%)を内部標準に用いて(605)格子
面間隔dを求めたところ、1.6769Åであった。
【0037】該ウィスカーを相対湿度80%の空気中に
100時間放置した時の吸湿量を調べたところ0.7%
であった。吸湿後のウィスカーをX線回折により調べた
が、X線回折図には特に変化はなかった。また、100
ミリリットルの純水中に該ウィスカー10gを浸漬し1
0分後の上澄液のpHを測定したところ9.3であっ
た。 比較例 1 TiO2 30%、Nb25 0.129%、Al23
0.017%を含むメタチタン酸スラリー4700g中
に炭酸カリウム粉末730gを添加混合した後、入口温
度270〜280℃、出口温度90〜95℃の条件で噴
霧乾燥した。次に、該粉末をアルミナ製ルツボに入れ、
電気炉中で昇温速度200℃/時、焼成温度950℃、
保持時間1時間の条件で焼成下後、150℃/時の速度
で降温した。この焼成物は、以下で「比較例1で得られ
た焼成物」と称される。
【0038】焼成物をステンレス製容器中12リットル
の温水に投入して4時間浸漬した後、3000rpmで
撹拌を開始し、浴温度を60℃に調整した。該スラリー
のpHは12.7であった。5N−塩酸を滴下して該ス
ラリーのpHを7まで15分で低下させた。更に撹拌を
30分間続けた後、再度該スラリーのpHを7に調整し
た。次いで、濾過、洗浄し、300℃で乾燥した。該チ
タン酸カリウムウィスカーをX線回折により同定したと
ころ、2θ=10.4°のA回折線と2θ=11.3°
のB回折線の強度比(IA/IB)は0.16であった。
走査型電子顕微鏡により該ウィスカーを観察したとこ
ろ、平均的な長さは14μmであり、平均径は0.3μ
mであった。また、BET法により比表面積を測定した
ところ8.6m2/gであった。
【0039】該チタン酸カリウムウィスカーを化学分析
により調べたところ、Nb25 0.355%、Al2
3 0.040%、Fe23 0.006%、MgO 0.
008%、CaO 0.085%、ZnO 0.011
%、P25 0.008%、SiO2 0.006%等の不
純物を含み、TiO2/K2O(モル比)は7.6であっ
た。
【0040】また、粉末X線回折法により高純度ケイ素
粉末(99.9%)を内部標準に用いて(605)格子
面間隔dを求めたところ、1.6781Åであり、実施
例1のチタン酸カリウムのそれよりも大きい値であっ
た。これは実施例 1のチタン酸カリウムの結晶格子の
中にTi3+よりもイオン半径の小さいAl3+がTi3+
置換固溶した為と考えられる。
【0041】該ウィスカーを相対湿度80%の空気中に
100時間放置した時の吸湿量を調べたところ0.7%
であった。吸湿後のウィスカーをX線回折により調べた
が、X線回折図には特に変化はなかった。また、100
ミリリットルの純水中に該ウィスカー10gを浸漬し1
0分後の上澄液のpHを測定したところ9.3であっ
た。
【0042】比較例 2 比較例 1の焼成物をステンレス製容器中12リットル
の温水に投入して4時間浸漬した後、3000rpmで
撹拌を開始し、浴温度を60℃に調整した。該スラリー
のpHは12.7であった。5N−塩酸を滴下して該ス
ラリーのpHを7まで60分で低下させた。更に撹拌を
30分間続けた後、再度該スラリーのpHを7に調整し
た。次いで、濾過、洗浄し、300℃で乾燥した。
【0043】該チタン酸カリウムウィスカーをX線回折
により同定したところ、2θ=10.4°付近のK2
・6TiO2・nH2Oの回折線は観察されず、K2O・9
TiO2・nH2Oの単一相であった。X線回折図を第2
図に示す。走査型電子顕微鏡により該ウィスカーを観察
したところ、平均的な長さは14μmであり、平均径は
0.3μmであった。また、BET法により比表面積を
測定したところ8.7m2/gであった。
【0044】該チタン酸カリウムウィスカーを化学分析
により調べたところ、該ウィスカーの組成はTiO2/K
2O(モル比)で9.0であった。
【0045】該ウィスカーを相対湿度80%の空気中に
100時間放置した時の吸湿量を調べたところ2.3%
であった。吸湿後のウィスカーをX線回折により調べた
が、X線回折図には特に変化はなかった。また、100
ミリリットルの純水中に該ウィスカー10gを浸漬し1
0分後の上澄液のpHを測定したところ9.9であっ
た。
【0046】比較例 3 比較例 1の焼成物をステンレス製容器中12リットル
の温水に投入して4時間浸漬した後、3000rpmで
撹拌を開始し、浴温度を60℃に調整した。該スラリー
のpHは12.8であった。5N−塩酸を滴下して該ス
ラリーのpHを9.5まで60分で低下させた。更に撹
拌を30分間続けた後、再度該スラリーのpHを9.5
に調整した。次いで、濾過、洗浄し、300℃で乾燥し
た。
【0047】該チタン酸カリウムウィスカーをX線回折
により同定したところ、2θ=11.3°付近のK2
・9TiO2・nH2Oの回折線は観察されず、K2O・6
TiO2・nH2Oの単一相であった。X線回折図を第3
図に示す。走査型電子顕微鏡により該ウィスカーを観察
したところ、平均的な長さは14μmであり、平均径は
0.3μmであった。また、BET法により比表面積を
測定したところ8.7m2/gであった。
【0048】該チタン酸カリウムウィスカーを化学分析
により調べたところ、該ウィスカーの組成はTiO2/K
2O(モル比)で6.0であった。
【0049】該ウィスカーを相対湿度80%の空気中に
100時間放置した時の吸湿量を調べたところ1.9%
であった。吸湿後のウィスカーをX線回折により調べた
が、X線回折図には特に変化はなかった。また、100
ミリリットルの純水中に該ウィスカー10gを浸漬し1
0分後の上澄液のpHを測定したところ10.9であっ
た。
【0050】比較例 4 比較例 2および3で得られたチタン酸カリウムウィス
カーを種々の割合で混合して、室温で相対湿度80%の
空気中に100時間放置した時の吸湿量、100ミリリ
ットルの純水中に該ウィスカー10gを浸漬し10分後
の上澄液のpHを調べた。結果を第1表に示す。
【0051】 実施例 3 実施例 1、2および比較例 1〜3のチタン酸カリウ
ムウィスカー表面に0.7%のγ−グリシドキシプロピ
ル・トリメトキシシランを処理した試料20重量部とポ
リアセタール樹脂(ポリプラスチックス製、商品名:ジ
ュラコンM90)80重量部とを、ナカタニ機械製2軸
押出機AS−30により220℃で溶融、混練してペレ
ットとした。該ペレットを110℃で10時間乾燥した
後、山城精機製作所製SAV−30−30型射出成形機
により、シリンダー温度210℃、金型温度80℃の条
件で射出成形し、引張強度および曲げ強度測定用試験片
を得た。強度測定結果を第2表に示す。
【0052】比較例 2および3のチタン酸カリウムウ
ィスカーとポリアセタール樹脂とを混練する際には、樹
脂の分解による刺激性のガスが多く発生するとともに、
得られた試験片は黄色を帯びていた。これに対し、実施
例 1、2および比較例 1のチタン酸カリウムウィス
カーとポリアセタール樹脂とを混練する際のガスの発生
量は、樹脂のみを同一温度で混練した時と特に差はな
く、また得られた試験片の色は白色であった。
【0053】 実施例 4 実施例 1の焼成物をステンレス製容器中12リットル
の温水に投入して4時間浸漬した後、3000rpmで
撹拌を開始し、浴温度を60℃に調整した。該スラリー
のpHは12.7であった。5N−塩酸を滴下して該ス
ラリーのpHを6.5まで10分で低下させた。更に撹
拌を30分間続けた後、再度該スラリーのpHを6.5
に調整した。次いで、濾過、洗浄し、300℃で乾燥し
た。
【0054】該チタン酸カリウムウィスカーをX線回折
により同定したところ、2θ=10.4°のA回折線と
2θ=11.3°のB回折線の強度比(IA/IB)は
0.11であった。X線回折図を第4図に示す。走査型
電子顕微鏡により該ウィスカーを観察したところ、平均
的な長さは14μmであり、平均径は0.3μmであっ
た。また、BET法により比表面積を測定したところ
8.5m2/gであった。このウィスカーを化学分析に
より調べたところ純度および組成は実施例 1と同じで
あった。
【0055】比較例 5 比較例 1の焼成物を実施例 4と同様な条件で処理し
てチタン酸カリウムウィスカーを得た。
【0056】該チタン酸カリウムウィスカーをX線回折
により同定したところ、2θ=10.4°のA回折線と
2θ=11.3°のB回折線の強度比(IA/IB)は
0.11であった。X線回折図を第1図に示す。走査型
電子顕微鏡により該ウィスカーを観察したところ、平均
的な長さは14μmであり、平均径は0.3μmであっ
た。また、BET法により比表面積を測定したところ
8.6m2/gであった。このウィスカーを化学分析に
より調べたところ純度および組成は比較例 1と同じで
あった。
【0057】実施例 5 実施例 4および比較例 5のチタン酸カリウムウィス
カー表面に0.7%のγ−グリシドキシプロピル・トリ
メトキシシランを処理した試料20重量部とポリブチレ
ンテレフタレート樹脂(ポリプラスチックス製、商品
名:ジュラネックス2000)80重量部とを、ナカタ
ニ機械製2軸押出機AS−30により250℃で溶融、
混練してペレットとした。該ペレットを100℃で10
時間乾燥した後、山城精機製作所製SAV−30−30
型射出成形機により、シリンダー温度250℃、金型温
度70℃の条件で射出成形し、引張強度および曲げ強度
測定用試験片を得た。強度測定結果を第3表に示す。
【0058】 実施例 6 実施例 4および比較例 5のチタン酸カリウムウィス
カー表面に0.6%のγ−グリシドキシプロピル・トリ
メトキシシランを処理した試料20重量部とナイロン樹
脂(宇部興産製、商品名:UBEナイロン2020B)
80重量部とを、ナカタニ機械製2軸押出機AS−30
により280℃で溶融、混練してペレットとした。該ペ
レットを100℃で10時間乾燥した後、山城精機製作
所製SAV−30−30型射出成形機により、シリンダ
ー温度280℃、金型温度80℃の条件で射出成形し、
引張強度および曲げ強度測定用試験片を得た。強度測定
結果を第4表に示す。
【0059】 実施例 7 実施例 4および比較例 5のチタン酸カリウムウィス
カー7重量部とポリプロピレン樹脂(宇部興産製、商品
名:UBEポリプロJ709HK)93重量部とを、ナ
カタニ機械製2軸押出機AS−30により280℃で溶
融、混練してペレットとした。該ペレットを100℃で
10時間乾燥した後、山城精機製作所製SAV−30−
30型射出成形機により、シリンダー温度280℃、金
型温度80℃の条件で射出成形し、引張強度および曲げ
強度測定用試験片を得た。強度測定結果を第5表に示
す。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られたチタン酸カリウムウィスカ
ーのX線回折図である。
【図2】比較例2で得られたチタン酸カリウムウィスカ
ーのX線回折図である。
【図3】比較例3で得られたチタン酸カリウムウィスカ
ーのX線回折図である。
【図4】実施例1で得られたチタン酸カリウムウィスカ
ーのX線回折図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−67527(JP,A) 特開 平2−221460(JP,A) 特開 昭60−51615(JP,A) 特開 平5−221798(JP,A) 特開 平1−301516(JP,A) 特開 昭60−259627(JP,A) 特開 昭60−260425(JP,A) 特開 昭62−226896(JP,A) 特開 昭62−260796(JP,A) 特開 昭63−100100(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C30B 1/00 - 35/00 C01G 23/00 C08K 7/08 C08L 101/00 CA(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 K2O・6TiO2・nH2OとK2O・9
    TiO2・nH2Oとを含み、2θ=10.3〜10.7
    °付近、および11.1〜11.5°付近にX線回折線
    を有し、かつ前者の強度の後者の強度に対する比が0.
    05〜0.3であり、不純物としてのアルミニウム含有
    量とニオブの含有量がAl23/Nb25のモル比で
    0.6以上、1.1以下である、層状構造チタン酸カリ
    ウムウイスカー。
  2. 【請求項2】 ウイスカー内部にK2O・6TiO2・n
    2Oが、ウイスカーの外層にK2O・9TiO2・nH2
    Oが主に存在する、請求項1に記載のチタン酸カリウム
    ウイスカー。
  3. 【請求項3】 熱可塑性樹脂と請求項1または2に記載
    のチタン酸カリウムウイスカーとを含むことを特徴とす
    る複合材料。
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